山行期間 | 2010年5月22日 |
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メンバー | IGC |
山行地域 | 韓国 白雲台 |
山行スタイル | ハイキング |
IGCです。仕事で韓国に来ています。
今日はお釈迦様の誕生日ということで韓国は祝日で仕事がお休
みでしたので、白雲台(ペギュンデ)という山にハイキングに行
きました。
白雲台は東洋のヨセミテと呼ばれるインスボンの真横にある標
高836mの山で、白雲台からはインスボンがとてもよく観察でき
ます。今日は祝日ということもあって、蟻の行列のような混雑
振りでした。
白雲台へはソウル市の地下鉄4号線でSUYU駅下車、3番出口か
ら出て正面にあるバス停で130番のバスに20分程度乗り、洞仙
寺入口(トソンサイプク)下車、その後人の流れに任せて歩い
ていくと洞仙寺を経由して3~4時間でピークです。
登山道周辺には巨石がそこかしこに転がっています。季節があ
えばボルダリングもできそうです。(実際、課題もかなりある
そうです)
今日のソウルは綺麗に晴れ渡って、インスボンを登っているク
ライマーもよく見えました。インスボンは何本もルートがある
そうですが、どのルートもクラックが出てくるそうです...。
写真は白雲台ピークからのインスボンと白雲山荘です。
山行期間 | 2010年5月16 日 |
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メンバー | TKH,HSM |
山行地域 | 鳳来 |
山行スタイル | フリークライミング |
鳳来 ガンコ岩
yasuyasuは、約1年半ぶり(!!)のフリークライミング。前回は雪山のあとの椿岩だった。
初めての鳳来、はじめてのガンコ岩。でもナカガイジムでおなじみのmさんや、先日椿岩であった男性もきてらした。
「かんたん5.10a」を登って、「冷たいやつ11a」を一撃、とおもったら、あきませんでした。力不足。
ビレイやら、知らない人や知ってる人とのおしゃべりで1日がおわった。
でも、はじめてのがんこ岩。
涼しくて山もすがすがしい、いい岩場でした。
山行期間 | 2010年4月30日(夜)~5月9日 |
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メンバー | KDR |
山行地域 | 九州の山 |
山行スタイル | 登山 |
福井支部 KDRさんからGWの報告です。
しっかし廻り廻ったねー。
GWはハイキング三昧。
4/30(金)夜、出発
5/1(土)、1200Kmくらい走って、鹿児島の薩摩半島、
開聞岳登山口まで。ふらふらになるくらい疲れた。
もう一度、綺麗な形の山が見たくて、やってきました。
やっぱり形がいい山です。
5/2(日)開聞岳を歩く。
めっちゃ、沢山の人が登ってくる人気の山。
5/3(月)宮崎県の大崩山と鉾岳
大崩山の、あけぼのつつじが綺麗。
鉾岳は、スラブのでっかい岩に圧倒、8人のクライマーが
登ってました。
これゃ、すごい、あんな岩、どないして登るねん。
5/4(火)熊本、宮崎にある、国見岳。
登山口を捜すのに手間取ったけど、なんとか行けた。
こんな山にも、人がくるんです。
5/5(水)大分の久住
久住は、好きな所です。
また歩きたくて。これで5回目。
長者原登山口から、三股山~坊がつる~大船山~平治山~
坊がつる~長者原登山口
久住山の長者原登山口は車中泊が多い所です。
年配者が多いけど、みんな旅を楽しんでます。
九州の山や温泉の事を沢山、教えてもらいました。
みやまきりしまが、これから咲きますが、山全体に咲いたら
すごいだろうな。
坊がつる賛歌の坊がつる。
5/6(木)
久住を歩きたくて朝を待ちましたが、風が強そうで予定変更。
福岡県の犬が岳へ。
石楠花が、ちょっと早かった。残念。
5/7(金)
山口県の東ほうべん山。
萩往還と言う幕末動乱の歴史道をちょっと歩いてみる。
それから、萩や津和野を観光。
5/8(土)
広島の吾妻山~比婆山~立烏帽子を、ぶらぶら歩く。
吾妻山周辺をまわった後、道後山に直行して歩いてました。
5/9(日)
岡山の泉山を歩き。
そして福井へ。
3000kmも走った。
かってに長くしたGWも終わり。
ハイキングと観光、車中泊、きままな一人旅でした。
山行期間 | 2010年4月30日(夜)~5月4日 |
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メンバー | team63(KKD、NKZ) |
山行地域 | 奥穂高岳南稜 |
山行スタイル | 雪稜 |
春の穂高へ
team63が次に選んだのは…
岳沢最深部から突き上げる奥穂高岳南稜。
吊尾根~前穂高岳~奥明神沢のくるり1周コース。
5月3日(月) 快晴
6:15 西穂高岳に向かうBパーティとエールを交換して出発。
岳沢小屋で水を補給。おいしい湧き水。
小屋から20分程のところから引いているそう。
そしてトリコニー。
Ⅱ峰はロープを出して。
続いてⅢ峰へトラバース。
そしてこれから向かう吊尾根方面。
正面に前穂北尾根。(オホホーイ聞こえた?)
いざ吊尾根。
雪が多くてほとんど尾根伝い。
こっちの方が核心だった。
吊尾根の最後の雪壁にはお助けロングシュリンゲ(5mほど)が。
前穂側から降りる人たちは懸垂下降していた。
15:50 前穂高岳
テント場にはもちろんBパーティ!
「ただいま戻りました」
ふり返ると乗鞍岳。
〈穂高について語り合うKKD&MSM氏〉
いいところです。岳沢。
無事に終えたことに感謝してその夜は反省会。
穏やかな夜。
5月4日(火) 晴れ
未明からBパーティは雪上訓練へ。
7:10 上高地に向けて出発
途中、倒木地帯を通る。
激しいなあ。自然の脅威。
遊歩道を通る。
エメラルドグリーンの水に癒される。
8:40 上高地
上高地の水をおみやげに汲みました。
好天に恵まれた4日間。
穂高をふり返りつつバスに乗り込んだのでした。
*おまけ*
続いてきたもの続いていくものを感じました。
山行期間 | 2010年4月30日(夜)~5月4日 |
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メンバー | team63(KKD・NKZ) |
山行地域 | 明神岳東稜 |
山行スタイル | 雪稜 |
春の穂高へ…
team63が最初に選んだのは、いつも仰ぎ見ている明神岳東稜。
そそり立つ峰へ挑んできました。
5月1日(土) くもりのち晴れ
GW初日。上高地は肌寒く山もガスっていて見えない。
天気はそこそこよいという予報。
Bパーティの励ましを胸に出発。
7:25 明神橋
少しずつガスが切れ、明神岳が現れた。
穂高神社奥宮の方に向かってお祈りする。
ルートに注意の宮川のコルへの登り。
雪に残るトレースとマーキングをたどります。
8:45 宮川のコル
ここで先行者が見えた。
あっ、雪崩が近くを流れている。
ここからひょうたん池までは落石と雪崩に注意。
左斜面に注意しながら登っていきます。
10:10 ひょうたん池
向こう側の景色が見えた。白い峰々…蛇行する梓川…
三本槍もばっちり。
昨夜は吹雪で15cmの積雪があったそう。
ここからいよいよ東稜だ。
すでに雪はグサグサ。そう、ここは東面なのです。
第一階段手前からロープを出して。
ブッシュの雪面と岩を1P~ヒヤッとしつつ雪壁2P。
斜度はこんな感じ。バックは茶臼尾根?
15:15 らくだの背のナイフリッジを越えてらくだのコルに到着。
ここが本日の宿泊地。5~6つ張れるかな。
すごいシチュエーション。みなさんも一度お越しやす。
〈テントはお隣さんのもの。本日3張。〉
風がでるも星空。明日はどんな?
5月2日(日) 快晴
朝起きると山はガスに包まれていた。
ところが日が差すと快晴!ここは東面でした。
7:05 出発
最初の岩壁は左から巻いて。
続いて核心・バットレス。
お助けひもあり。確実に乗り越えた。
〈小さくテント場がみえる〉
そこからは雪壁をスタカットで3ピッチ。
最終ピッチのとき、明神主稜の方から声が
「オホホーイ」
あーっ!Bパーティだ!絶対ARNさんだ!
嬉々として返す。「オ ホ ホーーーイ」
さてBパーティはどの辺だろう?
Ⅱ峰に向けて出発。
*撮影*主稜を登ってこられた神戸FAC-TNKさん
(ありがとうございました)
登りきると、そこにBパーティ!
情報交換し健闘を祈りあって、GO!!
〈懸垂下降するHNDさん。左にかすかにMSMさん?〉
Ⅱ-Ⅲ峰のコルからは東稜がきれいに見えた。
〈主峰かららくだの背〉
Ⅲ峰の下りは念のためロープを出した。
14:15 Ⅴ峰
ここから南西尾根に入る。
トレースがついているがしっかりテープを確認していく。
しばらくすると樹林ナイフリッジ岩稜帯。
フィックスロープはあるが、所々凍っているところも。
「木を持ちながら重力に身を任せて」下る。
17:35 岳沢への登山道と合流
『岳沢まで70分』No7の標識があるところにひょっこり出た。
あとは、Bパーティの待つテント場まで登るのみ!
19:05 岳沢小屋下部の樹林帯で「オホホイ!」
無事を喜び合い、今夜は少し賑やかな夜。
明日は奥穂南稜です。
山行期間 | 2010年5月1日(夜)~4日 |
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メンバー | NSN、NGS、YAS |
山行地域 | 前穂高岳北尾根 |
山行スタイル | 雪稜 |
屏風岩編からの続きです。
何年か前に訪れた前穂の北尾根。
ガスのなか、何も見えず、何も記憶になく。。。
前回は5・6のコルから、今回は8峰末端から。
どんな印象だったかな?
<出発!>
今日もトレースは無い。 気分良し。天気良し。体力は・・?
涸沢からに続くトラバースにトレースあったが、なんだったのだろうか?
急な雪稜で雪庇にも要注意。 視界が悪いといやな感じ。
慶応尾根合流点に幕場跡。 ここからトレースが使えることに。
六峰では一部ロープ使用。
で、5・6のコル。 ガイドと思われる2人組。
で、見上げる四峰。
前回は奥又側のトラバースが分からず(知らず)、右の岩部分を行ったのだろう。今回はトレースばっちりで楽々かと思いきや、気の抜けないトラバースであった。
で、3・4のコル。
先ほどのガイド組合わせて2パーティー。
何やら事故発生らしい。携帯で救援を要請した模様。
1パーティーは救助要請をすべく、涸沢へ下りて行った。
我々は計画続行。 ガイド組先行で順番待ちしていると、ヘリが飛来。 早い!
何か我々に問いかけるが、ヘリの音に加え、スピーカーの声が割れているので、何を言っているのか不明。
しばらくしてどこかへ消え去った。 ちゃんと救助したのかな?
気を取り直して三峰の登り。
<三峰1P目>
右がⅣ級、左Ⅲ級。
取り付きでは、どこがⅣ級のラインか分からないが、登るとハーケン連打のラインがある。 A0してしまいそうだったので、素直にⅢ級のラインに自重する。
途中、残置が乏しくなり、ナッツを入れる。
<三峰2P目>
雪の詰まった凹角からちょいと岩を越えると、終了。
と思いきやもう、少し歩いたのち1ポイントロープを出す。
これでほっと一息かとおもいきや、二峰のクライムダウン、
最後のひと登りと、なかなか気が抜けない。
で、や~っと、頂上!
今回の北尾根、前回と印象が全然違いました。
今年のほうが、雪が多かったからかもしれません。
あとは皆の待っているはずの岳沢へ。
が、皆撤収済み・・・。 なので我々も下山。
岳沢は静かで、いい雰囲気です。
また来たい。そう、思いました。
来年に続く?
山行期間 | 2010年5月1日(夜)~4日 |
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メンバー | NSN、NGS、YAS |
山行地域 | 屏風岩(雲稜ルート) |
山行スタイル | アイゼン登攀 |
絶好の天候に恵まれたこのGW。
屏風岩(雲稜ルート)~前穂北尾根という計画で入山。
さて、その内容は・・・
<2010年05月02日>
入山日を一日ずらしたため、上高地への混雑もさほどではなかった。
横尾岩小屋前でルート観察。 東壁ルンゼ上部に雪がのこっているか?
残置フィックスもあり、渡渉は問題なし。
残雪のおかげで取りつきまで楽々到着。
近ずくと、先行パーティーを発見。先を越された・・・。
<屏風岩>
まずは『T4尾根』
通常の1P目は深い雪の下。
傾斜はないが、スラブ部分で1歩、安易にシュリンゲに乗ってしまった。。。
ビレイ中、東壁大スラブ上部および1ルンゼには雪崩が発生していた。
上部のチムニー状は念のため、ロープを使用。
(アイゼンではあったほうがよい。)
先行パーティーは2組で『東稜』『蒼稜』を登攀中。
上手い具合に『雲稜』は空いている。 ラッキ~
隣の蒼稜組は今日中に屏風岩を抜けるそうだ。
ん!?じゃあ、我々も?!
靴ひもを締めなおして、登攀開始!
<雲稜1P目>
岩は完璧に乾いている。核心は上部小ハングの乗っこし。
フリーで越えたんねん、と意気込むが、上部に行く途中に核心が現れ、アブミ。。。 せめてA0で留めたかった。
一回A0をすると、気が緩みA0を連投。 残置支点は豊富で容易。
ただランニングの取り方は計画的に。
1P目で時間をすっかり費やしたため、我々は当初の予定とおり
ホテル『扇岩テラス』に決定。
<雲稜2P目>
ここも岩のコンディションはばっちり。
でも、直上する部分は難しくアブミ。 う~ん、大活躍のアブミである。
<2Pビレイ点、後ろに東稜組>
扇岩テラスは雪でびっしり、蒼稜組はあきらめて退却した模様。
なので、大テラスへ懸垂で移動。
<ホテル大テラスへの下降>
途中休憩をはさみながらの整地作業。 簡易スコップではこの時期の堅い雪には不向きだった。 スノーソーが便利かも知れない。
<2010年05月03日>
朝焼けの常念。 今日もいいお天気のようだ。
扇岩テラスまで登り返し、人工ルートからスタート。
<雲稜3P目>
支点も近く、楽な人工。 ここからしばらくアイゼン外す。
残置細引きが古いというのを除けば快適。
<3P目終了点より、扇岩テラスを見下ろす>
<雲稜4P目>
人工から、トラバース。 トラバース後のルンゼは上部からの落氷・落石があるので、トラバース終了箇所で5P目のビレイをする。
確かにときどき、ヴゥォンと何かが背後を落ちていく・・・。
ここまで来ると、ものすごい高度感。
<トラバースに入るところ>
<雲稜5P目>
ルンゼを直上したので、出だしが非常に悪い。
ナッツ・キャメロットをにアブミ。
小さな張り出しの下でビレイ。
リードしたNSNさんは、俺好みだったと、満足している様子。
こういう悪いところにめっぽう強い人である。
<雲稜6P目>
スラブには雪解け水が流れている。ビチョビチョのスラブから
固い残雪へ。非常に悪い。
残雪部(一部氷化)はリードのNSNさんの落してくれたバイルでダブルアックスで進む。
<雲稜7P目>
ここからアイゼンを装着。 が、ルンゼに入るまでが雪の付着が少なく、いやらしい。
ルンゼ内の雪壁を登り、終了点へ到着!
夏は安全圏までいやらしいトラバースがあったと記憶していたが、
残雪をすこしたどると、ほっと気を抜ける場所になった。
<遠くに槍ヶ岳>
遠くに槍ヶ岳、目の前に立ちはだかるのは屏風の頭。
あんなに登る必要があるのか・・・。
登りきると、涸沢のテント村。
あそこに仲間がいる、と思うと降りてしまいたいと思うが
明日からは次を目指して進むのです。
朝は5・6のコルまで、などと言っておりましたが
この日は最低コルにて幕営。 この日も整地は一苦労。。。
【行動記録】
5/2:上高地(06:15)→横尾岩小屋(08:45)→
→T4取り付き(10:20)→雲稜開始(12:30)→扇岩(16:00)
5/3:登攀開始(05:20)→終了点(14:00)→最低コル(16:30)
山行期間 | 2010年4月30日(夜)~4日 |
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メンバー | ARN、HND、TRN、MSM |
山行地域 | 明神岳主稜 西穂高岳 |
2010年春合宿の報告
Bパーティが当初の予定通り明神岳主稜に行ってきましたので報告します。
5月1日(土)上高地~主稜5峰手前の台地(泊)晴れ 風強し(行動時間:8時間55分)
ルートの南西尾根は平坦な箇所が無く、足元は氷化した急登の連続で、その上途中には針葉樹林の中に200メートルほどのやせた岩稜帯が続くなど、なかなか厳しい尾根でした。
テントサイトは5峰の手前の台地にツエルトを二張り。
一晩中吹き荒れた強風に眠れず悩まされました。
* 5峰手前の台地の天幕場
5月2日(日)主稜5峰手前の台地~主峰~(奥明神沢下降)~岳沢(泊)晴れ
(行動時間:11時間25分)
5峰、4峰、3峰と辿る中で、状況に応じて何回もザイルを出し、安全第一で進む。
2峰では調度凹角を登り終えた東稜パーティ(KKD&NKZさん)のトップのKKDさんがNKZさんを確保しているところに行き合わせました。
昨日の早朝、上高地で別れてから丸一日ぶりの再会でした。
* 2峰・凹角状を登るNKZさん
* 2峰凹角中間のトラバース
登り終えたKKDパーティの声援&アドバイスを受けながら、我々は懸垂下降。
途中のトラバースでは、リーダーがいろいろとザイル工作をしてくれてヒョッ子3人は、ただひたすら指示通りに動くだけです。
主峰を越えれば後は難しい箇所は無いものと思っていたら、下降点の奥明神沢のコルの手前に難関が・・・。
雪庇の末端の垂壁を数メートル降らなければなりませんが、半ば氷化してアイゼンの前爪だけの下降になります。
* 雪庇を降りるTRNさん
ここはリーダーのスタンデイング・アックス・ビレーにより3人は降ろしてもらいましたが、リーダーは充分な確保無しで降りてきました。
奥明神沢では2組でスタンデイング・アックス・ビレーの訓練を続けながら下降し、夕刻岳沢着。
まばらな岳樺の林の中にツエルトを設営。
KKDパーティも合流し、ツエルト3張りの泉州団地の出来上がり。
5月3日(月)岳沢~(西穂高沢経由)~西穂高岳往復(泊)晴れ
(行動時間:7時間55分)
奥穂・南稜に向かうKKDパーティと別れて、我々は西穂高岳へ向かう。
昨日までのルートに比べれば危険は少ないが、単調な沢の登りはこれはこれでなかなか苦しい。やっとコルに到着。
ここからは氷化した雪稜が現れてきて、特に夏のルートである左側からのルンゼ状などでは、数パーティがそれぞれのやり方でザイルを使って登下降している。
右側からのルートを採った我々も頂上からの下降では、HND・MSM組は昨日充分練習した(つもりの)スタンデイング・アックス・ビレーによる確保を2ピッチほど使って降りる。
テントサイトでは春の陽光の中、のんびりしたひと時を過ごしました。
* 西穂高沢を登る。背景は前穂高岳(左)、明神主稜
* 西穂高岳頂上
5月4日(火)岳沢~上高地 晴れ
(行動時間:4時間20分)
テントサイト近くの斜面でスタンデイング・アックス・ビレー、滑落停止、スノーバーでの確保支点の作り方などを1時間50分ほどかけて練習し、上高地に下山。
―終わりー
山行期間 | 2010年5月1日(夜)~4日 |
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メンバー | OOU、MNO、TKH、MSD |
山行地域 | 奧穂高岳周辺 |
山行スタイル | 雪山 |
春合宿Eチームは、奥穂高岳を目指しました。
3日涸沢から5時出発、天気もこれ以上ないという好天に恵まれ、オートルートで鍛えたOOUさんをトップに白出のコルに7時半到着しました。が、しかし、ちょっと様子が変。背中にGIFU POLICEと入ったかっこいいヤッケを着たお兄さん方が、奥穂の取り付をがっちりとガードされているではありませんか。あくまで自己責任で通っていただいても結構ですという姿勢でしたが、この関所をあえて越えていく勇気のある人は一人もいませんでした。
で仕方なくわれわれも、涸沢岳に変更しました。
この春の天候異変は、冬の穂高縦走の厳しさを想像させるのに十分はたしていました。
* 横尾尾根が真っ白です。
* 屏風岩。この時Aチームが取り付いていました。私は見つけることが出来なかったのですが、よその方が、赤いカッパと黄色いカッパのクライマーがいると言っていました。
* おなじみの涸沢のテント村です。
* 奥穂の様子です。
* 後ろの方が、GIFU POLICE MOUNTAIN RESCUE UNITの面々。
* 槍、北穂などなど。雪がびっしりついています。
山行期間 | 2010年5月1日(夜)~3日 |
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メンバー | KMT,IGC |
山行地域 | 薬師岳 |
山行スタイル | 山スキー |
北アルプス薬師岳に山スキーに行きました。
北ノ又岳の西側の大斜面は登るときには苦労しましたが、稜線
に出た瞬間に広がる北アルプスの壮大な景色には二人して感激
しました。
そして遥かに見える穂高で奮闘している合宿各チームに陰なが
らエールを送りつつ太郎平へと向かいました。
帰りの北ノ又の大斜面の滑降はもちろん最高でした!
5/2
4:30飛越トンネル~9:00寺地山~12:00北ノ又岳~14:30
太郎平小屋(幕営)
5/3
4:30太郎平小屋~6:30薬師岳~7:30太郎平小屋(撤収)~10:30
北ノ又岳~14:30飛越トンネル
山行期間 | 2010年1月22日(夜)~24日 |
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メンバー | NGS、(2日目YAS、HND、TRN)、NKZ |
山行地域 | チャオ御岳 |
山行スタイル | ゲレンデスキー |
<パフパフパウダーに魅せられてやってきました御嶽山。
2ヶ所のゲレンデをはしごしてきました。
1月23日(土)晴れのち曇り時々雪
チャオ御岳スノーリゾート
ゴンドラは2190mまで運んでくれます。
そこから3つのコースで一気にダウン。
右側のイーストコースは、初心者用。
子供がいっぱい滑っていて、ある意味危険。
まん中のセンターコースは、初・中級者用。
最初は、カリカリだったけど、中盤がパフパフ。
ちょこっと急斜面もあります。
そして私たちのお気に入りが左のウエストコース。
途中から斜度があるところが出てくるのですが…
それまでの上部林間コースがよろしいのでした。
こーんな感じで森の中をパフパフっと。
(超ゴキゲン妖精モード)
昼食は、ゴンドラ頂上駅の無料休憩所で。
あいにくトイレは壊れてて使えなかったけど、ヒーター入っててポッカポカ。
ぐつぐつラーメン食べたら知らぬ間にお昼寝モードになってました。
昼からは曇ってしまいましたが、GO!
ゴンドラ乗ってはコースを外れ…
いい感じ!
山スキー感ばっちり。
ゴキゲン。
リフトも2本ありました。
また、森林限界まで行くスノーシューハイキングもやっていました。
さて、本日のお宿は、日和原高原のコテージ。
スキー場から5分ほど東に戻ったところにあります。
しかも温泉付き。
アイス組5名と合流して今夜の鍋は水炊き。
HSMさんのデザートパイつき!
(食べるのが忙しくて写真なし…)
*アイス組についてはBチームブログにアップされてます*
みんなで用意して後片付けしてお布団敷いて合宿状態。
夜中に後発隊が合流。
1月24日(日)晴れ
朝食をがっつりいただいて出発!
今日は国設濁河温泉スキー場。
途中の道は『尚子ボルダーロード』
あのシドニー五輪金メダルの高橋尚子選手にちなんで名付けられた標高差の激しい山岳マラソンコースです。
文部科学省のナショナルトレーニングセンター高地トレーニング強化拠点に指定されています。
さすが!?
こんなん初めてみた!
運転にも(乗ってるほうも)気合が入りました。
さぁて到着。
ここはたった1本のリフトだけ。
終点から少し下って4つのコースを滑りました。
左の圧雪林間コース
右の圧雪コース
その隣のノン圧雪コース
そしてリフト下
昨晩の雪で新雪15cm。
みんな思い思いのコースを豪快にGO!
しばらくすると…
わたしたちはまたまたコースを外れ、オリジナルコース。
いいですねー。
山頂も顔を見せてくれました。
いやーしかし、貸切りとは。
わたしたち以外のお客さんも数えるほど。
昼には誰もいなくなりました。
ぜーいたーく。
思いっきり楽しみました。
(ので、写真なし)
山行期間 | 2010年4月17日 |
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メンバー | SMZ、KNS、TKO、NKZ |
山行地域 | 伊吹山北尾根 |
山行スタイル | 雪山 |
東京で記録に並ぶ雪が降ったという寒さの中、お花たちの様子をみに念願の北尾根に行ってきました。
前夜は冷たい雨。予定を変更して早朝発。
でも天気はもちろん晴れ!だってハレオ様がついているんだもの!
ほらっ、ね。
雲がどんどん流れて行きました。
目指す伊吹山。
冷たい雨は、山では雪でした。
10:10 国見峠発
峠の駐車場の手前に雪が。今年は遅いね。
あれ?ひとり増えてる?なんとKDR氏。なんじゃあ一緒に行こう。
ほんとに雨が多くて寒くて、まだゆるんでない。
でもちょこっと顔を出しはじめてました。
<イワウチワ>
13:50 ドライブウエイの駐車場まであと1kmというところでUターン
風が強くて冷たい。さっさと戻りましょ。
あっ、咲いてる。昼からちょっとあったかくなったから?
<カタバミ>
この花の名前を覚え方をTKOさんは…とても言えません。
17:10 国見峠着
あと1~2週間したらお花もたくさん咲いてくるでしょうね。
楽しみだなぁ。
さて第2ステージに向けて、いそいそ移動。
春をいただく!
<ギョウジャニンニク>
ごきげんなディナー。
もちろん腕を振るったのはSMZシェフ。
(☆☆☆)
ごちそうさまでした。
ほらほら山にも春ですよ。
山行期間 | 2010年4月9日(夜)~10日 |
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メンバー | KKD、NKZ |
山行地域 | 御在所岳 藤内壁(前尾根,一の壁) |
山行スタイル | アイゼン登攀 |
雪が解けて、桜が咲いて・・・先週4日には、1年7か月ぶりに藤内小屋も再開。
御在所岳にうれしい春がやってきていました。
前夜、どこまで入れるか??とスカイラインを進んでいくと…おぉ!ゲートは開いていました。
暗闇に浮き立つ満開の桜に招かれるように駐車場へ。
6:15 駐車場発
入口の地図を見ると、かなり大きな堰堤が作られるようです。
しっかりとしたフェンスで工事用道路が封鎖されていました。
登山道を道標に従って進みます。
道がきれいに整備されています。丸太の切り口がまだ白い。
あっ、でてる!水が出てる!
土砂災害で埋もれてしまって、もうだめかと思っていたのに・・・!
格別においしかったー。
花も咲いてる。
(アセビ?)
煙は出ていたが、静かだった。
お水をいただいて出発。
前尾根がガスの中に。
登り終えたところで終了。
他パーティがそのまま下って行くので、沢に向けて下降することに。
土砂災害の影響があったのではと心配したが、以前と同じルートで下りることができました。
(浮き石に注意)
(上部中央のやぐらから一枚壁の左側を下りてきた)
ヘッドランプをポケットに下山。
18:35 藤内小屋
タローがお出迎え。(写真右下)
小屋には明かりが灯り、中からは明るい笑い声が。
うれしく、ほこっとなりました。
・・・よくぞここまで・・・またお世話になります。よろしくお願いします。
19:15 駐車場
次は、シロヤシオが満開の頃に来たいです。
山行期間 | 2010年4月9日(夜)~10日 |
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メンバー | NSN、NGS、YAS |
山行地域 | 錫杖岳-前衛フェース1ルンゼ |
山行スタイル | アイゼン登攀 |
錫杖沢出合より、望遠鏡でルートを観察。
なんとかなりそうな感じで一安心。
出合に荷物をデポし、出発。 雪があると取りつきまでが近く感じる。
下部は壁の弱点をついた右上バンド(通称:チョンボトラバース)をたどる。
ルンゼは雪解け水が豊富に流れているが、登攀ラインには影響なし。
1P目:スラブからフェース? 早々に手袋放棄する。
雪の残るテラスまで。
2P目:スラブからカンテ 最初はホールド豊富で快適。
(フォローだからともいう。)
最後に微妙な箇所があり、テラスに到着。
<2P目の風景>
3P目:人工 小さなハングだがあなどれない。
本日は太陽の日差しが強く、上部氷柱の崩壊が進む。
ヒューン・・・ドパーン!!
現在地は落氷直撃ラインから外れているが、下降が不安になる。
しかし、この水が流れているラインが氷柱に変貌したら・・・
ものすごい氷のルートと思われる。 見てみたい?
<3P目の風景>
4P目:スラブ、今回最難(災難)のピッチ。
スラブ左上から右にトラバース。
NGSさんお疲れ様でした。
<4P目の風景>
5P目:右に切り返せず、左のルンゼ(チムニー)状へ。
雪解け水の集中豪雨により、ずぶ濡れになる。
で、登攀はここまで。
日が傾き、壁は日陰になったので、落氷も落ち着いた?
予定とおり懸垂下降4Pで下る。
が、最後のピッチでロープが引っ掛かり、登り返す。
あとは、グサグサの雪面を下り、デポ地へ。
ホールドは結構豊富?で、夏にもう一度来てみたいです。
<コースタイム>
06:00 登山道入口
07:30 錫杖沢出合
08:50~14:10 登攀
16:30 錫杖沢出合
18:00 登山道入口
山行期間 | 2010年3月28日 |
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メンバー | SGY,YAS,OKM,NKZ,HND,MMG,TRN,HRG,IGC |
山行地域 | 北山公園 |
山行スタイル | ボルダリング |
新人歓迎会
兵庫県西宮市北山公園でボルダリング
アップが遅れましてすみません(デジカメのUSBケーブルが
行方不明になってたので...ばかですね)。
西宮市の北山公園でボルダリングをしもっての新しい仲間の歓
迎会を行いました。
新人さんと言えども、みなさん頑張る頑張る!
さすが一年間の研修でみっちり岩登りを鍛えらてきただけのこ
とはあります。
7級のスラブも6級のスラブもスカッと全員完登!
特にTRNさん、最後まであきらめずにトライして感動の完登で
した。
登れた瞬間は、みんなほんとにいい笑顔を出しますね~!
最初は「無理だ~」と思っても、本気で登りたいと思って頑張
ってるとそのうち登れちゃうから不思議です。
これからの登山、高い山でも公園の石ころでも、今日のように
笑顔がいっぱいのアセンドになればいいですね。