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Bチーム 下多古 沢登り7月 31, 2024

山行期間 7/27夜~28
メンバー SMD,TMN,NKN,HJR,KTD
山行地域 吉野川 下多古川本谷
山行スタイル 沢登り


Bチーム初めての沢登り。奈良県の吉野郡川上村下多古で沢登りをしてきました。思わぬハプニングがあり、途中でエスケープしたメンバーもいましたが、思い出に残る楽しい沢登りになりました。

7/28 前日夜に出発し、道の駅で野宿させていただきました。しっかり睡眠をとって、朝から絶妙な曇りぐあいで気温はちょうど良し。道の駅から入渓地点まで車で十数分です。初めての沢登りに鼓動が高鳴ります。

駐車場に着くと装備を付けて、入渓地点まで下ります。川に足を浸けた瞬間、「冷たっ!」と声が出ましたが、慣れてくると気持ちよく感じてきます。沢靴に水が入ってきて足全体が水に包まれていると、なんとなく心地よい。川遊びをしていた頃の記憶が蘇ってきて、つい童心に返ってしまいました。普通の登山だとできるだけ濡れないように気を付けるだけに、逆に自分から濡れにいく行為はすごく背徳感がありました。

そんな感傷に浸りながら登ること数分、前を歩くKTDさんの沢靴に異変が起きます。見てみると、ソール部分のフェルトがぱっくりと剝がれていました。しかも両足。先輩会員のお古を貰ったということだったので、経年劣化が進んでいたのでしょう。TMNさんが手際よく針金と細引きで応急処置して、とりあえず沢登りを続行します。後ろからヒヤヒヤしながら見守っていると、紐がどんどん緩んできて外れそうになってくるので時々調整します。しばらくすると、足指が見えるぐらい靴の劣化が進んできたため、途中から北田さんのみ沢沿いの遊歩道にエスケープすることに。後で合流することを約束して、先に進むことになりました。

今回の終着点である琵琶の滝まで着くと、二段状になった見上げるほどの大滝がそこに。滝から浴びる水しぶきが爽快でした。できれば全員で琵琶の滝までたどり着きたかったですね。その後、KTDさんとの合流に手間取りながらも、無事に全員下山できました。

振り返ると、今回は楽しくてあっという間の山行でした。暑っい夏に涼みながら自然を楽しめる沢登り。この爽快感にハマりそうです。