山行期間 | 2015年10月9日(金)~11日(日) |
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メンバー | SGY,ITN,ABE,KNS,YMS,SKM,DTE,KRA,ISK,NKO,UZU |
山行地域 | 尾瀬 |
山行スタイル | ピークハント |
10月に入り、秋山の山行、少し遠出の尾瀬に行ってきました。
尾瀬第二駐車場に着き、準備を整えてすぐにバスに乗り、鳩待峠へ。
山行が開始してすぐ、紅葉がちらほら。
川のせせらぎも相まって、豊かな情景がずっと続いていきます。
翌日からの天候が雨の予報だったので、予定を変更して1日目に燧ケ岳に登ります。
行けども行けども山頂にはたどり着かず、山頂かと一見思える場所は実は山頂ではなく、
という少々過酷な山行。しかも頂上付近は、積雪が有ったようで残雪が残る状態。
風もぴゅーぴゅー吹き、寒さもなかなかのもの。
けれども、全員無事に、登頂することができました。
一日目の泊まりは急ぎ足で燧ケ岳を降り、
尾瀬沼キャンプ場へ。
到着時刻が遅く、キャンプ場の受付では、「遅かったね。」と言われ、心配をおかけしました。
そこからご飯を作って、みんなでガヤガヤ。
秋山山行の夜は更けてゆくのでした。
二日目は予報どおりの雨。
山ノ鼻キャンプ場を目指していきます。
この日は尾瀬沼をゆっくり見て回ったのですが、
それはそれは自然と人が住む境界の歩いているようで、
木道に常設されてある熊鈴が在ったり(熊が出るとのこと)、
注意が必要なところも在りましたが、
「こんなに豊かな場所が在るのか?」
と幾度も自分の心象風景と重ね、自分との対話がじっくりできる時間でした。
早々にキャンプ場につくことができたため、
メンバーの一人より「至仏山に登ってはどうか?」という提案がリーダー陣に出されました。
リーダー3人での話しの結果、至仏山に登ることに。
当初の予定を縮めることについては、私自身は「もっと尾瀬を味わいたいのになあ」という思いも有りましたが
、確かにテントを張って休むには早い時間。
今、振り返れば、時間が有るなら、周辺散策もできたかなと振り返ります。
が、この時は、早い話の展開で止む無くの合意が生まれ、そのまま至仏山に登ることになりました。
至仏山の山頂への過程は、自分としてはかなり厳しい行程でした。
自分のペースではなく、リーダー1人のペースにあわせ、登っていくことが、とても辛かった。
まさにトレーニングでした。
山頂についてからも、パッキングの不備から、遅れを取ることがあり、
「このままで冬山に行けるのだろうか?」と不安を口に出してしまうこともありました。
けれども、チームとして出した短縮案と、それに向かう全員の勢いで、私も力を出して、
無事にその日に第二駐車場まで降りることができました。
帰りの温泉とご飯は、足を引きずりながらの急速でした。
初の尾瀬で感じた、尾瀬沼の懐の深さ、また味わいたいと思っています。
(NKO記)
*行動記録
10/10
鳩待峠8:00→山ノ鼻キャンプ場8:45→龍宮小屋10:15→見晴10:55→沼尻12:30
→燧ヶ岳15:30→尾瀬沼キャンプ場18:10
10/11 尾瀬沼キャンプ場6:20→沼尻7:50→見晴9:25→山ノ鼻キャンプ場11:40→至仏山14:55→鳩待峠17:20