山行期間 | 2024年6月2日 |
---|---|
メンバー | Bチームとリーダー3名 |
山行地域 | 百丈岩 |
山行スタイル | マルチピッチクライミング |
6月2日8時10分JR道場駅に集合し、先輩方と4人で百丈岩に行きました。
駅から歩いて下部岩壁に到着。登攀の準備をします。ヘルメットをつけハーネスを装着。ハーネスに捩れが ないよう装着するためギアは全て外して装着します。
ハーネスをウエストにきっちり装着しずれないか確か めます。その後ギアをつけます。ロープの末端が分かるようにしてロープを捌きます。ギアをトップに渡し ます。支点を構築し安全環付きカラビナで流動分散します。
タンインループにロープを2本結びます。安全環 付きカラビナにクローブヒッチします。それができたら、トップと自分の装備が安全に行えているかお互い にチェックします。トップのロープを上、自分のロープが下になるようにルベルソに通します。手袋をは め、ビレイ準備OKです。
8時46分トップが登り始めると、トップの動きを見ながらロープを出していきま す。どのように操作するとルベルソが効くのか操作していると分かるようになりました。
ロープを出す時以 外は右手は下げておく、右手は常にロープを握っておく。ロープを出しすぎるとトップが落ちたときグランドフォールしてしまうし、出すのが遅いと張りすぎて トップが登れないことがわかりました。
トップが上りきるとビレイ解除のコール。解除し たらロープアップとコール。ビレイグローブを外します。2本のロープそれぞれに青ロー プいっぱい、緑ロープいっぱいとコール。登ってきてくださいのコール。支点からスリングカラビナを外し 登りますとコール。登ります。
登って行く途中でヌンチャクを回収しながら登りますが、回収できるところ が来たら早めに回収するのもポイントかなと思いました。何回か通り過ぎてヌンチャクに引っ張られること がありました。
ビレイアンカーで安全確保。次は2ピッチ目。ロープをトップから受け取 り、回収したヌンチャクを渡したら、再度ビレイの準備をし1ピッチ目の繰り返しです。雨で岩が滑り止まっ てしまうところもありましたが、なんとか登りきりました。
その後本番の東陵の取り付きまで移動して、再 度登っていきました。必死すぎて怖さを感じる余裕がないほどでした。
13時登ってから行動食とり少し休憩しました。その後懸垂下降のシステムを一から習い、懸垂下降、その後 フィックスロープで登り返しました。
懸垂下降を何度か行う予定でしたが雷雨に遭い、1度きりで撤退とな りました。雨でずぶ濡れになりましたが、登りきり、懸垂下降ができた達成感は最高でした。
15時40分下山し駅に到着しました。
東稜2ピッチ目では、トップが登っている途中で、ひどいロープの絡まりを見つけトップに安全な場所で待機してもらいロー プを捌き直すという事態になりました。ロープを捌くことの重要性と絡まりの危険性を実践中に理解するこ とができました。今回理解したことを次回に活かして行けたらと思います。また、早く手順を正確に覚えて 相手に信頼してもらえるビレイヤーになることと、トップができるくらい安定した登りができるようになれ るよう努力していきます。