山行期間 | 2015年11月7日(土)夜~8(日) |
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メンバー | KWI, SGY, ABE, ITN, UZU, SKM, DTE, NKO, ISK, ASI, KRA, BAN, MSD |
山行地域 | 屯鶴峯~大和葛城山 |
山行スタイル | アイゼンワーク、担荷 |
冬山に向けて2回目のアイゼンワークとなる屯鶴峯でのトレーニングです。
山岳会で「冬山のことを学びたい」と思っていたので、いよいよ「冬山練習が始まった」と、期待感と少しの緊張感をもっての参加となりました。
あいにくこの日も夜中から雨が降りだし、テントを打つ雨の音を聞きながら「雨の中での撤収か・・」と思いながら横になりました。
しかし、ラッキーなことに撤収時雨はやんでおり、早速冬靴を履きアイゼンを装着。2つのグループに分かれてトレーニング開始です。
真っ白な凝灰岩の屯鶴峯はやわらかい岩肌なのでアイゼンで歩きやすいものの、装着して歩くことに慣れていないため、妙に足幅を広げぎこちない歩き方です。
MSD会長、KWIリーダーのもと繰り返しの練習。足も体も変に力んでいるので短時間の練習でも疲れてしまいました。
そして、その後はダイトレ北入口から入山し、大和葛城山までの担荷トレーニングです。少し登りだしところでお決まりの石集め!!
歩きだしからそこそこのアップが続き、11月にしては気温も高く、雨が降り出し、レインウェアを着ると一段と暑くて汗が流れてきます。
コースはアップダウンの繰り返しでコースタイムは約6時間。個人個人で担荷の目標や計画があり、担いでいる重さもマチマチなので進む速さも違ってきます。
大和葛城山からのロープーウェイの最終便が17:00なので、少しゆっくりな進み具合に、中盤からは時計を気にしながらの歩行となりました。
そして、このままだと間に合わないかもしれないとリーダーが判断し、岩橋山で「担荷解除」の声が・・・少しうれしい気持ちになり迷わず石を捨てました!!
そこからもアップダウンは続き、最後の急登階段は“ヨシッ、あともうちょっと”と気合をいれて登るものの、終わったと思いきやまた階段。これで最後と登りきって歩くとまた階段。
えーーーまだ階段ある!と思わず叫んでしまいました。
今回の担荷は歩きごたえあり、下山後は疲労感を味わえる充実の山行となりました。
ただ、汗と雨で着用していたベースレイヤーがびしょびしょになり、止まると一気に体が冷え、そのままだと震えるほどでした。
ウール素材のベースレイヤーだったとはいえ、ポリエステル素材混紡だったのが原因なのかウェアを見直す必要を感じました。
(BAN記)
<行動記録>
アイゼンワーク 屯鶴峯 7:00~9:40
担荷 屯鶴峯9:40~二上山11:25~岩橋山14:30~葛城ロープーウェイ山上駅16:50