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尾瀬 ~秋山第3弾~1月 24, 2016

山行期間 2015年10月9日(金)~11日(日)
メンバー SGY,ITN,ABE,KNS,YMS,SKM,DTE,KRA,ISK,NKO,UZU
山行地域 尾瀬
山行スタイル ピークハント


10月に入り、秋山の山行、少し遠出の尾瀬に行ってきました。

尾瀬第二駐車場に着き、準備を整えてすぐにバスに乗り、鳩待峠へ。
山行が開始してすぐ、紅葉がちらほら。
川のせせらぎも相まって、豊かな情景がずっと続いていきます。

翌日からの天候が雨の予報だったので、予定を変更して1日目に燧ケ岳に登ります。
行けども行けども山頂にはたどり着かず、山頂かと一見思える場所は実は山頂ではなく、
という少々過酷な山行。しかも頂上付近は、積雪が有ったようで残雪が残る状態。
風もぴゅーぴゅー吹き、寒さもなかなかのもの。
けれども、全員無事に、登頂することができました。

一日目の泊まりは急ぎ足で燧ケ岳を降り、
尾瀬沼キャンプ場へ。
到着時刻が遅く、キャンプ場の受付では、「遅かったね。」と言われ、心配をおかけしました。
そこからご飯を作って、みんなでガヤガヤ。
秋山山行の夜は更けてゆくのでした。

二日目は予報どおりの雨。
山ノ鼻キャンプ場を目指していきます。

この日は尾瀬沼をゆっくり見て回ったのですが、
それはそれは自然と人が住む境界の歩いているようで、
木道に常設されてある熊鈴が在ったり(熊が出るとのこと)、

注意が必要なところも在りましたが、
「こんなに豊かな場所が在るのか?」
と幾度も自分の心象風景と重ね、自分との対話がじっくりできる時間でした。

早々にキャンプ場につくことができたため、
メンバーの一人より「至仏山に登ってはどうか?」という提案がリーダー陣に出されました。
リーダー3人での話しの結果、至仏山に登ることに。

当初の予定を縮めることについては、私自身は「もっと尾瀬を味わいたいのになあ」という思いも有りましたが
、確かにテントを張って休むには早い時間。
今、振り返れば、時間が有るなら、周辺散策もできたかなと振り返ります。

が、この時は、早い話の展開で止む無くの合意が生まれ、そのまま至仏山に登ることになりました。

至仏山の山頂への過程は、自分としてはかなり厳しい行程でした。

自分のペースではなく、リーダー1人のペースにあわせ、登っていくことが、とても辛かった。
まさにトレーニングでした。
山頂についてからも、パッキングの不備から、遅れを取ることがあり、

「このままで冬山に行けるのだろうか?」と不安を口に出してしまうこともありました。
けれども、チームとして出した短縮案と、それに向かう全員の勢いで、私も力を出して、
無事にその日に第二駐車場まで降りることができました。

帰りの温泉とご飯は、足を引きずりながらの急速でした。
初の尾瀬で感じた、尾瀬沼の懐の深さ、また味わいたいと思っています。
(NKO記)

*行動記録
10/10
鳩待峠8:00→山ノ鼻キャンプ場8:45→龍宮小屋10:15→見晴10:55→沼尻12:30
→燧ヶ岳15:30→尾瀬沼キャンプ場18:10
10/11 尾瀬沼キャンプ場6:20→沼尻7:50→見晴9:25→山ノ鼻キャンプ場11:40→至仏山14:55→鳩待峠17:20