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76期 クライミング(第3回) 不動岩16/07/03

山行期間 2016.6.26
メンバー HND,MSD,KUD,SKD,UET,YMG,TYK,TCH,INO,SOT,MRJ
山行地域 裏六甲 不動岩
山行スタイル クライミング


泉州山岳会へ入会して初めての山行に参加しました。
今回は不動岩でのクライミング。
クライミングの前半の講習全三回の行程の中の三回目となります。
私は途中入会の為、今回初めての受講となり、加えて生まれて初めてのクライミングとなりました。

前日の6/25から現地に入り、テントで前泊となります。
テントでの宿泊も初めての私は現地へ向かう電車の中から既に緊張しており、道場の駅には35分前には到着していました。
皆が集まり、車でテント設営の場所まで向かい、現地へ着くと手際良くあっという間にテントが設営され、私はただ呆然と見ていることしか出来ませんでした。
そして、テントでは先輩方々の色々なお話が聞けこれからの活動がとても楽しみになりました。
そして、就寝の時間。
初めての外で寝袋を使い、テントという狭い空間で他人と寝るという体験。
間近で聞こえる川の音、カエルの鳴き声全てが真新しく興奮してなかなか寝付けませんでしたが緊張からの疲れか気づくと寝てしまい朝になっていました。
初めての皆で食べる朝御飯は雑炊でした。
少し肌寒い朝に温かい雑炊はとても美味しく、胃に染み渡りました。
食後、素早くテントが片付けられあっという間に身仕度を終えられる先輩や同期の方達。
その後車で不動岩への入口へ移動、急な坂を登り最初の練習場所まで来ました。

まずは不動岩のシアターでリードのビレイを教えて頂きました。支点の作り方、ビレイの仕方やセルフビレイなど。
壁を登るリーダーのビレイを体験し、落下した際の手応えやどれだけの力が必要かなど実際に体験させてもらいました。
その中でリードのビレイがどれだけ大切か自分の手に相手の命がかかってるんだということを実感しました。
しかし、手元のロープをさばくのに気を取られリードで登ってる方から目を離してしまうことが多々ありました。
しかし、目を離した際に思いもよらず落下することもあるのでどうしても目を離さないといけない時は登ってる方に声かけるなどして待ってもらうことも必要と教わりました。

その後、場所を東壁に変え今度はセカンドのビレイを教わりました。
まず、登ってからは自己の安全を確保しビレイを解除してもらい今度はセカンドで登ってこられる方のビレイをするわけですが色んな事がごっちゃになり何度も間違えては指摘を受けを繰り返します。
何度同じことを聞いてしまっても、根気よく教えて下さるリーダーの方々の指導でなんとなく一連の動作を覚え、実際にセカンドのビレイを体験することになりました。
ということは、自身も高い岩場に登らなければならないということ。
見上げると垂直に切り立った岩場、皆はスイスイ登って行かれますが私に可能なのだろうか?!疑問と恐怖心で心がつぶれそうになりますが同期やリーダーに「大丈夫ゆっくり行けばいいから、絶対に落ちることないからちゃんと繋がってるから」と言葉をかけてもらい恐る恐るふみだしました。

最初は想像していたより難しくないかもと数メートルは難なく登れましたがひと度、詰まると何処に足をかけていいのか手をかけていいのかもわからず固まってしまいました。 
下を覗くとより怖さが増し、慌ててしまい、どうしていいのかわからなくなってしまいます。
しかし、下から「もう少し左にトラバースしたら足場あるよ」など声をかけてもらい何とかテラスまで上がりきった時には物凄い安堵の気持ちと達成感がない交ぜになった不思議な気持ちでした。

そこでセカンドのビレイを実際にするのにPASに身を任せ体を反らさないといけないのですが、それがまた怖くてなかなか体を預けられません。
大丈夫との言葉に疑いはありませんが体が言うことをなかなか聞いてくれません。
結局、始終片隅に恐怖心がある状態でセカンドのビレイ後もテラスで固まっていました。
自分がセカンドで登る時にビレイをしてもらう際、ロープに弛みがあるとおちたときのことを想像して怖くて進めなかったり、途中にかけてくれているカラビナとシュリンゲを回収出来ずその場で固まってしまったり、落としてしまったり、沢山の失敗をしましたがその分沢山の学びを得ることが出来ました。

最後に初の懸垂下降を体験しましたがこれも頭では理解しているのですが高い所で何もない空中に背中を反らすという事がなかなか受け入れられず一歩がなかなか踏み出せませんでした。
しかし、「万が一手が離れてもプルージックや下の方が居てるから落ちることはない安心して行ってください」の言葉で下降し始める事が出来ました。
降りている間は夢中で足元しか見ていませんでしたが途中、「下も確認してね」と言われ周囲にも目を向けなければいけないということを知りました。
やっと地面に足が着いた頃には両手は強くロープを握りすぎていたせいかしばらく痺れた状態でした。

全ての行程を終え、感じたことはクライミングはお互いに信頼できないと決して出来ないということでした。
あと、決して確認を怠らないということも非常に重要だと学びました。
リーダーの方々からの指導、一挙手一投足、全てが学びとなりました。

初体験尽くしの本当に実りの多い一日となり、これからの座学、山行がより楽しみになりました。