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ベリーアップダウン~烏帽子岳から船窪岳~ 12年09月24日

山行期間 2012年9月15~17日
メンバー NGS,KDR,NKZ
山行地域 北アルプス裏銀座
山行スタイル 縦走

「この区間を歩いたらつながるんだぁ」

新穂高から親不知までの北アルプス南北大縦走。

これで達成できるというKDRさんと一緒にこの稜線を歩いてきました。

 

1日目・・・まずはタクシーで高瀬ダムへ。

出発は、ダムの土砂運搬用トラックが36台通るというトンネルから。

トンネルをこえると濁沢です。

上部は崩壊が進んでいるので取っても取っても追いつかない。でも取ります。

水を汲んで、北アルプス三大急登のひとつブナ立尾根へ。

12から番号がついていて、減っていくのがありがたい。

ひたすら登ると烏帽子小屋です。

今日はここまで。小屋は満室とのこと。テント場もいっぱいでした。

夜は少し寒かった(寒いなんてひさしぶりっ)。

 

2日目・・・朝日を浴びて出発!

スラッと烏帽子岳

この辺りは砂礫でコマクサの群生地。夏の名残りの一株。

そして季節は秋へ。

何してるのぉ?

実りの秋・・・収穫中です。

きれいな四十八池ゾーン。癒されるぅ。

正面に南沢岳。

その南沢岳をこえると濁沢上部。

グリーンな高瀬ダムが見えてます。

そして、またしてもアップダウンの連続。

たわわなベリーちゃんが栄養源!(ファイト!)

すると、どんどん近づく剱立山連峰。

おおっと槍ヶ岳もみえました。

不動岳をこえると崩落は激しさを増す。

船窪岳まで鎖やハシゴの整備場所多数。ハンパじゃない。しかもアップダウン。

途中、小屋の方が道普請されていました。有難いことです。

鍛えに鍛えられてようやく船窪岳テント場に到着。

お水がおいしい!(ザレ場にある水場まで往復15分)

夜は台風の影響か風がぴゅーぴゅー強かった。

 

3日目・・・朝日をみに船窪小屋へ

雲海からご来光。

ガスの向こうに船窪小屋(ランプのすてきな小屋でした。こちらも満員だったそう)

ガスが晴れる・・・と朝日に輝く剱立山連峰。

ちっちゃい秋がいっぱいの船窪新道。

天狗の庭からの景色

(Q:高瀬ダムはどーこだ?)

こちらも急な樹林帯をトントン下って七倉ダムに到着。

マニアックなにおいぷんぷんのくるっとコース。

ぜひ静かに鍛えられてください。

 

そしてKDRさんおめでとう。

お次はどこですか?

 

 

 

 

 

 

 


赤木沢 12年09月19日

山行期間 2012年9月14日(夜)~9月17日
メンバー TRN、OKD、OSM
山行地域 北アルプス
山行スタイル 沢登り

 14日の夕方に立山方面がかなり雨が降っていたようで、3連休の天気もイマイチとの予報だったので嫌な予感がしていましたが、予想がはずれてこれ以上は望めないというぐらいの快晴でした。

 しかし赤木沢は有名なためか、ヘルメットやハーネスをなしで沢登りをやっている人(釣り師だと思います)がいて、今後事故などが増えてくるのではと心配な気もしました。

9/15

 折立の駐車場に空きがあまりないであろうと経験上予測をしていたので、14日の夜に有料道の入口に止めて車で仮眠とし、出発しました。予想どうり数台しか止める場所がなく、5番目以降に来た車は路駐でした。

 天気は快晴で、順調に太郎平に行きました。

 10時過ぎには薬師峠のテン場に着き、時間があまりにもあるので薬師岳に登ろうかどうか検討はしたのですが、明日のことを考えてやめることにしました。結果的にはこの後雨が降ってきたのでやめて良かったです。

 晩飯はOKDさんのパスタ。うまかった。

9/16

 4時半起床、天気は快晴、沢登りにはベストな状態です。

 

 薬師沢小屋に到着後、沢登りスタイルに変身。

 奥ノ廊下

 

 上流からとった写真ですが、水が冷たく出来るだけ沢に入りたくなかったので、初めは右岸をへつっていこうとしましたが、落ちるとまずいと思い、左岸をへつって水の中に入り突破しました。他パーティ(長崎から来た人達)も続きました。しかし写真右に赤い服を着た人が映っていますが、この人たちが釣竿を持ってヘルメットとハーネスなしのグループです。2番手の人が赤い服を着た人の辺りから数m下に落ちて、幸い怪我はなかったのですが、長崎グループのリーダーが厳しく注意していました。ほんと困った人たちです。

 ミニナイアガラ。ここでしばらく釣りタイム。30分ぐらい粘りましたが1匹も釣れず、あきらめました。

  

 奥ノ廊下を離れて、赤木沢に入りました。

  

  

  

 大滝に到着。滝の左岸すぐ横をロープを使って巻いているパーティがいましたが、私達は通常どうりの巻き道を選択。

 

 滝に登って二俣に分かれる所でティータイム。私達は右俣に行くつもりでしたが、左俣が本流なので間違えてそちらに向かうパーティーが結構いました。

 滝の上から。

 

  

 源流に到着。沢装備を解除。写真はわかりにくいですが、水が湧いています。

 草原。私達は沢筋を行ける所まで登っていったので、ハイマツの中をそれほどかき分けることはなかったのですが、早い段階で草原に出たパーティは私達より相当遅れていたので結構大変だったと思います。

  

 北ノ俣岳。稜線に出てから曇ってきました。暑くなくて良かった。

  

 テン場に戻ってから乾杯。夕食はチーズカレー、うまかった。

9/17

 さよーなら薬師岳(登ってないけど)。

 下山後、富山市内のスーパー銭湯に行って、すし玉とういううまい回転ずしに行きました。11時の開店前にはすでに並んでいて、私達が出ていくときには1時間待ちだそうです。時間を調べておいて良かった。

行動記録

9/15 7:00折立→9:50太郎平

9/16 5:00薬師峠のテン場→6:50薬師沢小屋→8:20赤木沢出合→10:50大滝の上→12:00源流地点→13:00北ノ俣岳と赤木岳の間の稜線→13:25北ノ俣岳→15:00薬師峠のテン場

9/17 5:45薬師峠のテン場→8:20折立


比良山系 白滝谷 12年09月07日

山行期間 2012年8月31日(夜)~9月1日
メンバー TRN、OKD、OSM
山行地域 比良山系
山行スタイル 沢登り

 比良山系の白滝谷に沢登りに行ってきました。経験の浅いメンバーだったので、初級コースとしてこの沢を選んだのですが、ほとんどの滝は直登できるし、巻き道もはっきりしているし、エスケープするための登山道がすぐ横にあるし、沢自体もきれいだったので、楽しめる沢でした。

 坊村駐車場から神社への橋を渡った所から明王谷に入渓しました。明王谷は泳がなければならない結構深い淵が多いなという印象です。

 すだれ状の堰堤です。左岸にはっきりした巻き道があってトラロープもあり、迷うことはないです。堰堤の右端にハシゴがかかっていたのですが、しっかり固定されているかわからなかったので、巻くことにしました。

 二ノ滝。

 三ノ滝。右岸を巻きました。ロープは使わなかったのですが、不安な人がいる場合はロープを使った方がいいと思います。直登も可能らしいですが、確認するために泳いで行かなければいけなさそうなので、やめました。たぶん滝の右側だと思います。

 口ノ深谷への分岐。

 右岸を巻くこともできたのですが、泳ごうということで泳ぎました。

 テーブル状の滝。

 左が奥ノ深谷で右が白滝谷。

 

 白石谷の分岐。奥に見えるのが布ヶ滝。

 岩の左下をくぐりました。

 ちょっと滑りそうな所がありましたが、直登可能です。

 

 白滝。直登もできるらしいですが、右岸を巻きました。メンバーによってはロープを出した方がいいかもしれません。

 2条15m、直登です。

 夫婦滝。ここで遡行を終了。

 夫婦滝の上が登山道になっているので、下山も楽で良かったです。

行動記録

6:00坊村駐車場→6:50三ノ滝→7:45口ノ深谷の分岐→8:10奥ノ深谷の分岐→9:40白石谷の分岐→10:20白滝→10:50夫婦滝→12:30坊村駐車場


葛川本流でスイムクライミング! 12年09月04日

山行期間 2012年9月2日
メンバー KKD,NKN,IGC,WKM,KTF,FJN,NKZ
山行地域 大峰・北山川水系
山行スタイル 沢登り

残暑のキビシイ今年の夏。

そんな時にはやっぱり沢に行かなきゃ。それもcool な沢。

ということで、葛川本流へ行ってきました。

上流の下葛川集落に車をデポして、遡行開始地点の田戸橋に移動。ライフジャケットを装着してGO!

急な斜面を下降して遡行開始。水量は少なめなよう。

だが、いきなり両岸が壁になる=泳ぎです。さすが。

S字淵70m

泳いで泳いで最後は富山からはるばる参加のFJNさんが突破!

「今日の目的は泳ぎです!」

それからも廊下が続きます。

孤高の写真家KKDさん撮影中

撮っていたのは『ミニナイアガラの滝』

 

次々出てくる淵&小滝をスイム&クライミングで突破していきます。

美しい。

癒される。

写真家は大忙しです。

「休憩。休憩お願いしまーす。」

 

しばらくすると空からぽちぽち落ちてきました。

が、

「もうぬれてるもーん」余裕のNKNさん

雨宿りの後、一ノ滝にチャレンジ!

泳いで

登る

エンジョイ!スイムクライミング!!

そのあとはナメも登場。きもちいい。

すると二ノ滝20mに到着。

おお、すごいなぁ。

ここでまたしても雨が降ってきた。

ここのところ西日本は大気の状態が不安定です。

しばらく雨宿りした後、すぐ上にある林道にぬける道をみつけたので遡行終了。

てくてく歩くうちにお空は青空。

きれいな青空。

 

折しも9月1日は防災の日。そして1年前の9月3日は、台風12号が紀伊半島を襲った日でした。

五條から国道168号線を十津川村へ向かいましたが、深層崩壊や土石流の爪痕が何ヵ所もみられ、

改めて自然の恐ろしさを感じました。私達の訪れた2日も追悼行事が催されたそうです。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに1日も早い復興を心から願います。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 


北アルプス 湯俣岳 12年08月27日

山行期間 2012年8月24日(夜)~8月26日
メンバー OSM
山行地域 北アルプス
山行スタイル ピークハント

 山岳会に入って山の温泉巡りをやりたいと思っていて、その第1弾として湯俣温泉に温泉を掘りに行ってきました。このような野湯に入るのは秋田県の川原毛大湯滝以来で、この時もそうでしたが温度調節が難しいですね。

 山ノ神トンネルの入り口。トンネルはヘッドランプなしで歩けます。

 高瀬ダム。斜めに線が入っている所が車道です。この上までタクシーが行ってくれます。

 

 ダム湖。

  

 名無避難小屋。わりときれいでした。すぐ横に沢があるので、水の確保もできます。

 高瀬川。

 

 湯俣温泉晴嵐荘のテン場に到着。本日一番乗りでベストポジションを確保。水もあるしトイレも小屋のを使っていいとのことでした。写真の斜め左上にある小さな水たまりが、宿の人が掘った温泉です。ここが一番いい湯加減でした。

 湯俣岳に向かって出発。温泉により明らかに水の色が変わっています。

 展望台から見た左が東電の調整池、右が天然記念物の噴湯丘がある所。

 

 湯俣岳に到着。真中が南真砂岳で、右が雲の中に槍ヶ岳が見えるそうです。

  

 テン場に戻った後、いよいよ温泉を掘りに出発。

 北鎌に向かう方面です。

 天然記念物の噴湯丘です。湯が噴き出しています。

 

 川の中からもなにやらきのこのような突起物が噴き出しています。

 

 私が掘った温泉です。30cmも掘れば限界です。スリッパは必需品です。お尻には座る用の石を置かないと火傷します。常に撹拌しておかないと今回は右半身だけ熱いです。混ぜていると適温でした。

  

 テン場に戻って晩飯の豚しゃぶしゃぶ、しめはうどん。これはうまくできた。

 宿の人が掘った温泉。夜に入ろうと思っていたら女性の団体さんが宴会を始めたので、あきらめて日本酒を飲みながら足湯にしました。

 26日は10時に葛温泉の高瀬館が入浴可能なので、それに合わせて下山。入浴後、ネットで見つけた信濃大町駅近くにある「こばやし」というソバ屋で昼食。めっちゃうまかった。この近くにある「豚のさんぽ」というラーメンやも評価が高かったのですが、12時前には並んでいました。今度ここにいこ。

 次は、高天ヶ原温泉か阿曽原温泉か本沢温泉に行きたいですね。

行動記録

8/25 5:40七倉山荘→6:50高瀬ダム→9:10晴嵐荘→11:20湯俣岳→13:00晴嵐山荘

8/26 6:10晴嵐山荘→7:00名無避難小屋→高瀬ダム→9:40七倉山荘


夏合宿 槍ヶ岳~北穂高岳縦走 12年08月19日

山行期間 2012年8月11日(晩)~14日
メンバー MSD(CL),KTF,KDO,MTU,IND
山行地域 槍ヶ岳~北穂高岳
山行スタイル 縦走


Mチームに上がり初の夏合宿として槍ヶ岳~北穂高岳を縦走して来ました。

に大キレットは以前から一度歩いてみたいと思っていたので「遂に!」といった感じで出発当日を迎えました。

ただ数日前から天気予報との睨み合いになりましたが…。

8/12 

予想に反して(?)青空の下、起点の新穂高ロープウエイ前を出発。

白出沢出合を経由して槍平小屋に到着、隣には雄大な牧場がありました。ここで少し休憩し、槍ヶ岳を目指します。

  

槍平小屋を出発してから一時間を過ぎたあたりから登りがきつくなってきました。

「千丈分岐点」で稜線側のルートをとります。しかし稜線に乗るとガスが出てきました。

   

槍ヶ岳山荘に到着。槍ヶ岳山頂には沢山の人が登っていました。

アルプス一万尺小槍の上~で♪

今日の幕営地である殺生ヒュッテのテン場を目指してここから少し下ります。

 テン場に着き早速幕営。いい陽気なのでテントの外で食事をしました。

    

そして明日の天気を心配しながら一日目が終了…。

 8/13 

午前3時起床。テントを撤収していると雨がポツリポツリと降ってきました。

今日はいよいよ大キレットを通過します。

まずは槍ヶ岳山頂に、ガスで何も見えません!

 (メガネが…)

 槍ヶ岳を降り、次は大喰岳を目指します。稜線に出ると何と下から強い風雨が降って来ました。

中岳を経て南岳に。

そしてここから大キレットの鞍部に向かってクライムダウンして行きます。

         

流石に濡れた岩はよく滑る為、慎重に一歩々手足を運びます。

 キレット前半はさほど危険箇所も無かったですが、後半は「長谷川ピーク」

「飛騨泣き」と言った危険箇所があるので気が抜けません。

    

   

 そして無事北穂高岳に到着。ここまで来ると全員ホッと…。

ここから今日の幕営地である涸沢ヒュッテを目指します。

テン場に到着。周囲にはまだこの様な雪渓が残っていました。

   

今日は雨も降っておりテントの中で食事をしました。

明日の天気はどうでしょうか…。

8/14 

夜中に雨がテントを叩く音で何度も目が覚めました。  

一旦は3時に起きたものの、雨が激しいので再度シュラフの中に…。

この日はザイデグラードで稜線まで戻り奥穂高岳に登った後、白出沢で下山する予定でしたが、天候が回復しそうにないので上高地側に降りる事にしました。

 出発直後はこんな雪渓の上を歩きながら…、横尾から徳沢を経て無事上高地に降りて来ました。

   

 皆さん、お疲れ様でした。

                                                                                                                                                                         (IND)


夏合宿 雲ノ平周辺の沢登り 12年08月18日

山行期間 2012年8月10日(夜)~8月14日
メンバー KTY、OSM
山行地域 北アルプス
山行スタイル 沢登り

 夏合宿に雲ノ平周辺の沢登りに行ってきました。合宿前半は天気が何とかもったので上ノ廊下の下降と赤牛沢の遡行はできたのですが、後半は崩れてしまいオプションとして考えていた祖父沢と赤木沢は中止となりました。

 充実した合宿でしたが、体力的には結構きつかったですね。

8/11

 有峰林道が6時に開門なので、7時過ぎに折立を出発しました。

 

 太郎平小屋の到着するころから雲行きが悪くなり、薬師沢小屋への下降中は雨がぱらついていました。

 薬師沢小屋から上流方面。おそらく赤木沢に行くであろうパーティがいました。

 ここから大東新道を通ってA沢の出合いまで下降しました。この道は増水時は危険ですね。

 A沢です。この写真の左にツェルトを張りました。

 A沢出合から左が上流、右が下流。

 

 夜、雨が降ったりやんだりしていたので、明日は無理そうな予感がしていました。

8/12

 前夜の予想が外れて、この日は快晴でした。いよいよ上ノ廊下の下降です。

  

 ここは滝はないのですが、注意しなければいけないのは徒渉ですね。

 立石奇岩

 

 立石奇岩を越えた所がこの日の核心でした。徒渉をするには流れが強すぎる。右岸を高巻いて行ったのですが、ルートを間違えていると判断して戻ってきました。結局、下の真ん中の写真で左岸(右側)をロープを出してへつっていきました。

  

 岩苔小谷の出合い。この日はここで泊り。

 ここは結構イワナがいました。虫の脱皮した抜けがらを川に浮かべただけで食いついてきましたから。

 

8/13

 天気はいまいちでしたが、いよいよ赤牛沢の遡行です。赤牛というだけあって岩が赤いです。

 赤牛沢。最初の滝は滑りやすそうな感じで、乾いている所を選んで登りましたが、雨で濡れていたり水量が多かったりするとちょっと厄介だと思います。その他ロープを出したところはあったのですが、特に難しいと感じるところはなかったです。

 

 稜線に到着。雨風が結構ありました。

 

 この後、温泉沢ノ頭から高天ヶ原温泉に行く予定でしたが、天候から温泉沢を下降するのが危険と判断して、水晶小屋を目指すことにしました。

 水晶岳

 水晶小屋にはテン場がなく、雲ノ平までは時間的に厳しいので、小屋に泊ることにしました。夜どうし雨が降ってました。

8/14

 雨。赤木沢の遡行は中止として、下山することにしました。

 雲ノ平

 

 雲ノ平にいた雷鳥の雄。

 薬師沢小屋から左が上流、右が下流方面。すごい濁流でした。

 

 太郎平小屋に近づくころから天気が回復し始め、無事折立に下山して、亀谷温泉に入って戻ってきました。帰りは大渋滞。

 今回の合宿はトレーニングを含めていい経験が出来ました。沢登りは夏の暑い中水に入って気持ちよさそうなイメージとは裏腹に、危険性や難しさを感じました。もっと経験を積んで安全な沢登りが出来るようにならないといけませんね。

行動記録

8/11 7:10折立→9:55太郎平小屋→12:00薬師沢小屋→13:00A沢出合

8/12 5:00出発→8:10立石奇岩→11:00岩苔小谷出合

8/13 5:00出発→5:15赤牛沢出合→6:15大崩壊→6:50二俣(左俣を遡行)→9:15稜線→10:20赤牛岳→12:30温泉沢ノ頭→13:40水晶岳→14:30水晶小屋

8/14 5:00出発→6:00祖父岳→7:00雲ノ平→9:10薬師沢小屋→11:10太郎平小屋→13:40折立


北山川水系 樫原谷 12年07月31日

山行期間 2012年7月28日(夜)から7月29日
メンバー KTY、OSM
山行地域 南紀
山行スタイル 沢登り

 合宿の最終トレーニングとして樫原谷に行ってきました。入渓点ですが、カーナビがないと暗いうちはわからないと思います。夜のうちに確認した後、道の駅のおくとろで仮眠をとりました。翌朝、そこから入渓点の少し手前に向かって左側に駐車スペースがあるので、そこに車を止めて出発しました。

 入渓点の写真です。下山後に撮りました。国道からすぐに入渓できます。

 入渓点の水量は少なく、その後立派な滝が現れてくると資料には書いてあったのですが、ここ最近の天気のせいか水が枯れている所が多かったです。下の写真が多い方でした。

 水がほとんどなく、滝がこんな感じです。

 

 上の右の写真が、おそらく遡行図で最後の15mの滝だと思うのですが、それを越えると杉の倒木だらけの中をひたすら登りました。

 禅舎ノ倉

 下山は禅舎ノ倉から樫原谷の左岸尾根を450m地点まで下り、そのまま入渓点まで続く尾根を下りるか、竹原の集落にある神社に下りるかを考えていたのですが、神社に下りて国道を歩いて駐車地点に戻りました。

 ここはヒルが結構います。塩スプレーが効果を発揮しました。

 水量が少なかったのは残念でしたが、ロープを出さなければいけないところが何ヶ所かあり、ロープワークの練習ができたことは良かったと思っています。

行動記録

5:10出発→11:00最後の15mの滝→12:00禅舎ノ倉→14:00竹原集落の神社→14:30駐車地


大台ケ原 東ノ川 12年07月25日

山行期間 2012年7月13日(夜)~7月15日
メンバー KTY、NKZ、OSM
山行地域 大台ケ原
山行スタイル 沢登り

 大台ケ原の東ノ川に沢登りに行ってきました。心配していた天気は、晴れ間も見られるぐらいで良かったです。しかし、とにかく厳しい山行でした。最後はフラフラになり、歩けないと何度か思いました。

 7/14

 大台山上駐車場から尾鷲辻に行き、尾鷲道を堂倉山方面に向かいました。

 ここから少し南に下ったところで、白崩谷を下降しました。

 下降の開始点です。写真で見るより、かなり急な下り坂です。

 とにかく、水がきれいです。

 大滝です。

 写真で見ると大きく見えませんが、20-30mはあると思います。これからでっかい岩の連続です。

 東ノ川の出合い。この時点では膝が疼いていました。厳しい下りでした。

 左が東ノ川上流方面で、右が白崩谷方面。

 

 ツェルトを張れそうな所に到着後、たき火をして宴会準備。夕食はほんとうまかったです。

7/15

 朝、川の音でアラームが聞こえなかったので出発時間が遅れましたが、ラーメンを食べて5時半ぐらいに出発。

 このでっかい岩の隙間を行こうとしましたが、ちょっと無理でした。

 やっと西ノ滝が見えてきました。スゲー。

 中ノ滝

 

 このあたりで、ほぼ体は限界にきていました。

 東ノ滝。やっと終わりそう。

 ヘッドランプを点けることなく、シオカラ谷吊橋まで到着。大変疲れましたが、合宿前の良トレーニングになりました。

行動記録

7/14 4:50大台山上駐車場→7:20堂倉山→8:10白崩谷下降地点→9:30大滝→13:20東ノ川出合→14:50テン場

7/15 5:30出発→14:50西ノ滝→18:40東ノ滝→19:10シオカラ谷吊橋→20:00大台山上駐車場


2012遭難対策研修会 12年07月11日

山行期間 2012/07/06発~08
山行地域 立山国立登山研修所
山行スタイル 遭難研修

今年も立山国立登山研修所で遭難対策研修会を実施しました。

今年は、行きの道中、雨の為北陸道が一部通行止めになるほど雨にたたられた研修会になりましたが、NSM、ARNリーダーの元、元気に頑張って研修会を受講しました。大いに成果も上がったと思います。

* まずはロープの結び方から

 

 

 

 

 

 

 

 

* 自己脱出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* 体育館に移動して60Kgのダミー人形の確保の実感を体験。想像以上の衝撃にびっくり。

* 翌朝の朝食風景。昨日残ったカレーを食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

* ザックを使っての搬送。まずは、危険な個所から安全な場所に移動することが大事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* 次は、シート搬送。長い距離を搬送する時つかう。

 

 

 

* ロープを使って担架を作る

 

* 渡渉技術。増水していなければ称名川で実際にやる予定でしたが・・・・。この技術を知っているのといないとの差は非常に大きいです。

 

 

 

 

 

 

 

* 総勢22名の参加でした。来年は、梅雨時を避けた方がいいかも?


大峰 滝川本谷 12年07月07日

山行期間 2012年6月30日夜から7月1日
メンバー KTY、TRN、OSM
山行地域 大峰山系
山行スタイル 沢登り

 大峰の滝川本谷に沢登りに行ってきました。大阪を出発時に結構雨が降っていたので、どうなる事かと思いましたが、小雨程度しか降らなかったので良かったです。

 30日の夜に笹ノ滝橋の駐車場まで行って、仮眠しました。ここから入渓点は直ぐです。

 笹ノ滝橋から見た刈安谷

 ここから笹ノ滝を見に行きました。

 

 本谷の出合いまで戻って、遡行を開始。

 6mの斜滝、左岸から巻きました。

 

 とにかくきれいでした。

  

  

 車が挟まってると書いてあった7mと15mの滝。車はなかったです。右岸から巻きました。

  

 不動滝

  

 左岸から車道まで登り、遡行を終了。ここにヒルいました。

 車道からの不動滝

 

 この上が赤井谷で釈迦ヶ岳まで登れますが、1泊2日コースになるのでここで終了。

行動記録

5:40笹ノ滝橋→6:00笹ノ滝→7:407mと15mの滝→8:00不動滝→8:50笹ノ滝橋


2012.6富士山御来光山行 12年06月23日

山行期間 2012.6.9(夜)~11日
メンバー MAT(CL),AMI(SL),KOD,MUR,
山行地域 富士山吉田ルート
山行スタイル 御来光山行


Mに上がって、71期生だけでの初の山行となりました。

目的は、日本一の山(^^)v富士山でビバークして山頂で御来光。

ビバークにあたり、かなり指導を受けて、やっと許可がいただけました~(^_^;)。
10月9日、20:50大阪を出発

翌2:30に同期の室野君が山梨で開業したアウトドアショップ『そらのした』に到着。

室野君の計らいで倉庫に泊めてもらう。再開を祝い軽く祝杯。のち就寝。

 

 

 

 

 

翌朝、6:00起床、吉田口5合目に移動。

高山病防止の為、5合目で3時間待機。朝食を捕りアイゼンを磨く。前日に遭難者が出たらしく、パトカーが何台も上がってきます。

Gチーム(御来光山行チーム)

 

 

 

 

 

10:00 気を引き締めガスの中、<(`^´)>登山開始。

高山病防止の為、休憩をたっぷり捕りながら登りました。

 

 

 

 

 

 

 

7合目までは、アイゼンなしで登れました。

アイゼン着用後も、硬すぎず、軟すぎず、結構歩きやすい!(^^)!。

体調不良の網谷君

絶好調の幸田さん

 

 

 

16:00 9合目の山小屋跡に到着。小屋は解体したままで石畳だけです。

ぎりぎり風をよけてテントを張る場所があるので、今夜はそこでビバーク(^_^;)。

雪をかき分け、テント床をつくっていると、オランダ人が一人で登って来ました。

 

 

 

 

かなり小さなザック。山頂の神社の中で寝るとか…、大丈夫ですかぁぁぁ~~(>_<)。

翌朝、山頂で会おうと約束をかわし見送る(T_T)。(残念ながら翌日会えませんでした。)

 

人の心配ばかりしてられません。きっちり幕営しないと命取りです。

張り綱を人工物にくくりつけピンピンに張る。なんとか出来ました(^^)v。でも…フライが張れません。

とゆうか、強風を想定してフライは最初から諦めてました。

晩御飯を食べ、雪で明日1日分の水をこしらえて19:00就寝。

 

2:00起床 朝食を食べて、昨夜、体調不良を訴えていた網谷君に登頂の意向を訪ねると待機を選択。

3:30 残り3人で山頂めざし出発。昨日のガスは、跡形もなく綺麗な空に一面の雲海。

間違いなく最高の御来光が拝めそう!(^^)!。

30分ほどで山頂に到着。奇跡的に風もないです。

4:25 いよいよ御来光。

興奮します。

「めっちゃきれ~~~。」「来てよかった~~~。」「富士山最高~。」

みんな各々叫んでます。

思わず拝んでしまいます。

万歳三唱と富士山合唱のあと、朝日を背に浴びながらカルデラを散歩。

天気はいいし、風は無いし、誰もいないし、すごく気持ちいい。

最高の登頂を味わい、テントに戻る。

テント撤収。名残惜しみながら下山開始。

9合目から8合目は、滑落停止訓練をしながら下山しました。

Gチーム富士山雪上訓練です(^^)v。

 

下山したのち、室野君とまたの山行を約束をして別れる。

お仕事がんばってください。大繁盛間違いなしです。

 

そして、残り3人も無事帰阪。

楽しかったねぇ~~~!(^^)!大成功~~~~(^^)v


神童子谷(犬取谷) 12年06月11日

山行期間 2012年6月9日(夜)から6月10日
メンバー KTY、TRN、OSM
山行地域 大峰山系
山行スタイル 沢登り

 夏合宿に沢登りを計画しているため、そのトレーニングで神童子谷に行ってきました。久しぶりの沢だったので、緊張しましたけど、楽しかったです。しかし、水がめっちゃ冷たかったです。

 林道の終わりから橋を渡って入渓点を探したのですが、その辺りに泊っていた人に、橋を渡らずにその右横から沢に下りて行くと教えていただきました。次に行く時は注意。

 5時過ぎにトガ瀬辺りで入渓。いきなり、まさかの泳ぎ。心臓が止まるかと思うぐらい水が冷たく、なかなか水から上がることができなかったのですが、TRNさんが上がれるポイントを発見。心臓発作を起こすことなく、全員脱出。

 へっついさん。KKDさんから腰まで水があると聞いていたのですが、前日の雨の影響か「また泳がなあかんのとちゃうか?」と思うぐらい水がありました。

 赤鍋滝。左岸のスラブから登りましたが、これが怖かった。右の写真の左下から真ん中まで伸びているクラックに指を入れて登ったのですが、しっかり掴めないのと足場が良くなかったので滑り落ちそうでした。

 

 続く2mの滝2つは水の量があまりにも多かったため左岸から巻きました。

 全身ずぶ濡れで震えが止まらなかったです。

 

 釜滝、左が犬取谷から右がノウナシ谷からの水。ここで休憩。結構魚がいました。ちょっと時間がかかりましたが、右岸から巻きました。写真左が下から、真ん中が巻きの途中から、右が上から撮ったもの。

  

 一ノ滝。左岸から巻き。

 二ノ滝。これも左岸から巻き。

 犬取滝。右岸から巻き。

 

 4mの滝。記録では右岸のルンゼに入って巻くと書いていたのですが、左岸から巻きました。どちらでも行けます。

 裏見の滝。これは支流です。

 ジョレンの滝。ちょっと見えにくいですけど2段になっています。右岸から巻き。

 二股を左の沢、次の二股を右に行くと稲村小屋です。素晴らしい原生林です。

 帰りはクロモジ尾根を下山。ちょっと歩きにくい尾根ですね。

 今回、高巻きは本当に怖いと思いました。ルートファインディングと落ちないように歩く技術を経験によって身に付けること、安全を確保するためのロープワークの重要性、合宿に向けていいトレーニングになりました。

行動記録

5:00入渓(トガ瀬辺り)→5:35へっついさん→5:50赤鍋滝→7:30釜滝→9:30一ノ滝→9:37二ノ滝→10:00犬取滝→11:15ジョレンの滝→12:20稲村小屋→14:15クロモジ尾根登山口


E.P.E.10周年岩湧山集中登山 12年06月08日

山行期間 2012年6月3日日曜日
山行地域 岩湧山
山行スタイル E.P.E.10周年集中登山

2012年6月3日日曜日晴

岩湧山にて泉州山岳会姉妹クラブE.P.E.創立10周年の記念行事の一環として、集中登山が実施されました。

総勢84名、岩湧山の頂上は、E.P.E.のメンバーで埋め尽くされました。わが現役チームも負けてはならじとぜんざいの接待をさせていただきました。

昨年の泉州山岳会の70周年に引き続き、E.P.E.が早くも10週年を迎えられたということは、泉州山岳会の底力を見させていただいた思いです。

 

*まずは、味見。

 

 

 

 

 

 

 

* 全部で7パーティー、全パーティーが表彰されました。

 

 

 

 

 

 

 

* あまりの人数なので、「おもち」が間に合いませんでした。お待たせしてすみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


山神社 12年05月29日

山行期間 2012年5月19日
メンバー KSM、OKD、ARK、OSM
山行地域 姫路
山行スタイル フリークライミング

 70期のメンバー4人で姫路にフリークライミングに行ってきました。4人がそろって山行に行くのは卒業山行以来初めてだと思うのですが、楽しく行ってきました。

準備中

70期No.1のクライマーKSMさん

 

クライミングになると燃えてくるARK君

 

ケガから復活中のOKDさん

みんなで記念撮影

また、予定が合えばどっか行きましょう。