山行期間 | 2014年5月17日(夜)から18日 |
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メンバー | SGY、OSM、KJW、KNS、KWI、TKH、EMR、KUD、IND、ITN、MKM、KTH、TKD、YMG、MSD、UET、KBT、MTM |
山行地域 | 槇尾 |
山行スタイル | クライミング |
初クライミングです!
事前に一通りおしえていただいたものの、何に使うのかよく分かっていない装備を持って集合。
前泊組は飲み物と食料を持ち込んでプチ宴会です♪
翌朝、当日集合組が続々と到着します。
Bチームメンバーが8人も居るため、いつものリーダー陣とMチームからの応援の方で総勢18名の大所帯です。
ヘルメットに名前を書いたガムテープを貼り自己紹介。
その後リーダー2名と新人2名のパーティを5つ作り駐車場で講習を受け、いざ岩場へ!
徒歩30分程と聞いて侮っていましたが、結構な急登でした。
汗をかきつつ岩場に到着。
ヘルメットを被り、水分と行動食を摂ったらシューズ、ハーネスなど登攀具全てを装着し準備万端。
準備は万端ですが、頭と体がついていきません。
指示を理解することが出来ず、セルフビレイを取るだけで知恵熱が出そうです。
そんな人がビレイヤー。リーダーの心中を思うと何とも言えない気持ちに。
この緩い傾斜で落ちる事はないと思いつつも、これは命綱。
頼りないながらも、気を引き締めビレイに集中します。
OSMリーダーはサクッと登り、上で私達が登るための準備をして下さるので、ドキドキしながら待ち、指示を受けてから初登りです。
無我夢中で登り、セルフビレイを取って一安心。
・・・してる場合じゃなかった。懸垂下降しなくちゃです。
手順が頭から飛びまくっています。モタモタモタモタ。
指示をいただきながら何とか準備が整い下降しますが、左に右にふらふらと揺られて難しいです。
もう一度、登って懸垂下降してを繰り返してから、今度はザックを背負って登ります。
ザックを背負うと上を見上げる動作に支障がでて登りづらい。
2ピッチ登り、右にトラバースして現れた岩は本当に初心者用なの??と思うほど急に見えます。
登ろうという気はあるのですが、先ほどより急斜面でなかなか登れない。
無理だーと何度思ったことか。その度に振り返って景色を見ては元気を貰い登ります。
1ピッチ登り、セルフビレーをとり小休止。
ここではシューズを脱ぐこともままならず、足先が痛くて辛かったです。
KWIリーダーが「ここに足置いたらどうや」と導いて下さり、かなり楽になりました。
残り1ピッチはさらに険しく、どうやって登ったのか覚えていないほど必死で登りましたが、
一番難しい所は時間がないので行けないと聞き少し残念には思ったものの、コッソリ胸を撫で下ろしました。
全ての事を100%正確にしなければ事故につながるので緊張するし、足は痛いし手も足もプルプルしてくるしで、やっぱり大変でした。
それでも、困難を克服する楽しさ、登りきれた時の達成感はクライミングでしか味わえないものでした。
これからもクライミングが続くので、ロープワーク等しっかりと覚えて安全に楽しみたいと思います。
(KTH記)