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春合宿・剱岳・別山尾根~早月尾根19/05/30

山行期間 2019/5/2~5/5
メンバー SGY、ABE、KSI、NGU
山行地域 剱岳
山行スタイル 雪山登山

5/2 大阪を出発し、我々は室堂に向かった。いつも思うのだが、大阪から室堂までは遠い。しかもGWという子音もあり、ロープウェイ近くの駐車場が満車…。はしを挟んだ駐車場に止め、SGYさんはロープウェイの券を早く確保するために、駅で寝て下さった(すみません、ありがとうございます)。

5/3 SGYさんのお蔭で始発のロープウェイで駅を出発出来、バスで室堂へ。7:45に室堂を出て10:06に剣御前、テンバである剱沢には10:45には着いた。剱は生憎ガスっており、ピークは見えない。あぁ、「ここにけぇってきたな」としみじみ思う。このなかなかピークを見せてくれない意地悪さも、なんとも劔らしいや。デポして、明日天気が良いと分かっているが、偵察兼足場をかためるために一服劔まで行く。途中ゼンケン方面から降りてくるパーティがあったので話しかけると富山県警で以下のことを教えてくれた。「雪の状態はよい。今ぐらい(10時ぐらい)になると緩んでくるが。カニの横ばいを普通は使って登るのでしっかりルートファインディングするように。」。一服劔に着くと目の前に大きな壁が私たちのすぐ目の前に現れる。ゼンケンだ(前劔のこと)。その斜度は滑り台そのものだ。自分たちはあそこを降りることはしないが登るのだ。もし足を踏み外そうものなら・・・・と考えていると、目の前でゼンケンを下っていたパーティの一人が滑落した。幸い止まったが、私の目に映像として記録され繰り替えし頭の中で反芻されることになった。夜、いつも驚かれるほど寝つきがいいのだけども目がさえている。繰り返し反芻しては、イヤイヤそんなことを考えるなと自分で否定して浅い眠りにつくと、夢で自分が落ちる夢を見る。浮遊感を感じ、飛び起きる。結局ほとんど眠らないまま翌日(アタック日)を迎えた。

5/4 天気予報では絶好の登山日和とのこと。ほとんど寝れてないが何かくちにいれなくてはと頑張って朝ごはんを詰め込んだ。4:50出発し、前日トレースをつけたお陰で比較的に楽々と前剱取り付きに到着することができた。前剱には既に取り付いているパーティーが3パーティー程いた。近くに来てみてどうだろう、思っていたように壁が壁じゃないんだろうか(寝ているな)と思った。雪もしっかりしまっている、これならいけるぞ!!!怖いが登らなければ終わらないのでゆっくりでもすすめる。時折後ろに体が引っ張られそうになるのが怖かったが、なんとかそのピークにたつことが出来た。そこからは何個かのピークを越え下りを繰り返した。正直なところ、長くてしんどいなという気持ちだった。平蔵谷のコルについたのは8:23頃。色んなルートから集まった人たちが集っていた。冬の剱では横バイを登る(縦ばいをのぼってはいけないというわけではない)。自分の安全マージンをとるために、鎖に毎度フィックスをかける。不動岩に比べたらどってことないな(嘘)!ゆっくりでも歩みを進め、ようやくピークに立てたのは9:30。ああ、自分はこの景色を見たかったのだ。ヤツミネや鹿島槍ヶ岳が美しく、ここにずっといたいなという気持ちになっていた。

下山開始は10半頃だっただろうか。とうに足は売り切れていたが、ここからが本番勝負勝負だった。下りは早月を下るのだけど、登る人が意外に多い、トラバースが怖い、下りが怖い…という感じでメンタルをゴリゴリ削られた。ここら辺は自分の技術不足で、SGYさんをはじめ先輩方に大いに助けられた。早月小屋を通過して出来る限り標高を下げようと1900m地点の平らな所に着いたのが15:17頃。その夜は一度も起きずに爆睡。

翌朝明朝、テンバを早々に出発し馬場島へは7:30到着した。これで春合宿の行程はおしまいになった。

春の剱は厳しかった。それでも得られる物は多かった。行けて本当に良かったと思う。今回はおんぶに抱っこで、三人の先輩には支えられっぱなしだった。いつか、先輩にこいつなら大丈夫と思ってもらえるよう、もっとトレーニング、山行を積極的にしたい。

最後になりましたが、リーダーのSGYさん、ABEさん、KSHさん、ありがとうございました。

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