山行期間 | 2020年8月13~15日 |
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メンバー | HND(CL)、DTE(SL)、MTD(SL)、YMZ、KSK、TKD、SMD、YGI、YSD |
山行地域 | 九重連山、由布岳 |
山行スタイル | 無雪期縦走 |
13日11時30分 長者原出発
お昼頃からの出発だった為か気温が高くとても暑くてこの先大丈夫かなぁなんて考えながら坊がつるに向かいました。
Bチームのメンバーが交代で先頭を歩かせていただきます。
13時30分 坊がつるテント場に到着しました。
広くお手洗いも近くにあり水道もあり良いテント場です。
早速テントを張りました。
あれだけ確認したのにペグを忘れてしまい石を拾いにいきました。
忘れものには注意と反省しました。
まずは大船山に向かいます。
14時 坊がつる出発
どんどん標高をあげていきますが荷物が軽いのでさっきより元気に歩けました。
15時30分 大船山到着
見事な景色に心が踊りました。
今回の縦走路には入っていない三俣山が綺麗にみえます。
17時00分 坊がつるテント場に帰ってきました。
なんとか法華院温泉に入れる事になり皆大喜び。
ここまで来て入らない手はないでしょうなんて声も聞こえてきました。
法華院温泉のバンガローはこないだの大雨被害で流されたと聞いていましたが大変な時に営業してくださり感謝しました。
山行中に汗を流せる事はありがたいですね。
良いお湯でした。
テント場に戻り次は食事の準備です。
私は簡単トマトソースのパスタを食べました。
皆でゆっくり話していると日が暮れていき少しずつ星が見えてきました。
ピカピカ光る新手の飛行機がいる!なんて声もちらほら。
さらにこの日は流星群の日だったようで初めてスペースシャトルのような大きな流れ星を見ました。
「わー!」と歓声をあげました。
これから星空を見る度に思い出す流れ星になるだろう。
3時起床 テント内でカレー飯というお湯を注ぐだけのご飯を食べます。
テントを素早く撤収して4時30分2日目行動開始です。
忘れ物がないかよく確認します。
ヘッドライトで歩きますがだんだんと明るくなり北千里浜辺りでは美しいモルゲンロートが見れました。
ここは見た事ないような景色が広がっていて不思議な感覚になりました。
6時30分久住別れに到着
7時天狗の城とどんどんピークを踏んでいきます。
天狗の城から見える御池には心が奪われました。
こんな山の合間に綺麗な池が存在する事が神秘的です。
7時10分九重連山最高峰の中岳。
三俣山や久住山、星生山とぐるりと見渡せます。
7時50分稲星山
8時30分久住山に到着しました。
山が違えば見える景色も違います。
9時に久住別れに戻ってきました。
最後の大きな登りの星生山に向かいます。
太陽が暑くなってきました。
暑いけれども良い景色がずっと見えるのはラッキーです。
皆頑張って登ります。
9時30分星生山到着
星生山は見る方角によって全然違う山に見えると何かに書いてありました。
ここからは下山になります。
200m程下ると少し登り返して11時 沓掛山に到着。
岩登りの要素もあり楽しかったです。
牧野戸峠登山口から登ってくる人も多いらしく沢山の人とすれ違うようになりました。
11時20分 牧野戸峠登山口到着
でもまだ終わりではありません。
駐車場までの道のりはまだ長いです。
車道を歩かないといけないと思ってましたが自然歩道が駐車場まで続いていたのでそちらを歩く事にしました。
灼熱の歩道歩きじゃなくて良かったと思いました。
12時30分長者原に無事到着
アイスクリームを食べて癒されました。
温泉にゆっくり浸かり次は待ってました!赤牛です。
縦走で疲れた後のお肉は格別でした。
皆も笑顔が溢れていました。
道の駅由布院の奥の方で寝ようとしていた所プレハブ小屋(工事中だった)の会社の方が現れご好意で小屋に泊まっても良いと仰ってくださっ
たそうな。
こんな事後にも先にも一度きりだと思います。
暖かい地元の方のご好意に感謝致します。
何か違う形で恩返ししたいと思いました。
本当にありがとうございました。
素早く片付け3時に出発します。
3時30分 由布岳登山口から登り始めました。
真っ暗な中ヘッドライトを照らしながら慎重に進んでいきます。
自分がどんな道を歩いているかもわからず気持ち悪い感覚がありました。
登りが始まりどんなキツイ傾斜だろうと思っていましたが登山道はとても歩き易くジグザグにひたすら登ります。
途中の小休憩では街の夜景が見えて綺麗でした。
ほとんどが山なので街の夜景も凝縮されていました。
さらにしばらく歩くと5時15分に西峰と東峰の鞍部「マタエ」に到着しました。
ここからまずは西峰に向かい御来光を見る予定です。
間に合うか!?皆ドキドキしながら岩場に喰らい付いていきます。
落石に気をつけながら距離を保ちどんどん登りました。
鎖場もありアスレチックで楽しいですが油断は禁物です。
5時40分頃由布岳西峰に到着。
写真を撮ったりワイワイとしているうちに誰かから「出た!!」と声が聞こえてきました。
お日様が顔をひょっこり出していました。
歓喜が湧き上がりました。
しばらく御来光を眺め御来光に安全登山のお祈りをし世界の平和のお祈りをし健康のお祈りをして・・
お祈りしすぎですね。
欲張るといけません。
由布岳の影を見れたのも嬉しかったです。
影由布ですね。
西峰から次は一旦マタエに下りて東峰を目指します。
東峰までの登りは特に危険はありませんでした。
6時30分東峰
写真を撮り少し休憩を入れて日向山経由で下山開始です。
下山道は歩きやすいと言える道ではなく急坂で転ぶといつでも怪我をしそうでした。
個人的には一番気を使ったルートでした。
日向山までの一部を私が先頭で歩かせていただきましたが広い樹林帯で地図とコンパスで確認しましたがわかりにくくこういう所で遭難が起こり易い
のだろうな、と感じました。
日向山8時30分着
樹々におわれた山頂で証拠写真を写しそそくさと退散。
山頂には1分しか滞在していないという。
そこから又ゆっくりと下山開始しました。
標高を下げる事に気温が高くなりジリジリと太陽に照らされました。
下の草原に帰ってきた時には素晴らしい景色が待っていました。
青い空に緑の草原、振り返るとさっきまで山頂にいたどっしりと美しい由布岳が地元の人々の安全を見守っているように見えました。
10時 下山
帰りはお楽しみの泥湯でドロドロ、ツルツルになり美味しい鳥天をいただき旅行気分を楽しみました。
今回同行してくださったリーダー陣の先輩方、楽しい企画を沢山織りこんでくださった渉外担当のお2人3日間共に歩いたBチームの仲間、ありがとうございました。
(YSD記)