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宝川ナルミズ沢 2019 20年04月18日

山行期間 2019/7/6-7
メンバー DTE 会員外3名
山行地域 朝日岳
山行スタイル 沢登り


ずいぶん前のことで恐縮ですが、自粛中につき昨年の沢登り(会員外山行)について報告します。

※魚の写真がいっぱいですが、自分で釣ってません。すみません。

谷川岳連峰の方にある宝川温泉というところから登山道があり、途中の渡渉点で入渓、イワナ釣りをしながら遡行。

大石沢出合で泊まってナルミズ沢を遡行し、上越国境の稜線に上がって登山道を降りてくる予定でしたが、大石沢の手前からすごい規模の雪渓が残っていているので諦めて、ウツボギ沢出合周辺の河原まで戻って宴会。

1.焚き火のつけかた 2. イワナのさばきかた 3.タープの貼りかた 

(高桑信一『タープの張り方 火の熾し方』山と渓谷社 2014)参照

日ごろうちの会であまり馴染みのない文化ばかりで、大変勉強になりました。ありがとうございました。

4.肝心のイワナの釣りかたですが、全く習得できませんでした(T ^ T)名人はイワナを操る妖精としか思えませんでした。

私たちはふだんいかに荷物を減らすかに苦心していますが、外の世界にはどれだけいかにして持っていけるかという山行、考え方もあるのだと知りました。

大きなザックからは大量のお酒や生野菜がどんどん出てきます。達人になると山スキーにも釣り竿や天ぷら油を持っていくとか!想像を絶する世界です。

(アルパインでは切り詰めないといけないですが・・・)カルチャーショックです、楽しい~~

食べるだけですが

行けなかったナルミズ沢はつめの草原が美しく、グレードも初級とのことです。また雪渓の少ないときに、ちょっと遠いけど、、コロナがおさまったら、、皆さんどうですか??!

今回は東京で絶賛活躍中のM山岳会様の山行に参加させていただきたくさん勉強させていただき、誠にありがとうございました。またコロナがおさまりましたら御在所クライミングにもお出かけください^^/


カラビナのメンテナンス 20年04月17日

みなさん、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、いかがお過ごしでしょうか。

山に行けなくて悶々とする日々ですが、こんな時にはギアのメンテナンスなどいかがですか。

今回はカラビナのメンテナンスを考えてみたいと思います。

〈カラビナの寿命〉

カラビナの耐用年数って知ってますか?

メーカーなどによるかもしれませんが、およそ最大で10年ぐらいになってるみたいです。

使用頻度によっては、2~3年で交換してくださいってなってたりするので、普段からチェックしておくことが大事です。

早めに交換したほうが良いと思われるのは、トップロープで使用したカラビナとか、ビレイ器に使用している安全環付カラビナなんかがありますね。

特に危ないと思う物を紹介しておきます。

1.ロープなどで摩耗したカラビナ

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すり減って角ができています。この角でロープが切断される事故が起こってます。

2.ゲートがしっかり閉じないカラビナ

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原因はよく分かりませんが、時々見かけます。(強い衝撃が加わったりするとなりやすい?経験上、ワイヤーゲートに多いような…)

ゲートが開いていると、格段に強度が落ちます。

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こんな表示を見たことありますか?

これは普通に使ったら、長軸方向には24kN、短軸方向には8kN、長軸方向でもゲートが開いたままだと8kNの強度しかないということです。

〈カラビナのメンテナンス〉

ここに紹介するのは、HNDのやり方ですが、他にもっといい方法があれば、自由に編集してください。

1.水洗いして汚れを落とす

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歯ブラシなんかで、細かいところもしっかり洗う。

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最後は流水でしっかり汚れを落とす。

洗う時に中性洗剤やぬるま湯を使うと、より良いと思われます。

錆などで動きが悪いときは、洗う前にクレ5-56などで錆を落とすと良いです。

2.しっかり乾燥させる

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ウェスで拭き取って、風通しの良いところで陰干し。

急ぐときはドライヤーで。

3.シリコンスプレーを吹き付ける

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クレ5-56などを使う人もいますが、汚れを吸着しやすいのであまりおすすめできません。

4.余分な油をふき取る

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〈カムのメンテナンス〉

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ついでなので、カムも同様に洗いましょう。

〈おまけ〉

スクリューが回らなくなった時の対処法。

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ガースヒッチを作って引っ張る。

意外に知らない人が多いので。

(HND)


小豆島拇岳赤いクラック 20年03月27日

山行期間 3/20~22
メンバー MTU.会員外2名
山行地域 小豆島
山行スタイル クライミング


 以前在籍していた名古屋山岳会のスーパークライマーコンビに「小豆島 拇岳の赤いクラックに行こう」とお誘いすると「行きたぁ~い」と。ってことで3連休に小豆島に行くことになりました。

3月20日(金)姫路港→小豆島 吉田オートキャンプ場

姫路港7:00発のフェリーで出港。コロナ感染を避けるため長時間の航路になる神戸港、高松経由を回避した。8:40福田港に入港。小豆島オートビレッジYOSHIDAに向かう。

名古屋山岳会のお二人とは夜合流する予定なので、受付し、キャプテン用のおっきなテントを張って観光に出かける。

名古屋山岳会のお二人は、すでに吉田岩にフリーに出掛けてました。


大阪の関5.8 ワンポイントあって楽しかったらしい。

雷火5.11a 上部が難しいらしい。

トップガン5.11b

観光とディナーを済ませ20:00に合流した頃には二人は爆睡していた。

3月21日(土) 拇岳 赤いクラック 5.9A0 5P

5:00に起床し、ホットサンドイッチを用意していただいた。ずごく美味しい朝御飯でテンション上がる。

人気ルートなので早めに取りつこうと、7:00砂防ダム付近に駐車し、石垣の矢印を頼りに親指岳登山道を進む。

登山道入り口。荒神宮に駐車しても良いらしい。

若干迷ったが、7:30取りつき一番乗りで到着。1P目は「階段や」。やさしそうに見えたので、Y 子がリードすることになるが、資料では、ロクスノの「柱状節理で縦ホールドが多くフットワークが難しい」の記事と、13クライマーのガイドさんが書いた記録に「難しい」とある。階段のわけない?

1P目 核心

8:00スタート。柱状…これか。縦で斜めで登りにくい。ペツルが打ってある核心からの一歩が出ず、ヌンチャクを掴んでモジモジするY 子さん「もう無理です!」に、キャプテンTは、ガン無視。 四苦八苦しながら見事に突破。その後、1か所ちょっと悪いところがあったらしいが、無事ビレー点に到着。

1P 目 ビレー点より。無風快晴。

次に私も登るも「悪っ!」と叫んでしまう。キャプテンT からも「5.9ではないね」認定を頂いたので、A0したけど落ちなかったのでY 子さんニンマリ。

2P目は「最初の3mが細かいが、あとは快適」と書いてあるので私がトライしてみる。ホントは1P 目で想像以上にからかったのでリードを迷っていたがほぼ強制的に(-.-)….。やはりホールドありそうに見えるが登れない。4P目のルート核心を待たずしてアブミ登場。突破するも「Y 子さん、これ使って」と言い残しアブミを残置して前進(^_^;)。

2P目。出だし核心。

その後、テラスに鳥の死骸がある(ハヤブサが鳥を捕食するらしい。)というメンタル核心を経て15mほどで無事終了。

2P目が短かったので、唯一、記録に「難しい」コメントがない3P目も強制的に譲られる。ここも1か所だけ悪いところがあった。もちろんアブミ投入\(^^)/。そして、またも残置\(^o^)/。

3P目出だし。

3P目が終わると、広いテラスに出る。いよいよルート核心の4P目。名古屋の2人とフェリーで一緒だったという大阪から見えたベテランのI夫婦も追いついてきた。60代だが今でも12クライマーで圧倒される。泉州山岳会だというと「ARN さんは元気にしてますか?」と話になる。和気あいあいとした雰囲気の中、真打 キャプテンT 登場。さすがです、アブミはザックに入れたままスタート。核心はテラスに上がってからと聞くが、その前も悪そうだ。


核心前のテラスに上がるところが一番悪い気が。

テラスに上がり、壁をオブザべするT氏。あれ?なんか掴んでる?「ムーブは分かるけど、かけられない」とのコメント。リングボルトは壁にリングがくっついてしまうので、背伸びしてヌンチャクをかけるのが難しかったそうで、スリングを掴んだそうな。それでもそこ以外はフリーで抜けたらしい。T 氏の総評は、「下部はパワー系、上部はムーブが要求される。5.10dか11aか?明星山 左岩稜の5.12aよりトータルでは悪く感じた」とのこと。

4P目 上部

Y 子さんはテラスまではフリーで抜けようとし、被り気味で足がない壁に大苦戦した挙句、パンプしてサビサビのリングボルトにセルフを取って休憩。「もうそこからアブミやー」とみんなから言われ、やっと腰にぶらさがってたアブミ初投入。私も続いてにアブミ連打で突破。

4P目ビレー点。高度感がすばらしい。

5P目もT リード。右に行くのか左に行くのか?迷った末に右に抜け、10m弱で階段状のスラブを越えて終了点の拇岳の頂上に立つ。

左かな?右かな?

12:45、どのピッチもワンポイントあり、また天気もロケーションもメンバーも素晴らしく、満ち足りた気持ちで握手を交わす。

拇ポーズ\(^o^)/。

帰りはフィックスロープを伝って降りる。20分程度で赤いクラック取りつきより右側に出る。

下山路

もう一度取りつきに戻り、再度1P目を眺める。

ついでにダイレクトルートなども見学。I夫妻はダイレクトルートから懸垂して降りて来た。ダイレクトはリボルトされたばかりで12登れる人には楽しいとのこと。(11bのピッチはエイドでも抜けられるそう( ..)φメモメモ。)次はダイレクトをやりに来たいと思う。もちろんアブミ連打で。

拇岳全容。ちょうカッコいい(^_-)-/

下山し買い出し。スーパーに予約していた丸焼き用鶏肉を取りに行き、ダッチオーブンで丸焼き。

思ったよりデカ過ぎて(;・ω・)

鶏肉で宴会開始。かなり酔っ払う。デザートに小豆島産と佐賀産イチゴの食べ比べをしたりしているうちに21:00近くになり、就寝。

3月22日(日)吉田の岩場 フリー

今日の朝ごはんは、ピザソースが加わりピザホットサンドに昇格(^^)。今日は11時くらいまでしか登れないので、アプローチが短いパーキングサイドロックに行ってみる。

岩場の前には巨大なダム

ビギナーズラック5.9(スラブ)を触るも、全員出だし突破できず、ワイワイしていたら、「モンキーズフィリップの取りつきはそこ違うよー」と声を掛けられる。開拓者さんとのこと(???)で、モンキーズフィリップ3P(ただし、トポに書いてあるラインとは違うラインどりを指示された)が、クラックあり、スラブあり、チムニーありの好ルートとのこと。では、、行ってみよう。昨日の赤いクラックでお腹一杯の松浦とY 子さん。全てキャプテンT にリードを任せることにする。

ルート全容

最初はアルパインチック。カムを使いながら進む。2P目が悪そうだが、私は、ここで時間切れ、懸垂してさようなら。残った二人で残り2P 無事登頂成功。さすがです。

広そうに見えて、内部は一部狭い3p目のチムニー

結構楽しいルートみたいなんで、次回は上まで行ってみたいと思いながら岩場をあとにする。

いろいろな要素があり楽しかったらしい。

予約していた店でランチを済ませ、フェリー乗り場近くのお寺さんを巡り、15:30のフェリーに乗り込む。

この小豆島旅行は、天気にも恵まれ楽しい仲間と過ごせたホントに幸せな3連休でした。


八ヶ岳(硫黄岳)ピークハント 20年03月22日

山行期間 2020年3月19日夜~21日
メンバー MSD,KNS,KWI,YMK,ICHh,ICHs
山行地域 八ヶ岳
山行スタイル ピークハント

今年の夏の海外山行モンブランチームのトレーニングで八ヶ岳へ向かいました。

私は体調を崩したり、膝痛に苦しんだりで、今シーズン初めての雪山です。

先週の岩湧~一徳坊山のトレーニングで、筋肉痛が収まったところ。

ついていけるか、心配でした。別行動になるかもと思いながら参加しました。

美濃戸口からは、二駆車が入って行けず、赤岳山荘まで歩きます。休憩後、行者小屋テント場を目指します。

あら、気づくと行動食がありません。車に置いてきたようです。メンバーにそのことを伝えると、みんなが分けてくれました。これがチームで参加することのありがたさだなと、しみじみ。

テント場にはお昼ごろに到着。先鋭チームがテントも張ってくれていました。天候が崩れるという情報があり、本日はここまで。お鍋をしようとリーダーがたくさんの食材を用意してくれていました。水源があり、雪とかし作業もなく、八ヶ岳なのにそんなに寒くもなく、とても快適。

海外山行の事、これからのトレーニングの事、お鍋をつつき話しながら、就寝。

3/21 4時起床、6時出発、硫黄岳に向かいます。モンブランを目指す、先鋭チームとは別れて、目指さないのんびりチームは、ほどほどのスピードで山頂を目指しました。山頂まではお天気も良く、八ヶ岳ブルーに感動しながらの山行、冬山の醍醐味です。でもやっぱり冬山、赤岩の頭からは一転、風が厳しく、ふき飛ばされそうです。先鋭チームが戻ってきました。左にまわって目指してね、と励ましてくれて先に下山。

阿弥陀岳がきれいに見えます。
八ヶ岳ブルーがきれいです。

3年前、Bチームの時は、もう少しというところで、高度障害で途中敗退していました。今回は無事登頂できました。少しはレベルアップできているのでしょうか。 

こう見えて強風で飛ばされそうです。

先鋭チームとは40分程遅れての登頂でした。強風ですぐさま下山、行者小屋でひといき休憩後、テント撤収して下山。

みなさんにずいぶん助けていただきました。ありがとうございました。(YMK記)

登頂前でまだ元気です。

行動記録:

3/20(土) 6:00起床  ー 美濃戸口駐車場7:40 ― 赤岳山荘8:40― 行者小屋 12:00

3/21(日)4:00起床  6:00出発 ― 硫黄岳8:40 ― 行者小屋10:40 –美濃戸山荘13:00 ― 美濃戸口13:50 ― もみの湯 ― 帰阪


乗鞍でクレパスレスキュー 20年03月16日

山行期間 2020年2/21~2/23
メンバー MSD KNS KWI ICI/H ICH/S
山行地域 岐阜県
山行スタイル ピークハント

金曜日の夜、いつもの集合場所へ向かいメンバーと合流。

他の山行へ行くパーティも集合してる。何やら週末の天気が荒れそうなので中止にしようか相談しています。 我々は迷うことなく出発!!

近畿自動車道に乗ると意外と車が少ない。明日から3連休なのに。天気が悪いから少ないのかな?と話していたら「この先工事のため通行止め」。なんでやねん。

(涙)ここまで来ると迂回もできず仕方なく工事区間を下道でやり過ごすが、かなりのタイムロス。その後はスムーズに進めて4時前には予定していた仮眠場所へ到着しました。 翌朝は休暇村近くの駐車場に車を止めて位ケ原へ向けて出発。

ロープウェイの営業開始まで少し時間があったので、歩いて登ろうということになり、駐車場近くから登はん開始。スキー場の脇を登っていき、途中、圧雪していない場所で多少苦戦しながらリフトの終点へ到着。

リフト終点からは山スキーのコース?を登っていくと降雪が強くなってきたので森林限界手前の樹林帯へ入り、テント設営。かなり吹雪いてきて寒くてトレーニングできず本日の訓練は中止。

翌朝起きると雪が50cm近く積もっていてテントの入口も半分埋れていました。トイレついでに、テント周りの雪をどかし、朝食の準備。今日も天気が今ひとつで雪もかなり降っているのでテントを閉まって撤収。

下山途中にクレバスレスキューをして下山。久しぶりの雪山歩きで楽しかったです。

                ICH/H記


三ノ沢岳独標尾根 20年03月11日

山行期間 2020年2月23-2020年2月24日
メンバー OSM,TSC
山行地域 三ノ沢岳
山行スタイル ピークハント

2/23,24 三沢岳独標尾根

天気は少し雲がある程度6時頃に出発。初めの渡渉に少し手間取りつつも1時間ほどで風越山の尾根へ取り付き9時前には風越山へ到着。

そこからはひたすら雪とクマザサのブッシュに足を取られながら進むことになり、またそこから200mほど登ると次は岩場を登る場面が増え始めルートを探すのにも少し手間取るようになる。独標の手前にある小ピークを登るあたりではちらほら見えていた夏道らしい場所も全く見えなくなり樹林帯を無理矢理進むような形になり踏みどころが悪いときは体ごと沈むような大変な場所だった。

独標尾根が見えたときには時間は14時を過ぎており。進むか進まないか悩んだが岩場を考えると降りも登りと同じぐらいかかるかもしれないという話になり、断念して降りることに。

そこから少し降りた稜線沿いの開けた場所で野営し一日を終えた。次の日は岩場の降りと稜線から川へ降りる標布を見失い川沿いに降りるのに時間がかかったものの無事に降りることができた。

振り返りとして登りが思ったより厳しく降りにも時間がかかるため往路なら2泊3日にするか、駒ケ岳ロープウェイに降りるルートで行くと1泊2日でも行けるのではないかと思う。また来年こそは!

2/23 6:05出発 → 8:55風越山 → 12:00 2075m → 14:00 独標尾根手前
  →15:00 2110m
2/24 7:15出発 → 9:45風越山 → 12:00駐車場


新潟焼山 北面台地 20年03月09日

山行期間 3/7-8日
メンバー MSD UET DTE KTF
山行地域 頸城 新潟焼山
山行スタイル 山スキー


3月7日 8時に笹倉温泉を出発。

1泊装備の重さにびっくりして駐車場で、ピーク行きたい人〜。と聞いたら、別に〜。という感じだったのでアイゼンピッケルは早速デポに。


潜れる新人KTFさんの足どりが重いと思ったら、やはりザックに白波900が!!

13時半、北面台地1,200m付近にテントを張り、ちょっと滑りに行ってから宴会。今週降ってぎりぎり良い雪質でした。

山なめとんか。散々叱られる新人さん、^_^Mチーム初めての山行でした。

3月8日 曇り。兼用靴のソールが剥がれてきた新人さんはテントデポして1,700付近までハイクアップして降りてきました。ちょっとガリガリなってました。


今度は日帰り装備で?ピークまで行きたいです!

でも北面台地で食べるMSDさんのお鍋は本当にとっても最高なのです…。

そしてもう春なのですね。






藤原岳 20年03月08日

山行期間 2020年3月7日
メンバー TGA
山行地域 鈴鹿 藤原岳
山行スタイル ピークハント


自宅のある愛知県との往復の際に横目に通り過ぎる鈴鹿。久しぶりに行ってきました。

♫雪は消えねどは春は兆しぬ。風は和みて陽は暖かし。♪

という歌詞がぴったりの1日でした。

ふきのとうのような福寿草のつぼみ
福寿草


リベンジ!積雪期 大山 20年03月01日

山行期間 2020年3月1日
メンバー ABE SGY YSZ BAN KSH SZK
山行地域 大山 弥山尾根
山行スタイル 積雪期登攀


2月7日、大山登攀ならず、夏道往復となった。
元谷小屋で帰り支度の際、思わず、リベンジしたいです、と口にすると、帰途の車内にて次回の山行日程で再び大山への山行計画が決まった。
直前、土曜日は低気圧通過が予想され、曇または雨の予報。日曜日に日帰りすることとした。

真夜中の到着時には星や月が綺麗に見えていたが起床後は霧雨。低気圧が東に離れていき天候は良くなることを期待して元谷を目指す。暗い中たどり着いた小屋では泊まりのパーティーが準備中であった。我々もここでハーネスをつけ出発。
小屋を出始めてしばらくすると空が白みだし雲がとれてきた。それまで暗さと霧で見えなかった北壁が姿を表す。いつ見ても絵になる光景だ。いよいよ取り付けるか、と緊張する。
踏み跡を着実にたどり高度を稼ぐ。たまに崩れる部分もあるがリーダーが頼もしくぐいぐい進む。別山尾根と弥山尾根の間の弥山沢を少しあがったところでアイゼンをつけ尾根に沿ってトラバースしていく。当初はすぐに尾根に乗り上げようとしたが昨年の経験者であるBANさんがトラバースで少し進んだことを記憶しており、かつ、踏み跡もあることから数10mトラバースしてから左手の尾根に乗り上げた。乗り上げた地点の直下は細い馬の背で雪も少しついているだけ。少しトラバースしてから取り付くこのルートが正解のようだ。
サブリーダーSGYさんーKSHさん、BANさんー私、リーダーABEさんーYSZさんの組み合わせなのでその順で登れるところまでロープを出さずに行くことにした。SGYさんに不安だったら言ってくださいと声かけしていただく。怖がりの私は、はい!(もちろん)と元気よく答える。不安があればお知らせする気満々だ。

踏み跡を着実にたどりながら登る。アックスがよく効いて快適だ。雪の塊りのラクに注意しながら、だいぶ進んだなあと思ったときに、すでに半分くらい進んでいるとのこと。安定している箇所で少し休憩。このままだとロープなしになりますが練習でロープ出しますか?とSGYさんが尋ねてくださったが、ロープなしで登れるならこのまま、、、と答えてしまい、稜線まで。
稜線が見えてからたどり着くまでは景色が素晴らしく、たどり着きたい気持ちと終わってしまうことが惜しい気持ちが混ざりあった。

帰りは大山や蒜山の特産品を各自買い込み帰阪。鳥取の素晴らしさを満喫した。

 


大山 積雪期登攀

山行期間 2020/02/08
メンバー ABE SGY SZK YSZ SOT KSH BAN
山行地域 大山
山行スタイル 積雪期登攀

駐車場発 5:25
元谷小屋着 6:50
元谷小屋発 7:30
6合目小屋着 9:13
頂上小屋着 10:10
頂上小屋発 10:45
6合目小屋着 11:26
元谷小屋着 12:30

大山の弥山尾根西稜と別山尾根中央稜での積雪期登攀トレーニング。
昨シーズンの弥山尾根西稜では、初めての長いピッチの登攀練習ができ充実した山行だったので、今年は同じコースを行くことでまた違ったトレーニングができる。と楽しみでした。
とはいえ、やはり登攀だし、2日目には別山尾根中央稜と初めてののコースだったので出発前から緊張していました。

今年は今までにないほどの暖冬で雪がない・・と話すことが多かったが、2月入り寒波到来!うれしくはあったが、山行直前での降雪と山行期間の思わしくない天候に決行できるのかと思いながら集合場所へ向かいました。
大山に向け出発はしたものの車中では「この状況は雪崩などのリスクがありそう」と話しており、現地判断ということになりました。

4:00起床で駐車場出発。
昨年は多くの人でごった返していた元谷小屋には誰もおらず、小屋手前は腰ほどのラッセル状態。

北壁の様子、今日明日の悪天を考えるとリスクしかないという判断で登攀は中止し、夏道で頂上に行くことになりました。
ラッセルの練習になるかと思いきやそこまでの雪ではなく、小屋から夏道に合流するとどんどん人が登ってきて天候が悪くてもこれほどの人が来ることに驚きでした。
登っていくほどにホワイトアウトし風も強かったが、アッという間に頂上小屋到着。

少し休憩をとり下山。
明日も天候は回復しないとわかっており小屋に戻っても昼過ぎだったので、数時間ラッセル練習をした後、帰阪となりました。

ラッセルを再度指導していただき、各自離れてラッセルで稜線目指して登っていくことになったのですが、稜線までたどり着けるかなと思いながら、ひたすらラッセル!
ラッセルといえば、2017年年末の五竜冬合宿でのスキー場から腰ラッセルでとにかく足が踏み込めないことを思い出します。あの時を思えば、足が踏み込める状態なのでしんどいけれど前には進めました。
途中、夏道を下山している方と出会う度に、“どうしたの?”という様子で見られました。

積雪登攀ができず、心残りがありながらの帰阪となりました。


八ヶ岳 シーズンイン 20年02月02日

山行期間 令和元年11月29日(金)夜〜12月1日(日)
メンバー SKD/MTU
山行地域 八ヶ岳
山行スタイル アルパインクライミング


11月29日(金)

八ヶ岳のアイスのシーズンインだが、気温が高く前日に小屋に確認したが、水が流れているとの情報…

中止にするのも嫌なので、とりあえず八ヶ岳に向けて車を走らせた。

裏同心ルンゼがダメだったら小同心クラックの予定だ!とりあえずどっか登ってこようとの話で相方とは話がまとまった。

赤岳山荘までの林道にも雪は全くなく路面も凍ってない…

特に危ないこともなく赤岳山荘駐車場まで到着。車で30分ほど仮眠…

11月30日(土)

全く寝ていないが、とりあえず出発。

北沢登山道をノンストップで赤岳鉱泉まで歩く。小同心クラックは人気ルートなのでなるべく早くに取り付きたいとの一心で歩いた。

赤岳鉱泉にはほとんど雪はなかった。

 

 

 

 

 

幕営後、用意をして裏同心を見に行くが、思いっきり川が流れていたので、ダメだと思い大同心稜に登り一路小同心へ。

 

 

 

 

 

大同心南陵に取り付く所で別パーティーに会い、小同心の情報を得るがまだ小同心のパーティーは無いとのこと。大同心から小同心へのトラバースが雪がなくやらしかったが、なんとか通過して小同心の取り付きへ。

誰も登っていない!トップを取れた!

とりあえず、用意をして相方と男気?ジャンケン!

勝った私が1p目を担当。寝ずの体を叩き起こして、1p目に取り付く。左上して凹角に入る。支点はほどんとないが、慎重に登ればスタンスも全く問題無い。カムやナッツを使用できなければシビアな感じの1p目終了!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2p目は相方。凹角からのフェイス。これも支点はなくピナクルやNPを使って終了した。

 

 

 

 

 

3p目は少し早めに2p目を切ったので、凹角からのトラバース。上部は簡単な様子だったのでとりあえず終了点まで上がった。

 

 

 

 

 

小同心の頭からは横岳まで登る。最初は雪稜を少し歩くが、途中から少しやらしくなってきて、岩稜帯になってくる。

 

 

 

 

 

横岳直下まで来たが相方と相談して逃げずに横岳に突き上げたいとの話でまとまったのでちょっとやらしい岩稜を1pロープを出す。雪が中途半端についているので、かなりやらしかった。本日の核心部だった…

20mほどで横岳に飛び出してクライミング終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後は、地蔵尾根まで一般道を行く。

この時期の稜線は中途半端な雪で歩きにくい…休憩しながら地蔵の頭まで到着。

雪があれば地蔵尾根も簡単に降りれるが、雪がなかったら梯子や階段が長く、積雪している時よりかなり時間がかかった。

行者小屋に着く頃には薄暗くなってきて、疲れている体を引きずって赤岳鉱泉まで。

残業になってしまった。(反省…)

赤岳鉱泉で水をもらって夕食を食べて、就寝。

12月1日(日)

二日目は、アイスの予定だったが、発達途中の氷瀑を割ってまで登るのも気がひけるので、ヨーロッパで使用する同時登攀の練習をして、温泉の時間に合わせて下山。

いつもはこの時期にアイス始めだったが、今年は暖冬の影響で氷の発達が遅いようである。

下界では、寒いのは勘弁してほしいが、山に入ると雪や氷が恋しくなってくる。

今年のアイスシーズンは短そうだなっと思いながら下山した。

下山後は、お決まりのラーメン!

登ったカロリー消費を0にしてきました!


冬季遭難対策訓練 20年01月31日

山行期間 2020年1月17日(金)夜〜19日(日)
メンバー SKD TGA MNG KWI SUM SUMI ICK OTA TKH SKB KFC DOIS DOIA
山行地域 八方尾根
山行スタイル 遭難対策訓練

毎年恒例の泉州山岳会の冬季遭難対策訓練が二日間の日程で八方尾根にて行われました。参加者は13名(Mチーム7名、Bチーム6名)です。

主な内容はビーコン捜索、ビバーク訓練、雪上での確保技術、ケガ人の搬送訓練です。

 

9時15分、八方アルペンラインを乗り継ぎ八方池山荘までひとっ飛び。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビーコンチェック後、八方池手前で適地を探し2チームに分かれて訓練開始です。

まずは雪崩における埋没者の捜索訓練と弱層テストです。

流れとしては①消失点の確認 ②ビーコンサーチ ③プロービングです。

その際、二次雪崩の被害を防ぐために見張りを立てることも重要であると教えて頂きました。また事前講習で雪崩埋没者の7割が生存していると言う話を聞き迅速に捜索、救出をしなければいけないと思いました。

 

次は弱層テストです。スコップで直径30 cmほどの円柱を掘り出すとバウムクーヘン状の層が目視出来、指で突ついてみると雪質の違いを確認することができました。その後スコップの上から叩いてみます。この日はびくともしませんでしたが、少しの力で簡単にずれるようであればとても危険です。

少し面倒ですが、雪崩のリスクが大きい地形や降雪後、気温上昇時などは弱層テストをするべきだと感じました。

 

 

 

 

 

12時より、3チームに分かれてビバークのための雪洞を作成。

スノーソーで切り込みスコップで力一杯掘り出していきます。快適さを求め広く天井の高いものを目標にしていましたが、掘り進むにつれ雪が凍ってカチンコチンになっているところが多く困難を極めました。

 

 

 

 

 

一心不乱に掘り続け気がつけば16時前。作業を中断、気象通報を聴き天気図を作成。濡れてビリビリになった天気図を放って作業再開。

チーム一丸となり雪を掘り出し掻き出し日が落ちかけた頃、何とか今夜の宿が完成しました。

さっそく蝋燭を灯し雰囲気抜群の雪洞内で温かく甘〜いカフェラテをひと口。冷え切った身体が解凍されていく感覚は幸せそのものです。

お楽しみの夕食は1年先輩のSUMIさんが用意してくださいました。ポルチーニ茸のペンネにチキン入りのポテトサラダ、そしてクリームシチューという豪華ディナー!!

とっても美味しくって頬っぺたがポトリと落っこちてしまいました。あら、大変!

 

20時半、就寝。

アタック装備でのビバークを想定しているので午前0時まではシュラフカバーのみで寝るという無謀なものです。

雪洞内は0℃以下にはならないと言いますが出入口をツェルトで覆っているだけなのでどうしても隙間風が入ってきます。

なので、さ、さ、さ、寒い、、、他のメンバーも寒さのためかガサゴソと眠れない様子です。

待ちに待った午前0時、透かさずダウンシュラフに潜り込みました。

暗闇の中、あまりの暖かさに自然と笑みがこぼれます。ふふふ、わたしは水鳥よ!!

 

おはようございます。4時半になりました、起床時間です。

ヘッドライトを点けて、ふとチームリーダーMNGさんを見てみるとシュラフカバーのみではありませんか!ギョギョギョ、シュラフは何処に、、、MNGさんには『氷河期が到来しても生き延びることが出来るで賞』を是非とも贈呈したいです。

 

 

 

 

準備を整え雪洞から抜け出すと冬山ならではのキリっとした透明感抜群の空気を感じることができました。冷たい空気をいっぱい吸い込んで気を引き締めます。

さぁ、1日の始まりです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは雪上での確保技術。

12月の例会ではスタンディングアックスビレイを学びましたが、今回はスノーバー、デッドマンなどの道具を使ったものや懸垂下降に最適なボラードや土嚢袋を利用したものを学びました。アイデア次第で活用方法が無限大に広がりそうです。

主にスノーバーを使うことが多いそうですが、柔らかい雪では上手く埋まらず力を加えると抜けてしまいました。もっと深く掘らなきゃですね。

反対にボラードや土嚢袋を使ったものは手間はかかりますが安定感がありました。ボラードとは船を係留させる係船柱のことらしいです。なるほどー

 

最後は積雪期の搬送訓練です。

ロープ、ツェルト、ザック、銀マット、カラビナ、シュリンゲを使い搬送します。

先輩のSUMさん(自己申告体重67キロ)をTGAチームのか弱い女子4名+男子1名の計5名で搬送します。

負傷者を安心させるために声掛けをしながら、踏ん張れるよう足場を作り『せーの』で一斉に引き上げます。これを何度も何度も繰り返しふらふらになりながらゴールです。

想像以上の運動量で朝食のチゲ雑炊も全て消化してしまい胃の中は空っぽになってしまいました。

 

2日間の冬季遭難対策訓練はあっという間に終わりを告げました。

雪山では夏山以上に様々な危険が潜んでいます。

いざという時に落ち着いて対処出来るよう訓練の大切さを改めて感じさせられました。

 

 

帰りに白馬村の山道具屋さん『楽ピー』に立ち寄り、念願の山スキー用の板とビンディング、シールを購入!

2月始めのスキー(ヤマボク)が今から楽しみです。

初心者なのでゲレンデですが。トホホ、、、涙

 

DOIA記


中央アルプス 経ヶ岳 20年01月26日

山行期間 2020年1月25日
メンバー OSM, OKD, MRJ
山行地域 中央アルプス
山行スタイル ピークハント

 雪山にしばらくブランクがあるOKDさんとMRJさんとで中央アルプスの経ヶ岳に行ってきました。2年ほど前にも行ったのですが、その時よりも雪が少なかったです。前回は仲仙寺から登ったのですが、台風の影響で倒木が多いとの情報をネットで得たので、今回は大泉ダムの登山口から登ることにしました。

1700mぐらいまではほとんど雪はなかったです。トレースは残っていました。8合目ぐらいからはトレースから外れるとずぼっとはまるぐらい雪があるので、トレースが消えるぐらい雪が降った場合は、ワカンがあったほうがいいと思います。

 

8合目。景色がすごくよく、御嶽山と木曽駒、八が岳がきれいに見えます。

  

頂上。景色はよくないです。

ちょっと標高差はありますが、初心者や雪山にブランクがある方にはいいところだと思います。

7:00大泉ダム登山口→7:56 四合目→8:50 1790m→9:40 1980m→10:15八合目→11:30頂上→13:05 1765m→

13:50四合目→14:30駐車場


経ヶ岳(福井の山)

山行期間 2020年1月24日(金)夜~25日(土)
メンバー SGY, ABE, YSZ
山行地域 福井の山
山行スタイル 雪山


今年は暖冬のため雪が少なく、日帰り山行で雪のあるところを探すのに苦労した。

当初は比良の堂満岳中央稜での登攀を考えていたが、比良には雪がなさそうということで、スキージェム勝山のゲレンデトップから登れる福井の山・経ヶ岳(三百名山)に行くことにした。

スキー場の駐車場付近は雪化粧程度で、リフトが動き出す時間というのに、駐車場に停まっている車はまばらであった。

リフト2本を乗りついで高度を稼ぐと、上部はそれなりに雪があって、スキーやスノーボードを楽しんでいる人たちの中を縫いながらき、ゲレンデトップの法恩寺山のコルにたどりついた。

目の前には、周り込んだ尾根の向こうに、双耳峰のような北岳と経ヶ岳のピークが横たわっていた。

夕方4時までに、1本目のリフトの終点まで戻って来なければ、スキー場の下まで歩いておりなければならないので、結構、時間的に厳しそうだった。

例年なら、出だしの樹林帯は雪で埋まっているはずだが、今回は藪漕ぎから始まった。

 

法恩寺山には雪上訓練などで何度か訪れていて、雪洞も掘ったことがあるが、雪上訓練ができるほど雪はなかった。

いつもならラッセルで時間切れとなり、経ヶ岳にはたどり着かなかったが、今回は、初めてピークに立てるかもわからないということで、気合が入った。

経ヶにはいくつかルートがあって、六呂師スキー場から登るルートが有名。

しかし、私は、日帰り山行ながらほとんどが稜線行動というスキージャム勝山からのルートが好きだ。

これまでに何回か歩いた樹林帯の前半部を通り過ぎると、ようやく、このルートの全貌が目の前に広がった。

    

ワカンを履いて幅の広い尾根を進んでいくと、尾根の幅が狭くなって樹林帯を越え、きれいな雪稜が目の前に広がった。

まだ、遠くに見える経ヶ岳の頂上には、六呂師スキー場から登ってきた登山者の人たちが見える。

経ヶ岳の頂上は、いくつかの小ピークを越えたまだまだ先にある。

 

ナイフリッジの雪稜を下る必要があり、アイゼンに履き替えた。

北岳からは、赤兎山に続く雪尾根と白山山系が目の前に広がっている。

天候は快晴で暖かく、快適な雪稜で雪が締まっていて、先を急ぐ。

引き返すタイムリミットとして12時を設定していたが、ピークはもう目と鼻の先である。

最後の登りを越えると、12時少し過ぎに、広い頂上にたどりついた。

経ヶ岳は360度の展望に恵まれていて、六呂師スキー場から登ってきた登山者に、写真を撮ってもらった。

(SGY記)

<行動記録>

リフト2本目の終点8:50→法恩寺山のコル9:10→1360mのピーク9:30→北岳11:50→経ヶ岳12:10→北岳12:30→1360mのピーク14:20→法恩寺山のコル14:50→リフト1本目の終点15:40


瑞浪屏風岩

山行期間 2020/1/25
メンバー HND DTE
山行地域 瑞浪
山行スタイル フリークライミング


まいどDTEですo(^o^)oまだまだですがまえから行ってみたかった瑞浪に連れて行っていただきました。

私は全部TRで特に成果もなしですが、、普段あまりできないクラックとスラブの練習ができました。

 

ロンパールーム(5.9)スラブ。私は最初のさかい目から乗りあがるところで落ちてしまいました;;

 

 

 

 

エースをねらえ(5.10b★)右上の岩からオフウィドスサイズでしかも岩にヘルメットがあたって大変でした。私はもちろん落ちました。

瑞浪のお世話をいろいろしてくださっているクライマーのIさんがパッシブ限定RPをされてました。すごー!!

 

秀則コーナー(5.9)

ハンドサイズでコーナーなのでできるはず・・・!とチャレンジするも二回とも終了点手前で落ちました。。最後に急にクラックのサイズが微妙に浅くなりました。

最近Iさんが終了点を新しくしてくださったそうです。

また挑戦したいです。

原住民(5.10bc)★★

新人クラックが混んでいて、秀則コーナーの隣にあり下から見ると登れそう?

これが意外に難しく思わぬところでフェースクライミングの罠にはまりました^^

私は1ピン目のところさえ乗りあがれなかった。。

 

そして本日のメインイベント!?新人クラック(5.9)です。

新人”いじめ”クラックと呼ばれているそう。

行きの車で「絶対さわった方がいいですよw」と言われていた。

 

サイズはハンドでもかぶったクラックですごい奥まで手を入れないといけないので、引きつけの力が全然足りません。超ぶら下がりながら「クライミング」というより「もがき」で終了点に。。

サイズと長さが新人なのかー。

 

 

無名?スラブ(5.10bc?)

最近Iさんが開拓されたというスラブにHNDさんがOSトライ。

私はもちろんトップロープでやってみると3ピン目まですごい傾斜(私にとっては;)で、ピンも遠くよくこんなところをリードできるものだと思いました。。やっぱり鉄人や…。上部は傾斜が一気に緩んで快適スラブでした。

 

最後に原住民をもう一度やって、日没間際にクライミング終了。

トップロープできるのでまたみんなでトライしに行きましょう♪♪