山行期間 | 2016.5.14~15 |
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メンバー | HND.MSD.KUD.TYK.TCH.INO.KSI.YMG |
山行地域 | 蓬莱峡 |
山行スタイル | クライミング |
76期初めてのクライミング、場所は蓬莱峡です。
まず宝塚駅に集合ですが、終発に乗車のため時間厳守。乗り遅れたら大変なのでかなり早めに自宅出発、私が一番乗りでした。皆揃ったところで乗車、真っ暗なバス停に降り立ちテント設営地まで歩きます。テント設営後、小宴会の開始。自己紹介やリーダー陣の色んな山話に花が咲き、
時間はあっという間に過ぎて就寝時間に。
6時起床、朝食を食べてテント撤収。ここで各自ハーネスとヘルメット等ギアを装着。リーダーさんたちにチェックしてもらって蓬莱峡へ出発です。
夜なのでわかりませんでしたが、陽光に照らされた目前に迫る岩の風景にこれから始まる岩登りにテンションがあがっていきました。余談ですが、テント設営地はショッカーの撮影に使われたらしく私にとっては懐かしい場面風景でもありました。
蓬莱峡の樹林帯に到着。
リーダーからギアの整理について聞きながら不慣れな手つきで用意していきます。
木々にロープを張ってフィックスロープの通過の仕方を学び、セルフビレイを確実に取るよう教えて頂きましたが、手順を覚えるとのに必死で忘れるこも多かったです。そのたびにリーダさんが何度でも教えてくれるので、わからないことも聞きやすく何度も練習させて頂くことが出来ました。
ここでプルージックや、カラビナスルーを使ってフィックスロープ通過の練習後、小屏風に移動して外岩で実践練習です。
初めてでいきなりの岩に習ったばかりのことが緊張で頭から飛んで行きそうでしたが、ここでもリーダーさんが見守ってくれてるので何とか通過することが出来ました。
1往復半こなして、再び樹林帯へ。
行動食と水分を取り、今度は懸垂下降におけるセットの仕方、一連の動作などを指導していただきました。2手の場所に分かれて練習。声だし確認し、テンション掛けながら支点場所まで移動、セルフビレイして解除。何度も練習しました。やりたかった事の一つである懸垂下降にワクワクが止まりません。リーダーさんたちは増えつつある他のクライマーから場所を確保するのに動いてくださいます。
さて本番。懸垂下降の実践です。高さは15メートルくらいでしょうか。リーダーさんたちに不安を吐露しながらもでも、ワクワクいざ挑戦。終えて言うなら、「楽しかった!!」の一言!!
2本練習して、最後は大屏風です。高度は25m。下で待っているリーダーと上で指導してくれるリーダーさんたちが見守ってくれている中、最初の取り付きが一番大変でした。
上から見下ろしても自己確保するための足場や、下降する岩の雰囲気が全然見れないのですから・・・。
口の中が乾きそうなくらいのドキドキです。でも、踏み出してしまえば習ったことを忠実にと自分に言い聞かせ、時間が短く感じるくらい楽しむことが出来ました。同時に自分の重みをロープに預けるという事、命を預けるんだという怖さ、だからこそロープの結束や処理、ギアの整理すべてが大切だとわかりました。
最後は1本で終わりましたが、何度でも練習してもっと上手くなりたいと思いました。リーダーさんや先輩たちが下降するときのその手さばき一つ一つを学びたくて凝視していましたが、いつか自分もと言う思いで一杯です。と同時に、たくさん身につけたい事があって、この泉州山岳会ではそれを教えて頂けるんだと思いました。
皆様、これからもよろしくお願いします