山行期間 | 2025年1月24日夜〜26日 |
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山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 冬季遭難対策訓練 |
1/25.26 遭難対策訓練in八方尾根
金晩出発でスキー場近くで待機したのちいざ出発!
兎平駅から八方尾根をゴンドラとリフトでスキー客にまじりながら、八方池山荘まで上がり、そこから標高2005mの第2ケルン付近まで歩きました。
曇っていて唐松岳の頂上や不帰ノ瞼の全容は見えませんでしたが、初めての冬の白馬だったため、一部の尾根や時折雲の間に雪をかぶった山々が見えるだけで大興奮です。
アイゼンやわかんの装着練習や歩行練習をしたのち、テントを設営する場所を決め、いざ訓練開始です。スタンディングアックスビレイやスノーボラード、雪袋を埋める方法など、様々な雪山での支店構築の方法を学び、全て初めの習ったことばかりでした。雪質がふかふかで滑落停止訓練は思うようにできませんでしたが、体勢は皆で真似して練習しました。
訓練の一環で、雪洞を掘って寝る予定でしたが、積雪の深さが足りず、ビバーク用の半身程度入れる雪洞を掘るのでいっぱいいっぱいだったため、結局、仮設テントで一晩を過ごしました。
2日目は朝から要救護者搬送訓練です。資料で搬送シートにカラビナをスリングで巻き付ける方法を見たものの、実際やってみるとまったくよくわからず、先輩方に教えて頂きました。今まで人を担ぎ上げようとしたことがないため、人を運ぶことの大変さを身をもって実感できました。
泉州山岳会に入り初めての遭難対策訓練でしたが、初めてのことばかりでした。単独で山に行っていると学べないことばかりなので、改めて山岳会のすごさを知りました。
始めましての先輩方も多く、信州から離れた関西にも毎週のように山行の予定をたてている方たちがこうやって身近にいることに感謝と嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
何でも一度習っても何度も繰り返さないとすぐ忘れるし、覚えていてもどんな状況下でもすぐできるようにならないと意味がないので、反復練習していきます~!