山行期間 | 2012年5月26日夜~27日 |
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メンバー | SGY, KNS, YMU, HND, NKZ, KTY, MYI, MYG, YSK, NNK, ITN, KMR |
山行地域 | 蓬莱峡 |
山行スタイル | 岩登り |
私にとっては初めてのクライミング、装備をつけての岩登りである。
ルームで2回学習したものの、山の道具の名前がよくわからず、使い方もさっとできないというもどかしさ。
クライミングで必要な言葉、単語の意味がきっちりと理解できておらず、
岩のてっぺんに立って下をみると、軽い高所恐怖症に。
楽しさと緊張感が同居した、表情とは裏腹の精神状況となった。
「ゆっくり後からついていこう」と思いつつ、私にとっては、初めての様々な経験を積むことになった1日であった。
前夜泊で、Bチーム2回目のクライミングが、好天の恵みのもと蓬莱峡で行われた。
最初は、フィックスロープの通過練習ということで、小屏風の手前の広場で講習を行った後、
高さ15mほどの小屏風の岩稜帯にフィックスロープ2本(約70m)を繋いで、
左から右へ2回、逆に右から左へ2回、登り降りを繰り返した。
3点支持による岩登りの基本動作、カラビナスルーやフリクションノットによるフィックスロープの通過、
リードクライミングのシステム、トップロープによるクライミング、確保技術の講習を受けた。
小屏風の岩壁(高さ15m程度)にある3つのルートにトップロープを張った。
ビレイヤーに確保され、岩にはりつき、ホールドとスタンスを探しながら直登した。
私は悪戦苦闘の連続。Bチームのメンバーもクライミングにチャレンジ。
リーダーは、軽々と登って、更にむつかしいルートに移られていた。
蓬莱峡はクライマーであふれかえっていて、多くの人たちがクライミングをするために、この蓬莱峡にきていることに驚いた。
そのため、当初予定していた大屏風でのクライミングは次回のお楽しみとなった。
こうして私にとっての初めてのクライミングは、様々な経験と思いの中、充実感を持って終えることができた。
(ITN記)