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御在所岳 前尾根25/07/09

山行期間 7/2
メンバー TKH,MZN,MTM,KTD
山行地域 御在所岳
山行スタイル マルチピッチクライミング


御在所の前尾根はマルチピッチの入門ルートだと前々から聞いていて、経験のない私でも挑戦できるのでは!と参加させて頂きました。

 

7/1夜に出発し、付近で前夜泊。行き道の車の中では前尾根の動画を見てみんなで予習しながら向かいました。

 

7/2 4時半に起床し5時半頃から歩き始めました。藤内小屋へは約30分で到着。少し休憩して取り付きへ。

 

裏道ルートを上がっていって、藤内壁出合のロッククライマー以外は立ち入り禁止看板を左手に進みます。右手に行くと山頂への登山ルートです。

ケルンが置いてあって、地図を確認しながら取り付きへ。7時ごろ取り付き到着、登攀開始。

 

前尾根のスタート、P7はCLのMTMさんがリード。ノーマルルートで、ⅴ級のうすかぶりのクラック始まり。4人一組でのぼったため、初心者の私は2番目でペツルのタイブロックをつけ、ロープを固定してもらい登りました。そのため、リードのМTMさんとは対照的にメンタルお気楽に楽しく登らせて頂きました。感謝。ちなみに、登れなくても巻き道もある模様。

 

P7を2ピッチに切って、後半はSLのMZNさんがリード。岩に乗り上がるところがP7の核心部分らしい。確かに、事前に見た動画でも、ヌンチャクかけてA0して登ってはる人もいた気がする。登り切ると下の川まで見えて、曇天でうっすら霧が上がってきているのが見えました。

ロープを付けたまま、P6までほんの少し歩いて、次はTKHさんがリード。P6はおそらく一番ノーマルのリッジルートを選択。フォローでもなんだかんだ難しそうな箇所が2箇所くらいありました。TKHさんが登っている間に雲が下から上がってきて、2番目以降が登り始める頃にはびしょぬれになるくらいの雨。TKHさん一人で懸垂下降して頂くわけには行かないので、ひとまず全員、滑りながらもA0でも何でもして上にはい上がりました。

P5はロープ無しでも上がれるくらいに易しいようなので、雨は降っていますが一旦偵察に。こんな下部で敗退なのも悲しいので苦し紛れに見に行きましたが、とはいえ、もう岩も滑るくらいに濡れているので、巻き道で帰る判断を下します。

 

案外この巻き道なるものが、登山道ではなく、あくまで踏み跡なので、濡れてると割と足場悪め。正しい巻き道なのか分かりませんが、あいだ一度懸垂下降も挟みました。道が荒れてるのでこのままであってるのか半信半疑のままなんとかP7の取り付きまで無事戻ってこれました。

 

山あるあるで降りてきた頃には、晴れていて、トップロープかけて、疑似リード体験をP7でして、カムの練習もさせて頂いて、2時頃には下山。

下部のP7P6の方が、初心者にとっては難しいらしく、一部の難所はもう乗り越えたということで(?)、また同じメンバーで最後のやぐらまで登りに来たいです!

秋にはリードができるようになっておきます〜!