山行期間 | 2010年4月9日(夜)~10日 |
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メンバー | NSN、NGS、YAS |
山行地域 | 錫杖岳-前衛フェース1ルンゼ |
山行スタイル | アイゼン登攀 |
錫杖沢出合より、望遠鏡でルートを観察。
なんとかなりそうな感じで一安心。
出合に荷物をデポし、出発。 雪があると取りつきまでが近く感じる。
下部は壁の弱点をついた右上バンド(通称:チョンボトラバース)をたどる。
ルンゼは雪解け水が豊富に流れているが、登攀ラインには影響なし。
1P目:スラブからフェース? 早々に手袋放棄する。
雪の残るテラスまで。
2P目:スラブからカンテ 最初はホールド豊富で快適。
(フォローだからともいう。)
最後に微妙な箇所があり、テラスに到着。
<2P目の風景>
3P目:人工 小さなハングだがあなどれない。
本日は太陽の日差しが強く、上部氷柱の崩壊が進む。
ヒューン・・・ドパーン!!
現在地は落氷直撃ラインから外れているが、下降が不安になる。
しかし、この水が流れているラインが氷柱に変貌したら・・・
ものすごい氷のルートと思われる。 見てみたい?
<3P目の風景>
4P目:スラブ、今回最難(災難)のピッチ。
スラブ左上から右にトラバース。
NGSさんお疲れ様でした。
<4P目の風景>
5P目:右に切り返せず、左のルンゼ(チムニー)状へ。
雪解け水の集中豪雨により、ずぶ濡れになる。
で、登攀はここまで。
日が傾き、壁は日陰になったので、落氷も落ち着いた?
予定とおり懸垂下降4Pで下る。
が、最後のピッチでロープが引っ掛かり、登り返す。
あとは、グサグサの雪面を下り、デポ地へ。
ホールドは結構豊富?で、夏にもう一度来てみたいです。
<コースタイム>
06:00 登山道入口
07:30 錫杖沢出合
08:50~14:10 登攀
16:30 錫杖沢出合
18:00 登山道入口