山行期間 | 令和6年9月28日-30日 |
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メンバー | YSZ,MTD,TNK |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 岩稜縦走 |
今年の夏合宿で敗退した北鎌尾根
完登せねば夏が終わらないと再度3人で挑戦した。
1日目 晴れ
6:00~上高地からスタート。
予報がコロコロ変わって心配していた天気は良好で、夏の時より大分涼しい。
8:40 横尾到着 さあここからだ!
11:30 槍沢大曲りに到着し、水俣乗越へ。
12:30 水俣乗越に到着 ずっと急騰でしんどかった、、、
水俣乗越から天上沢を降りていく。
ザレザレで滑って怖い。
沢の水を途中で汲む。
15:30 北鎌の出会いに到着
北鎌尾沢を少し偵察してテントに戻る。
2日目 曇り
4;00出発
北鎌沢を登っていく。
暗かったのでヘッデンで照らしながら進んだが、気が付くと佐俣に入っていた。
右方向へ進んで行く意識はあったが、暗くてわかりづらい。
軌道修正して右俣を登っていく。
6:15 北鎌のコルに到着。
ここから稜線を進んで行く。
独標付近のルーファイが難しい。
GPSで確認しながら進むが何度か間違えてしまう。
浮石が多く、轟音を立てて岩が落下していく光景を見聞きする度に心が折れた。
先を歩く先輩方が岩陰で見えない時に、轟音だけが鳴り響き、誰かが落ちたのでは、と
岩陰から落下してくるものに目を凝らし、人ではないことを確認し、安堵した。
ガスの間を槍がのぞく。
P15地点で懸垂下降。
15:30頃に北鎌平到着。
カニハサミ岩を目指し進んで行く。
最後はロープを出して完登。
17時に槍ヶ岳登頂に!
この時間なので誰もいなかったが、3人で完登を喜んだ。
槍ヶ岳山荘におりてテントを張った。
3日目
5時に出発し、9時に横尾。
12時に上高地到着。
北鎌尾根を完登した達成感に浸りながら帰阪した。
明日からちょうど10月で、ギリギリ夏を終えることが出来た。
先輩方、リベンジ山行を企画していただき、ありがとうございました。
山行期間 | 2024年9月13日夜〜16日 |
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メンバー | NGS, DOIS, DOIA |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | バリエーション |
いつかは!と思っていた湯俣からの北鎌尾根クラシックルート。
ふっふーん♪ 念願叶い行ってきましたー!!
1日目 晴れ
七倉山荘からタクシーで高瀬ダムまで。(途中の落石箇所間1.4kmは徒歩)
タクシーの運転手さんによると、高瀬ダムは黒部ダムに次ぎ日本第2位の高さ(176m)なんだって。ロックフィルダム(注:岩石と土砂を積み上げて作る型式のダム)だからコンクリートだけで作ったものと比べてかなり長持ちするんだってよ。 作った人すげー。
7時10分、高瀬ダムを出発。
10分程歩いたところで【→至 烏帽子岳】の標識が・・はて?? なんとブナ立尾根に向かってた。慌てて引き返し、本ルートに戻った。
9時35分湯俣山荘を過ぎて、一つ目の橋を渡り水俣川に降り立つ。
沢靴に履き替え、10時渡渉開始。
水量は多くなく渡渉はとても楽しかった。
千天出合で右岸を大きな高巻き。(ピンクテープあり)
P2の取り付きで登山靴に履き替えた。
水4リットル弱と水をたっぷりと吸い込んだ沢靴を担ぐ。ひぇー重た。
P2へは激急登。
木の根っこを掴みながら進む。木の根っこが無いところは草を掴む。掴むものがないとやばいのよ。掴めるものは何でも掴まなきゃ。
15時半、P2。尾根に乗り上げた。
P2からP4までは激藪漕ぎ。目を凝らせば何となく踏み跡がある。
アザミを掴んではぎゃーと叫び、手足を血だらけにしながら目標にしていたP4のBV地に18時に到着。
2日目 雨
夜中2時頃から予報通り雨が降り始めた。雨と仲良しなガスも発生。
見通し悪く、明るくなるまで待って5時すぎに出発した。
P5は天上沢側を巻く。下に巻きすぎたので軌道修正しながら戻った。
P6はザレたルンゼを上がる。
P5、P6ともロープの出番は無かった。
P7を降りると北鎌のコル。
ここまで来れば一般道みたいなものとSNSにあったが正しく!藪漕ぎがないだけでこんなに楽なものかと感激。
独標は素直に巻いた。
逆コの字はフィックスロープあり。
独標を越えると正面に槍ヶ岳が見えるらしいが、前回同様(2年前の夏合宿)、槍ヶ岳は顔を出しちゃくれない。
この頃になると登山靴にも雨水が溜まり、立ち止まると寒くてブルブル、ガタガタと身体が震えだした。
独標以降は迷いながらも一心不乱に前に進んだ。
P15は巻かずに直登するコースをチョイス。
槍の穂先、頂上への最後の登りは有名なチムニーではなく、右に回り込みすぎたために(?)変なところに出た。
強行突破で祠裏から頂上へ。
記念撮影をしてすぐさま退散。
低体温症寸前で槍ヶ岳山荘に飛び込む。テントハムリ。イヤダ。リーダーオネガイ。ブルブル、ガタガタ・・・
願い叶い小屋泊まりとなった。ホッ。(素泊まり9,500円也)
全身ずぶ濡れになったウエアを着替え、調理室に移動。缶ビールでとりあえず乾杯!!
3日目 晴れ
最終日の朝、きれいな朝日を小屋の窓から眺める。遠くには富士山も見えている。
昨日と打って変わって清々しい空気!!
さぁ、新穂高まで下山。雨で濡れたゴロゴロ石は曲者じゃ。気をつけなきゃ。
12時、無事下山。
北鎌尾根サイコー!!
また残雪期にチャレンジしたい。
NGSリーダー、そのときはよろしくです!!
DOIA記
山行期間 | 9月7日 |
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メンバー | DOIA,UET,NGS,SKD,SZK,DOIS,TNK,YSZ |
山行地域 | 大峰 北山川水系前鬼川 |
山行スタイル | 沢登り |
9月7日(土)快晴
前鬼川へ沢登りに行ってきました。私も沢は久しぶりですが、なんとNGSさんは10年振りだそう、入渓前2人でちょっとドキドキしておりました。
前鬼林道車ゲートから直ぐに入渓でき、黒谷~前鬼川本流へ
沢のベテランUETさんが先頭で進みます、さすが早い!スキーも車の運転も早いですが沢もホント早い!「今日はめちゃくちゃ条件いい!」だそうです。
噂にたがわぬ美しい前鬼ブルー
渓流の美しさに魅了されました。癒され、飽きることがありません。
2段10mの滝、左岸を巻いて進みます。大滝上部の渡渉箇所はロープを出して渡渉
100mの美しいナメ。
滝を巻く箇所はトラロープがありましたが、念のためロープを出して通過。みなさん判断が早く行動が速やかです。
テンションも上がりどんどん進みます、あっという間に垢離取場に到着。ここで休憩と靴を履き替え登山道を通って小仲坊経由で下山。この登山道がなかなかの急登でした。
蒼く透き通る前鬼ブルーを堪能できました、とっても楽しかったです♪ メンバーの皆様ありがとうございました。
山行期間 | 2024/9/14〜9/16 |
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メンバー | DTE TNK TKD |
山行地域 | 小川山、瑞牆山 |
山行スタイル | フリークライミング |
9/14〜16の三連休で、小川山と瑞牆山へフリークライミングに行ってきました。
山行期間 | 2024年9月6日 |
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メンバー | TKD YMO Dte |
山行地域 | 名張香落渓 |
山行スタイル | クラッククライミング |
YMOさんの名張デビューでまだまだ暑い第一岩壁に行ってきました。オンサイトしていってるのは私ではなくYMOさん
直登5.10a →OS
すごいな〜私は完登まで20トライくらい?無限にしました
ゴーデンボンバー5.8(ワイド限定) →OS
ワイドクラック初めてですか。。すごすぎます・・・
カムのセットも安全安全。超できる子。就活の自己PRに使えると思います。
ナイスミドルエイジ代表TKDさんも、サキサカ1P目5.10aとゴールデンボンバーを一撃!ナイス~
ワイド練習をしているミドルエイジ100万回トライ中!
このあと丸二日動けなくなって、もうカムを全部YMOさんにあげてしまおう。といじけていました。
これなんですか5.10a→簡単そうにOSする YMOさん
と、トップロープさせてもらうだけのミドルエイジ
Golden Jam 5.9(ルーフ下の木を使わない限定)OSしたYMOさん
「木を使ったら5.7らしいです」と言ったらちゃんと限定で登っていて、初めて見ましたが木がないと奮闘的なルーフ越えみたいでした。ヘルメットぉー!!の唸り声でその木に住んでいるムササビさんも飛び出してきて、この日一番素敵なトライだった♡♡
その美しく正しい登りは何を参考にしてるか聞いてみたら、YouTubeで動画を見てるそうです。
100日くらい通っている私はなんですかという感じですが、、
またみなさん一緒に登ってください♪
Dte
山行期間 | 8/9(夜)~12 |
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メンバー | (CL) YMO,(SL) HYS,SOT,ICH |
山行地域 | 穂高 屏風岩 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
【集中登山】
幾組かのパーティーが、それぞれ別のルートをとって一つの山に登る登山の方式。
今回の夏合宿は集中登山スタイルで行われた。
山域は穂高、槍。
このパーティは2日間で屏風岩雲稜ルートを登攀、屏風の頭経由で涸沢へ行き、3日目に別パーティと合流して滝谷ドーム中央稜の登攀を目指した。(という計画でした)
以下記録
初日
上高地05:20〜横尾07:45〜岩小屋跡08:30〜T4尾根取り付き10:00~登攀開始11:00
〜T413:50〜雲稜ルート1p目終了点17:00〜T4(泊)
予約していたタクシーで上高地へ。さすが避暑地、横尾までの歩きは涼しく快適だった。
横尾で各自計5リットルの水を補充。ザックの重量は20Kgはあり、登攀前のザックとは思えない重さ。
この計画の一番の悩みどころは水だった。
横尾から15分ほどで渡渉点の岩小屋跡に到着し、渡渉開始。
水量は少なく、ひざ下くらいだったが、とにかく冷たい!あとヌメる!転ばないように慎重に渡渉してガレたルンゼを行く。
そのままガレた沢筋を歩く。朝は涼しかったが、このころになるとドピーカンで日差しが強くかなり暑い。ほんまに登れるんか、、、?
一時間ほどで取りつきに到着。取りつき付近は特にガレがひどく、落石を起こしながら取りついた。
4人なので2パーティにわかれて登攀
T4尾根 1p目 Ⅳ
傾斜の寝たフェース。横に見える大迫力の1ルンゼがカッコいい。
今回は大量の水はロープバックに入れ、荷揚げする作戦。荷揚げする方式も迷ったが、カウンターウェイトで揚げることにした。
体重を利用するのであまり力を必要とせず、システムも簡単でこれはよかったと思うが、荷揚げは荷揚げ。かなり時間がかかった。
2p目 Ⅴー
出だしが立っているが、NPも使えてまだ安心感がある。
3p目、4p目
ほぼ歩き。3p目の出だしと4p目の最後は少し悪いので念のためロープを出した。
←荷揚げ中
どこかにひっかかるとビクともしない。
セカンドが外しながら登る。
計4ピッチでT4に到着。ザックが重いので多めにロープを出した。先行したパーティが到着したのが14時前で4人そろったのは15時前。
この日予定していたBV地の扇岩、大テラスまではあと2ピッチだが、荷揚げもあるしなあ、、、
とりあえず登る。
雲稜ルート1p目 5.7
凹角に走るクラック沿いを登る。NPが使えるので安心感はあるが、十数Kgのザックを背負い、最後のハング越えは厳しい。また、最後のハングのクラック内には浮石があり気も使う。
さすが名クラシックルート。そのへんのマルチとはグレード感からして違う。辛く感じたが、これがちゃんとした5.7らしい。明日このザックを背負って登り切れるのか?と思い始める。それにしてもこれが5.7かあ、、、
このまま2P目も行きたかったが、時間も厳しく屏風の頭はあきらめT4へ下降した。
そのままT4泊。
2日目
起床05:00~雲稜ルート登攀開始06:30~雲稜ルート5P目12:00~懸垂開始~T414:30~
T4尾根取りつき17:10~渡渉~岩小屋跡~横尾18:00(泊)
前日の夜、雲稜ルートはあきらめて滝谷ドームを優先しようという話になった(つまりこの日は一般道で涸沢へ)
が、天気予報を確認してみると3日目の天気が芳しくない。このままでは屛風も滝谷も登れずじまいで合宿が終わってしまう。それはアカン、滝谷チームの方々には申し訳ないが屏風を優先することに。
大急ぎで準備して、13時をタイムリミットとして登攀開始。
雲稜ルート1p目 5.7
同ルート下降に変更したので、スピード重視でリードは空荷。
急いで登った。
2p目 5.9
個人的には核心ピッチ(3p目を人工でいくなら)
出だしの一手、遠いガバどりが核心だが足が細かい。あと残置がぼろい。
怖気づいて安易にヌンチャクをつかんでしまった、、、空荷だったのに。
そのあとのフェースも気持ち悪くつかんでしまった。重たいロープをひきずって扇岩へ(屈曲する)。気分まで重たい。
3p目 A1 (5.11c~)
人工ピッチ。屏風はボルトラダーのイメージがあるようだが、雲稜ルートの人工はこの1ピッチのみ。
お助け紐などが増えており、最上段に立たずに登れる。簡単なおまけのような人工。
←フォローするICHさん
すごい高度感。
4p目 5.9
精神的核心ピッチ。出だしの垂壁が脆く、ポロポロしている。ムーブはわかりやすいが怖い。
垂壁を登り終えるとトラバースして草付きのルンゼを登る。
5p目 5.7
スラブ主体のピッチ。スラブをクラック沿いに登りハング下を左に避け、再びスラブ。
夏だからか後半はブッシュが多く、ただでさえ少ないホールドがどこにあるのかわからない。
最後らへんはブッシュをつかんで登った。雑草は意外とつよい。
同ルート下降ではこの5p目までで終わらせることが多いらしい。例にもれず、ここを最高到達点とした。
ちなみに5p目の終了点は3点あるが、うち一本のリングボルトが折れていた。雲稜ルートは上に行くほど終了点が悪くなるイメージ。
全員が揃うのを待って懸垂開始。
懸垂点のことを除けば、あの高度感からの懸垂は最高だ。
5p目から5回の懸垂でT4、T4からも5回。計10回の懸垂でT4尾根取りつきへ到着。
あとは横尾まで下山。
3日目
横尾~上高地
この日は滝谷の予定だったが、天気の問題もあり一足先に帰ろう、、、と思ったら横尾で別チームと遭遇。
ほかのチームも天気や合流の関係(すみませんでした)で下山とのことでした。
見送った後、こちらも遅れて上高地へ下山。
昨年、同ルート下降で経験させていただきましたが、屏風の頭に抜けるか、抜けないかでここまで内容が変わるとは思いもしませんでした。見通しが甘すぎました。もっと重荷の登攀に慣れておくべきでした。
あと、屏風は西面であり、全員が灼熱地獄のクライミングを想像していましたが、昼頃からは壁の陰に入り快適でした。
結果は敗退でしたが、初めての経験も多くこれからに活かせる山行であったと思います。
ありがとうございました。
装備(1パーティ毎)
ハーフロープ×2、カム#0.3~#2、ナッツ奇数、アルヌン60cm×10、アルヌン120cm×4、240㎝スリング、アブミ、フィフィ、ハンマー、ハーケン数枚、捨て縄、マイクロトラクション×2(荷揚げ用)など
山行期間 | 2024/9/17〜18 |
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メンバー | SZK, UET, DOIS, DOIA |
山行地域 | 岐阜県 |
山行スタイル | 沢登り |
朝5時、眠たい眠たい、まだ寝たーい、でも起きなきゃ。朝はいつもツライ。
付知峡キャンプ場跡に駐車し林道を下って行く。
高樽の滝近くでテントを張っているバングラデシュ人ファミリー発見。UET師匠が話しかけに行ったらパキスタン産の立派なマンゴーを2つもくれた。今晩のデザートや。テンションあがるわー。
8時、橋の横から下りて入渓。
まず驚いたのは関西圏の沢とは段違いに水がキレイ。透明度が半端ない。
バシャバシャと川に入る。冷たくて気持ちよし。
この日、胸まで浸かったのは一箇所のみ。簡単な歩きの沢登りだけど水が美しくて飽きがこないんだよ。
みんな是非体験してみて!
お昼前には駐車地に戻ってきた。まだ釣りには時間が早いのでお昼寝ターイム!蚊取り線香をいっぱい焚くのを忘れずに!アブ、ブヨにやられるよ。
15時、そろそろと釣りに出発。
近くの橋から下りてまずエサ付けから。ここはUET師匠に教えを乞う。エサはブドウ虫。蛾の幼虫らしい。うにょうにょしてて素手で触る勇気なし。DOISに付けてもらいいざ出陣。
SZKさんはちゃんと自分で付けてた。流石じゃ。
皆其々、適度に離れながら釣り糸を垂らす。移動しながら魚が潜んでいそうな場所を探すが、ヒットせず。
結局、釣り経験者のUET師匠がアマゴ一匹ゲットしたのみ。UET師匠、流石じゃなー!!
夕食の時間。
まずは定番のウインナー。火で炙りながらかじりつく。度合ランプの宿で調達したビールで流し込む。ぷはー、うめぇーなぁ。あとは飯盒で炊いたご飯、煮豆、缶詰焼き鳥、目玉焼き、枝豆、冷奴、お味噌汁などなど。
メイン無いやん。アマゴなどの魚をいっぱい釣る予定をしていたのでサイドメニューOnlyになってしまった。なんということでしょう・・・涙
デザートは頂き物のパキスタンマンゴー。「衝撃の美味しさ!」(by tmk)「こりゃうまいな!」(by UET師匠)
ほんと濃厚でめちゃくちゃ美味しい!調べてみるとコストコで売ってるみたい。これも皆んな試してみて!
〆のコーヒーで今宵の宴は終了。
2日目
5時半から釣り開始。
朝は魚も人間と同じでお腹ぺっこぺこだからエサに喰らい付いてくるというので気合い充分。しかし全然釣れない。
唯一、DOISの釣り針に引っかかったのは尺物のイワナ。でも死んでるのよー、めちゃ笑えるー!(注:1尺=30.3cm)
SZKさんは友人のお父様から譲り受けた高級竿で挑むもノーヒット。(UET師匠、DOI家は1,500円の釣竿使用)
「釣りは道具ではなく腕である。」
ということがよくわかった。(が、帰阪後釣竿を新調したDOI家…なんでやねん!)
釣れなかったけど楽しかった。
たまにはこんなゆるゆる山行もいいね。
岐阜県中津川市といえば栗。
帰りに栗菓子を買って灼熱の大阪に帰りました!
次は大漁やー!!
DOIA記
山行期間 | 2020/8/10〜8/12 |
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メンバー | NGS SZK DOIA OTK MTM TKD |
山行地域 | 北アルプス 穂高連峰 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
8/10 晴れ
前日夜に大阪を離れ、あかんだな駐車場へ。ろくに仮眠もとれぬまま5:20のバスに乗り込み、6:00上高地をスタートしました。下界に比べれば上高地は涼しかったですが、歩き出すとやはり暑い。8:00岳沢小屋に着くまでにはしっかり汗をかいていました。
ここから先は水を確保できる場所がないため、翌日のBV地まで困らない量の水を担がねばなりません。というわけで、各自5ℓの水を補給。軽い歩荷レベルの重さになったザックに足腰をガタガタいわせながら、8:30天狗沢を登ります。岩にマーキングがあるため道を間違いはしないですが、上がるほどにガレが酷くなり、足場を慎重に選んで落石させないよう注意が必要です。ヘロヘロになりましたが、なんとか11:15天狗のコルに着きました。
西穂〜奥穂の縦走路、はじめて来ました。これが最難レベルの一般路か〜と感慨にふけるには余りにも重い荷物に、さっさと歩き終えたいと思いながら、我慢強く歩を進めます。岩稜歩きですが、幸い特に危険を感じるような道ではありませんでした。途中で休憩も挟みつつ、14:00ようやくBV地であるコブ尾根の頭とジャンダルムのコルまで到着。
やはり標高が高いと少し動くだけでも息苦しく、おまけに頭痛もしてきます。天気が良すぎて直射日光が厳しく暑すぎです。ある程度陽が落ちるまで時間を潰し、就寝としました。
8/11 晴れ
4:00起床。ここに帰ってくるのでアタック装備のみとし、登攀装備も身につけ、5:20いよいよ飛騨尾根を登るため出発です。下降するαルンゼは目の前。右岸を壁伝いに下りていきます。下調べで散々書かれていましたが、これが無茶苦茶なガレ沢で、全て浮石と言っていいほどに不安定。不用意に足を置けば簡単に岩雪崩を起こします。気の抜けない下りで、どうしても時間がかかります。下調べどおり、1つ目の小滝をクライムダウン、2つ目の小滝もクライムダウン。いずれも慎重に下りれば大丈夫です。3つ目の小滝の落口、錆びたハーケン2枚に捨て縄がかけられていました。ここに6:00着。気をつければクライムダウンできなくはない感じですが、やはり懸垂下降する事にしました。
20〜30m降りたあたりで懸垂終了。飛騨尾根に向かえそうなバンドが見えたため、適当に歩けそうなところを選んでどんどんトラバースし、7:00うまいこと目的であった取り付きのT2まで歩いてくることが出来ました。壁に#2サイズ程度のクラックが走っています。電光クラックというらしいです。ハーケンで支点をとり、ロープを用意し、クライミングシューズを履いて、飛騨尾根の登攀スタートです。
クラックはあってもジャミング技術は不要で、周辺にホールドが沢山あります。ランニングプロテクションはほとんどカムとナッツでとりましたが、時々ハーケンもあり。終了点はピナクルで作るといった感じで登っていきました。
3ピッチで9:00頃T1まで。ここでリードをOTKさんに交代し、更に3ピッチロープを伸ばしてジャンダルム頂上まで(最後のピッチは一般道と合流してしまうので蛇足でした。ロープをしまって歩いたほうが良いです)。
11:00飛騨尾根完登。クライミング自体は正直言って簡単です。堡塁岩のⅢ級より簡単だと思います。飛騨尾根は困難なクライミングを求めて行く場所ではなく、最高のロケーションの中でクライミングを楽しむ場所だと感じました。どこを見ても絶景で、すごい高度感と露出感。「アルパインクライミングやってる!」と実感できる素晴らしいルートでした。
さて、デボしていた荷物を回収し、大休憩をとり、本日の目的地である涸沢を目指します。13:00ウマの背を通過し、13:45奥穂高岳の頂上へ。気をつけて歩けば問題ないですが、ちょっと緊張感のある場所もあるため、長く続くと消耗しそうな縦走路だなと思いました。
14:40穂高岳山荘から長ったらしいザイテングラードを辛抱しながら下り、16:50涸沢ヒュッテ着となりました。偶然ですが、ほぼ同じタイミングで北鎌尾根チームも涸沢に着いており、幕営したあと皆で集まって夕食を摂るなどでき、図らずも合同合宿らしい体験ができたと思います。
本当はもう1泊して滝谷に行く予定だったメンバーもいたのですが、他パーティとの合流が難しくなったり、翌日の天気が下り坂だったりしたこともあり、全員で下山することを決め、就寝しました。
8/12 晴れ→雨?
昼以降に雨予報だったため、早起きして5:00涸沢を出発。6:10本谷橋、7:10横尾と順調に下ってきました。横尾では屏風岩チームと会う事ができ、予定通りにはいかなかったものの、全員無事に夏合宿が終えられるであろうことに安心しました。その後も8:20徳沢、9:10明神と何の変哲もない道をひたすら歩き、足裏の痛みが限界に近づいた10:20、やっと河童橋まで帰ってきて、夏合宿終了となりました。
山行期間 | 令和6年8月10日-12日 |
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メンバー | YZM、MTD,TKHS、TNK |
山行地域 | 槍ヶ岳ー北穂高岳 |
山行スタイル | 岩稜縦走 |
夏合宿で北鎌尾根に4人で挑戦
8月9日(金)夜離阪 平湯温泉前の宝タクシーの駐車場で仮眠 4時起床
4時45分よりタクシーで約30分 上高地に
梓川沿いを歩いて行く
8時に横尾到着 吊橋を見て、帰りはここを渡って無事に戻ってきたいと思う。
10時に槍沢ロッヂ 10時45分にババ平到着 とても暑い、、、給水箇所が沢山あるので水の節約は気にしなくてよい
槍沢大曲りをちょっと行き過ぎてしまう。
12時20分頃に戻り、水俣乗越に向かうが、、、
スピードが足りない。リーダーの苦渋の判断で、槍沢大曲りから槍沢・天狗原分岐を経て殺生ヒュッテに向かった。16時50分着 明日は槍ヶ岳から大喰岳・中岳・南岳・大キレット・北穂高から涸沢ヒュッテに向かう。
翌朝から無事に予定ルートを通過し、8月12日の午前中には上高地に戻ってきた。
槍の頂上で見た北鎌尾根が美しかった。またリベンジして登りたい。
山行期間 | 2025年8月8日 |
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メンバー | MZN、MRK、MTM |
山行地域 | 前鬼川 |
山行スタイル | 沢登り |
山行期間 | 2024年7月19日~21日 |
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メンバー | TNK YSZ |
山行地域 | 後立山 |
山行スタイル | 縦走 |
夏合宿に向けたトレーニングとして猿倉~不帰ノ嶮~唐松岳を計画しました。前夜の天気予報では1日目朝のうち小雨、その後土日曜とも晴れ予報、これは気持ちよく後立山の岩稜歩きを楽しめそう。と離阪しました。
猿倉駐車場で仮眠し6時ごろに出発、当初予定の白馬大雪渓が通行止めのためエスケープルートだった白馬鑓温泉を経由し天狗山荘へ向け出発。しばらくすると小雨が降りだす、「予報通りね。」などと余裕で歩いていましたが、次第に雨脚が強くなり大雨に、登山道は川のようになり次第に滝のように水が流れ沢歩き状態に。高山植物の綺麗な時期ですが、愛でる余裕な~し。
雪渓トラバース
白馬鑓温泉に10時半ごろ到着、雨宿りし天候の回復を待つ。待機している間にも身体は冷えて寒い。ここから天気は回復予報だが風はあり、稜線は強風と情報を得ていたので、低体温症のリスクがあるので今日はここまでとすることにした。
幕営し、先ずは温泉に入り冷えた身体を温めホッとする。そこからは濡れたウエア類、靴をせっせと乾かす。
午後から天気は回復し青空になりましたが、風は強くなって来ました。
明朝の天気が良ければ早朝出発で不帰から唐松岳へ行こうと話していましたが、夕方の予報では夜半から雨予報、残念ですが明日はこのまま下山とすることに決め、また温泉に入りまったりすることに、、、。
翌朝4時、天気予報を確認すると霧雨から曇りの予報に変わっている、急いで用意し稜線までピストンすることにする。鎖場を通過しお花畑辺りになるとガスが湧いてきて風が強くなる。
稜線に着くと強風で辺りは真っ白。寒い!写真を撮って速攻下山。
白馬槍ヶ岳もガスの中
風を避けて雨具を着ると同時に霧雨が降り出してきてたので急ぎ足で下る。テント場に戻ったころ雨があがり、ゆっくり休憩して猿倉に向け下山する。次第に長野県側から晴れ間が広がり気温も上昇、日差しがきつくなり喉が渇くほどに。今度は暑い!暑い!と言いながら無事下山。
天候が予報より荒天し目まぐるしく変わる2日間でした。縦走はできませんでしたが色々と経験できました。TNKさんは雨の中の山行経験があまりなかったそうで学ぶことがあったようです。判断の難しいお天気でしたがお互いにまた一つ経験値を上げれましたね。
またリベンジしようと話しながら帰阪しました。
山行期間 | 2024/7/7 |
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メンバー | YMZ,ABE(記) |
山行地域 | 大台ヶ原 |
山行スタイル | マルチピッチクライミング |
行きたかったサマーコレクションに行って来ました。
前夜発で、当日朝一番の朝8時30分のレクチャーを受けます。大台ヶ原ビジターセンターに早く着きすぎたので、私は付近を散歩してました。朝から暑いです。
山行期間 | 2024/7/13-7/14 |
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メンバー | NGS DOIA OTK SZK |
山行地域 | 剱岳 源次郎尾根 |
山行スタイル | バリエーション |
3連休は八峰縦走(下半~上半)を予定していたが、天候不順の予報。3日の予定を2日に切り上げ、天気のよさそうな1日目に源次郎尾根を登ってしまう予備案に変更となった。源次郎尾根に行くのは初めて。ワクワク!
気のきくDOIさんが切符を事前に手配してくれていたのでスムーズにケーブル、バスで室堂へ!
雷鳥沢から剱御前小屋まではしんどい登り。本当に苦手。メンバーに遅れがちになる。剱沢小屋で水を汲み、剱沢を降りる。まだまだ序盤。
平蔵谷出合から踏み跡をたどりとりつきへ。ほんまにここかなあ、といろいろ周りをみてみるが、ほかに登れそうなところはないので、難しそうなところを登る。ロープを出してOTKさんトップ。私は最後。難儀しながら乗り上げたところでNGSさんに作っていただいたアブミを回収する際に長シュリングを落としてしまった。すみません・・・
源次郎尾根は木登り、と聞いていたがその通り。足元が濡れてずるずる滑る急斜面が本当に怖かった。右手におそらく残雪期に使うルンゼが見え上部にはニッコウキスゲが咲き乱れていた。本当にきれい。
その後ロープを2回出したがどちらもOTKさんがトップで大活躍、ありがとうございます!
日暮れまでには頂上にたどり着きたい、そうであれば18時までには懸垂しておきたい、と話しながら登る。I峰まで本当に長い。II峰までも長い。ようやくII峰にたどり着いたときは17時、懸垂の準備をする。それまで暑くて汗が噴き出していたが夕暮れとともに気温が下がり一気に体が冷え、私だけ震えだす。危険を感じ、雨具を着てようやく落ち着いた。
「素晴らしいロケーションのなか豪快な」と表現される懸垂下降は、そんな状態のため安全に懸垂下降することに必死で景色はほぼみていない。
3連休の天気予報がよくないせいか、熊の岩には誰もいない。去年と同様雪も少なく、お盆も誰もいない熊の岩になりそうだ。
岩を乗り越え浮石だらけの斜面を登ると・・・・DOIさんが、見えた!と頂上の社を示してくれた。ここでメンバーがそろうのを待って、みんなで頂上!
日の入り後だったので記念写真は翌朝にお預け。BV地を探しテントを張る。雪渓から水をとるのは難しそうなのでゴミ袋に雪渓を崩し集め水を作ることに。ここで大きな雪の塊を作り出すことにやりがいを感じていたけど鍋にはいりにくく融かしづらい。こういうときは小さいものをとることが〇。
翌日は剱沢 で雨が降り出したため立山稜線を歩くことはあきらめ剱御前から雷鳥沢に向けて下降。雷鳥沢から室堂までは本降りで瞑想修行。
7/13 8:10 室堂ー11:20剱沢キャンプ場ー12:03平蔵谷出合ー16:37源次郎尾根I峰ー17:30源次郎尾根II峰ー19:40剱岳ーBV地
7/14 5:28剱岳ー8:15剱沢キャンプ場ー10:22雷鳥沢キャンプ場ー11:07室堂
山行期間 | 6/15 |
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メンバー | MTU,OTK,YMO |
山行地域 | 御在所 東多古知谷 |
山行スタイル | 大滝登攀 |
大滝登攀をしに、御在所にある百閒滝(ひゃっけんたき)に行ってきました。
憧れの大滝登攀。危ないイメージがあるし迷ったが、この百間滝は入門で、記録も多く、沢登りの経験がほとんどない自分でも行けそう?とおもえたのでこの滝を1本目に選んだ
表道登山道から入山。
↑入渓点
登山口すぐ近くの堰堤うえから入渓して、いくつか小滝を越える。
谷は藤内沢のような茶色っぽい花崗岩で御在所っぽいなあという感じ。
最後10m斜瀑を越えると百閒滝に出る。
落差は70m。出だし以外は寝ているせいか、威圧感はあまりない。けどでかい。
クライミングシューズに履き替えて取り付いた。
出だし核心で、ハンドクラックとガバで思い切って体を上げる。
あとは階段、と思いきやその後の凹角が少し悪い。チムニー登りみたくズリズリ上がって、終了点へ。M1年目のOTKさんはチムニーどころか外岩も数回程度だがズリズリ(ノーテン)で突破。す、すげえ…というかチムニー1発目がこんなところですみません…
終了点は芯だけのボルトなのでナッツのワイヤーを引っ掛けて作成する。なので要ナッツ。
2p目、そのまま左岸を上がると階段だが、階段すぎたので、思い切って水線真ん中を行ってみた。
真ん中はスラブだったが、意外にフリクションが効きうまい具合にクラックも走っているので、プロテクションも取れる。そのまま直接落ち口へ抜け、立ち木で切った。落ち口手前がランナウト気味ですこし気持ち悪い。
←落ち口にて。OTKさんとMTUさん。
落ち口で大休止。夏のクライミングではフライパン状態が常だが、今回は寒いくらいだった。
ハーケンの練習をしたりしてしばしのんびり。
百閒滝を登った後は同ルート下降する予定だったが、時間もあったのでそのまま遡行し山頂まで行くことにした。
この東多古知谷はロープ不要の小滝が多く、ずっと滝を登っているような感じ。
水流が少なくなり登山道と合流するとそこでガチャ類をしまい、30分くらいで山頂へ。
御在所の山頂は初めてだったが人の多さにびっくりした。ロープウェイがあるためか街着の人やオサレ登山者が多く、
圧倒的場違い感。
この場違い感にももう慣れてきましたけど、さむいしさっさと下山。はよ帰ろう。
下山は表登山道で。途中で今回登った百閒滝をみれる場所があり、ちょうど登っている人がいた。この日はたぶん3パーティくらい取りついていた(自分たち含め)
休日に行く際は、はやめに取りつくのが吉。
アスファルト道を出たあと、せっかくなのでとなりの西多古知谷の大滝も見学した。
あれは百閒滝よりも数段難しいらしい。
いつか行ってみたい
見学後、駐車地にもどり帰阪
百閒滝、たった2ピッチでありながら、クラック、チムニー登り、スラブと楽しい登攀でした。
また、百閒滝の登攀自体は言うほど入門か?という感じだったがクラックやリスが多く、プロテクションはとり放題。あとフリクション抜群(このときは)。こういうところが入門なのかなと思う。
大滝登攀(沢登り)をやっていれば総合力つきそうだし、本チャンの悪いところも快適に感じること間違いなし、だと思うので少しずつやっていきたいです。
使用ギア
ハーフロープ×2、カム0.3~3×2セット(多すぎた。0.75~2だけ2セットで十分)、ナッツ、ハーケン数枚、ハンマーなど
YMO
山行期間 | 2024/07/07 |
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メンバー | HYS、MTM |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | バリエーションルート |
7月7日小同心クラックに行ってきた。
計画では6日(土)に登る予定だったが天気が悪いため翌日に変更した。
赤岳山荘駐車場を5時30分スタート1時間半の退屈な北沢歩き、
赤岳鉱泉着後少し休憩、昨夜の深酒で顔面蒼白の自分はペースが上がらず。
このままだと自分がリード時にビレイヤーにまき散らさないか心配になった。
8時30分大同心基部に到着、下山ルートを確認しながら小同心クラック取付きへ
前に2パーティいたのでゆっくり準備しながら登る順番を決めた。
1ピッチ目と3ピッチ目は自分がリード、2ピッチ目をHYSさんがリードとなった。
1ピッチ目 MTM 40M 出だしは緩い傾斜を左上しチムニーに入ると傾斜は強くなるが手足も豊富。
2ピッチ目 HYS 25M?テラスか右に出てチムニーに入り込む、25M辺りで先行パーティが2ピッチ目を切っていたのでそこで切る。
3ピッチ目 MTM 25M?スタート部のチムニーだけが登りづらいがあとは快適
小同心の頭でロープを片付け、最後はフリーで。
3ピッチ共難しい所も無く気持ちよく登る事が出来た。
途中待ち時間は有ったが1時間程度で山頂到着。
後続パーティが知り合いだったので登って来るまで休憩。
下山は天気も良く稜線歩きも気持ち良さそうだったが、大同心ルンゼからのクライムダウンとした。
帰りはJ&Nで入浴後、遅めのランチを食べて帰宅。
一緒に行ってくれたMRIへーさん、楽しい時間をありがとうございました。