山行期間 | 2022/6/18-19 |
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メンバー | TGA、DOI-S、DOI-A、SZK |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 登攀 |
奥穂高岳の南稜に行ってきました。
平湯温泉バスターミナル前から相変わらず?猛スピード宝タクシーで上高地へ。
河童橋から岳沢へ。雪渓を詰めて南稜に取り付きます。
雪渓末端を上がれば直ぐに岩壁。この壁を乗越して雪の解けた沢状をどんどん詰めていきます。しかし、雪渓の消えた直後の沢の岩は不安定です。手が軽く触れただけで等身大の大岩が後続メンバーへ向かってかなりの勢いで落ちました。大事には至らなかったものの、くわばらクワバラ。遭難救助が頭をよぎる。
落石に惧れをなして沢筋から逃げましたが、そのせいでしばしハイ松漕ぎ。しかし、全般的には下部は草付きを登っていくので、足元にはハクサンイチゲ、ショウジョウバカマ、ミヤマキスミレ、シナノキンバイといった高山植物が咲いています。南稜の中間部あたりからはハイ松帯の中にも踏み跡がハッキリしてきます。この踏み跡を見つけられるか否かが登行の鍵ともなりえます。
岩場もⅡ~Ⅲー級がほとんどなのでロープは出しませんが、心配な箇所では残置ハーケンにシュリンゲをかけてお助け紐として登ります。
トリコニーのあたりまで来るとだいぶ疲れてきますが、ここまで来たらもう登るしかありません。
高度に負けず、疲労に負けず。ロープを出したのは3ピッチのみ。それでも南稜の頭には16:15到着。これから下山も厳しいので、穂高岳山荘でテント泊としました。数年ぶりの穂高岳山荘は建て直したのか、キレイになっていました。
ゆっくり休んで、あとは下山。盛夏の候には人混みの横尾も今はひっそり。6月の穂高は静かでお値打ちかもしれません。
今年は八が岳赤岳東稜(1月)、霞沢岳南尾根(3月)、明神岳1峰東稜(5月)と自分なりには満足のいく山行ができました。
「アウトドア」ではなく、「高みへの憧れ」、「困難への挑戦」などといったアルパインクライミングなんぞでは決してなく「知らないところを見てみたい」=「ワルガキの探検ごっこ」という感じで〇〇年間にわたって様々な所を登ってきました。もうあと少し、しばらくの間も、探検ごっこといきますか!
6/18 6:15 上高地ー9:00 南尾根取りつきー16:15南稜の頭ー17:00 穂高岳山荘
TGA
山行期間 | 2022/5/21-22 |
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メンバー | NGS,MTM,SUM |
山行地域 | 大峰奥駈、高野山 |
山行スタイル | 縦走 |
若き日の弘法大師が「吉野から南へ1日、さらに西に2日歩いて高野山に至った」とされる弘法トレイルを歩いてきた。即ち、世界遺産から世界遺産へ。
総距離60km弱を2日で歩く計画だ。メンバーは3名。ツェルト泊で装備は自己完結。何時間かかるかな?(前週にはトレランレースが行われトップは9時間弱。早や~!)
前日終電で吉野駅へ。下車したのは我々3名のみ。数分後には電車も折返し、駅は静寂に。構内でおやすみなさい。
1日目:夜明けとともに出発。金峯山寺・金峯神社までは車道の緩やかな上り。ここからやっと登山道へと変わる。まずは、吉野最高峰の青根ヶ峰を通過。そこから二蔵宿小屋までは軽いアップダウンが続く。この後、急登が続いて大天井ヶ岳に到着。今回の最高峰だ。
ここからは下りが続くと軽く思っていたのだが。。。
なんとなんと下り基調ではあるものの、100-200mレベルのアップダウンが延々と続く。それも急だ。辛い。
幸い、弘法の道として歩く人も増えており、トレランレースの道標もあり、ルーファイに苦労することはない。
スタートしてから12時間。ひたすら歩いて急なアップダウンに音を上げそうな頃、本日の幕営予定の武士ヶ峰付近に到着。各自ツェルトを張って、お疲れも相まって早々に就寝。
2日目:昨日とほぼ同じ距離を歩くので夜明け前の4時に出発。今日はスタート・ゴールの標高差はあまりなく、アップダウンはあるものの100-200mレベルは1ヶ所のみ。そして1/3は林道・車道だ。標高も1000m以下で植林帯も続き展望がないので淡々と歩を進める。
天辻峠・出屋敷峠・紀和峠を経て天狗木峠に至ったところで残りは車道となった。あとわずか。奥の院まで来ると参拝・観光の方々が多くなってきた。15分ほどでゴールの金剛峯寺に到着。お疲れさまでした。
本日は8時間の行動となった。早く下山できたので反省会を催したのは言うまでもない。
1日目:吉野駅4時20分発-大天井ヶ岳-武士ヶ峰16時20分
2日目:武士ヶ峰4時発-金剛峯寺12時着
(SUM記)
山行期間 | 2022年6月2日(夜)~4日 |
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メンバー | KDA,YSZ |
山行地域 | 四国 剣岳~三嶺 |
山行スタイル | 縦走 |
以前から徳島県にある剣山~三嶺へ縦走に行きたいと思ってたら、先日会ったKDAさんもそうだった様で、ならば、と、とんとん拍子で話が決まり行ってきました。
6月3日(金)
見ノ越駐車場で前泊し6時出発、天気は快晴無風の登山日和。
鳥居をくぐり整備された登山道を進むと山岳信仰の山である剣山山頂へ
道中には御塔石、大剣神社などの信仰の対象があります。
大剣神社は「天地一切の悪縁を断ち現世最高の良縁を結ぶ」といわれてるそうです。
もちろん!しっかり拝んで参りましたよ!(なのに写真を撮り忘れました)
木道を登ると、景観が開け、次郎岌へと続くなだらかな美しい笹尾根が広がります。
素晴らしいパノラマ風景で、今日は遠くの山々までくっきりと見渡せる絶景です。気持ちいい稜線歩きに気分はウキウキ♪
丸石から振り返り望む、太郎(剣山)と次郎(次郎岌)。地元ではそう呼ぶらしいです、出会った方に教えていただく。
幕営地の白髪避難小屋テント場までは、緩やかなアップダウンが続きます。
鳥のさえずりが聞こえ、鹿や猿にも会い、自然を満喫です。
白髪避難小屋の水場は、足元の悪い急なガレ場を下った沢までの途中で、湧き水を汲むのですが、
朝、大剣神社で会った方たちが先に到着されていて、「大変わかりずらいので」と水場まで案内してくださいました。
私たちだけだときっと見つけられず、下の沢まで汲みに行っていたと思います。なんて親切な方、ありがとうございました!
夜になると予報通り風が出始める、明日は、名頃から10時33分のバスで見ノ越駐車場へ戻るため早々に就寝。
6月4日(土)
予定のバスに乗り遅れないよう余裕をみてスタート。
三嶺山頂直下は岩場があったり、昨日までとはまた違った風景となる。山ツツジも見ごろで綺麗に咲いてます。
山頂から見える三嶺ヒュッテ、ここからの景色はホント可愛らしい。
池の横の分岐からは、ひたすら下って行く、樹林帯を通り名頃に無事に到着、お疲れさまでした。
バス停までの道中では、有名な案山子たちがお見送りしてくれました、癒されますね。
剣山からの稜線が綺麗と話しには聞いてましたが、思っていた以上に開放的な景色が素晴らしく、また一日目は平日で、ほとんど人と会わず静かな山歩きを楽しめました。
あー楽しかった。
山行期間 | 2022/06/04 |
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メンバー | OSM、MTM |
山行地域 | 元越谷 |
山行スタイル | 沢登り |
6月初旬、以前からOSMさんに沢登りに連れて行って欲しいとお願いしていたのだが、
早速その機会を作って頂けた。
81期はコロナ騒動の為、大阪府内の沢にしか行ったことが無く初めての沢登り気分でした。
6/4夜大阪を出て近くの道の駅にて仮眠。
AM5時起床で準備後移動
AM5:55駐車地をスタートし6:40入溪点と思われる場所にて沢装備装着中リーダーがここじゃ無いと気が付き入溪点を捜し直した。
すぐに見つかり6:48入溪、堰堤をいくつか越え少し進むと元越大滝が現れた。
直登するには水量が多く左岸から巻くことにした。
その後も小さな滝や釜が何度か有りとても楽しめた。
あっという間に遡行も終わり9:54下山開始。
一部ルートが判りにくい所もあったが問題無く下山。
ロープ、ギヤ類も使う所も無く初心者の自分でもとても楽しめた。
時期的にかなり寒いかと覚悟はしていたが、休憩時少し寒い程度で遡行中は快適だった。
わざわざ有給を使って機会を作って頂いたOSMリーダー、ありがとうございました。
とても楽しい沢登りでした。
5:55鈴鹿スカイラインの駐車地→6:48入渓点→7:23堰堤の巻き終わり→7:35元越大滝→8:46 620m二股(右股)→9:05 730m二股(左に入る)→9:54 900m稜線→10:24水沢峠→12:10駐車地
山行期間 | 2022.6.4 |
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メンバー | YMZ、ICH |
山行地域 | 大台ヶ原 千石嵓 サマーコレクション |
山行スタイル | フリークライミング |
梅雨入り前にサマコレ登ってきました。
第一の核心だった天気は快晴でした。
これで登れなかった時の言い訳ができなくなった…笑
7時半のレクチャーを10分受けて、許可証をもらって出発です。私たち2人と1名のみでした。
取付きまでは、売店横の大蛇嵓方面に下って行き、右手に見える看板から登山道を外れて、踏み跡を辿って取付きへ。鹿よけの柵が見えてきて、テープが巻いている木の付近から下降。テープや踏み跡を辿ってシオカラ谷方面へ。右側に千石嵓が見えてきますが、出合い手前まで下降します。ボルトが見えてきた辺りでトラバースをして岩壁基部へ。そのまま進むとルンゼが見えてきます。そこがサマーコレクションの取付きです。
ガレた道とトゲのある植物が邪魔で、1時間20分かかりました。
取付きには誰もおらず、コールの声もなかったので、この日に登ったのは私たちだけだったと思います。あまり時間をかけて登るつもりはありませんでしたが、先行や後続がいないと思うとホッとしました。
ルンゼを上がる前に登攀具をつけて1Pを登ります。支点がないのでロープはつけずに上がりました。3級程度とのことでしたが、ロープを出しても良かったなと思いました。
ここからはツルベで登ります。YMZから登りました。行く前に調べていると、1ピン目までのトラバースが悪いとありましたので、慎重に登りました。落ち着いて見ると細かいですが、足も手もあったのですが、1ピン目まで5メートル程あるので緊張しますね。途中のピンは無くなっていました。この後は、気持ち良く岩の割れ目に沿って上がって行きます。天気も良く、気持ち良過ぎたのか、上がり過ぎてクライムダウン…ちゃんとルートを見ないとダメですね。問題なくこのピッチを終了。
3PはICHさんです。快適なフェースとのことで、気持ち良くクライミングをされてる様子が下からわかりました。50mと長かったですが楽しかったようです。
4pは15mと短いですが、このルートの核心部とのことで慎重に登りました。ハングを超える所が核心部とのことでしたが、ボルトの左側から登るとホールドもありまし、足も決まるので落ち着いていけば大丈夫です。2〜3ピン目の1段乗り込む所も少し悩みました。
5Pはフェースからの草付きです。草付きで足を滑らせないように注意が必要です。
6Pはアルパインのようなルートでした。ビレイ点上にボルトがあり、左の草付きにトラバース。ボルトからほぼ並行にトラバースです。上に上がると行き詰まります。ルンゼを超えたとこにボルトがあります。ルンゼを超えても左にトラバースです。このルートは何度も上を見てボルトを探しましたが、ずっと左にトラバースという印象です。
7pは2つ目のハイライト、ハンドトラバースです。ICHさんがリードです。トラバース箇所で、下から「ガンバ!」と何度も声援を送りました。手も足もしっかりある様子でした。意外とあっさり抜けておられました。流石です!私もフォローで行きましたが、足がしっかりあるので、怖がらず足に体重を掛けると問題ないと思います。そう!クライミングは足が重要です。
8pは気持ち良いフェースでした。カンテを登っていきます。
9pはYMZリードに変更です。ビレイ点から右側に回り込みます。1ピン目は長いクイックドローか、アルパインヌンチャクが良いと思います。フェースからの草付き。途中、木でランニングを取りました。終了点前のハング超えて終了です。最後は木で終了点を作ってビレイをします。
梅雨前の快晴で、最高のクライミング日和でした。初見のルートでオンサイトできたのは自信に繋がります。貸切り状態という贅沢な環境でクライミングできたのも、オンサイトの要因なのかもしれません。これからも精進してトレーニングに励みたいと思います。
山行期間 | 2022.5.3-4 |
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メンバー | OSM、MTM、TMN、NKJ |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | ピークハント |
上高地へのバスは夏とは違い並ぶ事なく乗車できたが、着くと結構人はいた。
天気も良く、ここから徳沢までは素晴らしい景色を見ながら歩いて行く事になります。
7:10徳沢に着くと結構な、テント数が張られていたが、6テンが張れるベストポジションを確保。即幕営。
7:50時間も早いことから、本日中に頂上を目指す事としました。森林帯の急登ではいやらしく残雪もあったがほぼ土状態。1時間程登ったところでアイゼンを装着します。雪もくさっておらず以前より疲労感は感じず自分のペースで歩けていけました。
10:50長塀では、大勢の人が休憩をしています。天気も良く、日が当たると暑くて汗が流れる程です。
11:30稜線に出ると、穂高岳や槍ヶ岳が綺麗に見えて写真のようだった。無雪期に登ったが、その時とは全く違った顔を見せており、感激してしまう。この時期とても風の強い場所なのだが、普段より風はなく珍しいとの事。そ れでも、時折吹く風で一気に身体は冷える。すぐに下山開始。
14:16テント場着。時間も早く、急いで帰阪という案もあったがまったりと優雅な時間を過ごすことにしました。先輩の色々なお話もきけて、貴重なコミュニケーションの場となりました。また、今回は6テンに4人でねるという贅沢なテント泊となりました。
5:00起床でしたが、いつになくゆっくりと朝食を取り、上高地へ。
8:40に駐車場に到着。
全体的に、ゆるりとした登山になりましたが、雪山の訓練をして最後に集大成として登れて確認できた事は多く、とても貴重な経験になりました。
リーダー、メンバーの皆様にありがとうございました。
山行期間 | 2022.4.17 |
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メンバー | OSM、TCH、MTM、TMN、NKJ |
山行地域 | 中央アルプス |
山行スタイル | ピークハント |
今回は、長野県の経ヶ岳へ。大泉所ダム登山口からスタート。登り始めは雪もなく快適な夏道。まるで高速道路だ。
徐々に高度を上げ2000mを越えた辺りから雪が出だした。まってました!でも、アイゼンはいらないノーアイゼン!8合目は開けてるので展望が良かった。
ほどなくして山頂に到着。記念撮影をして下山します。
登りはアイゼンなし下りはアイゼンありでの歩行訓練をしました。そうこうしているうちに登山口に帰ってきた。
いつも思うのだが、しんどい思いをしたのに下山後はちょっとさみしさが残る。またいい経験が出来ました。
行動時間
5:40大泉ダム登山口→6:35 四合目→7:05 1610mコルに上がるところ→7:55 1917m7合目→8:43八合目→9:45頂上→11:10 1917m 7合目→12:36駐車場
山行期間 | 2022.5.22 |
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メンバー | OSM, OKD, TCH, SMD |
山行地域 | 南紀 |
山行スタイル | 沢登り |
南紀の内鹿野谷に沢登りに行ってきました。林道終点に車をデポし、水車小屋後まで移動し、山行を開始しました。出合の滝までは遊歩道を歩きます。1か所、橋が崩壊しているため、渡渉になります。水量が多いと、靴を脱ぐか、沢靴に履き替えるかになると思います。
出合滝。ここでトラブルがあり、出発が少し遅れる。左岸を巻き上がり、残置のロープは使わず、懸垂で入渓。
一ツ落ノ滝と栂の戸滝。左岸を大きく巻く。ところどころいやらしいところがある。
二股を左股に入り、その上はナメ滝の連続。
稜線に到着後、白見山頂に行き、十字路のコルから右股を下降する。標布や石が積んであり、だいたい道は明瞭。
行動時間
出発6:22→出合の滝到着7:13出発8:34→9:40一ツ落ノ滝→11:09二股(510m)→12:30稜線→13:13白見山→13:35十字路のコル→15:00林道終了点
山行期間 | 2022.5.2〜2022.5.5 |
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メンバー | ICK(H)、YMZ、会員外1名 |
山行地域 | 小川山 |
山行スタイル | フリークライミング |
会のメンバーは、剱岳や穂高方面にアルパインクライミングへ行くが、私は小川山でフリークライミングのトレーニングへ行くことに。
3日、スラブ状岩壁へ。スラブがメインの岩場だった。5.8から順番に登り、10cまではオンサイト。11c/dのデロリマンは中間部から2〜3手悪かった。トップアウトはしたがRPならず。
スラブは気持ちですね。
4日、烏帽子左稜線へ。今回のメインディッシュ。今年はマルチも頑張る予定です。フェイス、クラック、チムニーもあり、楽しみだった。取付きまでに渡渉が1か所あったが、水が冷たかった。足先が凍傷になるかと思いました泣
1番手の取付きを目指したが、残念ながら先行パーティが…前半1Pから7PまではYMZがリード。途中待ち時間もあり、寒くてフリースを着込んでのクライミングだった。5Pまでは寒かったかな。
8Pから13PまではIKAリード。トラバース部分も問題なくクリア。5.7のクラックも見事に登りきった。
前半、少し時間が掛かったのと、夜の買い出しなどもあり、13Pを登ったところで終了とした。懸垂を1回して、エスケープルートを下山する。チムニー、クラックに後ろ髪を引かれながら…
5日最終日は、マラ岩方面に。この日に大阪に帰らなければならないので、午前中という制限を設けた。この日も渡渉が…長靴いるかも泣
人気エリアみたいで、カサブランカは早くも4人待ち。その他のルートも沢山の待ちがあった。私自身、初めての小川山ということもあり、マラ岩周辺でもトポを見ながら歩きたく、クライミングを早々終わらせてルート偵察をして終了となった。フェイスもクラックもチャレンジしてみたいルートは確認できた。
初めての小川山で、キャンプ場もいいし、クライミングエリアも大きく、バラエティ豊富でまた行きたいと思った。三倉と小川山でスラブ、クラックともに上達したいと思う。
山行期間 | 2022年5月2日(夜)~5月5日 |
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メンバー | TGA,TRN,MZN |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | アルパインクライミング |
初日から天気も良く、良い山行になりそうだ。
明神館まではお散歩。明神館からいよいよスタート。
雪が少ないところも多く、ルート取りによってはやぶ漕ぎをする場面も…
ひょうたん池からはハーネスなど登攀装備を付けてスタート。
前半はロープを出す予定はなかったが、稜線に出てみるとかなり雪が少なく歩きにくくロープを出すことに。
ロープを出すことでかなり時間もかかってしまい、本来は初日のうちにラクダのコルまで行く予定が着かず。
手前のコルで幕営。
2日目はいよいよ明神主峰を目指して出発。
ラクダのコルまではロープを出さずに行けるところは出さずに少しでも時間を稼ぐことに。
最後のバットレスでは、ガイド山行2パーティに煽られながら息を切らしつつ登る。
ガイドの人の話を聞いているとこのルートでこんなに人がいるのは珍しいとのこと。
そんなこんなでお昼前に頂上に着く。(頂上で写真撮るの忘れました…)
一息ついて作戦会議。本来ならこの後は前穂、奥穂と行く予定が明らかに時間が…
ルートを変更し、奥明神沢を降り、岳沢小屋で1泊。
3日目は岳沢小屋から上高地へ。
今回は、雪が少なく時間がかかってしまいましたが、とても楽しい山行になりました。
TGAさん、TRNさんありがとうございました。
山行期間 | 2022年5月2〜5 |
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メンバー | SKD ICH.S DOI.A |
山行地域 | 剱岳 別山尾根 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
G W前半は天気が悪く山行を中止したパーティもいた。
しかし幸運な事に、G W後半は天候が安定していた。
青空に雪山。今日は美しい景色を眺めながら、剱沢までの歩きだ。あまりの美しさにやっぱり山は最高だと思った。
明日登る剱岳。別山尾根を眺めながらゆっくり過ごす。
夜は風が強く、かなりテントが揺れてうるさかった。
こんなに風が強くて大丈夫か?と不安な気持ちで起床。
身支度を整え、いざ外に出るとやはり風が強く、風で舞い上がった雪が顔を叩きつける。
またこれか。石尊稜を思い出し一気に気分が下がる。
まだ3時周りは真っ暗だ。全く何も見えない。
ヘッデンを消してみたらとS K Dさんに言われ消してみると。なんとなく劔が見える。方角もあってる。こっちだなと歩き続けると。
しばらくすると別山尾根に取り付けた。
場所によって風はきつかったが、少し風も収まり快適に稜線を進む。
一服劔を経て前劔へ。
前劔はかなり傾斜は強かったが、雪もしっかりしており不安無く登れた。
ここから岩場となった。
雪が多いと鎖が埋まっていることもあるそうだが、今回はしっかり出ており、怖いなと思う場所には鎖があったので安心して登れた。
岩場が終わり少し登るとすぐ頂上だ。
天気も良く頂上からの眺めは最高だった。
以前に剱岳は冬だけ雪で3000mになると聞いていた。
5月の劔に立つことができ嬉しかった。
下山は往路を下山。
ゆっくり劔沢に下山し。
翌日室堂へ下山した。
ICH.S記
山行期間 | 2022年5月3日〜4日 |
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メンバー | SOM TKD NGS YSD |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | アルパインクライミング |
春合宿は明神岳主稜からの前穂高岳。とっても楽しみな反面不安もある。前もって調べたルートの感じではなかなか大変そうなルートである。ずっと気の抜けない山行だった。
山行期間 | 2022.4/29~4/30 |
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メンバー | MTU.ABE.SZK.DOS |
山行地域 | 赤谷山 |
山行スタイル | 積雪期ピークハント |
天候に不安があるので、色々迷ったが4/28(夜)大阪を出発。
2時ぐらいに番場島到着
4/29
1日目の予定は赤谷尾根から赤谷山山頂でビバーク。
番場島を6;30出発。このルートは4年ぶりだが、前回より雪が少なく、どこまで登っても藪藪藪。
かなりの藪漕ぎとなった。
950地点から尾根に入る。
まったく雪のない藪をひたすら登る。
1600地点からやっと雪がつき、アイゼンをつけるも
すぐに藪漕ぎとなりアイゼンを外す。
ピークまであと200mほどで
(雨の藪漕ぎはアイゼン有効です。)
ボトボトになりながら
何とか15:30赤谷山ピーク到着。
速攻でテントを張りボトボトのまま潜り込む。
剣を諦めて撤退
ブナクラ谷から下山となる。
お玉で水をかき出し衣類を絞り就寝。
翌朝は奇麗な雲海。
凄く残念なくらいの快晴。
7:30北方稜線を剣に背を向けて歩きだす。
この日も何箇所もの藪漕ぎとなる。
アイゼンを付けての下りの藪漕ぎで転げ落ちるながらも
10:00ブナクラ乗越に到着。
ブナクラ谷上部は雪がなくガレ場。アイゼンを外して下る。
左岸を下って行くと行き止まりで登り返し。
しばらく登り返して右岸側に渡り夏道に沿ってくだる。
そのまま番場島でBBQをしてお別れ会。
1年間お世話になりました。
とても楽しかったです。
翌日5/1に帰阪しました。
試練とABEさん
山行期間 | 2022/4.16~17 |
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メンバー | MTU.ABE.SZK.DOS |
山行地域 | 三方崩山 |
山行スタイル | 積雪期ピークハント |
春合宿前のトレーニングでどこかに行こうということで
三方崩山(両白山地の東部に位置する標高2059mの山)に行って来ました。
4/15(夜)離阪→道の駅飛騨白山へ
4/16 朝雨が降っていたので、少し待機。
7:30小雨になったところで出発。
思ったより雪がない。
トレーニングも兼ねて800m地点で夏道から逸れて
藪漕ぎをして一気に尾根にあがる。
1100地点から雪が付きだす。
1600地点からの尾根上は、かなり雪が溶けており、あちこちで
割れまくりのナイフリッジ状。
12:00 1700m地点くらいでかなり風が強くなる。(風速15~20)
隠れる場所がないので、外張りに包まって休憩。
ザックでツェルトを抑えてるため誰もザックをあけれない。
一人だけなんとか、蓋が空けれたので行動食と水を分けて貰う。
これ以上風が強くなればヤバイと思ったが行けるとこまで行ってみようと出発。
なんやかんやで、15:00三方崩山山頂到着。
奥三方岳まで行こうと相談するも今日はここまでとなる。
翌日は気温がかなり上がるので午後になると崩れそうなとこがあちこちあったので
そのまま下山した方がいいとなる。
麓でフキノトウ摘み
10:00道の駅到着。道の駅は、さくらが綺麗でした。
春山を満喫できて楽しい山行になりました。
山行期間 | 2024月4月22日(24日24日 |
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メンバー | OSM、TCH、SMD、TMN、NKJ、MTM |
山行地域 | 乗鞍岳 |
山行スタイル | 雪上訓練、ピークハント |
春合宿トレーニングに4/23,24で行ってきました。
4/23 午前6時30分休暇村駐車場出発、天気良く気温も低く無かった為歩き始めてすぐに暑くなった。
10時には宿泊予定地に到着。
テントを張り少し休憩して、滑落停止やビーコンでの捜索、スノーバーやデッドマン等を使った雪上訓練をしっかり行った。
16時からは天気図の作成を行い、夕食を食べ18時には就寝。
4/24 午前4時起床で5時30分剣ヶ峰山頂に向けて出発。
肩の小屋から上で一部沢筋をトラバースする場所があったのでリーダーがルートの取り方を丁寧にアドバイスしてくれたので参考になった。
7時30分には山頂を踏みテントを回収後11時には下山。
楽しく、為になる2日間でした。