山行期間 | 2012年5月12日夜~13日 |
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メンバー | SGY, KNS, EMR, KKD, MYG, MYI, YSK, MTD, SMD, NNK |
山行地域 | 槇尾山 |
山行スタイル | 岩登り |
7時30分行動開始。
駐車場で、ロープの結び方(8の字結びもまともに出来ない・・・)、アンカーの作り方、確保方法、懸垂下降など、
岩登りの一連の流れについて講習を受ける。
10時30分に岩場に移動する。11時に岩場に到着。
クライミングシューズに履き替えて、いよいよ岩登りの始まりです。
岩を見上げると同時に、少し、びびってしまいました。
ロープをハーネスに繋げるのですが、ここでもロープをうまく結べません。
駄目だしの連続です。
どうにかハーネスに2本のロープを結び、近くの木でセルフビレイをとって、
確保器にロープをセットし、リーダーがダブルロープのシステムで登っていきます。
はじめのランニングビレーを取るまでが緊張するとの説明がありました。
確保器に通したロープをスムーズに送りたいのですが、ときどきグイっと引っ張られました。
リーダーはするすると登っていき、ロープがいっぱいになりました。
「ビレイ解除」でリーダーの確保を解除して、まずは、ペアーのMTDさんが難なく登り、
ついに自分の番がきました。生まれて初めての岩登り、怖くて怖くて、岩にへばりつくような感じで登りました。
膝を着いたらあかんと下から声がかかるのですが、「怖い~」としか返事ができません。
上からリーダーがどんどん引っ張って下さるので、途中から、安心して登ることができました(ほっ)。
終了点に着き、リーダーの指導のもと自己確保をとりました。
ホッとして顔を上げると山の緑がきれいでした。
気持ちが落ち着いたのもつかの間、次は、懸垂下降で降りなければいけません。
終了点のアンカーにセットした懸垂下降の支点に、対面8の字で結束した2本のロープを通し、ロープを束ねます。
下に人がいないのを確認してから、「ロープダウン」と声をかけて、ロープを下に投げました。
リーダーが先に降りて、2本のロープを引っ張って、安全を確保してくださっています。
メインループからシュリンゲを半分してセットして確保器に2本のロープを通し、
丸シュリンゲでバックアップをとって、確保器に体重をかけます。ドキドキです。
P.A.Sの自己確保を外し、回収のときに引っ張るロープにP.A.Sの安全環付きカラビナをかけます。
確保器に荷重をかけ、少しずつ下りますが、ロープを持った手の角度を開かないと、
ブレーキが効きすぎて、なかなか下りることができませんでした。
ロープに体重をかけるのはやはり怖くて、腰が引けてしまいました。
もう一度岩を登ってから、巻き道を通って蔵岩に移動しました。
蔵岩では、リーダーがロープで確保して下さり、ロワーダウンで岩場を下ります。
ロープに体重をかけて岩に垂直になるようにと・・・ハ~(ため息)、さっきの岩よりすごい、90度じゃないか・・・。
しかし、なにもせずに帰るわけにはいかん!
垂直の岩場を下降して、下から岩を登ること2回、本当に、登るのは難しい。
指も腕もプルプルしてきます。身体を上に上げたいけど上がらない。
足と指をかけるところが見つからない。
岩登り講習を終え、夕方下山。
楽しむ余裕もなく、頭の中をぐるぐるまわりました。
指導の中で、「確認すること」の大切さを繰り返し言われました。
「多分~だろう」で動くのは、大きな事故につながると感じました。
指導にあたって下さったリーダー陣の皆さん、そして、今日も一緒に山を登ってくれたBチームの皆さん、
ありがとうございました。
(YSK記)