山行期間 | 2016年4月15日(夜)~17日 |
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メンバー | UET,OSM,YDA,TYK,TTH,KSI,INO |
山行地域 | 大峰山系 |
山行スタイル | ピークハント |
76期4回目の山行で釈迦ヶ岳に行ってきました。
私は2回目と3回目の山行に参加できなかったので、体力の面でも、知識の面でもみんなについて行けるかとても心配で不安でした。しかも、初めてのテント泊!さらに初めての食糧係り!1人ずっとソワソワしていました。
リーダー3人と76期生4人の7人の山行になりました。2グループに別れて駅で待ち合わせをし、リーダーの車に乗って出発。暗い山道を軽快に運転される技術に感銘を受けながら、車酔いしそうな所をなんとかコントロールしテントを張れる場所へ到着。
テントを張る手際の良さなど勉強になる事ばかり。あっという間に、テントの中で宴会になりました。各々好きな飲み物とおつまみを持参して、山の話などで盛り上がり、翌日からの山行に向けて一体感が得られたように感じました。
早朝登山口まで車で移動してから山登りの開始です!
地図の見方など教わりながら釈迦ヶ岳へ。釈迦ヶ岳の手前の千丈平にテントを張り、荷物をデポしてから再出発。
釈迦ヶ岳を過ぎると少し足場の悪い岩場などがあり、私はワクワク楽しみながら登りました。みんなのペースが速く、登りは息を切らせながら集中して登りました。
テントに戻り、お茶をして、気象予報を聞き天気を読む。天気を読むことの必要性を学びます。速く自分でも天気図が書けるようになりたいです。
そのまま夕食へ。初めての食糧係で手探り状態の中考えて準備しましたが、みんな美味しいと言って召し上がっていたのでホッとしました。食事の準備方法に関しても細かい部分において学ぶ事ばかりです。
夜中から雨と風がきつくなり、翌日は再度釈迦ヶ岳へ行き、ご来光を見る予定でしたが断念して下山。雨の中のテントの撤収もいい経験になりました。
最後の階段を下りていると、楽しみにしていた山行が終わってしまう…と思い寂しくなりました。リーダーさんから学ぶ事が多く、どのように行動しているのか、どのような物をもっているかなど、盗み見をしながら学ばさせて頂きました。
毎回リーダーさんが一緒に来てくださる事に感謝です。
また熊本大震災の真っ只中、このように山行を楽しんでいていいのかと自問自答しましたが、山行で学ぶ内容は、避難状態の中で役に立つ知識ばかりです。災害時対策にも繋がりますのでしっかり学ぼうと思いました。
来月からは岩場です!!ロープの結び方を復習します!!
行動時間
4/15 21:00 離阪→1:00猿谷ダム
4/16 5:00起床→6:30登山口→9:15釈迦ヶ岳→12:00揚子が宿(折り返し) →14:50千丈平
4/17 5:20起床→6:15出発→7:20到着
山行期間 | 2016年4月2日~3日 |
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メンバー | YDA,OSM,UET,TYK,TTH,KSI,SBA |
山行地域 | 紀泉アルプス |
山行スタイル | 縦走 |
泉州山岳会に入って2回目の山行
初めてのカモシカ山行
ずっとやってみたかったカモシカ山行!
と同時に初めてのテント泊!
一気にやりたかったことが押し寄せてきて嬉しくもありましたが、緊張感の方は半端なく、出発日は一日心拍数が上がりっぱなしで不安を覚える程でした
21:30 みさき公園に集合。夜の閑静な住宅街の中、ザックを背負った7名が警戒した犬に吼えられながら進み始め、ヘッドランプを各自装着して入山。
この夜の天気はまずまず。翌日後半から崩れそうとあってか気温は高めでした。
リーダーさんが後ろに付いてくれながら新人が先頭を歩いていきます(腰に鈴を鳴らしながら)
集合前に自分の時計が壊れてしまってコースタイムは確認出来ませんでしたが、初めての夜山行としてはいいペースで歩けたと思います。
最初のピーク飯盛山に着くと星空はさほど見れませんでしたが、代わりに現われた夜景のキレイなこと!
思わず感嘆の声がでるほどです。
そこからはピークごとに交代で新人が先頭を務め、歩み進んでいきます。
この日の目的地、大福山には日付が代わった1:50に到着。
早速テントを張り、色んな話を教えてもらいながら就寝。
大汗かいて中々寝れない私、聞いたことのない鳥?動物?の鳴声に興味津々でさらに寝れず・・(後でちゃんと暴睡)。楽しい一夜を過ごさせて頂きました。
起床後、温かい朝御飯を身体にチャージして準備はOK!皆さん元気に歩み進めます。
夜では見れなかった山桜もたくさん咲き誇っていて、遠くまで見える山々までもピンクの水玉模様・・。
俎石山~雲山峰では小さなアップダウンが続き、行きかう人と挨拶しながら下山口に向かいます。
見事な桜並木で祭り真っ只中の山中渓に着いたのは13時。
最後まで最高のお花見山行となりました。
私にとって初めてのカモシカ山行でしたが、視野が狭いぶん五感が冴え渡り、日中の顔とはまったく違った山を色濃く感じられて普段よりも一味違った山行を楽しめました。
皆さん、お疲れ様でした!
行動時間
4/2 21:40みさき公園駅→23:18飯盛山→0:30札立山→1:50大福山
4/3 7:20出発→7:32俎石山→9:25雲山峰→11:17第1パノラマ→12:05山中渓駅
山行期間 | 2016年3月27日 |
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メンバー | OSM,UET,TYK,TTH |
山行地域 | 須磨 |
山行スタイル | 縦走 |
須磨浦公園からスタートし、旗振山、栂尾山,東山,高取山,JR新長田駅というコース。
2回目の山行とはいえ、人見知りの僕はまだ溶け込めず、そわそわしながら登り始めました。
僕の祖父の家が近いところにあり、何度も登っている山だったので自信があったのですが、、、。登り始めて最初にたどり着く旗振山では須磨を一望でき、目標物を決め自分の位置を同定する方法学びました。普段地図を持たないのでこんな使い方があるのかと感心し、また地図読みの大切さを学びました。
栂尾山の400段の階段を登り切り、僕が息を切らしながら登っているところを、他のメンバーは特に難なく登りペースも落ちません。
木々が生い茂った山道から岩がむき出しになった馬の背を経て東山へ。
低い山ですがアップダウンが多く、もうこの時点でついて行くのがやっと、「ちょっと休ませて、、、」という言葉が喉まで出そうになりながらも何とか高取山へ。高取山では山頂に神社があるのですがもう、お参りする余裕なんてなく、ぐったりしながら休憩。体力が戻ってから境内からの風景を見て下山。
登りきった達成感と、疲労から恥ずかしさが吹っ飛んでいつも以上に饒舌になり、そのおかげかメンバーとの距離も少しだけ縮まった気がします。あとは運動不足をなんとかせねば。
行動時間
8:35須磨浦公園駅→9:16旗振山→9:38鉄拐山→10:25栂尾山→10:43横尾山→11:00東山→12:25高取山→13:25長田駅
山行期間 | 3月13日 |
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メンバー | OSM UET TYK KSI TTH INO HRI YDA |
山行地域 | ポンポン山 |
山行スタイル | ピークハント |
今回が76期の初山行。
今年度からは入会初年度の会員をBチームと呼ばず、準会員と呼ぶことになったとのことで、リーダー1名とサブリーダー2名、76期準会員4名、そして体験として参加された1名の合計8名での山行となりました。
天候は晴れ時々曇りでまずまずの登山日和。
初山行ということもあり今回の私の1番の目的はズバリ、これから1年間一緒に活動していくことになる76期のメンバー、そしてリーダーやサブリーダーとして山行に参加して下さる先輩方とのコミュニケーションでした。
登山口までのバス移動中、歩きながら、休憩中など機会を見つけては少しずつ色々な話をし、互いの距離を縮めていく。
この人はどういう人だろう?
自分とは気が合うだろうか?
これから仲良くやっていけるだろか?
などなどいろんなことを考えながら。
結果、参加者全員と話が出来たとまではいきませんでしたが、初回としては上々だったと思います。
これから回を重ねながら、少しずつ皆さんと話していけたらと思っています。
また、山行中にリーダーやサブリーダーから山道具、地図、コンパス、そして泉州山岳会について等色々な話があり、大変楽しく役立つものでした。
今後の山行も大変楽しみです。
(TYK)
JR高槻 8:00→8:20上ノ口バス停→9:50本山寺10:05→11:00ポンポン山11:20→11:40釈迦ヶ岳→12:45バーベキュー場13:00→14:00JR島本駅
山行期間 | 3月6日 |
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メンバー | MSD KTM SGY KNS KTF ABE TGA SKD UET MTM UZU BAN DAT ISK SKM YDA |
山行地域 | 大山 |
山行スタイル | 雪上訓練 |
3月の例会は、鳥取の大山での雪上訓練。
春合宿に向けて、雪の上をしっかり歩くことと、新たにMチームに加わった75期の方の歓迎会を行うことが目的です。
総勢16名。
たくさんの方が参加してくださいました。
大山の天気予報は曇りのち雨・・・。
大丈夫かなと思いながら現地に着くとかなりの強風です。
室内駐車場でテントを張り、仮眠しました。
朝になっても風は強いままです。
雨はなんとか大丈夫そう。
6時過ぎに登山口をスタートしました。
例年よりはかなり雪がないようですが、登山口からうっすらと雪がありました。
途中で振り向くと、弓ヶ浜がキレイで、鳥取の小さな可愛い山も見えました。
2時間ほどで6合目に着き、グループに分かれて雪上訓練です。
なんとかいい斜面を探して、アイゼンを付けたままの歩行訓練、外しての練習、ワカンを履いての歩行、滑落停止などの練習を行いました。
あっという間に2時間の訓練が終わり、下山です。
下山後は歓迎会兼ねて、米子で海鮮を食べました。
とっても美味しかったです。
新しいメンバーを迎え、これからまた賑やかになりそうです。
また、自分自身も3年目として成長できるように頑張らなくてはと思いました。
皆様、今回は不慣れなリーダーに協力して頂き、ありがとうございました!
山行期間 | 2016年2月27-28日 |
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メンバー | OSM、OKD |
山行地域 | 中央アルプス |
山行スタイル | ピークハント |
1泊2日の山行で近くのアルプスということで時々利用する越百山に行ってきました。駐車場まではほとんど雪がなく、これは楽勝と思っていましたが、上の方は結構厳しいラッセルとなりました。
福栃平でこの程度の雪です。前に行った時よりは雪がかなり少なかったです。
尾根への登りの途中で傾斜がきつかったので下を向いて歩いていたら、突然カモシカの死体に出会いました。めっちゃびっくりした。
2200m 辺りまでは数日前に登った人の踏み跡がありましたが、その上は消えていました。夏道で小屋に向かうルートはピークに向かわずにトラバースルートです。ここを行くつもりでしたが結構斜面がいやらしいと思ったので、ピークを越えて小屋に向かいました。結構、残地のテープがあり、それに惑わされないように注意が必要です。また下の水場と上の水場は水が出ていました。
小屋からさらに登って、樹林帯の中でイグルーを作りましたが、ちょっと反省点がありました。作成中から雪が降り始め、30センチぐらい積もりました。
越百山のアタックは、ラッセルが結構厳しく、また雪庇があったので、トラバースの連続でした。ところどころいやらしい斜面もありました。頂上直下は雪壁となっており、慣れていない人であれば、アイゼンをひっかけてしまうと数百メーターは落ちるので、恐怖感を感じるかと思います。アイゼンがしっかり刺さるので、慣れたいる人は何とも思はないと思います。
行動時間
2/27 5:40今沢橋→6:25福栃平→7:15下のコル→9:00上の水場→11:00小屋
2/28 5:45出発→6:55山頂→7:30小屋→10:25下の水場→11:35今朝沢橋
山行期間 | 2016.2.11 |
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メンバー | OSM、YMG |
山行地域 | 大峰 |
山行スタイル | 雪山登山 |
関西でもこんなに星が見えるのか!と思うほどの星が瞬く中、登山口を出発。
日中も快晴が予想される。
頂上からはどんな景色が見れるのかワクワクしながら林道を歩く。
1200mくらいまでは雪も数㎝しかなかったが、所々滑る。
徐々に雪が増えるが、それでも足首くらい。
頂仙岳は雪も多くないので夏道を行くことにし、トラバース。
途中、もっと雪が積もっていたらいやらしいなぁと感じるような所もあったが、これくらいの雪なら難なく通過。
明星ヶ岳との分岐から弥山方向は今日はまだ誰も入っていないらしく、トレースなし。
ふかふかの雪の中を気持ちよく歩く。
しばらく歩くと、綺麗な川が流れる狼平に到着。
避難小屋で束の間のティータイム。
出発から4時間経ち、私の足は随分重くなっており、気持ちとは裏腹になかなか前に進めない。
こんな天気のいい日に八経ヶ岳から綺麗な景色を眺めたい気持ちと、しんどいな~と思う気持ちが入り混じる。
何とか弥山小屋まで辿り着いたが、既にお昼前。
目の前には八経ヶ岳のキレイなシルエットが見えるが、今日はここでタイムアップ。
休憩していると、下の方で出会った方々が八経ヶ岳の方から回って来られる。
まだまだ体力が足りないと痛感。
重い体を何とか前に進めながら来た道を下る。
1歩足を出す度にお腹がグーグー鳴っている。
シャリバテしながらも、雪道を楽しみながら下山。
いつかまた八経ヶ岳にリベンジしたいと思います。
山行記録
5:50 熊渡ー9:30 頂仙岳ー10:00 狼平ー11:10 大黒岩ー11:40 弥山小屋ー12:40 狼平ー13:30 頂仙岳ー15:20 熊渡
山行期間 | 2月6日 |
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メンバー | OSM OKD YMG YDA |
山行地域 | 武奈ヶ岳 |
山行スタイル | ピークハント 雪上訓練 |
今回は武奈ヶ岳に行ってきました。
11月に捻挫をしてから約3ヵ月・・・。
久しぶりに歩けるか、不安を抱えてのスタートです。
登山口から登りが続きます。
しんどいなーと見上げても、まだまだ続くつづら折りの登り・・。
でも登りは嫌いじゃない。
初めはぬかるんだ道が、途中からガリガリと凍った道になります。
足もとに注意しながらさらに進むと少しずつ雪の積もっているところが増えてきます。
途中でアイゼンを装着し、尾根沿いをさらに進みます。
徐々に雪山らしく、辺りが真っ白になってきます。
よく見ると、木にはエビの尻尾らしきものができています。
ちょっと曇っていて残
念でしたが、風は無く稜線を快適に歩き、武奈ヶ岳ピークに到着です。
その後、雪上訓練で支点の作り方や、確保の方法など、再度確認ができ勉強になりました。
今回の武奈ヶ岳は、大阪からも近く、景色が良いとてもステキな山でした。
鯖街道の鯖寿司も絶品でした!
(YDA)
山行期間 | 2016年1月22日(夜)~23日 |
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メンバー | OSM, OKD |
山行地域 | 福井 |
山行スタイル | BV訓練 |
1週間前に会全体で遭難対策訓練を行った。この時、雪洞は完成まじかで時間切れとなり、イグルー作成に失敗してしまった。今回はイグルーを完成させるべく臨んだ。
雪が少ないのではと心配をしていましたが、スキー場跡にも十分な雪がありました。先行のトレースがありましたが、今回はラッセルの練習もするつもりだったので、トレースを避けて登りました。いろんなBVの方法を試してみるため、10時をめどに行動をやめ、BV訓練に移りました。
数年ぶりにワカンを履いてラッセルをするOKDさん。大変だったと思います。
シャクナゲ峠手前の少し平らになったところで訓練を開始しました。まずは木の周りにできる穴を利用して風よけのスペースを作り、横穴を掘って2人が寝れるスペースを作りました。初めてで20分ほどで作れたので、緊急のBVには使えると思います。写真左が風よけに作ったスペース、真ん中が寝るためのスペースで深さを測るためにピッケルを刺しています、右がOKDさんが入っている写真です。
次にイグルーの作成に取り掛かりました。初めに作ったのは直径を大きくしすぎていると判断し、ブロックを2段目まで積んで断念。2つ目に作り始めたのもまだ大きすぎたのと、土台が弱かったので4段目ぐらいまで積んで断念。3つ目に作ったのがやっと成功しました。直径は2人が寝れればいい大きさにしたつもりが、結局4人は寝れる大きさになった。ポイントは小さく作る(中で広げることができる)、ブロック状に切る(でこぼこになったところはスノーソーで平らにする)、できるだけ内に寄せて積み上げる。2時間ぐらいかかりましたが、1時間ぐらいで作れるようにならなければと思いました。
緊急時の対策には状況によっていろいろあると思いますが、事前に訓練を積んでおくことが今後に生かせると思います。次は雪洞付作りにチャレンジです。
山行期間 | 2015.12.30~2016.1.3 |
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メンバー | KTM,OSM,HSO,NKT,MTM,TKD |
山行地域 | 水晶岳 |
山行スタイル | 雪山 |
今年の冬合宿はな、なんと、北アルプス最奥地、水晶岳。さすが泉州山岳会といった渋い場所であるが、3度にわたる偵察は儚くもピークまでいけず、冬合宿の日程は5日間!はたしてピークハントはできるのか??
迎えた出発日、7名の内1名が急遽所用により不参加に。テントの交換や食事の調整等時間が遅れ幸先不調。
でもいつになく上機嫌なチーフリーダー。
30日。車は駅前のタクシー会社に車を駐車させてもらいタクシーで温泉まで。そこからは湯俣までひたすらトコトコ、トコトコ。二ヶ月で3度目。不安していた雪もしっかりついており初日は予定通りの1800mほどまで高度をあげてBV。とにかく長丁場になるのでご飯や水分補給には十分気をつけて積極的に休養。
31日。予定では南真砂手前の森林帯ギリギリまでアタックベースを上げる。懸念していた森林内の方向維持も偵察のおかげでスムーズにいき順調に高度を上げる。わかりにくい尾根筋をあーだこーだいいながら、大きなミスもすることなくたどることができた。高度が上がるにつれてそれなりの雪になってきたがストックのおかげでズボッとなることなく歩けて楽!アタックのことを考えると少しでも高度をあげたいが、森林限界ギリギリでBV。1時過ぎ。偵察は・・・と思ったがテントに入ってしまうとノンビリしてしまった。夕食はもちろん年越しそば!そば嫌いの私はずっと鍋がそばそばして後味が悪い年越しとなってしまった。うぅ。
高瀬ダム ながーい尾根
1日。あけまして、水晶岳へ!気合の入りまくったチーフリーダーに喝を入れられながら出発準備!
BVをでると前日の風雪により猛烈なラッセル祭りの始まりです!いきなりの万歳ラッセルで準備運動。先頭は変わりませんよー!帰りのことを考えこまめに標布をつけ、稜線ではとにかく雪庇に注意!順調に進み、懸念していた崩落地。夏道はトラバースをするが今にも雪崩そうな斜面。崩落地をロープを出し通過する。偵察の時からできれば行きたいと思っていたが、OSMさんから振っていっただきご機嫌にリードをさせてもらう。ふつうのクライミングに比べたら、なんてこと無い場所かもしれないが、名も無い、ルート図も無い未知の世界。至福の瞬間。落石が多く、吹き上げる風に全身凍りつきながら、1p。最後はちょっとしたナイフリッジを落石にビビりながら足場を固めて通過、この怖さ見て欲しかったー!2pは落石だらけの逆層。普段のアイトレならなんてことない場所でも本番となるといつものビビり癖炸裂で時間が掛かってしまう。草付きではうまくイボイノシシが効いてくれたので安心。3pは急稜なトラバースをOSMさんリードで通過。後続は足場ができて楽々。次第に天気は好転し真砂岳を目前にとらえて、絶好のコンディション下でアタック。気持ちいいことこの上なし。(時間)真砂岳。水晶岳は遥か彼方。しかし全員満足の笑みに満ちていた。ここまでこれただけで、十分すぎる成果であった。めったに無い正月晴天、新年早々ありがたい絶景を目に焼き付けて下山へ。ロープを出した場所は懸垂下降で通過しBVへ。今宵の晩酌は大いに盛り上がり、新年の目標発表会!(私は爆睡)みんなの目標はなんだったのでしょうか?
2日、下山。風と降雪でトレースは無くなっていた。ちょうど地図判読訓練になるので先頭を交代しながら進む。2日かけて下山する予定であったが、スムーズに歩けたので一日はやく下山を完了した。
崩落個所、間はフィックスで通過
最終日、槍を望む。
次の目標は冬季北鎌?
山行期間 | 2016年1月9日(夜)〜2016年1月11日 |
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メンバー | OSM MTM UET |
山行地域 | 南アルプス |
山行スタイル | 雪山ピークハント |
1/9日 AM5時起床 AM6時甲斐駒ヶ岳にむけて駐車場を出発林道を進み竹宇駒ヶ岳神社に立ち寄り安全を祈願。つり橋を渡り黒戸尾根へ。十二曲り、笹ノ平、八丁坂へ全く雪のない落ち葉でふかふかの夏道を進む。
午前9時半刃渡りに。
ここもほぼ積雪もなく難なく通過。刀利天狗を越えたあたりからちらほら積雪が目立つようになる。黒戸山の北側斜面のトラバース道は日が当たらないためか結構雪が残っている。ここから五合目小屋跡への下りで凍結が目立つようになり、念のためアイゼンを装着する。このあと、垂直の階段が数カ所続くが全く雪がついていないためスムーズに通過でき、正午七丈小屋に到着。時間も早いため、本日のアタックも考えたが疲労度合、明日の天候も安定していることから早々にテント設営し明日に備える。
1/10 AM5時起床、6時半山頂へむけ出発。
小屋から上はしっかり積雪がある。先行パーティが多くトレースもはっきりしているため快適に進む。御来迎場を越え最後の難所に向かう。北側急斜面のトラバースも踏み跡がしっかりあり雪もしっかりアイゼンが効くので歩きやすい。ただほぼ直登となるルンゼは雪がないうえ氷結しておりいやらしい感じだった。稜線にでると地蔵岳・オベリスクの向こうに霊峰富士がくっきり見える。
申し分のない快晴無風のなか午前8時過ぎピークに到着。
昨年末の木曽駒ヶ岳に続き今回も暖冬による積雪不足のおかげで難なくピークを踏むことができた。本来ならばこんなに簡単に山頂には到達できることはないだろうと思うがこれも一つの経験。ビギナーズラックであるが甘んじてこの絶景を堪能したい。
8時20分名残惜しいが、山頂を後に七丈でテントを撤収し午後1時40下山。
行動記録1/8 夜大阪発→尾白渓谷駐車場
1/9 尾白渓谷駐車場06:00→七丈小屋テント場12:00
1/10 七丈小屋06:30→甲斐駒ケ岳08:05→七丈小屋09:00→尾白渓谷駐車場13:40
山行期間 | 2016/1/9-10 |
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メンバー | SED、TGA、TRN |
山行地域 | 八ケ岳 |
山行スタイル | アルパイン |
何年か前に行って、いろいろあって、カニのはさみを見上げて下山となった天狗尾根に再び向かう。
1月9日
今年は非常に雪が少ないとは分かってはいたが、やはり少なかった。
前回とは全く異なる景色が広がる。
雪がない茶色の世界。
出合小屋もこんな様子です。
尾根に上がるとさらに雪がなくなり無雪期かと思うほど。
雪がないのでスムーズに前進はできるが、標高をあげてもまばらな雪に水の心配が起こってくる。
「雪がなかったら、撤退だね~」と言いながら、カニのはさみに到着。
水にできる雪が無事にあったので、斜面に幕営。
かなり早めについたので、明日に備えてまったりとした時間を過ごす。
1月10日
起床して、準備、そして出発。
カニのはさみは暗い中、横をまいて、気づいたら通り過ぎる。振り向いて、取りすぎていたことを確認。
雪がついていないせいか、かなりあっさりと進んでいく。
雪が多いと埋もれていて、見つけられないというフィックスロープも全く埋もれておらず、ルンゼも少し雪がのるのみでした。
核心は凍っていないせいか、岩には剥がれ落ちた形跡が多くありました。
雪が少ないため、雪陵という雰囲気ではなかったのが少し残念でしたが、天候に恵まれ、美しい富士を眺めながらの2日でした。
1月9日 (晴れ)
美しの森駐車場6:00~出合小屋7:50~カニのはさみ10:50(BV)
1月10日(晴れ)
BV5:40~取付5:50~終了9:00~ツルネ分岐10:50~出合小屋13:00~美しの森駐車場15:00
山行期間 | 2015年12月11日(夜)~13日 |
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メンバー | OSM UET TKD |
山行地域 | 焼岳 |
山行スタイル | 雪山 |
昨年候補には上がりつつもBチームにしては難しいのではという話で話が立消えになった焼岳
Mチームにあがって1年目、今回は本番前の練習ということで行く事となった。
アプローチは穂高温泉よりタクシーで最寄りのゲートまで中に車を入れるには奥にある中の湯温泉旅館に泊まらなくてはならないそうな
調べたらこういう記述があった。
冬季(概ね毎年11月中旬から翌年4月下旬頃)は、旅館へ通じる区間を含む旧道が閉鎖されるため、岐阜県(平湯温泉)側および長野県側双方から旅館まで直接マイカーで乗り入れることができない。このため冬季間は中の湯バス停前の「中の湯売店」から旅館に電話をかけ、安房峠道路の中ノ湯インターチェンジの旧道接続部にあるゲート(中の湯ゲート)を開いてもらう必要がある。
基本はゲートから歩くしかないようだ。
途中で外国人のペアとすれ違う。
思ったより雪が多いからやめとくよーっとの事
こっちは雪が欲しかったので期待しながら登っていく。
平で樹林帯ぽい所を見つけて今回のテントを張る
今回は特に風もなかったが風防のつくり方を習う。
スコップでブロックを切り出し積み重ね、隙間を雪で埋める。
アタック時は中に人がいないのでしっかり固定、防風しておいて損はない。
そこからは少し雪が深くなってくる。
ラッセルの練習もできた。
コツはピッケルにうまく体重を分散させる事と、足だけでなく全身で進んでいくとの事。
なんとか進めるが、ベテランの方々ほどスピードが上がらない。
体力が足りないのか…?
そのあとは今後の冬合宿で使用するであろう
シートベントのハーネスと、ムンターヒッチの懸垂下降の練習
山行期間 | 2015.12.26~29 |
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メンバー | MTR KNS |
山行地域 | 塩見岳 |
山行スタイル | 積雪期ピークハント |
去年のリベンジを果たすべく、今年も年末の冬山は
塩見岳山行となりました。
去年の大雪と違い、今年は雪が少なく楽勝ムード。
12/26 離阪。AM2:00 塩川小屋下の駐車場到着。
朝、7:30、三伏峠小屋に向かってスタート。
14:00頃、小屋に到着。
小屋には誰もいないしテントもなかったが、
山頂へのトレースだけは、しっかりありました。
しばらく雪も降らない予報なので一安心。
翌朝、ゆっくり7:30の出発。
すごい良い天気で風もない。
去年は、3時間以上かかった本谷山も2時間もかからず通過。
去年は、大雪の為、木の上を歩いていた稜線も今年は楽々。
昼には、塩見小屋付近に到着。
塩見小屋は、幕営禁止で少し離れた場所に幕営
アタック開始。
近い様で、遠い。
油断大敵。気を引き締める。
無事、ロープを出すこともなく、登頂成功。
「バンザーイ\(~o~)/」
「バンザーイ~~<(`^´)>」
久しぶりの冬合宿登頂成功です。
富士山も綺麗に見えます。
簡単すぎて、拍子抜けですが、
去年苦労したご褒美とゆうことで\(~o~)/。
テントに戻り、カレーで登頂祝いし、
翌日も、もんびり7:30出発
ビックリするくらい良い天気。
そのまま、1日早く下山しました。
下山途中、去年同じく敗退した名古屋の2パーティーと遭遇し
同じくリベンジに来たとのことでした。
2パーティーさんとも、この泉州山岳会のホームページを見ました。と言われ
びっくりポンです。
木下師匠ありがとうございました。
春も南アルプスよろしくお願いします。
山行期間 | 2015.12.29~12.30 |
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メンバー | SZK、TGA、YMG |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | 雪山 |
2014年のBチーム冬合宿の北八ヶ岳縦走は諸事情により高見石小屋から渋の湯へと下山した。
今回はその先の部分を繋ごうということで、渋の湯から天狗岳を目指した。
暖冬のため雪が少ない。
トレースもあり、サクサクと順調に登っていく。
黒百合ヒュッテは既に登山客で賑わっていた。
小屋でテントの手続きをしていると、天狗岳から戻ってきたおじさんが
「上は突風が吹いてて東天狗までは行けたけど、西天狗には行けなかった。突風で眼鏡も凍ってしまったよ」
と、興奮気味に小屋のお姉さんに話していた。
今日は天狗岳アタックは持ち越しかな~とふと頭をよぎる。
しかし、午後からは天候回復の見込み。
1時間程様子を伺い、とりあえず行けるところまで行くことにした。
すると、何ということでしょう!
出発した途端、どんより曇った空から雲の切れ目が広がり、青空が見えてきたではありませんか。
風は強いものの、中山峠を経て難なく東天狗に登頂。
蓼科山から赤岳まで八ヶ岳が全部見渡せる。
西天狗に向かううちに風が弱まった。
と、思ったら、東天狗に戻るうちにまた風が強くなった(;’∀’)
距離的にはそんなに離れてないのに地形によって変わるのだから不思議なものだ。
帰りは天狗の奥庭から黒百合ヒュッテへ。
地図を見る限りではそんなに大変そうではなかったのだが…。
ゴロゴロ岩と樹林×うっすら積雪=落とし穴に落ちる
という方程式が成立。(穴ズボッの方程式)
歩きにくいことこの上ない。
そして、「他人のトレースはあてにならない」という格言も成立。
道に迷ったかと不安に思った頃に黒百合ヒュッテを発見。
いい勉強になりました。
2日目は中山を経て高見石小屋から渋の湯へ下山。
昨年と同ルートを下山したのだが、積雪量が少ないとこうも歩きにくくなるものか。
賽ノ河原はまたしても穴ズボッの方程式が成立。
昨年よりはほんの少し緊張感のある下山となりました。
〈山行記録〉
12月29日(火)
7:00 渋の湯ー9:45~11:00 黒百合ヒュッテー12:30 東天狗岳ー13:00 西天狗岳ー14:35 黒百合ヒュッテ
12月30日(水)
7:15 黒百合ヒュッテー8:40 高見石小屋ー10:20 渋の湯