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台高 本沢川本流 23年07月20日

山行期間 2023.7.16
メンバー OSM, UET, SZK, KMR
山行地域 台高山系
山行スタイル 沢登り

本沢川本流に沢登りに行ってきました。本当はこの3連休に赤木沢に行く予定でしたが、諸般の事情で予備に設定していた本沢川に行くことになりました。天気も良く、沢登りには快適な日でした。

筏場に駐車し、すぐに入渓しました。白倉又谷にはキャニオニングにたくさん来ているようでした。

屏風滝。水量が多く、左岸を少し戻ったところから登山道に上がり、入渓する。

黒倉又谷の分岐

泳ぐようにライフジャケットを持って行きました。水は冷たかったので、しばらく水に入っているとつらかったです。

釜之公谷の分岐

釜之公谷の分岐より少し上流に行って登山道に上がりました。下流に行って上がったほうが楽に上がれます。

下山にはヒルがいるので対策が必要です。

7:06筏場出発→8:45 屏風滝→9:06 黒倉又谷の分岐→10:27釜之公谷の分岐→10:53登山道に上がる(釜之公谷より少し上流)→12:00駐車地


小川山JAMJAM日記②

山行期間 2023/7/15-17
メンバー HND YMZ TKD YMO 会員外 Dte
山行地域 小川山
山行スタイル フリークライミング


三連休、YMZさん企画の小川山でした。

初日 マラ岩・妹岩
カサブランカ5.10b⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎1便目で無事RPしてホッとしました。

リード5トライ目でしたが、初めてHND会長に連れてきていただいた日から数えると、長い長い年月が経過しています。

そのカサブランカを1撃したTKDさん同い年後輩(とYMZさんは前回、オンサイトだったそうです!)

 

 

 

 

 

魂のフラッシュでした。ナイス〜

みなさん他にもレギュラー5.10c⭐︎⭐︎⭐︎・イレギュラー5.10d⭐︎⭐︎⭐︎とか、JECCルート5.10d⭐︎⭐︎⭐︎、届け手の平5.10d⭐︎⭐︎⭐︎、オレンジロード5.11b⭐︎、龍の子太郎5.9⭐︎、愛情物語5.8⭐︎⭐︎⭐︎などガシガシ登られていました。

 

 

 

 

 

ガシガシ

新人の若者YMOさんはとってもクライミングが上手なのですが、スラブのJECCルート上部で落ちて捻挫されました。残念。でも新人さんがJECCルートを登れるのがすごすぎませんか。私は10台のスラブまったく出来ません。

 

 

 

 

 

2日目
カモシカサイドロック方面へ行かれる皆さんと分かれて、ソラマメハング5.10.c⭐︎(スポートです)宿題回収目的で、TKDさんに付き合ってもらいました。3便目、渾身のRPで岩場を沸かせてきました笑

カサブランカに魂を抜かれた?TKDさんはなぜかソラマメハングで落ちて、テント場に帰ってからHND会長に弱小やなと散々いじられていました笑

その左に裏ジェットストリーム5.11b⭐︎⭐︎⭐︎(スポート)があり、TKDさんの目当てでしたが魂が抜けていた?ため1テンまでになりました。

 

 

 

 

 

どっかぶりから左壁をトラバースしていく超カッコいいルートでした!!また行きましょう

HNDさんたちは、

カモシカサイドロックのポケットマントル5.11a

ハコヤ岩の夏風5.9、Fucking Nut 10a
バードウォッチングロックのオオルリ5.9

などをガシガシ登っていた様子です。手数は強さに比例します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシガシ

最終日

マガラスラブの水曜日のシンデレラ5.11aを登りに行かれる皆さんと分かれ、HND会長とバードウォッチングロックへ。

オオルリ5.9⭐︎は5番サイズから狭まっていくとっても楽しいルートですが、私は半日で終わらず。写真は前日のHNDさんオンサイトです。

 

 

 

 

 

 

HNDさんは左のキビタキ5.10c⭐︎⭐︎に取り付きましたが、細いクラックが久しぶり、指も減っていたりで今回はバラしに終始されてました。また行きましょう♪

一方、水曜日のシンデレラ組は半日でRPならなかったらしく、石灰岩では二人ともオンサイトグレードなのですが、花崗岩の難しさ?でしょうか?

宿題いっぱい♫ですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DTe記

 


前穂高岳・奥穂高岳縦走 23年07月17日

山行期間 7月16日〜7月17日
メンバー SMD MNG MTD YSZ
山行地域 穂高
山行スタイル 縦走


 

 

 

 

当初7月の三連休で2泊3日の縦走を計画していましたが、メンバーの仕事の都合で2日間に行程を短縮し前穂高岳から奥穂高岳を縦走してきました。日程変更が功を奏して、雨にも降られず快適な山行となりました。

7月16日 曇り やや強い風

早朝に上高地に到着。メンバー1ヶ月ぶりの縦走でもあり、ゆっくりと岳沢小屋に向けて出発します。汗ばんできていた頃、名所風穴がありメンバー一同ありがたく涼みます。岳沢小屋のベンチでひと休憩。今年から木製ブランコが設置されており素敵な雰囲気です。ここから前穂高岳に向けつづら折の急登、重太郎新道を登り標高を上げていきます。山々は濃いガスに包まれてしまっています。前穂高岳では綺麗な景色を望めることを願いながら歩みを進めます。

紀美子平に到着すると多くのザックがデポされ、私たちも早速身軽になり前穂高岳へ向かいます。前穂高岳に登頂。残念ながら景色はまったく望めず記念撮影だけして紀美子平に戻りました。

 

 

 

 

 

吊り尾根を通り奥穂高岳に向かいます、ガスは相変わらず濃く、楽しみにしていたジャンダルムも姿を見せることがありません。

小さなアップダウンを繰り返しながら岩稜帯を進み山頂に到着。穂高岳山荘側からのグループ登山者で大賑わいでした。ここでも記念撮影だけ済ませてテント幕営地確保のために早々に穂高岳山荘に向かいます。穂高岳山荘に到着すると、すでに多くのテントで埋まっていましたが何とか4人用テント幕営の場所を確保できました。夕方に一瞬ガスが切れ、ジャンダルム、奥穂高岳、涸沢岳や表銀座の山々が姿を見せてくれました。見れて良かった!

7月17日 晴れ 無風

 

 

 

 

 

深夜に風が強くフライが飛んでしまうのではないかと心配でしたが、翌朝は素晴らしい快晴でした。早朝からご来光を拝むため奥穂高岳に向かっている人々のヘッドライトの明かりが綺麗に見えます。私たちは混雑を避けるため早めに下山を開始し、ザイデングラードを通り涸沢小屋に到着。雲一つない青空と雄大な穂高岳の岩峰、涸沢カールを眺めながらの休憩は気持ちがいい♪

 

 

 

 

 

ここからは特に危険箇所もなく、途中、残雪箇所を通り、澄んだ梓川を眺めてのんびりと下山。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上高地に到着、今日は綺麗に見えている奥穂高岳を河童橋から眺める、いつ見ても絵葉書の様な美しさ♪

久しぶりに素晴らしい北アルプスの風景も観ることができ、メンバーにも恵まれ楽しい2日間でした。

山行記録

初日

5時24分 上高地〜7時33分 岳沢小屋〜10時31分 紀美子平〜11時13分 前穂高岳〜11時51分 紀美子平〜13時45分 奥穂高岳〜14時40分 穂高岳山荘BC 到着

2日目

4時38分 穂高岳山荘BC 〜6時15分 涸沢小屋〜8時29分 横尾〜9時16分 徳沢〜11時14分 上高地


北八ヶ岳縦走

山行期間 6月10日〜6月11日
メンバー YSZ SMD MNG MTD
山行地域 北八ヶ岳
山行スタイル 縦走

しばらく山から離れていた会員で夏の北アルプス縦走を目指してます。まずは手始めにトレーニングがてら八ヶ岳に行ってきました。

当初の計画の時点では、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅から硫黄岳まで南下する予定でしたが、2日目が天候崩れることが予想されたため、コースを逆にし、天気の良いうちに稜線を歩くことに。

初日は、期待通りの天候!シーズン初めということもあり、翌日の天候もあり、人にあまり会わない日で静かな山行となりました。

初日のテン場は黒百合ヒュッテを予定してましたが、翌日の行動短縮のために高見石山荘まで足を伸ばすことに。

 

2日目は予報通りの雨で、粛々と歩く。似たような景色で一直線の直登が何度も出てくるが、粛々と歩く。

 

所感です。著者自身は、去年は休会していたため、久しぶりの稜線歩きになりました。稜線はやはり山の壮大さや静寂があり、独特な高揚感で日常から離れられた経験ができました。これから本格的に復帰してまた色々な山に行きたいと思います。

 

山行実績

初日

7時30分 美濃戸口駐車場 出発

10時 赤岳鉱泉

12時 硫黄岳

14時 根石岳

14時30分 東天狗岳

17時 高見石小屋BC

 

2日目

5時30分 高見石小屋BC 出発

7時30分 茶臼山

8時30分 縞枯山

9時 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 到着

 

MTD著


烏帽子左稜線 23年07月09日

山行期間 2023.7/23
メンバー ICH.S HYS
山行地域 小川山
山行スタイル マルチピッチ

烏帽子左稜線

以前同期が連れて行ってもらった時にぜひ行ってみたら良いと言われ、随分前から一度行ってみたいと思っていた。何度か予備案として計画していたが天候が悪く行く事がなかった。

今回は予備案ではなく、このルートを登るために計画した。

18ピッチのルート。

核心はクラックや大チムニー

18ピッチの長いルートの為、ロープワークもスピードが要求される

同期の頼もしい相方とならチャレンジ出来ると思い行ってきた。

まずは、冷たい小川山の渡渉から始まる。

睡眠不足でぼーっとした頭と身体が一気に目が覚める。

気合いが入って丁度良いかも。笑

1時間弱歩いて取り付きに。

相方が最近クラック頑張っているので、そっちを担当してもらい、私が奇数ピッチを行く事になった。

難しくはないが、朝一の1ピッチ目はやっぱり緊張する。

順調に進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前半部の核心は12ピッチのクラック。

綺麗に1本のクラックが入ってる。

相方が美しいフォームでカムを決めながら登って行く。流石。

 

 

 

 

 

すっきりしたまっすぐなクラック。

自分のハンドジャムを信じて登るが自分の手が信用できず怖くて仕方ない。

クラックの練習がもっと必要だ。

18ピッチのルート後半は、1ピッチ懸垂して1ピッチ登りまた懸垂するとか、めんどくさかった。

最後の大チムニー手前の16ピッチ目終了部は、右へのエスケープルートが明瞭だった。

今回烏帽子左稜線に挑戦する為に見た動画は、最後の2ピッチを登らずにここから下山している人が多かった。

すでに16ピッチ登り疲れているが最後の最後に核心…。

エスケープしたくなる気持ちがよく分かった。

ここで私達も大休憩。

相方にどうする?と聞かれたが、ここまで来て核心登らないとか意味わからん。もちろん行くでしょ!!

相方が前半クラック頑張ったので、後半の大チムニーは私が。

疲れ切った身体とチキンなハートにムチを打ち登る。

バックアンドフットでチムニーの半分くらいまで登る。

そこからが核心。

チムニーに入りすぎているのか?中盤からは、バックアンドフットで登るには狭すぎる。

何もなくフェース登りは出来ない。

バックアンドニーやらハンドやら、もがきながらずりずり少しずつ背中を上げて行く。

ここで6番のカムを使用。

少し安心。

 

 

 

 

 

ずりずりしながら這い上がってくとチムニー出口の左にハーケンが、ありがとう。

そこからは、チムニーから出て左のフェース。

出る所が少し気持ち悪いが、フェースが少し持ててホッと一息。

あとは、フェースのビクトリーロード。

やっぱり18ピッチは長かったが、また一つ行きたかったルートを登る事が出来て嬉しい。

お互い切磋琢磨し、もっと色んなルートに挑戦できたらいいな🎶

下山後は別山行で来ていた同期と小川山名物BBQ楽しかったな。


立山クレバスレスキュー&龍王岳東尾根 23年07月01日

山行期間 2023/6/23~6/25
メンバー SUM SZK DOIS DOIA YSD NKJ FKM TKH

クレバスレスキューの為、立山まで行ってきました。

雷鳥沢から沢を渡りすぐの斜面で2パーティに分かれて講習開始です。

本番のメンバー構成でちょっと緊張した空気感が漂っています。

①まずは墜落者を止めること。

②アンカーの構築。

③テンションの移動。

④引き上げ。

この行程を一人一人が順番に墜落者になり数回繰り返しました。私個人的な反省としては引き上げの際、マイクロプロテクションの向きを間違えてしまい、絶望的な気持ちになりました。「一番やったらあかん間違いやわ」落ち込む時間はありません。とにかく何回も繰り返し練習しました。しかし、テント場に帰ってきてみんなで楽しく夕食を食べているときもこの絶望感を引きずり、なかなか気分が晴れません。今もそのままです。

次の日は晴天のなか、龍王岳へ登りました。岩稜帯歩きのスキルアップの為です。一の越山荘でハーネス、ギア類を着ける。少し下ると取り付きです。目の前にそびえ立った岩山に少しビビりながらトップをいくDOIAさんの後ろを必死でついていきます。まず、階段状の岩場。特に問題はないがアタック装備といえども荷物を背負っているのでバランスが大切。

次は草付きのスラブ。ハイマツが広がる。邪魔に感じたり、枝をもたせてもらい感謝したりしながら進む。スラブは苦手。特に登山靴では恐怖。先に行くdoiaさんはスラブをぐいぐい行くが、私は横道のハイマツ帯に逃げる。1峰2峰3峰と続くがどれがそうなのかがよくわからないまま3点支持を意識して登っていく。このあたりは浮石が特に多くて、手の置く場所、足をのせる場所、落石をおこさないように意識してのぼる事、がとても大切だと思います。実際、私は落石をおこしてしまいました。すいませんでは済まされない事だ。しっかりしろ!私!

暑くて喉がカラカラ。水分をとりたいがザックをおろしてのんびりもしていられない。こんな時はザックの中に水の袋をセットしておいて、水をちゅうちゅうと飲めるハイドレーションがいいのかな。

つぎはフェースだ。ここでロープをだす。左にまけばフリーで登れるらしいが、今回はトレーニングの意味もあるのであえて使う。60mシングルロープ。担いでくれたのはDOISさん。ありがとうございます。そして見上げると、ちょっと古めのハーケンが見えた。うーん、少し高い位置やなー。トップを行ってくれることになったDOISさんはなんなく登りつめていかれました。続いて登るひとはタイブロックをセットして安全を確保して登っていきます。3番手の私は、2番手のYSDさんの登りをカンニングしました。

こういうところがまだまだ力不足で自分が情け無くなるところです。

全体的にはⅡからⅢ級ぐらいのグレードとの事。

山頂に着いてみんなで写真を撮って室堂まで歩きます。まだ、雪の残る道をあるきながら、今度は積雪期にまた来たいなーと思いました。

今回は学ぶべきことの多い山行でした。身体も疲れたけど頭も疲れました。

帰りはもちろんあのお寿司屋さんで美味しいお寿司をいただいて帰りました。

皆様、お疲れ様でした。

TKH記


春合宿 小豆島拇岩赤いクラック 23年06月20日

山行期間 22023.5
メンバー MTR、STR
山行地域 小豆島
山行スタイル クライミング

予定していた穂高縦走が中止となり壮太郎と2人で海を渡って小豆島に向かった。

予定よりフェリーの到着が遅れてテン場を確保していたら

初日に予定していた赤いクラック登攀の時間がなくなり

吉田の岩場でフリークライミングで明日の為にウオーミングアップとした。

スラブを中心に登った。ゲレンデは2人だけで貸切。

1人6本づつ登り、ほどほどにして景色のいい浜辺でBBQをして栄気を養い明日に備えた。

2日目

5時半起床、7時出発。朝ごはんを海を見ながら気持ちよくのんびりと過ごしました。

8時、赤いクラック取付き到着

じゃいけんで壮太郎から登ることとなる。

1P 5.9 ,壮太郎赤いクラックを登る。入会1年だが、かなり身のこなしがよくなって、しかも力強さも感じる。

スイスイ登って終了。

2P目 5.9 少し登って左へトラバース。

すいません。本来の終了点の2ⅿほど手前で切ってしまった。

3P目 5.9 残した2ⅿをトラバースしてもらってそのままP3に突入してもらう。

その為、途中のケミカルボルトで切ることになる。

3.5P目 短いのであっという間に終わる。

というわけで、革新のP4は壮太郎がいくことになる。つるべルールです。

4P目 5.9/A0 最後の乗り越す2手が難しい。でもアブミを使えばすんなりいくはず。

でも壮太郎はアブミを使いたくないらしい。素晴らしい。だが、

核心部、右から行けばいいのに、左からの攻める。

残念ながらテンション連発、結局、右からアブミで通過。

一息ついて最終の5P目へ

5P目 5.9 アブミをフル活用して直登。気持ちよかったです。

フォローで壮太郎も登頂。

4時間かかりました。

下山は、ダイレクトルートを偵察しながら下山。

ちょっと難しそう。

でも。壮太郎はピンとピンの間が狭いから大丈夫という。

1ピッチがけでも、登攀したかったが、懸垂中でロープが絡まり

登り返しで時間がかかりダイレクトルート登攀は次回の楽しみにする。

その日も、浜辺でBBQをして今後の山行計画を夜遅くまでミーティングし就寝。

翌朝も、のんびり朝食をとり、吉田の岩場にフリークライミン。

昼までクライミンを楽しみ、温泉に入って御飯をたべて

船に乗って帰りました。

楽しい小豆島クライミン合宿でした。

9月に、再渡航です。ではでは。

 


春合宿 明神岳東稜 23年06月02日

山行期間 5月3日〜5月5日
メンバー DOIS DOIA SUM TKH MTM YSD
山行地域 北アルプス
山行スタイル アルパインクライミング

2023年GWの春合宿は明神岳東稜。

予めタクシーを予約していたのでスムーズに上高地に到着。

明神館を過ぎた所を左に入り取り着きます。

 

ガレ場を登っていきますが行き過ぎた様でいきなりの薮漕ぎになる。うっすら踏み跡がある樹林帯に戻る。

樹林帯を抜けると次はひょうたん池を目指す。雪渓のトラバースでアイゼンを着けた。ひょうたん池迄の登りが地味につかれる。ひょうたん池は残雪で覆われていた。さぁここからが本格的なバリエーションになる。気合いが入ります。岩と薮のmixで歩き難い。登山靴では登り難い岩場もあって難しく感じる場面が何度かあった。少し残業になりやっとこさラクダのコルに到着。雪を掘ってテントが滑らない様に安全対策した。

 

さぁいよいよ2日目は核心部のバッドレスだ。

アイゼンを細かい岩の切れ目に入れて登るがなかなか登れない。先行で登ったDIAリーダーは流石だった。リードで登るのは怖かったと思う。技術的にもまだまだな自分だと思った。帰って又練習に励もう。

確保したりコンテで登ったりして進んでいくがなかなか思った様に進まない。誰もがそう感じていたかも知れない。

遂に明神岳主峰に着いた!かなり疲れていたが終わりが少し見
えてホッとした瞬間でもあった。

ここからは懸垂下降一回して奧明神沢のコルへ。第二の核心部でもある。数日前に悲しい事故があったばかりの奥明神沢なので神経を集中させて下る。安全を取ってバックステップで全員

降りた。途中で大きな落石があり非常に危険だったが、当たらなくて良かった.当たっていたら命はなかっただろう。


総合的に落石で緊張する山行となった。浮石が多くグラグラする岩ばかりで怖かった。もう少しパワーアップして又チャレンジしたい明神岳東稜になった。

リーダー、一緒に登った皆さんありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


大峰 前鬼川 23年06月01日

山行期間 2023.5.20
メンバー OSM, OKD, KMR
山行地域 大峰山系
山行スタイル 沢登り

何度か企画しては雨で中止になった前鬼川に久しぶりに行ってきました。前日に雨が結構降ったため、増水しているか心配しつつ入渓地点に行きました。

駐車地で準備していると早速ヒルがいました。雨上がりは活性しているのだろうか?

入渓すると、ちょっと水量が多いかなと思ったが、滝上の渡渉がある10mの滝までは行くことにした。

前鬼ブルー?前に行った時ほど青くは見えなかった。

10mの滝。水量が多い。左岸にロープがあり、そこを巻き上がった。滝上での渡渉が厳しいようであれば、ここで引き返すことにした。

ロープを出しても、危ないかもわからない。そのまま左岸を巻くとロープがあったのでそこから下りて、念のためロープで確保して渡渉した。

この後も通常の水量であれば渡渉できるところが、難しいためこれまで行った時より厳しいルートを取ることになった。

垢離取場。ここで装備を解除して、登山道を下山した。

前鬼は今回で4回目であったが、増水していると結構手ごわくなった。しかし、ロープで確保するなどいい経験になったのではと思います。

行動時間

6:25林道ゲート→6:40黒谷と前鬼川本流の合流→7:20 630m釜滝→7:55 650m左から枝沢→8:38 670三重ノ滝→10:04垢離取場→10:55峠→11:50駐車地


南紀 小口川 滝本北谷 23年05月25日

山行期間 2023/5/20
メンバー MZN、MTM
山行地域 南紀 小口川 滝本北谷
山行スタイル 沢登り


今年の沢始めは同期のMZNさんと南紀 小口川 滝本北谷へ行ってきた。

MZNさんとは以前から6月頃に一緒に沢に行きたいと話していたので、少し早いが南紀なら行けるかと思い誘ってみた。

今までは先輩に連れて行って貰っていただけだったが、ちゃんと自分達で経験してみたいと思い計画した。

 

夜大阪を出て、旧滝本小学校近くの空き地で仮眠。

朝一は水温が低そうなので少し遅めの出発。

アプローチも短く入溪地点は判りやすかった。

滝も何度か出てくるが、巻き道がしっかり有り判りやすい。

巻き道は前日の雨でぬかるんでいたので気持ち悪かったが、各所しっかりロープが有ったので問題無く通過できた。

 

全体的に距離も短く、滝やナメ床や巨岩帯等が有り色々と楽しめる良い沢だった。


滝本北谷 沢登り 23年05月24日

山行期間 令和5年4月22日
メンバー OSM、UTJ、OKD、KMR、MTST、TNK
山行地域 和歌山県新宮市
山行スタイル 沢登り

南紀の滝本北谷で沢登りをしました。

 

4月21日夜に離阪し、道の駅熊野川で仮眠。
翌日、滝本小学校跡地付近まで車で行き、林道を抜けて、6人で沢に入って行きました。
天気は快晴。
美しい谷で、沢山の滝やナメ床・ナメ滝が絶景!!
気が付けばお昼になっており、あっという間に遡行終了点まで到着していました。
遡行終了点である取水口堰堤から戻り始め、発電所の導水路伝いに滝本小学校跡地前まで戻りました。
とても美しい谷で、とても気持ちよかったです。
皆さん、お疲れさまでした。

慰霊の日 23年05月22日

山行期間 令和5年5月21日


去る5月21日、泉州山岳会慰霊の日におきまして、慰霊碑の除幕式ご法要が執り行われました。この日は会員の他、ご来賓や元会員の方達を含め、100名を超える方にご参加いただき、盛大に開催する事が出来ました。ご参加いただいた皆様には、ここに改めて御礼申し上げます

本来であれば3年前、慰霊碑の完成直後にご披露の予定でしたが、コロナ禍により開催はかなわず、今年になってようやくお披露目することができました。これからは毎年の慰霊の日にこの慰霊碑の下に集まり、安全登山を誓いたいと思います。


仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳 23年05月13日

山行期間 2023年5月2日(夜)〜5月4日
メンバー OSM、OKD、UET、TNK、MTS、KMR
山行地域 南アルプス
山行スタイル ピークハント


今春よりMチームにあがったお二人を加えて、春合宿に行ってきました。
メンバーの日程の都合により1泊2日の山行で、1日目に仙丈ケ岳、2日目に甲斐駒ヶ岳へのピークハントです。

通常、南アルプス林間バスは北沢峠まで運行しているのですが、残雪期はその手前の歌宿まで。
このバスはいつもプチ観光(山の紹介)をしながら運転してくれるので、個人的に大好きです。今回は道沿いに咲いている高山植物を教えてくださり、その間はゆっくり走行してくださるという優しさに触れました。

バスを降り、歌宿から北沢峠まで林道を歩きます。
地味に上っているのと、アスファルトなので地味にしんどいです。、

長い林道を経て、テン場へ到着。
今日は快晴で、登山日和。
登山客も多いだろうとテン場の心配をしていたのですが、意外と少なかったです。

テント設営し、出発準備。 ここで、メンバーの一人の足裏に水脹れができ靴連れしていることが発覚。残雪期の割には暖かい気温と長いアスファルトの歩行で、冬靴の中が蒸れてしまったのが原因と思われます。
靴擦れ用バンドエイドで処置をして、仙丈ヶ岳へ。

82期の二人が先頭を交代で歩きます。
登り始めは雪は全くなかったのですが、1時間ほど歩くとところどころ残雪がでてきて、雪の量が次第に多くなってきました。
凍っているところもでて、ちょっと怖いなっとなった時にアイゼンを装着。
ときどき踏み抜きながら、登っていきます。
テン場からおよそ3時間ほどで、小仙丈ヶ岳へ到着。
景色が綺麗。
富士山や鳳凰三山のオベリスク、御嶽山、乗鞍と名峰が見え、癒されます。


後ろを振り向けば、明日の目標の甲斐駒ヶ岳が見えます。
あれ? 雪がない。。。 バスから見えた甲斐駒ヶ岳にはしっかり雪が積もっていたのですが、南側はとけてしまっているようです。

そして、ここからは急登が続きます。 きつい。


坂を登りきったらピークが見えるかな?と思っては、新たな坂が出てくるという、山のあるあるを何度も繰り返し、やっと見えたピーク。 手前のカールをぐるっと回って、最後の急登を登り、無事にピークへ。

景色を堪能して、下山開始。
雪が溶けかかっているので慎重におります。
ある程度下まで降りると、雪と岩が交互に出てきて、アイゼンを外すタイミングがなかなか難しかったです。
リーダーからは下山も同じ道を通る時は、登りの時にどのあたりまで雪が積もっているかなど、下山のことを考えて登るようにとご指導がありました。

そして長い下山道を経て無事にテン場へ到着。

翌日は3時起きの4時出発。
昨日、登山前に靴擦れになったメンバーは山行中に症状が悪化し痛みがかなりあるとのこと。今日の山行は諦めテントでお留守番することになり、5人で出発。
林道を歩く時間とバスの時刻もあるので、8時になったら下山すると決めました。

登山開始から早々に道が凍結していて、何度も滑りそうになりながら歩きます。
しばらくして、樹林帯を抜け、視界がひらけたところにでて後ろを振り返ると、山の一部にモルゲンロートが。 美しい。

岩場を抜けると、急登が始まります。
昨日、かなり足を使い、体力、筋力のない私はすでに筋肉痛。
ベーステントで、2日続けて3000mはわかっていたものの、やはりかなりキツイ。 バテバテになってしまいました。

駒津峰に6時47分に登頂。

このペースでは甲斐駒ヶ岳に8時までに登頂することは難しいとのことで、ここで少しゆっくりして下山することになりました。

余裕のある時間にテン場へ到着。 ティータイムでまったり過ごしテント撤収。
無事に帰路につきました。

ご指導いただいたリーダー達、ご一緒いただたメンバーのみなさん。 ありがとうございました。


宝剣岳、雪上訓練 23年05月10日

山行期間 4/21夜~4/23
メンバー SUM、DOIS、DOIA、TKH、YSD、NKJ、FKM、MTM
山行地域 木曽駒ヶ岳、宝剣岳
山行スタイル トレーニングトレーニング


4/22(土)~23(日)で宝剣岳、木曽駒ヶ岳へ雪上訓練に行ってきた。

目的はクレバスレスキューの理解と練習の為だ。

 

4/21(金)夜離阪、菅の台バスセンター駐車場にて仮眠。

 

1日目

朝一のバス、ロープウェイを乗り継いで千畳敷に到着。

午前8時50分頃千畳敷出発で極楽平を目指す。

天気良く最高の気分だ。

極楽平でハーネス、ヘルメットを着けて宝剣岳を目指す。

冬の宝剣岳は初めてで少し緊張したが問題無く進めた。

宝剣山荘で少し休憩して木曽駒ヶ岳に移動、山頂下で2組に分かれロープにて滑落者を止める練習をたっぷりとして初日が終わった。

  

2日目

AM4時30分頃起床、テント撤収後千畳敷へ向かう、今日も朝から最高の天気だ。

  

 

千畳敷付近で、昨日の2組に分かれてクレバスレスキューのシステムの理解とクレバスに落ちた事を想定して、メンバーで話し合いながら何度も繰り返し練習し昼過ぎに下山しました。

 

いつも思うが、練習中は覚えていても後日思い出そうとすると忘れている事が多いので、

定期的に繰り返し何度も練習する事が大事だ。


雪彦山地蔵岳東稜 23年05月02日

山行期間 2023年4月29日
メンバー SUM,FKM,NKJ,MZN
山行地域 雪彦山
山行スタイル アルパインクライミング

地蔵岳へマルチピッチクライミングをしに行ってきました。

前泊をし、まだ薄暗い中ヘッドライトをつけてのスタート。

取り付きまで少し、さまよいながら1P目。

 

今回のメンバーは4人。それぞれ2人ずつ。

難所の3P目もザックが引っ掛かりながらもなんとかクリア。

ここを過ぎると気分もだいぶ楽に。

ただ、雨予報のため風が強い。寒い…

お湯を持ってきて正解でした。

地蔵岳の山頂で記念撮影。

休憩をしていると少し雨が降り出してきたので急いで下山。

 

 

今回は久しぶりのクライミングだったので、あまり力を発揮できませんでしたが、

次までにもっと登れるように練習しておかないとと反省。