山行期間 | 2019年9月14日~15日 |
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メンバー | MSD ICK YMK KWI KSU HYS |
山行スタイル | ピークハント トレーニング |
目指せモンブラン!!ということで、モンブランチームで高度順応も兼ねて、富士山へタイムトライアルに行ってきました。
モンブランの標高は4,810m 技術的には決して難しい山では無いといわれてますが西ヨーロッパでは最高峰。長時間歩ける体力と、高所耐性、そしてより早く、より安全に頂上へ達する為のスピードが求められます。
9月14日 晴れ
各々、共同装備、個人装備、水5リットル程を担ぎザックの重量は15キロ~14キロ程でしょうか。
富士スバルライン5合目駐車場を7時10分にスタート。今回はタイムトライアルということで各々のペースで山頂へ向かいます。6合目辺りまではメンバー同士で和やかに会話しながらのんびりと進みました。
6合目を過ぎた辺りから身体も慣れてきたこともあり、自分のペースで進むことにしました。初めて登る富士山。こんなにも見晴らしがいいのですね。 有難いかどうかは別にして、頂上までの距離がなんとまぁ分かり易い事(笑)
9月10日で閉山した富士山ですが、スバルライン駐車場には車が沢山止まっておりました。登山者の数も比較的多く、デニム姿の海外の方達や、軽装の方もたくさんおられました。日帰りでこの時期に富士山に登られる方がこんなにも多いことにビックリ。
7合目辺りまでは細かい砂地で左右にトラバースするような形で徐々に高度を上げていきます。この辺りまでは空気の薄さもそれほど感じられずに快調にペースを上げて進みます。私は普段からあまり歩調のペースを変えずに、足を一定のリズムで前に出す様な歩き方を意識しているのですが、今回もなるべく歩調のリズムは変えることなく、息の切れ方、足の疲れなどに応じて、足を出す歩幅を変えたり、踏み込む時の重心の取り方を少し変える事によって足の筋肉に掛かる負荷の位置をずらしながら登る事を意識しました。
7合目辺りからは登山道の様子が変わり、足場の悪い岩場に変わって少し体に疲れを感じ始めました。8合目~9合目では少しずつ息苦しさを感じ始めました。これは空気が薄いせいなのか?足を出す一歩が重く感じられます。苦しいながらもなるべくペースは変えない様に意識しながら一歩一歩足を前に出すことだけを意識し続け・・・なんとか吉田口頂上へ。
メンバーも続々と登頂します。登っている最中は全く感じなかったのですが、頂上到着後すぐに物凄い頭痛を感じ始めました。動くのが辛く、楽な姿勢を探しては体勢を変えて体を休めます。他のメンバーも不調を訴えます。元気なのは最年長のMSDリーダーのみ。MSDさん、流石でございます。
私はと言いますと、おはち巡りをして剣が峰に到着した頃には、体を動かすことが出来ない程の頭痛と吐き気。。寒気もひどく感じ、日が射しこむ場所を探して倒れこむように横になります。ただ、テントに入り少し休憩したら良くなるだろうと思っていました。泉州会に入り山行を重ねるに連れて、自分の体調のパターンの様な物が少しずつですが分かってきたような気がします。
日も暮れ始め、御鉢周りにも人が少なくなって来たのでテントを張ることにします。私たちのほかにも数組テントを張っておられる方が。テント内では下からKSUさんが担ぎ上げてくれた0.5キロの月見団子を頂きました(笑)写真撮っておけばよかった(笑)
テント内では水分を意識的に取り、身体を休めたことで私の体調は徐々に回復していきました。しかし、私の他にも体調不良を訴える者が数名。先ほどよりもあきらかに辛そうです。。食欲が出ずに殆どご飯も食べられない様な状態です。私はというと、先ほどの体調不良は何処へやら。モグモグパクパク(笑)
山でどんなにバテても疲れていても「食べる事が出来る」というのは・・強みかもしれない(笑)
そんなこんなで早々に就寝。次の日は、泉州会に入ってから一度もゆっくりと眺めたことのないご来光をこの日ばかりはゆっくりと眺める事が出来て幸せでした(笑)お疲れさまでした^^
コースタイム
7時10分スバルライン5合目 8時20分7合目 10時35分8合目 13時吉田口頂上