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夏山合宿 笠ヶ岳から槍ヶ岳 9月 04, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年8月13日(夜)から16日
メンバー OSM、SGY、KWI、TKH、UET、TKD、MSD、MKM、KBT
山行地域 北アルプス
山行スタイル 縦走

 「槍ヶ岳」なんと響きのいい山名なんだろう。山登りを始めた頃から一目でそれと分かるその「山容」に憧れ、「いつかは自分もその頂に」と思っていたことが、今まさに現実のものになろうとしている・・・

8月13日(水)

 午後8時。いつもより1時間程度早く三国・藤井寺の2班に分かれ集合。多賀SAで合流し、お盆期間の渋滞影響もなく順調に新穂高温泉・中尾高原口駐車場に到着。当初、新穂高温泉に1台デポする予定であったが、中尾高原ですら満車状態のことから、新穂高へのデポは諦める。すぐさまテント設営し、明日にむけ早々に就寝。

8月14日(木)

 5時起床。各自身支度を整え、6時出発。今日の行動予定は、クリヤ谷からクリヤノ頭を経由し笠ヶ岳まで登り一辺倒、約9時間の行程となる。前日に高山警察登山指導センターに渡渉の状況を確認していたので、予定通り「新穂高の湯」を右手に見ながら、登山口に取り付く。

 鬱蒼とした樹林帯を進み、ほどなく一カ所目の渡渉点に到着する。水量はさほどでもないが、踏み石が微妙に水没しており、渡渉方法をどうするか、選択が難しい。裸足になるか?そのまま行くか?各自がそれぞれの方法で通過を試みる。この程度水量でどのような状況に陥るのか、いい経験になった。

   

 しばらく進むと、樹林の間から「錫杖岳」がみえる。僧侶が持つ錫杖の頭の部分が山体に似ていることから名付けられたようだか、断崖絶壁にしか見えない。東側のエボシ岩など、ロッククライミングの対象となるルートがいくつもあるとのことだが、登れる日が来るのだろうか?自分もいつかは経験を積んでチャレンジしてみたい。

 

 その後、時折強まる雨脚の中、粛々と歩き続けるが、視界もなく疲労がどんどん蓄積していく。相変らず雲は低く垂れこめ、新穂高ロープウェイは見えても、西穂高岳が現れることはなかった。せめてもの救いは、短い夏に咲き誇る「イワカガミやニッコウキスゲ」等の高山植物が滅入る気持ちに刺激と活力を与えてくれた。

   

   

   

   

 16時、「笠ヶ岳」山頂に到着。相変らず視界はなく、集合写真を撮影しテント場へ移動。途中、雷鳥の親子が現れ、疲れ切った我々に労いをかけてくれたように思う。そして夕食。今回の担当牧村さんは、ネット等から情報を収集し、ひと工夫加えたデザート共に軽量ながら山でいただくには豪華な食事(今夜は、クリームリゾット)を提供していただき、その努力に感謝しつつ皆で美味しくいただく。夕食後は、今日の反省を振り返りつつ明日以降の行程を意識し、7時過ぎ眠りにつく。

  

  

8月15日(金)

 3時半起床。

 昨夜から降り続く雨音に何度も起こされながらも、浅い眠りであったが疲労は回復している。早々に朝食を済ませ、午前5時テント場を出発。雨脚は強くはないが、相変らず視界はほとんど無い。笠ヶ岳から双六岳の縦走は、穂高連峰が見渡せる絶景ルートとなる予定ではあったが、なかなかうまくはいかないものだ。

  

  

  

 ガスにつつまれた縦走路を、ひたすら進む。ほどなく「抜戸岩」にさしかかる。稜線上にある奇岩であるが稜線の両サイドを覆って風雪を防げることから、厳冬期等の緊急時にはビバークポイントになることをリーダーから教わる。笠新道分岐、秩父平、弓折岳と降りしきる雨の中、全員びしょ濡れの状況で11時過ぎ双六小屋に到着。

   

   

 この2日間雨に打たれ続け、ザック・ウェア・靴に至るまでびしょ濡れになっていること、明日以降の行程のことを考え、小屋泊を期待したが、現実は厳しかった。このような悪条件を克服し、経験を積むことが「合宿本来の主旨」であることを踏まえれば、リーダーがテント泊としたことは理の当然と思う。(自分の甘さに反省)

 雨脚が弱まるのを少し待っていたが、状況が好転することもないので、強風が吹くなか、テントの設営を開始する。今まで経験したことのない、強風の状況でいかに効率的に手際よくスピーディに設営するか、持てる技術を駆使し設営に取り組む。強風下では、一瞬でも油断すると簡単にテントが飛び去ってしまうので、必ず誰かがテントを確保しておかねばならない。多少のもたつきはあったものの、この悪条件を考慮すると意外とスムーズにできたと思う。しかし、張り綱の固定は甘く、これはもう少し練習しておく必要があると感じた。テント設営後、アタックの待機。雨脚は弱まるどころかさらに強さを増し、雷も鳴り出しピークハントを断念。

 夕食の準備をしつつ、大島CLが記入する天気図に見入る。秋雨前線が停滞し、さらに九州北部にある低気圧が東に向けて進んできている。あくまで予測であるが、明日も好転の兆しが見えない。この時期、勢力の強い太平洋高気圧が張り出し、例年晴天が続くことが多いと思うが今年は何かが違うようだ。この日も早々に夕食を済ませ、ほのかな期待を胸に明日に備える。

8月16日(土)

本日も3時半起床。

 昨日に引き続き一晩中、叩き付ける雨音に心を打ちひしがれながら朝を迎える。天気はより一層悪化している。出発の5時を少し遅らせる。その間リーダー陣は今日の行程について検討。結果は、「秋雨前線が停滞しているとともに、低気圧が接近してくることから天候がさらに悪化方向にあること」「この3日間で、合宿の所期の目的はほぼ達成していること」「悪天によりピークハントは流動的でありリスクが高い」等から「槍ヶ岳」に向かわず弓折岳~鏡平経由のエスケープルートで下山することとなった。5時半テントを撤収し、新穂高に向けて出発。雷と雨脚が強くなる中、12時に新穂高温泉に到着し、夏合宿を終える。

   

 今回の合宿では、憧れていた「槍ヶ岳の頂」には到達できず、絶景を手に入れる事は出来なかったが、それ以上に、「これから向かう頂」への武器となる技術や経験を手にすることができたと思う。好天の山行では、経験することのない様々な出来事を経験でき、雨続きの3日間であったが、スキル面で得るものも多く、内容の濃い夏合宿であったと思う。

 今回の山行に際し、参加できなかったメンバーに、自分が気づいた反省点を以下にまとめる。

・情報収集:危険個所(今回の場合は渡渉)は、状況によっては、直前に再度確認する。

      →登り始めて、渡れなければ数時間のタイムロスとなり、全行程に影響。

・体調管理:山行の日程が決まっているので、その日に合わせ摂生するなど体調を万全にする。

      →体調不良で臨み、無理に参加すれば自分も苦しいだけでなく全員に影響が出る。

・個人装備:計画書に記載されているもの以外は、原則持ってこない。

      →個人的に持ってきても、使わなければ不要な荷物(行動力に影響)

・共同装備:嗜好品は適量に

      →大量にあっても、使う機会がない。必要量以外は、次回に回す。

・防水対策:濡れてはいけないもの(マテリアル)のパッキング

      →濡れてはいけないことは、理解していても、濡れればどうなるか理解しておくこと

       一泊なら凌げるが、連泊になると回復が難しい

       一旦濡れたものは、雨が続く限り乾かない。(ダウン:シュラフ・防寒着等)

・パッキング:濡れるものと、濡れてはいけないものの扱い

      →精密機械(携帯・カメラ等)地図・紙幣等、しっかりしたビニール等で二重に防水

・衣類の素材:購入時に素材を必ず確認すること。

       →綿素材が入っていると、着干しができない。(ぬれたままで、乾かない)

・テント設営:手順・留意事項を理解しておくこと。

      →強風時は、本体・フライ等飛散する場合があるため、必ず誰かが確保する。

       収納袋も同様に紛失する恐れがあるので、地面に置かない。

・地図(読図):自分で読めるよう努力は怠らない。

       →最初から読むことは難しいが、いつも人任せにしていると上達はあり得ない。

・ルーファイ:地図・踏み跡・標示・看板等情報を利用し、自分で考えてみる。

       →都度、リーダーに聞くと上達しない。(間違っていれば、必ず指摘がある)

・進退判断:Bチームメンバーが判断することはないが、リーダーが判断に至った理由を理解しておく。

       →様々な制約や条件、諸般の事情等、今後自分で判断が必要となった場合の経験則として活用する。

時間記録

8/14 6:00中尾高原口→8:30 1475m→9:40 1780m水場→11:00 2020m→13:00雷鳥岩→14:20 2520m→      15:50笠ヶ岳山 頂→16:10笠ヶ岳山荘
8/15 5:00出発→5:50笠新道の分岐→7:10秩父平→9:10弓折岳→9:35弓折 乗越→10:50双六小屋
8/16 5:40出発→6:45弓折乗越→7:35鏡平山荘→9:05 1860m→10:40わさび平→12:00新穂高温泉


鈴鹿 野洲川 元越谷 ( No Comments )

山行期間 2014年7月26日(夜)から27日
メンバー OSM、SGY、YMU、KWI、TKH、EMR、TOG、UET、KTH、TKD、MSD、MKM、MTM、KBT
山行地域 鈴鹿山系
山行スタイル 沢登り

 用事で前泊できなかったため、ひとり深夜の高速を走り、テント場で合流することになりました。

 その夜僕は興奮ぎみでした。あと数時間後には沢登りに初挑戦することになっていたからです。車が鈴鹿峠に入ると鹿の群れが現れ、暫くの間目的地まで先導してくれました。まるでこれから楽しいことが始まる前兆であるかのように。

 5時の起床に合わせて前泊チームと合流。クライミングの装備で入渓点を目指します。Bチームの殆どのメンバーが、本日が初沢登りとなります。新しいことへの好奇心と、少しの不安と、新品の沢靴を背負っての足取りは、普段にも増して活気がありました。入渓点で沢靴に履き替えると、待ってましたとばかりに川に飛び込みます!川底に沈むイモリを横目に、初めて履くフェルトソールの感触を確かめました。7月末の元越谷の水温は高く、温まった体に心地よかったです。

   

   

   

   

 沢を少し登ると15Mの元越大滝に出くわしました。水量も多く近づくとなかなかの迫力。Bチームでは、とてもシャワークライミングは出来そうも無いので、左岸を巻きました。その後も、小さな滝と深い緑色をした釜とが連続し、テンションは最高潮!釜に飛び込み、泳ぎ、それだけでは飽き足らず、大の大人が水を掛け合って大喜びです!そんな最中、某リーダーが言いました。「沢登りは童心に帰ることができる」と。僕は本当にそのとおりだと感じました。沢登りは童心に帰ることができる。しかし遊んでばかりいた訳ではありません(汗)。沢登りの危険性については、ルームでも再三にわたり教わっています。

   

   

   

   

   

   

   

   

 今回はビレイするような場面は有りませんでしたが、支流と本流の位置関係や方角から現在位置を特定する練習をしたり、滑りやすい石とそうでない石を体感したり、水面下の足場を探したりと、これから沢登りを始めて行くうえで必要な経験を、ある程度積むことができました。

   

 それでもやはり、今回の山行は楽しかったの一言に尽きます。一般的な登山の時の楽しさとは少し異質な、まるでテーマパークに遊びにきた時のような楽しさ味わうことができました。

時間記録

5:50大河原橋→6:20入渓510m→7:40元越大滝→10:20 695m→12:20コル→14:40大河原橋


光岳~聖岳縦走 8月 18, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年7月18日(夜)から21日
メンバー SGY、KWI、UET、MSD、TKD、MKM、YMG、KBT、MTM、YDA
山行地域 南アルプス
山行スタイル 縦走

 今回は2泊3日で光岳~聖岳縦走に行ってきました。易老渡までの長い道のりを車で走り、早朝に到着。車内で1時間だけ仮眠を取り、いざ出発です。

   

   

 歩き始めてから登りが続き、温まっていない体にはこたえます。天気は曇り気味で、途中から雨が降り出しました。易老岳で雷が鳴り少し待機。何とか、テント場までは小降りでした。荷物を置いて光岳山頂を目指したあたりから本格的な雨・・・。山頂はガスに覆われていて、白くて何も見えません。とりあえず証拠写真を撮り、長居は無用ということで、急ぎ足でテントに戻りました。夕食はタコライス。朝にはやんでくれないかなと祈りながら就寝。

  
 2日目は、聖平に向けて出発です。天気予報は雨でしたが、朝方は晴れ間も見え、ガスがかかった木道は幻想的でした。稜線からたまに見える景色に感動しながら、歩みをすすめます。山の天気はめまぐるしく変化します。あっという間にガスがかかり、雨は降っていないものの視界は閉ざされ、テンションもあがりません。しかし、そんなとき、茶臼岳付近で雷鳥の親子が出迎えてくれました。これは、何か良いことが起こりそうな予感っ!と自分を励まし、また歩き続けます。

   

   

 もうすぐ聖平小屋に着くというところで、小降りだった雨がバケツをひっくり返したような豪雨になり、小屋に着いてからテントを設営することができませんでした。驚くべきことに、リーダーの判断で小屋に泊まることになりました。このときのMSDさんの喜びようは、みなさんの記憶に残ることでしょう(笑)

 本日、便ヶ島から入山した大島チームと無事に合流することができ、明日は、13人で聖岳を目指します。

 3日目の朝、雨は降っていないもののガスがかかっています。薊畑でテント関係をデポし、アタック装備で聖平を目指します。出発してから急登が続き、息が切れて、体が重くてなかなか進みません。偽ピークに何度か騙されながら、ようやく聖岳山頂に到着です。雲の間から時々見える山々と、自分たちが歩いてきた長い道を振り返り、達成感でいっぱいになりました。
   

   

   
 久しぶりに、山行に参加できて楽しかったです。
 みなさん、ありがとうございました。

(YDA 記)

<行動記録>

7/19(土)易老渡7:05→易老岳11:55→光岳小屋15:00→光岳15:50→光岳小屋16:10

7/20(日)光岳小屋5:10→茶臼岳10:30→上河内岳の肩12:55→聖平小屋14:30

7/21(月)聖平小屋4:30→薊畑5:00→聖岳7:10→薊畑9:15→便ヶ島14:05


南アルプス 聖岳 7月 31, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年7月19日(夜)から21日
メンバー OSM、TKH、KTH
山行地域 南アルプス
山行スタイル ピークハント

 日程が合わず、参加できないかと思っていた南アルプスですが、聖岳往復に参加できることになりました。今回はリーダーお二人を独占。すごい贅沢です!

 往路では「眠れるようなら眠っておいて。」とのお言葉に甘えスヤスヤzzZ。その間にもOSMさんとTKHさんが交代で運転をして下さったお蔭で2時過ぎには予定地に到着。ササッとテントを設営し5時まで仮眠。

 起床後すぐに出発です。

 ガタガタの林道をOSMさんが運転し、便ヶ島を目指しました。易老渡に近づくと駐車場に入りきらない車が止まっています。便ヶ島もいっぱいかなぁと車内で話していると、私達の前を行く車が男性グループに話しかけられているので、OSMさんが話しを聞きに行くと、便ヶ島は満車なのでこの辺りで止めれる場所を探すしかないとのこと。バックで来た道を戻り、駐車スペースを確保するのに30分程格闘しました。荷分けをし、気を取り直して出発!

 歩いて便ヶ島へ到着しましたが、駐車場はガラガラです。あんなに苦労して易老渡に駐車スペースを確保したのに>_<。ショックを受けつつもトイレ休憩後、登山口に足を踏み入れます。《遊歩道》と書かれた立て札がありますが、ところどころ崩落していて足を置くとザラザラと小石が崩れおち怖いです。あまり下を見ない様にして《遊歩道》を抜けると渡渉ポイントがあるのですが、前日の雨で水嵩が増していたので、人力ロープウェイを使うことにしました。前後の登山者と協力し合い渡りましたが、協力者がいないとかなりの重労働だと思いました。

  

 ここから苦手な急登の始まりですが、春合宿で皆について行けなかった記憶が蘇ります。私の不安を感じ取られたのか、OSMさんが「自分のペースで。ゆっくりでいいよ。」と。またまたお言葉に甘え、牛歩で進みます。相変わらず呼吸は荒く、汗は滝の様に流れおちますが、自分のペースなので1時間ごとの小休憩まで登り続けることができました。“無理をしてついて行くと無理がきかなくなった時に動けなくなり、大幅に遅れてしまうんだなぁ。ゆっくりでも歩みを止めずにいる方が結局は遅れは少なくて済むのかも?”そんな事をぼんやり思ながら歩を進めます。水分を含んだ木々の鮮やかな緑、小さいお花にキノコ、初めて見るギンリョウソウに励まされ、聖平小屋に到着。

   

 テント場の手続きをOSMさんがしていると小屋のお兄さんがフルーツポンチどーぞと。聖平小屋の名物フルーツポンチ。とっても美味しかったです♪テントの設営を済ませ、外で嗜好品をいただきながら縦走組を待っていましたが、肌寒くなってきたのでテントの中で待つことに。その後すぐに雨が降り出しましたが1時間程で止んだので、外を確認。小屋の前に縦走組が!会えた嬉しさから大きく手を振ります。予定通りに合流できてホッとしました。

 16時から OSMさんはラジオを聴きながら天気図作成。その後、天気図の説明を受けますが難しいです。当たり前ですが、一度説明を受けたくらいでは全く頭に入りません。読図と同様、自ら学習し実践していかなければ身につかないのでしょう。体力作りと並行して頑張りたいと思いました。

 程よくお腹も減ったので夕食準備に取りかかります。メインはマッシュルームのアヒージョ(オイル煮)ですが、OSMさんもTKHさんも食べた事がないと・・・よく分からないものにGOサインを出して下さったお二人には頭が下がります。お口に合うかどうか心配でしたが、美味しいとのお言葉をいただき一安心。楽しい話に温かいゴハンと飲み物。幸せなひと時過ごしました。

  

 翌朝3時 起床後すぐにお湯を沸かそうとしますが、酸素が足りないのか火がつきません。テント内を換気してやっと火がついたので、寝ぼけ眼で朝食を作ります。やっぱり朝は汁気の多いものが食べ易いです。身の回りを整えてテントを撤収。リーダーお二人の行動が素早いこと。

 4時半行動開始です。昨日とは打って変わって大人数のパーティに。小屋からお花畑を通って薊畑へ。

 ここで不要な荷物をデポして頂上を目指します。ぅぅ。やっぱり登りは苦手です。しんどい。昨日と同じ様に無理せず、ゆっくりと自分のペースで登ります。そうすると少し距離は空くものの、大きく遅れずについて行くことが出来ました。

 

 小聖岳で小休憩を取ってから聖岳山頂目指して進みます。ずっと登りで苦しいですが、何とか3013m聖岳登頂です!バンザーイ!時折ガスが晴れて雄大な景色が現れるので、写真を撮ったり、景色を楽しんだり♪

   

   

 行動食をとり元気が出たら、後はひたすら下りです。縦走組は沢山のアップダウンを越えてきたので、膝や足を痛めている人もいて大変そうでしたが、無事下山。

 車に乗ってお待ちかねの温泉へ。汗臭い服を脱ぎ捨てシャワーを浴び、湯舟につかると疲れがとれます。下山後、温泉に入れることも楽しみの一つです♪さっぱりしてから帰路につきました。

 予定していた事前のトレーニングが雨で中止になり、春合宿から殆ど歩いていない状態での3000m越え・・・同行してくださるリーダー2人にご迷惑をお掛けするのではと気が気でなかったのですが、大きくご迷惑をお掛けする事なく、山行を終えることができて本当に良かったです。ほんの少しですが、自信がつきました。

 まだまだ弱い事には変わりがないので、慢心せず楽しく山行に参加しながら体力作りをしていこうと思っています。(KTH)

時間記録

7/20 6:40易老渡駐車場→7:15便ヶ島→8:20 1240m→9:25 1635m→10:25 1950m→11:25 2245m→12:10聖平小屋

7/21 4:30聖平小屋→5:50小聖岳→7:00聖岳→9:10薊畑→11:05 1680m→14:10易老渡駐車場

   

   

   


御在所前尾根 MB合同クライミング 7月 29, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年7月4日(夜)から6日
メンバー CL:SKDW その他大勢
山行地域 鈴鹿山系
山行スタイル クライミング

 前日の夕方から雨だったので、2日目は、中止じゃないかとちょっと期待していました(いや、クライミングが嫌なのではなくW杯が観たかったのです・・・)。雨が降ったり止んだりする中、三国ヶ丘駅に集合して出発です。途中、かなり強く雨が降ったりして、本当に大丈夫かな?と思いながら、ロープウェイ乗り場に到着。地面が濡れていたので、屋根のあるところでテントを張らずに就寝。シュラフカバーだけだったせいで明け方が少し寒くてあまり眠れませんでした。

 朝、雨は降っていないけど、かなり靄って湿度も高い。天気予報では、昼から晴れるとあったけどホントかなぁ〜思うほどの天気でした。準備をしてまずは登山口まで車で移動です。そこからは歩き。藤内小屋に着いたら前泊のAチームの皆さんと合流。さっそくMチーム2名、Bチーム1名の3人1チームに分かれて登攀準備。まずは登攀用具を身につけ、荷物チェック。Bチームは初心者なので、Mチームの先輩方に行動食などの荷物を持ってもらいます。

 荷分けをしたら早速出発です。普段ならここから前尾根や一の壁が見えるらしいんですが、今日は靄のせいで全く見えず・・・どんな岩なんだろう~。30分ほど登山道を歩いて取り付きへ。1Pと2P目は初心者にはちょっと難しいとのことで巻いて3P目へ。トップチームで登攀開始。リーダーのSGYさんがトップでスイスイと簡単に登って行っての2番手。早速登られずに後続チームのみなさんにも応援されつつ頑張るものの、やっぱり足が届かない・・・自分の身体の固さを背の低さと技術のなさを恨みつつ、お助けひもを出してもらいやっとの思いで登る。雨のせいで岩も濡れていてフリクションも効きにくかったです。

   

 雨が降ったりしながら景色も全くみえずの中の登攀。自分がどんなところを登っているのか分からなかったせいで恐怖心もなく登れたのか、景色が見えて方がテンションが上がって登れたのかどっちなんだろうと思いました。天気が悪いせいで陽は射さなくて日焼けや暑さはなかったけど、風が吹くと寒くて待っているとガタガタ震えてしまいました。要所要所にお助けひもを出してもらいながら、Mチームの方にもアドバイスと応援を頂きつつ最後まで登り切れて本当によかったです。

   

 やぐらの前に登った垂直の岩もかなり苦労しました。登るのは大変だったけど、最後の歩きが...

 木は濡れてびちょびちょで滑るし掴みづらいし、岩は滑るしで一番気を使ったような気が・・・。天気はずーっと悪くて(晴れるって予報はなんだったんでしょう?)、岩も濡れていて登りにくかったんですが、思った以上に楽しくて今度は晴れている時に岩のフリクションを楽しみながら登りたいなぁ〜と思いました。やぐらも登ってみたい(多分登れない気がしますが)!

 

 7時間弱という長丁場のクライミングでしたが、Mチームの方ともご一緒できて楽しかったです。

 私もMチームに上がったらあんなに登れるようになるのかな?テント場に帰って来てからのスイカも美味しかったです。

 みなさん、本当にお疲れ様でした。(MSD記)


伊勢辻山~明神平~薊岳 強歩 7月 25, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年6月28日(夜)から29日
メンバー SGY, KWI, TKH, UET, MSD, TKD, KTH, MKM, YMG, KBT, OTK
山行地域 台高山脈
山行スタイル 強歩

個人的に冬のテント泊をしたかった明神平、夏の間に下見できるとは思っていなかった。

6/28日夜8時半、いつもの三国ヶ丘に集合。そのまま、やはた温泉まで。結構な雨の状況でテントを張ろうとしていたらなにやら人がくる。テント代金4000円なり。こちらの温泉はしっかりとしたテントサイトがあり、勝手に泊まれない様子。しかしおかげで雨をしのげて、明るいくつろぎスペースも使えた。その後、いつもの小宴会。

今回、一度やってみたかった、テントの外で寝るというのをやってみた。それほど寒くはなく、MKMさんの蚊取り線香のおかげか蚊も来ない。そのままなんとか寝れた。天気の良い日に、星空をみながら就寝とかもできるかもしれない。夢が広がる。

翌朝、少々の雨と霧の中登山口へ。ちゃんとした駐車場もあり、車を停めてそのまま登山開始。さて、ひさびさの歩き。最近はクライミングが多かったので、身体がなまってないか心配・・・と思っていたのだが、案外、好感触。重心の取り方がうまくなっているのか、無駄な力を使わずに進めている?今までストックでバランスをとりつつ進んでいたけど、もう卒業できるかもしれないなぁ・・・。と思っていたら、KWIさんにストック持って行かれてしまった。

  

  

ぐんぐん進んで、目的地の明神平。霧で何もみえないなぁと思っていたが、ここだけ晴れた。すごくありがたい。竜ヶ岳のときもそうだが、天候に恵まれなくても一時の安らぎがあるととても楽な気持ちになれる。

  

体調の悪い人を明神平に残して、明神岳に向かう。時間的なものを考え、途中で引き返す。明神平と薊岳の分岐まで戻ってきたとき、明神平に残してきた仲間を、コールで呼ぶことになった。

そして、コールの本番。精一杯、「ホーホイ!」と叫ぶ。

反応がない。

となりで、SGYさんが叫ぶ。「ホーホイ!」

すぐ相手側から反応があった。

自分の修行不足を痛感した・・・

仲間と合流してそのまま下山。

思っていたより、下山に時間がかかった。

    

最後に駐車場に着くと、女性がえっちらおっちら歩いてくる。もしかしてっと思っていたら、案の定、駐車場代3000円なり。今回は、こればっかりな気がする。

次は夏のアルプスが待っている。

今まで習ったことなどしっかり復習して、万全の体制で迎えたい。

とりあえず歩荷しないといけないかも?(TKD記)

<時間記録>

6/29(日)笹野神社登山口7:00→ 伊勢辻山9:30 → 国見山10:25 → 明神平11:00 → 薊岳13:35 → 笹野神社登山口16:45


蓬莱峡 クライミング 7月 09, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年6月14日(夜)から15日
メンバー SGY、OSM、ARN、KTY、IND、UET、MSD、TKD、KTH、MKM、MTM、YMG、KBT、OTK
山行地域 兵庫県
山行スタイル クライミング

 Bチームの同期メンバーが数回、山行とクライミングを経験していく中、なかなか参加できない自分を恨みつつ初クライミングとなりました。個人的に山行は初心者丸出しの為、蓬莱峡とは景勝地との受け止めでしかなく、こんなところでクライミングをおこなっていることがとても不思議でした。なにごともチャレンジ、まだまだしなければいけないことが山ほどある(山ほど行ける山があるかな)。前日の夜、宝塚集合~バスにて有馬街道を有馬温泉方面へ。座頭谷で下車し徒歩で幕営地へ、この間、メンバーの行動が早いこと早いこと、統率があるとはこのことかと参加経験不足を思い知る。Bチーム9名、Mチームから指揮指導で6名の総勢15名が参加。印象的なのは指導いただいた最年長の先輩。もの静かで、冷静な方。男から見てもほれぼれする。短い時間でしたけど、お話が聞けてちょっとだけ岳人の小窓を覗けたかなと自己満足。

 翌日屏風岩でのクライミング訓練と実体験です。

 徒歩ですぐの屏風岩到着。先着が大勢いる。当日は100名近いクライマーがベテラン初心者入り乱れ岩に張り付いていました。チーム分け後、まずはフィックスロープにバックアップ。そして通過。通過の手順や通過方法を数種行い、安全確保セルフビレーの再確認。

   

   

 そしてクライミング実体験開始。他の会の方たちと順番待ちをしながら目に前には垂直に近い岩壁。なんと愚鈍で安寧な生活感満載の自身の世界から一変、こんなところ登れるのか?これがアルパインなのか?アルパインクライミングなのかと身震いするほど。上を見ればビレーいただく先輩と安心のロープ。下を見れば奈落。下を見なければ結構登れるもので、途中で下を見て愕然。足がすくむとはこういうことかと・・しかし、止まるわけにもいかなく登頂完了。

   

   

  

   

   

 

   

   

   

   

 やるじゃな~いと声を掛けてほしいほどの高揚感。行動食をほおばりながら数回登攀を行い最後は懸垂下降。屏風岩の左端で下から見ると少しオーバーハングしてない?と素人には思える垂直壁がありほとんどぶら下がるような様子でした。子供の頃、大阪城の外堀で

自衛隊か消防隊の訓練を見ていたのを思い出します。少々趣が違いますが懸垂下降の基本動作は同じものでしょう。それを自分がやっておると・・世界観が広がる思いがします。

   

   

   

   

   

 Bチームのメンバーはみな前向きな人たちばかり、負けられない。負けるとか以前に、協力し合い前に進むしかないという思い。技量的にも経験的にも未熟である事が負い目でもあるけれど、力になりたいと言う思い。みなで協力しなければ山頂など到達できない岳人という世界。意外にも楽しむ自分がいる。もっと前のめりになっていく。よい機会を与えてくださっている先輩たちに感謝致します。そしてよい仲間に巡り会いました。(OTK)


百丈岩 クライミング 6月 06, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年5月31日(夜)~6月1日
メンバー SGY、OSM、TKH、NSN、KJW、MSD、IND、ITN、MKM、TKD、YMG、MSD、UET、KTH、MTM
山行地域 百丈岩
山行スタイル クライミング

 前泊のテントを張り終わり、15人で小宴会。在会32年のNSNリーダーから、長年の経験に基づく含蓄のあるお話を聞くことができました。朝7時、テント泊地点から朝集合の2人と合流して、総勢16人です。岩場のアプローチを30分ほど登り、岩峰が目の前に見える、広いテラスに着きました。

  

 登攀用具を身に付け、まずは、フィックスロープの通過です。カラビナをフィックスロープに通す方法と、ロープシュリンゲを使って、マッシャーという結び方で、フィックスロープにバックアップをとる方法を学びました。沢登りで使うことがあるということでした。

   

 次は、フィックスロープにバックアップをとって、岩の斜面を前向きに降りるトレーニング(猿回し)です。かなり急な斜面です。3分の1ほどは降りることができましたが、少し急になると、足が滑ります。リーダーの方に指導をいただきながら1歩2歩。しかし、腰をかがめて歩くうち、太腿がプルプルとしてきました。その横で、BチームのUETさんがすいすいと下りていきます。流石です。頭ではできるイメージなのですが、身体がついていきません。これからの課題です。猿回しは2本の予定でしたが、1本で終了となりました。

   

 NSNリーダーから、懸垂下降の説明を受けた後、同じ岩の斜面で懸垂下降の練習です。懸垂下降も2本の予定でしたが、最後に岩を登るということなので、1本でパスさせてもらいました。

   

 さて、いよいよ岩登りです。東稜といわれるルートに取付きました。途中に中間テラスがある2ピッチのルート。これまでに、ロープの基本操作を教えていただきましたが、まだまだ、8の字結びもおぼつきません。何とか確保をして、リーダーからの「ビレー解除」のコールを聞いて、いよいよ登攀です。はじめての槇尾よりも、手の指のかかりがよくて登りやすかったです。中間テラスでロープの整理。メインロープでセルフビレーをとって、リーダーがやっているように、流動分散で構築したアンカーに荷重をあずけます。しかし、どうしてもへっぴり腰になってしまいます。何とかロープの整理が終わり、2ピッチ目をリーダーが登ります。そして、私の番が来ました。1か所、切れた岩場を越えるところがあって、スリリングでした。最後の短い岩稜は、リーダーに確保してもらいながら、リードで登り切りました。

   

   

 今回の反省点は、前泊のテントで、入り口を開けて寝てしまったことです。朝起きると10匹ぐらいの蚊が入っていて、みなさん、蚊に刺されてよく眠れなかったとのことでした。また、気温が上がることがわかっているにもかかわらず、持ってきた水の量が少なく、皆さんに分けていただきました。ありがとうございました。

 リーダーの方々は、いつも、できないと思うことができるようになると、絶えず励ましてくださいます。その言葉の通り、1回目の槇尾よりも、2回目の百丈の方が進歩しているような気がします。しかし、猿回しのように、指導していただいてもなかなかできないこともあります。練習すればできるようになることを信じて頑張ります。いつも、Bチームのみなさんの頑張っている姿に励まされています。

 山行が重なるにつれてどんどん本格的になり、経験豊富な先輩との出会いもあり、楽しくなってきました。挑戦のない人生はつまらないです。皆さんについていくためには、練習あるのみだと思います。しかし、2日たっても、階段を降りるのに太腿の痛いこと、痛いこと・・・

(MKM記)

 


槇尾 クライミング 5月 28, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年5月17日(夜)から18日
メンバー SGY、OSM、KJW、KNS、KWI、TKH、EMR、KUD、IND、ITN、MKM、KTH、TKD、YMG、MSD、UET、KBT、MTM
山行地域 槇尾
山行スタイル クライミング

初クライミングです!

事前に一通りおしえていただいたものの、何に使うのかよく分かっていない装備を持って集合。

前泊組は飲み物と食料を持ち込んでプチ宴会です♪

翌朝、当日集合組が続々と到着します。

Bチームメンバーが8人も居るため、いつものリーダー陣とMチームからの応援の方で総勢18名の大所帯です。

ヘルメットに名前を書いたガムテープを貼り自己紹介。

その後リーダー2名と新人2名のパーティを5つ作り駐車場で講習を受け、いざ岩場へ!

  

  

徒歩30分程と聞いて侮っていましたが、結構な急登でした。

汗をかきつつ岩場に到着。

ヘルメットを被り、水分と行動食を摂ったらシューズ、ハーネスなど登攀具全てを装着し準備万端。

   

準備は万端ですが、頭と体がついていきません。

指示を理解することが出来ず、セルフビレイを取るだけで知恵熱が出そうです。

そんな人がビレイヤー。リーダーの心中を思うと何とも言えない気持ちに。

この緩い傾斜で落ちる事はないと思いつつも、これは命綱。

頼りないながらも、気を引き締めビレイに集中します。

   

OSMリーダーはサクッと登り、上で私達が登るための準備をして下さるので、ドキドキしながら待ち、指示を受けてから初登りです。

無我夢中で登り、セルフビレイを取って一安心。

・・・してる場合じゃなかった。懸垂下降しなくちゃです。

手順が頭から飛びまくっています。モタモタモタモタ。

指示をいただきながら何とか準備が整い下降しますが、左に右にふらふらと揺られて難しいです。

   

   

もう一度、登って懸垂下降してを繰り返してから、今度はザックを背負って登ります。

ザックを背負うと上を見上げる動作に支障がでて登りづらい。

2ピッチ登り、右にトラバースして現れた岩は本当に初心者用なの??と思うほど急に見えます。

登ろうという気はあるのですが、先ほどより急斜面でなかなか登れない。

無理だーと何度思ったことか。その度に振り返って景色を見ては元気を貰い登ります。

   

1ピッチ登り、セルフビレーをとり小休止。

ここではシューズを脱ぐこともままならず、足先が痛くて辛かったです。

KWIリーダーが「ここに足置いたらどうや」と導いて下さり、かなり楽になりました。

残り1ピッチはさらに険しく、どうやって登ったのか覚えていないほど必死で登りましたが、

一番難しい所は時間がないので行けないと聞き少し残念には思ったものの、コッソリ胸を撫で下ろしました。

   

全ての事を100%正確にしなければ事故につながるので緊張するし、足は痛いし手も足もプルプルしてくるしで、やっぱり大変でした。

それでも、困難を克服する楽しさ、登りきれた時の達成感はクライミングでしか味わえないものでした。

これからもクライミングが続くので、ロープワーク等しっかりと覚えて安全に楽しみたいと思います。

(KTH記)


春山合宿 台高南部縦走 5月 09, 2014 ( No Comments )

山行期間 2014年5月2日(夜)~5月5日
メンバー OSM、SGY、TKH、ITN、UET、KTH、TKD、MSD
山行地域 台高山脈
山行スタイル 縦走

5月2日(金)

 三国ヶ丘・天王寺の2か所に集合し、川上村役場で待ち合わせ合流。

 今回の山行は、台高南部を大台に向けて縦走する予定から、1台は東谷出合の登山口、一方の一台は大台ケ原駐車場にデポする。

 東谷出合で全員の荷物をおろし、車の回送に向かったOSMリーダーとSGYサブリーダーに感謝し、登山口脇のスペースに幕営し早々に就寝。

5月3日(土)

 AM5:00起床 Bチームのメンバーもテント泊にも徐々に慣れ、多少のもたつきはあるものの、当初に比べ短時間で朝食・身支度ができるようになってきた。

 

 AM5:50東谷出合を出発。

  

 少し林道を歩き渡渉すると、ほどなく急登の登山道に入る。これから始まる台高縦走に期待を高めつつ「歩」を進める。ところどころに咲く季節の花々、鳥のさえずりに足も軽い。神ノ谷分岐を過ぎ8時過ぎには小白鬚山到着。思い思いの行動食を補給し白鬚山に向けて出発。結構なアップダウンを繰り返しながら1時間強で白鬚岳に。眺望もあり、霞んではいるものの大峰山系・台高尾根がよく見える。

  

 その後、大鯛山、高尾山、登尾と縦走を進めるが、高低差が結構あり、徐々に疲労が蓄積していく。歩荷トレーニングを数回経験しているものの3日分の食糧・共同装備が入ったザックは疲れた体に容赦ない。近辺に水場がないため飲料の消費量を考慮しながら、戸倉山、高塚、台高縦走路合流地点に到着。思いのほかペースが上がらないため、メンバーの疲労度、翌日以降の行程、水場の距離等を勘案し、PM4時 赤倉山から下ったコルで幕営することになる。

   

 ここはテン場ではないため平坦地がなく、傾斜地にテントを張る。傾斜地で幕営は初めての経験であるが、やはり就寝中に移動したり、変な体勢になったりして体が痛く、非常に寝づらい。可能であるならば、こうした事態に備え行動ルート上に(幕営)適地をリサーチしておくことが望ましいと思う。

 夕食は、「クスクス(小麦粉から作る粒状の粉食)リゾット」で自分は初めてであるが、調理時間も早い上、腹もちもよくとてもおいしい。

 本日の行動時間は、約10時間。今日の疲労度合と明日以降の行程を考え、PM7:00就寝。

5月4日(日)

 AM4:00起床 たまご雑炊をいただき、AM5:20幕営地を出発

    

 台高の稜線で朝日を浴びながら、すがすがしい気持ちで歩く。ほどなく池小屋山に到着。ゴールデンウィークにも関わらず、台高の縦走路は本当に入山者が少ない静かな山域のようで、昨日の朝から池小屋山に着くまで出会ったのはたった2人だけであった。小休止後、枯渇してきた「水」を求めて、水場に向かう。山岳地図では表記はあるもののネットでのリサーチでも確証がないポイントであったが、地形や地質、ガレ場・枯沢の状況等、リーダー陣は経験則からなる的確な判断で、5分ほど降下した沢筋の合流点で見事に水場を見つけだした。このような状況においても、冷静かつ多角的な要因から的確に判断できる能力を自分もつけていきたいと思う。

    

   

 水分を補給し、本日ゴールの「杉又高」向けて進む。相変らず激しいアップダウンの繰り返しをしながら、「弥次平峰」「馬ノ鞍峰」に昼過ぎに到着。ここで久しぶりに別の登山者に出会う。

   

 小休止をしながら、残る行程、疲労度、水源の確保等を勘案し幕営予定地を検討。水場が近く、キャンプ適地であること等から、今日は「地池越」まで進むこととする。

  

 PM3:00「地池越」に到着。テント設営後、待望の「水」を求めてコルを下降する。

 50mほど降りたところで、脈々と流れる水場に着き、思う存分お腹に流し込む。程よく冷えていて本当にうまい。今日は、贅沢に水が使える。「水」がこんなにありがたいと思うと同時に、「水」の確保が難しいとき、どのような行動が必要かあらためて考えておくことが大事だと思った。

 夕食前に、明日の天候を予測するため、OSMリーダーが天気図を作成すると聞く。自分でも書けるように、すぐ横で観察する。各地点の天候・気圧・気温・風速等、高気圧・低気圧の位置前線の張出、等圧線等必要事項をラジオ放送の情報を直接天気図に記入していく。こうして完成した天気図を見ながら、明日の天候を予測し、翌日の行動を決定する。このような事前の行動判断が、トラブルがおこる危険性を少しでも減らすことにつながることがよく理解できた。

 そして、今夜の夕食は、「カレー・ポテトサラダ」の二本立て。疲れた体に、スパイシーなカレーは食欲をそそる。カレーは期待通り、ピリ辛で本当に食べやすく美味しかったです。また、今回参加できなかったMKMさんから差し入れていただいた「馬肉」等おいしくいただきました。

 今日も、昨日に続き約10時間の行動。明日に備え、早めの就寝。

5月5日(月)

 AM3:00起床 クスクススープと味噌汁の朝食を済ませAM4:20テント出発

 今日は、昨日段階では大台まで到着予定であったが、疲労度、機動力、天候の推移等を考慮し、「馬ノ鞍峰」まで戻り、「三ノ公川駐車場」へエスケープすることとなった。

   

 AM6時過ぎ「馬ノ鞍峰」に到着、小休止後「三ノ公川駐車場」に向けて下山開始。

   

 そして、AM8:50分「三ノ公川駐車場」に到着。無事下山完了。

 今回の合宿は、結果として大台までは到着できなかったが、Bチームの各メンバーはそれぞれに、今回の山行で得ることができた知識・経験は数多くあり本当に有意義な合宿であったと思う。

 また、各個人が認識した課題も多々あったと思うので、それぞれの手段・方法によって課題を解消・解決し自身のスキルアップにつなげてもらえばいいのではないかと思う。

 最後に、またいつの日か今回のリベンジを兼ねて、台高縦走にチャレンジしたい。

時間記録

5/3 5:50東谷出合→8:05小白鬚山→9:25白鬚山→10:35大鯛山→11:20高尾山→12:15登尾分岐→12:55戸倉山→   13:40高塚→14:30 1275m→15:45縦走路合流→16:00赤倉山から下ったコル
5/4 5:20出発→6:20池小屋山→7:55水場→9:30弥次平峰→ 12:30馬ノ鞍峰→14:50地池越
5/5 4:20出発→6:10馬ノ鞍峰→8:10明神滝が見える所→8:50三ノ公川駐車場