山行期間 | 2016年1月8日(金)夜~1月11日(月) |
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メンバー | KTYF, ABE, NGS, KNS, ITN, KWI, UZU, SKM, DTE, KRA |
山行地域 | 南アルプス |
山行スタイル | 雪山 |
1月9日(土)
年末年始の仙丈ヶ岳に続き、天気は上々です。夜叉神峠を目指し出発。積雪はなし、どころか、春の陽気。出発早々汗をかいて、服装調整タイム。服装調整なしで最初の1時間歩けるようにしましょう。
夜叉神峠、目の前にどどーんと北岳。北岳には雪があるようですが、われわれの歩くルートにはいまだ雪は見えません。
杖立峠、日陰には雪が凍結しているところもありますが、ほとんど無雪期の様相。アイゼンの装着不要。
苺平、さすがにこのあたりまでくると少し雪があり、テント場まで少し下るので、念のためアイゼン装着。
家で調節したはずのセミワンタッチアイゼン、うまくはまらずに手間取っているうちに、汗をかいた体が冷えてしまい、寒さを感じながら本日の幕営地、13時15分に南御室小屋に到着。
なるべく平らな雪面を選んで、テントを張るための整地を開始。スコップと靴底で雪をならします。その前に、防寒着を着るべきでした。
竹ペグを埋めるのに四苦八苦するころには、体が冷え切って震えてきてしまいました。
外張りのスカートを雪で埋めて、やっとの思いでテント設営完了、ワカン装着練習はパスして一人、テントで待機することに。服装調節で反省点が多い一日でした。
テントに戻ったメンバーと一緒にお茶を沸かして、夕食の準備をするうちに体調も戻り、隣のテントで書いてくれた天気図を確認。
冬型だけど等圧線は混んでいないので大丈夫でしょう、ということで明日のアタックに備えテルモス、朝食の準備を済ませて、早めの18時就寝。
1月10日(日)
4時起床。5時半出発の予定でしたが、風が強そうなので30分遅らせ、6時出発。まずは薬師岳を目指します。
樹林帯では凍結がたまにありますが、積雪はゼロ。森林限界を超えて少し風が吹いているものの、アイゼン無しで順調に薬師岳小屋を通過し、観音峰に到着。
西に北岳、間ノ岳、塩見岳、前方には八ヶ岳、振り返れば富士山が見渡せる快晴快適稜線歩きです。それにしても雪がない・・・。
お地蔵さんの並ぶ地蔵岳赤抜沢の頭に到着。目の前にそびえるオベリスクはお預けです。記念撮影をして、来た道を下山開始。
3つの山を越えるアップダウンの登り返しは、意外とこたえます。
一部トラバースのところを直登してしまい、少しの間、後ろを歩くメンバーとはぐれてしまいました。
悪天時だったら大変なことになるので注意。13時10分、無事南御室小屋テント場まで下山。
(DTE記)
1月11日(月)
早朝起床、食事、撤収。この一年間でかなりの回数を繰り返してきたおかげで皆かなり手早く行う。
気温が低いせいで張り綱が凍っていたりと少し手間取るところもあるが、手慣れたもんである。
鳳凰三山も最終日。まずは辻山目指して一列になって、ヘッドライト・アイゼンを付けて最後の行進。小一時間で辻山山頂に到着するが日の出までまだ30分ほどある様子。
ここで下山希望組と日の出拝み組で意見が分かれるが、多数決で昨日に引き続き日の出を拝むことに。しかし朝はまだ気温が低いため、皆で外張りを被りプチビバーク体験をする。
薬師岳でも行ったが、人数がいると本当に温かく感じる。時計をにらめつけながらひたすら日の出を待ちわる。
!!!日の出
空がだんだん明るくなってきてまるでパタゴニアのステッカーのような独特のグラデーションがかかってきた。
富士山より少し離れたところからの日の出になったが綺麗である。太陽が上がるにつれて我々の背面では北岳がオレンジ色に染まってくる。
しばし太陽のすごさを味わった後はいよいよ下山である。
夏山としてのグレードはあまり高くないのだろうか、我々の登山レベル的なものが上がったのか、リーダー陣の指導のおかげか??などと思ったり思わなかったりしているうちにあっという間に登山口に到着する。
駐車場は晴天。春である。
そして75期Bチームの冬合宿もついに終了である。
■一年を振り返って、
Bチームとしてたくさんの山に出かけ、たくさんのことを学び教えていただきました。
一人山行では体験できなかったことも多くあり、とても忙しく楽しい年になりました。
75期は天気にはあまり恵まれなく、山行は雨が多く冬山では雪がなく温かい。8割方は雨に当ったチームでした。
雨男(雨女)は誰か?まだ特定できていないが、こんなに毎週のようにカッパを着たのは人生で初めての経験で、かなり精神的には鍛えられたように感じます。
そのおかげかいつかまた今度は晴れた日に来ようと感じることができ、また自然と遊ぶことの難しさを実感し、その対処についてもかなり学べたと思います。
3月からはMチームの一員として活動していきますが、Bチームとして活動して得た知識や人との出会いがこれから自然で遊ぶためや生活に生かし、生かされ、そして向上していくベースになっていくものの一つになっていくと思います。
リーダーの皆さま及び応援に来ていただいたMチームの皆さま本当にありがとうございました。
(UZU記)
<行動記録>
1/9 夜叉神峠登山口7:30~夜叉神峠8:35~杖立峠10:15~苺平12:15~南御室小屋13:15
1/10 南御室小屋6:00~観音峰8:05~地蔵岳赤抜沢の頭9:40~南御室小屋13:10
1/11 南御室小屋5:30~辻山6:20~夜叉神峠登山口10:15
山行期間 | 2015年12月29日(火)夜~2016年1月1日(金) |
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メンバー | SGY, KTYF, MSD, UDU, ASI, SKM, DTE, KRA, BAN, ISK |
山行地域 | 南アルプス |
山行スタイル | 雪山 |
3月のハイキングから10ヶ月後に、この私が厳冬期の3,000メートルの頂上に登れたことは今でも信じられません。
そして、仙丈ヶ岳の頂上から眺めた青天の下の南アルプスの山々の素晴らしさは忘れる事が出来ません。
今回の冬山合宿にむけて、10月から12月に数回のアイゼンワークや担荷を計画していただきました。
11月の屯鶴峯~大和葛城山のアイゼンワーク・担荷では、冷たい雨模様の下、まだ馴れないアイゼンワークに体力・気力をすっかり消耗してしまい、担荷ではまったく歩が出ない状態になってしまいました。
12月の荒島岳ラッセルワークは直前に風邪をひいてしまい参加できず、こんな状態で合宿に行けるのか不安いっぱいでした。
そんな中、個人トレーニングで六甲全山縦走路の約半分の工程を、担荷で8時間歩き通せた事が唯一の自信となって、今回の合宿に望みました。
12月30日(水)
戸台の駐車場から戸台川沿いを長い河原歩きです。早朝薄暗いなかを出発します。天気は良さそうです。
今年は暖冬のため、例年と比べ積雪量は少な目で河原の雪もちらほら程度。雪が少ない分石ころがむき出しで、ゴロゴロする中を歩きますのでちょっと歩きにくいです。
雪がある程度積もっていたほうが歩きやすいのでしょうか?遥か前方には高くそびえる南アルプスの山並みが見えます。やっぱり山頂も雪は少な目です。
途中何度か渡渉ポイントもあり、まだ日の当たらない河原の石や丸太は凍った箇所も多々あり、緊張しながら歩を進めます。
初日は小休止毎に先頭を交代する形で進みます。私が先頭で歩いていると一ヶ所道を誤りかけてしまいました。
落ち着けばちゃんとテープが見えたのに、地図読みも含めてまだまだルートファインディング技術を勉強しなければなりません。
丹渓山荘跡に着く頃には日も高くなり河原歩きはこれで終了。ここから八丁坂を登っていきます。
八丁坂を登り詰めると結構体が暑くなり、小休止の際、ヤッケを脱いでシャツ一枚になっていいか確認すると、リーダーからは、ヤッケもしくはフリースは着用しておくようにとの指示。
北沢峠にむかって歩き進めると積雪量も増えヤッケを着用して正解でした。衣服調整もまだまだ勉強不足です。
長衛小屋に着いてテント設営。テント場横でアイゼンワークとワカンでの歩き方について練習を行います。
オーバーミトンでアイゼンやワカンをなかなか装着できず四苦八苦。テント場に水場が備わっていましたので雪を溶かす必要 はありませんでした。
美味しく夕飯をいただき晩の7時頃には早々に就寝。
(ISK記)
12月31日(木)
冬山は夏山と違い手袋着用のまま装備装着など、まだまだ慣れないので時間がかかってしまう。
そうじゃなくても、起床から出発までの準備に時間がかかり、いかに無駄なくスムーズに行うかが課題です。
今回も時間がかかってしまい、集合時に準備万端で立てず、ごそごそしてしまいました。
天候問題なし、早朝は空も白くパラパラと雪が降ることもあったが、時間を追うごとに青空にかわり、前回の山行に続き快晴。森林限界を超えると背後に甲斐駒がみえてくる。
しかし、雪が少ない!!山頂に雪がかかっているくらいで、ほとんど葉が落ちた木々が丸見えの茶色の山肌。
仙丈ヶ岳はまだ雪がある方なのかもわかりません。小仙丈からの仙丈ヶ岳方向の景色は真っ白な稜線がみえきれい。夏山とは違うきれいさや静けさが心地いいです。
小仙丈から仙丈までは視覚で感じる距離とは違いアッという間に到着。
仙丈からは、真っ青な空のもと、富士山・北岳、周辺の山々、眼下には南アルプス周辺の街もみえ、ずっとみていたいほどの景色であり、もう少し滞在したいほど穏やかな天候です。
前回今回ともラッセルもなく、風に吹かれることもない冬山山行とは、なんと恵まれているのでしょう!
集合写真を撮り小休憩後下山ですが、これほどの景色を見せられると後ろ髪を引かれます。
何度か止まって後ろを振り返り、周りの景色を目に焼きつけながら歩きました。
冬の山では13時頃でも夕方の雰囲気を感じるが、傾きかけた太陽の木漏れ日が柔らかくてきれいなぁと復路はまた違う楽しみを味わいながら進み、14時過ぎテン場到着。無事に登頂下山でき満足感いっぱいの一日となりました。
前日にしっかり寝たのもあり寝つきが悪く、少しウトウトしては目が覚めるの繰り返し。
この日は大みそか、23時45分くらい。寝袋の中で一人カウントダウンをしようと思っていたら・・・寝ていたみたいで気づいたら0時10分。知らぬ間に2016年になっていました。
1月1日(金)
4時起床。この日は予定変更となり下山のみ。アイゼン装着で下るが、途中からは岩も多く少々歩きにくくなる。
丹渓荘からは長い河原沿いの道。河原沿いにみえる鋸岳は往路時より雪がかかって冬山らしくなっていた。
9時30分駐車場着、太陽が出てきて初日の出となりました。
(BAN記)
<行動記録>
12/30 戸台6:40~熊穴沢8:55~丹渓荘9:25~大平山荘12:00~北沢長衛小屋12:45
12/31 北沢長衛小屋6:15~大滝ノ頭8:30~小仙丈ヶ岳9:45~仙丈ヶ岳11:10~小仙丈ヶ岳12:15~北沢長衛小屋14:05
1/1 北沢長衛小屋5:45~丹渓荘7:25~戸台9:30
山行期間 | 2015年12月19日(土)夜~20(日) |
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メンバー | SGY, ABE, KTYF, KWI,ITN, MSD, UZU, SKM, DTE, YMS, BAN, ASI, KRA |
山行地域 | 荒島岳 |
山行スタイル | 雪山 |
ラッセル訓練の予定だが、今年は暖冬で雪不足のため、ラッセルはおそらくできないだろうと思いその日を迎えた。
勝原駅に到着し、冬合宿に使うテント関係のチェックを行い、仮眠を取った。
荒島岳へのルートは勝原コースで天候は晴れ。
登る前に地形図でルートとビーコンチェックし準備を進める。スキー場から歩き始めるが予想通り雪は少なかった。
ルート状に雪は付いているが夏道を歩いており、ところどころ階段が見える状況だった。
シャクナゲ平付近から雪が増えてきたがラッセル訓練できる積雪量ではない。シャクナゲ平からの稜線も雪少なく、以前リーダー陣の方々がきた時と山の形状が違うとのことだった。荒島岳山頂に着き、記念撮影をした。
向かいには白山が姿を現し、素晴らしい景色だった。
今回、例年より雪が少なくラッセル訓練できなかったが、合宿前にアイゼンを付けて雪を踏めてよかったと思う。アイゼンを装着する時に靴のソールに雪が付いてないか、歩き出してアイゼンが緩んでないか、靴の雪だまりのチェックなどいろいろと学べました。
(KRA記)
<行動記録>
11/22 一ノ瀬6:20~千振尾根避難小屋10:30~別山13:20~千振尾根避難小屋15:00
11/23千振尾根避難小屋6:30~一ノ瀬9:10
山行期間 | 2015年11月21日(土)夜~23(月) |
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メンバー | SGY, KTYF, ABE, ITN, UZU, SKM, ISK, ASI, KRA |
山行地域 | 白山山系・別山 |
山行スタイル | 冬山トレーニング |
今回、何度も何度も…何度も天気予報とにらめっこしても雪は望めない予報。雨の方に軍配がある様子。
外張り→フライ。
ヤッケ・アウターシェル→雨具。
ワカンは自宅待機。と一部の雪山装備はまだまだ自宅待機。
かすかな希望と、もしものお守りにスコップを担いで雪を求めていざ、別山!!!
始まりは、いつも通り天王寺・三国ヶ丘へ。
多賀インターはもうおなじみ。行きつけ状態。
あっという間に北陸道を経て一ノ瀬、そして就寝。
市ノ瀬~千振尾根~千振尾根避難小屋~別山~千振尾根避難小屋
雪はどこかな?
雪は…もしかして!?
雪は1mmもない!!
そうです。雪は本当に、どこにもありませんでした。
まぁ~今年はこんな冬です。と言い切られたところでしょうか。
来るべき時に備え、ビーコン教室が始まります。
スイッチON/OFFから始まり、SEND/SEARCHの説明。など。
模範・体験実技として、SENDモードからSEARCHモードへ切替え、探す一行。
実際の目星はついても、地中など何かの中に入ってしまうと、平行距離なのか、高低距離なのかを定めるのに一苦労。
真白で一面が雪景色の中、突然雪崩に巻き込まれたら…。
歩きにくい中で、標的を定めるのは本当に大変だなぁ~と感じます。
一方でお世話になりたくないけれど、遭難対策や体験でなら、雪がある山で是非とも埋没されてみたいなぁ~とも。
帰りの下りはサクサク、ラクラクで、雪がなく残念ではあったけれど、今後の雪ばかりの未来を思うと、こういう冬山の楽しみ方も贅沢なように思いながらの下山でした。
(SKM記)
<行動記録>
11/22 一ノ瀬6:20~千振尾根避難小屋10:30~別山13:20~千振尾根避難小屋15:00
11/23千振尾根避難小屋6:30~一ノ瀬9:10
山行期間 | 2015年10月24日(土)夜~25(日) |
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メンバー | SGY, KTYF, ABE, KWI, UZU, KIR, DTE, SKM, ISK, NKO, ASI |
山行地域 | 蓬莱峡~宝塚 |
山行スタイル | アイゼンワーク、担荷 |
75期Bチームの第一回目アイゼンワークです。
いよいよ、今回から冬山のトレーニングが始まりました。場所は6月のクライミングトレーニングと同じ蓬莱峡です。
前夜泊のため、21時に宝塚駅に集合して最終のバスで現地に向かう予定でしたが、本日からバスダイヤが変更されており、
最終バスは20時台。。。タクシーで現地に向かうことになりました。
朝食はKRAさんレシピの美味しい中華そば。肌寒い朝でしたが、本格的なダシの温かいそばをしっかり頂いて元気が出てきたところで、
朝7時からアイゼンワークのトレーニング開始です。 各自冬用の靴を履きアイゼンを装着します。
今回が冬用の靴デビューのメンバーも多いです。ピッケルの持ち方や基本的なアイゼン歩行について説明を受け、さっそくアイゼンワーク開始。
蓬莱峡の岩山を12本爪アイゼンでフラットフッティングで歩いていきます。 登って、降りて、登って、降りて、少し慣れてくるとアイゼンで脆い岩場を踏みしめる、
ザクッ、ザクッという音と感触が少し心地良く感じました。早く冬山に行きたい!
次にアイゼン装着の練習。手袋をした状態でヨーイドン。素早く装着できず四苦八苦。冬山に向けて無駄の無い装着が出来るようにもう少し練習が必要です。
ザックのパッキング講習の後、場所を移動して、次は“猿回し”の練習です。大屏風の緩傾斜の岩場を登って下っていきますが、靴が滑りそうでとてもスリリングです。さらに、しっかり踏ん張りながら下るので、太ももの筋肉を酷使して結構辛いです。。
アイゼントレーニングの後は担荷です。各自、ザックに石を入れて全員20kg超。私は控えめの22kg。なんとUZUさんは40kg!!
蓬莱峡を出発して、何箇所か渡渉を繰り返します。さらに歩き進めると徐々に急勾配となります。苦しい。。
道無き道(?)を登り詰めて車道に合流。しばらく車道脇を歩き大谷乗越からは六甲縦走路を宝塚に向かって歩きます。担荷開始から約3時間。塩尾寺で担荷終了。
宝塚駅まで歩いてトレーニングは無事終了。心地よい汗をかいた後は有志でビール! 次回もガンバリます。
(ISK記)
<行動記録>
アイゼンワーク 蓬莱峡 6:45~11:45
担荷 蓬莱峡11:45~大谷乗越14:00~塩尾寺15:15~宝塚16:00
山行期間 | 2015年11月7日(土)夜~8(日) |
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メンバー | KWI, SGY, ABE, ITN, UZU, SKM, DTE, NKO, ISK, ASI, KRA, BAN, MSD |
山行地域 | 屯鶴峯~大和葛城山 |
山行スタイル | アイゼンワーク、担荷 |
冬山に向けて2回目のアイゼンワークとなる屯鶴峯でのトレーニングです。
山岳会で「冬山のことを学びたい」と思っていたので、いよいよ「冬山練習が始まった」と、期待感と少しの緊張感をもっての参加となりました。
あいにくこの日も夜中から雨が降りだし、テントを打つ雨の音を聞きながら「雨の中での撤収か・・」と思いながら横になりました。
しかし、ラッキーなことに撤収時雨はやんでおり、早速冬靴を履きアイゼンを装着。2つのグループに分かれてトレーニング開始です。
真っ白な凝灰岩の屯鶴峯はやわらかい岩肌なのでアイゼンで歩きやすいものの、装着して歩くことに慣れていないため、妙に足幅を広げぎこちない歩き方です。
MSD会長、KWIリーダーのもと繰り返しの練習。足も体も変に力んでいるので短時間の練習でも疲れてしまいました。
そして、その後はダイトレ北入口から入山し、大和葛城山までの担荷トレーニングです。少し登りだしところでお決まりの石集め!!
歩きだしからそこそこのアップが続き、11月にしては気温も高く、雨が降り出し、レインウェアを着ると一段と暑くて汗が流れてきます。
コースはアップダウンの繰り返しでコースタイムは約6時間。個人個人で担荷の目標や計画があり、担いでいる重さもマチマチなので進む速さも違ってきます。
大和葛城山からのロープーウェイの最終便が17:00なので、少しゆっくりな進み具合に、中盤からは時計を気にしながらの歩行となりました。
そして、このままだと間に合わないかもしれないとリーダーが判断し、岩橋山で「担荷解除」の声が・・・少しうれしい気持ちになり迷わず石を捨てました!!
そこからもアップダウンは続き、最後の急登階段は“ヨシッ、あともうちょっと”と気合をいれて登るものの、終わったと思いきやまた階段。これで最後と登りきって歩くとまた階段。
えーーーまだ階段ある!と思わず叫んでしまいました。
今回の担荷は歩きごたえあり、下山後は疲労感を味わえる充実の山行となりました。
ただ、汗と雨で着用していたベースレイヤーがびしょびしょになり、止まると一気に体が冷え、そのままだと震えるほどでした。
ウール素材のベースレイヤーだったとはいえ、ポリエステル素材混紡だったのが原因なのかウェアを見直す必要を感じました。
(BAN記)
<行動記録>
アイゼンワーク 屯鶴峯 7:00~9:40
担荷 屯鶴峯9:40~二上山11:25~岩橋山14:30~葛城ロープーウェイ山上駅16:50
山行期間 | 2015年10月9日(金)~11日(日) |
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メンバー | SGY,ITN,ABE,KNS,YMS,SKM,DTE,KRA,ISK,NKO,UZU |
山行地域 | 尾瀬 |
山行スタイル | ピークハント |
10月に入り、秋山の山行、少し遠出の尾瀬に行ってきました。
尾瀬第二駐車場に着き、準備を整えてすぐにバスに乗り、鳩待峠へ。
山行が開始してすぐ、紅葉がちらほら。
川のせせらぎも相まって、豊かな情景がずっと続いていきます。
翌日からの天候が雨の予報だったので、予定を変更して1日目に燧ケ岳に登ります。
行けども行けども山頂にはたどり着かず、山頂かと一見思える場所は実は山頂ではなく、
という少々過酷な山行。しかも頂上付近は、積雪が有ったようで残雪が残る状態。
風もぴゅーぴゅー吹き、寒さもなかなかのもの。
けれども、全員無事に、登頂することができました。
一日目の泊まりは急ぎ足で燧ケ岳を降り、
尾瀬沼キャンプ場へ。
到着時刻が遅く、キャンプ場の受付では、「遅かったね。」と言われ、心配をおかけしました。
そこからご飯を作って、みんなでガヤガヤ。
秋山山行の夜は更けてゆくのでした。
二日目は予報どおりの雨。
山ノ鼻キャンプ場を目指していきます。
この日は尾瀬沼をゆっくり見て回ったのですが、
それはそれは自然と人が住む境界の歩いているようで、
木道に常設されてある熊鈴が在ったり(熊が出るとのこと)、
注意が必要なところも在りましたが、
「こんなに豊かな場所が在るのか?」
と幾度も自分の心象風景と重ね、自分との対話がじっくりできる時間でした。
早々にキャンプ場につくことができたため、
メンバーの一人より「至仏山に登ってはどうか?」という提案がリーダー陣に出されました。
リーダー3人での話しの結果、至仏山に登ることに。
当初の予定を縮めることについては、私自身は「もっと尾瀬を味わいたいのになあ」という思いも有りましたが
、確かにテントを張って休むには早い時間。
今、振り返れば、時間が有るなら、周辺散策もできたかなと振り返ります。
が、この時は、早い話の展開で止む無くの合意が生まれ、そのまま至仏山に登ることになりました。
至仏山の山頂への過程は、自分としてはかなり厳しい行程でした。
自分のペースではなく、リーダー1人のペースにあわせ、登っていくことが、とても辛かった。
まさにトレーニングでした。
山頂についてからも、パッキングの不備から、遅れを取ることがあり、
「このままで冬山に行けるのだろうか?」と不安を口に出してしまうこともありました。
けれども、チームとして出した短縮案と、それに向かう全員の勢いで、私も力を出して、
無事にその日に第二駐車場まで降りることができました。
帰りの温泉とご飯は、足を引きずりながらの急速でした。
初の尾瀬で感じた、尾瀬沼の懐の深さ、また味わいたいと思っています。
(NKO記)
*行動記録
10/10
鳩待峠8:00→山ノ鼻キャンプ場8:45→龍宮小屋10:15→見晴10:55→沼尻12:30
→燧ヶ岳15:30→尾瀬沼キャンプ場18:10
10/11 尾瀬沼キャンプ場6:20→沼尻7:50→見晴9:25→山ノ鼻キャンプ場11:40→至仏山14:55→鳩待峠17:20
山行期間 | 2015年9月25日(土)夜~27(日) |
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メンバー | ABE, KTF, SGY, KWI, DTE, KIR, UZU, SKM, NKO, YMS |
山行地域 | 木曽駒ヶ岳 |
山行スタイル | ピークハント |
中央アルプスの最高峰である、木曽駒ヶ岳に行って参りました。
前夜22:30に離阪し、真夜中に道の駅・花の里いいじまで仮眠。
早朝に起床し、菅の台バスセンターへ向かいました。
紅葉シーズンでもあり、バスに乗る長蛇の列を想像してドキドキしていましたが
、臨時運行のバスが随時でていたため、待つ事なくスムーズに乗車することができ一安心。
北御所登山口で下車し、6:45登山開始。(ここで降りていたのは我々のみでした。)
砂利道を小1時間ほど歩き、蛇原沢登山口に到着。衣服調整等ととのえ、山へ入っていきます。
ここからなだらかな登りが続くのですが、何故か既にしんどい。
ゆっくりと歩をすすめながら、清水平、うどんや峠へ登って行きます。
その時点で前の方達とだいぶと差が開いており、休憩地点ごとにお待たせをするという繰り返しでした。
途中、UZUさんが私の食料を持って下さり、荷物が少し軽くなった分、尚更頑張らなきゃ!と再出発。
ザックの担ぎ方を改めてDTEさんKTFさんが教えて下さったりし、身体が少し楽になった気がしました。
日も出てきてぽかぽかと暖かく、次は睡魔との戦いが・・・「ここでテントを張りましょう~」という誘惑にも負けず、A
BEリーダーは進みます。(さすがです!)
7合目舟窪で小休憩をとりながら、撮影会をしつつ木曽駒の紅葉を満喫。8
合目を過ぎたあたりから、ロープウェイで登ってこられた登山者の方々をみかけるようになりました。
SGYリーダーもおっしゃっていましたが、便利なロープウェイを個人山行なら絶対使ってしまうと。
そこを今回は、自分たちの足で登って来れたんだなと思うとすごく嬉しかったです。
14:20木曽駒ヶ岳キャンプ場到着。まだまだ日は明るい中、晩ご飯。疲れた身体に暖かいミートソースが染み渡りました。この日テントの中から見た月は、今までで一番近くて白くて大きく綺麗で感動・・・!
翌朝、真っ暗闇の中、ご来光を見るため、宝剣岳へ向かいます。
ヘッドランプの光を放ちながらゴツゴツとした岩の宝剣山をよじ登って行く皆の姿が、冒険家のようで印象的でした。
2日目も好天に恵まれ、景色を堪能しながら下山。
今回の山行では、体力不足をすごく感じ、反省点も多々ありましたが、2日間ともよいお天気で、山の中腹からみる紅葉は素晴らしく綺麗でした。
また来年も更に体力をつけ、アルプスに行きたいです。 (YMS記)
山行期間 | 2015年9月11日(土)夜~13(日) |
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メンバー | ITN, SGY, ABE, UZU, ASI, KRA, YSZ |
山行地域 | 白山 |
山行スタイル | ピークハント |
秋山の第1弾山行は、富士山、立山と共に日本三霊山と言われる白山です。
前日まで大雨をもたらした台風18号の影響が心配されましたが、初日は晴れ、夜半から風が強くなり、2日目は天気が崩れる予報となりました。
金曜の夜、2班に分かれ大阪を出発し、市ノ瀬駐車場にて幕営する。
翌朝、リーダーより天気を考慮し、当初の予定コースであった2日目のお池めぐりを天気の良い初日に登るため、ルート変更の説明がありました。
市ノ瀬よりバスに乗り込み、登山口の別当出合に到着、下山予定だった砂防新道より登山開始です。
爽やかに晴れ、風が気持ちのよい天気に、美しい吊り橋を渡りながら、心はおどります。
登りが続き、途中の甚ノ助避難小屋で休憩です。
小屋外部壁面の2階付近にかかっているはしごは、冬には、そこまで積雪が有り、小屋に入る時に使用するのだとSGYリーダーが教えてくれました。なるほど。
ここからは眺めも良く、台風が空のゴミ掃除をしてくれたので、今日は、空気が澄み、空の色も木々の緑も鮮やかです
この後、南竜道に入り南竜山荘キャンプ場へ向かいます。
途中からは、視界が開け、緑の草原と木道、青い空に山荘の赤い屋根が映えた景色で、静かな、和む風景でした。
キャンプ場に到着し、あっという間に幕営しアタック装備で山頂を目指します。
展望新道にはお花畑があり、花のピーク時期は終わっていましたが、まだ道中には何種類もの花が咲き、目を和ませてくれます。
ITNリーダーが、都度、花の名前を丁寧に教えてくれます。なのに全然もう名前を覚えていません!すみません!!
途中のアルプス展望台にて休憩です、ここからの眺望がまた素晴らしく、東に遠くアルプス連峰がくっきりと見渡せます。
いまだ噴煙を上げている御獄山もはっきり見え、みんなで地図を広げ、あれは立山だ、などと盛り上がります。
気持ちのいい休憩タイムでした。
室堂に到着し鳥居をくぐり、御前峰を見上げます。
夏の最盛期も過ぎ登山者がさほど多くなく、周囲はのんびりした穏やかな空気が流れています。
天気にも恵まれボーと景色を眺めているだけで、うれしい。
25分ほどで御前峰の山頂に到着。独立峰ゆえの広大な展望で、北アルプスや八ヶ岳など見渡す限りの大絶景が広がっていました。
ここから、7つの火山湖を巡ります。
右手に剣ヶ峰を眺め、足場の悪いガレ場を下り、透き通るような藍色の紺屋ヶ池、湖面の美しい翠ヶ池とめぐり。
大汝峰を目指します。
山頂で全員揃って記念撮影をし、ここでは私たち以外、人は居なく、のんびりと各自、思い思いに休憩を楽しみました。
私は、おもわず気持ちよくて仰向けになってしまいました、時が止まったような静けさと、抜けるような澄みきった空と遠く山々の雄大な景色は、いつまでも寝転んでいたいと思わせてくれる贅沢な時間でした♪
万年雪に覆われた千蛇ヶ池なども廻りながら室堂へ戻り、夕方までにテント場に到着しました。
今回の参加者は7名でしたので、一つの木製テーブルをみんなでギュっと挟んで、外でお茶を飲み雑談し、夕食を食べるのも楽しいひとときでした。
夜半から予報通り、風が出始め、翌朝からは小雨となりました。
が、前日のリーダー陣の適切な予定変更のお陰でメインのお池めぐりと絶景は堪能しましたので、ガスって景色は見えませんでしたが、心置きなく下山出来ました。
そして、優しくて愉快なリーダー陣と75期の仲間たちの、暖かいフォローのお陰で山行を楽しく終える事が出来ました!
いつもありがとうございます。
(YSZ記)
<行動記録>
9/12 別当出合6:10→甚ノ助避難小屋8:00→南竜山荘キャンプ場8:55~9:25→室堂11:10→御前峰11:55→大汝山13:00→室堂14:05→南竜山荘キャンプ場15:20
9/13南竜山荘キャンプ場5:15→黒ボコ岩6:15→殿ヶ池避難小屋6:55→別当出合9:00
山行期間 | 2015年8月12日(水)夜~16(日) |
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メンバー | KTYF, SGY, ABE, ITN, DTE, KRA, SKM, UZU, BAN |
山行地域 | 夏合宿・薬師岳~水晶岳 |
山行スタイル | 縦走 |
8月12日
21時30分 大阪を出発、天気予報は残念ながら雨です。
8月13日
4時 有峰林道ゲート前に一番乗り。ゲートの開く6時まで、車で仮眠します。夜が明けて振り返ると、やっぱり後ろの車もせっかちな大阪ナンバーです。
7時5分 折立登山口出発。次第に強まる雨の中、太郎平小屋に到着、10時45分。
薬師峠に13時までに着かなければ、薬師岳登頂はお預け、とのCLの判断に、全員必死で薬師峠を目指します。
11時5分 無事、薬師峠に到着。このとき雨はすでに、本格的に降り出していました。大急ぎでテントを一張り設営、アタック装備に切り替えます。
11時30分 薬師岳ピークを目指して出発。登山道には雨が流れて、まるで川です。沢登りをしているよう。16時の天気予報に間に合うように下山しなければ。気持ちが焦ります。
薬師岳山荘手前のあたりで、頭がぼんやりして足がもつれてきました。しばらく息も上がりっぱなしです。山荘を通過、すみませんちょっと、歩けません。軽い高度障害が出てしまったようです。風雨も強く、標高は約2700メートル。稜線上で立ち止まっていては身体が冷えて危険なので、ツェルトをかぶってプチビバークしてもらうことに…。すみません。それでもツェルトの中は別世界のように暖かく、気を取り直して薬師峠を目指します。今度はオーバーペースにならないよう、落ち着いて。
13時35分 薬師岳登頂。風雨も強く、防寒着を来て写真を取ったら、早々に下山の準備です。15時、無事薬師峠の幕営地まで下山。濡れてしまった防寒着は、シュラフに入れて寝ながら乾かします。
8月14日
4時起床。雨は一晩中やまず、K5テントは浸水した様子。雨の中、重い気持ちと足取りで薬師峠を黒部五郎方面に向かって出発、5時15分。今日の目標は、13時黒部五郎小屋キャンプ場、16時の天気予報までに三俣蓮華キャンプ場。
7時20分北ノ俣岳、8時10分赤木岳通過。ほんのつかの間雨が上がって明るくなったと思うと、すぐにまた降り出して、視界はずっとゼロです。体調の思わしくないメンバーの前後で、パーティが二つに分かれがちになります。立ち止まると、風で非常に寒さを感じます。
10時50分 黒部五郎ピークとカールの分岐。稜線ではなく五郎カールを歩くというCLの判断で、アタック装備で黒部五郎岳までピストン。
11時15分黒部五郎登頂。何も見えません。ザックをデポした分岐まで戻って、カールを下ると、11時30分。今日中に三俣蓮華を越すのは、絶望的に思われます。
カールを歩いていると、時折霧が晴れて視界が開ける時があり、一瞬垣間見るだけでも、巨大な岩がごろごろ転がる五郎カールは、本当に素敵なところだと分かります。晴れていたらなあ、晴れた日にまた来よう、と何度もつぶやきながら、黒部五郎小屋を目指します。
14時5分 黒部五郎小屋キャンプ場到着。案の定、三俣蓮華は明日に持ち越しというCLの判断。キャンプ場では、高天原からの行程が予定より早く進んでいるMチームのメンバーと遭遇。「なんでいるの?」と言われながら、こんな山奥で出会えた嬉しさに、疲れも吹き飛びます。一緒に記念撮影。
8月15日
4時起床。ついに、待ちに待った晴天です。
5時20分出発、やっぱり朝の支度は1時間以上かかってしまうけど、昨日は姿の見えなかった黒部五郎を振り返りながら、三俣蓮華岳、順調に登頂。7時10分。
三俣山荘8時、冷たい水を汲みます。
鷲羽岳9時30分。順調です。太陽の下で北アルプスの雄大な光景に囲まれていると、こんなにも足取りが軽いのかと、昨日までの真っ白な世界が夢だったような思いです。南に槍穂高の稜線を眺めながら、昨日までの重い足取りは嘘だったかのようです。
10時30分ワリモ北岳。前方には水晶岳。だんだんと、「行けるんじゃないか…?」という思いがメンバーの中に湧いてきたところで、ほどなくワリモ北分岐。まだ10時50分。目の前に黒くそびえる水晶岳。このままスルーしていいのか?
満場一致で、水晶岳にアタック決定です。今回の合宿の中で一番険しいけど、一番美しい岩場を登る足取りは軽く、12時20分、水晶岳登頂。北には読売新道と裏銀座、南にはたどってきた縦走コース。北アルプス奥地の稜線パノラマは圧巻で、言葉もありません。二日間風雨の中をひたすら歩いたご褒美をもらった気分で、13時40分、再びワリモ北分岐。ザックを担ぎなおして今日の幕営予定地、雲ノ平を目指します。16時、雲ノ平到着。キャンプ場が見えてからの、木道の長かったこと。テントを張って、お茶を飲んでほっとします。
8月16日
2時起床。薬師沢をめざし夜明け前に下山開始。雲ノ平の風景は真っ暗で、何も見えません。いつか一日中ここでのんびりしてみたい。雲ノ平山荘から薬師沢は、暗くてじめじめ、苔がついてぬるぬると滑る岩の急な下りですが、みんなすいすいと下りていきます。
6時20分薬師沢小屋に到着。吊り橋をわたって、小屋の前で休憩。いつかここに沢登りや釣りに来たいな、とみんな思っていたことでしょう。ここから三回川を渡れば、太郎平までの登り返しが始まります。最後の登り、構えてしましますが、暑いだけでなんということなく、太郎山が見えてきます。初日に登ったのに、まったく姿の見えていなかった薬師岳の、今は全容が見えます。あんなに大きかったのか。
ここで唐突に駆け出した約2名は、ちょっと太郎山ピークまでピストンするようで、そういえばK君は、春合宿でも最後の最後に走っていましたね。冬合宿でも走るのでしょうか?他の者は、歩いて太郎平小屋に向かいます。
9時10分太郎平小屋着。今日も終日晴天、後ろには4日間歩いてきた縦走路が、360度見渡せます。この風景を全部歩いたんだ、と思うと、山岳会に入って初めて、自信が少しついたような気がします。ここから折立までは、ちょっと足に来てしまったメンバー先頭で、ゆっくり下山。13時30分、出発地点の折立に無事、帰ってきました。
大変な思いもしましたが、水晶岳からの展望は、全て帳消しにしてお釣りがくるものでした。皆の力で成功させた夏山縦走だったと思います。
(DTE記)
<行動記録>
8/13折立6:45→太郎平小屋10:45→薬師峠キャンプ場11:05~11:30→薬師岳山荘12:40→薬師岳13:35→薬師岳山荘14:55→薬師峠キャンプ場16:00
8/14薬師峠キャンプ場5:15→北ノ俣岳7:20→赤木岳8:10→分岐10:50→黒部五郎岳11:15→分岐11:30→黒部五郎キャンプ場14:05
8/15黒部五郎キャンプ場5:20→三俣蓮華岳7:10→三俣山荘8:00→鷲羽岳9:30→ワリモ岳10:30→ワリモ北分岐10:50→水晶岳12:20→ワリモ北分岐13:40→祖父岳15:00→雲ノ平16:00
8/16雲ノ平3:15→雲ノ平山荘3:40→薬師峠小屋6:20→太郎平小屋9:10→折立13:30