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竜ヶ岳 担荷4月 17, 2014

山行期間 2014年4月5日(夜)から4月6日
メンバー OSM、SGY、KWI、IND、UET、KBT、KTH、TKD、MTM、YDA、MSD
山行地域 鈴鹿山系
山行スタイル ピークハント、ボッカ

 今回は1回目の担荷トレーニング。鈴鹿・竜ヶ岳に行ってまいりました。私は入会して2回目の山行、初テント泊!初担荷!

 ウキウキ気分で自宅を出たら雨...あやしい雲行きではありますが、集合場所の三国ヶ丘駅へ。今回はリーダー4名、Bチーム8名の12名。車3台に分かれて現地へ。

 移動中に雨が吹雪に...ほんの数日前はぽかぽか陽気。桜も満開なのに?宇賀渓のキャンプ場に着く頃には雨になっていました。雨の中、初!テント設営。リーダー陣の指導のもとスムーズにお家が完成!ここに6人寝れるの?予想以上の狭さです。道中買っておいたアルコールやらおつまみでプチ宴会♪隣のテントのKWIさんの「ねるぞー」の号令で就寝。寝れない...朝まで寝たのか寝ていないのかわからない状態。アラーム音で目覚め(寝ていたようです)。見よう見まねでシェラフ等の片付けをしますが、周りの早さと自分の段取りの悪さにかなり焦ってしまいました。前もって練習しておけばよかったと後悔。

 今回いきなりの食担。朝食はショートパスタ入りクリームシチューとバケットです。リーダーの方達にもほめていただいて一安心。お茶がらで食器もキレイになると思って紅茶のティーパックを用意したのですが、水分を含んでゴミが重くなると教えていただいて納得。勉強になります。

 テントの片付けもポールを端から折っているとゴムが伸びるから、真ん中から折るように教えていただきました。またまた納得。テントを片付けていよいよ出発!出発前に地図読み講習をしていただきました。

 向かう山を見上げると白い。アイゼンないけど大丈夫か?

 小雨の中、歩き始めるとかわいい山ツツジがお出迎え。湧水も沸いています「竜のしずく」。

 

 しばらく歩くといよいよボッカ。ついつい控え目になってしまう私...いっぱい詰めている他のメンバーを横目に私は14キロ...おそらく最軽量...「すみません」

 美しい清流や滝に癒されながら歩きます。登山ルートは思っていたよりバリエーションに富んでいて楽しく歩けました。アスファルトの道に出た辺りから徐々にしんどくなってきて、付いて行くのが大変でした。あわてて怪我をされても困るから自分のペースでと言ってもらって、それはそうだと思い、それでも出来るだけ山を歩いてペースを上げれるようにしなければとも思いました。

  

  

  

 標高が上がるにつれ、雨が雪に変わってきました。雪はあられに?ひょう?になって、顔にバチバチあたって「痛い」、登山道もぬかるんできてどんどん過酷な環境...途中「石降ろしたいです」と何度も言おうかと思うが、アルプスで遭難しかけているパーティを妄想。ここでは甘えられない!と自分を奮い立たせひたすらついて行く。雪道を歩きながら「いつのどこを歩いているの?」という気になる。頂上近くの稜線。前を行く人とかなり距離があいている私。突然、猛吹雪が来て目の前が真っ白に、「そのまま進んで!」とSGYさんの声。

  

  

 雪の中を頑張って進むとやがて山頂。みんな写真やら撮っていたが疲れすぎて、テンションが上がらない。石を捨てていいと聞いてやっと元気に。石を捨てた時に防寒着を着ようとレインウェアを脱いだとたん「突風が!」みんなに助けられて何とか着用。「こうやって飛ばされた服を追いかけて遭難するんやな~」とSGYさん。すみませんでした。

 こわい思いをして下山していくと目の前に晴れわたった美しい景色が。下りの道もぬかるんでいて、最後足の痛みも出てきましたが、全員怪我もなく無事下山。

  

 下山後は湯の山温泉。人気パティスリーでお土産。

 晩御飯は味噌かつ!と疲れも吹っ飛ぶお楽しみも盛りだくさんでした。

 今回、山行2回目にしていろんな経験ができました。

 初テント泊

 悪天候は残念でしたが、山は厳しくて怖いんだと身をもって体験できたことがすごく良かったと思います。山に対する心構えが変わりました。

 リーダーの皆様、Bチームのメンバーの皆様有難うございました。今後ともよろしくお願いします。(KBT)

行動記録

6:50宇賀渓駐車場→8:00五階滝→9:00長尾滝→11:45竜ヶ岳山頂→14:40宇賀渓駐車場