山行期間 | 2010年5月1日(夜)~4日 |
---|---|
メンバー | NSN、NGS、YAS |
山行地域 | 前穂高岳北尾根 |
山行スタイル | 雪稜 |
屏風岩編からの続きです。
何年か前に訪れた前穂の北尾根。
ガスのなか、何も見えず、何も記憶になく。。。
前回は5・6のコルから、今回は8峰末端から。
どんな印象だったかな?
<出発!>
今日もトレースは無い。 気分良し。天気良し。体力は・・?
涸沢からに続くトラバースにトレースあったが、なんだったのだろうか?
急な雪稜で雪庇にも要注意。 視界が悪いといやな感じ。
慶応尾根合流点に幕場跡。 ここからトレースが使えることに。
六峰では一部ロープ使用。
で、5・6のコル。 ガイドと思われる2人組。
で、見上げる四峰。
前回は奥又側のトラバースが分からず(知らず)、右の岩部分を行ったのだろう。今回はトレースばっちりで楽々かと思いきや、気の抜けないトラバースであった。
で、3・4のコル。
先ほどのガイド組合わせて2パーティー。
何やら事故発生らしい。携帯で救援を要請した模様。
1パーティーは救助要請をすべく、涸沢へ下りて行った。
我々は計画続行。 ガイド組先行で順番待ちしていると、ヘリが飛来。 早い!
何か我々に問いかけるが、ヘリの音に加え、スピーカーの声が割れているので、何を言っているのか不明。
しばらくしてどこかへ消え去った。 ちゃんと救助したのかな?
気を取り直して三峰の登り。
<三峰1P目>
右がⅣ級、左Ⅲ級。
取り付きでは、どこがⅣ級のラインか分からないが、登るとハーケン連打のラインがある。 A0してしまいそうだったので、素直にⅢ級のラインに自重する。
途中、残置が乏しくなり、ナッツを入れる。
<三峰2P目>
雪の詰まった凹角からちょいと岩を越えると、終了。
と思いきやもう、少し歩いたのち1ポイントロープを出す。
これでほっと一息かとおもいきや、二峰のクライムダウン、
最後のひと登りと、なかなか気が抜けない。
で、や~っと、頂上!
今回の北尾根、前回と印象が全然違いました。
今年のほうが、雪が多かったからかもしれません。
あとは皆の待っているはずの岳沢へ。
が、皆撤収済み・・・。 なので我々も下山。
岳沢は静かで、いい雰囲気です。
また来たい。そう、思いました。
来年に続く?