山行期間 | 2019年6月1日(夜)~2日 |
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メンバー | OSM、DTE、TTH |
山行地域 | 比良山系 |
山行スタイル | 沢登り |
79期Bチームの沢登りの偵察を兼ねて、比良の白滝谷に行ってきました。曇っていたので、我々以外に沢登りはおらず、上半身が水に濡れるとちょっと寒かったです。泳いでまでは突破しようと思わなかったのですが、それなりには攻めるルートを取ったので、楽しめました。Bチームで行くときには、どこでロープを出すかなど、注意点を確認できたので、いい偵察ができたと思います。
Bチームでは行かないのですが、明王谷から入渓しました。
三ノ滝。泳いで行って、滝の全貌を写真にとる気にはなれなかった。
口の深谷との分岐の辺りで林道に上がり、白滝谷の入渓を確認。Bチームはここから入渓。
夫婦滝。白滝から上は、Bチームではルート取りは注意が必要です。
79期の皆さん、楽しみにしてください。
6:47坊村駐車場→7:25 305m堰堤(左岸巻き)→8:17 340m三ノ滝(右岸巻き)→11:30白滝→12:11夫婦滝→14:30駐車地
山行期間 | 2019年5月19日 |
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メンバー | M・B合同 |
山行地域 | 百丈岩 |
山行スタイル | 遭難対策訓練 |
Mチームになって初めての春の遭難対策訓練。そしてBチームの皆様にとっても初めての遭難対策訓練ですね^^今回初めて顔を合わすことが出来た皆様、これから宜しくお願い致します^^
訓練内容はやぐらを使用しての「確保訓練」
そして「自己脱出」と「搬送訓練」です。
私たちは前日に堡塁でクライミングしていたので百丈岩の近くで前泊。岩場で全くカメラを出そうとしなかったSKTさんとKSUさんが晩御飯場所に決めた西宮北口店の王将につくや否や、ゴソゴソとカメラを取り出し店舗を撮影し始めて、思わず「えっなんで!?(笑)」っと突っ込んでしまいました(笑)
カメラ出すこと間違えてません(笑)?!
SGYチームも不動でトレーニングされていたみたいなので、早朝からヤグラの設営を手伝いながら皆さんの到着を待ちます。資料を見ながら先輩方の指示のもと、私たち新人も出来ることを手伝わせていただきます。今後の事も考え、出来るだけヤグラの設営にも協力することが出来るように一つ一つ先輩方の作業を確認します。
8時10分、道場駅に当日到着のメンバー達と合流し春の遭難対策訓練スタート!!
先ずは全体で挨拶。そのあとはグループごとに分かれて訓練です。
私はベテラン先輩揃いのUZUチーム。私以外は在歴のなが~い大先輩ばかりです(苦笑)Sっ気の強いUZUリーダーは虐める相手が私だけで物足りなそう(笑)当日はめいいっぱい虐められる覚悟で、気合を入れて挑みました(笑)
大先輩に囲まれながらまずは確保訓練からスタートです。
アルパインクライミングでは支点に掛かる衝撃が強いと支点が飛んでしまう可能性が強いので、ロープを流しながら止める(ダイナミックビレイ)必要があります。自分と繋がっている荷重が人間では無く重石だと分かっていながら・・やはり手元でロープが流れていく感覚は慣れません。状況に応じて違うとは思いますが、本番で(ロープを流すべき状況で)果たしてロープを流すことが出来るのか?と問われると正直自信がありません。
次は自己脱出。Bチームの頃はただただ結び方や手順を覚えるだけで、なぜその結び方をするのか?一つ一つの工程の意味、理由を考えるまで理解を深める事は出来ませんでしたが、今では少しずつですが理解出来るようになって来たのでは無いかと思います。その為、次の工程がぱっと頭から飛んでしまっても落ち着いてゆっくり考えたら次の行動に移せるようになっていたことは、この1年で少し成長できたのかなと。
いやいや、M1年目で何を生意気な事を(笑)まだまだ修行させていただきます(笑)
事故の状況はその時々に応じて様々だと思います。負傷者に意識はあるのか?ザイルはどれくらい出てるのか?下せるテラスはあるのか?
本番では常に、今トップが滑落したら?ここで事故が起きれば?どのようなリスクが?そしてどのような対応策が?事故のリスクと対応策は出来るだけ多くのバリエーションを頭に浮かばせることが出来るのかが大切なのでは無いかと思います。その為にも普段の山行やトレーニングの際にリスクや対応策を頭にイメージさせること。そして、自己脱出や遭難対策で得た技術や知識の反復練習は欠かせないと思いました。
一通り、確保訓練と自己脱出を終えた後は各班で搬送訓練。
誰が担がれるのか?誰が担ぐのか?各班ではどのように決められましたでしょうか?我が班のリーダーには選択肢は一つでございます(笑)
そうです。勿論、担ぐのは新人の私ですね(笑)
そして担ぐ御相手はといいますと・・・大先輩のKST先輩ですね(笑)
このブログを作成していた際に気付きましたね。
私以外の班は皆さん女性は担がれている側です(笑)
私は喜んで担がせて頂きます(笑)
私の図太い太ももが果たして役に立つのかどうか?!
持ち上げる事が出来るのか不安でしたが・・・意外と担ぎあげることは難しくなく出来ました(驚)
自分の力の強さに嬉しいやら悲しいやら(苦笑)
だけど、筋力に自信のある私でしたが男性を担いで歩くとなるとやはり厳しいものがありました・・・。数メートル歩いたところで足がガクガク・・・・。
泣く泣く、OSMさんにチェンジ(悲)
さすがです。OSMさんUZU先輩はKSTさんを担いでしっかり搬送。
やはり太ももの太さだけではだめですね。。
女性が男性を担いで搬送することの厳しさ。身をもって体験することが出来ました。
搬送訓練を終えて、2019年春遭難対策訓練は終了です。今回は2019年度初のMB合同の遭難対策訓練となりました。次回の立山で行われる遭難対策はより深い訓練内容となります。今回の百丈での訓練を立山に繋げていけるようにしていきたいと思います
山行期間 | 2019/5/2~5/5 |
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メンバー | SGY、ABE、KSI、NGU |
山行地域 | 剱岳 |
山行スタイル | 雪山登山 |
5/2 大阪を出発し、我々は室堂に向かった。いつも思うのだが、大阪から室堂までは遠い。しかもGWという子音もあり、ロープウェイ近くの駐車場が満車…。はしを挟んだ駐車場に止め、SGYさんはロープウェイの券を早く確保するために、駅で寝て下さった(すみません、ありがとうございます)。
5/3 SGYさんのお蔭で始発のロープウェイで駅を出発出来、バスで室堂へ。7:45に室堂を出て10:06に剣御前、テンバである剱沢には10:45には着いた。剱は生憎ガスっており、ピークは見えない。あぁ、「ここにけぇってきたな」としみじみ思う。このなかなかピークを見せてくれない意地悪さも、なんとも劔らしいや。デポして、明日天気が良いと分かっているが、偵察兼足場をかためるために一服劔まで行く。途中ゼンケン方面から降りてくるパーティがあったので話しかけると富山県警で以下のことを教えてくれた。「雪の状態はよい。今ぐらい(10時ぐらい)になると緩んでくるが。カニの横ばいを普通は使って登るのでしっかりルートファインディングするように。」。一服劔に着くと目の前に大きな壁が私たちのすぐ目の前に現れる。ゼンケンだ(前劔のこと)。その斜度は滑り台そのものだ。自分たちはあそこを降りることはしないが登るのだ。もし足を踏み外そうものなら・・・・と考えていると、目の前でゼンケンを下っていたパーティの一人が滑落した。幸い止まったが、私の目に映像として記録され繰り替えし頭の中で反芻されることになった。夜、いつも驚かれるほど寝つきがいいのだけども目がさえている。繰り返し反芻しては、イヤイヤそんなことを考えるなと自分で否定して浅い眠りにつくと、夢で自分が落ちる夢を見る。浮遊感を感じ、飛び起きる。結局ほとんど眠らないまま翌日(アタック日)を迎えた。
5/4 天気予報では絶好の登山日和とのこと。ほとんど寝れてないが何かくちにいれなくてはと頑張って朝ごはんを詰め込んだ。4:50出発し、前日トレースをつけたお陰で比較的に楽々と前剱取り付きに到着することができた。前剱には既に取り付いているパーティーが3パーティー程いた。近くに来てみてどうだろう、思っていたように壁が壁じゃないんだろうか(寝ているな)と思った。雪もしっかりしまっている、これならいけるぞ!!!怖いが登らなければ終わらないのでゆっくりでもすすめる。時折後ろに体が引っ張られそうになるのが怖かったが、なんとかそのピークにたつことが出来た。そこからは何個かのピークを越え下りを繰り返した。正直なところ、長くてしんどいなという気持ちだった。平蔵谷のコルについたのは8:23頃。色んなルートから集まった人たちが集っていた。冬の剱では横バイを登る(縦ばいをのぼってはいけないというわけではない)。自分の安全マージンをとるために、鎖に毎度フィックスをかける。不動岩に比べたらどってことないな(嘘)!ゆっくりでも歩みを進め、ようやくピークに立てたのは9:30。ああ、自分はこの景色を見たかったのだ。ヤツミネや鹿島槍ヶ岳が美しく、ここにずっといたいなという気持ちになっていた。
下山開始は10半頃だっただろうか。とうに足は売り切れていたが、ここからが本番勝負勝負だった。下りは早月を下るのだけど、登る人が意外に多い、トラバースが怖い、下りが怖い…という感じでメンタルをゴリゴリ削られた。ここら辺は自分の技術不足で、SGYさんをはじめ先輩方に大いに助けられた。早月小屋を通過して出来る限り標高を下げようと1900m地点の平らな所に着いたのが15:17頃。その夜は一度も起きずに爆睡。
翌朝明朝、テンバを早々に出発し馬場島へは7:30到着した。これで春合宿の行程はおしまいになった。
春の剱は厳しかった。それでも得られる物は多かった。行けて本当に良かったと思う。今回はおんぶに抱っこで、三人の先輩には支えられっぱなしだった。いつか、先輩にこいつなら大丈夫と思ってもらえるよう、もっとトレーニング、山行を積極的にしたい。
最後になりましたが、リーダーのSGYさん、ABEさん、KSHさん、ありがとうございました。
山行期間 | 2019/5/26 |
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メンバー | OSM, UET, DTE |
山行地域 | 奥飛騨 沢上谷 |
山行スタイル | 癒し系沢登り |
5月26日 晴れ
前日の上高地でのミッション完了後、終了点に駐車して翌朝7時前に入渓点に降りました。
アプローチ1時間。しかも下りです。
沢登りの言語が貧弱なため上手く書けませんが、
ナメ・ナメ・滝(見る)ナメ・滝(見る)・ナメ・滝(高巻く)・ナメ・フィックスという感じです。
う~んマイルドです。
赤い岩は赤木沢のよう?だとか。
五郎七郎滝を見に行く。
岩洞滝を見に行く。
半円のハングを落ちてくるかっこいい滝です。マイナスイオンもすごい。
最後に箕谷大滝。
沢で少年に戻る人たち。
右側の大岩をぐるっと回る巻き道があります。
下りはフィックスロープがあります。
そして最後に二俣のところで核心のスラブ、もちろん残置フィックスで登りましたので。
最後までナメ床が続きどこまでも癒し系ルートでした。
とどめは終了点に車です。
駐車場のところでたけのこ採りをしていた人に、「たくさん採れましたかー!!」と聞かれる。
標高1,000mくらいで全然寒くなく、夏日には超快適温度でした。
遡行時間は2時間半くらいですが、たけのこ採りも盛り込めば初夏の初回お試しデートにいかがでしょう^^
行動記録
6:55 終了点 8:15 取付き 8:27 五郎七郎滝分岐 7:37 五郎七郎滝 9:10 岩洞滝分岐
9:23 岩洞滝 10:10 箕谷大滝 10:50 二俣(右俣) 11:15 終了点
山行期間 | 2019年4月27-4月29日 |
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メンバー | OSM,TSC |
山行地域 | 霞沢岳 |
10日間休みのゴールデンウィーク、霞沢岳西尾根から蝶ヶ岳までの縦走予定の山行です。
1日目、天気は良くなく軽く霧がかかっていた。7:30取り付きに到着するとひたすら樹林帯の中を登っていく、山道が凍っていたため登り始めて1時間ほどでアイゼンを装着、10時ごろに1日目の野営地点(2000m付近)に到着。まだ体力、時間的にも余裕がありK1越えを目標に継続することにした。ここから予想以上に積雪が多くなり僕は体力を消耗していく。霞沢岳山頂に着くも景色は見えず風も強いため軽く休憩をとり目指すはK1。
夏道と思われる道を辿っていくも度々踏み抜きヘロヘロになりながら進んでいく。ラッセルするもすぐに体力の限界を迎えOSMさんに代わってもらう。(それでもついて行くのがやっと)時間もかかりK1の前にたどり着いた時には15時を回っていたため1日目をここで切り野営することに。雪が入り込むほど風が凄まじかったが疲れ切っていたためすぐに眠りにつけた。次の日は風もなく良い天気だった。
K1の短めの氷壁をビクビクしながら登りハイマツをこれでもかと掴み登った先には昨日は見ることのできなかった周囲の景色、登ってきた、これから登る稜線を見渡すことができ壮観であった。また、徳本峠から来られた人と出くわしここからはトレースを辿って降りることができ、トレースの有り、無しの違いを痛感しながら降りて行く。後はジャンクションピーク手前で少し迷いつつも後は難なく徳本峠まで到着。
ここで2日後以降の天候、体力の問題を考え次のコルで野営し次の日下山することに。天気も良くキツツキの木を打つのが聞こえるぐらい静かで落ち着いた1日を過ごした。次の日もまだ天気は持ちこたえ沢沿いを降り明神、上高地へ。
振り返りとして、雪上での技術の不十分さからくる体力の消耗。2泊以上の山行が今回初めてであったため用意した食料の量が多すぎ体力の消耗をさらに助長したことがくやまれる。
私はこれが今期はじめての冬山登頂(霞沢岳)ということもあり嬉しくもあり、経験と準備がちゃんとしていれば完登できたのではと後ろ髪を引かれる結果となってしまった。
4/27 7:15大正池→7:30取付き→8:30 1710m→9:15 1865m→10:10 2050m→11:30
2445m→13:10霞沢岳→14:00 K2→15:30 K2とK1のコル
4/28 5:50出発→8:20 2230m→9:05 ジャンクションピーク→11:00徳本峠→11:40
2200m辺りのコル
4/29 5:10出発→6:40明神→7:40上高地
山行期間 | 2019年5月10日(夜)~12日 |
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メンバー | OSM、ABE、YSZ、TTH |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 雪山 |
YSZさんと西穂高岳に行こうと話をしていたところ、日程の調節が付かず、GW明けだったら調整がついたので、そのころだったら白馬岳に行こうとなりました。前から双子尾根か杓子尾根かに行きたいと考えていたので、より人が入ってなさそうな杓子尾根をねらうことにしました。ABEさんとTTHさんの強力なメンバーが参加していただけることになり、楽しく行けそうな感じになりました。
GW明けとはいえ、猿倉の駐車場は山スキーをされる方の車でいっぱいでした。当初は、白馬尻小屋辺りから取付く予定でしたが、私のミスで尾根の反対側から取付くことになりました。
何とか1802mのピーク横のコルに上がり、当初、予定していたルートに戻ることができました。マイナーとはいえ、GWのトレースがあるのではと期待していましたが、ありませんでした。双子尾根や白馬岳主稜はあったので、やはり杓子尾根はマイナーなのでしょうね。
双子尾根と合流後、岩場が出てきました。
頂上直下の岩場は、右から巻けると記録にあったのですが、雪が少ないためいやらしく、直登することにしました。見た目は簡単そうだったのですが、岩がボロボロで、私が登った後、上からロープを投げて、確保しながら登ってもらうことにしました。
繁殖に向けての縄張りの確保のためか、雷鳥のオスがガーガー鳴いていました。
時間も遅かったため、頂上近くでテントを張ることも考えたのですが、小屋のテン場に向かうことにしました。
2日目は、アタック装備で白馬岳に登り、テン場に戻ってきた後、大雪渓を下りました。
大雪渓は、1900m以下はデブリだらけで、気温が高かったためか、7時台には結構雪が緩んできました。そろそろ雪崩で通行できないかもしれませんね。
天気が2日間ともよく、達成感がある会心の山行でした。
5/11 7:50猿倉→9:50 1800m→11:17 2200m→14:20 2665m→15:20杓子岳→16:55小屋テン場
5/12 4:40出発→5:15白馬岳→6:20テン場→8:25猿倉
山行期間 | 2019/5/2~5/4 |
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メンバー | skt,mtu,tkr |
山行地域 | 剣岳 |
山行スタイル | 積雪期ピークハント、登攀 |
いよいよ春合宿、目指すは、剣岳北方稜線と南壁A2登攀。
しかし、行程の4/30~5/3のうち、5/1~5/2が雨との予報。
とりあえず出発を見合わせる。
諦めムードの中、リーダーが、4/30の昼に出発を決断。
富山に夕方到着、ラーメン屋で天気予報を確認しながら行程を相談。
やはり天候の回復は見込めず馬場島で3泊沈殿し、早月尾根からピークハントだけ1泊で行う、
北方稜線と南壁A2登攀は諦めるとのこと。
「出発早すぎでしょ~。」とラーメンを食べながらブツブツ愚痴り、平成が終わる。
翌日、令和元年初日、
残り2泊の沈殿のため、本屋でそれぞれ書籍、スーパーでBBQ一式購入。
明日のBBQも楽しみになる。
翌日、5/2
AM9時、まとまった雨雲がぬけ、一気に天気回復。
打合せでの予定より1日早く山行開始、早月尾根からピークハントと南壁登攀も出来る日程も確保出来た。
雨上がりの緩んだ雪をテクテク登る。
早月小屋まで5時間で到着。
小屋に到着すると係の人に、「(大)は小屋のトイレを使ってください」と言われる。
なるほど、あっちこっちでキジ跡があるかなりやばい光景。
翌朝、5/3
AM5時出発。快晴。雪は、まぁまぁ締まっていて、丁度歩きやすい。
途中、先行していた名古屋山岳会3人Pに、先頭を譲ってもらう。
やらしい雪庇下のトラバースもトレースは無かったが、さほど問題なく無事クリア。
8:30山頂手前の別山尾根の分岐に到着。
南壁A2の取付きをめざし別山尾根を下り平蔵のコルまでおりる。
平蔵のコルから150Mほど源次郎尾根の方向へトラバースし取付き到着。
2ピッチまで雪に埋もれてたので、3ピッチ目の支点に取付き9:20登攀スタート。
さっきまでの快晴をうって変わってガスガスになる。
Ⅲ級で簡単だとのことで、私のリード。
でも、かなり難しい、とゆうか岩がゆるい。
ひやひやしながら、支点のあるポイントに到着。
残り2ピッチは、TYKさんに委ねる。
TYKのナイスクライミングで無事登攀成功、そのままピークをつめる。
12.30登頂。ガスガスで視界無しでも達成感で大満足。
下りは、2回の懸垂もあり16:00に早月小屋到着。
早月小屋で夕日を見ながら祝杯を上げ就寝。
翌日、5/4AM6時下山開始。
無事、9時に馬場島下山\(~o~)/。
予備ルートの山行でしたが全行程を遂行出来ました。
思い返せば、出発はフライングかなと思いましたが、
結果的には、登攀も出来て大正解。
リーダー様ありがとうございます。
今回の合宿は来年の海外遠征のトレーニング増まえた山行だったので、
首の皮1枚で繋がったかなって感じです。
今後もよろしくお願いします。
記 MTU
山行期間 | 2019年5月3日-5月4日 |
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メンバー | UET(L) DTE |
山行地域 | 白馬岳 |
山行スタイル | エンジョイ!アルパインクライミング |
このルートは過去2回、悪天候で諦めたというリーダー。
3度目の正直でやっとお天気に恵まれたようです。
5月3日 晴れ
6時30分猿倉を出発。1時間くらい歩いて白馬尻のすごいデブリを越えながら右のほうにトラバースして、ダケカンバの広い斜面が主稜の取り付き。
下のほうは岩とブッシュが出ていて、特に7峰ピーク手前はシュルンドが開いておそろしかった。。
前のパーティを追い越しながら6峰、5峰、4峰とこえて行くと正午、3峰手前に前夜泊まった人の快適なテント場があったのでそこで行動終了する。
そこで2峰の先くらいを登っていたパーティが、滑落によりヘリで救助される様子を見ました。
私は翌日の核心部を思って震え上がっていましたが、リーダーは午後いっぱい余裕のお昼寝でした。
5月4日 晴れ
美しい朝日とモルゲンロートのBV地点から4時45分に出発。
3峰、2峰を越えて2時間くらいで核心部の山頂直下雪壁の取り付き点に到着しました。
ここは安定した雪面。
50mロープ1ピッチで行けるかも、と最初の方をフリーで登ってみますが、すぐに氷が出てきたのであわわとクライムダウンして再び取り付き。
核心部は長く見えるが。2ピッチ目のビレイ点で、山頂の雪庇の上からひょっこり顔を出したおじさんの顔の近さで、終了点が意外に近く2ピッチで終わることが分かりました。
かなり慎重に掘ったけど、リードが墜落したら足場ごと崩れ落ちるかも…というくらい雪はグズグズでした。
7時30分無事に白馬の山頂に立つことができました。
リーダーありがとうございました!!!
大雪渓で大失態の下降ののち、おそばとアイスを食べて八方尾根へ春スキーに向かいました♪
来年も雪の季節が楽しみです。
(行動記録)
20190503
0630 猿倉
0730 白馬尻
0830 8峰
1200 3・4峰コル付近BV
20190504
0445 BV
0730 白馬岳
1015 猿倉
山行期間 | 2019.4/27~429 |
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メンバー | TGA HOS HAY KUS |
山行地域 | 穂高岳 |
山行スタイル | ピークハント |
3月の卒業山行を終えMチームとなり初の春合宿は奥穂高岳と北穂高岳
入山前日と当日も雪で新雪が40cmほど積もり雪崩発生。私達は雪崩に巻き込まれることもなく幸いにも犠牲者も出なかったが、地形を見ながら雪崩の事も頭におきルートを考える必要があると勉強になった山行だった。
奥穂と北穂の2日間とも晴天に恵まれ最高な春合宿だった
4/27 曇りのち雪
平湯に3時到着平湯で少し仮眠し6時に予約したタクシーで上高地バスターミナルへ
6時30涸沢にむけ出発。
横尾から涸沢まで登っていく、涸沢に近づくにつれ雪が増えたが雪はザクザクで歩きにくい。
13時涸沢に到着。涸沢のテント場にテント設営。夜中に雪がふり20cmほど積もった
4/28日 晴れ
4時30起床6時20分に奥穂高岳にむけ涸沢を出発
ザイデングラードの左小豆沢は雪崩そうだとザイデングラードの右を行く。しだいに傾斜は急になる。
穂高岳山荘で一息
ここからは奥穂山頂までは岩だ。思ったほど雪は無かったがあせらず一歩一歩確実に進んだ。
9時50分奥穂高岳登頂
晴天に恵まれ最高の景色を堪能
風も無く絶景を眺めながらしばらく休憩してから下山
下山時、一部危険とロープで確保してもらいながら下った。
13時涸沢べースキャンプ到着
下山時山岳警備隊の方に会い小豆沢で雪崩がおき何人か巻き込まれたので気をつけるようにと教えてもらった。
人のトレースに惑わされず自分で地形や雪の状態も考えながらルートも選択しないといけないと思った
4/29日 晴れ
今日も天気は高気圧に覆われ晴れ予報。
3時起床。4時30に涸沢を出発
早めに出発したのもあって雪はしまっていて登りやすい。山頂手前は傾斜は急だが岩もなく登りやすい
7時北穂高岳登頂。日暈と環水平アークが美しかった
8時40分涸沢に戻る。
天気は夜から崩れる予報
10時25分下山する事に決定。
でもまだ時間があるので雪での支点作りの練習をしてから下山しました。
15時上高地バスターミナルに下山
春合宿、学びも多く天気にも恵まれパーフェクトな合宿となりました。
4/27 6:30上高地バスターミナル→9:15横尾→12:37涸沢
4/28 6:20涸沢→8:36穂高岳山荘→9:50奥穂高岳→13:20涸沢
4/29 4:30涸沢→7:00北穂高岳→8:40涸沢 テント撤収 10:25涸沢より下山→12:00横尾→13:00
徳沢→14:05明神館→15:00上高地バスターミナル
(KUS記)
山行期間 | 2019/4/27~29 |
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メンバー | WDZ(L) DTE MTD |
山行地域 | 立山北西部 |
山行スタイル | 雪山登山 |
これは春合宿ではない。と思いたくなるほど失敗して惨敗でした。
2泊+予備日2日でクズバ山からアプローチして剱岳までという計画でしたが。
クズバ山しか行ってません。
4月27日 雨のち雪
馬場島Pに午前3時半に着。雨だ~。東に低気圧停滞。強い寒気。西から高気圧。
起きたら雪になっているはずと2時間仮眠するも、まだ雨。
みぞれが雪に変わるのを待って、9時出発となりました。すごい湿雪です。。
アプローチに考えていた「東小糸谷」いきなりすごい激流で渡渉できません。え?いきなり終わり?!
中山登山口まで降りて仕切りなおしますか?
左の尾根を高巻き風にいってみようとリーダー。雪もついてそうやし…
行ってみるといきなり雪が切れていてロープを出し、この後は藪藪の尾根を切り開くことになりました。
赤谷尾根の悪夢、再び。
必死すぎて写真がありませんがこの日は1,300m付近までしか進めず、早くも2日目以降の計画を考え直すはめになりました。
藪中BV設営はスノーソーがあって助かった。
東小糸谷の横の藪を「Reiwa尾根」と勝手に名付けることで悔しさを紛らわせて就寝。
4月28日 晴れ
3時半に起床。上部で正規ルートに復帰するか、このまま懸垂で降りてしまうか話し合ってたら出発が遅れる。
天気はあと1日半ほどはよさそうなので、前進決定。5時45分に出発。
ロープを出しながらも8時ごろ、MTDさんのラッセルに助けれながらクズバ山へ続く尾根の中間付近に合流。長い長い高巻きでしたこと・・・。とりあえずピークを目指そう。
BV地点から正規尾根に合流するころ、うさぎのトレースが出てきてそれはクズバピーク手前の雪壁下まで続いていたのでした。
そういえば1970年の佐伯富男さんの記録にも、「動物たちの楽園」とありました。
クズバ山のうさぎにはついに会えませんでしたが、細い尾根の雪庇をうさぎがぴょんぴょんはねている姿を想像すると和みます。
無残な私たちを導いてくれていると思っていたのですが、あれは下降していたんやとリーダー。
忙しい忙しいと飛び跳ねながらどこに降りていったのでしょう。
人っ子ひとりどころかうさぎも足跡しか見えない静かなクズバ山。この日の空には信州方面で話題になった環水平アーク??が出現し、思いがけずワンダーランドに入り込んだようです。
クズバ山のことは正直なめてました。雪庇が発達したプチ雪稜です。
特にピーク手前は急な雪壁で、ロープで確保しました。
行ってくれるかな~?!と振り返ると、仏語メンリーダーはComme tu veuxと微笑んでいた。
新雪30cmくらいだったと思いますが、その下の雪がピッケルが効かないくらい緩んでいて、しかもピッケル1本なので、シャフトをこぶしで打ちつけながら登ったら腱鞘炎になりました。
ブッシュをまとめて作る支点もスタンディングアックスビレイも初めて本番で使いました。
リーダーからは40点くらいいただきました。
→ クズバ山しか行ってないのになんか得意気・・・?
→春の剱はいつも遠い人。
予備日数的には西大谷山まではギリギリつっこめるかもしれないけど、下降路の状況も未知ですでにど敗退は決定しているので安全下山を優先、ここで引き返す。
電波が入ったので計画外ルートの中山経由になることを連絡し、何回か懸垂して無事中山のコルまで降りました。リーダーの3人スピード懸垂術はさすがでした。
うーん。富山湾が近い。そして大きい能登半島。
4月29日 晴れ
中山のコルの快適なテント場を6時に出発。
中山ピークも剱岳の展望がすばらしく、定点観測されてる男性に会いました。
(撮影中に騒いですみませんでした)
中山登山口で、東小糸谷の丸木橋撤去の看板を見る。ときすでに遅し。
アルプスの湯で汗を流し、富山で平成最後の海鮮丼をいただいて帰阪しました。
“≪発見すべきこと≫につづいて≪やるべきこと≫がある。”
(ガストン・レビュファ 『星と嵐』)
(行動記録)
20190427
9:00 馬場島
3:30 1,300m付近BV
20190428
5:45 BV
12:00 クズバ山(1,876m)
16:30 中山のコルBV
20190429
6:00 BV
8:00 馬場島
山行期間 | 2019年4月6日~7日 |
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メンバー | OSM,TSC |
山行地域 | 七倉岳 |
2度目の七倉岳、時期的にも去年ほど厳しいラッセルはないだろうと軽く見積もっていたがとても甘い考えだった。
雪はしまっていたものの体力、技術ともに不足していたため登山口から1530mの尾根にたどり着くまでで力尽きてしまい、あとはほぼOSMさんのラッセルに任せきりになってしまった(それでもついていくのがやっとだった)
1600m付近の岩を巻いたあと平らになった場所を見つけ野営。次の日は雪のしまっている早朝のうちに下山。
次があれば次こそは!
4/6 7:10葛温泉→7:45七倉温泉→9:05 1285m→10:10 1410m→11:20 1530m尾根合流
→13:00 1640m→13:40 1700BV
4/7 5:30出発→6:40 尾根合流(鉄塔)→8:50葛温泉
山行期間 | 2019年4月12日夜~4月14日 |
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メンバー | ARG,MSD,NGS,DTE,STK,MTU,TYK,OSM,UZU,KNS,HSO,MNM,YZN,TCH,TNK,TRD,YMK,KSU,HYS,ICH |
山行地域 | 木曽駒ヶ岳 |
山行スタイル | 雪上訓練 |
4/12(金)夜 各地集合後離阪、駒ヶ根駐車場へ。今回は20名の大所帯です。
4/13(土)5時起床、朝食、テント撤収後、バスにて駒ケ岳ロープウェイしらび平駅、千畳敷に到着。
快晴で日焼けが心配です。富士山も見えます。準備をしてトレーニング開始。
OBのARGさんと、DTEさんがクレパスレスキューのデモンストレーション。
そしてペアに分かれて確保練習。14時まで、滑落停止、スタンディングアックスビレイを各チーム毎に行いました。
そして宝剣山荘に向けて出発。天気が悪くなってきました。
テント設営、夕食後、就寝。
4/14(日)5時起床。昨晩から悪天候で、視界も悪く、当初予定のピークハントは諦め、テントを撤収し、下山。
下山途中からシート搬送の訓練を2チームに分かれて行いました。
今回は、シート(テントかツェルト)の中に銀マットを敷いてザックを詰めてシートに巻き搬送。
実際は、要救助者をシュラフがあればシュラフの中に入れ搬送用シートでくるみ首固定・頭・肩・腰・足も固定する。
斜面での作業は本当に大変だと思いました。要救助者にも協力してもらわないとなかなか難しかったです。
なんとか千畳敷ロープーウェイ駅に到着。へとへとになりました。ロープーウェイで下山。
こまくさの湯に入って帰りは各車毎に帰阪しました。
何度も重ねて訓練していかないと、と思いました。
皆さんありがとうございました。
山行期間 | 2019年4月5日夜〜7日 |
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メンバー | KNS、YZN、YMK、KWI |
山行地域 | 乗鞍岳 |
山行スタイル | 雪山、ピークハント |
今回は、春合宿に向けた冬山トレーニングの為、乗鞍岳に行きました。
出発当日の午前中、CLのMSDさんから体調不要で参加できなくなったとの連絡が入る。又、土曜日の午後から下り坂、翌日曜日はあまり天気が良くない予報もあり、不安を胸に大阪を出発した。翌朝6時起床して道の駅を出発。8時に駐車場に到着。すでに駐車場はスキー客で一杯でした。
駐車場から直登した。
初日は快晴でとても見晴らしも良く綺麗なスキー場ゲレンデが見渡せた。
急登ではなかったけれど、まだまだ雪上の歩行になれない私は皆について行くのに必死で、後ろにKNSさんがいてくれ、とても心強く感じた。11時45分に位ケ原の分岐に到着した。計画では今日はここまでであったので、時間は早かったがまずはテント設営の準備。今回フライを持ってきた為、風避けのためにテント回りを雪で高く積み上げるなど、テント設営にかなり時間がかかり、次回は外張りを持ってくることを強く思った。
時間も早く天候も良かったので、14時過ぎからアイゼンを履いてアイゼン歩行トレーニングを兼ね再び頂上を目指すも、時折強い風が吹きつつの歩行であったので、予定より時間もかかり、1時間ほど歩いた小さな小屋(トイレ)で引き返した。私にとっては初めての強めの風の中での歩行だったので、良いトレーニングになったと思った。KNSさんに聞くと雪山ではこのくらいは普通だそうだ。強風の中はどんなだろうとまだまだ想像できない。
翌朝は予報通り昨日とは全くちがい曇り空で頂上付近までガスで覆われていた。頂上を目指すのは諦め、8時に下山開始した。途中滑落停止の練習を何度か行った。アイゼンが雪面になかなか刺さらず、滑っていく事を何度か繰り返したが、手首の使い方が悪かった事に気づきなんとかできる様になった。駐車場に到着頃小雨が降り出し、早めの下山でほっとした。今回も皆さんのおかげで良い山行ができました。
4/6:駐車場7:50 → 位ケ原11:45 (テント設営) 14:16再登山開始 → トイレ前到着15:31 下山開始15:47 → 位ケ原TS 16:16
4:7:位ケ原TS 8:03下山開始 → 駐車場10:44
KWI記
山行期間 | 2019/4/6 |
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メンバー | DTE, MTD |
山行地域 | 白山 |
山行スタイル | つぼ足 |
4月6日 晴れ
もうすぐ春合宿です、トレーニングもかねて白山です。
積雪期の白山は白峰ゲート~別当出合のマイカー規制のため、みんな自転車で行っているといううわさ。
今回MTDさんが高級チャリを2台積んできてくれることになり、企画実現しました。
午前2時半、白峰のゲートに到着。そのまま出発・・・?やっぱり1時間だけ寝ました。
4時半にスタート。
1時間で市ノ瀬に到着。歩くのに比べたら倍くらい早いと思いますが、なれない自転車なんかこいで足がもつか心配になってきました。
市ノ瀬から少しでこぐことができなくなって、降りて押しました・・・。
私の3倍は足がまわっているMTDさん。先に別当出合について、荷物を降ろしてさらに降りてきてくれて荷物をもってくれた・・・
頼もしい後輩。ではなく情けないのは先輩です。
自転車アプローチ2時間也。MTDさんは1時間半でいけたと思います。
別当出合には10台の自転車が。
7時 別当出合からスタートです。
板の外された恐ろしいつり橋を渡る。思っていたより最初から雪が深く、石段もほとんど出ていません。
つぼあしはわれわれだけだろう、、と思っていたら、ものすごく美しいわかんのトレースがスキーの横についています!!
少し登ると白山方面の視界が開け、テンションあがる~~とってもいい天気です。
10時 甚之助避難小屋
甚之助避難小屋でつぼあしトレースの人に会いましたが、一人で小屋の上までトレースをつけて、「今日は諦める」と帰っていかれました。本当に何とお礼を言ったらいいか分かりません。
小屋からは、だだっ広い斜面ですが左側は雪崩れている感じで、右側の尾根を目指して登ります。
けっこう登ったかな~?と思っていると、右下に建物が見えます。
DTEさん、あれは何ですか。
南竜山荘じゃないですか。えっ
まだこんな下ですか?!
一応1泊装備を担いでいましたが、土曜夜~の天気があやしいのであまり泊まる気はなく・・・
13時までで前進を切り上げることにしました。室堂センターまではいけるかな、と思っていましたがまだまだ遠い。出直します。
2,300m付近。尾根を登ると弥陀ヶ原が見渡せる別天地です。日本とは思えない。グーテのドームに似ていました。
スキーヤーたちの冷たい視線を感じながらつぼ足のくだりは本当に苦しく、しかも別当出合から少しで自転車1台(ロードバイク)がパンクしたため、結局自転車2時間+わかん9時間+歩きと自転車3時間の長ーい一日になりました。。
白山がとっても気に入った様子で来年はスキーで来るぞ!とMTDさん。君ならできるっ!!!
自転車ありがとうございました!!
(行動記録)
4時30分 白峰
6時30分 別当出合
10時 甚之助避難小屋
13時 弥陀ヶ原 2,300付近
16時 別当出合
19時 白峰
山行期間 | 2019/3/30 |
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メンバー | UET DTE |
山行地域 | 乗鞍岳 |
山行スタイル | チャレンジ!山スキー |
3月30日 曇りのち風雪
今シーズンのスキーしめくくりとして乗鞍にいってきました。
けっこう前から企画してましたが、参加者は結局、師匠と二人・・・。
しかも天気が悪く、Mt乗鞍スキー場の駐車場で早くもピークハントを諦めて、アイゼンとピッケルをデポしました。
8時45分の始発リフトでツアーコース出発点へ。
私は直後の急斜面がシールで突破できず、板を外しました。(泣)
ツアーコースを登って行きます。山のほうの視界はありません。白、白、白・・・
上のほうでごうごうと風が鳴っているのが聴こえる。
ツアーコース終点まで1時間くらい歩く。ここからは吹雪いていました。
つぼ足の団体様もここでキャーキャーいいながら記念撮影をして帰っていかれました。
位ヶ原の斜面をちょっと登って、もう帰りましょう。。
まだ誰も上ってなかったようで、位ヶ原はトレースがなくなっていました。
単独のお兄さんが登ってきて、剣が峰までいくとおっしゃっていました。。
その根性は私も見習うべきですが、この天気と私の滑降技術ではここまででした。
最初の斜面は固くなった雪の上に新雪で、ものすごく快適でした。
師匠は「オレが止まったくらいで滑り出すように」と言ってましたが、ぜんぜん止まってないし一瞬で見えなくなるのでいつ出たらいいか分かりません。
下りは本当に一瞬です。滑っていると、こんな天気でもけっこうたくさんの人が登ってきていて、師匠のハッスルにぎょっとしていたようです。
みんな、どこまで登ったのかしら。
かぼちゃ畑と化した冬の残骸のような斜面をなんとかスキー場まで。スキー場は雨でしたので、気持ちを切り替えて温泉に向かいました。
自宅ですでに結果は見えていたはずでしたが、今シーズン最後なのでどうしても行きたかった。。
おつきあいいただいて本当にありがとうございました。
今シーズンもあまり成長のなかった山スキーですが、最近、変な斜面が楽しいです。
Bチームの皆さまこんな私ですみません。来シーズンよろしくお願いします!!
DTE記