山行期間 | 2014年12月13日夜発 12月14日 |
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メンバー | KNS、MTU、IND、SZK、MYI |
山行地域 | 大日岳 |
山行スタイル | ラッセルトレーニング |
冬合宿目前
塩見岳チーム、北八ケ岳チーム、槍ケ岳チームの一部メンバー合同で
深雪に埋もれ、
いえいえ
誰もが羨む、果てしなく続く白銀の世界でのふかふか新雪を思う存分、堪能してきたのであります。
■6時
今回は「ピークを踏む」というより「ラッセル」練習が第一の目的。
11時をリミットとし、行けるところまで行くこととなりました。
リフト沿いに大人しく進みます。
今回の目的を応援??してくれたのか有難いことに・・・
早速すぎる 猛烈っっっ!! ~ラッセル劇場開幕~
パチパチ♪ 大歓声♪
この時点で「ピークは遥か彼方」とうすうす勘づきましたが
そんな感情はグッと飲み込み、見て見ぬふり。
全員でピークを目指して強気で果敢に挑むのであります!!
が、カラ元気をあざ笑うかのように・・・
あの明かりが近いようで ちっともかんとも近づいてくれません(涙
ラッセルの先頭を交代し協力しあう。これぞ ザ・チームワーク。
でもやっぱり明かりはまだまだ遠い・・・
一山越えると小洒落たスキーヤー、ボーダーが行き交うスキー場ど真ん中
スキー場の皆さんにご迷惑をかけないよう、そそくさとスキー場を横断。
Sさん曰く、かるがも親子の横断であります。
スイスイ~と気持ちよさげに極上パウダーを滑りゆく格好良い滑走者に逆走し
地味ではありますが、自分の足でこつこつとワカンを頼りに登るのであります。
ここから先は賑やかだったスキーヤー、ボーダーとはお別れし、いよいよ大日岳へ。
つまり核心部。さらなるスノーパラダイスが待っているのであります。
~ラッセル劇場第二幕~ 満員御礼 感謝!!
苦しくったって♪
辛い中でも皆が楽しく力を合わせれば へっちゃら なのであります!!
気持ちはへっちゃら!!でも現実は大雪に阻まれ・・・ほとんど進めず。
「ピーク登頂」を信じる気持ちは降ってはすぐに溶けゆく雪のごとく、あっけなく散りゆきました・・・
こうなったら本来の目的を120%達成するのみ!横一列になり、各自ラッセル練習に励むのであります!!
■リミットの11時:1500m付近
あと1時間足らずで辿りるけるピークを目指す、11時のリミットをもって下山する、という2つの意見が交錯しましたが
当初の予定通り、 11時をリミットに下山となったのであります。
「帰りはラクで早いだろう」という予想はいとも簡単に裏切られ・・・
~猛烈ラッセル劇場 番外編 下山~
どこまでも沈み込む新雪ふかふか状況の下山では登り同様、ラッセル筋が悲鳴をあげ・・・
スノーパラダイスはまだまだ続くのであります。
スキー場から聴こえてくる軽快な音楽や
スイス~イとあっという間に滑っていかれるスキーヤー、ボーダーと並行してのラッセル。
いつもとは違う雰囲気の中での下山は何か変な気分であります。
最後の最後までラッセル練習という目的はおおいに達成でき
また私個人的には冬合宿へ向け、課題としていた装備チェック等も確認ができ
得ることが多いトレーニングとなったのでありました。
~冬合宿に続く~
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