山行期間 | 4/12 |
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メンバー | Dte,YMO |
山行地域 | 御在所 |
山行スタイル | マルチピッチクライミング |
GWに控えた瑞牆マルチにむけて御在所にいってきました。
05:30裏道登山口から入山。
2,3週間まえに来たときは藤内沢で膝までズボるくらいの積雪があり敗退したが、
今回はあったかいし上のほうにわずかな雪渓を残すのみ。春って感じだ。
まずはスラブの練習で中尾根バットレスへ。
中尾根バットレス「カリフォルニアドリーミング」にとりつく。
1p目 5.10a
ここは出だしがいつも濡れている。
核心はすこし遠いガバどり。朝いちだし、すこし緊張するがボルト位置は良心的だと思う。
2p目 「ウィンドサーファー」5.10b
2年まえに来た時、登れなかった宿題。
出だしの小ハングをレイバックで越えると、スタンスの乏しいスラブ登りが始まる。
1p目よりもスラブらしいスラブ。
最近スポートやクラックばかりでスラブをしていなかったので、ランナウトが恐ろしかったが無事RP。少しは成長できてるようでよかったよかった。
3p目 5.10a
Dteさんリード。出だしフレークにマイクロカムを使う。
1ピン目のボルトにヌンチャクをかけるところのスタンスが悪くキモイ。
OSとはいきませんでしたが、いい練習になったとおもいます。
3p目終了点から70mロープ折り返しで2回懸垂して下りた。
ここまではウォーミングアップ。本命の中尾根P3,P4北面にむかう。
←右からモンキーフェース、
P4(展望クラック)、
P3(ツルムクラック)
が見える
北面には5.10台のクラックルートが数本あり、前から気になっていたが今まで行く機会がなかった。
今回は瑞牆の練習と称して、ようやく機会を得た。
まずは「モンキーバック」5.10dから。
バットレスからは踏み跡をたどって歩いて行ける。
「モンキーバック」との念願のご対面。思ったより見た目はショボい。見た目は。
ある方からお買い得かも。と聞いていたし見た目もショボいし、はっきり言ってナメていた。
そして完膚なきまでにボコボコにされました。やっぱり強い人の「お買い得」とか「簡単」は真に受けたらダメですね。
調子にのってすみませんした。
気を取り直して「展望クラック」5.10aにとりつく
取りつきへは、踏み跡から「モンキーバック」を巻いて行ける。
出だし短いフィストクラックを登ってテラスに上がるとテラスからは被り気味の凹角に走るハンドクラックを登る。凹角のクラックが核心。
狭い凹角のせいで実際よりも傾斜を感じる。しんどい。抜け口も悪い。
落ちるかとおもったが、なんとかOS。
荷揚げをして、Dteさんフォロー。Dteさんもなんとかトップアウト。
名張の5.10aより全然悪い。
「展望クラック」を登るとp4終了点付近に出る。なのでここから中尾根P3とかに継続できる。
あと「ツルムクラック」5.10aを登るつもりだったが時間切れで下山することに。
「展望クラック」終了点近くの平たい大きな岩の下をくぐりラペルリングから懸垂。
すると中尾根ノーマルルート1p目の終了点に降りられる。
そこからは踏み跡をたどり一の壁経由で下山した。
名張と異なり5.10台でも御在所のクラックはサイズや形状の変化が激しく、ジャミングやカムをきめる箇所が限定?される感じで難しかったです。
御在所と瑞牆のグレード感が同じだとすれば、瑞牆ほんまにいけるんか?と不安ですが、あと1か月やれることやろうと思います。
YMO記