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ゴールデンウィークの白馬岳主稜25/05/12

山行期間 2025年5月5日
メンバー NGS SZK DOIA DOIS
山行地域 北アルプス
山行スタイル 残雪期バリエーション


4日の朝10時に集合し離阪。途中、白馬村のガストで夕食を摂り二股ゲート前に着いたのが18時過ぎだった。二股からは崩落箇所があるため通行止めになっている。幸い、駐車スペースが一台分空いていた。路駐禁止なので空きが無ければ八方の駐車場まで戻らなけばならなかった。

白馬尻から主稜に上り、そこからは延々と雪稜を登ることになる。斜度が増すのでダブルアックスで登る。雪は良く締り、アックスもアイゼンも良く効く。しかし一旦滑れば何処までも止まらないだろう。なので一瞬も気が抜けない。パニックになりそうなのを堪えて強張った身体で雪壁にへばり付きながら一歩一歩登った。要らぬ所に力が入ると無駄に疲労するのだった。

   

所々にクラックがあり雪のリッジ上で足を休める事が出来た。斜度が緩んでもナイフエッジが続くのでザックを下ろして休める場所は多くはなかった。

 

頂上に抜けれたのは10時過ぎだった。ロープは出さなかったので早い時間に着けたと思う。この日はこの時間で雪が緩む事も無く、安定していた事もありロープを出しているパーティは見掛けなかった。

頂上からは大雪渓を下る。下からはスキーヤー達がハイクアップで登って来ていた。

白馬尻まで戻った所で以前山中で出会ったAG大学山岳部OBの方に偶然お会いした。暫し歓談。山男の色気が漂う人物を前に女性陣は心なしか華やいだように思えた。

猿倉から林道のアスファルト上を疲れた足で帰路についていると我々の脇をスキーヤー達は充足した顔でチャリンコに乗って颯爽と下って行くのだった。

DOIS