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御嶽山 雪上訓練 2月 10, 2013 ( No Comments )

山行期間 2012年2月8日(金)夜~10(日)
メンバー SGY, KWI, ITN, TGA, MTD, KMR, NNK, SKD, KNS
山行地域 御嶽山
山行スタイル 雪山

御嶽山 長野県と岐阜県にまたがる巨大な独立峰である。三国ヶ丘を出発し、御嶽スキー場まで6時間。
テントを張って潜り込むが、これまた結構寒い。足先がテントの内壁に触れて、そこから冷えているようだ。こういうとき身体が大きいと不便である。朝方テントの外で星空を眺め、山の友、ウィスキーを流しこんで夜が明けた。

文明の利器、ゴンドラに乗り込み、一路田の原を目指す。KNS氏はスキーを楽しむようだ。ずるい!とは誰も言葉には出さなかった。さて、無風快晴と絶好の好天機に恵まれ、我々はワカンを履いて雪道を歩き始めた。

   

厳しいリーダー陣のもと、戦闘を行く兵士はトレースを踏むのでなく、その横の新雪地帯を歩かされた。いやはや慣れない雪道、息が上がる。置いて行かれないようなんとか歩いた。もぐもぐ。途中の行動食はかかせない。樹林帯を抜けワカンをアイゼンに履き替え、恐る恐る斜面を登る。いやはやここも運動不足か足が上がらない。

     

途中行われた滑落停止訓練や弱層テストは新鮮であった。どんな雪質が止まりやすいのか、止まりにくいのか、まだよくわからない。色んなところで転がり試し落ちたい。下山する途中、猛スピードで斜面を転がり落ちて行く人がいたが、滑落するとあぁなるのだろう。くあばらくわばら。

田の原に戻りテントを設営し、夕飯の支度に移る。今日は鍋である。兎に角鍋に食材をぶち込む。そして煮る。食べる。うどんをいれる。煮る。すする。ご馳走様。食材を調達してくれたTガ氏、素晴らしいメニューをありがとう。

用を足しに外に出れば、満点の星空であった。いつぶりだろうかこんな星明かりに包まれたのは。キュッとボトルの蓋を開け、星空に乾杯。翌朝下山し、秘湯に浸かり、木曾の味に舌鼓を打ちながら帰阪した。
(MTD記)

<行動時間>
 2/9(土) ゴンドラ山上駅(三笠の森)8:30 →田の原9:00~9:30→鳥居10:10→王滝頂上13:30→田の原15:45
 2/10(日) 田の原8:30→ゴンドラ山上駅(三笠の森)9:00


ダイナランドでゲレンデスキー 1月 27, 2013 ( No Comments )

山行期間 2012年1月26日(土)夜~27日(日)
メンバー SGY, KWI, IWG, TGA, MYI
山行地域 越美山脈
山行スタイル ゲレンデスキー

今回の山行はゲレンデスキー&山スキー!!
興味深々ではありますが予算的に今年、装備を揃えるのは厳しいかな。。。と思っていた所、ワカンでも参加可能との事!いつか始めたい山スキーの為にもゲレンデスキーも経験したかったので参加を決意しました。
 
そんな中、まさかの大事件です。72期生で唯一、山スキーをウキウキワクワク新調されたMYGさんがお仕事で不参加に(@_@)(その悲しみ、計り知れません。。。)そして他のメンバーもお仕事やら体調を崩されたりで、最終メンバーは、リーダー2名、Bチームでありながら既に大ベテランのTGAさん、豪華ゲストのOBのIWGさんです。
 
スケジュールも金曜出発前夜泊の予定が、急遽、土曜16時集合に変更になり、ゲレンデスキーチームと山スキーチームに別れることになりました。それにしても16時集合とは。。。
そんなに早く現地に着いて、一体、どんな大宴会が行われるのだろう。。。??
さすがOBのIWGさんが来られるとなるといつもとは違うな、など考えていると、TGAさんより「夕食に鍋をしませんか?」というご提案がありました。きっと同じことを考えられたのでしょう。みんな宴会が好きですね。実際は宴会の為ではなく、雪道運転で時間がかかる事を想定しての早い出発でありました。 
そしてふと感じた大きな不安。はたしてゲレンデではリフトを利用していいのだろうか??「滑りたければ自力で登れ!!」、スキー板を担いで登る。。。なんてさすがに無いだろう。。。。いや、泉州山岳会なら有り得るかも。。。


 
当日、お鍋宴会はなくなったのですが、この選択が大正解です。長い長いトンネルの中、出口目前で突然、停車。少し先で車両横転事故が起こり、通行止めです。トンネルの中、約2時間。SGYカーは、1mmたりとも前に動くことを許されませんでした。

SGYリーダーからご提供頂いたおつまみをポリポリ食べながら、この車には行動食、水、シュラフ、テントなど生活必需品満載なので、万が一、何かあっても生き延びられるなあ、など山道具の素晴らしさをあらためて考えたり、そして、途中で夕食を食べておいて本当に良かったです。空腹での2時間の閉じ込めはさすがに勘弁です。

予想を大幅にオーバーし、夜中0時頃ゲレンデ麓に到着。雪深いスキー場の駐車場に早速テントを張ります。いつもは息を切らしながら足で地面をならしていましたが、今回は豪快に、SGYカーで一気に地ならし。あっという間です。予定通り、早く着いていたらIWGさんのワイルドなお話をもっと聞けたのに、と思いながら、TGAさんに梅酒を一杯頂き、すぐに就寝。ふかふかの新雪をマットにしたシュラフは低反発マットのように身体に馴染み気持ち良かったのですが、北八ケ岳よりもずっとずっと寒かったです。

そしていよいよ初スキーです。

私以外は大ベテランの方々の為、贅沢にも皆様総出でご教授頂きました。ただどんなに指導陣が良くても、どうもセンスが無いようで。。。スキーを履くだけでも一苦労。やっと履けても1m進むのにも相当な時間がかかります。「リフトは使用していい」という事で悩みが一つ消えたのですが、皆様より「今日中にリフトに乗って降りられるレベルになるかな。。。」と、ご心配のお声があがるほど。。。たしかに今の調子では、リフトを使用するかしないかの話ではなく、リフトに乗れなくて、スキー板を担いで登るしか選択肢が無い状況なのではないかと気付いたのでした。でも、SGYリーダーに「大丈夫、大丈夫」とおっしゃって頂けたのが有難かったです。

 

 今回は積雪量が多い為、山スキー組、結局、終日ゲレンデスキーをされる事になり、1日つきっきりで、リーダー陣に指導して頂けることになりました。

  

最初は滑ることが怖くて怖くて転ばなくて良い所でも、自分から転んで急停止していましたが、何回もこけることを繰り返しているうちにわかってきたような気がしました。

「リフトに乗って上に行きましょう」とのお声があった時は、「まだそんな段階では。。。。」と畏れおののきましたが、ここは意を決してリフトへ。

  

リフトに乗っている間にSGYさんより、「スキー15回目くらいから、やっと滑れるようになるような気がしたことを覚えている」というお話を伺い、「初回だからこの有様は仕方無い!」という、根拠の無い自信が湧いてきました。そしていよいよ恐怖の瞬間、リフトからの降車。なんとか成功。TGAさんより「一説によるとリフトの乗降が出来たらスキー3級らしいよ」と一言。どの一説かは全く不明ですが、見事3級合格??です(パチパチ

  

いよいよ初滑走(=転げ落ち)。

この頃には転んでからの起き上がり方は完全に習得です!! 

ちょっとステップアップして、SGYさんより、「キックターン」「ボーゲン」をご教授頂きました。こんな雪斜面でバレリーナの動きをするだなんて。。。難易度高すぎです。TGAさん、KWIさん、IWGさんからもいろいろと教えて頂き、へっぴり腰ではありますがノロノロ進むことが出来始め、皆様からの「成長したね~」というお言葉が嬉しいものです。

最初がひどすぎたので、少し出来るようになるとかなり褒めてもらえました。

皆様、褒め上手です。

そんな中、華麗にスピード感満点で滑り下りるTGAさんを見かけました。
そして数分後、また華麗なTGAさん。
そして数分後、またまた華麗なTGAさん。
そしてそしてまたまたまた華麗なTGAさん。
私がゲレンデ1ケ所を降りる間に一体、何度滑走されましたでしょうか?!
あんな風に滑れたら気持ちイイだろうな~。

初めてスキー板を履いた時は来るんじゃなかった、と正直感じたのですが、今ではすっかりスキーが楽しくなっています!!
今度は、リーダーより「パラレル」を教えて頂きながら、河合リーダーより「まずは一歩手前のバラレルの習得を!」というお声が!!
勿論、「バラレル」という技が本当にある、と思っていたのですが、後に「バラレル」はリーダー方の造語でそんな技は無い、と判明しました(笑

お昼ご飯の際、IWGさんがビールを飲まれているではありませんか?!
そして2ケ月にも渡り、インドヒマラヤに行かれていたというお話。
さすが大御所!風格が違いすぎます。 

午後は生意気にも中級コースに!
今までとは違う急斜面に呆然!!
急傾斜に気持ちが完全に負けてしまい、スピード怖さに自ら転んでの停止を続けてしまったのが悔やまれます。
恐れず、突き進むのみ!!

何事も度胸とわかってはいても、でもそれが難しい。。。中級コースはほぼ転げ落ちて終わったような気もしますがリーダーのつきっきりのご指導のおかげで最初に比べると上達した?と同時にスキーの楽しさを存分に教えて頂けました。今回もご経験豊かで面白い大先輩方に多くを教えて頂け、スキーを思う存分、楽しませて頂きました。
本当に有難うございました。

今シーズン、あと1回2回はスキーにも行きたいものです。
(MYI記)


冬山合宿第2弾 鳳凰三山  1月 13, 2013 ( No Comments )

山行期間 2013年1月11日(金)夜~14日(月)
メンバー SGY, YMU, KNS, KWI, EMR, KDA, ITN, MYG, KMR, NNK, MTD, SKT
山行地域 南アルプス
山行スタイル 雪山

初めての冬山合宿。全員で12名の大所帯。登山口から10分ぐらいでアイスバーンが現れましたが、一時間半ほどで夜叉神峠に到着。そこからは、白峰三山が目の前に見えてきれいでした。すごく険しそうな山でしたが、いつかは登りたいと思いました。

 

夜叉神峠からは積雪が増え、すぐにアイスバーンの斜面が現れました。さすがにノーアイゼンでは厳しい斜面が続いたのでアイゼンを装着しました。トレーニングの成果か、アイゼンをひっかけて転倒する人もいませんでした。樹林帯の中を進み、途中で、KWIリーダーが「後ろ見てみ~富士山が見えるで!」っと、待望の冬富士の登場です。今まで見た中で一番近くに見えていて、すごい迫力です。11月に木曽駒ヶ岳から眺めた富士山はすごく小さかったですが、今回は山全体がはっきりと見えていて、いつかは登りたいと思わせてくれる勇姿でした。

富士山を背にして先を急ぎ、午後2時頃に、本日のテント場の南御室小屋に到着。みんなで力を合わせて、テントの周りに雪のブロックを積みました。これがなかなかの重労働で、スコップを使って雪を四角く切り出します。先輩方は手早く積んでいきますが、Bチーム陣はなかなかきれいな雪ブロックになりません。交替しながら、なんとかOKが出るまで積み上げました。雪面を整地し、テントを設営して、割り当てられたテントに潜り込みました。

 

このテント場では湧水が出ていたので、雪から水を作る必要がありません。さっそく水を汲みに行って、嗜好品を飲みました。行動した後の飲み物はすごくおいしい。数杯お代わりをして、気持ちが落ちついたところで夕食を作りました。今晩の夕食は豚汁でした。同じテントのKDAさんが手際よく作ってくれました。私はお手伝いできたかな?

アルファ米も美味しくできて、おなか一杯。少し雑談。その時、明日の出発時間の話題になったので、隣のテントのSGYリーダーに、テント越しに起床時間を聞くと、「2時半起床です!」「2時半?」とみんな驚きましたが、理由を聞くと納得しました。明日、南岸低気圧が通過して天気が大きく崩れる可能性があるので、一日早く下山したほうが良いという判断でした。2時半と聞くと早く寝なきゃということで、早々にシュラフに潜り込みました。

翌朝(晩)目覚めると、外は満天の星空&月明かり。すぐに朝食の準備です。パンをコッヘルで温めて、眠い目をこすりながらいただきました。テルモスに紅茶を入れて、いざ出発!アタック装備なので軽量です。

   

小屋の横から樹林帯の急登を登ります。樹林帯の隙間から山梨県の夜景が見え、どんどん登っていきます。稜線に出る前には、70度ぐらいの急登が待っていました。滑落しないように、アイゼンを雪に突き立てて慎重に稜線に出ると、突風がお出迎えしてくれました。体を風側に倒して、突風にあおられないようにしながらの稜線歩きです。後ろには富士山が見え、朝焼けで神々しく輝いていました。

 

風の当たらないところを探して休憩。空がどんどん明るくなり、いよいよご来光です。みんな思い思いの方法で拝んでいました。じっとご来光を眺めている人、カメラ越しにご来光を狙っている人。ご来光を堪能した後、朝焼けの中をどんどん進んでいきます。

  

本日のタイムリミットは8時半だったので、それまでに登頂できるように頑張りました。途中でトレースが不明瞭になり、急斜面の下りが現れました。後ろ向きのキックステップを駆使して下降しました。事前のアイゼントレーニングが役に立ち、不安なく下降できました。

薬師岳、観音岳と順調に進み、オベリスクがある地蔵岳が見えてきました。赤抜沢ノ頭でタイムオーバー。あとちょっとでしたが、今回は赤抜沢ノ頭までとなりました。オベリスクは改めて挑戦です。下りはアイゼンによる転倒に気を付けて、テント場まで戻りました。突風に体をあおられながらの稜線歩きでしたが、すごく良い経験ができました。

   

テントを撤収し、本日中に登山口まで戻ります。14時にテント場を出発し、しっかりとしたトレースを下ります。昨日からの疲れで、少しの上りでもきつく感じます。体力のなさが情けない。もっとトレーニングをしないと・・・。夜叉神峠の小屋のところでヘッドライトを装着しました。

本日は、夜明け前に出発し、夜景を見ながらの下山で、12時間以上の行動でしたが、みんな元気に、登山口まで戻ってきました。
(SKD記)

<行動時間>
1/12 夜叉神峠登山口8:10→夜叉神峠9:30→南御室小屋14:10
1/13 南御室小屋4:15→薬師岳6:05→観音岳7:30→赤抜沢ノ頭8:30~8:55→南御室小屋12:45~14:00
  →夜叉神峠17:00→夜叉神峠登山口18:10


冬山合宿第1弾 北八ヶ岳縦走(東天狗岳) 12月 31, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年12月29日(土)夜~31日(月)
メンバー SGY, KNS, MYG, SMD, MYI, YSK, TGA
山行地域 八ヶ岳
山行スタイル 縦走

楽しみにしていた合宿の日が来ました。
出発日の朝から緊張していて、ソワソワドキドキ。
三国ヶ丘駅前で皆さんのお顔を見ると、なんだかほっとして落ち着きました。
下界は雨でしたが、山の上は雪に変わっていました。

   

一面真っ白で、静かで、とても気持ち良くて、どこまでもどこまでも歩いていけそうな気持ちになります。
ほんとうは、あっという間に、へとへとに疲れてしまうのですが。
麦草峠に着くと、偵察のときに目にした景色にホッとしました。
丸山、中山を登り、黒百合ヒュッテに向かうのですが、中山頂上手前で急激に風が強く冷たくなり、目出帽をかぶりました。
急な変わり様に驚きました。

 

2日目の大晦日は、初日の暖かさが嘘のように冷え込み、-14℃の寒さです。
漫画みたいに色々な物が凍ります。
初日と異なり、雪はさらさらと乾燥しています。
風も強いと言っても、これが普通とのことです。
負けないように、気持ちは張り切っているのですが、風で体はふらつくし、
新雪で滑るはで、身体が思うように動きません。
東天狗岳の登りはしんどかった。

   

しかし、一歩一歩進めば絶対頂上に到達する、そう信じて歩き続けました。
ついに、東天狗岳登頂です。気持ちいいです。嬉しいです。 

この後、リーダーより、今回の山行はここまでとの判断。残念でした。悔しかった。
自分の力も努力も、全然足りてないのだなと。
              
冬山は、とても楽しかった。
でも、とても大きく、簡単には受け入れてもらえない、そこがいいと思います。

そして、何より、リーダーの方々、Bチームの仲間、皆さんの力や思いに支えられ、
無事に山を降りることが出来ました。

皆さまに、心より感謝いたします。
(YSK記)

<行動時間>
12/30(日)ロープーウェイ山頂駅9:15→出逢いの辻9:55→大石峠11:20→麦草ヒュッテ11:40→高見石小屋13:20→黒百合平15:40 
12/31(月)黒百合平7:10→東天狗岳9:15→黒百合平10:30→渋の湯12:10


プレ冬山 荒島岳山行記 12月 16, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年12月15日(土)夜~16(日)
メンバー SGY, KNS, KWI, NNK, MTD, KMR, ITN, SKT
山行地域 荒島岳
山行スタイル ラッセルワーク

雪を踏み抜きながら登る雪山、ワカンを履いてもなかなか思うように歩くことができない。
ワカンを履けば雪の上をサッサッと歩けると思っていたのだが・・・。
膝から腰の近くまで、ズボズボと雪を踏み抜いてしまい、まわりの人に雪をかきわけてもらい、
やっとのことで足を抜き出す始末。
初めてのワカン山行、雨が降っているため雪質としては悪い状態だったらしい。
夏山であれば2時間20分(昭文社の山と高原地図)で登れるところを5時間30分かかり、
頂上を極めることなく途中のシャクナゲ平から引き返すハメとなった。
それでも、約9時間近くの山行で、足腰の疲れは、夏山の1.5倍以上の感じであった。

   

総勢8名で福井県にある荒島岳へ出発した。目的はワカンによる雪上歩行訓練である。
午前0時過ぎ勝原(かどはら)駅に着き、誰もいない真っ暗な駅舎内にテントを張り宿泊する。
屋根があり風雨を遮ることができ、温かくすばらしく快適な宿泊であった(私は窓際につくられている待合イスで寝る)。
16日は、午前5時起き6時出発の予定であったが、雨のため少し待機した。
雨が小降りになり、登山口に着く頃は雨が止んだ。7時過ぎに登山開始である。

 

最初はスキー場のゲレンデを登山靴で登りはじめ、2回目の樹林帯での小休憩のときにワカンを装着した。
登山靴で登ると、膝近くまでズボズボと雪に足をとられたので、ワカンをつければサッサと歩けるという期待感をもっていたが、
「え~、足が沈む・・・」、「急な斜面、すべるばかりで登れない」、「登山靴のときと同じぐらい時間がかかっている」という具合であった。
その都度、SGYさんより「雪面に足を垂直に持っていくように、一度雪面を踏み固めてからつま先で立ち込むように」
と言われるが、なかなか思うようにいかない。8時間から9時間におよぶ、このような雪山訓練であった。
頂上まで達することができず、シャクナゲ平からの下山時、雪崩埋没を想定したビーコン捜索の訓練も行った。

  

16時頃に下山となったが、雪山のむつかしさ、思うように歩けないもどかしさ、
そして何よりも、ワカンで歩くことのできる技術の大切さを思い知らされた。
木曽駒ヶ岳でのアイゼン歩行とはまた違って、ワカンでの歩行は貴重な体験であり、
冬山合宿へ思いと覚悟をつなげる一日となった。
(ITN記)

<行動時間>
荒島岳登山口7:10→シャクナゲ平12:30→荒島岳登山口16:00


屯鶴峯 第2弾 12月 02, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年12月2日(日)
メンバー KWI, KNS, SGY, MYI, KMR, NNK
山行地域 金剛生駒
山行スタイル アイゼンワーク、担荷

冬合宿のトレーニングの総仕上げとして、屯鶴峯でアイゼンワークを行いました。

午前中は、フラットフッティングやフロントポインティングの再確認。
アイゼンワークも3回目ということで、皆さん、だいぶ慣れてきました。

午後は脚力をつけるための担荷。
今回は、二上山を超えて、竹内峠から万葉の森経由で周遊するコースをとりました。
5時間の担荷を終えて、皆さん、充実した面持ちに見えたのは、私だけでしょうか。
(SGY記)

<行動時間>
   アイゼンワーク 屯鶴峯 10:00~12:30
   担荷 屯鶴峯12:30→二上山14:10→竹内峠14:30→釣池付近の分岐15:00→万葉の森15:30→鹿谷寺跡15:40
       →二上山16:00→屯鶴峯17:25

    

      


木曽駒ヶ岳 上松尾根 11月 25, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年11月23日(金)夜~25日(日)
メンバー KNS, SGY, KWI, MYG, YSK, MYI, ITN, TGA, SKT
山行地域 中央アルプス
山行スタイル 登頂

出発当日は初の雪山ということもあり、かなり緊張していました。
砂防ダム駐車場に車を止めてテントを張りました。
かなり寒かったです。

朝起きて用意をしてさっそく登山開始。
最初は雪もなく秋山という感じでしたが、5合目を過ぎるとだんだん雪が現れ、
6合目を過ぎた辺りから雪が深くなってきました。
雪の感触もよく、楽しく登ることができました。

本日の目的地の8合目に到着し、さっそくテント場作りを開始しました。
雪を踏んだり、スコップで雪を平らにしてテントを張りました。

荷物を降ろして一段落した後、アイゼンを装着し、明日の偵察とアイゼン歩行の練習に向かいました。

   

テント場に戻り、水づくりを開始。
きれいな雪を探して雪袋に詰め、たくさんの水づくり…そして、夕食作りです。
食担の方が手際よく食糧を分けてくれていたので、おいしい鍋を食べることができました。

食事もが終わってから就寝の準備をしているころには、かなり気温が下がってきて、
テントの中でも寒さがわかるくらいになってきました。
凍ってはいけないものはシュラフの中に入れたりして、就寝しました。

夜中に少し起きて外に出てみると、月明かりがすごく強くて、綺麗な夜空でした。
夏山では見れない夜空、夏山とは全然違う夜空を堪能し、明日に備えてシュラフに潜り込みました。
テントの内側は凍ってしまっていました。

朝起きて、シュラフなどをすぐになおして朝食準備。
朝食は雑炊で寒かった身体が温まりました。

外に出てみると、雲一つない快晴でした。アイゼンを装着し、アタック装備で登頂開始。
森林限界を越えると雪は締まっていて、快適な雪稜で、歩きやすかったです。

   

途中ご来光などを見て楽しく歩くことができました。
9合目の小屋は半分以上雪に埋まっていました。少し休憩し、ピークに向けて進みました。
全く天気が崩れる気配はなく、風もほとんどありませんでした。
頂上手前の小屋も屋根まで埋まっていました。
ピークが見えてからがかなり遠いと感じました。

   

ピークに立つとそれまでの大変さを忘れてしまうぐらいの光景が広がっていました。
北アルプスや富士山などが一望でき、神々しい山々を堪能して下山しました。

      

テント場に戻るとテントを撤収し、次に、ビーコンの使い方の研修がありました。
リーダーが隠したビーコンを、自分のビーコンを頼りに探していく。
かなり難しかったです。

その後、少しビーコンの使い方の説明を受けて、下山しました。

アイゼンをつけての下山ですが、かなり気を使いました。
アイゼンをひっかけないように慎重に下りました。
初のアイゼン歩行にはかなりの体力と気を使いました。

今後もっと経験を積んで、厳冬期の山でもしっかり歩けるように、
練習をしないといけないなと痛感しました。

(SKT記)

<行動時間>
11月24日 砂防ダム駐車場7:20→金懸小屋10:05→8合目(テント場)13:45
11月25日 8合目(テント場)6:00→金窪小屋7:40→木曽駒ヶ岳8:35→金窪小屋9:35→8合目(テント場)(10:40~12:00)
       →金懸小屋14:10→登山口15:55→砂防ダム駐車場16:30


屯鶴峯~大和葛城山 11月 11, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年11月10日(土)夜~11日(日)
メンバー KWI, KNS, SGY, TGA, MYG, YSK, MYI, SKT, MTD, ITN, NNK
山行地域 金剛生駒
山行スタイル アイゼンワーク、担荷

出張帰りの金曜の夜、愛車を飛ばして上ノ太子駅でSGYリーダーと待ち合わせ、当日の幕営地点「屯鶴峯」へと到着した。
暗い夜道、階段を登っていると上の方からワイワイガヤガヤと聞こえてくる懐かしい声。
あぁ帰ってきたんだな、と久方ぶりの皆との出会いに感謝し、宴会の場へと潜り込んだ。
(実は六甲ぶりだからそれほど久しぶりでもない)

     

麦酒、チューハイ、日本酒、梅酒に赤白ワインと、みな思い思いの手土産を持参するものだから、
幕営地はさながら屯鶴峯の一夜限りの目抜き通りとなった。
都会の喧騒を抜け、忘れられた時間が闇夜に溶けた。Bチームきっての酒豪ITNさんはよく日本酒を持参する。
そして翌朝の荷物に持ち越したくないから空にしようと張り切る。そのうちパックが大きくならないか心配だ。
今回秀逸だったのは、NNKさん持参のホットワインであろう。
様々なスパイスと掛け合わせ煮込んだ赤ワイン、納山祭のドリンクメニューで決まりだろう。

   

さて、肝心の山行であるが、今回は屯鶴峯でのアイゼントレーニングと大和葛城山への歩荷である。
まずアイゼントレーニングであるが、練習の舞台屯鶴峯は面白い地形をしている。
砂が固まったような岩肌で、アイゼンで歩くと「ザクッ、ザクッ」と小気味良い音を立てた。
全ての歯を地面に対して垂直に押し当てて制動力を得るため、自然、下肢には負担がかかる。
冬山で長時間歩くことを考慮すれば、脚の筋力がものをいう。
その点で、後半に歩荷が組まれたのは理想的であったかもしれない。さすが熟練のリーダー陣、抜け目がない。
アイゼンを履いて2時間も歩いただろうか?最初はパラパラだった雨も本降りとなり、屯鶴峯を後に歩荷へと移った。

      

雨も小康状態となり、いくつかの登りを経てまず二上山へと到達した。
ここで各自石を積み込み、一路大和葛城山を目指したのである。
23kgの塊を背負い、眼前に立ちはだかる階段を幾度と乗り越え、疲労困憊の中、
最終目的地大和葛城山山頂につく頃には、午後4時半を回り、間も無く日暮れとなった。
頂上付近での突然の雨風に耐え抜き、最終ロープウェーへと転がり込んだ。
眼下に霞む夜景を見ながら、六甲で食べたカレーライスが無性に食べたくなった。

    

さて、歩荷なる山行は生まれて初めてであった。ザックは理不尽に重く、行程は野暮れ山暮れである。
ここで歩荷なるものについて少し考えてみた。まず重さである。
冬山を想定してとのことで積んだが一体何kg積めば良いのだろうか?
次に時間である。どれくらいのペースで歩くことが要求されているのか。
この二つ、個人としての限界を知るためにも有効だが、まずはBチームが今年目標とする冬季縦走に照らし合わせてみたら、
今回の山行はどうだっただろうか。
チームとして最大のパフォーマンスを発揮するにはどこでどんな判断が必要であっただろうか。
未熟な私にはわからないが、改めて仲間たちと議論を重ねてみたい。
(MTD記)


蓬莱峡~宝塚 10月 28, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年10月27日(土)夜~28日(日)
メンバー KNS, NSN, HND, TGA, MYG, YSK, MYI, SKT
山行地域 六甲
山行スタイル アイゼンワーク、担荷

それは、霜月もまぢかにせまった、戌の刻すぎのことでございました。
六甲の麓、宝塚では、山道具をぎっしり詰め込んだザックを担ぐ一行が、意気揚々とバスに乗り込んでゆくのでございます。
これからそのバスが、いったいどこへ向かうのか知ることもなく・・・。
一行をのせたバスは、漆黒の闇に包まれた山道を、ゆるり、ゆるりと縫うように進んでまいります。
その中では、無邪気にも山の話に目を輝かせ、談笑する声が響き渡っておりました。

それからいく時か過ぎましたでしょうか、「ちがう・・・」と、不安げにつぶやく声が。
互いに顔を見合わせ、恐る恐る、「このバスは蓬莱峡へ向かいますよね?」と運転手に問いただしますと、
「いいえ」とかえってくるではありませんか。一変、その表情に不安を漂わせた一行は、辛くもそのバスを逃れ、
みずからともした灯りをあてに、暗闇の中を息きらせながら目的地へと歩んでいったのでございます。
いくら慣れた道中とはいえ、確認を怠ることのありませぬよう、ご用心下さいませ。

   

さて、そんな一行を迎える不運は、これだけでおさまるはずもございません。
小雨につつまれた、次の朝のことでございます。
テントの中で食事をつくっておりますと、それまでごーごーと勢いよく燃え上がっていたバーナーの火が、すーっと消えてまいります。
おまけに、ふたたび火をつけようとした、そのライターまでもが点きませぬ。
いったい、なにが起こったというのでありましょうか・・・。
そう、テントの中から酸素が失われる寸前だったのでございます。
くれぐれも、通気にだけはご用心下さいませ。

    

と、それまで色々とございましたが。
いいえ、ありましたが、いよいよ冬山へ向けたトレーニングの開始です。
真新しい冬山の道具をきっちりと身に付け、岩場へと。

   

まずは、リーダーの方々にアイゼンでの歩き方をきっちり教えて頂きながら、上り下りの練習。
上りはアイゼンの歯が地面にザクザクと心地よくささり難しくはありませんが、下りるときはみんな不慣れもあって、
体を強ばらせながら恐る恐るになってしまいます。
そんな中、何回も繰り返すうちに、まるでロボコップ状態だった上り下りも、スムーズに行え、
教えてもらったピッケルの使い方も身につき、次々に岩場を変えて楽しめるようになりました。
何度か、アイゼンの前歯でズボンを切り裂いてしまいましたが・・・。
そして最後は、本日の目標である頂を、最初は行けるようになるか不安でしたが、
なんなく(なんとか?)、踏みしめることができました。

さて、本日の締めは久しぶりのボッカ。今回は、前回より1キロだけ増やしての、びびりながらの挑戦です。
道なき道を進んでいくうちに、少しずつザックの重さが脚にきいてきて、息も上がりのどもカラカラ。
そんな姿を見て、NSNリーダーから、「トレーニングはしんどいものです。」と、叱咤激励してくださり、
最後の急登も何とか登りきり、あとは宝塚へと下りてゆきました。
ザックから石をおろすと、いつもながら羽根が生えたように身軽で、この瞬間が一番の快感です。(少しだけの間ですが・・・)

しかし、あの最後の急登を、平然と軽々登って行かれるリーダーの方々の姿には、畏れ多さを感じるとともに、
この身をもっともっと鍛え上げなければと、日々の練習を見つめ直すよい機会となりました。
(MYG記)


六甲全山縦走 10月 20, 2012 ( No Comments )

山行期間 2012年10月19日(金)夜~20日(土)
メンバー SGY, MNO, KWI, KMR, ITN, MYG, MTD, TGA
山行地域 六甲山
山行スタイル 縦走

「縦走」それは尾根伝いを歩く行動、まだまだ赤子の私はそんな甘い考えを抱いていたのでした。ひと山登ったら、あとは延々長い旅路を歩けばいいんだなと・・・

夜8時阪急梅田集合に間に合わなかったので、とりあえず目についた急行に飛び乗り、電車が動き出してから経路検索。たまたま乗った電車が、行き先に間違いがないことがわかりましたが、乗り換え電車がわからず、現地にたどり着けるかドキドキしていました。キョロキョロしていたところ、見たことある顔を多数発見!結局、みなさんと同じ電車に乗っていたのでした。

無事に須磨浦公園駅に到着。さ、テントテントと思いきや、まさかの階段。ぜーはーぜーはーいいながら、明石海峡大橋のライトアップが綺麗に見える、見晴らしのいい展望台にたどり着き、テントを張ることになりました。MNOさんは、もう何回も縦走したことがおありだとか!心強いリーダーに参加頂けて良かったなー、じゃあ明日はすいすい行けそーだなーなんて、この時はまだまだなまぬるい考えの自分でした。そして就寝。朝4時過ぎに起床し、まだ夜が明けていない5時に出発しました。

   

六甲山だからすぐに着いちゃうなーなんて思って登っていたら、すぐに下り始めたのでした。あれれ?何処まで下るんや~と、街中に到着。そして次の山へ・・・。まーまー、次こそ縦走縦走と思いきや、登り切ったと思ったところが一気に下山。そして、再び、街中にたどり着きました。ここで初めて、六甲縦走の真の意味を理解した自分。縦走って尾根伝いに歩くんやないんか~い!その落胆っぷりは、言葉に言い表せませんでした。なんでみんな言うてくれへんかったんや、隠してたな!なんて、罪もない皆さんを心の中で逆恨みなどしつつ、あと何回これが続くんやなんて思いながらも、ひたすら進むしかありませんでした。

 

登っては下り、登っては下り、そんな中アクシデント発生!TGAさんが足を痛めてしまいました。ちょうど車道の上を横切る歩道橋に差し掛かったところだったので、ここでリタイアすることに。まだまだ心が生ぬるい自分、自分も膝とか痛くならないかなーなんて思っていましたが、どこも痛くありません。TGAさんを見送って、みんなで出発です。しかし、六甲って岩山なんですよねー。結構岩場の登りがあって、なかなかみなさんのペースに追いつけない自分は、ザックを交換したりしてもらいながら登りました。みなさんありがとうございました!

  

要所要所休憩地点に着くたんびに位置確認をしても、なかなか半分の地点にも到達しません。もう間に合わないんやないかという思いもあって、有馬温泉に浸かりたい願望がふつふつと湧き出てくるのでありました。歩いてきた道のりを振り返ってみると、自分たちが超えてきた山々が連なって見え、ちょっと満足感を感じるとともに、この後いくつ山があるんやと、自分につっこまずにはいれませんでした。

   

そうこうしているうちに麻耶山に到着、何か催し物をやっていて、週末の幸せ家族でごったがえしていました。そんな現実を目の当たりにしつつ、今回の救いの1つ、買い食いでリフレッシュ!MTDさんにたこ焼きもらったり、自販機で大好物のピーチネクター買って飲んだり、自分なりに違う幸せを手にいれました。その後も歩きながら、KWIさんの命の源、ソフトクリームをみんなで食べたりして小さな幸せを手にいれながら、やっとこさ六甲山山頂に到着。もう夕暮れにさしかかっていましたが、よーやく、よーやくの下山開始!

 

が、ここからが本当の試練の始まりでした・・・。歩けど歩けど下山が始まらない。延々迂回路を進んでいるのです。そうこうしているうちにすっかり夜になり、夜間山行の始まりとなりました。1時間歩いても見える夜景が変わりません。騙された!とまた八つ当たり妄想しつつ、家に帰れないんじゃないかとぼやきつつ、MNOさんのお勧めの絶景地点に到着。綺麗な夜景が広がっていて、わー綺麗!って普段は感動に浸るところですが、下山し始めてから数時間経つのに、夜景が一望できてるっておかしくない?高度下がってなくない?って、頭の中でツッコミをいれていたのは自分だけでしょうか?

けど、ここまできたらもう宝塚まで行きたい一心で、やっとこさ塩尾寺に到着。そんな中、リーダーから、駅までまだまだ歩くよーと悪魔の一言が!もう足の裏が一歩踏み出すたびに痛くて痛くて、なかなか、アスファルトを歩けなくなってました。すれ違うタクシーを何度呼び止めてヤローかと思いましたが、途中の自販機で至福のコーラタイムを頂けたので復活できました!

そして、20時45分、念願の宝塚駅到着!!最後まで諦めずに付き合ってくださったリーダーのみなさん、最後までやり遂げたBチームのみなさんに感謝感謝でした。初めての六甲山、しばらくはもう・・・と思える程に十分すぎるくらいに堪能できました。帰りの電車はお陰様で、斜め45度状態で爆睡させて頂きました。
(KMR記)

<行動時間>
須磨浦公園5:00→横尾山6:10→高取山8:05→ひよどりごえ9:05→菊水山10:15→鍋蓋山11:25→市ヶ原12:10→摩耶山13:55→記念碑台15:40→六甲最高峰17:00→大谷乗越18:55→塩尾寺19:55→宝塚20:45