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80期 沢登り② 下多古川 10月 03, 2020 ( No Comments )

山行期間 2020年8月29日(土)夜~30日(日)
メンバー OSM(CL)、HND(SL)、OKD(SL)、UET(SL)、UDZ(SL)、YMZ、KSK、SMD、TKD、YSD、YGI、KMR
山行地域 大峯
山行スタイル 沢登り


第3ステージ 最終日。2回目の沢登り。
目指す沢は「下多古川」。 シモタコサワ? 初めて聞く名で調べてみると「山上ヶ岳から5番関への稜線から東走する川。その中流部に2本の大滝をかける谷として有名」だそう。
美しく、尚且つ、深みがなく、初心者の沢登りにうってつけの場所であるとのこと。 期待が高まります。

当日、天気は曇りのち晴れ。 沢登り日和です。

週間天気予報では雲行きが怪しく、雨が降る可能性がありました。
私たち80期はコロナの影響でたくさんの山行が中止になってしまったり、変更になっています。
そんな私たちの為、リーダーは雨が降った場合のバックアップとして、別の場所での沢登り山行まで企画してくださいました。 そのお心遣いに感謝です。

前泊組と当日集合組が合流し、6;00に下多古川へ。
沢のすぐ近くに駐車場があるため、沢靴を履いて、出発。

私以外のBメンバーは第1回目の沢登りに参加していて、今回が初沢登りなのは私のみです。
初めて履くフェルトソールにドキドキしながら入沢。

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冷たくて気持ちいい。

気持ち良くても、フェルトソールに信頼をまだ寄せられない私は緊張です。
時折、足元が不明瞭で意外と深かったり、大きな岩があったりとぎこちなく歩いている私の背後から「わー! めっちゃ気持ちいい〜」 「たのし〜」とはずむ声が聞こえます。  振り返ると満面の笑み。 よっぽど楽しいのでしょう。 その笑顔に背中を押されて、緊張が解けていきます。

だんだん沢歩きに慣れてきて、沢靴のフリクションに安心できるようになると、周りが見えてきます。透明度の高い水に、木々や苔の緑の美しさ。カエルなどの生物。 いいところだなーっと思いながら歩きました。

周りを見てばかりだと、足元が疎かになり、躓きそうになったり、深みにはまったり。その度に注意して歩かなければと気を引き締める。

どんどん進むにつれ、岩場にでてきました。
流れが強くなっている場所や小さな滝になっている場所は、リーダーたちが前後左右に分かれ、サポートしてくれるおかげで安心して登ることができます。

Bチームのみんなは山の経験も私より豊富で運動神経もあり、どんどん岩を登っていきます。登れない私は上から先輩たちに手を引っ張ってもらったり、スリングやお助けロープを使って引き揚げてくれました。 「そこそこ体重のある私+ザック+水の抵抗」と非常に重いのに、軽々と引き上げれる先輩方のパワーが頼もしすぎます。
また、引き上げつつ、正しい引き上げられ方までしっかりとご教授してくださる先輩方にただただ脱帽でした。

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途中、読図の説明もしてくださいました。説明していただけると「ふむふむ」と理解はできるものの、実際に自分でできないのでもっと勉強しなければと思いました。
また読図に関してですが、私はBチームの後ろにいて、最後尾がチームリーダーでした。時折、後ろの気配を感じないので振り返ると、川が蛇行している場所や、少し開けた場所などポイントポイントで地図を確認されていました。 先頭を歩く人に進路を任せるのではなく、一人一人が地図を確認し、道を進むべきというお手本を見せていただけました。

本日のビューポイントの琵琶の滝と中の滝は荘厳で美しかったです
特に中の滝に着く頃には太陽の光が差し込み、水面がキラキラ輝き、虹がかかっていました。 まるで私たちの沢登りを滝が歓迎してくれているようでした。

滝を見ながら、少し休憩をとりました。私はただただ「綺麗だなー」と思いながらぼーっと滝を見ていたのですが、ふとしたときにリーダーたちの会話が耳に入ってきました。 何やら、「あの滝を登るとしたらどう登る?」といった滝登りの話のようです。
私は今まで生きてきて、滝を登ろうと思ったことはありません。私にとって滝は「観るもの、音を感じるもの」でした。 そんな私からしたら、その会話が驚きでした。 私も滝を見て、「滝を登りたい」と自然に感じるようになれば、私の山の世界はもっと広がっていくのでしょう。

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中の滝を満喫したとは下山です。沢から外れ、登山道へ。
あっという間に下山できました。

楽しい山行と綺麗な沢のおかげで気分上々で下山し、駐車場で靴を履き替えたら、足首から流血が、、、。「ヒルにやられたかもー」と叫ぶとみなさんよってきてくれました。 リーダーはすかさず防水の傷パッドを差し出しくださり、前回ヒルの被害にあったBチームのメンバーはその経験からテーピングを差し出してくれ、グルグル巻きにするようにアドバイスしていただきました。他の方達はいなくなったヒルを探してくれました。 優しい人たちばかりです。

ヒル探しに関してですが、私はヒルがどこかにまだいて、車に持ち込んでしまわないために探してくれているのだと思っていました。 もちろんそれもあるそうですが、血を吸ったヒルは産卵するので、増やさないために駆除しなければならないと教えてくださいました。 駆除には塩スプレーが有効であることも教えていただきました。

ヒルに気分を害されましたが、その対価として、ヒルについて学ぶことができました。 そして、次回からは忌避剤を必ず使おうと思います。

その後は柔らかいお湯の温泉に入り、チームリーダーおすすめのお店で美味しいおうどんをいただきました。 大満足の1日でした。

末筆になりましたが、リーダーの皆さま、ありがとうございました
たくさん学び、良い経験をさせていただきました。
今後ともご指導をお願いいたします。
また、一緒に歩いてくださったBチームの皆さまもありがとうございました。
次回の山行もがんばりましょう。

(KMR記)


80期 四国 剣山~三嶺 9月 17, 2020 ( No Comments )

山行期間 2020年9月11日夜~13日
メンバー AB(CL) SGY(SL) SZK(SL) KSK SMD YMZ TKD KMR
山行地域 四国 剣山~三嶺
山行スタイル 縦走


大阪は、まだまだうだるような暑い日が続いている中、秋山?として四国剣山~三嶺に行くことになった。
新型コロナの影響でテン場やトイレの確保が難しく、南アルプス、鳳凰三山から変更となってしまったことは少し残念だが、稜線の素晴らしい山である為、非常に楽しみだ。
9/11(金) 21:30、 いつも通り三国ヶ丘駅に集合。
のはずだったが、1名が電車内に大事な大事な登山靴を忘れるという事件が発生した!!!
直ぐに気付いたことと、近くの駅で預かってもらえた為、30分程度の遅れで済んだことは不幸中の幸いだった。
網棚に物を置く際は、くれぐれも注意されたい。
翌2:30過ぎに剣山登山口に到着した。
さすがに今回ばかりは宴会なしで即就寝。
パッキングがうまくなってきているのか、6:00起床で7:00前には出発することができた。
出発直後より頂上はガスって見えない。
嫌な予感しかしない。
8:20 、コースタイム通りに剣山山頂に登頂。

案の定、景観は0、風が吹き荒れていて寒いだけだ。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

証拠写真だけ撮影して、さっさと次のピークへむかうことになった。
9:00、次郎ギュウ登頂
雨も降りだした。。。
見どころの一切ない、ただただ修業のような山行が続きます。
10:20、丸石
11:55、高ノ瀬
四国
とうとう雨も大粒となり、稜線一つ見ることなく、14:00、本日の宿泊地、白髭避難小屋へ到着した。
サブリーダーから、テントではなく避難小屋での宿泊を提案されたのだが、全員もろ手を挙げて賛成したのもうなずけます。
雨、風は更に強くなり、雷も鳴り出したが、避難小屋はビクともしません。
避難小屋最高です!
お茶と食事でまったりし、18:00には就寝です。
2日目。
4:00起床、5:00前出発。
びちょびちょに濡れた登山靴やウエアを着るのは、気分もダダ下がりです。
更に本日も朝からガスってます。。。
修業のような山行は続きます。
雨が降っていないことだけが、唯一の救いです。
7:30、三嶺登頂
ほんの一瞬だけ三嶺からの稜線が見えたことは、ささやかなご褒美です。
直ぐにガスってきたので、下山開始です。。。

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9:40、下山
下界は晴れてました。。。涙
まさに踏んだり蹴ったりです。
苦行の様な山行でしたが、辛い経験をしてこそ、いい時の山行が際立つものと自分を納得させるしかありません。
「卒業したら、天気のいい時に必ず来よう」と、皆思ったことでしょう。
最悪の天候の中、引率して下さった諸先輩方、ありがとうございました。(KSK)

80期 夏合宿 くじゅう・由布岳 8月 30, 2020 ( No Comments )

山行期間 2020年8月13~15日
メンバー HND(CL)、DTE(SL)、MTD(SL)、YMZ、KSK、TKD、SMD、YGI、YSD
山行地域 九重連山、由布岳
山行スタイル 無雪期縦走


13日11時30分 長者原出発

お昼頃からの出発だった為か気温が高くとても暑くてこの先大丈夫かなぁなんて考えながら坊がつるに向かいました。

Bチームのメンバーが交代で先頭を歩かせていただきます。

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13時30分 坊がつるテント場に到着しました。

広くお手洗いも近くにあり水道もあり良いテント場です。

早速テントを張りました。

あれだけ確認したのにペグを忘れてしまい石を拾いにいきました。

忘れものには注意と反省しました。

まずは大船山に向かいます。

14時 坊がつる出発

どんどん標高をあげていきますが荷物が軽いのでさっきより元気に歩けました。

15時30分 大船山到着

見事な景色に心が踊りました。
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今回の縦走路には入っていない三俣山が綺麗にみえます。

17時00分 坊がつるテント場に帰ってきました。

なんとか法華院温泉に入れる事になり皆大喜び。
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ここまで来て入らない手はないでしょうなんて声も聞こえてきました。

法華院温泉のバンガローはこないだの大雨被害で流されたと聞いていましたが大変な時に営業してくださり感謝しました。

山行中に汗を流せる事はありがたいですね。

良いお湯でした。

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テント場に戻り次は食事の準備です。

私は簡単トマトソースのパスタを食べました。

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皆でゆっくり話していると日が暮れていき少しずつ星が見えてきました。

ピカピカ光る新手の飛行機がいる!なんて声もちらほら。

さらにこの日は流星群の日だったようで初めてスペースシャトルのような大きな流れ星を見ました。

「わー!」と歓声をあげました。

これから星空を見る度に思い出す流れ星になるだろう。

3時起床 テント内でカレー飯というお湯を注ぐだけのご飯を食べます。

テントを素早く撤収して4時30分2日目行動開始です。

忘れ物がないかよく確認します。

ヘッドライトで歩きますがだんだんと明るくなり北千里浜辺りでは美しいモルゲンロートが見れました。

ここは見た事ないような景色が広がっていて不思議な感覚になりました。

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6時30分久住別れに到着

7時天狗の城とどんどんピークを踏んでいきます。

天狗の城から見える御池には心が奪われました。

こんな山の合間に綺麗な池が存在する事が神秘的です。

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7時10分九重連山最高峰の中岳。

三俣山や久住山、星生山とぐるりと見渡せます。

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7時50分稲星山

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8時30分久住山に到着しました。

山が違えば見える景色も違います。

それぞれの山に個性があるのだなぁと感じました。
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9時に久住別れに戻ってきました。

最後の大きな登りの星生山に向かいます。

太陽が暑くなってきました。

暑いけれども良い景色がずっと見えるのはラッキーです。

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皆頑張って登ります。

9時30分星生山到着

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星生山は見る方角によって全然違う山に見えると何かに書いてありました。

ここからは下山になります。

200m程下ると少し登り返して11時 沓掛山に到着。

岩登りの要素もあり楽しかったです。

牧野戸峠登山口から登ってくる人も多いらしく沢山の人とすれ違うようになりました。

11時20分 牧野戸峠登山口到着

でもまだ終わりではありません。

駐車場までの道のりはまだ長いです。

車道を歩かないといけないと思ってましたが自然歩道が駐車場まで続いていたのでそちらを歩く事にしました。

灼熱の歩道歩きじゃなくて良かったと思いました。

12時30分長者原に無事到着

アイスクリームを食べて癒されました。

温泉にゆっくり浸かり次は待ってました!赤牛です。

縦走で疲れた後のお肉は格別でした。

皆も笑顔が溢れていました。

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道の駅由布院の奥の方で寝ようとしていた所プレハブ小屋(工事中だった)の会社の方が現れご好意で小屋に泊まっても良いと仰ってくださっ

たそうな。

こんな事後にも先にも一度きりだと思います。

暖かい地元の方のご好意に感謝致します。

何か違う形で恩返ししたいと思いました。

本当にありがとうございました。

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15日 2時30分起床

素早く片付け3時に出発します。

3時30分 由布岳登山口から登り始めました。

真っ暗な中ヘッドライトを照らしながら慎重に進んでいきます。

自分がどんな道を歩いているかもわからず気持ち悪い感覚がありました。

登りが始まりどんなキツイ傾斜だろうと思っていましたが登山道はとても歩き易くジグザグにひたすら登ります。

途中の小休憩では街の夜景が見えて綺麗でした。

ほとんどが山なので街の夜景も凝縮されていました。

さらにしばらく歩くと5時15分に西峰と東峰の鞍部「マタエ」に到着しました。

ここからまずは西峰に向かい御来光を見る予定です。

間に合うか!?皆ドキドキしながら岩場に喰らい付いていきます。

落石に気をつけながら距離を保ちどんどん登りました。

鎖場もありアスレチックで楽しいですが油断は禁物です。

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5時40分頃由布岳西峰に到着。

写真を撮ったりワイワイとしているうちに誰かから「出た!!」と声が聞こえてきました。

お日様が顔をひょっこり出していました。

歓喜が湧き上がりました。

しばらく御来光を眺め御来光に安全登山のお祈りをし世界の平和のお祈りをし健康のお祈りをして・・

お祈りしすぎですね。

欲張るといけません。

由布岳の影を見れたのも嬉しかったです。

影由布ですね。

西峰から次は一旦マタエに下りて東峰を目指します。

東峰までの登りは特に危険はありませんでした。

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6時30分東峰

写真を撮り少し休憩を入れて日向山経由で下山開始です。

下山道は歩きやすいと言える道ではなく急坂で転ぶといつでも怪我をしそうでした。

個人的には一番気を使ったルートでした。

日向山までの一部を私が先頭で歩かせていただきましたが広い樹林帯で地図とコンパスで確認しましたがわかりにくくこういう所で遭難が起こり易い

のだろうな、と感じました。

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日向山8時30分

樹々におわれた山頂で証拠写真を写しそそくさと退散。

山頂には1分しか滞在していないという。

そこから又ゆっくりと下山開始しました。

標高を下げる事に気温が高くなりジリジリと太陽に照らされました。

下の草原に帰ってきた時には素晴らしい景色が待っていました。

青い空に緑の草原、振り返るとさっきまで山頂にいたどっしりと美しい由布岳が地元の人々の安全を見守っているように見えました。

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10時 下山

帰りはお楽しみの泥湯でドロドロ、ツルツルになり美味しい鳥天をいただき旅行気分を楽しみました。

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今回同行してくださったリーダー陣の先輩方、楽しい企画を沢山織りこんでくださった渉外担当のお2人3日間共に歩いたBチームの仲間、ありがとうございました。

(YSD記)


80期 沢登り① 白滝谷 8月 11, 2020 ( No Comments )

山行期間 8月2日
メンバー OSM(CL)、OKD(SL)、HND(SL)、DTE(SL)、YMZ、KSK、SMD、TKD、YGI、YSD
山行地域 比良山地
山行スタイル 沢登り


8/1(土)

今回は、Bチームとして初めての沢登り。コロナの影響もあって直前まで行先は確定していなかったが、金曜にメーリングリストで「白滝谷へ行きます」とCLよりメールがきた。

勿論、楽しみにしていた沢登りだったので嬉しかった。

前夜発で坊村の葛川市民センター駐車場へ。到着して各々飲み食いして寝床へ。前回の武奈ヶ岳より夜は寒く感じた。虫も思っていたより少なかったのでよく眠れた。

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8/2(日)

5:00起床。天気は問題ない様子。各自朝食と着替えを済ませて5:47に駐車場を出発。

入渓地点を目指して登山道を登って行く。途中、ヒルがいそうな場所をCLから説明を受けた。今までBチームの山行で、御在所と武奈ヶ岳では、どちらもメンバーがヒルの餌食になっていた。今回も被害者は出るのだろうか。できれば自分はヒルの餌食にはなりたくないと思っていた。

 

奥の渡橋という入渓ポイントに到着して橋の所で沢靴に履き替えて、ヘルメット、ハーネス、登攀具を着用して6:30入渓。水に入った瞬間は冷たく感じたが、程よく気持ちがいい。他のBチームのメンバーも自然と笑顔が多かったように思う。最初はフェルトの感触を確かめながら歩く。水面からは足元の様子がわかりづらく、バランスを崩すこともある。水の流れが速いと足元が持って行かれそうになることもある。ちょっとした岩場を登る時もフェルトで滑りにくいので意外と登りやすかった。

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読図については、わかりやすい目標物がある時は細目に現在地の把握に努めるようにと指摘があった。登山道を登るのとは違い、地形図や遡行図を参考にして登って行くのも楽しみであった。川の中を歩いたり、小滝を登ったり、高巻きしたりと色々と考えて登るのが楽しいだろうと感じながら登っていた。その分、危険も多くあるのだろうとも思った。登山に行く時は、初めての場所は勿論だが事前の下調べが重要になる。リーダーからも説明を受けていたが改めて感じた。

今回は安全第一ということで殆どの滝は巻き道を使ったが、他のパーティーでは滝を直登している人達もいた。直登も怖いだろうが、高巻きの沢靴や沢足袋で歩きづらく足元も安定しないので緊張することもあった。

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途中休憩を1回して夫婦滝到着。夫婦滝では、ハーネスにロープをつけて滝壺向かって泳がせてもらった。気持ち良かった!

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10:45に沢装備を解除して登山道を下山した。道が崩落している箇所があったり、渡渉箇所もあって下山も気を抜けなかった。途中湧水を飲むメンバーもいたが、その時なのか不明だがヒル1匹の餌食になった。幸い自分はヒル被害にはあっていない。下山中はリーダーの大好きな蛇に何度も遭遇した。実際捕まえようとしている姿を見てホントに好きなのだと思った。そして何とも頼もしい・・・

12:45駐車場に到着。

今回の沢登りは天候にも恵まれ、リーダーや先輩方のおかげで良い山行になったと思う。

他のメンバーもずっと笑顔だったように思う。暑い夏に涼を求めて沢登りも良いと思った。

 

5:47葛川市民センター駐車場(出発)、6:30奥の渡橋(入渓)、10:00夫婦滝、

10:45下山開始、12:45駐車場(到着)

 

(YMZ記)


80期 夏山 比良山地縦走 7月 23, 2020 ( No Comments )

山行期間 2020年7月18日~19日
メンバー HND(CL)、DTE(SL)、MTD(SL)、YMZ、KSK、TKD、SMD、YGI
山行地域 比良山地
山行スタイル 無雪期縦走


第3ステージ、7月半ばにBチーム初のテント泊山行です。

比良駅から武奈ヶ岳〜蓬莱山を経て蓬莱駅に降りる行程でした。

コロナの影響もあり、一つのテント泊は難しいということで今回は各々が持参する形になりました。

パーティの先頭はBチームが交代で務める事になり、初めてペースを管理する難しさを痛感しました。

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曇天朝9時に集合ではあったが駅を行きすぎた方、手前で降りてしまった方等様々の理由で20分押しで出発。

交通機関利用はこれがあるので自分も気をつけたい。

琵琶湖を背に山側へ歩き川沿いに出てイン谷口へ

そこから五分程で大山口分岐(10:30)

北比良峠方面へきつめの登りが始まります。

カモシカ台を過ぎて登って行くと開けた場所へ。道標には北比良峠とありました(12:15)

そこから湿地帯を行き、今日のテント設営場の八雲ヶ原へ到着(12:30)

ペース配分が難しく全体にハイペースになった。

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水が豊富なのでBC適地でした。場所を決めたら個々でテントを張る。皆設営が早い。

少し休憩をとりBC八雲ヶ原発(13:00)午前中と同じくハイペースで武奈ヶ岳山頂へ(13:50)

所々ガスってたが眺望はきいていた。トンボがあまりにも多すぎてきつかった。

写真を撮っていただき、15時頃BCへ戻る。

16時の気象通報を狙って皆で外に集まる。が、タイミング悪く雨が降りまともに書けず断念…結局1枚SLに書いていただく事になりました。作成された天気図を見て感動。自分も書けるようになりたい。明日の予想は晴れ。

そこから談笑しながら各々食事。

飯の量が少ないと指摘があり反省。少しオカズを分けていただいた方に大変感謝しております。

翌朝は5時発なので各々テントへ、全体就寝時間は19時。何度か起きたものの比較的良く眠れました。

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早朝4時頃起床。

個人的に案じていた通り夜中に寝言を言っていた模様。隣のテントにはCLが…申し訳ありませんでした。

1時間の準備があっという間だと知る。もう少し手際を考えたい。

急いで食べて5時に出発、金糞峠を経て堂満岳を目指す。

道中に川があったが流れが強く、自重ではあまり壊れる事は無い桟橋や木の手摺をうまく利用し、チーム一同楽しみながら通過。

標高が変わると大きな杉の樹林帯に様変わり。頂上付近にて琵琶湖が少し望めた。その後薮の道を進むと堂満岳にでた。(7:00)

日が昇り出し、かなり暑かった。へばりながら少し戻り烏谷山方面へ向かう。ショートカットを試しみるが不明瞭&急なので断念。

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荒川峠を経て汗だくになりながら烏谷山山頂へ(7:45)

少し休憩を入れて歩き出し、葛川越の道標を横目に比良岳山頂へ(8:30)

山頂がどこか今ひとつわかりにくく、少し探した所で看板を発見。木々で展望はイマイチ。

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木戸峠の分岐に当たり、志賀駅方面の道を見送り打見山方面へ。

しばらく歩くと広々としたゲレンデに出ました。冬場はスキー場のコースのようです。黙々と歩くと打見山に到着(9:30)山頂はリフトの駅になっていて多くの人がハイキングを楽しんでいた。

ここで小休止をとる。

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ゲレンデ伝いに蓬莱山の山頂へ歩き出す。急に日が差して暑い。

蓬莱山の山頂に到着(10:10)ここもリフトの終着地点となっていた。

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Bチームの皆で写真を撮っていただきました。天気は前日のSLの予想的中、晴れのかんかん照りでし

ピークを過ぎたが気を緩めず金ピラ峠へ。道が悪く、石も濡れていて皆ズルズル滑っていた(自分も)。舗装路も微妙で、なんとか琵琶湖が見える所まで出てひと安心。

後は蓬莱駅にコンビニらしいものがあると願いながら歩き到着。残念ながら自販機のみ。

12時15分に全行程が終了しました。

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リーダー陣の皆様、2日間ありがとうございました。

Mチームになるのが待ち遠しいです。

Bチーム一同まだまだ未熟な点も多いですが、引き続きご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

 (YGI記)
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80期 第5回山行 御在所岳 7月 09, 2020 ( No Comments )

山行期間 7月5日
メンバー HND、DTE、MTD、YMZ、KSK、TKD、SMD、TKN、YGI、YSD
山行地域 鈴鹿
山行スタイル 担荷トレーニング


今回から第3ステージとなり、Bチームとしては通算5回目の山行。次回のテント泊山行に向けて、初めての歩荷トレーニングである。

7/4(土)
九州では大雨特別警報が発令され、全国的に雨だったが、近畿地方は夜になって雨があがってくれた。
これまでは全て日帰りであったが、今回は前泊のため、21時にリーダー陣3名とBチーム4名が三国ヶ丘駅に集合。車2台に分乗し、御在所ロープウエイの湯の山温泉駅へ。23時過ぎに到着後、現地で合流の1名を加えて小宴会となる。
1時頃に「そろそろ…」と、売店の軒先をお借りして、個人マットを敷いてシュラフカバーに入るのであった。(個人テントを設営した人も)
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7/5(日)
5:00 起床。
天気は曇りで、とりあえず雨は降りそうにない。
片付けをして手早く朝食や洗面、トイレなどを済ませる。当日合流の2名も現地に到着し、リーダー陣3名、Bチーム7名の計10名となり、登山口近くまで車を移動させる。

6:00 初めての歩荷であることを考慮し男性18kg・女性15kgとする事、前日まで雨で危険を避けるため歩荷開始は藤内小屋からとする事など、リーダーから行程の説明があり、行動開始。
沢沿いの道を少し登ったところで先ずは地図をとSLから話があるも、Bチームのメンバーは半数ほどが地図を用意しておらず…反省。実際、連れていってもらってはいるが、自分たちの山行計画だという意識が大切だ。
大きな岩がゴロゴロある沢沿いを進み、いくつかの濡れた橋を渡り、6:40藤内小屋に到着。

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ここから本日の主目的、歩荷である。
小屋の先で土嚢袋に石を詰める。女性は15kgなのだが、なぜか自主的に18kgにした女性メンバーがいたとかいないとか…

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ズシっと重みが増したザックを背負い、7:00頃、国見尾根を登って国見岳を目指す。
樹林帯の急登をゆっくりペースで登っていく。
ガスがかかってはいるが途中で左手に藤内壁が垣間見え、前尾根は初心者でも頑張れば登れる事や、ルンゼではアイスクライミングができることなど教えていただいた。

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時々「急登は嫌だ!」の声も聞こえるが、1時間ほどで少し開けたところまで登ってこられた。途中、談笑する声なども聞こえ、最後尾を歩くリーダーは「誰もバテてないし、もうちょっと重くしても良かったかも」と。次回がヤバイ予感である。
小休止して30分ほど進むと『ゆるぎ岩』『天狗岩』がそびえる側を通過。リーダーから、登りたい人登っていいよとの声があるが、また次回…でも確かに登れそうではあった。

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8:50国見岳への分岐、8:53国見岳山頂に到着。
曇ってはいたがまずまず眺望を楽しむことができた。

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9:00過ぎ、御在所岳へ向けて出発。
と、少し道間違いが発生。山行中3回ほど小さな道間違いがあったが、自分は漫然と後ろを付いていくだけで間違いに気付けなかった。ちゃんと地図を読むこと、読める力をつけること、あらかじめルートを頭に入れておくことなど次回以降は気をつけたい。
御在所岳がよく見える眺望の良い場所で集合写真を撮っていただき、9:30国見峠に到着。

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ザレザレの歩きにくい登りを経て9:45山上公園、最後はスキー場の長閑な草原を登り、10:00丁度、御在所岳山頂に到着した。
自分は後方を歩いていたため気づかなかったが、先頭を歩いてくださったSLがヒルにやられ、靴下が血だらけになっていた。うわぁ…山はこわい。
気温は高すぎず、風が適度に吹いて涼しく、幸い雨も降ってこないため、皆もまだ体力に余裕がありそうだ。日が照って蒸し暑いなか歩荷、雨が降ってレインウェアで歩荷、など地獄絵図になる事を想像していたが、図らずも歩荷日和となって助かった。

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さて、少し長めに休憩し10:20下山開始。
下りは裏道を使ったが、沢地形で岩がゴロゴロしていて歩きにくく、濡れた岩はよく滑るし、そりなりに傾斜もあり足運びに気を遣った。やはり荷物が重いとバランスを取りにくいし、一歩一歩の負荷も大きい。
11:25藤内壁出合まで下りてきたが、残念ながらガスで真っ白で、壁は一切見えず。楽しみにしていたのだが、まぁ天気が天気なので仕方ない。代わりと言ってはなんだが、『兎の耳』というフリークライミングができる岩を見て、一番難しいルートでも5.10aくらいだと教えていただいた。どれくらい難しいか全然わからないが、いつか登ってみたい。
一気に下ってきたが、最終盤でBチームのメンバーの足がつるアクシデントが発生。しかし何とか頑張って下りきった。

そして11:45、藤内小屋直前で歩荷解除。歩荷時間は5時間弱であった。
軽くなったザックを背負い、藤内小屋で休憩してからスタート地点まで下山して12:40終了。

そこで解散となったが、全員近くの温泉に入りに行き、それぞれの車で帰阪となった。
帰りに食べたアイスクリームが死ぬほどうまかった。

リーダー陣の皆様、ありがとうございました。次回の山行もよろしくお願いします!
Bチームの皆様、新型コロナの影響で諸々変更等ありますが、共に頑張っていきましょう!

(TKD記)


岩登り③ 百丈岩 7月 05, 2020 ( No Comments )

山行期間 2020年6月28日
メンバー NGS SGY KIN TER SOM KSK TKD SMD YMS TKN YGI
山行地域 北摂
山行スタイル 岩登り

梅雨真っ只中の6月最後の日曜日。
第2ステージ最後の山行で、百丈岩へ行ってまいりました。
参加者はBチーム6名と、Mチームのリーダー5名、計11名です。

前日、何度も天気予報をチェックして、
明日の岩登りは決行されるのだろうかと危惧していたことも何のその。
多少の雨には動じない、泉州山岳会です。

道場駅から雨に打たれながら、百丈岩へ向かって2.5㎞ほど歩きます。
百丈岩の入り口に到着するとちょうど雨が止み、前回の復習からスタートです。
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まず、ビレイの練習。
ロープの送り方、止め方、シンプルな動作ですが難しい。見よう見まねで練習します。
先輩方が身体を張ってくださり、実際にテンションがかかるとどのぐらい引っ張られるかを体感させて頂きました。
先行で登っている人がいつ落ちても止められるよう、ロープと意識は張っておく必要があることを学びました。
次に、トップのビレイの方法を教えていただき実践。練習は平地で行なっていますが、実際に岩に取り付きビレイをする状況になると、焦ってしまいます。
どんな状況でも平常心。
落ち着いて行うことがミスを防ぎます。
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この頃には青空も見え始め、濡れた岩が乾いてきました。
お昼休憩を挟んで午後の部へ…

風がなく蒸し暑い中、汗だくになりながら登った先に岩場がありました。
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懸垂下降で下りて、岩場を登る練習です。
斜度はないものの逆層のスラブになっている為、見た目以上に登りにくい!登りきった途端、雨が降り出しました。
まだ登っている最中のメンバーのことを心配しつつ、雨宿り。
雨は止むことなく降り続け、岩が濡れ過酷な状況。そんな中で登りきったメンバーに拍手です。
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山の天気は変わりやすい。雨に打たれず登った私が言うのもなんですが、雨の中の岩登り、とてもいい経験になったのではないかと思います。

第2ステージ、岩登りに必要なロープワークをひとつひとつ丁寧にご指導してくださったリーダーの皆さまには本当に感謝です。
ありがとうございました。
Mチームに上がって、皆さんと一緒に岩登りに行ける日を楽しみに、しっかり復習しようと思います。

(記 TKN)


岩登り② 蓬莱峡 7月 04, 2020 ( No Comments )

山行期間 2020年6月21日
メンバー NGS SGY KIN TER SOM KSK TKD AKN SMD YMS TKN YGI YSD
山行地域 六甲
山行スタイル 岩登り

Bチーム3回目の山行は、蓬莱峡で前回に引き続きクライミング実習です。

初めて見る蓬莱峡は、風化侵食した花崗岩が剣山のようにそそり立つ奇景で、映画のロケ地になるなとうなづける存在感のある所でした。

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岩場に到着したらまずヘルメットを着用して準備開始です。

前回体験した懸垂下降の手順を説明していただいた後、屏風岩で懸垂下降を2回行いました。クライミングの事故で多いのが懸垂下降のミスとの事で、そそっかしい自分は高所の恐怖感よりも自分で結んだロープ等に不備がないか不安に思いました。前回はカラビナの安全環を閉め忘れるミスを指摘され意識して直したのですが、今回はPASを支点からロープに掛け替える際に両手がロープから離れるミスを度々指摘して頂きました。 支点に衝撃を与えないように、スムーズに下降するのも難しかったです。

昼食後は小屏風に移動し、フィックスロープ通過と懸垂下降を2セット行いました。マッシャー結びを何度も行ったのでバッチリ習得できました。ロープワークに苦労しているので、1つ習得すると自信につながります。ここで先輩方の下降を拝見しましたが、ムーンウォークのように軽やかに感じる場面もあり、かっこよかったです。

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その後、午前の屏風岩に戻り4チームに別れていよいよ岩登りですが、前回と同じくクライミングシューズに足を通すと痛みと共に足がつる通過儀礼です。アドバイスに沿ってサイズに余裕を持ち靴底が平らな物を履いているのですが、ハイアーチの自分は足裏の筋肉が硬いなど原因があるのだと思います。

我々のチームが登った岩壁はアイゼンの跡などでけっこうえぐれており、階段みたいだなとちょっと余裕をかましていたのですが、2本目に登った最後の部分では無理かも?と思う場面もあり、登りきった時は気持ち良かったです。

16時20分発のバスで蓬莱峡を離れ、恒例の勉強会では先輩の思い出の山行や失敗談など楽しく拝聴し、知らない事ばかりで勉強と刺激になりました。Mチームの山行が楽しみです!

諸先輩方には、我々Bチームの指導に貴重なお時間と細心の注意を払っていただき感謝しております。本当にありがとうございました。        (SMD記)


80期初めての岩登り 6月 13, 2020 ( No Comments )

山行期間 2020年6月7日
メンバー NGS SGY KIN TER SOM KSK TKD AKN SMD YMS TKN KMR YGI YSD
山行地域 六甲
山行スタイル 岩登り

6月7日(日)、晴天。

80期Bチームの2回目の山行は、新型コロナ緊急事態宣言の為、2ヶ月ぶりです。
今回は、Bチームは9名の参加です。
場所は、六甲山地獄谷。
ロープワークと岩登り、懸垂下降の基礎訓練です。

8:30に阪急芦屋川駅に集合し、少し上った先の広場にて、まずは装備の付け方、ロープワーク、ビレイやコール等の実地訓練です。
3班に分かれ、トップ、セカンド、サードの役割、手順を一つづつ学んでいきます。
天候が良かったのか登山者も多く、平地でのロープワーク訓練は、好奇な目で見られている様でちょっと恥ずかしかったです。
基本すらうろ覚えでしたが、ロープワークは左右の手や逆向き(ハーネスに付けたまま)でも出来るようになる必要があるなど、道のりは遠いなぁと思いました。

軽食を済ませ、沢沿いの急登を登っていきます。
沢沿いは涼しく、変化に富んでいて面白かったです。
沢登ステージは、これのスケールアップ版かと思うと、今から楽しみです。
午後は、A懸で岩登りと懸垂下降の基礎です。
岩登りは、10mぐらいのほとんど垂直の壁を登ります。
ボルダリングの経験もない初心者にはルートが全く見えなかったのですが、経験者はスイスイと登っていってカッコ良かったです。
ボルダリング教室にでも通うおうかとちょっと悩みました。
懸垂下降も手順が複雑で中々覚えられませんでしたが、ちょうどその晩の某テレビ番組(ダー○ィンが来た)で、ちらっと放映されていた方法と同じだったので、なんだか嬉しくなりました。。。
いつかは、あんな風にカッコ良く下りられたなぁと思います。

縦走路を通って、16:30、阪急芦屋川駅に無事下山。
初めてのことばかりで、非常に濃い一日でした。

そして、恒例になりつつある麦ジュースを飲みながらの夜の勉強会(?)でも貴重なお話を聞けました。
・Bチームの教育カリキュラムは、50年前から続けられて来た泉州独自のもの。
・技術、体力、知識を身につければ、1000回の山行でも無事に下山できる様になる。
・Mチームになり、自分から動けば毎週のように山行に行ける。ただし、待っていては誰も連れて行ってくれない。
等々、山行中には中々聞けないざっくばらんな話も聞けました。
残念ながら家族に反対され、泣く泣く退会されてしまった方の為にも、しっかりとした技術、体力、知識を身に着け、登山は安全なんだということを伝えられる様になりたいと思います。

最後に、絶好の登山日和の中、丸一日、丁寧に教えて下さった諸先輩方、ありがとうございました。
(KSK記)

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80期初山行 紀泉アルプス 3月 25, 2020 ( No Comments )

山行期間 2020.3.22
メンバー OSM,OKD,KRA,TTH,SDM,KSA,TKD,AKN,SMD,YMS,NKJ,TKN,KMR
山行地域 大阪
山行スタイル 縦走

 待ちに待った80期Bチームの初山行です。年間計画では宝塚の山に行く予定でしたが、新型コロナウイルス感染問題で、行政から大阪~兵庫の往来自粛要請があり、急遽、大阪と和歌山を分ける紀泉山脈西部山域の「紀泉アルプス」に変更することになりました。

天気は曇り、夕方から雨の予報です。8:00に南海高野線みさき公園駅に集合。先輩方4名に、新人は4日前にルームで初めて顔を合わせた8名と、当日初参加の1名です。初めての顔もあり、まず、和やかに自己紹介。出発前、チーフリーダーは「僕たちの縦走スタイルは隊列を組んで黙々とハイペースで歩き続けるけど、今回はBチームの初山行だから、交流を深めるために談笑しながら行きましょう」と笑顔。装備の注意として、ザックのポケットにテルモス等を外付けすると、藪の中で落としたり、ひっかけたりして危険なため、全てザックの中に入れること。やむなく外付けする場合は落ちないようにコード等でバックアップを必ず取るようにと教えていただきました。

さあ、いよいよ出発です。駅から住宅街の階段を抜けて登山口まで進みます。8:27登山口に到着し、階段状の急登へ。紀泉アルプスは府内でも唯一、海浜部と近接した山系であるため、これから向かう400m程のピークも遠く高く感じます。

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先頭集団は経験豊富で体力のある男性メンバーが中心で、コースタイムペースで登っている人にとっては、考えられないようなスピードで黙々と登ります。後方集団は「ハアハア、ゼイゼイ」と息を切らして付いて行き、最初のピークは「まだ?まだ?」といくつもの偽ピークに惑わされながら、9:42飯盛山(384.5 m)に到着。天候も徐々に回復し、見晴らしもよく、心地よい風が吹いていました。ここで記念撮影♪女性メンバーの笑顔がまぶしい♪明るい女性メンバーたちに、山行中もとても元気づけられました。男性メンバーは各々様々な山での経験があり、とても頼もしいクールな方や、周りを気遣って率先して話しかけてくれるような方がいて安心です。

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次の札立山を目指し、アップダウンのある山道を進んで行くと、サブリーダーから泉州山岳会には「ほーほいっ」という特有の呼びかけがあると教えてもらいました。「ほーほいっ」と呼べば「ほーほいっ」と返すのが泉州の習わしだそうです。テント場で仲間を探したりするにも便利ですし、岩登りで各々別々の壁に取り付いていても、仲間らしきパーティーを見つけたら「ほーほいっ」と呼びかけて返ってくれば、泉州の仲間であると確認できるそうです。今は少し恥ずかしいのですが、いつかやってみたいと思いました。

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札立山までは樹林帯、やせ尾根、アップダウンがいくつもあり、途中、イノシシが掘った穴、体を擦り付けたヌタ場、フンを見つけました。サブリーダーから「ウリボウがいる時には攻撃的になるから危ないんやで」と教えてもらいました。10:33札立山(349.3 m)に到着。ザックを下ろしてゆっくりしていると、最後尾を見守りながら登ってきたリーダーに「全員が登頂して、リーダーからの声かけがあるまでザックを下ろさないのが泉州会ルールなんだよ」と教えていただきました。集団行動での規律を学び、身が引き締まる思いでした。「今日は気にせず、少しずつ覚えたらいいよ」とリーダーのやさしいお言葉。

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小休憩の後、樹林帯や細い尾根を更に進んでいき、11:44大福山(427 m)に到着。今回はやや曇っていたため淡路島や明石海峡大橋など遠くまでは見通せませんでしたが、飯盛山越しに大阪湾や紀淡海峡が間近に広がる眺望を楽しむことが出来ました。和歌山側に紀ノ川を眺め、行動食をとりながらしばし休憩、談笑。ここでも記念撮影♪疲れを忘れるほど楽しんでいることが表情に出てしまっています。リーダーより大福山(おたふくやま)、隣は俎石山(まないたいしやま)と読み方を教えていただき、読めない漢字、楽しい読みに感心しながら、次はどんな名前の山に出会えるか楽しみになりました。

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ここまでの行程で予定より少し時間がかかってしまった(コースタイムよりは2時間早いのですが)ようで、リーダーは雲山峰には向かわず、井関峠から六十谷に抜ける下山ルートを選択。残された時間だけでなく、各メンバーの体力、山での経験値等を総合的に判断されてのルート変更です。私たちも山の経験を積んで、自らを過信せず、リーダーのように常に適切な判断、行動が出来るようになりたいと思いました。隊列を組みながら下山を開始し、各々、山の話やら少し私的なこともお話をしながら賑やかに進み、井関峠を通過。緩やかな下りが続きますが、倒木があったり、ガレた石がゴロゴロしているところもあり、足元を確認しながら一歩一歩丁寧に歩き、良い訓練になりました。途中、湧水を口に含んだり、手を洗うことで元気をもらい、山腹に咲き始めた桜や、山道脇のツツジやスミレの花に癒されながら里山歩きを満喫し、13:49 JR阪和線六十谷に駅に到着。約5時間行動しましたが、ケガもなく皆元気で、リーダーを中心に今日の振り返りをしました。80期がひとつのチームになるための初山行は、とても楽しく、充実した縦走となりました。

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今回リーダー、サブリーダーには、泉州山岳会のルールや習慣、集団行動での規律、山の歩き方から楽しみ方まで教わりました。大変お世話になり、有難うございました。

80期の皆さん、お疲れ様でした。これから1年間、ONE TEAMで頑張りましょう。

帰りの方向が一緒だったOver40のアダルトチーム5人は、天王寺の串カツ屋でビール片手に山の話で盛り上がり、上機嫌で家路につきました♪。また機会をつくって80期みんなで飲みに行きましょうね!

担当:AKN

<行動記録>

みさき公園駅集合(8:00)→登山口(8:27)→提灯講山(9:03)→飯盛山(9:42)→札立山(10:33)→大福山(11:44)→井関峠(?)→六十谷駅到着(13:49)