山行期間 | 2024.4/27〜28 |
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メンバー | DOI-A,DOI-S |
山行地域 | 北アルプス五竜岳 |
山行スタイル | 雪稜登攀 |
当初はリーダーSKD氏とDOI-A&Sの3人での計画だったが、リーダーが急遽不参加となってしまったので、それで一気に心細くなった。頼り無い夫婦の珍道中になりそうだ。
アルプス平まではゴンドラ、そして地蔵の頭まではリフトを利用する。
アルプス平駅のゴンドラを降りたところで車にサングラスを忘れた事に気付く。それで従業員に事情を説明して取りに戻った。
13時頃ビバーク地の西遠見池に着き、テントを設営して偵察に向かった。
GⅡ稜を見ると雪は切れ切れでクラックが多数入っている。それでGⅡ稜登攀は諦めてGゼロ稜だけに絞る事にした。
翌朝は3時に起き、4時半に出発した。ビバーク地からGゼロ稜に取り付くには西遠見山南面をトラバース気味に下降し、白岳沢まで下りる。(2100m付近)Gゼロ稜線上は末端から薮が出ていたので雪の残る斜面に取り付いた。雪はよく締まりアックスもアイゼンも良く効く。ロープは出さなくて良さそうだ。2400mを超えた辺りで薮の出た稜線上に乗り上げると、それ以降は、ほぼ藪漕ぎになった。ハイマツの枝と点在するダケカンバの枝を掴んで登るが深い薮に阻まれてなかなか前に進まない。
Gゼロの頭に着いたのが8時過ぎだった。Gゼロの頭からは眼下に夏道のトラバース道が見下せる。下り易い所から合流し、五竜岳頂上を目指す。夏道は2週間前に来た例会の時よりかなり融雪が進んでいたが凍結箇所はむしろ増えていた。トラバースの凍結箇所は慎重に渡らなければならない。
頂上には9時過ぎに到着し、白岳を経由してビバーク地まで戻ったのが11時過ぎだった。テントを撤収して下山した。
DOI-S