山行期間 | 2016年7月17日~18日 |
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メンバー | TGA,SKM,IND |
山行地域 | 中央アルプス |
山行スタイル | 縦走 |
夏合宿のトレーニングとして、メンバー3人で越百山~南駒ケ岳を縦走してきました。
今回の山行の目的は、夏合宿に向けての体力をづくり&岩稜帯を歩く事に馴れる事でしたが、それとは別に「悪天候時(視界不良)の中でのルートファイティングの難しさ」を体験出来たので、有意義な山行になったと思います。
◆7月17日(曇りのち雨)
朝起きて空を見上げると曇り空。「このまま…」との思いを込め駐車場を出発。
尾根に上がると案の定パラパラと降ってきたので、蒸し暑さが更に増す。
今日宿泊予定の擂鉢窪避難小屋は、水が雨水使用の為あてにせず、「上の水場」で3ℓの水を補充、ザックの重みが増す。
越百小屋で少し休憩し、越百山山頂を目指す。山頂に着く直前に雨が強くなり、とうとう雨具を着込む。
出発後約5時間程度で越百山山頂に到着。風雨が強く記念写真を撮り、先を急ぐ。
稜線上はただでさえ視界が悪く、しかも眼鏡も曇る始末でこの先を案ずるが、ハイマツの隙間にトレースがあり、それを頼りに先を進むことにする。
その後一機に岩稜帯になり仙涯嶺に到着。
それからも何か所かの鎖場を経て、「南駒ケ岳すぐ」の看板を発見。
この頃視界が更に悪くなり、とうとうルートをロストしてしまう。結局南駒ケ岳のピークを踏めず、その後下り一辺倒で擂鉢窪避難小屋の分岐点に到着。看板には「擂鉢窪避難小屋へ15分」と書かれていた。
15時擂鉢窪避難小屋に到着。
予想していた通り(天気が悪いので)小屋内には数名しかおられず、のんびりと一日の疲れを癒す。
◆7月18日(快晴)
昨晩は夜明け前まで強い風が吹いており、何度も目が覚めた。
朝4時起床。外に出てみると、何と快晴!しばらく撮影に没頭。
そして朝食・準備をして5時過ぎに出発。
出発後30分で稜線に出る。
目の前には綺麗な御嶽山が見えたので、昨日とは違い上機嫌な3人(笑)
向かう方向には南駒ケ岳がすぐ近くに見える
6時10分 南駒ケ岳山頂に到着。
昨日は登れなかった為(登れてても展望は無かったが…)のんびりと撮影タイムとする
山頂で360度の展望を堪能したので北沢尾根から下山にとりかかる。
昨日歩いた仙涯嶺。遠くから見ると「よくあんな処を…」という感じか。
事前に調べた情報では、途中危険箇所が何か所かある様だったが、特に問題なく下山開始4時間で南駒ケ岳登山口に到着。
最後は3人のハイタッチで締めくくった。
(IND)
【行動記録】
・7/17 伊奈川ダム上駐車場5:40~越百山登山口6:20~下のコル7:10~上の水場8:30~越百小屋9:45~越百山10:55~仙涯嶺12:30~稜線・小屋分岐点14:40~擂鉢窪避難小屋15:00
・7/18 擂鉢窪避難小屋5:10~稜線・小屋分岐点5:40~南駒ケ岳~6:10~北沢尾根~P2411 8:07~南駒ケ岳登山口10:10~伊奈川ダム上駐車場11:10