山行期間 | 2019年6月8日~6月9日 |
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メンバー | MSD(CL) KNS(SL) KWI YMK MTM |
山行地域 | 富士山 |
山行スタイル | ピークハント |
高度順応のトレーニングを目的として富士山に行ってきました。
数日前の天気予報では降水確率が80%を超えており、山行中止の可能性もありましたが、天候はやや回復し、予定通りトレーニングを行うことができました。
睡眠不足の状態で歩いたせいか、普段高山病にかからないメンバーも高山病らしき症状が出てしまいました。標高の高い山に挑戦する場合、普段にもまして体調管理に気を配る必要があると感じました。高度順応までのペース配分も良くなかった気がし ます。
そのあたりを意識してトレーニングしたいと思います。
6月8日(土) 晴れのち曇り時々雨
午前3時、頃富士宮口5合目の駐車場に到着。各自2~3時間の仮眠をとる。
水2L+テルモスとお守り替わりのロープやハーネス等を加えると一人当たりのザックの重量は17~18kgといったところか。
7時過ぎに富士宮口を出発。
新七合目あたりから一人のメンバーの歩行ペースが遅れだした。おそらく高山病によるものだろう。MSDリーダーの判断により、2チームに分かれて行動することとなった。
MSDリーダーは遅れているメンバーと共に行動するため頂上まで暫しのお別れだ。
『トレーニングにならんから上まで休憩したらあかんで!』
別れ際にリーダーは、先行隊の我々に厳しい命令を下した。
『了解しました。富士宮口頂上で待っています』
そう答えておきながら、我々先行隊は七合目で割としっかり目の休憩をとる。
木製のベンチが太陽光に程よく熱されていて、座るととても暖かくて心地よく、なかなか立つことが出来なかった。先行隊のメンバーも高山病に罹りつつあったのかもしれない。
8合目、9合目と行程が進むにつれて、ひとり、またひとりと体調不良を訴え、コースタイムは後半につれて遅くなり、加えて一回当たりの休憩時間も長くなっていた。
頂上が直ぐそこに見えているのに、歩いてみると偉く遠く感じた。
15時20分、やっとのことで富士宮口頂上に到着。ここまでアイゼンは必要なかった。
テントを張り後行隊の到着を待った。
16時に後行隊と合流。雨が降り始めており、山頂からの眺望は得られず。夕食後19時半には就寝した。
6月9日(日)雨
メンバー5人中4人が軽い頭痛を訴えた。2日目は天気が悪かったため、剣が峰の頂上まで行って、そのまま下山することになった。
剣が峰の頂上も眺望は得られなかった。アイゼンをつけて雪渓を下山した。
6月8日
7:05 富士宮口五合目→7:35 六合目→8:40 新七合目→9:35七合目→11:07八合目→12:23 九合目→13:29 九合五勺→15:20 富士宮口頂上
6月9日
6:40 富士宮口頂上→6:50 剣が峰→7:50 九合目 →9:00新七合目→10.00富士宮口五合目