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大山 積雪期登攀20/03/01

山行期間 2020/02/08
メンバー ABE SGY SZK YSZ SOT KSH BAN
山行地域 大山
山行スタイル 積雪期登攀

駐車場発 5:25
元谷小屋着 6:50
元谷小屋発 7:30
6合目小屋着 9:13
頂上小屋着 10:10
頂上小屋発 10:45
6合目小屋着 11:26
元谷小屋着 12:30

大山の弥山尾根西稜と別山尾根中央稜での積雪期登攀トレーニング。
昨シーズンの弥山尾根西稜では、初めての長いピッチの登攀練習ができ充実した山行だったので、今年は同じコースを行くことでまた違ったトレーニングができる。と楽しみでした。
とはいえ、やはり登攀だし、2日目には別山尾根中央稜と初めてののコースだったので出発前から緊張していました。

今年は今までにないほどの暖冬で雪がない・・と話すことが多かったが、2月入り寒波到来!うれしくはあったが、山行直前での降雪と山行期間の思わしくない天候に決行できるのかと思いながら集合場所へ向かいました。
大山に向け出発はしたものの車中では「この状況は雪崩などのリスクがありそう」と話しており、現地判断ということになりました。

4:00起床で駐車場出発。
昨年は多くの人でごった返していた元谷小屋には誰もおらず、小屋手前は腰ほどのラッセル状態。

北壁の様子、今日明日の悪天を考えるとリスクしかないという判断で登攀は中止し、夏道で頂上に行くことになりました。
ラッセルの練習になるかと思いきやそこまでの雪ではなく、小屋から夏道に合流するとどんどん人が登ってきて天候が悪くてもこれほどの人が来ることに驚きでした。
登っていくほどにホワイトアウトし風も強かったが、アッという間に頂上小屋到着。

少し休憩をとり下山。
明日も天候は回復しないとわかっており小屋に戻っても昼過ぎだったので、数時間ラッセル練習をした後、帰阪となりました。

ラッセルを再度指導していただき、各自離れてラッセルで稜線目指して登っていくことになったのですが、稜線までたどり着けるかなと思いながら、ひたすらラッセル!
ラッセルといえば、2017年年末の五竜冬合宿でのスキー場から腰ラッセルでとにかく足が踏み込めないことを思い出します。あの時を思えば、足が踏み込める状態なのでしんどいけれど前には進めました。
途中、夏道を下山している方と出会う度に、“どうしたの?”という様子で見られました。

積雪登攀ができず、心残りがありながらの帰阪となりました。