山行期間 | 2024/2/23~2/25 |
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メンバー | MTM、TMN、MZN |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | バリエーションルート |
2月末に同期3人で涸沢岳西尾根に行ってきました。
初日は、新穂高から白出沢まで林道歩き。平坦は平坦でしんどい…
白出沢からは2400m付近のビバーク地点までは急登の連続。
2日目は暗いうちから行動開始。
天気も雪質もよく、かなりアイゼンも効きやすかったです。
ルンゼ内も少しでも雪崩リスクの低い斜面を選択して登りました。
ルンゼを超えてからはトラバースの連続。かなり怖くヒヤヒヤしました。
怖がりながらも涸沢岳登頂。穂高岳山荘を目指し、鞍部まで下る。
そこで作戦会議。時間、天気、雪質的には問題なし。でも、怖さが勝って精神面が…
作戦会議の結果、奥穂高岳は目指さず、涸沢岳を経由し、2400mのビバーク地点へ戻ることに。
途中、懸垂下降をし、ビバーク地点まで無事戻ってきました。
3日目は来た道を新穂高温泉へ下山。
来年は奥穂高岳まで行けるように、精神面を鍛えてリベンジ!
これからも引き続き頑張ります!
山行期間 | 4/27~4/28 |
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メンバー | MZN,TMN,MTM |
山行地域 | 白馬岳 |
山行スタイル | バリエーションルート |
ゴールデンウィーク前半、同期の3人で白馬岳主稜に行ってきた。
4/26夜、早めに集合し離阪、八方第2駐車場にて仮眠。
4/27
4時起床で猿倉に移動、準備を整えて5時半頃猿倉荘出発。
1時間半程度で白馬尻到着。
休憩をしながらどこから稜線に上がるか相談、デブリが少なく斜度が少しマシな所を上がる事にした。
そこから八峰までは遠く感じた。
八峰はあまり雪が着いておらず岩とブッシュを超えて行く感じだった。
八峰以降ここが何峰かと皆で話しながら歩いた。
気温が高く暑かった為こまめに休憩を取り進んだ。
13時頃、おそらく4峰直下であろう場所に快適そうな居抜き物件を発見。
初日はここまでとした。
後から単独の方と3人パーティが登って来られ付近にテントを張っていた。
4/28
3時起床、4時半出発の予定にしていたが、夜中から風が強く吹いていた為
出発を1時間遅らせた。
風が落ち着いてきたので、テント撤収後5時半頃に出発。
他のパーティも同じようなタイミングで出発。
3峰辺りに雪が繋がっていない場所があり、アックス頼りで上がらないと行けない所が有り少し緊張する箇所があったがそこ以外 快適に進めた。
7時前に最後の雪壁でロープの準備。
事前に皆で話し合って自分がトップで行く事が決まっていた。
前回のサギダルでは2人の圧力に押されてリードは譲ったが、今回は譲らないつもりでトップを行かせて欲しいと主張したら予想に反して2人共「どうぞどうぞ」との返事だった。
最後の雪壁も踏み跡が付いており雪も締まっていた為、怖さも無く通過出来た。
ロープは60Mを持って行っていたので、途中で切ること無く山頂の岩で終了点を作れた。
7時50分無事登頂
白馬山荘にて祝杯を挙げ下山。
八方の湯でお風呂に入り、白馬村内の絵夢にてランチ後松本のカモシカスポーツで散財して大阪に帰りました。
山行期間 | 2024/4/28 |
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メンバー | YSD FKM TKH |
山行地域 | 木曽駒ケ岳・宝剣岳 |
山行スタイル | 縦走 ピークハント |
春合宿前のトレーニングとして、木曾駒ケ岳、宝剣岳に行ってきました。
天気も良く、気温も高く(千畳敷駅の温度計では13度)、気持ちの良い登山日和の一日でした。
暑かったので、登るときはメリノウール一枚と下はタイツと雨用のズボンでしたが、それでも暑く感じました。
雪は水分を多く含んだシャリシャリの雪でしたが、まだまだそれなりにたっぷりありました。今回はスキーやスノーボードの人が多くいて(菅の台からのバスの中の1/4くらい)春山スキーを楽しんでおられました。
木曽駒ケ岳・宝剣岳ともにメンバー三人共積雪期経験ありでしたが、いつも強いリーダーがいてくれていわば
「ついていく山行」でした(私個人的には)ので、自分がリーダーをして、女性3人で積雪期の宝剣岳に登るということは、楽しみでもありましたが、どちらかといえば不安の方が大きい計画でした。
今回は春合宿の剱岳のトレーニングでしたので、宝剣岳に優先的に登り、時間の許す範囲で木曽駒ケ岳に登るという予定でした。
千畳敷駅から宝剣山荘まで50分。山荘前で休憩をしていると、男性二人が宝剣岳から戻ってきましたので、山頂までいったか聞いたら、途中で引き返してきたとのこと。理由は「死にたくないから。途中、凍っていますよ。」と。その一言で、私はビビッてしまいました。でも、とりあえずは自分の目でたしかめないことには、と思い3人で出発しました。
以前の記憶だと、一か所トラバースがあり、そこが難所かなと思っていました。今回はそのために30mロープを1本持ってきました。「私、ロープを持っているので、先頭いきます!」と、YSDさん。頼もしい!登っていくと
男性が一人また降りてきて、この方もそのトラバースを前に引き返してこられた。「この先凍ってますよー」と。
私も一瞬ひるみましたが、やはりとりあえず自分たちの目で確認しましょうとGO!することに決めた。
ピナクルにスリングをかけ支点をとり、ロープをはる。多分、5~7メートルくらいの距離だと思う。これはYSDさんがやってくれました。ありがとう!YSDさん。次に、FKMさん、カラビナスルーをしながら慎重に、時にはダブルアックスで進んでいきました。カッコイイ!最後に私。ヨタヨタとビビりながら、二人に励まされトラバースを通過。ヤレヤレ。あとは、フィックスされた鎖をもち、アイゼンをひっかけないよう注意しながら登りました。山頂についたときは満足感で一杯でした。2931mからの眺めは最高で、特にうっすら雪のかかった御嶽山が素晴らしく立派に見えました。写真を撮りまくり、あとは恐怖の下山です。慎重に、とにかく慎重に下山し宝剣山荘に戻って来たときは、ドッと疲れがでました。「あー先に宝剣岳登っといて良かったー」と、つくづく思いました。後は登山日和のなか、木曽駒ケ岳山頂までいき少し長めの休憩をとり下山しました。
今まで幾度となく登っている木曽駒ケ岳ですが、今回は特別でした。残雪期ですが雪のある時に女子3人で宝剣岳に登れたこと。YSDさん、FKMさん、本当にありがとうございました。三人で力をあわせての山行。とても楽しかったです。
先輩がおっしゃていました。「リーダーは奪ってでもやるべき」だと。
<行動記録>
4/28 7:15菅の台バスセンター→8:30頃千畳敷駅→9:20浄土乗越→10:50宝剣岳山頂→12:00宝剣山荘→
13:00木曽駒ケ岳山頂→14:00浄土乗越→14:30千畳敷駅
以上。
TKH記
山行期間 | 2024,4,6 |
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メンバー | NGS, SZK, DOIS, DOIA |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
もう4月。
気温上昇と大雨で雪解けが急激に進み、かなり茶色くなった阿弥陀岳南稜に行ってきました。一泊の予定でしたが日帰りを目標に早めの出発。(もちろん全装備を担いで)
舟山十字路駐車場を5時半に出発。このあたりは雪は無く完全なる夏道。
久々の山行で調子上がらず最後尾を歩く。2000m手前から所々凍結した雪が出てきたのでアイゼン装着。
2370mの立場山を越え青ナギのあたりで阿弥陀岳が見えてきた。前日の雨(頂上付近は雪)で霧氷が見られるものの、全体的に茶色い。
P1、P2のコルでハーネスとギアを着ける。
P2は岩陵帯を左に巻く。
P3は基部を左方にトラバース気味に下るとルンゼが現れる。右にリングボルト1つあり。ここでロープを出す。
パーティー分けはNGSさんーSZKさん、DOISーDOIA。
1番手で行かせてもらう。下から見ていたよりも壁は悪い。半分は程よく締まった雪面でアックス、アイゼンがよく効き問題はないが、もう半分は氷か岩に薄く雪か氷がのっている状態。
20mほどロープを伸ばした右手にリングボルトあり。私はリングボルトに気づかず、その先でワートホッグを打ち込みランニングを取った。(春は凍土が刻一刻と緩んでくるのでワートホッグの使用は慎重に。)その後、支点になるものを探すが見つからずにロープいっぱい使ってしまう。
5m下方に岩みたいな石みたいな物体あり。それしかないのでクライムダウン。動かないのを確認して支点構築。しかし足場が悪い。右足の置き場がなく左足で何とか踏みとどまってる感じ。アックスでバックアップを取った。
セカンドで登ってくるDOISに絶対に落ちたらアカンと何度も叫ぶ。
2P目はそのままDOISがリード。ここからも絶対に落ちたらアカン。20mほど先の左の岩を上がって行くところにリングボルトあり。あとは岩、草付きを上がってハイマツの幹で終了点。
P4は左に巻く。ちょっと被ってる感じ。
少し岩登りして12時50分に阿弥陀岳頂上に到着。セルフタイマー(3秒毎に6枚撮影)で記念撮影。
御小屋尾根を下る。
御小屋山を越えるとピンクテープあり。美濃戸口方向に行かないよう注意が必要。
16時半駐車場に到着。
疲れちゃった。
DOIA記
山行期間 | 2024年3月16日 |
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メンバー | SZK, UET, DOIS, DOIA |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 山スキー |
2月下旬、白馬岳蓮華温泉ロッジが少雪の為、2024年蓮華温泉春スキーシーズンの営業中止を発表した。
去年はまだまだ技術的に参加できなかった栂池から蓮華温泉までのスキーツアー。今年はやっと参加出来るようになったのに…涙。
この代替案として日帰りで白馬乗鞍岳へ行ってきた。
3月16日
栂池ゴンドラリフト「イヴ」と3月2日から早春運行された栂池ロープウェイを乗り継いで栂池自然園駅までひとっ飛び〜のはずが強風により、まさかのロープウェイ運休。栂の森駅からのスタートとなった。
林道をシール(クライミングスキン)登高。登山靴とは違い楽ちん楽ちん。
10時50分天狗原に到着。真っ白でつるんとした白馬乗鞍岳を見てワクワクドキドキ。
リーダーSZKさんのあとに続き登高開始。ジグを切りながら上がるが思いのほか雪が固くズルズルと滑る。エッジを効かせて踏ん張りながらの登高となった。
UETさんは途中、板を外してクトーをつけていた。UETさん、流石です。この斜面で板を外すなんて私には自殺行為です。
一番厳しい急斜面を越えるとシュカブラが現れた。今まで見てきたものとは違い荒波のように大きく波打っている。「えーっ?ここ滑るの?」とめちゃくちゃ不安になる。しかし行くしかない。
やっと頂上のケルンが見えてきた。上部は雪が風で飛ばされて岩とハイマツが出ていた。
12時半、白馬乗鞍岳到着!!やったぜー!
記念撮影をして下山開始。雪のある斜面まで板を担いで歩く。シュカブラをどう攻略するか…シールを付けたままで行く案も出たが、UETさんの「シールではエッジ使われへんからシール剥がして滑るで」の一言で決心する。何とか斜滑降でシュカブラ帯をクリア。ホッ。
あとは気持ちのいい滑りのみ。豪快なUETさんのあとに続く。ヤッホー!気持ちいいー!しかし最後の最後でストップ雪にビビってしまい転けてしまった涙。昨年より上達したDOISのあとに美しいフォームでSZKさんが滑り下りてくる。ウェーイ!!最高!!
天狗原からはストップ雪で太ももがヘトヘトになるくらい力を入れての滑りとなった。無事にスキー場に合流。
楽しい楽しい山スキー終了。
この日は安宿に泊まり、宿のご主人PER氏と何ヶ月も滞在しているという宿泊客のISM氏とプロボーダーのKZT氏と飲み会。
翌る日は八方尾根スキー場でお昼まで滑って帰阪しました。
今季は八方尾根スキー場を知り尽くしているUET師匠と副師匠のSZKさんに付いてゲレンデを滑れるようになったことがとても嬉しかった。
特にUET師匠には足がパンパンになるくらい鍛えていただきました。
ありがとうございました!!
最後に薀蓄をひとつ。
「長野県の方言で、「上雪」「下雪」という言葉があります。上雪は春が近づいてきた時期、日本の南側を低気圧が通る際に、八ヶ岳周辺の中信・南信地域に降る、やや湿った雪のことを言います。
一方で下雪は、西高東低の気圧配置の時に、長野県北部を中心に降るサラッとしたパウダースノーのことを言います。」
今年の3月はここで言う「上雪」が多かったですね。
DOIA記
山行期間 | 2024年2月22日夜~24日 |
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メンバー | SGY, YSZ, KBO, MTD |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | 冬山縦走 |
今シーズンは歴史的な暖冬で、前日まで雨が降る始末だった。
積雪量も少なく、いつもとは違う八ヶ岳になることを心配していたが、初日の雪のおかげで歩きやすかった。
二日目は雲一つない八ヶ岳の稜線歩きを経験でき、赤岳や遠く別の山系の山々までパノラマで見ることができ、大満足の山行になりました。
2月23日 :雪
車には夜間に降った新雪が積もっていた。
9時10分登山開始。前日までの雨の後に積もった新雪で、足元の雪質は柔らかい。
縞枯山、茶臼山を通過。小さなアップダウンが進行を少し辛くした。
麦草峠であずま屋にて休憩。風が出ており、雪が吹き込む中でのとなった。
麦草峠を出発、登り始めたところで雪が深くなった。足の踏み抜きが増えたためワカンを装着。丸山を通過し、 高見石小屋で休憩。
ここまでの道のりで、岩がゴツゴツとしており、その上に雪がかぶっていたため、アイゼンに交換することが適していると判断したメンバーもいた。
15時45分に、 黒百合ヒュッテ到着。テント幕営。
夕飯はカレー。少し重量があって運ぶのが大変だったが、その分美味しさは格別だった。
20時 就寝。
2月24日 :快晴、無風
4時起床、朝食準備。朝食はうどんで、体を温める。
6時30分、黒百合ヒュッテ出発。テントを撤収し、荷物を持っての出発。この日は山行開始時からアイゼンを装着した。
中山峠を通過。朝日が昇り始め、次第に暖かさが増してきた。
東天狗岳を通過。ここからは小屋泊や別ルートからの登山者たちとも多く遭遇し、山頂は盛況だった。
根石岳、夏沢峠を通過。
10時55分、硫黄岳登頂。
過去に厳冬期に登頂した経験もあるが、無風快晴の条件下での登頂は初めてで、その感動はひとしおだった。
メンバーの一人は、この日の経験を「ベストオブベスト八ヶ岳」と称していた。
硫黄岳から下山開始、赤岩の頭を通過。
赤岳鉱泉で休憩。
15時、美濃戸口で下山完了。
<行動記録>
2/23 北八ヶ岳山頂駅9:15→縞枯山10:30→麦草峠12:00→丸山13:15→高見石小屋13:30→中山15:10→黒百合平15:45(泊)
2/24 黒百合平6:30→東天狗岳7:55→根石岳8:40→根石小屋8:45→夏沢峠9:30→硫黄岳10:55→赤岳鉱泉12:15→美濃戸口14:55
(記MTD)
山行期間 | 2024年2月9日夜~11日 |
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メンバー | SGY, YSZ, KBO |
山行地域 | 甲武信ヶ岳 |
山行スタイル | 雪山登山 |
冬山シーズン前のアイゼントレーニングから指導頂いているSGYさんとは、初めての泊り山行となる。ところは甲武信ヶ岳。私には妙に頭に入ってきづらい山名だった。
「コブシ」が「小武士」のイメージになるし、「甲武信」が「甲斐の武田信玄」の略にも見えるし。由来は甲斐、武蔵、信州の国境ということだ。
2月10日
前泊した道の駅みとみを後にアスファルト道を歩く。すぐに土道に入る。雪もしっかり積もっている。
徳ちゃん新道でも戸渡尾根でも、シャクナゲの群落があった。春から初夏にトンネルとなって、登山者の目を楽しませてくれるというが、積雪のあるこの時期、個人的には低木が眼前に迫り煩わしかった。
トレースがついており、前を行くパーティーに感謝。
木賊山には登り始めてから8時間後の15時に着いた。本日の最終目的地である甲武信小屋を目指すも、トレースがなかったことや、明日の行程にも余裕があるため、木賊山での幕営となる。
テント内での水作り等の時間の流れにも、少し慣れてきたか。基本土嚢袋からの雪の取り出し役を担当させて頂くと、シンプルな動きになって、気が利かない私には、個人的には落ち着けるのかもしれない。
2月11日
テントを撤収後デポし、甲武信ヶ岳を目指す。SGYさんの見立通り、直進方向に下った先に甲武信小屋が隠れていた。
この日も昨日に劣らずいい天気だ。小休憩した小屋の脇で、しばし日光浴気分に浸れた。
小屋からの急登も、振り返れば富士がどっしり鎮座してくれている。北側からの富士も美しい。
7時45分、甲武信ヶ岳頂上着。43座の百名山が望めるという甲武信ヶ岳だが、北側以外はすっきりと晴れ上がっていた。この日、この時、百名山を何座確認できただろう。
昨日あっという間に私たちを追い抜いて行ったパーティーの方と、徳ちゃん新道と近丸新道の分岐で再会。
ラッセル大好きの方で、雪山の楽しみ方にもいろいろあるものだと感心させられる。昨日は新雪を求め破風山避難小屋へ。今日もこれからロープの張ってある近丸新道へ行くとのこと。
「彼ら、駐車場に先に着いているかもね」と冗談に言っていたら、本当にそうなった。既にもうギヤ等を広げ、乾かしているという状態だった。早い!
山行後お決まりの風呂と食事も、YSZさんの聞き出しで、彼らのおすすめのところへ。高台の温泉と甲府名物ほうとうを堪能し、帰路についた。
<行動記録>
2月10日 道の駅みとみ7:10→徳ちゃん新道入口7:55→徳ちゃん新道→戸渡尾根11:45→木賊山15:30
2月11日 木賊山6:30→甲武信小屋7:00→甲武信ケ岳7:45→甲武信小屋8:15→木賊山9:00→戸渡尾根10:55→徳ちゃん新道入口12:40→道の駅みとみ13:10
(記 KBO)
山行期間 | 2/17 |
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メンバー | MZN,TMN,MTM |
山行地域 | 宝剣岳、サギダル尾根 |
山行スタイル | バリエーション |
2/17日同期の2人とサギダル尾根に行ってきた。
前日夜に大阪を出発で移動。
菅の台バス停のチケット売り場で以前は朝早くから並んでチケットを購入していたが、
QRコード読み取りでチケットが買えたので並ばずに済んだ。
朝一のバスに乗車、ロープウェイの待ち時間にハーネスを着けて準備しているグループもいた。
千畳敷駅に着き準備してスタート9時15分頃スタート。
前方に4人組が先行しているのを確認。
取付きに到着、自分達が考えていた1ピッチ目より下で前パーティーがロープを出していたので自分達もそこでロープを準備。
皆が核心部のリードをしたいと思っていたが、MZNさんTMNさん共譲る気配無く気の弱い自分は早々に譲ってしまった。
順番待ちの時間も有りサギダルの頭に着いたのが12時過ぎになっていた。
計画では宝剣岳から帰る予定だったが、ガスっていて視界が悪かったので極楽平下山とした。
核心部のリードを譲った事を後悔しているが、とても楽しい山行だった。
山行期間 | 2023/12/23~24 |
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メンバー | YSZ SMD KBO |
山行地域 | 北アルプス 燕岳 |
山行スタイル | 雪山ピークハント |
山岳会に入って2度目の冬合宿を、燕岳登山で迎える機会に恵まれた。
12月23日、有明山神社駐車場から13kmのアスファルト道をダラダラと登ること4時間、中房温泉登山口に到着する。この間積雪は数センチくらいだった。今回初めて使用したチェーンアイゼンは、滑る心配を大幅に軽減してくれた。
登山口からやっと本格的な登山の開始。幕営地の合戦小屋まで5時間。後半SMDさんは高山病の症状が出て辛そうだった。
雪上でのテント張りもまだまだ数えるほどの経験値しかなく、どれだけ役に立ったのか疑わしい。テントに落ち着くまで1時間くらいかかったか。
3人から4人用のテント、まだまだテント内での過ごし方もままならない経験値の私は、少しでも広いほうが助かる。本来なら寒さ対策として、狭いほうがいいというが、そうも言ってられない。水分補給、食事、水作りと、狭いテント内での作業もまた、スピードが問われる。そんな中私は、「あれがない?!どこいった?」と、自身の身の回り品の捜索に余念がない。1年目からするとかなり落ち着いてはきたと思うが、先輩方の無駄のない動きを見ていると、まだまだ感は否めない。
12月24日、合戦小屋から燕山荘まで1時間少し。稜線に出てからは天候にも恵まれ、歩が進む。
SMDさんが昨日に続き、高山病で体調が思わしくない。燕岳へはYSZさんと二人で行くことになった。燕山荘から頂上までは360度の視界が得られ、穂高連峰もよく見えた。
下山も同じルートを下っていく。
冬季の燕岳登山にとっては、駐車場から実際の登山口となる中房温泉までの移動距離が、一番の難所ではないか。私たちも往復7時間を費やした。
<行動記録>
12/23 7:30有明山神社駐車場→11:30中房温泉登山口→16:30合戦小屋(幕営)
12/24 7:00合戦小屋→8:30燕山荘→9:10燕岳→9:40燕山荘→10:30合戦小屋→13:30中房温泉登山口→17:00有明山神社駐車場
(記 KBO)
山行期間 | 2024/1/7~1/8 |
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メンバー | MTM、TMN、MZN |
山行地域 | 伯耆大山 |
山行スタイル | バリエーションルート |
2024年新年1回目の山行は同期の二人と一緒に、
伯耆大山の8号尾根のバリエーションルート行ってきました。
1月7日の日中に移動し、本谷避難小屋前でテント泊。
1月8日6時30分行動開始。
8時過ぎに取り付き到着。
途中、3ピッチほどロープを出して登りました。
14時過ぎ、8合目到着。
天気もそこまでよくないため、山頂には行かず、このまま下山しました。
6合目付近から行者登山道へ逸れ、本谷避難小屋へ。テントを回収して大阪へ戻りました。
昨晩からの降雪で多いところで30 cmほど積雪があり、旧雪との結合が悪く、登りにくいところも何か所もありました。
今年は、全体的に雪が少なく、かなり藪が多かった印象でした。
山行期間 | 2024/2/3-2/4 |
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メンバー | NGS DIS DIA SZK |
山行地域 | 赤岳 |
山行スタイル | 雪稜登攀 |
年末の海外山行で登攀チームを組む予定だったのだが、残念ながら幻になってしまった。せっかく練習もしたので、ロープを出す山行に行こう!と赤岳東稜に行ってきた。
サンメドウズスキー場に駐車し、温かいトイレと更衣室をお借りし装備を整え出発!
スキー場リフト乗り場をうろうろしていると「登山道はここにないのでリフトに乗るか、美し森方面へ行くように」と教えていただく。リフト始発まで30分以上あるので、駐車場脇からたかね荘に向かい、羽衣の池への登山道にはいる。リフトトップを経て牛首山へ。
日帰りで真教寺尾根を行かれていた先行者のトレース(この日は単独2人)と同行の皆さんのあとに、調子のあがらない私がノロノロとついていく。この日は2500m付近の適地までだが、2000mを越えてすぐに高山病症状がでてくる。マジやばい。申し訳ないが、「ゆっくりでもいい、今日はとにかく前進」という気持ちで歩を進める。
樹林帯の2500m適地にようやく到着、ふわふわもこもこの雪を時間をかけてふみふみして整地する。その後、予定通り東稜のとりつきまでトレースをつけ偵察、明日はここから行こう!と決めて幕営地へ戻る。
2日目は行程が長いので早めに出発し夜明け前にとりつきに。すこし明るくなってきたところでルンゼをあがっていくがなかなか尾根に上がれない。ふわふわ積雪にラッセル、土台が固まっていないので岩や木の隙間の空洞に落ちる、バイル効かない、と想像以上に大変。尾根に乗り上げようと右手に行くも阻まれ、直登しても阻まれ・・・いったんとりつきまで戻ろう、と降りていくと、前日に決めた取り付きポイントではなかった。かなり時間が経過していたがようやくスタートから仕切り直し!
ラッセルしながら第一岩峰に到着。ここは直登し最後は少し右に巻く形で東稜に乗り上げる。尾根上もふわふわラッセル。NGSさんとDIAさんが先頭にたち切り開いてくれる。
第二岩峰に着きロープを出す。私とNGSさんチームが先行で、ラッセルで疲労が見えるNGSさんだがビビりの私をみて1P目リード。積雪にかなり苦戦する。2P目:NGSさんに「リードどうしますか?」と尋ねられ、しんどそうだったNGSさんの姿が脳裏によぎり思わず「あ、いってみます」と口走ってしまう。「怖くなったらすぐに終了します」と泣きごとを残して2P目リードでスタート。下から見ると簡単そうにみえたのに、なかなか立っているしギャップもある。バイルも効かない。ところどころ立ち木を駆使し、恐怖心よりも上にあがらんと!という必死な気持ちで乗り上げていく。「もうここで終了かな~、いやいや短いやん!」を脳内で数回繰り返し、よい立ち木をみつけて終了。3Pはルンゼ。NGSさんがイボイノシシでランニングを取りながらリードし終了。
その後、コンテで登り、第3岩峰を左にトラバース気味に巻いて竜頭峰に到着。それまでは雪がずっとちらついていたが稜線上は青空がみえて八ヶ岳ブルーを満喫できた。
あとはまったくトレースのないラッセル三昧の真教寺尾根を下る。前日の先行者のかたは我々の幕営地の少し上で引き返されていた。テントを撤収し下山。登りのときはしんどくて見えていなかったが尾根上のいくつかの幕営適地にピンクテープが施されていた。 長い長~い尾根を下って駐車場に戻ったのは19:30を過ぎていた。
山行期間 | 2024/2/9~2/12 |
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メンバー | DOIA DOISTKH TGA(元会員) |
山行地域 | 北岳 |
山行スタイル | 積雪期ピークハント |
2月9日(金)大阪を出発し、途中のSAで元会員のTGAさんと合流する。
2月10日(土)AM2:00頃に奈良田温泉の駐車場(820m)着。トイレ、自販機あり。4時起床。5時出発。
緩い登り坂のアスファルト道を12キロ、3時間歩く。年末に行かれたパーティのアドバイスを受けアプローチシューズを持参し、あるき沢の登山口にその靴をデポし、冬靴に履き替える。あるき沢(1232m)からは急登が続く。雪の量も高度を上げるほどに多くなっていった。しかし、トレースもピンクテープもしっかりついているので、道に迷うことはない。だが、私は冬山トレーニング不足が影響し、なかなか前をいくDOI S,DOI Aさん達についていけず、へとへとになってしまった。TGAさんは私をサポートするかたちで常に後ろから見守って歩いてくださいました。急登を登ること4時間。やっと池山御池小屋(2068m)に着いた。私の体調を考慮し、今日はここまでになった。雪はたっぷりあったので、水作りには苦労しなかった。
2月11日(日)アタックの日。2時起床。3時20分、出発。
3時間くらい急登を登り続けると、樹林帯を抜けて、広大な雪稜にでた。ここが、ボーコン沢の頭(2830m)といわれるところ。風がきついといわれるところだが、今日は比較的穏やかだと思う。目の前に雪に覆われた北岳がドーンと見えて圧倒される。ここまでくるまでにも、私の歩みは遅く、まったく情けない状態だった。そんな私をTGAさんが心配してくれました。
TGA「大丈夫?」
TKH「大丈夫です。行きます。」
TGA「本当に大丈夫?引き返すならここやで」
TKH「、、、、、、。わかりました。引き返します。」
TGA「僕も一緒に行ってあげるから」
今日は天候もいいし、風も無い。絶好のアタック日和だった。とてもとても残念。
前を行くDOI Sさん、DOI Aさんに引き返す旨を伝えて、無念の下山を開始した。
10時過ぎにテント場について、シュラフを天日干ししたり、水を作ったりしていると、14時過ぎにDOI Sさん、DOI Aさんが登頂をして、テント場に帰ってきました。私には二人がとても輝いてみえました。
その後、写真をみせてもらいましたが、やはり私には厳しかったと思う。あの時、TGAさんがブレーキをかけれくれてなかったら、私はみんなに多大な迷惑をかけていたかもしれない。
2月12日(月)6時半頃、テント場を出発し、ひたすら下り続けました。8時半頃にあるき沢に着き、デポしておいたアプローチシューズに履き替え重い冬靴をザックにぶら下げ12時頃に駐車場に無事帰ってきました。
以前にある先輩がおっしゃっていました。「うまくいった山行より、うまくいかなかった山行の方が心に残る」と。今回のこの山行は私の心の中に大きく残ることになりそうです。そして、また機会があれば再チャレンジしたいと思っています。12キロ3時間の林道歩きをつきあってくれる人がいればの話ですが、、、、。
最後に。同期ですが、常に私をひぱって、励まして、助けてくれたDOI Sさん、DOI Aさん。そして博学で経験豊かなTGAさんと今回山に行けて本当に楽しかったです。
そして、おまけ。TGAさんのオヤジギャグ。
帰りの長い林道歩きの途中でTGAさん「あー。肩、重いー」→「カタオモイ?」→「片想い?」
チャンチャン(>_<)
楽しい山行でした。お疲れ様!
<行動記録>
2/10 5:06 奈良田駐車場→8:13 あるき沢橋→13:15 池山御池小屋
2/11 3:23 池山御池小屋→4:26 城峰→7:07 ボーコン沢ノ頭→8:40 八本歯のコル→10:22北岳山頂→14:27 池山御池小屋
2/12 6:38 池山御池小屋→8:33あるき沢橋→12:03 奈良田駐車場
記:TKH
山行期間 | 2023/12/29-2024/1/8 |
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メンバー | NGS SZK DOIA DOIS TKH YSD SUM |
山行地域 | ニュージーランド |
山行スタイル | 海外山行 |
泉州80周年の企画として2020年にチーム結成。コロナで渡航制限で実施できず。2021年、2022年とチームを再編成しながら継続してきたが渡航制限は続いた。「2023年」とうとう渡航制限も緩和。
Team Mount Cook 2003さあ行くぞ!
12/29 晴れ
とうとうその日がやってきた
7時半関空集合 SZKさんが当日朝にギックリ腰に。コルセットを急遽購入。10時キャセイで関空出発。13時半香港着。トランジット時間が充分あるので香港島へ飲茶ツアー。21時香港発。
12/30 曇りのち雨
11時間半のフライト 13時半クライストチャーチ着 レンタカー会社へ全員で移動。7人乗りアルファードに人間と荷物を満載に。
市内で数日分の食料とガスを購入してクック村へ向けて出発。約4時間のドライブで22時半頃にUnwin Lodge到着。管理人のSimonさんが起きてくれており4名と3名の部屋を案内してくれた。明日は雨模様でヘリが飛ばないことも見込まれたので遅めの起床と決めて、シャワーを浴びて就寝。
12/31 雨のち曇り
見込み通り、昨夜から雨が降り続いている。遅めの起床であったが他の宿泊者も行動しないようで我々が一番にキッチン入場。
朝食後、SUMとDOI-S/Aさんと公園局に情報収集に向かった。公園局はマウントクック博物館も兼ねており続々と観光客が訪れていた。
ここでは毎日、5日先までの天気図を掲示してくれている。明日1日から3日までは好天予報だ。4日の予報は午後には下り坂。5日も芳しくない。帰国を考えると4日にはヘリで下山せざるを得ない。大まかな予定を決めて、マウントクックに登るためのベースキャンプとなるPlateau Hutを予約。今日はヘリは飛ばないが、一応今夜(12/31)から1/4まで予約した。運よくレスキューチームのGeorgeさんから最近のマウントクックの状況を教えてもらう機会にも恵まれた。
Unwin Lodgeに戻り作戦会議。1日は入山・トレーニング・少し偵察、2日はがっつり偵察、3日は本番アタック(アッタクはワンチャンス)と決まった。
その後、全員でクック村へ。マウントクックの情報を提供してもらったAlpine Guides社への挨拶と公園局を再訪した。
1/1 晴れ
6時半起床。
朝食は贅沢にスクランブルエッグとハム、トマト、トースト。
スーパーで卵1つ90円。って驚きませんか?何故こんなに高いのか調べてみました。
ニュージーランドでは鶏にストレスを与えない状況下で養鶏をするための法律が2022年に施行され、日本のようなケージでの養鶏が禁止となり、ケージフリーで産まれた卵のみ販売が許可されることになったそうです。
だからこんなに高いんです…卵。
動物にも優しい国。日本はまだまだですね。
8時にUnwin Lodgeを出発し、車で5分ほどのMount Cook空港へ。
今回お世話になったヘリコプター会社はSouthern Lakes Helicopters。(現地のアルパイン ガイズの国際山岳ガイドの中さんという方のオススメです)
2機×(4+3)人で往復NZ $4,278(1NZ $=92円)でした。
ナイスガイによる搭乗前後の注意点を聞き、予約時間通り(素晴らしい!!)の10時に搭乗開始。
人生初のヘリコプターに乗り込みヘッドホンを装着。テンション上げ上げでハリウッドスターを気取る。言うなればアンジェリーナジョリーだろうか。笑
飛行は15分程度。標高2200mにある山小屋Plateau Hutへひとっ飛びである。
眼下には不思議な水色(濁ったターコイズブルー)をしたタスマン川〜氷河湖が見え、茶色く土砂を被ったニュージーランド最大の氷河、タスマン氷河が続いている。聞いて驚く勿れ、この氷河は全長27km、最大幅4km、氷河の厚み600mというからびっくり仰天。
地球温暖化の影響で氷河がとけて減少しているそう。STOP温暖化!!です。
左手に(案外地味な)Mt. Cookが見え、あっという間に真っ白な雪に映える赤い建物Plateau Hutの横に着陸。
Plateau Hutは4部屋(定員30名)あり、私たちは入って左側の部屋を使わせてもらった。
荷物棚、ベッド(マットレスのみ)があり快適である。大きな窓からは外の美しい景色がよく見える。
建物の奥にはダイニングキッチン。お鍋、食器、カトラリー、ガスコンロ(プロパン)がある。シンク(流し台)もあるが流石に水道は通っておらず排水のみ。水は外に大きなタンクが2つあり、天水である。
電気もつく。多分太陽光かな。
トイレは小屋から15m離れたところに2つある。日本の山トイレのような臭いが一切無くてとても不思議だった。
身支度を整えて12時から雪上訓練。
昨夜降った新雪は20cmほど。
本番通り2パーティーに分かれて60mロープ/15m間隔でアンザイレンする。(①SUM→NGS→YSD→TKH/②DOIA→DOIS→SZK)
トレースをつけながらの歩行。
グランドプラトーでクレバスレスキュー(声出し、手順)を最終確認。
私たちのチーム②は3人ということもあり、早々に終了。もう少し先まで偵察ついでに歩き進めることにした。クレバスを避け、ジグザグに進んでいく。想像以上のクレバス、デブリの多さにびっくりした。トレーニング中にもゴォーっという雪崩、またはセラックが崩れる音、ガラガラという岩崩れの音がひっきりなしに響いていた。
4時間ほどトレーニングとプチ偵察を行い終了。
18時夕食。メニューは野菜とソーセージ入りラーメンとアルファ米で作った塩おにぎり。質素だけど美味しかった。
1/2 晴れ
2時半起床。
パン、ハム、トマトの簡単な朝食を済ませ4時から偵察。
なるべく先まで偵察しておきたいが明日(今日の23時発)のアタックに備え、睡眠をしっかりとるためにお昼頃Plateau Hut 着を目標とした。
4時ではまだ暗く、空を見上げると満天の星が降り注いでいた。
日本では決して見ることができない南十字星を探すも星が多すぎてわからなかった。
5時頃になると空も少し明るくなり始めヘッデンを消した。
クレバスに行き詰まっては戻るの繰り返し。なかなか思うようには前に進ませてもらえない。
陽が上がっていくにつれ気温も上がり、雪が腐ってきた。
往きは締まってアックスが効いたところも戻りでは緩み、ロープで確保してクライムダウンやトラバースをする場面もあり、全員が通過するのにかなりの時間を要した。
核心となった場面での支点構築はスノーバーよりもアイススクリューが有効だった。
Plateau Hutに戻ったのは13時半。
14時半に夕食。昨日、大鍋に作っておいた野菜スープにショートパスタを入れたものと塩おにぎり。
17時頃、SUMさんがHutから100mほど離れた電波が届く開けた場所からヘリ会社に電話。4日のピックアップを11時から9時に早めるよう依頼。
お腹いっぱいになって明日(今日)のアタックにワクワクしながら早々と就寝。
1/3 晴れ
いよいよアタックだ。1/2の21:30起床。まだ日が沈んでいなく明るい。これから、日が沈むのだ。不思議な感じ。23:00頂上に向けて出発。
暗い中、前日につけたトレースに従ってグランドプラトーを進んでいく。
トレースに添っているので少しペースアップしたいところではあったがゆっくり進む。
昨日、苦労した雪壁はアックスがきいて、難なく突破。
小屋で一緒だったナイスガイ2人組のヘッドランプの灯りが近づいてくるのが見えた。
間もなく追いつくかと思っていたが、いつの間にか撤退していました・・・
昨日の偵察終了点を過ぎてトレースが無くなるころには少し明るくなってきた。
これからはまたルートファインディングをしながらだが、クレバスだらけで進めるところを探すのが大変。
出来るだけまっすぐな最短ルートをと思い、雪壁を目指す。
しかし、岩と雪交じりの壁で登れても下りが無理だと判断して、岩壁を大きく巻くことに進路変更。
10mくらい先に登ってしまった私は下る為に確保してもらうことになり、大きく時間を食ってしまった。(すいません)
かすかに残っているブリッジを探しながら氷河帯を左右に大きくジグザグ。
進んだ先のブリッジが繋がっていない!ということが何度かあり、なかなか進みません!!
回り込んだ先でやっとリンダ氷河の上部全体の状態が見渡せた。
クレバスは大きく開き、ズタズタ。いたるところにデブリの跡・・・
3日前に登頂した記録があるので、どこかに進路はあるのではないか。何度も見渡したがこの先は進めそうなところはなかった。この数日で氷河の状態が激変したようだ。
あー終わった。あっけない幕切れだった。
サミットロック、頂上ははっきり見える。だけど、遠かった。
なごり惜しく写真撮影。
帰りも、行きとまた状況がかわっており、慎重に下る。
近くのルンゼで、気温が上がってきたせいかアイスフォールが頻繁に起き、落石が飛んできた。恐ろしい・・・
今日も快晴で、半端なく紫外線がきつく、日焼けした肌に突き刺さった。
小屋に戻って、持ってきたワインと小屋に置き去りになっていたビールで残念会。
そして、本日は熟睡でした。
色々な意味でとても簡単には出来そうにないが、チャンスと気持ちが合えば再チャレンジしたい(かな)。
1/4 朝方晴れのち雨
5時起床。簡単な朝食を摂り、居室・キッチンを完璧に掃除。そしてイギリス人に頼まれたゴミも積んで9時にヘリで下山。再びお世話になるアンウィンロッジに荷物を置かせてもらった。その後1時間離れたTwizelのスーパーへ買い出しに。
12時頃にレストランで外食。食事後クック村まで戻りフッカーバレイトレイルを歩く。強風になり時折飛ばされてそうな風が吹く。大きな吊り橋を3回渡ると折り返し地点の氷河湖で記念撮影をして早々に戻った。見えるはずのマウントクックは厚い雲の中で、改めて早めに下山して良かったと思った。帰路に慰霊碑に立ち寄った。山で亡くなった人の名前が入ったプレートが30枚程張りつけてあった。若くして亡くなった方が多そうで心の中でお参りをして帰った。
その日の夕食は一番豪華な食事となった。アルコールも進み夜更かしした。
1/5
この日はアンウィンロッジから2時間程南下してワナカの街に向かった。街の先に進みロイズピークのトレッキングを楽しむ。トレッキングを楽しむ人も多くルート上からはワナカの街やワナカ湖が美しい。3時間程ハイキングをしてワナカの街に移動して昼食を摂った。
食事の後は自由時間で各自ウインドウショッピング。リゾート地を堪能。
アンウィンロッジに戻り今夜も夕食は豪華に。
翌日は早朝出発するので、お世話になった小屋主のサイモンにお別れの挨拶。
1/6
4時に起床。朝食を済ませクライストチャーチに向かう。クライストチャーチには昼前に着いて、カードボード大聖堂やニューリージェントストリート等を観光。夜は外食で済ましNZの最後の晩餐を楽しんだ。
1/7
ついに日本に帰る日だ。クライストチャーチのホテルに別れを告げて空港へ。帰りは国内線でクライストチャーチからオークランドまで移動。オークランドからは後ろ髪を引かれながらNZを出国。11時間のフライト後香港には21時頃到着。トランジットは短いので空港で休憩。日付が変わってから香港発
1/8
約4時間のフライトで関西空港に朝6時すぎに到着。お疲れさまでした
ちなみに、費用は個人負担(個人払い分除く)約41万円(内航空券23万円)であった。
(記 12/29-31:SUM, 1/1-2:DOIA, 1/3:NGS, 1/4-8:SUM)
山行期間 | 2023/12/27~12/30 |
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メンバー | UZU ICH.S ICH.H MTS |
山行地域 | 南アルプス |
2023年度の冬合宿は奈良田から北岳の池山吊尾根 に行ってきました。
12/27日
離阪。奈良田ゲート前の車の中で仮眠
12/28日
奈良田のスタートはトンネルを閉鎖してあるゲートから始まる。
意外にもすんなりこのゲートを攻略することができた。
ゲートを攻略すると長い林道が始まる。
今回冬履で歩いたが、12kmは本当に長く固い冬履のせいか足の裏が痛くなった。
UZUさんはスパイクを持ってきていた、冬履を歩荷するのは嫌だが足を守る意味では靴持参もありかと思う。
やっと歩き沢に到着。ここからは急登が始まる。全く雪がない。
12時前には池山小池小屋に着いた。ここも雪がない。
雪がなさすぎて水が確保できるのか不安が出てくる。池の水は凍っており最悪ここの氷を溶かして水を作る事ができるかと相談した。
時間も早く明日の事を考えると少しでも上がっておきたい。
城峰少し手前の2200m 付近でやっと少し雪が出てきて2人用テントとツェルト2張りできそうな場所を見つけここに幕営となった。
ツェルト張り講座がひらかれる。MTS君は初めてのツェルト張りに苦戦しながらも先輩ご指導のもとツェルトを設営。よく眠れたそうでよかった。
本当に年末とは思えないほど暖かく私も朝までよく眠れた。
少ない雪の綺麗な部分を集め水を作るが、水が濁り不味かった。
12/29日
前日の林道で足をやられたICH.Hがテント待機するというので、3人でのアタックとなった。
朝は少し風もあったが天気は快晴。風も次第に無くなる予報。
自称晴れ男のおかげか?快晴無風の最高の天気となった。
5時に2200m B V地をスタート。砂払いを超えると、富士山と朝日が綺麗に見えた。美しい。富士山が見えると何故か嬉しくなる。
稜線に出てからの西風を心配していたが、ボーコンの沢を超えてもほとんど風はなかった。
ここから大迫力の北岳が登場。かっこいい、でも遠い。北岳が遥か遠くに見えあんなに遠いのか、とちょっと嫌になるが、もう歩くしかない。ひたすら歩く。
2600m付近から雪が増え、やっと雪山らしい景観となった。
核心は八本歯のコル、ここに雪がつくとどうなるかと思っていたが、それほど雪がなくロープを出す事なく通過できた。
MTS君はMに上がり初めての雪山。慎重に八本歯のコルを通過でき、ホッとした。
ハシゴも大体出ており問題なく通過
後は長い長い池山吊尾根をひたすら歩く。
だんだん北岳が近づいてくる。あれがバットレスか。かっこいいねと言いながらテンションが上がる。
いつか冬のバットレスに挑戦できるようになりたいな。
11時3人で無事登頂
こんな天気がいい冬合宿は滅多にないでと言いながら山頂で休憩。
後は下山。また長い稜線を下る。
八本歯のコルも今度は登りになる為、登りやすい。
今回は視界がよく問題なかったが、砂払いからボーコン沢の広い尾根は視界が悪いと迷いやすいので注意が必要だと思う。
天気がよく風もないので、休憩が長くなる。長い休憩を挟みながら下山し14時に2200mのB V地に到着。
明日のことも考え池山御池小屋まで降りる事とした。
池山御池小屋には明日登る人が沢山テントを張っていた。
この付近も雪はほとんど無かったが、凍った池の上に少し積もった雪をかき集めて水を作った。
昨日の雪よりかは綺麗だった。
12/30日
昨晩は少し冷えたが、それでも正月とは思えない暖かさだった。
6時10分荷物を撤収し下山。
歩き沢には、スニーカーやワカン、自転車など色んなものがデポしてあった。
私はまたこの長い林道を冬履で歩く。
10時40分奈良田ゲートに到着。
今回雪が少なかったのが少し残念だが、天候にも恵まれ、計画通りに冬合宿を終えることができよかった。