山行期間 | 2024,4,6 |
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メンバー | NGS, SZK, DOIS, DOIA |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
もう4月。
気温上昇と大雨で雪解けが急激に進み、かなり茶色くなった阿弥陀岳南稜に行ってきました。一泊の予定でしたが日帰りを目標に早めの出発。(もちろん全装備を担いで)
舟山十字路駐車場を5時半に出発。このあたりは雪は無く完全なる夏道。
久々の山行で調子上がらず最後尾を歩く。2000m手前から所々凍結した雪が出てきたのでアイゼン装着。
2370mの立場山を越え青ナギのあたりで阿弥陀岳が見えてきた。前日の雨(頂上付近は雪)で霧氷が見られるものの、全体的に茶色い。
P1、P2のコルでハーネスとギアを着ける。
P2は岩陵帯を左に巻く。
P3は基部を左方にトラバース気味に下るとルンゼが現れる。右にリングボルト1つあり。ここでロープを出す。
パーティー分けはNGSさんーSZKさん、DOISーDOIA。
1番手で行かせてもらう。下から見ていたよりも壁は悪い。半分は程よく締まった雪面でアックス、アイゼンがよく効き問題はないが、もう半分は氷か岩に薄く雪か氷がのっている状態。
20mほどロープを伸ばした右手にリングボルトあり。私はリングボルトに気づかず、その先でワートホッグを打ち込みランニングを取った。(春は凍土が刻一刻と緩んでくるのでワートホッグの使用は慎重に。)その後、支点になるものを探すが見つからずにロープいっぱい使ってしまう。
5m下方に岩みたいな石みたいな物体あり。それしかないのでクライムダウン。動かないのを確認して支点構築。しかし足場が悪い。右足の置き場がなく左足で何とか踏みとどまってる感じ。アックスでバックアップを取った。
セカンドで登ってくるDOISに絶対に落ちたらアカンと何度も叫ぶ。
2P目はそのままDOISがリード。ここからも絶対に落ちたらアカン。20mほど先の左の岩を上がって行くところにリングボルトあり。あとは岩、草付きを上がってハイマツの幹で終了点。
P4は左に巻く。ちょっと被ってる感じ。
少し岩登りして12時50分に阿弥陀岳頂上に到着。セルフタイマー(3秒毎に6枚撮影)で記念撮影。
御小屋尾根を下る。
御小屋山を越えるとピンクテープあり。美濃戸口方向に行かないよう注意が必要。
16時半駐車場に到着。
疲れちゃった。
DOIA記