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錫杖岳前衛フェース 左方カンテ、一ルンゼ 14年07月13日

山行期間 2014年7月11日(夜)~13日
メンバー KTYM、SGY、KTYH、KDA
山行地域 錫杖岳の岩場
山行スタイル 岩登り

7月12日 晴れ
昨年の秋、取り付きで敗退した錫杖岳前衛フェース。
クライミングジム、外岩とトレーニングを重ね、再度チャレンジを試みた。
今回のメンバーは支点整理前の登攀経験者を加え、万全の態勢。心強い。
しかし、超大型スロー台風がなかなか立ち去ってくれない。
どうなることかとやきもきしたが、何とか出発にこぎつけた。
台風のせいか私たちのほかに数台の車しか停まっていない。
槍見の駐車場で約1時間仮眠した。

2時50分に駐車場を出発。
暗闇の渡渉を心配していたが、前回よりも水量が多いものの裸足で渡り切る。
錫杖出合から岩小屋方面へ。
満開のタニウツギの花が迎えてくれる。
ピンクの花は幸先がいいことの暗示かしら?

岩小屋でアタック装備を整え、北沢を登る。
視界が開けたところを少し右へ下ると左方カンテの取り付きがある。無事、取り付きに一番乗り。
岩は若干濡れているが、先週の藤内壁に比べればぜんぜん平気。

<左方カンテ>
1P クライミングシューズに履き替え、KTY夫妻がスタート。

フォローのKTYHさんに続き、SGYさんがスタート。私はセカンド。濡れていても手も足もあるルート。
ただ登り始めなので身体がかたい。立ち木とカムでプロテクション。
だいたい40mで終了点あり。2パーティが続けて登るので、終了点が重なる。

2P KDAリード。
1Pと同じく、ルンゼとクラック。
カムでプロテクションをとる。
終了点の足場はしっかりしているものの、なかなかの高度感。
遠くに穂高連峰が見える。

3P SGYリード。前半の核心部といわれているピッチ。
カンテを直上する。最初、なかなかロープが出なかった。
ピナクルの乗っ越しに少してこずっているようだ。
「昔、ここをA0しまくりで登ったのを思い出した」とぽそり。
うんうん、トレーニングの効果ばっちりですね。

4P KDAリード。
ニッコウキスゲがお出迎え。
濡れ濡れのチムニーで、難しくはないのだが、プロテクションが取れない。
何mランナウトしているのだろうか?慎重に登る。

5P SGYリード。
どこかで見たことがある感じの急傾斜のフェース。
丁寧にプロテクションを取りながら登る。残置ピンが少しある。

6P KDAリード。核心ピッチ。
左のフェースにピンがあり、そこに1本目をかけてからスタートしたいが、リーチが足りない。
立ち木のお世話になりヌンチャクをかける。
チョックストーンを乗り越えれば、そこからはクラックライン。
背後の壁も利用して登る。途中で先行のKTYHさんを見かけ手を振る。
「余裕ですね」と言われるが、「いえいえ必死です」

苦戦する私に下から「カンテへ」の声。そうやっけ?と思いつつも声に従い、左のカンテへ。
ペツル1つで不本意な終了点を構築した。
でも、そこからカンテへ戻って直上すると、すぐに本来の終了点があった。

7P SGYリード 見るからにいやらしい草付の細かいフェース。
イワカガミがまだ咲き残っている。
ところどころ濡れている上に、今にもはがれそうなフレーク。

この最終ピッチをパスして降りるパーティが多いのもわかる気がする。
SGYさんが、時間をかけて、ゆっくりと丁寧に丁寧に登る。
「やらしいですね」と声が漏れる。ピンはなく、立ち木やカムでプロテクション。

時間をかけたせいか、先行のKTYMさんが心配して覗きに来てくれた。
あとはコンテで前衛フェースの終了点へ。視界が一気に開ける。
穂高連峰が目の前に広がり、槍の穂先まで見渡せる。すばらしいパノラマ!

さて下山。
懸垂下降のアンカーまで下り、そこから、6ピッチ目のアンカーまで2回懸垂した。
しかし、実は、その5 m下にしっかりとした懸垂ポイントがあったのでした。
3回目の懸垂はロープがぎりぎりで、トップで降りたKTYMさんが、何とか工夫をしてテラスに降りた。
あと1ピッチ。計4回の懸垂下降で、注文の多い料理店の取り付きに降り立つ。

そのままカラ沢を岩小屋まで下る。岩小屋はツェルト3張と露天の大学生で超満員。
この日は、前日の睡眠が短かったせいか、即爆睡してしまいました。

7月13日 曇りのち雨
3時起床、4時出発。
昨日とは違って睡眠ばっちり、元気に取り付きに着くが、お天気が不安定。

<一ルンゼ>

1P KTY夫妻が先行し、SGYさんがリード。濡れたルンゼを登る。
50mロープをいっぱいに伸ばして終了。
KTYパーティはそんなにぎりぎりではなかったのにと思いながら登る。
2日目なので、足の感覚が岩をしっかりととらえて登りやすい。
疑問点が解けた。KTYMさんの終了点を越えて、さらに5m先にSGYさんが見えた。

2P KDAリード。プロテクションが取れない、ランアウトが続いて怖い。
ルンゼの奥まで支点を探しながら登るが、濡れているうえに良いピンがない。
終了点にはしっかりとしたピンがあるはずと思いながら、カムやら残置ピンを駆使して終了点を構築した。
あっ!左のテラスにしっかりとしたアンカーを発見した。やはり間違っていたのだ。
セカンドのSGYさんにはそちらに登ってもらう。

3P SGYリード 雨がぽつぽつとしてきた中、カンテを登る。
「ビレイ解除」のコールの頃にはしっかりと雨が降り始めた。
終了点についたときには本降りになっていた。8時30分に敗退決定。
次のピッチのペツルがキラキラ光ってるのを恨めしく眺めながら、同ルート下降。
あ~あ。梅雨が戻ってきたようだ。

ロープを目いっぱい使っての登攀。カムやナッツでランニングを取ることができない。
決して難しくはないが、絶対に落ちてはいけない。いわいる本チャン。
今まで雪彦、御在所前尾根、中尾根と何度となくトレーニングをしてきたが、それとはまた違う。
サマコレとも違いますね。
去年の明星のときにも感じた圧迫感と高度感。怖いんだけど、なんて素敵なんでしょう!
でも、これからいろいろなルートを登攀するには、もっともっと登りこんで、経験を積まなければと痛感しました。
次は「一ルンゼ」完登だ!あっ、「注文の多い料理店」も登りたいかな。
(KDA記)

<行動記録>
7/12 槍見駐車場2:50→岩小屋5:30~6:10→左方カンテ取り付き6:30→登攀終了(展望の広場)12:10→取り付き15:10→岩小屋16:00
7/13 岩小屋4:00→一ルンゼ取り付き4:30→登攀開始4:45→3P終了点8:10→取り付き10:20→岩小屋11:00→槍見駐車場13:20


鈴鹿 東多古知谷 14年07月09日

山行期間 2014年7月6日
メンバー NKT、OSM
山行地域 鈴鹿山系
山行スタイル 沢登り

 前日の御在所前尾根を下山後、表道の横にある東多古知谷に行ってきました。この日も天気が朝からいまいちでした。前日のA班は何とか全員登坂できましたが、B班はさらに人数が多く、他のクライマーも来ていることから、登坂できるか心配しつつB班の出発を見送りました。

 表道の駐車場で沢装備を付けていよいよ出発。

 最初の滝

ちょっと下りるのが不安であったため懸垂しました。

短い沢ですが滝の連続でした。

百閒滝。これは立派でした。天気がいい日にもう一度見てみたいですね。

   

小さいカエル。こんなに小さいのは初めて見ました。1センチなかった。

下山時に見えた百閒滝。

 沢2回目?のNKTさんには心配だったのでロープを何度も出しましたが、問題なく登ってくれたので良かったです。また、どっか行きましょうね。

時間記録

7:40表道駐車場→9:30百閒滝の上→11:20表道に合流(遡行終了)→12:15駐車場


MB合同 御在所クライミング A班 14年07月08日

山行期間 2014年7月4日(夜)から5日
メンバー CL:SKDW その他大勢
山行地域 鈴鹿山系
山行スタイル アルパインクライミング

 心配していた雨が午前中は何とかもったのですが、終了直前に降られてずぶ濡れになってしまった。しかし全パーティ目標を達成できてよかった。

裏道駐車場と藤内小屋テン場。

 

取り付き

 

SKDさん出発

 

KUDさん出発

Bチームのメンバーも出発

  

中尾根パーティ

  

皆さん頑張っています。

   

   

NKTさんリード

 

KBTさん

   

KUDさん

   

TGAさん

  

KNSさん、確保中。天気が崩れそうな予感。

 やぐらに手前で雨が降ってきて、下山を開始。藤内小屋で中尾根パーティと合流し、全員下山するか明日まで様子を見るか悩みましたが、予定通り明日まで残ることになりました。

 CLのSKDさんほんと御苦労さまでした。

(by OSM)


比良 八池谷 14年07月04日

山行期間 2014年6月28日(夜)から29日
メンバー KNS、MYG、OSM
山行地域 比良山系
山行スタイル 沢登り

 MYGさんが久しぶりの沢登りなのでいい機会だと思い、以前から行ってみたかった八池谷に行きました。前日に雨が降ったので水が少し濁っていましたが、全体的にはきれいな沢でした。ほとんどの滝は直登でき、巻きも厳しい所はないので、安心して初心者を連れて行ける沢だと思います。

 砂谷を下降して入渓しましたが、これが失敗。堰堤だらけで魚止ノ滝辺りまで登山道を歩くことになりました。

 

障子ノ滝は巻き上がり登山道に出ました。

 

たぶん唐戸ノ滝

大擂鉢

   

曇っていましたが、水は冷たくなく濡れても快適でした。

  

微妙に足場とつかむ所がなかったです。

 

危険なところはトラロープがありました。

 

   

 広谷分岐で遡行を終了し、下山。久しぶりに緊張する所もなく、快適に沢登りを楽しめました。KSTさんMYGさんまた行きましょうね。


前鬼川 渡渉の練習 14年06月25日

山行期間 2014年6月20日(夜)から21日
メンバー KTYM、TKH、KTYF、TRN、OSM
山行地域 大峰
山行スタイル 沢登り

 以前から渡渉のある沢にチャレンジしたい、そのためには確保技術を練習しなけれないけないと考えていました。まず、本やHPを調べいろいろな状況からそれに応じた確保方法と、それに対する疑問点などをピックアップする資料の作成をしました。次に沢の選定ですが、良い所が浮かばず、前鬼の本流と黒谷の合流点から下流であればそれなりの水量があるのではと思い選びました。

 結局、それなりの水量があり、疑問点に対しても確認することができたので、良い練習となりました。

スクラムを組んでの渡渉と正対(2人が向かい合って)の徒渉

 

ロープを使っての確保の場所を求めさらに下流へ

ロープが折り返して使えない場合、折り返して使える場合、末端を結んで交換する方法を練習しました。

  

  

 約2時間ほど練習しましたが、かなり体が冷えました。渡渉や泳ぎが連続する場合はこの対策も重要です。

 沢登り開始。前鬼本流と黒谷の分岐

前鬼は2回目ですがほんときれいです。

   

釜滝。滝上ではロープを出して確保。

 

ナメ

三重ノ滝を経て遡行を終了

   

前鬼宿坊

 今回は満足のいく練習ができました。皆様有難うございました。

時間記録

5:50林道ゲート→7:30前鬼本流と黒谷合流→9:35釜滝→10:00ナメ→11:25三重ノ滝→11:50垢離取場→13:00前鬼宿坊→林道ゲート


山スキー 神岡新道 14年06月11日

山行期間 5月17日~18日
メンバー MSD,TRN,WKM,HSO,MGW
山行地域 神岡新道
山行スタイル 山スキー

やってきました、山スキー!!

朝、目覚めると、雨が降っていたので朝食後、待機。

グッと二度寝して、雨がやんでから、スキー板を担いで出発~!って、3週間前は登山口から

ばっちり雪があったのにまるでない…

やっと雪がでてきたので、スキーを下ろし、シールをつけて。

樹林帯は、雪が波打ち、狭かったり…なので、がんばって雪をつなげて登っていきます。

時折、樹林帯からでると、青空が見えて眺望もよく気持ちいい!

天気がよいせいか休憩が多くゆっくり☆まったり山スキーを楽しむ雰囲気。おかげで、コンパスを使う練習ができました♪

寺地山を越えたところで、北ノ俣岳登頂は無理だろうと、テントを張りアタック装備に。

いけるとこまで登ってって、メンバー全員寝不足がたたって・・・。もうこの辺でいいでしょう、

ということで2260m地点から念願の広々した斜面で滑走!

これが数分なんですが、皆さん、口々に「ひゃっほ~っ!」といいながら滑って楽しい!

ゲレンデだと感じることができない、この貴重な瞬間…素晴らしいです。

翌日は、早めに帰阪しないといけなかったので、幕営地よりそのまま下山しました。

今シーズンに始めた山スキー。いろいろな雪質を味わえてとても楽しかったです。

計画では北ノ俣岳を越えて太郎山までのはずが北ノ俣岳の頂上も行けず、でしたが、

山スキーっていいなあ、来シーズンもいこうな~っ!!と言いあって、

締めくくりました。       <MGW>

 

 

 




劔集中-2014春山合宿 14年05月12日

山行期間 2014.5.3~5.6
メンバー KTM,HND,他14名
山行地域 劔岳
山行スタイル 合宿

この春、総勢16名が劔岳に挑んだ。

それぞれがそれぞれの思いを胸に一歩一歩進んでいった4日間でした。

 

1日目:5月3日(土)晴れのち寒冷前線通過

たくさんの登山者とともに室堂を出発。

快晴だったはずが、雷鳥沢、剣御前小屋と進むにつれて灰色の雲が迫ってきて・・・

剱岳は雲の中。テントを設営し、さっそく雪上訓練。

予想通り、天気はどんどん下降。

雨やらアラレやらが降ってきて、顔にビシバシ当たる。

でも、しっかり、やることはやったのでした。

 

2日目:5月4日(日)快晴

早朝より雪上訓練を開始。

雪上訓練は、今回の優先課題である。

雪上歩行から、確保技術、滑落停止など、雪山での基本事項にじっくり取り組む。

体に覚えこませるのである。

時折、ヘリコプターが飛んでいた。

早めに切り上げ、大展望を満喫しながらエネルギー充電。

 

3日目:5月5日(月)くもりのち風雨雪

少し暖かい夜明け前、まず八ツ峰上半部登攀のC班が出発。

そのあと、長次郎谷から劔岳本峰を目指すA・B班が出発。

雲が垂れこめる剣沢を下っていく。

源次郎尾根末端で、B班メンバーは取り付きを探る。次回のために。

八ツ峰5・6のコルからいよいよアタックするC班を確認。

A・B班はドンドン長次郎谷右股を詰めていく。

そして7峰下部でツェルトを被って待機。そのうち風強くなり雪も降り出す。

無線交信で確認し、登攀し終えたC班と合流。

全員でホワイトアウトの中、スタカット形式で来たルートを下りていく。

長次郎谷から剣沢へ。BCに向かって登り返していると、今度は雨が降り出す。

みんなビショビショになりながらも無事到着。

それぞれのテントでは、暖を取りながら、今日の濃密な時間について語り合っていたことでしょう。

 

4日目:5月6日(火)晴れ

夜中まで風雪だったのに、朝起きるとこの景色。

何度も後ろを振り返りながら撤収。そして出発。

剣御前小屋を過ぎると、立山一望。

今回の合宿も無事に終えることができました。

それぞれの胸の内に残ったものは、次の山行につながっていくことでしょう。

また、会いに、きます。

 

 

 

 

 

 

 


大峰 ノウナシ谷

山行期間 2014年5月9日(夜)~5月11日
メンバー KNS、OSM
山行地域 大峰
山行スタイル 沢登り

 大峰のノウナシ谷に行ってきました。印象としてぬめっていて滑りやすいと思いました。2年前に犬取谷に行ったのですが、その時に比べて水量は少なかったです。

 車は大川口に止めました。林道終点まで行く予定でしたが、崩壊していて奥まで入れませんでした。

 ほんときれいな沢です。

 へっついさん。前回は胸まで水があったのですが、今回は膝までしかなかったです。

 赤鍋の滝。前に来たときはハーケンが残置してあったと思うのですが、抜かれていました。

  

 釜滝。左岸から巻きました。

 

 水が冷たく、泳ぎはなしです。

 ノウナシ滝。左岸の尾根から巻きました。立派な滝です。

 千手滝。左岸にあるルンゼから巻き上がりました。この巻きは結構緊張しました。とにかく岩がもろかったです。馬頭滝の上に出ました。

  

 地蔵滝。左岸から巻きました。

 源流部で幕営する予定でしたが、水を汲んで稜線に上がり、行ける所まで行くことにしました。ヤブコギはなかったです。

 先週、Bチームの合宿で、この稜線を歩いていたんだなぁ~。

 大普賢岳と国見岳。

 

 稚児泊にいいテン場があったので、そこで幕営。夕食はすき焼き、これはうまくできた。

 

 大普賢と小普賢岳。七曜岳。

 

 弥山と行者還岳。

  

 行者還岳から小屋までの間に水場あり。小屋から大川口までの登山道は崩壊個所がたくさんあり、結構緊張したトラバースの連続でした。雨降って、ぬかるんでいたら結構ヤバイルートだと思います。

 結構簡単に考えていたのですが、ぬめりや高巻き、下山道と緊張する所が何ヶ所もありました。何とかなったのもKNSさんのおかげです。またお付き合いしてくださいね。

時間記録

5/10 5:40大川口→7:05赤鍋滝→8:50釜滝→9:45ノウナシ滝→10:40千手滝→12:30地蔵滝→13:50稜線→        14:40大普賢岳→15:30国見岳→15:40稚児泊

5/11 7:10出発→7:30七曜岳→8:20行者還岳→8:40行者小屋→10:30大川口


奥高野 神納川 榎谷(ツツジ谷) 14年04月30日

山行期間 2014年4月25日(夜)から4月27日
メンバー KMD、OSM
山行地域 奥高野
山行スタイル 沢登り

 昨年のGWに続きKMDさんと沢登りに行ってきました。ネットではあまり情報が得られなかったので、どんな沢かと思っていましたが、結構緊張する高巻きの連続で、ロープをずっと出し続けました。

 駐車は林道の終点まで行ったのですが、止めるとまずいと思い下の広いスペースまで戻りました。下山後、地元の人に聞いたら止めても大丈夫と言っていました。終点から登山道?に入るとすぐに2手に分かれ、上の道を行くと榎谷の河原に出ます。

 しばらく河原歩きです。

  

 数年前に襲った紀伊半島の台風の影響が随所に見られました。

 ギリギリ泳がなかったですが、唯一腰以上まで水に浸かったところです。やっぱり寒かった。

  

 河原歩きも終わり、やっと沢らしくなってきました。

  

 ツツジ滝。立派な滝です。この巻きは5ピッチぐらいロープを出したかな?

 

 この滝の巻きはさらに厳しかった。一見簡単に巻けそうなのですが、岩がもろく動いたり崩れるので、全く信用できなかった。木の根だけが信頼できた。

 枝沢の滝。これも見ごたえがありました。

 この滝も巻きました。ちょっとましだったかな。

 

 大変な巻きはこれで終了。

 

 この滝の上が本日のテン場です。

 テン場に到着すると雨。タ―プにくるまって、小雨になってから設営。夕食はシーフードパエリア。

 

 起床後、稜線に向けて登ります。

 

 1209mの少し北側の稜線に上がりました。ここから山天ノ高を越えて山天の辻までは、ルートがはっきりせず、読図に注意が必要です。

   

 山天の辻から山天集落まではテープがありルートもはっきりしています。

 集落では地元の方にコーヒーとお菓子をいただきました。有難うございました。

行動記録

4/26 6:50出発→7:10入渓→9:40 550m辺りの分岐→10:00ツツジ滝→12:15 750m辺り→15:00 1000m辺りの分岐(泊)

4/27 5:30出発→6:00稜線に上がる→6:30山天ノ高→7:20山天の辻→9:50山天集落への分岐→10:50駐車地


金剛山 妙見谷 14年04月17日

山行期間 2014年4月12日
メンバー OKD、OSM
山行地域 金剛山
山行スタイル 沢登り

 沢登りをやっている人で時々使っているハイパーVソールという靴を試しに簡単な沢として妙見谷に行ってきました。印象としては、

利点

①フリクションがよくきき、フェルトより登りやすいと感じることがある。

②高巻きはフェルトより優れていると思った。

③安い

④下山用の靴を持って行かなくていい。

欠点

①ぬめっている所は滑ってどうにもならない。

 妙見谷ではフェルトで軽く登れるところでも、何ヶ所か滑るため巻いてしまった。滑るのではという不安から、足の置き場にも気を使った。この靴を使うとしたら、ぬめりの少ない沢であることがわかっている、上級者に限ると思います。

 妙見谷橋を渡って谷筋にそって登り、堰堤を5個越えたところで入渓しました。しかしあと2つあったので7個越えたところの方がいいと思います。

 こんな所は滑って登れず、巻いてしまった。

  

 妙見滝

 久々の沢登りのOKDさん。

 

 妙見滝を越えるとたいした滝はありません。

 頂上に到着

 頂上を散策しているとカタクリが咲いていました。

 駐車場辺りは桜が満開でした。

 妙見谷は難しい所はなく、全ての滝に明瞭な巻き道があるので、初心者でも安心して連れて行けると思います。

行動記録

9:15駐車場→9:30入渓→10:00妙見滝→11:25金剛山山頂→13:30駐車場


雪彦の岩場 地蔵岳東稜、正面壁右カンテルート 14年03月29日

山行期間 2014年3月28日(金)夜~29日(土)
メンバー KDA, SGY
山行地域 雪彦山
山行スタイル 岩登り

先週の雪彦山は寒の戻りで降雪、とてもきれいな新雪を横目に登攀をあきらめました。
今週も午後から崩れそう・・・

金曜日の夜、離阪して約3時間、登山口に山行届を投函し、東屋付近で車中泊。

展望台付近から登山道を下り、大曲Y字路を左の道へ。夢前川の源流に合流し、不行沢沿いの踏み跡に入る。ところどころに赤テープがあるはずなのだが、行き過ぎて三峰の取り付きまで行ってしまった。
地蔵岳東稜の取り付きまで戻ると、すでに2パーティが準備中。

<地蔵岳東稜>

7:35 登攀開始。

1ピッチ目 Ⅲ スラブ KDAリード。 久しぶりのマルチ、セカンドの引き上げシステムを復習してから登攀開始。 手も足もあり、簡単。

2ピッチ目 Ⅲ スラブ SGYリード。 左側のほうが登りやすいが、難しいフェース気味の右側を登る。

3ピッチ目 Ⅱ 左上バンド KDAリード。 木でランニングを取りながら登る短いピッチ。

4ピッチ目 Ⅲ+ チムニー SGYリード。 出だしがチムニーだが、外側にホールドがたくさんある。途中、残置カムをみつけるが、回収できず・・・。

5ピッチ目 ブッシュ。コンテで移動。

6ピッチ目 Ⅲ- 馬の背カンテ KDAリード。 ほとんどピンがないので、木や岩でランニングを取る。遭難碑の脇を通り過ぎる。高度感もあり、ロープが流れるように工夫しながらの登攀はアルパインの雰囲気。

7ピッチ目 ブッシュ。コンテで移動。

8ピッチ目 Ⅳ- バンド~フェース SGYリード。 最終ピッチ。いくつかのルートがあるが、右へトラバースすればするほど難易度が増すらしい。 本日の核心部。どこを登るか思案していたが、真ん中辺りを突破した。だいぶ傾斜がたっているが、しっかりとしたホールドとスタンスがある。

11:20 終了点、地蔵岳山頂に到着。

<地蔵岳正面壁・右カンテルート>

山頂から登山道を下り、沢の上部から赤テープを目印に下る。
フィックスロープを伝い、アスレチックなルートを取付きまでトラバース。

12:30 登攀開始

1ピッチ目 Ⅳ+ フェース SGYリード。 全体的に逆層。時間をかけて細かいフェースを丁寧に登る。凹角の中でピッチを切る。

2ピッチ目 Ⅳ+~Ⅳ カンテ KDAリード。 不安定な足場での確保のため、慎重に登る。 ペツルのピンをみつけて一安心、短めにピッチを切る。

3ピッチ目 Ⅳ~Ⅲ カンテ SGYリード。 岩が脆い。気をつけないと大きな岩を落としてしまいそうだ。
高度感もあり、浮石にさえ気をつければ気持ちのいい登攀を楽しめる。

4ピッチ目 Ⅲ カンテ KDA リード。 こちらも岩が脆い。林の中でピッチを切り、あとはコンテにて登る。

14:30  終了点、本日2回目の地蔵岳山頂

なんとかお天気ももって、快適なクライミングを楽しめました。
今回は、ザック1つで登攀する場合を想定して、基本操作、ザックの受け渡しなどを確認しました。
雪彦山は、大阪から比較的近く、本番マルチのためのお気に入りのトレーニングの岩場です。
気がかりは例の環形動物だけです。
(KDA記)

<行動記録>
東屋6:35→地蔵岳東稜取付き7:35→地蔵岳山頂11:20~11:50→正面壁右カンテルート取付き12:30→地蔵岳山頂14:30~15:00→東屋16:30


のんびり八ヶ岳

山行期間 3/20夜~3/23
メンバー 西野、関田、本田
山行地域 八ヶ岳
山行スタイル 積雪期登攀


我々にとっては、今季二度目となった八ヶ岳。

3月の八ヶ岳は、すっかり春の陽気でした。

 

3/21(金)風雪

まずは初日、寝不足なのでのんびり起床し、南沢大滝で軽く足慣らし。

 

≪南沢大滝≫

右の少し傾斜の緩い所から、西野さんリードでトップロープを張る。

 

氷は厚く、まだまだシーズンは続きそうです。

 

 

 

 

トップロープで、各々のラインでトレーニングする。

それぞれ3本ずつ登った後、左の緩傾斜を使って関田さんもリード初体験。

見てる方が緊張しましたが、本人は落ち着いていたらしい。

 

 

 

 

 

昼過ぎには切り上げて、明日の本チャンに備えて赤岳鉱泉で幕営。

 

 

3/22(土)快晴

私の経験上珍しく、アタック日和。

目指すは大同心ルンゼ~小同心クラック。

まずは大同心ルンゼ。

赤岳鉱泉から約30分の歩きで、核心部の大同心大滝に到着。

 

≪大同心ルンゼ≫

下部は雪で埋まっていた。

中段の緩傾斜帯はノーザイルで。

 

 

 

 

 

 

核心部のヴァーチカル。

本田リード。

弱点の左の凹角から登攀。

 

 

 

 

 

大同心大滝を抜けると、大同心が見えてきました。

格好良い!

 

 

 

 

 

 

大同心ルンゼは、大滝以外の氷瀑は雪で埋まっていました。

簡単な雪壁が少し出てくる程度で、30分位で大同心稜に抜けました。

 

 

 

 

 

 

その後、小同心クラックに向かいましたが、この日は3連休の中日。

しかも絶好のコンディションとあって、6パーティー待ち。

こりゃだめだ、と言うことで、予備ルートの大同心南稜に引き返しました。

 

≪大同心南稜≫

1ピッチ目 Ⅲ級 本田リード

左に大きくトラバース後、凹角を直上。

温かくて、薄いグローブで登れたので、簡単過ぎて物足りない。

 

 

 

 

 

 

 

2ピッチ目 Ⅲ級 西野リード

正規ルートは右上する凹角だが、簡単過ぎて物足りないと、あえて直上。

 

 

 

 

 

 

3ピッチ目 Ⅰ~Ⅱ級

ただの歩き。

バンドをトラバース後、簡単なクライムダウン。

 

あまりにもあっけない終了。

 

 

 

まだお昼前なので、ゆっくりと雄大な景色を堪能した後、下降開始。

途中、行きたかった大同心雲稜ルートの取付きを確認する。

大同心雲稜ルートを見上げる。

下からだとルートが判然としない。

うーん、フリーで行けるだろうか…

 

 

 

 

 

BC下降が早かったので、この日の午後は暇を持て余しました。

 

 

3/23(日)晴れ

この日は、昼頃まで赤岳鉱泉のアイスキャンディー!

を予定していましたが、なんとダブルロープでは不可とのこと。

以前は登らせてもらえたのに…

40m以上のシングルロープが必要(貸し出しなども無し)なので、皆様ご注意を。

と言うわけで、まっすぐ下山。

昨日のうちに下山しておけば良かった…

振り返れば、涙の先に大同心と小同心。


焼岳 初M山行73期が行く! 14年03月26日

山行期間 2014年3月22日~23日
メンバー OSM,KNS,KBS,HSO,MEG,SKD,NKT
山行地域 焼岳~西穂独票
山行スタイル 雪山縦走

73期BチームからMチームに上がったばかりのメンバーとOSMさん、KNSさんと焼岳・西穂の1泊2日山行。
私は・・・元会員で東から来た男、KBSです。いいんか文章書いて(汗)
懐かしい・・・と思いきや、まったく違和感がない(笑)

栃尾温泉の道の駅「上宝」で現地集合、仮眠(建物の中で寝れました)
車を中尾湯元登山口まで移動し、7:00過ぎに出発。
金曜日に雪が降ったようで、新雪を踏みしめながら基本ほとんど直登。
3連休だと言うのに、踏み跡がない。

途中赤標付を見失い、ワカンを付け尾根を目指して登る。最初こそ晴れていたが、途中から曇り始める。

雪は固く凍っているところと、新雪でラッセルが必要なところが入り交じっておりなるべく固く凍っているところを探して登る。
コンパスとGPSで確認すると、大分左によってしまっているらしいが、取り敢えず尾根を目指してどんどん登る。

傾斜がきついのでアイゼンに履き替え、さらに急登を登る。
4つんばいになりながら、尾根に到着。(PM2時)

きつかった~。
尾根に登るのに時間がかかったため、当日の焼岳登頂を断念。
少し広めのところでテントを張り、焼岳方面にトレースをつけに行く。。尾根にはトレースらしきものがあるが・・・

雪が深く且つ傾斜がきつく降りることができない。トレースも消えている。
逆の西穂方面はトレースがあるか確認しに行くと、どうやら西穂方面にはあるようだ。
翌日の行動予定は焼岳を諦め、西穂方面に向かう判断にする。
7時頃就寝。

 

翌日5時50分出発。

天気は良さげ。

途中で常念方面からのご来光。雲?霧?の向こうから除く光はカメラには収められない程神々しい。
太陽が上がると、素晴らしい景色。正面には穂高連峰。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろには焼岳。風もなく、素敵な稜線散歩となる。樹氷の森もきれい。

 

西穂山荘には10時に到着。西穂独標まで上がって戻るにはタイムオーバーとなり、独標も諦める。

ロープウエイに向け歩を進めると、今まで見たこともなかった人人人。

足場も踏み固めらていて今までのラッセル道とはガラリと変わり、ロープウエイあたりは観光客が沢山でした。
今回焼岳ピークも西穂独標も踏めなかったが、気持ちのいい冬山を満喫しました。
リーダーをしていただいた、OSMさん、KNSさんありがとうございました。
そして73期の同期の皆さん、また行きましょう!


ググッと 霞沢岳西尾根 14年03月23日

山行期間 2014.3.21-22
メンバー NGS,NKZ
山行地域 北アルプス
山行スタイル 雪山ピークハント

数年前登った時、頂上からの景色が素晴らしかった霞沢岳。

今回は最短距離の西尾根から。

そして天気予報は雪マーク=新雪

ワクワクドキドキしながらの出発です。

 

1日目(小雪)

昨夜から降り出した雪で、朝起きたら道の駅『ななもり清見』はうっすら雪化粧。

ううむ。今回の核心でもある平湯温泉までの道。

途中でタイヤチェーンを巻き、なんとか到着。ホッ。

バスターミナルの片隅に駐車させてもらい、11:05のバスで中の湯へ。

久しぶりの釜トンネル通過です。時々トラックも通過。

トンネル抜けて、管理センターの看板を右に曲がると取り付き。

いきなり急登。しばらくするとまた急登。

誰も入ってないような?

微かな踏み跡とピンクテープにクンクン鼻をきかせズンズン進む。

しかし風が強い。前線が通過しているのだな。

急登で高度を稼いで約2時間。

1900m辺りでテント発見。

私たちも近くに設営。

 

2日目(快晴)

穂高連峰がピンクに染まっている。感動の朝。やる気アップ。

まずは、新雪ラッセル! ウヒョーこの感覚。これぞ雪山!

1940mの岩峰をトラバースして急登ラッセルでググッと上がる。

そしてテント発見。朝の挨拶をしてドンドン行きます。

上部にもう1テント。ここからはトレースをいただいて、しばらくすると合流。

お礼を行って先に行かせてもらい、休憩してる時に先に行ってもらい、樹林帯を抜けるところで先行させてもらう。

そしてリッジ。新雪が美しい。

続いて岩峰。ていねいに登る。

さらにリッジ。きれいにトレースがついていく。

頂上に向けて最後の登り。風紋が美しいラインを描いている。

9:15 頂上着。

正面に穂高連峰。

これぞ霞沢岳。

360°見渡せるすばらしい景色。

他のパーティとも笑顔でコンタクト。

堪能したら、元来た道を戻ります。

リッジも岩峰も10数人が通ったので、通過しやすくなっていました。

無事に幕営地着。

ニッコリ。でもここからは既に昨日のトレースは消えていて・・・慎重にルートファインディング。

が、一度違う方向に下りかけて、危ない危ない。

登る時、時々振り返って下りのルートを確認していたのだが。。。

時々ズボッと足を取られつつ、だんだんダンゴがつき始め、コンコン落としながら、

ピンクテープをたどっていく。

梓川が近くに見えてしばらくすると、ようやく事務所の建物が見えた。

少し先の電柱のところからはたくさんの踏み跡があって、そこから林道に向かって下降。

春の日差しが、昨夜の雪を溶かしていました。

車道に出ると、上高地方面から歩いてくる人がチラホラ。

私たちもテクテク中の湯へ。

いろいろ楽しめた霞沢岳西尾根。

ありがとうございました。

 


残念 無念 常念岳 でも悔いは無し! 14年03月21日

山行期間 2014年3月11日夜発~3月13日帰阪
メンバー OSM MYI
山行地域 北アルプス 
山行スタイル 雪山ピークハント


「今回が今シーズン最後の雪山かぁ・・・」

2月末の稲村ケ岳で非常に名残惜しく感じていたところ

何とっっ!!OSMさんにまた雪山に連れていってもらえる事が急遽、決まりました!!

念じれば叶う★ 「行きたい」アピールをしてみるものですね(^u^)

 

今回、挑戦するのは ~常念岳 南東尾根~

♪私は再び雪山に来ることができてワクワク♪

♪OSMさんは人がほぼ入山していないであろうマニアックルートにワクワク♪

 

■3月12日 快晴 無風

6:00 林道ゲート出発

冬期は林道が封鎖され、車が入れない為

林道ゲートから取り付き口の大平原まではひたすら歩きます この林道・・・長過ぎです

 

8:40 大平原 まゆみ池

既に疲れていますがそんな事を言っている場合ではありません ここからが本番!

取り付きから 厳しい急登が続くことは覚悟していたのですが・・・

目の前には想像を超えた急斜面の山がそびえているではありませんか

「真正面から見ると急に見えるけど実際に取り付いたらそうでも無いと思うよ」

OSMさんのお言葉を信じたい・・・

でもこの時・・・実は・・・

「壁が現れた・・・新人を大変なところに連れて来てしまった・・・」というのが本音だった と後から聞きました・・・

 

まずは標高1170mの大平原から1596mの尾根取り付き地点を目指します

トレースはもちろん無く・・・高低差 約400m 無慈悲な急傾斜ラッセルが延々と続きます

おまけに必死に前に進もうとする私たちを妨害する

水分を含んで重量増しの雪がワカンにまとわりつき、まるで足かせ・・・ツラすぎです・・・

 

「この雪の状況では常念、前常念どころか今日の目標の2024m地点も厳しいかも」とOSMさん

ここまで来てまたしてもラッセル練習で終わり?! それだけは勘弁です!

なんとしてでも前常念までは行きたいと、気合いを入れ直しますが・・・

あっけなく すぐに撃沈ラッセル  気持ちだけではどうにもならない厳しい現実です

 

10:55 1596m 第一目標地点 既にヘロヘロです

 

「今回のラッセルは厳しすぎる」とおっしゃりながらも

疲労を感じさせないハイスピードラッセルをされるOSMさんは強者です

 

13:50 「絶対に無理」と諦めていた今日の目標地点2024mに到達

まさかここまで来ることが出来るとは・・・

大げさでなく、頂上に行けたのと同じくらいに物凄く嬉しかったのを覚えています

~夕食前~  一目でも常念岳の姿を拝めないか、とウロウロラッセル

う~ん・・・やっぱりどこもかしこも樹林帯・・・

今回一番の★絶景ポイント★発見!! 堂々たる前常念が格好良かったです

尖ったお姿とは裏腹に 実はちょっぴり恥ずかしがり屋?!

常念岳は前常念岳の後ろに隠れてしまわれ、お姿を見せてくれなかったのは残念・・・

 

■3月13日 強風 午後には雨の予想

7:20 荒天により本日の行動は中止し、下山開始

昨日はあんなに苦しんだ道のりも下山はあっという間でした

 

9:00 大平原 まゆみ池

ここからゲートまでの林道に関しては・・・相も変わらず、長い・・・

11:00 林道ゲート着

 

今回は樹林帯さえ、突破できず、惨敗でした

しかし、何なのでしょうか この充足感・・・

いつもであれば頂上に行けなかったことに悔しさを感じるのですが今回ばかりは何故か悔いがありません

経験浅いレベルの範囲内ではありますが

今の自分の出来る限りの力を出し切って手強い相手に挑めた事がすこぶる楽しすぎた と感じる充実した2日間でした

 

とはいえ、手強い相手に打ち勝ってピークを踏みたい!という思いもメラメラ湧いてきます

OSMさん 今回と同じルートでのリベンジ! 懲りずにまたお付き合いくださいね(^-^)

次回は常念岳も少し打ち解けてくれて お姿を見せてくれるかも?!