山行期間 | 2023年2月23日(移動のみ)〜2023年2月24日 |
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メンバー | OSM、KMR |
山行地域 | 蔵王連邦 刈田岳 |
山行スタイル | ピークハント |
秋ぐらいにリーダーと山の話をしていて、リーダーは蔵王のモンスターを見てみたいと。私は大きな氷瀑を見たい。
行きたい方向が一致したので、かなり遠いですが、蔵王に行くことにしました。
お天気は残念ながら曇り予報。
蔵王は日本海の影響も受けやすく、冬季は曇りか雪がほとんどで晴れたらラッキーだそうです。
青空の下でモンスターに出会いたかったのですが、仕方ありません。
朝イチのリフトに乗り、登山口へ。
私たちはわかんを装着しましたが、他の登山者達の多くはスノーシューを使用していました。
傾斜はゆるやかなので、スノーシューで十分登れるそうです。
出発して早々にモンスターたちが出迎えてくれます。
今年のモンスターは1月の雨のため、一度溶けてしまって小さくイマイチとのこと。
それでも初めてみるモンスターに感動です。 (写真ではよくわからないですが、、) 景色を楽しみながら登ります。
楽しく登っていると、だんだんガスってきて雲行きが怪しくなってきました。
蔵王は特に目立つような地形がないため、遭難防止のため山頂までの道にポールを立ててくれています。
天気が良ければ2、3本先まで見えるそうですが、次のポールがやっと見えるというところまで、視界が悪くなってきました。
ポールとトレースがある限り迷うことはないだろうと、地図と確認しつつ先を進みます。
そして刈田岳山頂にある鳥居が見えました。無事に到着です。
雪にうもれている社におどろきです。今年はそれでも雪は少ないそうですが。
本来はそこから蔵王最高峰の熊野岳に行く予定でしたが、視界があまりにも悪いため断念。
下山してアイスガーデンに向かうことにしました。
下山始めて少し歩いたところで、大きな石碑がたっていました。
あれ?こんなところ通ったかな? 同じ道を戻ってるはずなのに、見たことない景色に不安を感じました。
リーダーも石碑は記憶にないとのことですが、方向も間違っていない。
一歩間違うと大変なことになるので、引き返してみることにしました。
確実な場所まで登り返し、GPSでも確認してみるとやはり道は正しかったのです。
風が強く、ガスっているとあんなに大きな石碑を見落とすのだと、雪山の怖さを知りました。
そのあとは視界もマシになり、無事にリフトまで戻ってこれました。
ここからは私が行きたかった氷瀑です。
アイスガーデンへの道はトレースも附票もあり、問題なく到着。
ついて、その氷瀑の大きさと美しさに思わず、「うわー。」と声が出ました。
メインの氷瀑には近づくこともでき、つららの大きさに圧倒されました。
メインの滝の横ではアイスクライミングをする人もいました。
山形の冬景色を堪能でき、雪山の怖さも経験でき、いい山行でした。