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遭難対策訓練 in 八方尾根 19年02月17日

78期メンバーにとっては初めての冬の遭難対策訓練です。行先の候補が大山と八方の2か所出ていましたが積雪量を見込んで、今回は後立山連峰の八方尾根に決まりました。雪崩講習、雪洞、ビバーク体験というとても密度の濃い山行です。個人山行では中々勉強出来ない事を、泉州山岳会では学ばせて頂けます。

 

1/25(金)夜 天王寺組と三国ヶ丘組に分かれ離阪。

安曇野ICを降りて松川に向かうまでの路面は少し凍結している箇所も。

4時頃 道の駅 安曇野松川に到着後、車中泊にて仮眠。

 

1/26(土)

5時30分起床。車中で朝食を済ませ、八方尾根スキー場へ向け出発。

白馬に向かうにつれてどんどんと積雪量が増えて行きます。

 

7時頃 八方第2駐車場に到着。各々準備に取り掛かります。

ここで、Bのメンバーの一人が靴を忘れるというまさかのアクシデント。

いつも冷静なKSUさんもこの事態には少々動揺していたみたいです(笑)

他のメンバーから一通り愛のあるイジリを受けた後(笑)

急いでレンタルショップでスキー靴を借りゴンドラ乗り場へと向かいます。

 

8時半頃 八方尾根スキー場ゴンドラ乗り場へ。

ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、9時頃八方池山荘へ。

 

ビーコンチェックを済ませ、Mチームの間にBチームが入る形で先頭を交代しながら八方池に向けて進みます。本格的な雪山登山の経験があまり無い私にとって殆ど初めてのラッセル体験。

深い所では膝当たりの雪の中、所々踏み抜いてしまったりと中々上手く歩けません。登山道が埋まっている状態でのルートの取り方も難しく、後ろを行く先輩に教えてもらいながら進みました。

 

 

 

 

 

 

八方池周辺に到着後、OBのARNGさん指導の下、簡易イグルーを作ります。

ザックを3つ程まとめて置き、ツェルトでザックの下部まで覆う様に包みます。

四方から雪を被せ、叩きながら厚くして行き、横穴を掘って下からザックとツェルトを引き出します。

イグルーの下部に潜り込みながら雪を掘り出す作業は中々難しく、ザックを下部から引き出すのも初心者のわたしにとっては大変な作業でした。完成後のイグルー内はとても快適でした。風も遮られ、外と比べてとても暖かかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11時頃 天候の悪化を考慮して先に寝床を作ろうということで、各パーティーに分かれて雪洞作りに取り掛かります。ゾンテ棒で斜面の縦と横の深さを確認し、雪洞を作るのに十分な積雪量の場所を探します。

私たちのチームは先に一人が入口の幅で奥へと掘り進めそして、ある程度掘り進めた所で横へと拡張していく形を取りました。掘り始めは、狭い空間の中で雪洞を広げて行く必要があるので、柄の短いスコップの方が取り回しが良く感じました。ブロック状に雪を切り出す事はとても難しく初心者の私はとても効率の悪い掘り方になってしまいました。

 

13時45分頃 なんとか雪洞作りを終える事が出来ました。雪洞内に入りお湯を沸かして暖かい飲み物を飲み少し休憩。

 

 

 

 

 

 

14時30分頃からビーコン捜索訓練をしました。この頃には風も強まり、雪も降っている状態で徐々に天候が崩れている様子。リーダーに教えて頂きながらビーコンの操作方法を学びます。画面上に表示されている数字と矢印を頼りに慣れないながら埋められたビーコンを探します。埋没者のビーコンが発する電波は磁力線のように(埋没者を中心に8の字を描くように??)曲線的に発せられるようで埋没者まで楕円を描くような起動で誘導されるみたいです。これが中々難しい。訳も分からず、ただただビーコンに表示される矢印と数字を頼りに足を進めなんとか発見。またもや効率の悪い動き。経験が必要だと感じました。

天候も悪化している様でしたので、スノーバーを使用して支点の構築を簡単に教えて頂き、雪洞内に戻ります。

 

16時 Bチームメンバーは天気図を作成。この日の為に、何度か練習をしてきました。聞き取ることはだいぶ慣れてきましたが等圧線を結ぶ作業はまだまだ苦手です。「だいたいはOKやな」とのリーダーからのお言葉(笑)

 

17時頃 夕食はMTUさんのお手製ニョッキスープ!!乾燥したしめじ、ピーマン、にんにくで出汁をとり、トマトベースのスープに沢山のお豆とコンビーフ。ニョッキはモチモチでチリペッパーも効いてとても美味しい夕食をいただくことが出来ました!!美味しくて3杯くらい食べちゃいました(笑)

 

19時頃 お腹パンパンになり、就寝!SKTリーダーからはシュラフカバーだけで寝てみてください。との指示でしたが私は早々にギブアップ(笑)MTUリーダーにお願いしマットとシュラフの使用を許可して頂きました。すいません!!マットとシュラフカバーを使用すると快適で朝までぐっすりと眠ることが出来ました。

 

1/27(日)5時起床

目を覚ましてビックリ。天井が手の届く範囲まで下がって来ていました。中心は座ることも出来ないくらいの高さまで・・・。作成時点での高さが充分では無かったみたいです。壁に背中をひっつける形でなんとか雪洞内に3人座ります。外は吹雪の様子。雪洞内にも外からの風の音が聞こえます。MTUリーダーが入口の除雪のために一度外へ出て下さいます。天候は相当荒れている様で、出発はこの状態では出来ないだろうとの事。とりあえず、朝食の準備をしながら、出発の準備も少しずつ進めていました。

 

昨夜は一度もトイレに出ていなかったので私はトイレに行くことに。MTUリーダーからは危険だから遠くへは行かないようにとの指示。外に出ると体験したことの無い吹雪と風に一気に恐怖心が沸いて来ました。トイレを済ませ、ズボンを上げようとしても上手く上げることが出来ません。、速く戻らないと!!いう焦りで左手のオーバー手袋を外してしまいました。オーバー手袋が風に持っていかれそのまま紛失。そこでパニックになった私は雪洞入口の右側に手をかけてしまいそのまま雪洞内に落下!

 

雪洞は崩壊し、雪洞内部には容赦なく吹雪が。私は動揺してしまい少しの間動くことが出来ませんでした。その間にMTUリーダーとNKJさんが入口をツェルトで塞ぐよう努めて下さりますが、崩壊部分が大きく風も強かったのでそのままツェルトを被れというリーダーからの指示。

そして、ツェルトを被りながらとりあえずパッキングをしろという声が。崩壊した雪洞内で雪に埋もれたギアを掘りながらザックにパッキングしていきます。私は左手のオーバー手袋と厚手のウール手袋を無くし薄手のインナー手袋だけだったので、ザックから替えの手袋を出し左手にはめる事から始めました。なるべく左手は使わないようにし、ギアをかき集めザックの中に押し込んでいきます。徐々にあらゆるものが凍りはじめザックのバックルやベルトが凍結し、閉まらなかったり伸びなかったり。。崩壊してから何分ほど経過していたか分かりませんが、この時間はとても長く感じました。

 

なんとかパッキングをし終えた頃にUZUさんが様子を見に来てくださいました。パッキングし終えていた私からUZUさんチームの雪洞に。中に入るとDTEさんが優しく迎えて下さいました。MRJさんも優しくお声掛けしてくださり徐々に気持ちも落ち着いていきました。暖かい飲み物を頂き、UZUさんは自分の予備の手袋を差し出して下さります。自分のための予備の手袋を、私に。DTEさんMRJさんもコンロを出して手を温めて下さったりと、本当にありがとうございました。

 

暫くして、MTUリーダーとNKJさんも雪洞内に。私が崩壊させたにも関わらず、MTUリーダーとNKJさんは吹雪の中、身を挺して様々な事をして下さいました。その間の私はというと、恐怖のあまり何も出来る事無く、座り込んでしまいました。本当に情けないです。MTUリーダーと同期のNKJさんにはとても申し訳なく、そして感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、わざわざ様子を見に来て下さり、何度も私たちの雪洞と自分の雪洞を往復して下さったUZUさん、自分たちの雪洞に迎え入れ、優しく対応して下さったDTEさんMRJさん本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8時頃出発の指示が出たので、それまで雪洞内で待機して下山準備。

下山の時点では吹雪もありましたが時折綺麗な景色を眺める事も出来ました。

その景色に感動する余裕は無かったですけど(笑)

 

 

 

 

 

 

八方池山荘あたりまで下りてくると風も落ち着き、下からは数名のスキーヤーが登って来ていました。

今回の山行では自分の不注意で迷惑を掛けてしまうことになり、本当に申し訳ございませんでした。

いかなる時でも冷静である事がいかに重要であるかということを学べた山行でした。

そして、オーバーミトンを付けた状態での作業がいかに難しいか。

これは自宅でも練習が可能なので、時間を見つけて訓練していこうと思います。

 

今回は、イグルー作製、雪洞、ビーコン操作、BV体験と本当にたくさんの事を教えて頂きました。

個人山行では中々勉強出来ないような事も、泉州山岳会では教えて頂くことが出来ます。

教えて頂いたことを、次に繋げて行けるように少しづつ経験を積み、努力していきたいと思います。

 

わざわざ参加して下さったOBのARNGさんありがとうございました。ARNGさんのお言葉は1つ1つとても参考になることばかりで効き洩らさないようにしっかりと耳に焼き付けました。リーダーの方々、諸先輩も本当にありがとうございました。

 

そして1年間共に頑張ってきた同期のメンバー。本当にありがとう。Bの活動もあと少し。

本当に78期のメンバーであれたことをうれしく思います。   HYS記


八ヶ岳赤岳南峰リッヂ登攀、ジョウゴ沢アイス(Aiming Matterhorn north wall①) 19年02月13日

山行期間 2019.2.8~2.11
メンバー SKT、MTU
山行地域 八ヶ岳
山行スタイル アイゼン登攀、アイスクライミング

海外山行に向けてのトレーニングで、S リーダーと八ヶ岳に行ってきました。

予定は、赤岳主稜登攀・中山尾根登攀・ジョウゴ沢アイス。

天候がよくないのでどうなるやら、行ってのお楽しみです。

大阪を21:30出発

美濃戸山荘Pに3:30着後仮眠

5:40起床→7;00出発→行者小屋9:00着

テントを張り、初日の行程通りそそくさと赤岳主稜登攀に向かう。

文三郎尾根は、かなりの雪風。

しかも、赤岳主稜は2パーティーの順番待ち。

予備ルートの赤岳南峰に変更

12:30 取付き到着。カメラも寒さの為うごかなくなる

3ピッチの短く簡単なルートだが、吹雪がキツくつらい登攀でフラフラなる。

14:00 結果、4ピッチで山頂に到着。休憩もせず、さっさと文三郎尾根から下山しテン場に帰る。

テントで明日の行動の相談をすると、明日は冬型で荒れそうなので残念だが中山尾根をやめて、風の影響の少なそうなジョウゴ沢でアイスをすることに決まる。

2日目 朝一で行者から赤岳鉱泉にテント移動。

9:00 赤岳鉱泉出発

ジョウゴ沢は、初めてなので取付きへのルートを教わる。

9:50に、F1の氷滝に到着。思ったより天気もよく風もないので硫黄岳まで抜けようといわれる。

1年ぶりのアイスで初めてのアイスのリードをする。

かなり鈍臭くうまくいかなので、もう一度登り返し練習する。

そしてF2へ移動し登攀後、そこからかなりの距離をコンテで移動し50mある氷滝の右ルンゼへ。

そこは、距離が長いのでSさんに任す。

ところどころ、裏に水が流れており氷が薄くあまり状態は良くないとのこと。

登攀をおわってから稜線までの登りがかなりキツくフラフラになる。

稜線まで上がるとすぐ右手に横岳。

硫黄岳までの稜線歩きもフラフラになりきつかった。

15:00硫黄岳登頂

16:15赤岳鉱泉到着

翌日は天気も悪くなりそうなので、

これでトレーニング終了。

1か月以上なにもトレーニングしてなかったので体力の衰えと自分のロープ裁きのもたつきにいらつく始末で、そして、Sさんのパワーアップにビックリし、海外山行へ不安のよぎる山行となった。

翌日、そそくさと下山し西野邸に寄りマキ割りをさせてもらい悔しさを発散してから帰阪しました。

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ローストビーフ山行(湯俣岳) 19年02月11日

山行期間 2018/11/23〜25
メンバー OKD MTU YZN
山行地域 北アルプス
山行スタイル 冬合宿(水晶岳)偵察

O島パーティーの冬合宿偵察山(水晶岳)下見に

特別枠で参加してきました。

駐車場到着(例年より雪少なめ)

1日目8:00湯俣温泉に向けて出発

トンネルを抜けて高瀬ダム

名無避難小屋到着(合宿では状況により使用も)

危険箇所チェック(沢筋雪崩警戒ポイント)

湯俣小屋到着

今年の大雨で橋がながされて湯又小屋も休業とのこと

渡渉して小屋へ

テント幕営、本日はここまで。(雪が少なく山中では水の確保が困難の為)

温泉の偵察(これは合宿とは無関係)

 

晩御飯は、MTRシェフ手製の豪華なローストビーフとワインで小宴会

山ごはんと思えない美味しさに、トークも盛り上がり、笑いっぱなし、楽しすぎる ♪

今回の食事は全てMTRシェフが準備して担いで来てくださいました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

二日目

偵察開始、快晴

槍ヶ岳が綺麗に見えます。

野口五郎岳も綺麗に見える。裏銀座も来年あたり行きたいところ。

湯俣岳に到着。丁寧に偵察されるお二人、勉強になりました。今回はここまで。

票布の確認しながら下山(ちゃんと仕事してます)


晩御飯、ニョッキのトマトスープとワインで二回目の小宴会。美味しい!

ほとんど、宴会だけの楽しい山行でした。笑

急いで帰阪、今回の山行の最終行程の焼肉へ

お疲れ様でした。


新歓アイスクライミング例会(湯川渓谷・岩根山荘) 19年02月06日

山行期間 2019/2/2~3
メンバー NSN 他12名
山行地域 湯川渓谷
山行スタイル アイスクライミング


メンバー (OB)NSN  (Mチーム)KNS  TRN  SKD  WDZ  DTE  TYK  YSZ  TRD  MTD

(Bチーム)ICK  KUS  HYS

恒例の新歓アイスクライミング、いつもははもずしですが、今回は初めて湯川に行きました。

2月2日 朝、道の駅で八ヶ岳支部?のNSNさんと合流。

スキー組と分かれて湯川渓谷に向かいました。

心配していた駐車スペースは、2台分の空きがあり、初心者エリアでトップロープを張りました。

抜け口のほうが黒く、リードは危なそうです。私はリードできませんが・・・

60mロープ2本で振られ止めを取って4本のルートができました。

Bチームの人たちを中心に、NSNさん・SKDさんのレクチャーを交えて登り込み開始。

Bチーム上手すぎやろー!!!

Mチーム1年目もとっても上手。(泣)

私は・・・意地でも使おうと思っていた旧サミテックは早々に捨ててSKDさんのノミックを借りて、落ちないように必死でした。(汗)

昼食をはさんでみんな4本~5本ずつくらい登れました。がんばりました。

初心者エリアはこの日空いていて、とっても広いので使いやすかったです。

夕方6時ごろ宿泊先の岩根山荘に着くと、お風呂と豪華夕食(すき焼き・チキン・鯉!!)が待っていました。

2月3日 湯川渓谷2日目と山荘アイスツリー組に分かれて行動。

アイスツリー組はWDZさん、TYKさん、YZNさん、MTDさんとDTE。

アイスツリーは全面にトップロープが張られて、みんなで仲良く使いあっていました。

せっかくなのでドライツーリング壁にも挑戦!

腕がものすごくパンプしてこれで終了しました。

初日の1本目は氷に張りつけになって猫パンチを繰り出していたMTDさん、アイスクライミング2日間にしてありえないほど上達していました。どこまで君はエリートなのか・・・

DTE記

2月3日 湯川2日目組

NSN  KNS  TRN  SKD   TRD   (Bチーム)ICK  KUS  HYS

  

湯川チームは6時起床。6時半から朝食を頂き準備が出来た時点で出発。

私はNSNさんの車で湯川まで向かわせて頂きました。

車中ではこれまでの泉州山岳会の歴史やNSNさんのアルパインクライミングに関する想い、Aチームを発足された時の事、若くして亡くなった仲間の事など、本当に様々なお話を聞かせて頂きとても貴重な時間を過ごすことが出来ました。

湯川に到着後、林道手前に車を止め歩きます。エリアに到着するまでの林道脇には数台の車がチラホラ。既に人が多そうな雰囲気です。

エリア到着後、本来の予定では初日よりもグレードが高いエリアに行く予定だった様ですが既に取り付いているパーティーが数組居たみたいで初日と同じエリアでライン少し変えた所でトライすることに。

SKDさん、リードで軽やかに登られ、トップロープを張って下さります。

初日よりも傾斜は緩やかな気がしますが、距離が長い。。。

前日の腕の疲労を残したまま1本目のトライ。

ダメです(笑)腕が・・・・・上がりません(笑)

前日の疲れが出てバイルが何倍も重く感じます。。

ピックが綺麗に刺さらず焦ります。腕がプルプル・・・焦るあまり足元もグダグダです・・

もう使えるものは何でも使います(笑)膝を氷に押し付けて、井戸から這い上がる貞子並みのムーブで這うように何とか最後まで(笑)

もう1本でお腹いっぱい。満足です(笑)

時間もないという事で一人1本~2本登ったところで終了!

初めてのアイスクライミング体験!本当に楽しかったです!!

色々とご準備、計画して頂いたDTEさん、天然氷瀑でのアイスクライミングの機会を作って頂いたSKDさん、わざわざ参加して頂き色々とご指導して下さったNSNさん、ご一緒して下さったMチームの諸先輩方、本当にありがとうございました。

幸せな時間を過ごすことが出来ました。

HYS記


冬合宿 目指せ水晶岳 19年01月12日

山行期間 2018年12月28日(夜)~2019年1月1日
メンバー OSM、MTU
山行地域 北アルプス
山行スタイル 積雪期縦走

3年前に冬合宿で水晶岳に行く計画を立てた。この時は、残念ながら途中の真砂岳で引き返してきた。今回は、3年前の経験を生かして、予備日を十分に設ける(最大7泊8日)計画とした。

出発1週間前は、雪がかなり少ないので厳しいラッセルはないと期待するも、2-3日前には出発時に最強寒波が来るのが確実となった。当初の予定では、初日は湯俣温泉から湯俣岳の途中まで登る計画にしていたが、湯俣温泉まで行ければ良しとすることにした。28日、大阪を出発するときには、大町市が大雪警報となっていたが、ほとんど雪はなかった。タクシー会社に車を預けて、タクシーで葛温泉に移動。予想していたより雪はなかった。29日は湯俣温泉まで行くことができた。初日はここで泊まることにした。

   

2日目、1800 mぐらいまではほぼ夏道がわかりスムーズに登る。寒波の影響は出ていない。この山行を成功させるには最低でも湯俣岳と南真砂岳の間にあるコルまで進む必要があると思っていたが、南真砂岳よりさらに進めそうな予感がした。ワカンをつけることにした。夏道がわからなくなり、直登ルートを取ることにした。

   

進まなくなった。厳しいラッセルだ。他のパーティは来ないだろう。2人だけのラッセル。今回のパートナーのMTUさんは50歳を越えている。20キロを越える荷物を担いで進んで行く。頼もしい限りだ。

湯俣岳に着いたときはフラフラだった。さらに登りだったらここであきらめるところだったが、コルまでの下りだったので、そこまで行くことにした。そこでテントを設置。ここで今後のことを相談。この状況では水晶岳に行くことは無理。3日目は南真砂岳にアタック装備で行くことにして、4日目に下山することにした。

3日目、厳しいラッセルの始まり。2400 m辺りでワカンでは滑り始めたのでアイゼンに履き替える。カリカリに凍っていないため、踏みぬいてしまう。全装備を担いでいたら大変だっただろう。何とか南真砂岳に到着。

   

   

4日目、トレースが残っていたので、道迷いすることなく湯俣温泉まで下山。登りの苦労は何だったんだろうと思うほど早く湯俣温泉に到着。ここから葛温泉まで長い林道歩き。

2回連続で水晶岳の敗退。山行中は、限界だった。振り返って考えると、悔しさだけが残っている。

12/29 : 8:00葛温泉→10:30高瀬ダム→12:10名無小屋→13:50湯俣温泉

12/30 : 5:10湯俣温泉→7:10 1830m→9:00 2070m→11:20 2300m→12:10 2340m→湯俣岳→14:00コル

12/31 : 6:30コル→7:35 2370m→10:10南真砂岳→10:50 2450m→12:00コル

1/1 : 5:20コル→5:50湯俣岳→8:30湯俣温泉→9:55名無小屋→11:30高瀬ダム→13:15七倉温泉→13:50葛温泉

 


冬合宿 槍ヶ岳(中崎尾根) 19年01月08日

山行期間 2018/12/28~2019/1/1
メンバー DTE(CL), MSD(SL), UET(SL), YZN, MTD
山行地域 北アルプス 槍ヶ岳
山行スタイル 雪山ピークハント


12月28日 雪

新穂高手前の某所で快適な仮眠とらせてもらう。

天気予報では冬型と強めの寒気で雪の予報。30日まで稜線行動は難しい。

高気圧が張り出してくるはずの31日をチャンスと考えて入山しました。

12月29日 雪

新穂高駐車場に着くと複数の車両と登山者の姿が。正直ほっとしました。

登山センターで届けを出して、槍平をめざし7時過ぎの出発。

穂高平~白出沢までは30cm程度の積雪。滝谷の避難小屋でお昼くらいになりました。


 

 

 

 

 

 

 

 

槍平に着いたら14時過ぎていました。リーダーが「冬期小屋の中にテントを張ってみよう」

と提案してしまいさらに1~2時間のロスをしました。

(小屋の中に無理やり6人用テントを張ると、ものすごく空間を占拠し他の人の迷惑になるので外に張りましょう。)


 

 

 

 

ぎりぎり16時の気象通報に間に合うが、槍平はあまり電波が入りません。

とぎれとぎれのラジオでもきれいな天気図を書いてくれる新人MTDさんでした。

 

 

 

12月30日 雪

前日は槍平まで時間がかかったが、大喰西尾根の選択肢は捨ててがんばって中崎尾根をラッセルすることに決定。

出発時は正直、1日で中崎尾根にも上がれるかな?と思っていました。

というのも自力でラッセルして山に立ち向かった記憶など・・・。

奥丸山への取り付きは、夏道の記憶で出だしを少し沢筋に行ってしまってから苦労して尾根に取り付く。

MTDさんはすごいスピードで先頭を行くが、速すぎて全然トレースができないのでもう少しゆっくり足跡をくっきりつけてくれるようにリクエストした。


尾根に上がって一息ついていると、他の2パーティが上がってこられて、

「協力してラッセルしましょう」

といってくださる。天使かと思いました。

 

というわけで中崎尾根BV地点(2,400m付近)まで7人~10人?交代くらいで行きました。

尾根上は1mほどの積雪で、この日昼くらいまで降り続いていました。

 


ここでも新人MTDさんの活躍が目覚しく、先頭ですごくきれいなトレースをつけてくれました。

(ちょっと歩幅が広すぎてしんどい・・・)

YZNさんも私も男性に負けないようがんばりました。

中崎尾根に乗越す斜面が難しかったです。

 

2,388mのピーク辺りから雪面が固くなったり急になる部分があり、その次のピークを越えたところに大き目の木があってその下の斜面を掘ってテントを張りました。13時20分行動終了。

 

おいしかったカツカレー。

掘るのは苦労したけど、風が当たらない良いテント場でした。

一日必死でラッセルしてなんとかアタック可能な地点まで来れました。

翌日の天気も予報どおり晴れそうだったので、全装備担いで山荘を目指すことに。元旦の天気は怪しかったのですが、最悪山荘に泊まって翌朝早く下山しようと思っていました。

12月31日 晴れ

朝の準備も順調になってきて、6時暗いうちに出発。後ろに泊まっていたパーティがもっと早く出ていてトレースをつけていただいてました。


 

明るくなってくると冬の飛騨沢の美しい姿が明らかになってきます。

 

スキーで滑っているパーティも見えて、ものすごく楽しそうな叫び声が。

 千丈乗越への道は尾根伝いに行くのがセオリーですが、SLに相談、ちょっと考えて あっさり先行パーティのトラバースのトレースに従いました。

 

 

 


UETさんに先頭をお願いすると、ぶっちぎりです。

 

 

 

 

穂先が顔を出してきました。

 

 

 

8時。千丈乗越です。警戒していた強風は・・・。

 

 

 

 

なんと無風でした!!

今日登らなければいつ登るのかというくらいの快晴無風で快適に西鎌尾根を登って行きました。

 

千丈乗越手前と西鎌尾根の最後のほうは少し急斜面でしたが、新人さん二人もさくさく登っておられました。

9時半山荘に到着しました。

 

 

 

 

富士山が見えます。

 

 

 

 あとは穂先です。

 

 

 


 

 

 

 

穂先は新人さんもいるし私もロープがいるかなと思っていましたが、晴天で賑わっているのでロープ出したら迷惑だろう、というSLの判断。


 

 

 


 

 

 

 

そしてついに!!

 

 

 

10時45分、槍ヶ岳登頂です。

YZNさんは、なんと初の槍ヶ岳を厳冬期に成功されました。

 

 

 


終始優等生のMTDさん

 

 

山頂でもエレガントなYZNさん

 

 

 

 

登ってきた中崎尾根が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

下山も無事、(私が一番びびっていたかもしれませんが)ロープを使わず降りることができて、リミットの午前中にぎりぎり間に合ったので槍平まで下山しました。

その夜は中崎尾根を一緒にラッセルした東京の山岳会のパーティお二人がテントに遊びに来てくださり、プチ親睦会を行いました。

1月1日 晴れのち曇り

槍平をゆっくり7時に出て10時、新穂高まで下山しました。

帰りに見えた滝谷ドーム。

 

北鎌尾根パーティは一体どの辺りまで進んでいるのかと考えつつ。

 

~~~

今回の合宿は記録を書いてみると、快晴のおかげであっさり登頂しているのでしたが、

それまでには9月から3ヶ月間のきついトレーニングがありました。

新人の4名(うち2人は本番には来られませんでしたが)は軍隊のような?つらいトレーニングを本当に本当に、思い出すだけで泣けてくるくらいがんばりました。トレーニングは本当に大事です。

そして荷物の軽量化についても、口うるさく言ってすみませんでした。

みさなんのがんばりと準備のおかげです。

一番の収穫は、中崎尾根を装備を担いで自分たちで道を作って進めたことだと思います。

そしてサブリーダーを二人もお願いしたMSD会長、UETさん、一人では無理でした。ありがとうございました。

ルートのアドバイスをいただいた先輩方も、皆様本当にありがとうございました。

DTE記

 

 

 

 


八ヶ岳 赤岳 19年01月04日

山行期間 2018年12月21日(夜)~23日
メンバー SUM,NGC,TRD,(+1)
山行地域 八ヶ岳 赤岳
山行スタイル ピークハント

今回は赤岳鉱泉アイスキャンディーと赤岳ピークハント、そして赤岳鉱泉で働いている同期のFJSさんの応援訪問が目的。

赤岳はBの1月山行で来ている。今回は自分の足と意志で、同期と山頂に立つぞ。

12月22日

03:00 美濃戸口に駐車。(美濃戸に駐車できそうだったが立ち往生を避けるためここまで)

06:30 美濃戸口を出発。林道歩きで足馴らしをして、美濃戸から北沢ルートを歩いた。所々、凍っているがアイゼン無しでオッケー。

10:00 赤岳鉱泉着。早速、テント受付。FJSさんを受付近くで見つけ再会。元気そうだ。山小屋ガールになりきっていた。

11:00 アイスキャンディ開始。12月の冷え込み遅れで、2面でオープン。午前中はまばらであったが、午後からはオープン初日&三連休ということもありしっかり混雑してきた。その後、4時クローズまで楽しんだ(いや練習した)。

 

 

 

 

 

この日は午後から晴れ渡り、大同心・赤岳もバッチリ。(翌日は??)

 

 

 

 

 

12月23日

05:30 赤岳鉱泉出発。行者小屋までトレースばっちり。

06:15 行者小屋出発。前週に結構積もった様子だが、ここからもトレースばっちり。アイゼンをしっかり効かせれば、問題なさそうだ。但し、前日のような晴天は望めそうもなくガスと終始付き合うことになる。幸い50m程度の視界は得られた。やがて、森林限界も越え、風が強まるゾと身構えたがなんとかやり過ごせる程度で助かった。

 

 

 

 

 

08:05 登頂。今年2度目の赤岳。

 

 

 

 

 

前回と違い、残念ながら視界は得られなかったが、堪能できた。赤岳頂上山荘横で温かい飲み物を摂って、下山。3連休ということもあり続々と登山者とすれ違い挨拶を交わした。

帰りには赤岳鉱泉に寄りFJSさんを再激励。

 

 

(FJS:元気にやってま~す)

 

(SUM記)

 


八ヶ岳 南稜北稜 18年12月28日

山行期間 12/21~12/24
メンバー TG BN SOT KS
山行地域 八ヶ岳 南稜北稜
山行スタイル アルパインクライミング


今年の2月から行くと決めていた北稜へ南稜と共に行ってきた。
暖冬が続く中で雪があまりないと直前の情報があったので、ただの縦走路になってしまうのかもと危惧しながら始まった山行だった。
船山十字路の駐車場で仮眠。少し寝坊してのスタートとなりました。

立場山からは積雪10センチほど。やはり暖かいと感じる。
見上げれば延々続く急登にテント泊3日分の全装備が圧し掛かって大汗をかく。
開けた場所に出るとそこが青ナギだった。
着いて見たかった阿弥陀南稜全景はガスで見れず、何度も見た写真を脳内に思い起こした。

 

 

P1が目前に現れてテンションが一気にあがる。
が思ってたほどもなくただの縦走路という感じだった。
P2からトラバースを経てP3の取り付きに着く。この頃ようやくガスが抜けて青空が見え、南稜の岩肌のコントラストが映えて何ともかっこいい。
雪質も湿雪から乾いたものになっていた。
ここでロープを出しクライミングの準備をする。先行Pは正面を登るという。
私達はガリーに向かってワイヤーを10メートルほど下ってアンカーを取った。

13:30、TGさんがリードで進む。私がビレイしている場所からはすぐさまTGさんの姿は目視出来なくなったが、
ガリーを流れ落ちてくる雪の量、リズムから登っているのだと想定するしかなかった。
コールは届かない。ロープのテンションで合図と決めていた。残ロープが少なくなり、思っていた以上に登っている様子だった。
セカンドの自分は腰にSOTさんのロープを上げながら(SOTさんの荷物を軽くするため)登っていった。
新雪が多く、ダブルアックスが効く所とグサグサの所がある。岩には氷が張ってる箇所も。
ガバを掘り起こせたが、せっかくだからとダブルアックスを使う。
効けばガツガツ行ける。この感覚が楽しくてたまらない。途中リングボルトが一箇所あったが、さらなる上でピッチを切っていた。

BNさんが登ってくる。
ピッチを切った場所は少し狭く、BNさんには下で足場を作ってもらいTGさんの確保器で仮固定を作りBNさんを確保。
BNさんはボディビレイでSOTさんをビレイした。
TGさんは2Pへと右上、潅木でピッチを切り、あとは直登して雪稜にでた。

 

 

16時。阿弥陀岳へと向かう。この日一番緊張した箇所がここにあった(笑)
阿弥陀岳 山頂16:30。暗くなる前に降りたい。慎重に足早で中岳のコルまで降りると中岳沢にはしっかりしたトレース。
ヘッドランプを点けて行者小屋へ降りることにした。
行者小屋 17:30着
どう見ても2~3人用のテント・・・。間違えてないよね??装備表ではちゃんと4人って記載してた・・。
ギュウギュウ詰め状態で座位が常に猫背なのは辛い。
仕方ない。さっさと食事を済ませ寝てしまおう。ザック等荷物を外に出して被り合うようにして就寝。

 

23日6時起床。
準備を済ませ、中岳沢の途中から右上のトレースを踏んでいく。尾根に出る。
ジャンクションピークらしい場所で先行P1組が懸垂下降で降りて行き、さらに行くとガイドツアーの1組がいた。
彼らを通り過ぎて第1岩稜に着く。左横を巻いていくと、9:23 第2岩稜基部に着くと私達だけだった。

TGさんとBNさんパーティは正面から登ることに。
私とSOTさんは左横を少しあがったクラック気味のルートをつるべで行くことにした。
TGさん・SOTさんリードで同時に登攣開始。
ここもコールは届かない。が、何度もSOTさんと組んでいるせいか、ロープの流れ方から状況に確信が持てる気がした。
こういう感じってすごく大切だなって改めて気付かされた。

岩稜上部ではTGさんが下部、SOTさんが上部でピッチを切っていた。
2ピッチ目はバンド気味を右上、難しくはないけど草付きでアックスの掛かりがあまりよくない。
TGさんから「無理に使わんでもいい。ガバを起こせ」と声を掛けられたが、「すみません、使いたいので使います。」
ってな感じで、岩の小さな箇所に掛けてバランスで登った。

登れば噂のナイフリッジ。
って、短か。

潅木でピッチを切り、登攣終了。阿弥陀岳へはすぐ。

 

阿弥陀岳 山頂11:22
時間も早いので、このまま下山決定。

 

 

★赤岳鉱泉に寄りました(^^)

「皆さん、お元気ですか?
私は元気でやっています」

by 加奈子

 

 

 


荒島岳 18年12月24日

山行期間 2018年12月15日(夜)~16日
メンバー OSM、MTU、OKD
山行地域 福井県 奥越高原県立自然公園
山行スタイル ピークハント


ラッセルのトレーニングを目的に、荒島岳に行ってきました。冬なのに小春日和(?)が続いています。ラッセルするほど雪があるのでしょうか・・・。

現地の近くで仮眠をとります。さすがに夜は冷えます。OSMさんとMTUさんは夏用のシュラフで丸くなって寒そうに寝ています。OKDは3000m厳冬期用シュラフなのでコタツで寝るくらい快適でした(笑)。

空が白み始めたので、勝原(カドハラ)スキー場跡の駐車場を出発。ゲレンデ跡を通過して尾根沿いの登山道を進みます。雪の深さは足首ほどもありません。

 

ブナの原生林、標高820m「トトロの木」に到着。木は残念ながら倒れていました。

ここでも雪の深さは足首程度、さほど風もありません。快適なスノーハイク、これは楽しい!!(ラッセルはどうした!?)。

雪が少ないので勝原(カドハラ)コースを夏道通りに進みます。標高1204mしゃくなげ平に到着。ここは夏道が消えるほど積雪があった場合、下山時に注意すべきポイントです。視界が悪いと小荒島岳への尾根へと引き込まれる可能性があります。

 

ここからの尾根も強い風は吹かず、楽しいスノーハイクです。OSMさんとMTUさんは体力が無尽蔵なので物足りないようです。2人ともザックに石を詰めた方が良かったかも。

OSMさんが残置の標布を発見しました。木の枝に付けられた標布は高さ3m以上あります。ガッツリ降れば積雪量は半端ない事がわかります。さすが日本海側の山は違います。ドカ雪が降れば猛烈なラッセルを要するでしょう。

山頂が近づくにつれ、ガスで景色が見えなくなってきました。

祠が見えてきました、荒島岳山頂に到着です!!

 

残念ながら景色はまったく見えません。

下山は同ルートを下降。念のためアイゼンを付けました。登ってくる沢山の登山者に会いました。やはり人気のコースです。ラッセルは出来ませんでしたが楽しい山行でした。

あと、下山後に食べた越前おろしそばが非常に美味しかったです!!

(行動時間)

6:10駐車場―7:20トトロの木―7:55・標高1015m―8:20しゃくなげ平

―9:25山頂―休憩―9:40山頂―10:20しゃくなげ平―10:45・標高1015m

―11:45駐車場

 

 


2018冬の例会 鍬崎山 18年12月10日

山行期間 2018年12月7日夜~12月9日
メンバー TYK/AB/UZ/MSD/NGS/KNS/OSM/TRN/UTJ/YSZ/DTE/KWI/YMK/MTD/SMA/FRZ
山行地域 北アルプス
山行スタイル 冬山登山

今回の例会は鍬崎山。日本三大霊山の2つ、白山の神と立山の神が、鍬を使って山の高さを競い合ったときに、こぼしたものが鍬崎山になったという昔ばなしのある山。戦国時代には、富山城主の佐々成政が数百万両の軍用金を埋めたという埋蔵金伝説が残る山です。山頂からは剱や奥大日、立山、薬師岳、立山カルデラが一望できるというので楽しみにしていました。
しかし、今年はまだ雪が少なく訓練ができるのか、当日は心配なまま出発。駐車場で仮眠し、起床してから協議となりました。積雪がなければ水が確保できないので泊まれないとのこと。とりあえず、行けるところまで行こうということで出発することになりました。

スキー場につくと少し積雪があったので、まあ、大丈夫でしょうということでそのまま決行です。登山口はそれほど積雪はありませんでしたが、登るにつれて積雪があり、水も十分作れそう。その雪は新雪でさらさら、積雪量もほどよく、慣れないM一年目が先頭にということでしたが、先頭歩きも気持ちよく歩けました。

 

 

 

 

 

大品山を過ぎ、テント候補地を探しながら行きますが、出発時間が遅れたこともあり、ピークを踏めそうにはありません。時間切れになり、1700m地点で折り返しました。行きに見つけていたテント場まで戻り、狭い場所にテント設営です。今回初雪山テント泊のメンバーが、竹ペグをコッヘルの中にパッキングしていて取り出すのに時間がかかっていました。使うタイミングでパッキングすることの大切さを改めて確認。夕飯はそばめしとちゃんぽんスープ。ソース味が疲れた体にいいねと好評でした。雪を溶かし水を作って、就寝。
翌日は4時半起床、朝食は鮭雑炊。6時半に出発。昨晩は積雪が結構あったようで、景色が昨日とはかなり変わっていました。
スキー場に戻って、ワカンを装着しての歩行訓練です。ひさびさのワカン装着に時間がかかってしまいました。できる気がしていても、やっぱり一度家で装着練習しないといけないなぁと思いました。

今回は時間切れでピークを踏めませんでしたので、またいつか来て立山の展望を楽しみたいです。

先輩方ご指導、ありがとうございました。

 


12/7(金) 大阪(夜)発 – 駐車場 2:30
12/8(土) 5:30起床 – 7:30あわすのスキー場出発 – 9:00貯水池 – 13:30約1700m地点で折り返し – テント場着14:30 – 19:00就寝
12/9(日) 4:30起床 – 6:30出発 – 9:00 貯水池 – ワカン装着歩行訓練 - 10:30駐車場 – 帰阪

(YMK記)


中央アルプス 越百山 18年11月26日

山行期間 2018年11月23日~24日
メンバー OSM、ABE、NGS
山行地域 中央アルプス
山行スタイル 雪山


 10月の白山に続き、ABEさんとNGSさんとで越百山に行ってきました。経験豊富なABEさんとNGSさんが行っていない山を探すのは大変なのですが、越百山には行ったことがないそうなので良かったです。私は今回を含めて5回目です。私は、中央アルプスと相性が良く、行くと必ず快晴になるのですが、今回も快晴でした。

林道が崩壊しているため、今朝沢橋の駐車地まで車を入れることができず、伊奈川ダム手前に停めることになりました。数台停めることができるスペースがあります。駐車地から福栃平までの林道も、崩壊しているところが結構ありました。

   

越百小屋から見える越百山

 

もうすぐピーク。

   

ピークに到着。

   

小屋に戻って、ABEさんが用意してくれた鍋で宴会。しめのラーメンは食べきれないぐらい豪勢だった。

次の日は、そのまま下山。中津川の温泉に入って、有名な蕎麦屋に行こうとしたら並んでいたため、あきらめてしまった。次回は行きましょう。

11/23 7:10伊奈川ダム(もみじ山荘辺り)→8:20福栃平→9:30上のコル→10:40 2140m→11:55越百小屋→13:10越百山→14:00越百小屋

11/24 6:10出発→6:50上の水場→8:25福栃平→9:40駐車地

水場は、上も下も出ていた。


台高 大杉谷 18年11月25日

山行期間 2018年11月10日~11日
メンバー OSM、OKD
山行地域 台高山系
山行スタイル ピークハント


 少し重めの荷物を担いで、距離を歩く山行として台高の大杉谷に行ってきました。紅葉はいい感じでした。何とか日出ヶ岳まで行きたかったのですが、堂倉の避難小屋でギブアップでした。

  

千尋滝とニコニコ滝

 

平等嵓

七ッ釜滝

光滝、隠滝、与八郎滝

  

堂倉滝。ここからは、沢筋を離れて、登山道。きつい登りだった。

堂倉の小屋で本日は終了(小屋は鍵がかかっていた)。大阪まで戻るのに時間がかかるため、次の日は、日出ヶ岳に行かず、下山することにした。


台高 武木川 18年11月04日

山行期間 2018年10月20日(夜)~21日
メンバー OSM、KST、TRN、UET、OKD
山行地域 大高 武木川(下部)
山行スタイル 沢登り


朝もすっかり冷え込んできた時期、武木川で沢登りです。

吐く息も白い中、沢装備を整えて出発。橋を渡ってすぐに入渓。

  

最初、なるだけ水に入らずに進もうとしたものの・・・。

やはり沢に入るとテンションが上がってしまいます。

寒さに怯まず直登します!!体は冷え冷えです!!

そんな中、TRNさんが泳ぎ出します!!テンション上がってます!!

  

進むにつれ沢が広くなってきました。日差しが冷えた体に心地よいです。

ガードレールが見えて林道と交差する個所で遡行は打ち切ります。舗装路の林道に上がってからは集落の中をのんびり下山です。

武木川は林道沿いの沢とは思えない美しい沢でした。集落の方々が大切に美しい沢を守っているのでしょう。また訪れたい沢でした。

行動時間 9:00入渓→11:25遡行終了


紅葉の白山 18年10月21日

山行期間 2018年10月6日(夜)~8日
メンバー OSM、ABE、NGS
山行地域 北陸
山行スタイル ピークハント

9月は台風がたくさん来たので、山にほとんど行けませんでした。久しぶりの山登りは紅葉山行として、白山に行くことにしました。この時期は、別当出合まで車を入れることができました。

天気が良かったので、たくさんの人がいました。登山届は出合のところで提出しました。

砂防新道を甚之助小屋まで登り、南竜山荘のテン場まで行きました。テン場は、9月末までで終わっているのでテン場代は取られなかったです。そのため、テン場のトイレと水が使えないので、小屋のところを利用することになりました。

   

テント設置後、アルプス展望歩道で室堂に行きました。

   

室堂から、ピークに行き、池巡りをしました。

   

室堂に戻り、トンビ岩コースからテン場に戻りました。

  

次の日は、観光新道を経て、別当出合に戻りました。

   

行動時間

10/13 6:40別当出合→7:⒑中飯場→8:15甚之助避難小屋→9:10南竜山荘→10:20アルプス展望台→11:06室堂→11:45白山山頂→12:10翠ヶ池→12:40室堂→13:40南竜山荘

10/14 7:10出発→7:55黒ボコ岩→8:30殿ヶ池避難小屋→9:27別当坂分岐→10:13別当出合


槍ヶ岳(偵察) 18年10月10日

山行期間 9月21~23日
メンバー DTE、UTS、YKW、NGC
山行スタイル 偵察登山

9月21日(金) 雨

 「今週末の3連休の天気は土曜日は天気が崩れるが、夕方から回復し、日曜日は唯一の晴れ、月曜日は再び崩れるので、沢の渡渉などは注意」との天気予報、数日前から某小屋のブログを読んでいたので不安だった。槍へ行くのは自分にとって初めてだし、沢の渡渉できるのかな…という不安をリーダーに伝えると、今回はあくまでも偵察であるので行けるところまではいく、渡渉も様子を見て無理だったらまつか敗退はありうると答えていただけたので、とりあえず行こうという気持ちになった。

 3時ごろ新穂高駐車場につく(雨の為かあきあり)。起床は7時。雨の中テントをはり、とりあえず横になる。

9月22日(土) 雨のち晴れ

7時に起床。相変わらず雨がしとしととふる。とりあえず一時間待ちましょうとのことだったので、待つ。次第に小雨になってきた。ようやく重い体を起こし林道歩きを始める。舗装された道が延々と続く。途中引き返す人が何人かいた。話を聞くと「渡渉が難しいので」らしかった。途中林道の崩壊があった(2箇所、土砂崩れ)。

10時50分、白出の沢。流れの強さに「えぇぇ」となる。堰堤も増水し滑ったらどうしよう…という感じで怖い。先輩方二人は冷静にどこからか突破できないのかと考えておられる。そしてDTEリーダーが靴を脱ぎ、わたる。自分たちは石を投げ道を作る。裸足になり一歩踏み出すと真冬のようなさぶさ。何とか渡り切り登山道に入ることが出来た。

その後核心かと思われた、滝谷の出合い。数パーティが避難小屋から出ては見守る。水が引かないかと待っている。先輩方少し待ちつつも突破口を探し、石を投げて道を作ってくださった(きっとお疲れであったろうに感謝)。そして、「とんで」と手を引かれ全員渡り切ることが出来た。

Y山小屋につくと天気予報通り晴れ間が見えてきた。今朝の天気はなんだったのか…。穂高、ジャンダルムの姿が見れた。「明日は12時間行動で」覚悟した。

9月23日(日)晴れ

5時起床。予定通り、まず丸山をめざし、中崎尾根から槍を目指す。DTEリーダーがここに、とリボンをつけていく。これが冬道での目印となる。尾根道はとてもここちよい道だった。

とてもいい平な土地(テン場に最適)を見つけた(6時45分頃)。おそらく冬季はここでテントをはる。

頭上に大きな岩の塊が見えてきた。雪がついた状態のぼること…一人でも登れなかったらそこ降りれなくなって遭難になるからと言われ、息をのむ。目の前にすると自分が登れる気がなかなかしない。

千丈乗越まできた。先ほどとはうって変わってすごい風。急いで上にレインウェアをはおる。行動食を食べようにも飛ばされそうになる。ここからしばらくの稜線歩きは冬場でも変わらず風がつよく、足元は切れている上にアイスバーンになっているとか。一歩間違えばもれなく死が待っている。この風を知ることが出来ただけでも自分にとっては大きな成果だった。

せっかくだからと槍ヶ岳のピークを踏む。3連休というのにあまり混んでないのはやはり天候のせいだろう。踏ましていただけて感謝。今度は冬季に、また

頂上に着いたのが11頃だったので、14時までにY小屋まで大喰岳西尾根を降りることが出来たら、そのまま駐車場まで帰りましょうということになった。西尾根はガレガレであり、rakuしてしまうものなら大事故になりうる場所であった。どこもかしこも動く。全神経を一歩に集中させる。途中で冬季ビバーク跡(竹ペグや空き缶などが大量に落ちている場所)にでる。チングルマが枯れており、そこが花畑であったことを知る。そこから沢筋におり、予定より上部で飛騨沢の登山道に合流した。

Y小屋に着くと、予定していた時刻よりも遅くなってしまった。しかし明日の天気が崩れる事、渡渉が出来る保証がないことから、そのまま下山することになった。滝谷の沢の水量は変化なく多かった。そして、白出の沢に出ると水が何もなかったように枯れていた。たった一日しか経っていないのに驚いた。そこからひたすら歩き続け、行動時間14時間になる頃私たちはようやく登山口に到着した。

<まとめ・感想など>

  • 天候の崩れが予測されていてもその前後で好転する場合はどうなるかいってみないと分からない。周りの情報収集は必要だけど、自分の目で見る事も大切だ。
  • 渡渉の方法を知ることが出来た。
  • 今回偵察に行けたので雪のついていない山のイメージが出来た。特に千丈乗越からの強風には注意が必要である。槍の穂先にも、アイゼントレーニングをしっかりする。西尾根の下降はおそらく雪がつくので今日ほどの困難さはないと思われる。
  • 先輩方にはいろいろとご指導いただきました。ありがとうございました。