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笈ヶ岳23/03/30

山行期間 2023/3/24~3/26
メンバー SMA NGS DOIS DOIA YSD NKJ TKH
山行地域 両白山地 笈ヶ岳
山行スタイル 縦走 ピークハント

笈ヶ岳へ登ってきました。正直、あまり知らない山で、標高は1800mと少し。白山の近くにある山。その程度の知識しかありませんでした。ただ、藪漕ぎになるので、夏の登山はきびしく多くの人は残雪期に登るとのこと。

3/24夜に離阪。25日の朝4:00頃に一里野スキー場駐車場に車を停めて登山準備。まだ、真っ暗な中準備をしていると、闇の中に二つの光る眼。野生のキツネが警戒心もなく私達に近づいてきた。餌をくれると思ったのかな。過去に誰かが餌をやったのだろう。かわいそうに。。。

こんなところにいたら車にひかれてしまう事もあるかもしれない!ごめんね。人間代表として謝ります。。。

登り始めからきつい急登が始まる。予想通り雪が少なく藪やら泥やらで苦労しながら標高500mぐらいから1627mの冬瓜山までひたすら登る。途中から雪がでてきたけれども、なんとかツボ足で行くことができた。幕営地の冬瓜山ちかくまで来たところで荷物をデポしアタック装備で笈ヶ岳を目指す。ここからは特に雪崩の危険が増す。トラバースは間隔をあけて素早く通過。さらに標高を200m程あげて山頂を目指す。

尾根に出ると好天も味方し、素晴らしい眺めを堪能することができた。登っては下り、下っては登りを繰り返し(本当に心が折れました)山頂に着いたときは感動しました。そして後ろを振り返ると真っ白な白山が堂々とそびえたっていました。

幕営地に着いたのは18:00頃。テントを設営しながら見た夕焼けがとてもとても綺麗で

心に深く残っています。14時間行動で疲れが大きかったので早々に眠りにつく。

翌朝、予報通りの雨。5:00にテンバを後にし、ひたすら下山。駐車場についたときにはお風呂の事しか考えられなかった。

残雪期の登山は暑かったり寒かったり、雪だったり雨だったりで、着るものの調整や水分補給の加減など様々なことに対応しまければならない。これは経験で学んでいくしかないのかな。

今回は気温が高く雨の予報もあったので、カッパ、雨具のズボンでした。(直前に先輩方からのアドバイス有。感謝です!)

ふきのとうが咲き乱れていました。もう、春なんだな。

<行動記録>

3/25(土)  4:00 一里野スキー場p⇒11:00 冬瓜山付近幕営地1620mあたり⇒15:10 笈ヶ岳山頂⇒18:00 幕営地

3/26(日)  5:00 幕営地発⇒10:00 一里野スキー場p

記 TKH

以上