山行期間 | 1/10日夜~13 |
---|---|
メンバー | SKD,TMN,MZN,MTM |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | アイスクライミング |
1/11から13日に八ヶ岳広河原にアイスクライミングに行ってきた。
1/10(金)夜集合後八ヶ岳に向かって出発舟山十字路駐車地にて仮眠
1/11(土)まずは広河原沢二俣でテントを張り、アタック装備にて見晴らしルンゼを目指す。
見晴らしルンゼに付く迄にいくつか小さい滝がありフリーで超えて行く。
見晴らしルンゼに到着後、お目当ての滝には先行者が有り1時間程度待機。
先行者が懸垂で降りてきたので準備、MTMリードでスタート、1段目は短くて簡単でスグにナメ滝歩き、2段目は少し立っているが短いので楽しめる。2段目が終わり少し歩くと残置の捨て縄が有る、50Mロープでほぼ一杯になるのでそこで切る。
全員が登ったところで懸垂下降、テントに引き返す時間になっていたので下山。
テントに戻り永遠に感じる水作り。
1/12(日)本日は3ルンゼからの阿弥陀岳予定。
予定起床時間から40分程送れて起床。
朝食後、阿弥陀岳に向かって出発。簡単な滝はフリーで超えて行く。
途中の滝でMZNがリードを経験、難なくクリア。
いくつか滝を越えたところで、このままルンゼを詰めるか引き返すかで作戦会議。
この先滝も出て来そうに無いので予定時間より少し早く敗退決定。
引き返しテントに戻り永遠に感じる水作りが始まるかと思ったが、SKD、MZNが
30分程上がって水を汲みに行くと言い汲みに行ってくれた。
14時頃には戻って来て、水作りも無くのんびりした時間を過ごした。
1/13(月)クリスマスルンゼに向かう。
この日は前日の寝坊の失敗を繰り返さない為に、4時起床予定から4時起床目標に変更した。案の定起きたら4時半だ。
準備を終わらせ暗いうちにスタート。簡単な所はフリーで、ロープを出すところはTMNがリードで進んだ。
初日、二日目とクリスマスルンゼ方面にたくさんのパーティが向かっていたのでこの日も多いかと思っていたが先行パーティは無かった。
クリスマスルンゼの1段目MTMリード。登りきって少し歩いた所に残置の捨て縄が有り、その木で引き上げ。全員が1段目を上がった時点でリミットの10時が迫っていた。
2段目に登りたかったが次回の宿題となった。
今回のアイス合宿で自分の出来てない所がたくさん分かり勉強になった。
山行期間 | 2024年12月20日夜〜22日 |
---|---|
メンバー | NGS, SZK, DOIS, KBO, TNK, DOIA |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | ピークハント |
冬合宿に向けたトレーニングとして霞沢岳西尾根に行ってきました。
12月20日の夜に大阪を出発。
東海北陸道に入ると早速雪が降ってきた。
あまりの雪に前方が見えず車線も見えずで恐々運転した。大型トラックの後に続くと雪除けになり、ようやくイイ感じの速度で走行できるようになった。やれやれ。
12月21日
坂巻温泉旅館の駐車場から出発。
除雪された釜トンネル(以前は真っ暗だったが今はライトがついていてヘッデン要らず)と上高地トンネルを抜け国土交通省の看板を右に折れる。ラッセルを覚悟で向かったが、薄っすらとトレースがありちょっち拍子抜け。
だが、当然トレースは有り難く使わせてもらう。100mほど進んだところで西尾根に乗り上げた。
先週の例会の小遠見山で雪は踏んでいるが、まだまだ冬山感覚が戻ってきていない。年末の冬合宿に向けての良いトレーニングになった。
2070mの幕営適地に荷物をデポし、タイムリミットを14時と決めアタック装備で頂上を目指した。
途中から雪も深くなりフルラッセルになる。
核心部である岩稜帯は残置ロープが3本垂れ下がっていた。
岩稜帯を登り詰めたところで13時半、頂上まではまだまだ時間がかかりそうだ。疲れと天候の不安もあり、ここで撤退とした。
幕営適地に戻り、テント設営。
12月22日
今日は下山のみ。
昨日のトレースはもちろん消えている。コンパス、GPSの力を借りながらの下山となった。
1880m付近で小さな支尾根に入ってしまった。軌道修正。登り返しがかなり堪える。事前にこの情報を得てたからめちゃ気をつけてたのに間違うねんなー、、あかんやん。
無事下山。
行かなくちゃ、
また霞沢岳西尾根に会いに行かなくちゃ・・・
DOIA記
山行期間 | 2024.12.27-29 |
---|---|
メンバー | SGY.ABE.MTU |
山行地域 | 大喰岳 |
山行スタイル | スノーシュー山行 |
今回の冬合宿は先輩方二人にお願いして、泉州山岳では前例のないスノーシュー山行とさせて頂きました。今年の様な積雪が多い場合はスノーシューの方が有効だと考えた故です。
12/27三国ヶ丘駅に集合して出発。行程予定は28日に西尾根の取り付ぎまたは、槍平小屋。29日にアタックで出来れば槍ヶ岳穂先まで。30日には必ず下山で予備日は使わない。しかし穂高では1週間ほど冬型が続いており稜線ではかなりの強風の予報で、「槍の穂先は無理かも大喰岳だけで降りてくることになるのでは。」などと相談をしながら穂高に向かった。AM2:30道の駅奥飛騨温泉郷上宝到着。就寝。
12/28 新穂高温泉には地元新聞社の方々が待ち構えていて散々写真とられながらスノーシューを履いて出発。(翌日のCBC放送に流れてたれしい)先行パーティーが複数いるのでツボ足のトレースがある。ツボ足のトレースをスノーシューで歩くのは少し歩きづらい。
穂高平小屋9:00到着
槍平小屋14:40到着
もう今日はここで止まりだろうとスノーシューを外してるとSGYさんが「あと1時間進みましょう。成功する可能性があがります。」さすが師匠です。行きましょう。15分ほどトレースをたどって行くと8人ほどのパーティーが戻ってきた。「明日の為にトレースをつけにきました。この少し先までつけてます。」とのこと、ありがたい。(翌日わかった話だがこのパーティーは翌朝あきらめてそのまま帰ったらしい。)5分もしないうちにトレースがなくなり腰までの厳しラッセルとなり、明らかに3日間での登頂は無理だと思った。
とりあえず時間のかぎりラッセルして安全な場所で幕営する。
テント内で作業しながら相談の結果。翌日はとりあえずアタックしてみて西尾根取付きの宝の木をめざす。届きそうもなければ撤退してその日のうちに車まで戻る。でも、5時起床くらいで明るくなってからの出発でいいか。と緩めの決行作戦となる。
12/29 5時起床、朝ごはんの用意をしていると足音がした。テントの中から訪ねると、3人パーティーで我々と同じ大喰岳西尾根を目指すとのこと。元気そうな先行パーティーが出来たことでほとんど消えていたやる気に火が付いた。相談の末、今日は登頂を目指して下山は明日。緩めのアタック装備から登頂をめざす本気のアタック装備に変更。しかし、あまり早く追いついて迷惑かけてもいけないので7時出発とした。トレースをたどって行くと残念なことに2時間近く先行のパーティーに20分ほどで追いつく。すぐに火が消えてしまった。
頑張ってる先行パーティーの大学生に混ざって6人でラッセルするも、10:00に撤退を決断
大学生にお礼を言ってひきかえす。
大学生もその時点の話では、もう少し頑張って引き返すとのこと。ありがとうございました。
30分ほどでテントに到着。テントで少しくつろいで撤収。11:00出発。
16:40奥飛騨温泉到着。温泉に入って1日早い帰阪となる。
今回の山行は、先輩二人と初のスノーシュー山行で、しかも厳しいラッセルも久しぶりに体験出来てすごく楽しいいい思い出になりました。もうちょっと粘りたかったという思いもあり余裕のある日程でリベンジするのも面白いかなと思いました
ありがとうございました。機会があれば、またよろしくお願いいたします。それまでお互い健康には気をつけましょう。
山行期間 | 2024年12月13日夜~15日 |
---|---|
メンバー | SGY, NGS, DIA, ABE, SZK, YSZ, DIS, TKH, TKD, KBO, TNK, NKN, HJR |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 積雪期登山 |
12月14日
8:30とおみ駅出発。ゴンドラからリフトに乗り継ぎ、9:00に地蔵の頭の下部に到着。地蔵の頭を迂回するルートはあるが、ワカンを装着し、ラッセル練習のため斜面を登った。
Bチームの私は、初めてのラッセルとワカン歩行で歩き方が分からず、斜面でもがいていた。どんどん先輩の姿が小さくなっていき、気持ちばかりが焦った。先輩が見兼ねて隣で指導してくださり、結局、先輩のトレースを使ってやっとの思いで登ることができた。基本ではあるが、雪山での斜面の登り方を練習しないといけないと思った。
地蔵の頭を目指し進んでいくが、雪は絶えず降っている。トレースがないため先頭を交代しながらラッセルし進んでいった。雪は、膝上程度の高さまで積もっていた。
10:00スキー場上部の樹林帯に到着。テントを張る。テントの大きさ程度の雪面ができるように、スコップで雪を堀る。テントの床部分が平坦になるように、雪面をスコップでならしたり、踏み固めたりして整地した。テントを組み立て、竹ペグをテントの細引きと結び、竹ペグを雪に埋め、雪を被せて踏み固めた。
その後、個装袋に不要な物を詰めてテントにデポし、アタック装備で大遠見山を目指す。コンパスを合わせて進む方角を確認した。雪は相変わらず降っており、進む毎に風も強くなり、ラッセルが続く。
13:10小遠見山到着。ここで、再度コンパスを合わせ、進む方向を確認した。最終前進時間を14時と決めて前進した。
14時になり、休憩後テント場に戻るために引き返すと、降り続く雪でトレースが消えていた。雪山での経験がほとんどない私は怖さを感じたが、先輩は全く動じず、これが経験なのかと感心した。
15:00テント場到着。ワカンを外し、トイレを作り、土嚢袋に雪を詰め、タワシで雪を落としテントに入った。集めた雪でお湯を沸かす。鍋に大量に入れた雪が少しの水にしかならないことに驚いた。先輩に準備してくれた鍋をおなかいっぱい食べながら、先輩方の雪山での経験を聞かせていただいた。ラッセルやワカン、雪上テント、水づくりなど、何をとっても初めてで、とても良い経験になった。
(NKN記)
12月15日
初めての雪中テントの朝。想像していたよりは暖かいが、やっぱり寒い。寝袋から這い出て、朝の準備を始める。昨日の鍋の残りにうどんを入れて食べると、体が内側から温まってきた。一生テントで過ごせるんじゃないかと思うほどの幸福感をテントに置き去りにして撤収を始めた。出た瞬間手足が冷えてくる。テントの温もりがもう懐かしい。けど体を動かすうちに少しずつ寒さに慣れていった。
テントの撤収を終えると、まずは弱層テストのやり方を教えてもらった。表層雪崩が起きる原因となる弱層の雪がどれだけ積もっているかを確認するテストで、雪の柱を作るように深く掘っていく。削り出した雪柱を指でつんつんしたり、両手で抱えて引いてみたり、スコップで叩いてみたりして弱層を探す。「雪見ちゃん」と呼ばれる雪観察セットをリーダーに見せてもらった。本当に色んな弱層テストが考案されているんだなぁと素直に驚いた。
お次はビーコン捜索の練習。事前に埋めてもらったビーコンを探しにいく。普段は受信モードになっているビーコンを送信モードに切り替えて、ビーコンが指し示す方向へ急いで向かう。近くまできたら、十字をきるようにビーコンを動かして発信源を見定める。ついあせって早く動かしてしまうのだが、ゆっくり動かさないと正確に発見できないと指摘を受けた。焦る気持ちを抑えようと、一呼吸置いて少しずつ進んでいく。
ここだっ!という場所まできてスコップで掘り出していくのだが、なかなか出てこない。ゾンデ棒で刺して確認してみるが、それがビーコンの入った袋なのか木なのか雪なのか判断できない。もう少し掘るべきか?もうちょっと右じゃないか?もしかしてずれてる?疑心暗鬼になりながら、発信源周囲を掘り出してようやく掘り当てた。
その後2、3回練習したが、ビーコン捜索の難しさを身に染みて感じることになった。慣れていないこともあり、掘り当てるまで時間がかかってしまうし、掘る場所が適切なのか不安になった。実際の救助場面でも素早く冷静に行動できるように、これからも練習していきたい。
ほぼ初めての雪山はとにかく寒かったが、想像以上に楽しいものだった。早く次の雪山に向かいたいなと思える充実した山行でした。引き続きBチームの山行も頑張ります。
(HJR記)
山行期間 | 10/12〜13 |
---|---|
メンバー | ABE、YAM |
山行地域 | 明星山 南壁 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
当初9月の連休に計画していたが、天候が悪く延期としていた。予備日していた10月の連休に行くことになった。
11日の夜に三国ヶ丘を出発して、ヒスイ狭キャンプ場で仮眠をとる。やっぱり新潟は少し遠く感じた。
12日は少し遅めの7時起床。明星を見ると、素晴らしい岩壁が目の前に現れる。8時に展望台の駐車場へ。初日は、左岸稜を登攀する。
下降路は踏み跡も明瞭である。渡渉は靴を脱げば問題なかった。最初に渡渉した所が間違っていたようで、もう一度渡渉をして、正しい取付きに到着。9時登攀開始。
左岸稜は、途中アブミルートがあるので、奇数ピッチをABEさん、偶数ピッチを私が登ることにした。トポでは、ルートは明瞭とあったが、2P目で早速周り込まないといけない所を、ボルトに導かれて直登してしまった…
3Pのアブミルートは、12aのルートのハンガーボルトが打たれており、気持ち良くリードをしている様子だった。4Pは、5級のグレードで体感も5級かな、という感じだった。その後5ピッチ以上登った。最後の方が、どこまで登ったら良いのか、わかりにくかった。日本の岩場とチャレンジアルパインでは、終了点の記載、ピッチ数も違うので少し悩んだ。登攀を終えたのは16時頃だった。
下降路は、最初少しガレ場を下り、そのまま樹林帯に入っていく。フィックスロープやテープがあるので、そこまで迷うことはない。水道菅の橋を渡り、5メートルぐらい懸垂をして、後は林道に上がるだけという所で、暗くなっていたこともあり迷ってしまった。最終的に、薮をかき分けキャンプ場へ到着する。
そこから展望台まで歩いていった。途中、道路脇から動物のうめき声が聞こえた。暗闇の中で熊と遭遇するのでは、と恐怖の中、林道を早歩きで進んでいく。展望台の駐車場に19:30到着。
2日目は、フリースピリッツだ。前日より1時間早く行動をする。取付きには先行パーティーが1組。今回は、私が奇数、ABEさんが偶数ピッチを登る。フリースピリッツは岩が脆いとの記載が多かったので、注意して登った。難しくはないが、4〜5級を継続して登っていく。終了点は、ボルトが大半でわかりやすいが、中間支点は、灌木の根っこやナチプロが殆どで、ルートファイディングが難しい所もあった。
5.9のピッチは少し難しいと感じた。パノラマトラバースは、景色、ローケーションもよく、足元の切れた場所をトラバースして気持ち良かった。
登攀を終えたのは17時頃で少し暗くなっていた。登っている最中に、下山ルートを確認することができ、今日はちゃんと林道に上がれると思った。下山は、ヘッデンをつけてになったが、目印のテープが光に反射くれるので、比較的わかりやすかった。また、前日同じルートを通っているので、そこまで迷うことはなかった。
水道管の橋の手前で、先行パーティーと出くわしたが、凄い薮の中から降りてきていた。そのまま私達が、先行して水道管の橋を渡り懸垂した。そして、林道に上がる道も登っている時に確認していたので問題なかった。駐車場到着19:00。
今回1年越しで明星へ行くことが出来た。スケール、ロケーションは素晴らしかった。全体の写真を撮り忘れたので、来年も行きたいと思いまーす。
山行期間 | 2024/10/21~23 |
---|---|
メンバー | ICH,S ICH,H SOT HYS |
山行地域 | アルパインクライミング |
錫杖岳左方カンテ
錫杖岳は支点が撤去されナチュラルプロテクションで支点をとりながら行くので緊張感が増す。
しかしどの終了点もしっかりした終了点が設置されてるのでルートは分かりやすかった
10/21日夜 離阪。3時に中尾高原口の駐車場に到着。車中泊する
10/22 5時起床今回2日間の予定で左方カンテと見張り棟からずっとを登攀する予定だったが、あいにく1日目の夜から雨と強風で天気は荒れる予報。
渡渉もあり。増水すると下山も危険ということで、メンバーで話し合い今回は左方カンテのみで日帰りにする事になった。
6時中尾登山口出発。
1時間半で錫杖沢出合に。テント3〜4張りできそうだった。今日はテント1張り。
前衛フェースがドーンと登場。かっこいい。登りたいという気持ちと、登れるのかという不安な気持ちが入り乱れる
そこから北沢を前衛フェースに向け1時間ほど登っていくと左方カンテ取り付きに到着
登山靴など不要な物をデポして9時30分登攀開始。
今回は2パーティ。
SOT・HYSペアがトップで行く。
1P Ⅲ級 ICH,S40m簡単な階段状のフェイス
右と左どちらもいけそうだが、左が行きやすいそうなので、左を選択。
40mとトポにあったが、50mロープギリギリでハンガー2枚の終了点に。
少し下の立木に捨て縄が何重にも巻かれていたが、ここで切ると40mなのか?
2P Ⅳ級 ICH,H40m。1ピッチ目と同じような凹角を登る。
ここも40mもない気がする。凹角を出て少し進むとハンガーボルトの終了点に
3P Ⅴ級+ ICH,S前半の核心 フェース
ピナクルに立ち上がりフェースを右上し小ハング超えがルートだが、左の傾斜の緩いルートを選ぶ人もいるそう
だが、せっかくなので小ハング超えでいきました。
小ハング超え手前に古そうなハーケン1枚。ありがたくこれも使いながら、もしもに
備えて小さいカムを追加し思い切って進むとめちゃめちゃモテるガバで一安心。
ガバガバで安心してハングを超えチムニー手前で終了。
ここで博史を引き上げ。
高度が上がってきて眼下には錫杖岳の紅葉が広がっていた。とても綺麗で、思わず鼻歌が出てしまう。
やっぱり山の中でのクライミングは最高だ!!
引き上げの後はチムニーまで10mほど歩き
4P Ⅳ級 ICH.H 25m簡単なチムニー
5P Ⅴ級 ICH.Hクラック〜フェイス 40m
下部はプロテクションが取りにくいがどれほど難しくはないフェースを登り大テラスへ
6P ICH,H Ⅱ級カンテを左へ15m
7P ICH,S Ⅴ級+ 小乗越からフェース、チムニー
とうとう核心ピッチ。
チョックストーン取りが核心か?昔は、立木を使えたそうだが、今は木は枯れており使えなくなっている。残念。
フェースから乗っこすか、チムニーから攻めるか?
先行まりはチムニーから攻めたそうだ。一応挟まってみたがチムニーは微妙な狭さで動きにくい。
色々考えたがいいムーブが見つからず。これを使ってくださいと言わんばかりにここにだけハンガーが1個あり、す
ぐに諦めA0で突破。
その後は、チムニーからクラックを使って登っていく。
クラックが使えるのでまずまずプロテクションを取ることが出来るが、少しワイドっぽいクラックが気持ち悪い
クラックを抜けた後は、注文とルートがかぶるスラブ。
注文ルートをガン見。これ登れるか?難しそうに見える。
このスラブもなんか気持ち悪いが無事に終了点に。
残り2P簡単なピッチは登攀しない人も多いそう。この時点ですでに13時。
今日下山まで考えるともう残り2Pは登らず注文の多い料理店を下見しながら懸垂。
全員初見だったため、必要以上に懸垂を切ってしまい。
余計時間がかかってしまった。早めに切り上げておいて良かった
デポした荷物を回収し下山。
登山口につく頃には暗くなり、雨も降り出していた。
今回、下山後は新穂高の湯で疲れを癒そうと思っていたが残念ながら時間切れとなり
入れなかった。次回はぜひ入ってみたい
次は、注文の多い料理店と見張り棟からずっとにもチャレンジしたいと思う
IHI,S記
山行期間 | 2024.10/11~13 |
---|---|
メンバー | NGS、DIA、DIS、MTD、MTU |
山行地域 | 裏銀座 |
山行スタイル | 縦走 |
去年の2023年、40年ぶりに開通したという伊藤新道を通って裏銀座へと秋の紅葉を楽しむべく縦走してきました。
10/11離阪、七倉ダム駐車場で車中泊。
翌朝、6:30タクシーにて高瀬ダムへ。
そして2時間ほど歩いて湯俣山荘で入山前のレクチャーを受け、いざ伊東新道。
出発してすぐ渡渉の連続となる。
沢の石は全く滑らないので澤靴でなくても大丈夫だった。
しかし慣れないスクラムでの激流渡渉の連続で悪戦苦闘。しばしば撃沈。
前半の湯俣川の沢歩きが終わると残り半分はひたすら登り。
ふらふらになりながら湯俣山荘山荘から9時間ほどで三俣山荘到着。ちょうど日没。
満員のテン場でさっさとテントを貼って21:00就寝
10/13 5時起床6:30出発
ここから下山まで営業小屋がなく水場がないため一人4リットルの水を担ぐことになる。
カッコよく❓大谷ポーズで記念写真を撮り出発。
早速、目の前の鷲羽岳の長い登り。1回休憩を入れてなんとか山頂に到着。
鷲羽岳を超えると気持ちのいい裏銀座の稜線歩きとなる。
4時間ほどで野口五郎に到着。そして野口五郎の小屋。
三俣山荘から烏帽子を目指すのは我々のパーティーだけのようだ。
すごくいい天気で眺めを楽しみながら14:00ごろ閉館中の烏帽子小屋到着。
テント場は静かに山を楽しんでる数貼りの先着者がいた。
我々も静かに夜をすごす。
18:00就寝
10/14 4:15起床5:45出発
出発してすぐ展望台に出たので日の出を見ていくことにした。
綺麗なダイヤモンドのような朝日だった。
今度は練習してから撮影したので大谷ポーズがうまく出来ました。
前日よりさらに深まった紅葉を満喫しながら下山。
日本3大急登のブナ立尾根を下る。さすがにかなりの急登だ下りでよかった。
3時間程で高瀬ダムまで下山。タクシーで七倉ダムへ。そして無事帰阪。
一度は行きたかった野口五郎岳に行けて感無量。次は雪の裏銀座を歩きたいかな。
楽しい秋の3連休を満喫出来ました。
メンバーの皆様ありがとうございました。
山行期間 | 10/6 |
---|---|
メンバー | STR、MTR、OTK |
山行地域 | 熊野ほしやわたの滝 |
山行スタイル | 大滝登攀 |
今シーズン2本目の大滝登攀
熊野のほしやわたの滝
10/5に出発し瀞峡の道の駅で仮眠
翌朝入渓口手前の駐車場に移動。
沢靴に履き替え出発。10分ほど沢を歩いて左手に出て来たナメを登り
5分程で滝取付きに到着。
あらわれた滝はすごい迫力で圧倒される。前日までの雨で恐ろしいほどの水量、ネットで見た画像の5倍はある。
60ⅿほどで3ピッチ。登れるのか?大丈夫か?中止するべきか?
そんなおっさん2人を尻目ににやる気満々のSTR
登攀3ピッチ全てSTRにリードお任せします。
1ピッチ目、
滝の右手から少し登って滝に突っ込みトラバースして滝の左手に出て
少し登ったテラスで終了。カムで支点をとる。
この水量でトラバース出来るのか。
そんなオッサンの心配をよそに嬉しそうに登りだす。
少し登って1本カムでランニングを取り滝に突っ込む。
突っ込んだものの滝のど真ん中で10分以上動かない。
かなり苦戦してる。ビレイしてるこちらの方もかなり緊張する。
でもなんとかかんとかじわじわと動いて20分くらいして滝から脱出、「おう~~~~。」といつもの雄叫びをあげるSTR。
ホッとする。少し登ってテラスで支点設営。
そして2番手で私も呼ばれる。仕方なく滝に突っ込む。すごい水圧だ、足元だけはかろうじて見えるが凄まじいしぶきで視界ゼロ。
手探りで手掛かりを探すが全然ない、かなり怖い。ぬるぬるの薄い手掛かりだけで進むしかない。
何とか滝を脱出。マジで死ぬかと思ったけど面白っかった。
無事1ピッチ目クリア。続いて苦労しながらOTKもクリア。
21歳の少年と遊ぶのは命がけの初老の二人。
2
2ピッチ目、20ⅿ程の直登し立ち木せ支点を取る。
この滝には残置は何もない、カムとハーケンを落ち込みながら登るSTR。
2番手で私の登る。ぬるぬるでかなり登りにくい。
続いてOTK。2ピッチ目クリア。
— –
最終ピッチ。
少し滝沿いまでトラバースしてから直登して滝を超えて立ち木で支点を取り終了。
このルートの核心らしい。
嬉しそうに登りだすSTR。
あっさりクリア。続いて私とOTKもクリア。
プレート状のガバが結構あり今日の状態では1番簡単でした。
その先も沢登が続くのだが、ここで終了
2ピッチ懸垂で取付きまで下りる
取付きからは巻き道で下山して無事終了。
生きて帰れてよかったって感じの山行でした。
では来シーズンもよろしくお願いいたします。
山行期間 | 2024/9/25 |
---|---|
メンバー | ICH.S ICH.H HYS |
山行地域 | 大台ヶ原 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
9/25(水)
一週間前は雨予報だった。数日前から雨マークが急に消えた。
前日に慌てて準備し、早朝発で大台ヶ原に向かう。ビジターセンターで一番早い事前レクチャーを受講する。
駐車場に登山客が数組いるが、ビジターセンターの前で待っていると今日の受講は3人だけのようだ
8時半の受講を終え準備をして東大台方面へ向かう。サマコレのある千石嵓の位置は西大台エリアだが、入山は東大台の途中から登山道を逸れていく。
大台ヶ原ビジターセンターで熊の目撃情報を聞いた。昨日も目撃されたようだ。今年は何処に行っても熊の目撃情報が多い。登山道を進んでいき、15分くらい歩いたところから登山道を外れる。等高線を沿うように進み、2つ目の谷間を降りていく。
ガレ場の石を落とさないように気を付けながら、目印の赤テープを見逃さないように下降していく。途中、トゲのある植物(山椒の木?)に悪戦苦闘し、川の付近まで降りてきたところでテープを見失ってしまった。
ふと右側の岩壁を見るとボルトが打ってあるのが見えた。これがサンダーボルトのルートだろうか。
更に岩壁沿いに降りていくと見覚えのある風景が見えてきた。サマーコレクションの取付きだ。
1ピッチ目はロープ無しで上がり、2ピッチ目から本格的なスタートになる。
ここにサマコレのプレートがある。記念に写真を撮る。
1ピッチ目、1ピン目のハンガーが、無くなっていて細いボルトしか残っていない。
今回は2ピン目にヌンチャクを掛けてから登ろうと思い、チョンボ棒を持ってきた。
しかし、あろうことかピンが遠く届かない。まさかと思い3人で慌てる。知恵を絞り何回も試みるが届かない。
仕方なく近くの木に支点を作り、そのままトライすることになった。前半は「すみ」、後半は「まり」がトップ。2ピン目がとれていないので、1歩目に緊張感が増す。慎重に慎重に何とか2ピン目にクリップ。
ナイス!朝の1ピッチ目はピリッとする。セカンドで登ってもとても緊張した。3ピッチ目が核心、リーチがないと5.10c /dトップはガバに届かず、何度かトライして抜けていく。私は荷物を持ってセカンドなので、時折A0を交えて登った。
サマコレは前半スラブ系、後半はパワー系という感じだ。前半のピッチは、草が伸びすぎてホールドが見えなく、とても難しく感じた。来る時期によってルートの見え方が変わるのに驚いた。
今回は3人パーティなので、行動時間がいつもよりかかっていないか気になっていた。前半を終え想定内だったので、後半の登攀前にゆっくりと休憩をとった。
今回は曇り予報であったが、快晴となり、登攀中とても喉が渇いた。後半はトラバースから簡単なルンゼを登りハンドトラバースの手前でピッチをきる。まりが軽快にハンドトラバースを超えていく。ナイス!その後の2ピッチも、所々、悪い箇所があったが、まりは難なく超えていった。
後半も、無事に登攀を終えることができた。最終ピッチ終了地点で3人で写真を撮った。少し休憩したあと尾根を上がって行き防鹿柵沿いを進むと登山道に戻ってきた。
薄暗くなっていたが日の入り前に駐車場に着くことができた。霧のような雨が降りはじめ、次第に本降りとなっていった。いつの間にか辺りは真っ暗になっていた
9:00 駐車場発
10:00 取付き
10:30 登攀開始
登攀時間6:45とすると
17:30登攀終了
18:30 駐車場ICH.H記
山行期間 | 2024/10/7〜10/8 |
---|---|
メンバー | SOT HYS TKD |
山行地域 | 北アルプス 穂高連峰 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
10/6(日) 晴れ
アプローチをどうすべきか直前まで迷っていた。翌日が雨予報のため、できれば初日に中央稜登攀を終えたい。ワンデイできるとしたら白出沢ルートしかない。参考コースタイムは長時間だし、体力面についての不安もあったが、色々な山行記録を参照するとそれほど時間がかかっていないものも多く、いけると踏んだ。
本当は新穂高ロープウェイの無料駐車場に停めたかったが満車。仕方なく鍋平に駐車し、3:20真っ暗ななかスタート。まずは林道を黙々と歩き5:15白出沢口まで。ここから林道を離れて登山道となるが、破線ルートではあるものの一般道なので、道はちゃんと踏まれていてわかりやすい。樹林帯のなかを歩いているうちに徐々に夜が明け、6:15重太郎橋に到着。増水時には流されてしまうらしいが、想像していたよりも立派な、しっかりとした橋で、不安なく渡ることができた。長いハシゴや鎖場を経て、7:10荷継小屋跡へ。ここからはひたすらガレ沢を詰める。
下調べでは浮石だらけで簡単に岩雪崩を起こす、みたいに書いている記録もあったが、実際はそれほどでもなく、例えば天狗沢のほうがもっとガレていると考えていいと思う。
楽しみにしていた「スベル アビナイヨ」の岩を生で見られて満足するころには標高もだいぶ上がり、自分は明らかにペースダウン。空気が薄くて息があがり、喘ぎながら登る。穂高岳山荘の石垣は見えてるのに、なかなか着かない。ヒマラヤ数千メートルの高峰を登るがごとくスーパースローな動きで、ようやく白出のコル(穂高岳山荘)へ。嬉しいことに想定より早い9:30に到着していた。
これはドーム中央稜ワンデイ行けるぞ!本当にできるのか不安だったものが一気に現実的になり、パーティの士気も上がる。
10:00北穂への縦走路を進むが、涸沢岳へ登るだけでもゼェゼェいう始末で、高所に弱い自分は頻繁に足を止めながらとなって情けない限り。それでも11:45ドームの頭直前、取り付きへの下降路分岐までやってきた。
ここで登攀装備を身につけ、アタック装備以外はデポ。
気持ちよく晴れているが稜線の滝谷側は常に風が吹いて、けっこう寒い。日のあるうちに登攀を終えたいため、さっそく取り付き目指して踏み跡を降りていく。踏み跡は明瞭で途中までは順調だったが、最後の懸垂支点を見つけられず。目印のピナクルというのがハッキリせず、30分くらいは行ったり来たりでタイムロスしたが、見つかった時は心底ホッとした。
50mロープ折り返して1本で懸垂下降。ほんとうに図ったようにちょうど降りられた。というわけで無事にドーム中央稜取り付きに到着でき、13:30クライミング開始!
1P目 Ⅴ− 40m HYSさんリード
少し緊張してスタートしていったが、サクサク進み、上部から「楽しい!」の声が。フォローはチムニーでザックが邪魔になり、意外と苦しい。
2P目 Ⅳ 40m HYSさんリード
リッジからカンテ、最後はスラブ。ハーケン連打あり。難なく登っていった。
3P目 コンテで歩き(SOTさんリード)
4P目 Ⅳ 40m TKDリード
息が苦しすぎてリードできるか不安だったが、意外と登れた。チョックストーンは潜るらしいが、間違って上から乗越してしまった。
5P目 Ⅳ 40m TKDリード
凹角からハングを右から越える、とトポにあるが、最後はクラックがあるのでハンドジャムを効かせて左から乗越した。
16:00トップアウト。ドームの頭へ。終盤は残念ながらガスが上がってきたが、3P目くらいまでは絶景のなか充実のクライミングが行えた。
荷物を回収し、最後の力を振り絞って16:30北穂高岳まで辿り着き、達成感のうちに行動を終えることができた。
10/7(月) 雨
天気予報は見事に当たった。3:00起床して間も無く雨が降りだし、すぐに本降りとなった。往路を戻るのは危険だったので、上高地へ下山することに。早く下りたかったので5:00前には下山開始し、たった1時間くらいで北穂南稜を下りて涸沢まで。その後もガンガン歩を進め、結局10:30に上高地着。ヤバい、早すぎ。代償として足腰がガタガタになったが、速攻作戦で有名な滝谷を体験でき、感無量の山行となった。
SOTさん、HYSさん、ありがとうございました!
山行期間 | 令和6年9月28日-30日 |
---|---|
メンバー | YSZ,MTD,TNK |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 岩稜縦走 |
今年の夏合宿で敗退した北鎌尾根
完登せねば夏が終わらないと再度3人で挑戦した。
1日目 晴れ
6:00~上高地からスタート。
予報がコロコロ変わって心配していた天気は良好で、夏の時より大分涼しい。
8:40 横尾到着 さあここからだ!
11:30 槍沢大曲りに到着し、水俣乗越へ。
12:30 水俣乗越に到着 ずっと急騰でしんどかった、、、
水俣乗越から天上沢を降りていく。
ザレザレで滑って怖い。
沢の水を途中で汲む。
15:30 北鎌の出会いに到着
北鎌尾沢を少し偵察してテントに戻る。
2日目 曇り
4;00出発
北鎌沢を登っていく。
暗かったのでヘッデンで照らしながら進んだが、気が付くと佐俣に入っていた。
右方向へ進んで行く意識はあったが、暗くてわかりづらい。
軌道修正して右俣を登っていく。
6:15 北鎌のコルに到着。
ここから稜線を進んで行く。
独標付近のルーファイが難しい。
GPSで確認しながら進むが何度か間違えてしまう。
浮石が多く、轟音を立てて岩が落下していく光景を見聞きする度に心が折れた。
先を歩く先輩方が岩陰で見えない時に、轟音だけが鳴り響き、誰かが落ちたのでは、と
岩陰から落下してくるものに目を凝らし、人ではないことを確認し、安堵した。
ガスの間を槍がのぞく。
P15地点で懸垂下降。
15:30頃に北鎌平到着。
カニハサミ岩を目指し進んで行く。
最後はロープを出して完登。
17時に槍ヶ岳登頂に!
この時間なので誰もいなかったが、3人で完登を喜んだ。
槍ヶ岳山荘におりてテントを張った。
3日目
5時に出発し、9時に横尾。
12時に上高地到着。
北鎌尾根を完登した達成感に浸りながら帰阪した。
明日からちょうど10月で、ギリギリ夏を終えることが出来た。
先輩方、リベンジ山行を企画していただき、ありがとうございました。
山行期間 | 2024年9月13日夜〜16日 |
---|---|
メンバー | NGS, DOIS, DOIA |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | バリエーション |
いつかは!と思っていた湯俣からの北鎌尾根クラシックルート。
ふっふーん♪ 念願叶い行ってきましたー!!
1日目 晴れ
七倉山荘からタクシーで高瀬ダムまで。(途中の落石箇所間1.4kmは徒歩)
タクシーの運転手さんによると、高瀬ダムは黒部ダムに次ぎ日本第2位の高さ(176m)なんだって。ロックフィルダム(注:岩石と土砂を積み上げて作る型式のダム)だからコンクリートだけで作ったものと比べてかなり長持ちするんだってよ。 作った人すげー。
7時10分、高瀬ダムを出発。
10分程歩いたところで【→至 烏帽子岳】の標識が・・はて?? なんとブナ立尾根に向かってた。慌てて引き返し、本ルートに戻った。
9時35分湯俣山荘を過ぎて、一つ目の橋を渡り水俣川に降り立つ。
沢靴に履き替え、10時渡渉開始。
水量は多くなく渡渉はとても楽しかった。
千天出合で右岸を大きな高巻き。(ピンクテープあり)
P2の取り付きで登山靴に履き替えた。
水4リットル弱と水をたっぷりと吸い込んだ沢靴を担ぐ。ひぇー重た。
P2へは激急登。
木の根っこを掴みながら進む。木の根っこが無いところは草を掴む。掴むものがないとやばいのよ。掴めるものは何でも掴まなきゃ。
15時半、P2。尾根に乗り上げた。
P2からP4までは激藪漕ぎ。目を凝らせば何となく踏み跡がある。
アザミを掴んではぎゃーと叫び、手足を血だらけにしながら目標にしていたP4のBV地に18時に到着。
2日目 雨
夜中2時頃から予報通り雨が降り始めた。雨と仲良しなガスも発生。
見通し悪く、明るくなるまで待って5時すぎに出発した。
P5は天上沢側を巻く。下に巻きすぎたので軌道修正しながら戻った。
P6はザレたルンゼを上がる。
P5、P6ともロープの出番は無かった。
P7を降りると北鎌のコル。
ここまで来れば一般道みたいなものとSNSにあったが正しく!藪漕ぎがないだけでこんなに楽なものかと感激。
独標は素直に巻いた。
逆コの字はフィックスロープあり。
独標を越えると正面に槍ヶ岳が見えるらしいが、前回同様(2年前の夏合宿)、槍ヶ岳は顔を出しちゃくれない。
この頃になると登山靴にも雨水が溜まり、立ち止まると寒くてブルブル、ガタガタと身体が震えだした。
独標以降は迷いながらも一心不乱に前に進んだ。
P15は巻かずに直登するコースをチョイス。
槍の穂先、頂上への最後の登りは有名なチムニーではなく、右に回り込みすぎたために(?)変なところに出た。
強行突破で祠裏から頂上へ。
記念撮影をしてすぐさま退散。
低体温症寸前で槍ヶ岳山荘に飛び込む。テントハムリ。イヤダ。リーダーオネガイ。ブルブル、ガタガタ・・・
願い叶い小屋泊まりとなった。ホッ。(素泊まり9,500円也)
全身ずぶ濡れになったウエアを着替え、調理室に移動。缶ビールでとりあえず乾杯!!
3日目 晴れ
最終日の朝、きれいな朝日を小屋の窓から眺める。遠くには富士山も見えている。
昨日と打って変わって清々しい空気!!
さぁ、新穂高まで下山。雨で濡れたゴロゴロ石は曲者じゃ。気をつけなきゃ。
12時、無事下山。
北鎌尾根サイコー!!
また残雪期にチャレンジしたい。
NGSリーダー、そのときはよろしくです!!
DOIA記
山行期間 | 9月7日 |
---|---|
メンバー | DOIA,UET,NGS,SKD,SZK,DOIS,TNK,YSZ |
山行地域 | 大峰 北山川水系前鬼川 |
山行スタイル | 沢登り |
9月7日(土)快晴
前鬼川へ沢登りに行ってきました。私も沢は久しぶりですが、なんとNGSさんは10年振りだそう、入渓前2人でちょっとドキドキしておりました。
前鬼林道車ゲートから直ぐに入渓でき、黒谷~前鬼川本流へ
沢のベテランUETさんが先頭で進みます、さすが早い!スキーも車の運転も早いですが沢もホント早い!「今日はめちゃくちゃ条件いい!」だそうです。
噂にたがわぬ美しい前鬼ブルー
渓流の美しさに魅了されました。癒され、飽きることがありません。
2段10mの滝、左岸を巻いて進みます。大滝上部の渡渉箇所はロープを出して渡渉
100mの美しいナメ。
滝を巻く箇所はトラロープがありましたが、念のためロープを出して通過。みなさん判断が早く行動が速やかです。
テンションも上がりどんどん進みます、あっという間に垢離取場に到着。ここで休憩と靴を履き替え登山道を通って小仲坊経由で下山。この登山道がなかなかの急登でした。
蒼く透き通る前鬼ブルーを堪能できました、とっても楽しかったです♪ メンバーの皆様ありがとうございました。
山行期間 | 2024/9/14〜9/16 |
---|---|
メンバー | DTE TNK TKD |
山行地域 | 小川山、瑞牆山 |
山行スタイル | フリークライミング |
9/14〜16の三連休で、小川山と瑞牆山へフリークライミングに行ってきました。
山行期間 | 2024年9月6日 |
---|---|
メンバー | TKD YMO Dte |
山行地域 | 名張香落渓 |
山行スタイル | クラッククライミング |
YMOさんの名張デビューでまだまだ暑い第一岩壁に行ってきました。オンサイトしていってるのは私ではなくYMOさん
直登5.10a →OS
すごいな〜私は完登まで20トライくらい?無限にしました
ゴーデンボンバー5.8(ワイド限定) →OS
ワイドクラック初めてですか。。すごすぎます・・・
カムのセットも安全安全。超できる子。就活の自己PRに使えると思います。
ナイスミドルエイジ代表TKDさんも、サキサカ1P目5.10aとゴールデンボンバーを一撃!ナイス~
ワイド練習をしているミドルエイジ100万回トライ中!
このあと丸二日動けなくなって、もうカムを全部YMOさんにあげてしまおう。といじけていました。
これなんですか5.10a→簡単そうにOSする YMOさん
と、トップロープさせてもらうだけのミドルエイジ
Golden Jam 5.9(ルーフ下の木を使わない限定)OSしたYMOさん
「木を使ったら5.7らしいです」と言ったらちゃんと限定で登っていて、初めて見ましたが木がないと奮闘的なルーフ越えみたいでした。ヘルメットぉー!!の唸り声でその木に住んでいるムササビさんも飛び出してきて、この日一番素敵なトライだった♡♡
その美しく正しい登りは何を参考にしてるか聞いてみたら、YouTubeで動画を見てるそうです。
100日くらい通っている私はなんですかという感じですが、、
またみなさん一緒に登ってください♪
Dte