山行期間 | 2024/1/12夜~1/14 |
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メンバー | SED.ICS.ICH.OTK.MMR |
山行地域 | 甲斐駒ヶ岳 |
山行スタイル | 厳冬期登山 |
甲斐駒ヶ岳
Bチームの冬合宿は、秋の偵察登山からの2回目の甲斐駒ヶ岳。秋もしんどかったので少し憂鬱気分でスタート。
正月に行く予定が地震の影響で日をずらすことになりました。
冬装備だけどアイゼンフリーで出発。笹の平までは雪はほぼ無し。
ただ、体調が絶不調。前泊の睡眠も車でそこそこ取れたし、連勤の影響からか、足が脱力してきて、段々声を出すこともできず、先輩にお願いして、リーダーに呼び掛けてもらった。おそらくハンガーノックになったのかと。お湯沢山飲んで、パンを食らいついて、徐々に回復しました❤️🩹
笹の平からは雪もあるし、標高も高くなって、かなり冷え込んできました。
汗だくになったから、汗冷えしてきたり、息も辛くて、もう、ダメになりそうになりました。
OTKさんもきつかったみたい。ハシゴと階段が終わったら刀利天狗の風の強い稜線を通過フィックス張って欲しいなと思いながら、なんなく通過しました。
五合目からハシゴと岩で標高を稼ぐ。凍結しているハシゴにアイゼンを引っ掛けながら登る。アイトレが効いた影響か恐怖も少しマシ。七丈小屋にはなんとか明るいうちに到着🛖花谷さんツアーご一行も少し後に到着。
この時期の七丈小屋は1人水2リットルもらえる。雪を溶かさずそれでなんとか繋ぐ。
今回の食担は私で夜はチーズボンデュ🫕牛乳の代わりにスキムミルクで代用。そのあとは、アルファ米を入れてリゾットにして食べました😋大好評でよかったー
次の日は朝はパパっと済ませて、アタック装備で頂上にアタック。
山頂まではトレースがしっかり付いていて登りやすいルート。なのだけど、アイゼン2回外れて、1箇所、8-9合目の核心部分で、一般の人に手を引っ張って手助けしてもらい、卒業が危ぶまれましたが、山頂まで無事登頂できました。南アルプスの景色が最高によかったので、全てご破算です😆
山頂で花谷さん一行とご一緒しました。
その後、テン場まで下山。
そこからが地味に長い辛い下りの連続。前回もこれがしんどかったんです。笹野平手前で皆アイゼンを外す。まだ雪残ってるので私は怖くて外さなかったのですが、皆転倒しまくりで、外さんくてよかったーと思いました。笹野平では私もアイゼンを外しました。前日に雪が降ったから笹野平超えても少し雪が残ってましたがなんとか無事下山しました。
今回も足に水疱を作った山行で。しばらく甲斐駒ヶ岳はいいかなと思いました😆
帰りは温泉と温かいモツ煮定食に舌鼓を打ちながら、帰路につき無事山行終了しました。
MTM記
山行期間 | 2003年10月6日夜~8日 |
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山行地域 | 瑞牆山 小川山 |
山行スタイル | クライミング |
小川山で秋のクライミング合宿。今回はクライミングの経験値を上げるチャンスでずっと楽しみにしていました。
82期の先輩と行きの車からわいわいしながら向かいます。朝の4時に到着して幕営を行います。テント場はもう結構埋まっていて、傾斜のあるところにしか設営できず、大きめのテントであったため、みな、同じ方向で寝ましたがまあまあ余裕がありました。
朝からチームに分かれて、岩場に向かいます。小川山の岩場は小さな岩峰の集合体あり、その数は数十か所あり、詳細なアプローチ図に沿って歩いて行かなければ、行きたい岩場にたどり着けないと言われている。その日も迷いながらもなんとか目的の岩場にたどり着く。そこはスラブだらけの岩場で初スラブにかなり戸惑いました。下から眺めれば足場は見えるものの、登りを進めていくとまったく足の置き場所も見えなくなる。こんな白っぽくなっている少しの段差でいけるのかと思いながら体重をかけてみたら、以外とグリップが効き体重を支えることができる。
会でもクライミングをかなり頑張っておられる先輩にみっちり指導を頂き、かなり自信を持つことができました。朝から夕方までみっちり登らせて頂きかなりの経験値と成功体験をつけることができました。
夜からは楽しみにしていたバーベキューです。豪勢なお肉を沢山買ってきてもらい、20人分のキノコや、サイドメニュー、ビールの差し入れがあり、心ゆくまで楽しみました。その後も酒と談笑が進み、良い頃合いの時間で解散となりました。当初3日間の山行予定が天候不良のため2日間に短縮となりました。
2日目は別のチームで行動となります。早朝に起きて前日の片づけを。夕方から雨予報のため朝一で撤収の必要性があり、二日酔いで車にこもる人もいながらほぼ全員での作業です。素早く撤収を行い、岩に向かいます。
本日は初のクラック。クラックは手を岩の隙間に入れるため怪我予防のために手にテーピングを巻きます。先輩教えてもらいながら丁寧に巻いていきます。ほぼ1本のテーピングを巻きます。初のクラックは足を岩の間に入れるのですが、痛すぎて2、3歩しか進めずに辞退しました。その後、別のチームの先輩がトップロープを張ってくれたとのことで前会長率いるメンバーのところでスラブ地獄の岩を経験しました。
途中まで軽快に登りを進めたがそこも途中で辞退しました。しかし前会長が応援してくださり、頑張っているなと褒めてくださったため、最後まで頑張ることができました。その後初めに辞退したクラックの横の岩でトップロープを張って下さったとのことで、前日に同期が登れたとのことで、私も意地になり登りました。第2ステージからクライミングのご指導を頂いていた先輩に上り方を教えてもらいながら最後まで登ることができました。すごく嬉しかったです。登れた後は皆さんに褒めてもらいとても嬉しい気分で2日目のクライミングが終了となりました。
その後は皆さんの登りやレジェンドのビレイを見ながらすごく勉強になるなと感心し、合宿で同行してくれた犬のクロちゃんと戯れながら最後まで過ごしました。
MTM記
山行期間 | 2023.9.3 |
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メンバー | HYS.MTU.UTJ.ICI.MRT.MTM.OOT |
山行地域 | 百丈岩 |
山行スタイル | クライミング |
2023年9月3日(日)
この日は百丈岩でリードクライミング練習でした。
はじめに、やぐら前でCL、SL、3人で基本のロープワークなどお手本をみせていただき、各パーティーに分かれて実技練習をしました。
まずはロープ―ワークの基本のエイトノット、クローブヒッチ、ムンターヒッチ、フリクションヒッチの再確認です。そしてギアや装備の着用し、コールや意思疎通などを学びました。
まず、わたしはビレイヤーとして、自己安全確保をして確保機に2本のロープを装着して準備した後、HYSさんがトップで登ります。
室内と違い岩場での本番では登っている姿が見えないため、ロープのテンションを気にしながらロープ出しをしますが、動作が素早くできずあたふたする場面もありました。
そしてHYSさんが終了点で支点構築をしてくださり、セカンドのわたしが「登ります!」とコールして登ります。その横でサポートとしてUTJさんがついてくれ、カラビナの掛け方などアドバイスくださいました。
途中1か所、もう指がかかる場所がなく足も痛く怖くなった場面がありました。
「UTJさん、もう無理です。手がかかりません!」とサポートを求めましたが、「三点確保しながら、次を探して探して、探しまくれ!」と一言われ、
高所の恐怖と疲労が重なり焦り始めた私は、あちらこちら手探りで頼れる岩の切れ込みを探したり、足のポジションを変えたり体重移動したりして、やっと次の一歩を踏み出すことができました。
この日は9月初旬といえかなりの残暑の1日で
6月の第2ステージの時より日照りがきつく、岩場はさらに灼熱地獄のようで、クライミングシューズの中がじわじわと汗だくになるのがわかりました。
岩場の上の最終地点に、HYSさん、わたし、UTJさん3人、またもう1パーティーが集結した時、次の動作に早く行きたいと焦る気持ちと裏腹に、準備に時間がかかります。次のピッチを登り始めるころには、頭部や額からの汗の量が多く大粒の汗がポタポタと顎から落ち、ハーネスにつけたナルゲンで水分補給しながら登頂しました。
1回目は4ピッチほど登り、下山時に懸垂下降をする場面がありました。
はじめにHYSさんがお手本を見せてくださり、そして私の番です。懸垂下降のロープワークや設置準備は何度も練習したはずなのに、いざ本番になると岩場の上で緊張して確保器が反対についていたりして、なかなか上手にできない中、指導いただきながら懸垂下降して降りることができました。
そして少し休憩した後、次は、3ピッチだけ登りました。
セカンドクライマーの私は、トップでHYSさんがかけてくれたカラビナを回収しながら、カラビナとスリングを纏めながらハーネスにかける練習は、ゲーム感覚のようで楽しく良いトレーニングでした。そして、そこから懸垂下降し降りてきました。
岩場でのクライミングは、室内とは全く違います。ロープワークやカラビナのかかり方など登っている最中はとても集中しているのですが、ふと後ろを向くと高所の岩場からの絶景に驚くこともありました。
またロープワークはとても奥深く、実際に岩場で登りながら説明を受けると、なぜロープが締まるのか?どう作用しているか?などを解説いただき取り組むと驚きの連続です。
岩場でのロープクライミングは、ひとつ間違えれば危険な為、真剣です。まだまだスムーズに行かないことが多いため地道な練習を重ね上達していくことができればと思っています。
酷暑の1日でしたが、ご指導いただきましたCL、SLの先輩方には感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました。
MRT
山行期間 | 令和5年8月10日(夜)~8月13日 |
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メンバー | ABE,MTM,OTK,MTM |
山行地域 | 栂海新道 |
山行スタイル | 縦走 |
台風6号と7号の影響により中止が危ぶまれましたが、その合間を縫うように好天に恵まれ、83期Bチームの夏合宿を決行しました。
8月10日夜に大阪を立ち、道の駅「越後市振の関」にて仮眠、親不知観光ホテルの駐車場に車をデポさせていただき、タクシーで北又小屋登山口まで向いました。私たちが親不知観光ホテルの駐車場で装備を準備していると、前日に栂海新道を下山してきたという男性が声をかけてくださり、水場の状況などをお聞きすることができました。水場に関する貴重な情報もさることながら、私たちがその男性から感じたのは栂海新道の過酷さでした。見るからに疲労困憊、足取りもふらふら、私たちの不安は一気に高まりました。
8月11日6:45、北又小屋(標高6907m)より登山開始、イブリ山(標高1791m)を経て、幕営地の朝日小屋(2150m)まで登りました。共同装備と3日分の食糧に加え、今回の山行は水場が乏しく水枯れも懸念されたことから、個人装備として3リットルの水を背負っての急登でしたが、一歩ごとに汗が滴り落ちるほどでまさに暑さとの戦いでした。
途中、休憩地点で、単独で来られた男性と話をしました。東京での銀行勤めを定年を機に退職し富山県に移住され、山登りや釣りなどを楽しんでおられるのだとか。都会の喧騒から離れるとこのような爽やかな表情になれるのだろうかとこちらも爽やかな気分になりました。
朝日小屋はかわいらしい高山植物に囲まれており、どっしりとした雪倉岳を望むことができました。北又小屋からの登山道ではそれほど多くの人とは遭遇しませんでしたが、朝日小屋のテント場は多くの登山者で賑わっていました。その多くは流行りのウルトラライトの装いで、白馬や蓮華温泉の方面からの登山者のようでした。
8月12日4:30、朝日小屋を後にし、朝日岳(標高2417m)に登頂しました。朝日岳からの360度のパノラマは息を飲む美しさでした。私自身、初めての北アルプスでしたが、自分がその頂に立っていることが誇らしく、時間を忘れてその景色に見入っていました。
少し後ろ髪を引かれつつ下山を始めると、蓮華温泉方面との分岐点「吹上のコル」に出ます。ネーミングもさることながら、吹上のコルの素晴らしさはそのロケーション。青い空と鮮やかな朝日岳への稜線、高山植物、雪渓、まさに天上の楽園と呼ぶにふさわしい場所でした。
その快適な下山路も束の間、ここからはひたすら「登っては下る」の連続で、途中、アヤメ平や黒岩平などの潤沢な湿原に癒されつつ、黒岩山、サワガニ山を経て、12:10、幕営地である栂海山荘に到着しました。栂海山荘より先の水場は水涸れのおそれがありましたので、途中、北又ノ水場に立ち寄り十分な補給をしたことで心理的な余裕も生まれました。
朝日小屋では相当な登山者の数でしたが、栂海山荘ではその3分の1にも満たないほどしかいませんでした。さすがにこの水場の乏しい縦走路をウルトラライト装備で歩き切るのは困難なのかもしれません。
栂海山荘では計画の前倒しを決定しました。早く到着できたことにより十分な休息を取ることができること、メンバーの体力なども踏まえ、翌日の白鳥小屋での幕営を取りやめ、一気に親不知まで下山することとしました。これに備え、就寝も早め、翌日は2時起床としました。
8月13日3:00、栂海山荘(1592m)を出発し、4:28菊石山(1209m)、5:07下駒ヶ岳(1241m)、6:15白鳥小屋(1286m)に到着しました。気温が上昇しないうちに活動できたため暑さとの戦いは軽減できましたが、このあたりは本当にきつく個人的には最も過酷な区間でした。白鳥小屋はハシゴで屋根に上ることができ展望台となっていました。ここで見た日本海の水平線は圧倒的でおそらく栂海新道ならではの壮観なのではないかと思いました。
白鳥小屋を後にし、気持ち的には下山ムードなのですが、栂海新道はまだまだ甘くはなく、シキ割の水場を経て、坂田峠、尻高山、入道山と容赦のないアップダウン、さらに標高が下がるにつれて暑さという敵も加わります。
そして、白鳥小屋から歩くこと4時間半、とうとう親不知海岸(海抜ゼロメートル)に到達することができました。そのまま日本海にダイブといきたいところでしたが、海岸はゴロ石に波が打ち付けているリスキーな状態であったため大人判断で諦めました。
登山靴から解放され海に足を浸していると、長い縦走路を歩き切った疲れが癒され、あ らためて達成感に満たされていきました
今回のBチーム夏合宿は、気象の影響を大きく受けつつ、山行計画における水場の重要性について身をもって知ることができました。山岳会に入らなければおそらく知ることもなかったであろう栂海新道。貴重な山行を経験させていただきましたことに改めて感謝いたします。
以上
山行期間 | 2023/08/26 |
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メンバー | OSM,OKD,UET,MTM,MTM,MRT |
山行地域 | 鈴鹿 元越谷 |
山行スタイル | 沢登り |
前日は道の駅あいの土山で前泊し、AM5時に起床し朝食、身支度を済ませて元越谷へ向かいました。
しかし、前日までの集中豪雨の影響が有り鈴鹿スカイラインで通行止めにあう。道路交通情報や、天気図などを調べ、 道路会社に問い合わせると、道路の安全点検の後再開することが確認できたため、銀マットを敷き全員で待機していると、その30分後に解除されました。
駐車場で沢登りの身支度を済ませ、林道を歩き、AM7時に入谷地点からスタートする。 ひんやりととても冷たく気持ちが良い渓谷を歩き始めると、前に入谷した人たちが石を積む方向を示してくれていました。この日は前日までの豪雨の影響で増水し普段なら水量が少ないという元越大滝も、この日は水の流れもきついよう。滝の横を抜けて登る際も、激しい滝の音で周囲が全く聞こえず、大きな水しぶきに当たり、少し怖いがおそるおそる登っていきました。
途中に、「ざぶ~ん」とMTMさんが勢いよく川に飛び込み泳いで次の岩までアプーチをした。「次、やってみて~!」と言われ、一度だけチャレンジ!前に前に泳いで進もうとしても、前方からの水流と同時に、水面下で渦となる水流に押し流され進まず、最後は平泳ぎして、次の岩場まで泳ぐ場面はとても楽しかったです。
この日は外気温が高かったが、小滝の水に長く浸かっていると体温が低下し、足の腱が張ったり、体力が消耗していくのがわかりました。そんな時は、先輩方が優しく声をかけてくれ、小休憩して水分補給や行動食をとることで、またエネルギーが戻り身体が温まり「がんばろう!」と、ヤル気がでてきました。
沢登りは、ナメ滝だけを登り進むのではなく、途中、いくつもの高巻きがありました。巻きでは、濡れて重なっている落ち葉の上を歩くと滑ることの注意点や、下降でトラロープがない箇所では、腐ってない太い木の根を選び、しっかり握りながら急斜面を登り降りする技術を教わりました。
多段30m滝への直登では、岩の合間から勢いよく流れ出る水流に加え、水面下で渦巻く水で、なかなか足が上がらず、直登が難しく躊躇する場面が何度かありましたが、最後は「行くぞ!」と自分に喝をいれ、登りきることができました。
元越谷の渓谷の苔はぬめって滑ったりすることはなかったのですが、
一見、普通に見える岩に手や足をかけた瞬間に、ぬめりで滑り落ち、何度か岩に肘や膝をぶつけ青くはれ上がり、次回の沢登りの際は、サポーターをつけようと思います。
滝場から稜線に向けて歩き到着。そこで沢靴から登山靴に履き替え、ギアや装備をザックにしまい下山の準備中。OKDさんの腹部にヒルが張り付いていました。そしてチームメンバー同士でヒルがついていないか確認しあったら、なんと!わたしも沢靴を脱ぐと中に小さなヒルがいて思わず大きな声をあげてしまいました。SLが、すぐに塩スプレーをかけてくれおかげで、ヒルは傷口から離れてくれました。
下山は、コンパスで方向を確認し、踏み跡を辿り下っていく。帰りは暑い外気の中を下山していると体温が上がってくるが、行きと違い帰りは渓谷の水が少なく、川で身体を冷やすことができず下山は汗だくになり下山しました。
朽ちた橋のポイントが道を間違いやすいとのことでしたが、今回はルートを間違わずスムーズに下山していくことができました。
最後、もう少しと一般道が見えかけた時、チームメンバーの靴にヒルが登っている。すると私の靴にも、とても小さなヒルが3匹登ってきていた。再度、みんなでヒルを再点検するとOSMさんの首に少し大きくなった(血を吸った)ヒルがひっつき、他メンバーには、見えづらいふくらはぎの後ろ側についていたりしてヒル対策しました。
無事、下山し駐車場で衣服やギアを整えて、銭湯に行き綺麗に汗を流してさっぱりして帰路へ。
帰りの車中、わたしは長ズボンをはいていましたが、右ふくらはぎが痛痒く感じ、まさかと!見ると、ヒルに吸われ後で出血していた。もしかしたら山からヒルを持ち帰ったかもしれないとUTJさんの車の後部座席を探しましたが、いなくてホッと安心して岐路に着きました。
「百聞は一見にしかず」
はじめての沢登りは、冒険心に溢れる活動で創造以上に楽しかったです。またエメラルドグリーンのゴルジュは、川のブルーと合わさると美しくTVの一シーンのように綺麗で感動しました。今回は、チーム全員がヒルにやられましたが、それも含め思い出の一ページとなる山行となりました。
泉州山岳会CL、SLの先輩方、ご指導ありがとうございました。 (83期 MRT )
山行期間 | 2023/07/30 |
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メンバー | OSM,OKD,UET,MTM,OTK,MTM |
山行地域 | 大峰 下多古川本谷 |
山行スタイル | 沢登り |
前泊して、沢の入渓ポイント近くに車を置いて、ハーネスをつけて、沢靴を履いて、服装は乾きやすいレイヤーに、下は雨具を履いて早朝から開始。
一般登山道に沿って歩くわけではないので、地図を見ながら合流する沢の数を数え、遡行図も見ながら進んで行かないといけない。
沢登りは夏の登山の暑くてしんどいとこを抜き取ったような登山スタイルですごく気持ちが良い。足は川の中に入って歩いているので、体が冷えてすごく涼しい。川の冷たさが苦手でも、歩いて体が暑いからちょうどいい。ただ胸まで来る水は一気に体温が奪われるので、低体温にならないように行動を素早く行うよう注意が必要。正面から向かってくる滝の水圧にも負けずに登っていくが、難しいとこはロープで引っ張ってサポートしてもらいながらなんとか登る。
立派な滝などの素晴らしい景観を観ながら食べる行動食はいつもより美味しく感じる。
沢装備解除された後は、登山靴に履き替えて、下山していく。1時間ほどで下山できる。ここの川は短時間でお手軽にピストンできて、初心者にも優しい沢登りが出来ました。 楽しい先輩方と沢登りができて良い経験ができました。ありがとうございます
山行期間 | 2023/7/14夜-17 |
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メンバー | ABE,MTM,MZN,OTK,MTM,MRT |
山行地域 | 南アルプス |
山行スタイル | ピークハント |
7月15日(土)6:45出発
7月17日(月)4時 茶臼小屋を出発して、茶臼岳をピストンして下山する
《 行動記録 》
7月15日(土)
6:45 畑薙第一ダム駐車場→7:40畑薙大吊橋→8:10ヤレヤレ峠→9:25 ウソッコ沢小屋→10:45 中の段→11:05 1600m付近→12:08 1800m→13:35 樺段→ 14:30頃 茶臼小屋
7月16日(日)
3:30 茶臼小屋→5:30 上河内岳の肩→7:20 聖小屋への分岐手前→8:50 小聖岳手前→10:20前聖岳→2:10 聖小屋への分岐→13:50 南岳→16:30頃 茶臼小屋
7月17日(月)
4:00茶臼小屋→茶臼岳ピストン→5:00~5:45 茶臼小屋→7:40 横窪沢小屋→9:00 ウソッコ小屋手前→10:30 ヤレヤレ峠→11:10 畑薙大吊橋→12:00 畑薙第一ダム駐車場
山行期間 | 2023.6.11 6.18 |
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メンバー | ICH.S MSD UZU HYS OTK MTM MRT |
山行地域 | 百丈岩 |
山行スタイル | マルチピッチ |
山岳会第二ステージはクライミング訓練。
私は高所恐怖症で高いとこが大の苦手でした。
なんで山岳会入ったの?って言われるくらいに苦手です。
1回目は百丈岩での訓練。クライミングシューズがきついのと、高さで顔はこわばり、足はすくむで大変でした。
2回目は雨のため、なんばのディーボルダリングでロープ訓練🪢朝から夕までみっちり練習しました。
3回目の今回はお天気も良くて百丈岩での訓練になりました。沢山のパーティが来ていました。
サブリーダーとBチーム一年目。
リーダー、サブリーダー、私(一年目)の2パーティで、マルチピッチ(一年目はセカンドのみ)で百丈岩東稜に登って行きます。
今回は初心者用のクライミングシューズに買いかえての初おろしでのクライミングです。
もう1パーティは
一年目が、今回初の百丈岩のため、沢近くでロープ練習です。
私は高いとこが苦手すぎて、最後まで登るのをためらってたら、リーダーに第4ステージでは御在所前尾根行くんだから、頑張らないとダメよってカツを入れていただき覚悟が決まりました。
隣の別で来てるパーティにも応援してもらいながら、クライミングを進めて行きます。足をすくませながらも、なんとか登って行き、途中トラバースポイントで体重を右側に移動させるポイントがあり、そこは後から来てるサブリーダーに体重の移動のやり方を教えてもらいながらも、なんとか3ピッチ上り終了できました。あの時の達成感といったらひとしおでした。
その後懸垂下降の練習をしました。以前マッシャーが効かない事があり、今回は自分のロープ初下ろしだったため、マッシャー用のシュリンゲが効くのかどうかをきっちり見てもらい、慎重に下降していきました。
下降したポイントから獣道の様な登山道を歩き、沢まで降りて行き、なんとか沢に到着できました。クライミングシューズでの下山となったため、初心者用でも足が痛くなりましたが、初心者用は前回使用したベテラン用シューズとは比べ物にならないくらいに痛みが少なかったです。
10:00前から登り、沢に戻ってきたのは15時前でした。飲まず食わずだったため、水と食べ物を一気に放り込みました。
15時からは今回初のBチームの一年生がサブリーダーとリーダーとマルチピッチで登ります。2ピッチ登り2時間で帰って来ました。
その間、私達は待機になりますが、いろんな話を教えてもらい、ロープワークの復習もします。
次のクライミングの第4ステージまで2ヶ月が空きます。その間に忘れてしまわない様に、日々ロープワークやボルダーなどで練習が必要だなって思いました。
新しい事を始め、すごく新鮮で沢山学びがあった第二ステージ、終わるのは嬉しい反面、さみしさがあります。
ロープは命綱です。相手が信用できるまで、トコトン練習しないと自信に繋がらない、大切な相手の命を預かってる事を常に考え、正確で安全な方法で練習しないといけないと思いました。
先輩方が一生懸命教えてくださったことはすごく感謝です。本当に心からありがとうございました。
MTM記
山行期間 | 2023/5/20 |
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メンバー | MSD.UZU.HYS.ICH,S.OTK.MTM |
山行スタイル | クライミング |
さぁ第2ステージ(クライミング)の始まりです。
自分達が第2ステージのクライミングにワクワクして参加した時の事を鮮明に思い出します。
山でじゃらじゃら色んな物をぶら下げ、身体にロープを巻き付け颯爽と歩くアルパインの人達を見てカッコいい自分もあんな事をしてみたいと思った7年前を思い出します。
アルパインをしたいと思って勇気を出して入った山岳会
自分がカッコよくなっているかは、さておき。
クライミングも山も更に楽しくなっているのは間違いない。
山もクライミングも好きな私にとっては山登りとクライミング両方できるアルパイン楽しくて仕方ありません。
たくさんの先輩方からたくさんの事を学び感謝しかありません。
Bの皆さんも山もクライミングももっと好きになってくれたらいいな
第2ステージはまず先週ルーム(座学)で練習したロープワークを確認。
全ての基本となるロープワークとシステムを確認し3Mほど登って懸垂下降の練習です。
実際やってみないと分からないし、やってみてもなかなか覚えるのが大変だと思いますが、頑張ってください。
皆さん初めてなのに意外とスムーズにされていて驚きです。
何度か練習しせっかくなのでクライミングシューズで1ピッチ登ってみる事に
移動して。まず懸垂。
初めてのクライミングシューズ。
ピカピカで羨ましい。
先輩がお手本を見せてくれて、先に降りてくれます。
上では懸垂のシステムを確認し、初めての懸垂です。
いってらっしゃい。
皆んな怖がりながらも無事に初めての懸垂を終了。
1ピッチ登ります。
なんだかんだ言いながら、上手く登ってこられます。
今日はここで終了。
百丈でのお楽しみは反省会(宴会)
この日はBの皆さんは予定があるとの事で、久しぶりに集まった先輩方と宴会。
近況報告しあい、楽しい時間でした
Bチームの皆様、第2ステージS Lの皆様よろしくお願いします
楽しみましょう♪
ICH.S記
山行期間 | 2023年5月3日~6日 |
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メンバー | YSZ, SGY, MZN, KBY, MTM. OTK |
山行地域 | 九州の山 |
山行スタイル | 縦走 |
1日目
前日に南港でフェリーに乗船。全員で夕食を共にする。大人の遠足のような雰囲気で楽しい。その後Bチームのメンバーで小宴会。
5時30分新門司港到着。8時30分頃に長者ヶ原ビジターセンターに到着。
元々雨予報だったが、夜まで降らないようだ。少し肌寒いが、すでに標高1000m付近にいるので当然か。
私が先頭で歩き出すが、早速ルートを間違えてしまう。ブナ林の歩きやすい道を2時間ほど歩く。下山してくる人が多い。
坊ガツルキャンプ場に到着。人気なのかすでに沢山のテントが張られている。手早くテントを設営し、大船山にアタック装備で登る。
中々の急登を登っていく。頂上では霧が濃く景色は全く臨めない。
下りも同じ道を行く。サブリーダーから大股で歩き過ぎているので、もっと小幅での歩行を意識すると疲れにくいとアドバイスを頂いた。
時間が遅かったので法華院温泉には行けず。必ずリベンジしたい。
夕食後すぐに就寝。明日は最も長い行程となるので、少しでも体力を回復させておきたい。夜中には強めの雨が降っていた。
<行動記録>
長者ヶ原ビジターセンター9:15→雨ヶ辻10:50→坊ガツルキャンプ場11:50→大船山山頂14:30→坊ガツルキャンプ場16:15
2日目
天気予報とは異なり雨ではなく曇り空。念のためレインコートを着用して出発。温泉郷抜けて、水制横のきつい斜面を登っていく。寝起きにはきつい。
風が強く少し立ち止まるだけで、直ぐに体温が奪われる。こういう時こそ先の地形、方向を読んで止まらないことが大事だと学んだ。休憩は岩陰など風の弱いところで取る。
途中私が先頭の時に分岐を間違えてしまう。地図をきちんと確認せず、標識の示す方向へ進んでしまったことが原因。悪天候で少なからず焦っていたこともあるのかもしれない。
別のルートを取って、中岳に到着。九州最高峰だ。一瞬霧が切れて見えたカルデラや山々の景色は息を飲む美しさだった。頑張って登ったご褒美だった。
その後も順調に歩を進めていく。稲星山、久住山、星生山、沓掛山を登頂。牧ノ戸峠からは整備された道を歩く。
14時には長者ヶ原に戻ってきた。行動時間は約9時間。満足感が大きい。駐車場近くの温泉で2日分の垢と疲れをとる。
その後、祖母山北谷登山口駐車場へ移動し、幕営。夜は様々話題に盛り上がった。疲れていたのですぐに寝入ることができた
<行動記録>
坊ガツルキャンプ場5:00→諏蛾守越分岐6:00→久住分れ7:00→中岳8:00→稲星山8:45→久住山9:30→星生山10:45→沓掛山12:30→13:00→牧ノ戸峠13:00→長者ヶ原ビジターセンター14:00
3日目
10時から本格的な雨予報だったので、4時出発9時下山を目指す。コースも変更され、頂上のピストンになった。幸いにも出発時に雨は降っておらず。今回はことごとく良い方に天気予報が外れる。
アタック装備で登頂開始。暗闇の中ヘッドライトの明かりを頼りに歩く。初めての経験で新鮮だった。出発前から轟々と風が吹き荒れる音がしていたので不安だったが、樹林帯を歩いたので、ほとんど風の影響を受けずに歩くことができた。
出発してしばらくすると頭がクラクラしてきたので、リーダーに報告する。糖分と水分を補給すると次第に楽になってきた。症状からすると軽い高山病だったようだ。
3時間ほどで頂上に到着。霧が濃く眺望はなし。
地面がぬかるんでいるので下りは慎重に。9時30分下山。
全体を通して雨予報だったが、山行中にはほとんど降られず幸運に恵まれた。
雨天の際にどう考え、行動すればいいのか学ぶことが沢山あり、経験値を上げることができました。景色は臨めなかったですが、全日晴天になるよりも良かったと思います。
長期間にわたり企画、補助して頂いたリーダー及び副リーダーの皆さま、ありがとうございました!
<行動記録>
北谷登山口4:00→祖母山頂上7:00→北谷登山口9:30
(KBY記)