山行期間 | 2024年2月22日夜~24日 |
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メンバー | SGY, YSZ, KBO, MTD |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | 冬山縦走 |
今シーズンは歴史的な暖冬で、前日まで雨が降る始末だった。
積雪量も少なく、いつもとは違う八ヶ岳になることを心配していたが、初日の雪のおかげで歩きやすかった。
二日目は雲一つない八ヶ岳の稜線歩きを経験でき、赤岳や遠く別の山系の山々までパノラマで見ることができ、大満足の山行になりました。
2月23日 :雪
車には夜間に降った新雪が積もっていた。
9時10分登山開始。前日までの雨の後に積もった新雪で、足元の雪質は柔らかい。
縞枯山、茶臼山を通過。小さなアップダウンが進行を少し辛くした。
麦草峠であずま屋にて休憩。風が出ており、雪が吹き込む中でのとなった。
麦草峠を出発、登り始めたところで雪が深くなった。足の踏み抜きが増えたためワカンを装着。丸山を通過し、 高見石小屋で休憩。
ここまでの道のりで、岩がゴツゴツとしており、その上に雪がかぶっていたため、アイゼンに交換することが適していると判断したメンバーもいた。
15時45分に、 黒百合ヒュッテ到着。テント幕営。
夕飯はカレー。少し重量があって運ぶのが大変だったが、その分美味しさは格別だった。
20時 就寝。
2月24日 :快晴、無風
4時起床、朝食準備。朝食はうどんで、体を温める。
6時30分、黒百合ヒュッテ出発。テントを撤収し、荷物を持っての出発。この日は山行開始時からアイゼンを装着した。
中山峠を通過。朝日が昇り始め、次第に暖かさが増してきた。
東天狗岳を通過。ここからは小屋泊や別ルートからの登山者たちとも多く遭遇し、山頂は盛況だった。
根石岳、夏沢峠を通過。
10時55分、硫黄岳登頂。
過去に厳冬期に登頂した経験もあるが、無風快晴の条件下での登頂は初めてで、その感動はひとしおだった。
メンバーの一人は、この日の経験を「ベストオブベスト八ヶ岳」と称していた。
硫黄岳から下山開始、赤岩の頭を通過。
赤岳鉱泉で休憩。
15時、美濃戸口で下山完了。
<行動記録>
2/23 北八ヶ岳山頂駅9:15→縞枯山10:30→麦草峠12:00→丸山13:15→高見石小屋13:30→中山15:10→黒百合平15:45(泊)
2/24 黒百合平6:30→東天狗岳7:55→根石岳8:40→根石小屋8:45→夏沢峠9:30→硫黄岳10:55→赤岳鉱泉12:15→美濃戸口14:55
(記MTD)