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蓬莱峡で岩登り 7月 22, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年7月21日(夜)~22日
メンバー SGY, KNS, KMT, EMR, KJW, MTD, ITN, MYI, YSK, KMR
山行地域 蓬莱峡
山行スタイル 岩登り

72期生5回目の岩登り講習を蓬莱峡で実施しました。
蓬莱峡は、初心者の入門的な岩場として知られていますが、近年、大屏風の岩場がフリー化され、
さらに魅力的な岩場に変わっています。
午前中は、大屏風で、岩登りのシステムの復習を行いました。
また、来週から始まる沢登りに向けて、前回に引き続き、フィックスロープの通過の復習を行いました。
これからは、沢登りや岩稜歩きの本番の山行に、岩登りの技術を応用していきましょう。
(SGY記)

    


夏山山行 鹿島槍ヶ岳 7月 16, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年7月14日(夜)~16日
メンバー SGY, KWI, ITN, TGA, MTD, YSK, MYI, NNK, KMR
山行地域 北アルプス
山行スタイル 縦走

数日前より梅雨前線が日本に停滞しており九州に大雨を降らせていました。この山行をとても楽しみにしていたので、準備をしながら何度も天気予報を確認。梅雨前線は動きそうになく、不安定な天候での大阪出発となりました。

翌朝、天気は小雨。昨夜到着時は真っ暗で何も確認できませんでしたが、扇沢の駅を雄大な山が囲んでいるのが見えます。

6時20分扇沢を出発。扇沢駅はすでに標高1433mあり、普段と違う環境でチームのペースについていけるか不安でしたが、体調不良もなく歩くことができました。

柏原新道の半分ほどで進行方向を仰ぐと遠くに種池山荘が見えます。種池山荘に着くまでにどんどん雨は強くなっていきました。体温調節をこまめにとリーダーからアドバイスがあり、雨具を着たり脱いだりしていましたが、種池山荘に着く頃には服が雨でどろどろになっていました。山荘の中に入っても寒く感じました。このまま雨が続いて気温が下がったら体温を維持できないかもしれないと不安になりながらも種池山荘を出発します。

 

爺ヶ岳の中峰(2669.8)を通り過ぎハイマツ帯の中を歩いていると、左手に白い立山連峰が見えてきました。雨もだんだん小雨になり冷乗越に着く頃にはガスも晴れてきました。冷乗越から赤い屋根の冷池山荘が見え、目的地が見えた安心感から少し景色を楽しむことができました。

 

冷池山荘のテント場で夕食の準備。本日の夕食はアルファ米のご飯と、マーボーと麩、サラダです。美味しい夕食でずいぶんと疲れが取れました。こんな眺めのいい場所で早く寝るのはもったいない気がしましたが、明日の準備をして日が沈む前に就寝。

翌朝3時に起床し朝食を済ませてテントを出ると、夜と朝の間の不思議な空間が広がっていました。空に見とれている間にどんどん東の空から明るい光が広がっていきます。4時20分テント場を出発。

 

歩きながら私は東の空に夢中で、もうすぐ御来光?もう御来光?と何度も足を止めてしまったので、ご来光のために一度小休憩をとっていただきました。東の空だけではなく立山連峰も朝日を浴びて美しいです。

 

 

布引山からは爺ヶ岳の稜線がきれいに見えました。
鹿島槍ヶ岳の南峰までは傾斜が急なところもありましたが、足元を見ると白や黄色のお花が朝の光を浴びて咲いており、お花の可愛い姿にとても癒されました。

 

鹿島槍ヶ岳南峰に立つと爺ヶ岳から立山連峰にかけて周りの山々がきれいに見えました。風が強くすぐにガスで見えなくなってしまいます。

北峰を目指して出発。岩場のどこが登山道か分からないようなところを進んで行きます。ガスが強くなっていましたが、北峰に着くとガスのむこうに五竜岳が見えました。

 

 

テント場まで戻りテントを撤収し赤岩尾根から大谷原に向かいます。
赤岩尾根は滑りやすい岩場ばかりで、時々ハシゴや鎖もある道でした。体力のない私は途中から足ががくがくしてきたのですが、メンバーに遅れないよう気をつけながら後を歩いて、やっと大谷原に着いたときはほっとしました。

この山行で自分の体と相談しながら登る大切さをあらためて感じました。水分摂取では、沢山水分を取ったつもりでしたが飲んだ量に比べてトイレに行くことが少なかったのでやはり、体のどこかで必要としていたのかと後で考えました。これから、もっと暑くなるので脱水症状にならないよう気をつけて登りたいです。
(NNK記)

<行動記録>
  7/15 扇沢6:20→柏原新道登山口6:35→種池山荘10:15→爺ヶ岳中峰11:45→冷乗越13:00→冷池山荘13:15
  7/16 冷池山荘4:20→鹿島槍ヶ岳南峰6:10→北峰7:05→南峰7:55→冷池山荘9:15~10:00→高千穂平11:00→大谷原登山口14:00


伊吹山(かもしか山行) 6月 24, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年6月23日(夜)~24日
メンバー SGY, KWI, SMD, MTD, ITN, YSK, TGA
山行地域 伊吹山
山行スタイル かもしか山行

今回の山行は伊吹山を夜間に登る「かもしか山行」である。夜間山行を「かもしか山行」と昔から言っているが、そもそもなんで「かもしか」なんだろうか?本物のニホンカモシカは昼行性の動物だよなぁ~などとツマラナイことを考えつつ、彦根市の上野登山口に到着。 

三ノ宮神社前のガラ空きの駐車場に車を止め、ヘッドライトを着けて出発。伊吹山には何回も登っているというITNさんが先頭である。私は2回目、17~18年振りの伊吹山だ。フクロウの鳴き声のする樹林の中を黙々と登る。黙々と登る。黙々黙々黙々黙々黙々…。「ここが1合目です」、ITNさんの声が闇と沈黙を突如として破った。「?合目まであるのですか?」との質問に「そりゃー10合目まででしょう」という返事のみで、再び黙々黙々。アーまだ残り9合か~、と思っていると視界が開け、草原に出る。

 

曇天で星はほとんど見えないが、長浜の夜景と琵琶湖が眼下に広がる。KWIさんから「真夜中なのに電気がいっぱいついとるな~~」とのコメント。もうすぐ夏です、みなさん節電に努めましょう。3合目で休憩を取って再出発。登るたびに夜景が広がり、「きれいやなー」のコメントも頻出するようになり、樹林の中とは打って変わった登行となる。

ITN谷さんの言われるように、3合目から先は傾斜があるものの距離は短く、すぐに5合目に到着。訪れるひともいない真夜中の5合目では自動販売機が煌々としており、少し場違いな感じがする。やっぱり節電しましょう。

そうこうするうちに伊吹山頂に到着。登山口から約3時間で到着。SGYさんも早いペースでの到着にご満悦の様子。登頂記念の写真を撮影してから駐車場へ向かう。一般民間人的発想なら頂上でご来迎を拝む ということになるのだろうが、夜間登山そのものが目的であるからして目的を達成したならば早々に就寝。

5時に起床し、美しい琵琶湖の景色と白山の遠景を眺めながら朝食を摂った後、頂上へ登り返す。山頂周辺のお花畑を見ながら、今回2度目の頂上へ到着。

   

KWIさんから頂上にある日本武尊像と羽曳野市との関連(白鳥伝説について)やアイスクリームとソフトクリームの相違について、などなど有難い解説を拝聴しつつ下山。下りも約3時間で登山口着。途中、地元の方々が登山道の整備に大勢繰り出してきていました。有難いことです。

 

 

温泉(姉川温泉:ここに来るだけでも価値あるなーとの声しきりでした)で身ぎれいになってから帰阪。自分の筋肉痛のピークは月曜日だったので、それほど身体が衰えているようでもなさそうだ?!などとひとりで満足できた山行でした。 
(TGA)

<行動記録>
  6/23 上野登山口23:10→3合目0:10→伊吹山頂1:55→ドライブウエイ駐車場2:15
  6/24 ドライブウエイ駐車場7:30→伊吹山頂8:10→上野登山口10:30  

<かもしか山行の由来>
「かもしか山行というは私が創案したといわれる山行で、夜ねむらないで歩くのがミソである。これは実のところ富士登山などにむかしからよく行われてきた登山様式であってとくに私が工夫したわけではないが、これを一般の山行に通用したのは確かに私である。それで私のペンネーム、加茂鹿之助を冠して、加茂鹿之助式夜行日帰り山行、略して「かもしか山行」または「かもしか行」というのだ」
『山と高原の旅』(中村謙著、朋文堂)(1937年)

「兎角誤解されるんですが、マラソン式に速く歩くというのではないので、要は、我我は時間も(金も)ないからニ日なり、三日なり要して行く處を(夜をこめて)一日で歩くということです」
『山と渓谷』1947年4月号(中村謙談)


救助技術研修会事前講習@百丈岩 6月 17, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年6月16日夜~17日
メンバー SGY, KNS, KDA, MTD, MYG, SMD, KMR
山行地域 百丈岩
山行スタイル 岩登り

初夏の風に肌も汗ばむ頃、Bチームとしては4回目、私としては3回目のクライミング講習となった。当初は烏帽子岩が予定されていたところ、あいにくの雨となり百丈岩での講習となった。

神戸市北区に位置する道場駅という、いかにも言われがありそうな駅に集合し、今回のキャンプ地へ向かう。雨のなか力強くホタル舞う川沿いの細道を、ブロロロロと進み、目的の地、『キャンプ場手前』に到着。すでにタープを貼り宴会を繰り広げるヨーロッパチーム。物腰にはどこか遠い異国の地を連想させる、泉州山岳会屈指のベテランチームである。小雨舞う中、負けじと猛スピードでテントを貼り終え、始まるいつもの宴会。泉州山岳会での山行で飲まなかったことはあろうか。いやない。よい。

  

さて、クライミングに移ろう。今回は来月頭に予定されている遭難対策講習会の予習である。基本の結び方であるエイトノットに始まり、クローブヒッチ、ハーフクローブヒッチ(ムンター)、ダブルフィッシャーマン、プルージック、バッチマン、マリナーノット等々復習した。シチュエーションとしては、クレバスに落下した時、自力でザイルをよじ登る自己脱出、トップ墜落時におけるテンション解除、3分の1吊り上げシステム等、何れも非常時のものだ。普段と違って技術的要素が高く、自己脱出の理論は実に画期的なものだと感じた。

クライミングは特にそう思うが、熟練者から学ぶことで正しく美しくリズミカルに技術が磨ける。お酒ばっか飲んだくれるBチームの面倒を見てくださるリーダー陣には頭が下がる思いだ。

   

お酒といえばBチームでは梅酒が流行っている。梅酒といって思い出すのは、富山の実家、流しの下を開けると必ず入っているあれだ。一体どれほどの砂糖が使われているのか、水で何倍にも薄めないと飲めたものではなかったのを遠い記憶が覚えている。さて、この一般的な梅酒に使われるスクロースは体内で短時間に分解されエネルギーとなる。非常時に使えるか?と考えてみた。 人間の脳は、ブドウ糖だけがエネルギー源という。冷静な判断を下す時、糖分が足りなければかなり辛い。かといって酔っ払っても本末転倒なので、利尿作用を排除するためにもまず熱すればよい。しかし人間の体組成とはかなり異なるため、何れにしても真水が必要か?

と、いったところで脱線を戻して今回の山行を振り返ると、非常時における技術講習はもちろんのこと、ホタルの習性、やぶ蚊の恐ろしさ、枕の重要性、トイレの正しい開け方、MYGさん、SMDさんの心ときめく出会いの話、日曜は通行禁止になる武庫川東河川敷など今回も得るものが多く楽しい一日でした。
(MTD記)


槇尾の岩場 6月 03, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年6月2日夜~3日
メンバー SGY, KNS, YMU, KWI, KMT, EMR, KJW, ITN, TGA, MYG, YSK, MTD, KMR, SMD
山行地域 槙尾山
山行スタイル 岩登り

自分にとっては、槇尾山岩登り初め。ホームゲレンデと聞いていたので、どんなアグレッシブな岩盤しているんだろうとわくわくでした。が、初めてザイルを入れてしょってみたところ、その重みは石ころを積まれた比ではなく、家を出発する前から、「これをしょっては登れない・・・」と心砕けそうでした。「これが命の重みでしょうか」と思いながら、いつもの河内長野駅に集合です。

着くや否や、見知らぬ顔を発見!体験入隊のTGAさんでした。今日は贅沢にも3台の車を選びたい放題。レトロなKNS号を選択し、槇尾山の駐車場にあっという間に到着です。着くなり感動したのはトイレでした。これまで数々のバラエティー豊かなトイレを体験してきましたが、アワ式トイレは初めてで、一人で感動していました。そんな感動はさておき、みなさんこ慣れた手つきでテントを設営、恒例の宴会の開始です。

回を重ねるごとに増す、酒量と宴会時間。今回も、SGYさんの師匠であるKJWさんや、KMTさんなど、普段お会いできないリーダーの方々が参加してくださっていることもあって、話が尽きません。話に深みが増していくとともに、自分の睡魔も深みを増し、貴重なお話の数々をほとんど覚えていないので、ぜひ次回は明るい太陽の下で聞かせてください!

 

時計は午前0時を回り、「明日これで5時起きなんて鬼だ・・・」と心の叫びが聞こえたのか、リーダーから「明日は6時起きでいいですよ」との天の声。YSKさんと私の女性陣は戦線を離脱し、ようやく就寝です。テント内が暑かったのもあって、少し肌寒い東屋の下で、初めての露天寝をしました。高級羽毛のシュラフで体はポカポカ、顔は冷たい風があたって、まるで露天風呂のように気持ちよくて、朝まで爆睡出来ました。

今日の食当はSMDさん。14人分のホットサンドを、1枚1枚丁寧に焼き上げてくれました!
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【朝食メニュー】
・ホットサンド(ハム、チーズ、ポークビッツ、キュウリを各自創作)
・ゆで卵
・わかめスープ
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みんながどんどん朝食のクオリティのハードルをあげていくので、まだ食担をやっていない自分は、たまには山飯の厳しさをテーマにしようとか、今から色々言い訳を考えています。

心温まる朝食を済ませ、テントを片付けて、10時まで、救助技術訓練の開始です。自分とTGAさんはKJW部隊に配属です。まずはロープの色々な結び方(もう名前が思い出せない・・・)から。1つ覚えては1つ抜けていくの繰り返しです。それでも、根気よく教えてくれるリーダーの方々にはほんとに感謝です。体験入隊のTGAさんは、若いころやっていたがブランクがあるということでしたが、体が覚えているとはこのことなのでしょうか?「ささっ」と出来てしまうのにはビックリでした。KJWさん、TGAさんに手取り足取り教えてもらって、何度も繰り返して、多少なりともコツがつかめました。が、自分が手間取りすぎたのか、自己脱出をする時間がなくなってしまったため、EMR部隊のMYGさんの自己脱出を観察することに。原理を理解すれば、できそうだ!という感覚だけは得ましたが、何をやっているかはさっぱりわからなかったので、これも次回チャレンジです!

    

救助技術訓練を終え、いざ出陣。岩場に移動して、岩登り開始。今度は、自分とMYGさんは、EMR・YMU部隊に配属です。槇尾の岩場は斜度があって、垂直ではないのに、なぜだか蓬莱峡より不安定な岩場だなと感じました。それに加え、リーダーのスパルタ指導が私のどきどき感に拍車をかけます。わらをもつかみたい思いの赤ちゃんクライマーに、「手を見るな!足を見ろ!!」と指示が飛びます。「いやいや手が命綱なんですけど~」と半泣きになりながらも、ちょっとでも手をごにょごにょすると、「足を見ろ!足だけで立て!足が安定したら手は離しても立てる!」と・・・「んなアホな~」と心の中で突っ込みを入れながらも、安定した足場を探せど、目が節穴なのか、見当たらないのです。リーダーの指示の元、「左足はそっち、右足もうちょい上」とこれ以上に股は開かなくらい開き、これ以上、上がらないくらい足を上げ、「そういえば右足は黄色、左手青とかゆーコンパ的マットゲームあったな~!」なんて思いながら、なんとか、登りきると、「もうちょいもうちょい」と癒し系の笑顔が出迎えてくれるので、「アメとムチってこのことだな~」て思いました。けれど、自分で登れると思うルートより、登れないよと思うルートを時間をかけて、試行錯誤して登るほうが断然楽しい!と実感できました!

 

あと、途中、岩場が狭くて、渋滞したときは、天日干のイカのように岩場のテラスにずーっと張り付いていると、かなり体力を奪われるなと学びました。岩場に照りつける太陽の暑さは半端なかったです。それに加え、途中でぎゅるぎゅるおなかが鳴り始め、「腹減った・・・」と愚痴をこぼしながらも、登れど登れど頂上は見えず、「あっこで終わりですか!?」と聞くと「いや、まだまだ上あるよー」と返答いただいたときは、「きっとこれは、遭難時の飢餓訓練もかねているんだ・・・」と前向きに考えながら登りました。岩登るごとにザイルを肩にしたり、あっという間に時間が過ぎてしまうのがびっくりでした。むしろ今朝は5時起きで良かったなと思いました。そして、こそっとささっと行動食を食べる技も必要だなと思いました。

そして、最後は初めての懸垂下降で一本締めです。SGYさんの指導を仰ぎながら、いざ降りようとすると、背中をそらせどそらせどロープが出ない・・・。背中のヘルニアがひっこむんじゃないか?と思うくらい押しても押しても下れない・・・。ようやく、少しずつロープの出し方が分かりましたが、自分の頭の中では消防隊員がするするロープを下るイメージなのですが、現実は、ふらふらのろのろ体が振られる感じで、早く消防隊員のように降りれるようになりたいと思いました。だけど、高巻きの道を、ロープをつけずに頂上まで登るところのほうが危ないような気がしました・・・。最後まで、どきどきした1日でした。

みんなでロープを片付けて下山開始です。すこし小雨が降ってきましたが、すぐやみました。

今回自分なりに多くのことを学びました。今のうちに、失敗できることは失敗しておこうと思いました。もちろん怪我なくですが、仕事もプライベートも「事故ゼロ」でいきたいと思います。

毎回毎回、色々なリーダーの方々に参加いただいて、手取り足取り教えていただいて、感謝の言葉がつきません。覚えが悪くて申し訳ないですが、これからもご指導ご鞭撻を宜しくお願いします!
(KMR記)


蓬莱峡 5月 27, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年5月26日夜~27日
メンバー SGY, KNS, YMU, HND, NKZ, KTY, MYI, MYG, YSK, NNK, ITN, KMR
山行地域 蓬莱峡
山行スタイル 岩登り

私にとっては初めてのクライミング、装備をつけての岩登りである。
ルームで2回学習したものの、山の道具の名前がよくわからず、使い方もさっとできないというもどかしさ。
クライミングで必要な言葉、単語の意味がきっちりと理解できておらず、
岩のてっぺんに立って下をみると、軽い高所恐怖症に。
楽しさと緊張感が同居した、表情とは裏腹の精神状況となった。
「ゆっくり後からついていこう」と思いつつ、私にとっては、初めての様々な経験を積むことになった1日であった。

 

前夜泊で、Bチーム2回目のクライミングが、好天の恵みのもと蓬莱峡で行われた。
最初は、フィックスロープの通過練習ということで、小屏風の手前の広場で講習を行った後、
高さ15mほどの小屏風の岩稜帯にフィックスロープ2本(約70m)を繋いで、
左から右へ2回、逆に右から左へ2回、登り降りを繰り返した。
3点支持による岩登りの基本動作、カラビナスルーやフリクションノットによるフィックスロープの通過、
リードクライミングのシステム、トップロープによるクライミング、確保技術の講習を受けた。

     

小屏風の岩壁(高さ15m程度)にある3つのルートにトップロープを張った。
ビレイヤーに確保され、岩にはりつき、ホールドとスタンスを探しながら直登した。
私は悪戦苦闘の連続。Bチームのメンバーもクライミングにチャレンジ。
リーダーは、軽々と登って、更にむつかしいルートに移られていた。

      

蓬莱峡はクライマーであふれかえっていて、多くの人たちがクライミングをするために、この蓬莱峡にきていることに驚いた。
そのため、当初予定していた大屏風でのクライミングは次回のお楽しみとなった。
こうして私にとっての初めてのクライミングは、様々な経験と思いの中、充実感を持って終えることができた。
(ITN記)


岩登り講習 槇尾山 5月 13, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年5月12日夜~13日
メンバー SGY, KNS, EMR, KKD, MYG, MYI, YSK, MTD, SMD, NNK
山行地域 槇尾山
山行スタイル 岩登り

7時30分行動開始。
駐車場で、ロープの結び方(8の字結びもまともに出来ない・・・)、アンカーの作り方、確保方法、懸垂下降など、
岩登りの一連の流れについて講習を受ける。
10時30分に岩場に移動する。11時に岩場に到着。

クライミングシューズに履き替えて、いよいよ岩登りの始まりです。
岩を見上げると同時に、少し、びびってしまいました。
ロープをハーネスに繋げるのですが、ここでもロープをうまく結べません。
駄目だしの連続です。

どうにかハーネスに2本のロープを結び、近くの木でセルフビレイをとって、
確保器にロープをセットし、リーダーがダブルロープのシステムで登っていきます。
はじめのランニングビレーを取るまでが緊張するとの説明がありました。
確保器に通したロープをスムーズに送りたいのですが、ときどきグイっと引っ張られました。
リーダーはするすると登っていき、ロープがいっぱいになりました。

 

  

「ビレイ解除」でリーダーの確保を解除して、まずは、ペアーのMTDさんが難なく登り、
ついに自分の番がきました。生まれて初めての岩登り、怖くて怖くて、岩にへばりつくような感じで登りました。
膝を着いたらあかんと下から声がかかるのですが、「怖い~」としか返事ができません。
上からリーダーがどんどん引っ張って下さるので、途中から、安心して登ることができました(ほっ)。
終了点に着き、リーダーの指導のもと自己確保をとりました。

ホッとして顔を上げると山の緑がきれいでした。

気持ちが落ち着いたのもつかの間、次は、懸垂下降で降りなければいけません。
終了点のアンカーにセットした懸垂下降の支点に、対面8の字で結束した2本のロープを通し、ロープを束ねます。
下に人がいないのを確認してから、「ロープダウン」と声をかけて、ロープを下に投げました。
リーダーが先に降りて、2本のロープを引っ張って、安全を確保してくださっています。

メインループからシュリンゲを半分してセットして確保器に2本のロープを通し、
丸シュリンゲでバックアップをとって、確保器に体重をかけます。ドキドキです。
P.A.Sの自己確保を外し、回収のときに引っ張るロープにP.A.Sの安全環付きカラビナをかけます。
確保器に荷重をかけ、少しずつ下りますが、ロープを持った手の角度を開かないと、
ブレーキが効きすぎて、なかなか下りることができませんでした。
ロープに体重をかけるのはやはり怖くて、腰が引けてしまいました。
もう一度岩を登ってから、巻き道を通って蔵岩に移動しました。

     

蔵岩では、リーダーがロープで確保して下さり、ロワーダウンで岩場を下ります。
ロープに体重をかけて岩に垂直になるようにと・・・ハ~(ため息)、さっきの岩よりすごい、90度じゃないか・・・。
しかし、なにもせずに帰るわけにはいかん!
垂直の岩場を下降して、下から岩を登ること2回、本当に、登るのは難しい。
指も腕もプルプルしてきます。身体を上に上げたいけど上がらない。
足と指をかけるところが見つからない。

岩登り講習を終え、夕方下山。
楽しむ余裕もなく、頭の中をぐるぐるまわりました。
指導の中で、「確認すること」の大切さを繰り返し言われました。
「多分~だろう」で動くのは、大きな事故につながると感じました。

指導にあたって下さったリーダー陣の皆さん、そして、今日も一緒に山を登ってくれたBチームの皆さん、
ありがとうございました。
(YSK記)


比良山系縦走 武奈ヶ岳 5月 04, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年5月2日夜~4日
メンバー SGY, ITN, MYG, MYI, KMR, SMD, YSK, MTD
山行地域 比良
山行スタイル 縦走

5月2日
人生初の合宿。ドキドキハラハラ。
山行計画作りは登山と同じ位楽しいと聞いてはいましたが、全く楽しむ余裕がないままに、
記念すべき初合宿がとうとう始まりました。
仕事も長引くことなく、無事に三国ヶ丘を出発。
午後10時、和邇公園駐車場着。

5月3日 
午前5時起床。
早朝タクシーを利用する為、朝食は各自で準備しました。
毎度のことながら準備にモタついているあいだにすぐに出発。
朝食を食べ損ねた!と悔んでも後の祭りです。
いかに段取りよく準備するか、段取りが山行にどれだけ影響するかを痛感しながらも、
タクシーに乗って霊仙山登山口へ。

準備体操を万全にして意気込んで出発したのも束の間、珍事件発生。メンバーがヒルに好かれました。
いち早く気付いたのはITNさん。常に周りに目を配って頂いているお父さん的存在です。
リーダーのアドバイスによりたばこでヒル退治。
ヒルの参戦やら天気も気難し屋で、スタートから波乱万丈続きです。

天気はいたって不機嫌なまま。天気が良ければ右手に琵琶湖と素晴らしい景色を満喫出来るはずが、
いつまでたっても四方八方、真っ白な世界が続くのみ。権現山、ホッケ山、小女郎峠、蓬莱山。
真っ白な世界の中で撮影された記念写真はどれも同じに見えるかもしれませんが、
「荒れ狂う風だった」「たくさんのイモリに出会った」など、それぞれに思い出深いものとなりました。

 

とはいえ、景色の素晴らしさで吹き飛ぶはずの疲れはこの状況では吹き飛ばず、延々と続く白い霧と雨の世界。
そんな中、肩に食い込むザックが気になっていましたが、「ザックのフィッティングが合ってないのでは?」と
メンバーにアドバイスをもらい、数人がかりで調整して頂きました。
自分の知識不足は勿論ですが、仲間の大切さを感じたこの経験は、今回の山行で忘れられない事の一つです。

今回は縦走ということで、読図も勉強したいと考えていました。
チェックポイントが多いため、とても勉強になりましたが、やはりどこを見ても真っ白な世界。
あの方向にあの山があるという確認が出来なかったのは非常に残念です。

どこもかしこも真っ白な世界は相変わらず継続中でしたが、気持に晴れをもたらしてくれたのは、
Bチームの植物博士と鉱石博士です。「こんなにイワカガミが群生しているのは滅多にない」、
「大金に化ける原石があるかもしれない」等、疲れで周りを見る余裕が全く無い私にとっては、
歩みを進める以外の事に目を向け、しかも周りに幸せをもたらしてくれるメンバーの凄さに感服するばかりでした。
山に登る事を目標にするのも充分以上に価値ある事だと思いますが、
そこに「+α」があることで気持にゆとりが生まれるだけでなく、
より自然とコミュニケーションしながら歩み続けることが出来るのだ、と気付かせてもらえました。
個性豊かなメンバーに感謝致します。
一人ではこの経験は出来ませんでした。

 

そうこうしているうちに、比良山系の繁華街の一つである金糞峠へ。
名前のイメージと裏腹に確かに賑わっています。
天気も少し回復し、琵琶湖も見えて景色も良好。
久しぶりに感じたその賑わいと景色に元気をもらい、引き続き今日の目的地である八雲ケ原へ。
歩きやすく気持の良い小川沿いの道と、もう少しで今日の目的地という事でテンションも上昇傾向。
しかし、表示板を見つける度に今日のゴールだと期待しては勘違い・・・。
予想に反してまだまだ道のりは長かったです。その分、到着した際の喜びは一入でした。

 

小雨降る中テントを張り、少しの時間思い思いの時間を過ごしました。
そしていよいよお待ちかねの夕食タイム。
美味しさの追求がモットーの料理長こだわりのメニューはトマトシチューにビーフシチュー、
そして、お洒落なフランスパン。
よくぞ担いできてくれた、と思わざるを得ない生野菜や下ごしらえ済みのお肉。
極めつけは料理長のポケットから飛び出たこだわりの調味料。これは美味しいに決まっています。
美味しく楽しく宴会を済ませ、明日にそなえ19時頃就寝。
今まで寝袋ではほとんど眠れなかったのですが、この日ばかりはさすがに熟睡出来ました。

5月4日朝4時起床
こだわりの美味しいサンドイッチを食べ、いざ出発。
しかし、今日も天気は相変わらず不機嫌です。
そして寝起き一発目の急登。さすがにこたえました。

午前7時、滋賀県最高峰の武奈ケ岳に到達。記念撮影は昨日と同じく真っ白な世界。
でもきっと、参加したメンバーの方々にとってはかけがえの無い場所になったと思います。
しかしながら、この雨続きで・・・、ポジティブに考えると「また来いよ」というメッセージなのでしょうか?
予定ではこのまま朽木まで縦走を続ける予定でしたが、悪天候やメンバーの疲労も考え下山することに。
今回の山行で最も辛かったのはここからの1時間以上にも及ぶ下り道でした。
雨で足場が悪かったせいなのか、普段から下りが苦手な私にとって、最後の最後に想像以上に苦しい道のりでした。
今思うと、「この下りが終わればまたしばらく山と離れるなぁ」という、
淋しい思いが重なったからのような気もします。

グルメなメンバーにとっての大きな問題は、今晩予定していたカレーをどうするか。
「もちろん今日のランチにするしかない」と、全員一致で、バスと電車を乗り継ぎ和邇公園に戻ることに。
小雨降る中、公園で遊ぶ家族連れの視線を浴びながらの野外カレー調理開始。
具材も買い足し、生米から炊くという本格豪華カレーが完成。
調理に時間はかかっても食べるのは一瞬。あまりの美味しさにあっという間に皆で平らげました。
いろいろな思いが詰まった絶品のカレーでした。

短い合宿が終わったと思った途端に、皮肉にもだんだんと青空になってきたのですが、
こんなに大きく鮮やかな美しい虹は見たことが無いという程の素晴らしい虹が現れたのでした。
あの虹をみた瞬間、説明し難い、希望に満ち溢れる豊かな気持になれました。
これからも天気が良かったり、悪かったり、自然相手の場合はいろいろなこともあると思いますが、
自然と遊ぶには事故が無いことが最優先。
その為にも知識、技量を身に付けたい、とますます思いました。
初心者である私にとってはとても勉強になった貴重な山行でした。

知り合って2カ月足らずながら、一緒に過ごす時間が多いBチームメンバーの方々との貴重な出会い。
こういった場を提供して下さるリーダーの方々に、本当に感謝の思いで一杯の合宿でした。
(MYI記)

<山行記録>
  5/3 霊仙山登山口6:05→霊仙山7:05→権現山8:10→小女郎池9:20→金糞峠13:50→八雲ヶ原14:50
  5/4 八雲ヶ原6:00→武奈ヶ岳7:00→坊村10:05


暴風雨の中の観音峰 4月 22, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年4月21日夜~22日
メンバー SGY, KWI, KNS, MYG, MYI, ITN, KMR, MTD, YSK
山行地域 観音峰
山行スタイル ハイキング

今回は、大峰山系で担荷をするため、観音峰登山口から観音峰を越えて、稲村ヶ岳に登頂する計画を立てました。
しかし、週末は天気が悪く、特に、日曜日は強風と大雨の予報。天気予報が良い方にずれることを期待して登山口までやって来ましたが、残念ながら、未明から風雨が強くなりました。

 

雨の中を歩くのも経験ということで、とりあえず、観音峰(1,347m)を越えて三ッ塚(1,380m)までを往復することにしました。予想通り、観音峰に至る稜線は風雨が極めて強く、耐風姿勢が必要なほどで、風でバランスを崩しているメンバーもいました。

 

晴れていれば稲村ヶ岳(1,726m)の景色が見える観音峰はガスの中。風雨の中を歩くのもそれなりに面白いですが、疲れた身体で風にさらされて歩くと低体温症になる危険もあり、今回は三ッ塚までとして、早々と山を下りました。自然の猛威を肌で感じ、自然と一体化した山登りになりました。
(SGY記)

<山行記録>
  観音峰登山口駐車場7:30→観音平8:10→観音峰9:05→三ッ塚9:30→観音平10:30→観音峰登山口駐車場11:10


鈴鹿 御在所岳 4月 09, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年4月7日(夜)~8日
メンバー KWI, KNS, SGY, KDR, MYG, MYI, ITN, KMR, SMD
山行地域 御在所岳
山行スタイル 担荷

午前5時30分起床。食担のメンバーが準備してきたチーム初の朝食を、皆で調理を分担し作った。具だくさん野菜たっぷりミネストローネのようなスープ、コッペパン、ロールパン、パンに挟む具材(シーチキンとキャベツの千切りを炒めたもの、チーズ)、ゆでたまご。さすが女性だ。息苦しいテントの中で食べているとは思えないような、バランスのとれた食事は、これから間もなく石を背負うことになることを忘れさせてくれるように優しく美味しく、食事を楽しむことが出来た。ごちそうさまでした。

午後7時過ぎ。ロープウェイ駐車場から改めて車で移動し、登山口へと向かう。しかし、鈴鹿スカイライン、蒼滝付近トンネル手前の裏道登山道登山口へ向かう途中、登山口数百メートル手前でゲートが閉められ通行止。やむなく、われわれはゲート手前で車を停めて、登山口へと向かうことになった。舗装道路を歩くこと数十分。ようやく出発点、裏口登山道登山口へと到着。

気持ち切り替え、休むことなく、隊列を決めいよいよ山行開始。
いやもう始まっていたのか。

数十分後、小川を越えた辺りで一旦荷を置き、石か岩かを集めバックに詰めよとの指示が下された。リーダーは、忘れていなかった。

各自15kg、20kg、25kgあたりで設定し、袋に詰めては計り、詰めては計り微調整していく。5 kgや10 kg増えたところで始めはそんなにわからないが、これがジワリジワリと肩に食い込み、腰を、ハムストリングスを硬化させていく。担荷開始。

 

 

これまでは汗をかいていなかったが、少しずつ汗ばんできた。天気も快晴で、日差しが強くなってきていたこともあった。途中、土砂崩れや有ったはずの森林や景色が無くなっているという以前の豪雨による爪痕を目にしながら、藤内小屋へ到着し休憩。そこでも象よりも大きそうな岩がゴロゴロしており、土砂崩れの影響で流されてきた落石もあったようだ。藤内小屋の奥の建屋の修理が続けられていた。

ここからは国見尾根から国見岳を目指し、厳しい直登を繰り返しながら進み、時間とともに日差しもきつく、温度も上がっていった。ゆるぎ岩が近付くにつれ、魅力的な岩場も増えていった。そして、その途中、見上げれば今にも落ちてきそうな岩が積み上がっている様子が目にできた。まるで神の手で積まれたとしか思えないその岩ゝは、山岳地帯ではよく目にし、いろんな意味を持つという巨大なケルンのようだった。また、序盤からチラホラ見られた雪が、高度が上がるごとに増してきていた。

 

   

 

国見岳を後にしてまもなく、今まで稼いだ高度を吐き出すようにぐんぐん高度を下げていった。雪解け水と、岩場が続き、足場も注意が必要なところを下っていき、峠を境に登り返す。中道と合流後、御在所岳へと向きをかえ、進むにつれて雪深さが増していった。気がつけば完全に雪道を歩いていた。季節錯誤しそうなほど雪が残っていた。

雪のせいとはいえ、腐った靴のソールに尻餅つかされるのは腹立たしいので、ステップに集中し、歩を進め、気づけば頂上付近、遊歩道に上がる手前だった。一番踏み荒れている場所だけあって、雪質も悪く油断すると滑りそう。集中して歩道まであがりきり、一先ず、ほぼ登頂。記念撮影後、改めて歩道をたどり一等三角点のある頂上へ。そこから山頂までの道のりでは、森林も抜け、舗装路ということもあって、日差しと照り返し、単調な勾配は、なかなか疲労感があった。

 

下山は武平峠方面から鈴鹿スカイライン沿いの登山道を下った。視界が開け山肌が見え、稜線、山脈、深い谷と雪化粧、岩場は、ここが大阪から2、3時間の場所とは思えないほど山深さを感じさせ、開放感があった。太陽に照らされた西側そして南側の御在所岳は、武平峠に近付くに連れ雪はほとんど無くなっていった。程なく景色は変わり、林を抜け、単調な景色の連続へ、現世へと戻っていった。

帰路に立ち寄った温泉では、負荷から更に開放されたようで、一日の疲労が吹き出してきた。それは充実感でもあったし、また更にすばらしい山に挑むための成果でもある!と哲学的な感じでそれを実感しながらも、まだ次の山の事は考えるのも、満腹な程に疲れきっていた。それでも回復後には、また、次の山を思ってワクワクするんだろうが。
(SMD記)

<山行記録>
  裏道登山口7:30→藤内小屋8:50→国見尾根→国見岳11:35→御在所岳12:50→武平峠→裏道登山口15:50