| 山行期間 | 2018.08.10(夜)~2018.08.13 |
|---|---|
| メンバー | OKD,KST,OSM,FRZ,KUS,AMM,NKG,ICK |
| 山行地域 | 北アルプス・後立山 |
| 山行スタイル | 縦走 |

今回の78期Bチームは夏合宿です。昨年のBチームは南アルプスを縦走されたようですが今年は北アルプスです。前回の火打・妙高の猛暑に続き今回はどのような経験ができるのか楽しみです。
8/10(金)
大阪出発組は21:30にモンベル前に集合。阪神高速の福島ICから入って、多賀SAでもう1組と待ち合わせ。その後は道の駅松川で待ち合わせし一同に扇沢へ。
8/11(土)
4:00扇沢着。お盆の影響で予定より時間がかかったため仮眠せずに出発とのこと。各自、朝食をとって出発の準備にとりかかります。山行に身体が慣れてきたのか不思議と仮眠しなくても気になりません。
出発に向けてトロリーバス扇沢駅へ移動すると、始発バスを待つ人達が結構並んでいます。始発バスは6:30みたいですけど…人気あるんですね。いつか自分もトロリーバスに乗るぞと誓い出発。日の出前の暗い中、霧の影響もあり視界が悪く道端に出てきた動物も何か確認できないまま、黙々と進みます。
大沢小屋で一休みして少し進むと雪渓が見えてきました。雪渓を歩くのを楽しみにしていたので軽アイゼンの出番かと期待が高まります。しかし、行っても行っても雪渓を迂回するルートに導かれます。数日前まで雪渓を歩いた記録がネットに出ていたのに雪渓の厚みが足りないのでしょうか。迂回ルートでも雪渓近くを歩くため冷気で身体が冷え、たまらずカッパを着込みます。
雪渓が終わり登りにくい砂のような道をひたすら登り続け針ノ木小屋へ到着。小屋の近くで雷鳥が出迎えてくれました。着いて早々テント場へ行き、4人用テント2張り分を確保。テント設営して休憩を挟みアタック装備で蓮華岳山頂へ。
今日は一日ガスやなと思いながら進んでいると、またも雷鳥と遭遇。今度はかなりの数で大家族。目の上が赤くなっているのがオスと先輩方から教えてもらいました。蓮華岳山頂付近でチーム数人から歓声があがったので振り向くと、ガスを一掃する風が吹いて晴れ間が!テント場や針木岳が一望できる絶景です!!晴れ間が出ると思っていなかったので何とも嬉しいサプライズ。
針ノ木小屋へ戻った頃にはテント場は一杯になっていました。テント場確保できてよかった。
8/12(日)
本日も混雑が予想されるためテント場確保に向けて2:00起床。出発まで1時間10分で準備でき、お褒めの言葉を頂きました。天候は霧で視界が悪く、暗がりの中、頼りのヘッドライトの光も届く範囲が狭まります。
針木岳~スバリ岳と霧の中を進みスバリ岳を過ぎた頃に晴れ間がでて黒部ダムが綺麗に見えてきました。その後は赤沢岳、鳴沢岳と山頂では霧がでて、コルでは晴れるという不思議な天候が続き10:50種池山荘へ到着。本日も無事にテント場を確保できました。山荘付近の池にオタマジャクシがいっぱい居ましたが、あとで調べたらサンショウウオの子供やったようです。
8/13(月)
皆で山頂で日の出を見ようと、起床時間を3:00に設定しました。またも天候は霧。雨に近いような霧。先頭を行く人はルートを慎重に探しながら進みます。先頭は道を間違えやすいので2番手3番手の人が注意してみてあげるようにと教えてもらいました。迷いながらも爺ヶ岳南峰へ登頂。しかし雨と霧で日の出が見れず。時間も少し早いので中峰へ。こちらでも、やっぱり霧は晴れず残念。今日は運が無いと思っていると、またも雷鳥と遭遇。今回は毎日、雷鳥と会えて何とも嬉しい。下山途中から晴れ間が広がり虹も出て良い締めくくりの山行でした。(ICK記)
行動記録:
8/10(金) 大阪~扇沢駐車場
8/11(土) 4:40扇沢駐車場~ 9:10針ノ木小屋~ 12:20蓮華岳~ 13:30針ノ木小屋
8/12(日) 3:10針ノ木小屋~5:00スバリ岳~6:55赤沢岳~7:55鳴沢岳~8:40新越山荘~9:40岩小屋岳~10:50種池山荘
8/13(月) 4:00種池山荘~ 5:05爺が岳中峰~ 6:05種池山荘~ 6:40種池山荘~9:10扇沢駐車場
| 山行期間 | 2018.07.13(夜)~2018.07.15 |
|---|---|
| メンバー | OKD,KST,OSM,ICK,KUS,NGM |
| 山行地域 | 妙高連峰(火打山・妙高山) |
| 山行スタイル | ピークハント |

第3ステージ久々の遠出は新潟です。
計画の時から展望のいい山だと聞いて楽しみにしていました。
金曜日22時に集合し新潟に向けて出発です。
今回の目的地は新潟。
現地に到着後の仮眠時間はあまりないと予想されたので、行きの車内では交代で運転しながら仮眠です。
笹ヶ峰キャンプ場の登山口を6時に出発。
整備された木道の道を進みます。
歩きやすいですが、人工的に作られた階段は足がつかれます。
順調に9時に高谷池ヒュッテに到着。
ここのテント場は狭いと聞いてましたが、9時の時点でもうすでにたくさんのテントが設営されています。
リーダーが先に行って場所とりをしてくれていたので、無事に6人用の大きなテントをはることが出来ました。
テントを設営した後は、前回のルームでできなかった読図を教わりました。
読図の後は、9時55分テントに荷物をデポして火打山に向けて出発です。
お天気が良く青空が広がるなか一歩一歩登ります。
天気が良いのは嬉しいですが、暑くて暑くて汗が止まりません。
11時20分火打山登頂。
山頂からは展望が良く妙高山、焼岳、遠くにはまだ雪が残る北アルプスも見ることが出来ました。
今日も来て良かった!!
幸せな気持ちになります。
13時にテント場に帰ってからは各自持ってきた嗜好品で小宴会スタートです。
普段なかなかゆっくり話す時間はありませんが、先輩方や同期とも山の話やら色んな話ができて楽しい小宴会となりました。
16時になるとリーダーが天気図を書いておられました。
この間教わった天気図。
自分も天気図を書く準備してくれば良かったと後悔。
天気図を書くのも難しそうですが、そこから天気を予想するのがまた難しそう。
勉強する事ばっかりです
リーダーが書いた天気図を予想。
明日も晴天だそうです。
この暑さが続くのか…嬉しいような嬉しくないような複雑な気持ちです
皆なで夕食のパスタとスープをいただいたあとは19時には就寝です
今回6人の参加となったので、6人用テントに6人とギュウギュウです。
狭くて寝れるのか?と思いましたが意外と寝れるもんなんですね。
2日目は3時起床4時出発予定です。
春合宿の時に起きてから5分以内に湯を沸かすために火をつけないといけないと言われた事を思い出します。
目を覚ますと同時にエアーマットをお尻の下敷きにして空気を抜きながらシェラフを袋に詰め込み、朝ご飯の準備です。
朝ご飯をかきこんで4時15分妙高山に向けて出発です。
しばらくすると辺りは明るくなりどんどん気温が上昇します。
暑い…
途中からは岩場が続きます。
7時10分妙高山北峰
7時30分妙高山最高峰登頂
妙高山山頂からも絶景が広がります。
少し休憩してすぐに下山。
下山時に通った雪渓で水を補給出来ないかとリーダー達が雪渓の様子を見にいきます。
その時リーダーの1人が雪渓に落ちるというハプニング。
皆ビックリしましたが、幸い何事もなく冷たい水も汲む事が出来ました。
乾ききった喉を潤します。
冷たい水がうまい!!
今までザックのサイドポケットに水筒をさしていましたが、水筒を落とし貴重な水をなくすと困るので水筒をザックの中に直すようにと言われ衝撃です。
そんなこと考えたことなかったなぁ。
高谷池ヒュッテに帰ってきたのが9時50分
まだ時間が早いので、下山しようという事になりました。
暑い中すでに7時間歩き疲れていましたが、手分けしてテントを撤収11時30分に登山口に向け下山です。
暑さと疲れでくたくたになりながら14時10分登山口に全員無事に下山。
今回も色々学ぶことの多い山行となりました。
ありがとうございました。(KUS記)
<行動記録>
7/14 6:00笹ヶ峰キャンプ場⇒9:00高谷池ヒュッテ⇒11:20火打山⇒13:00高谷池ヒュッテ
7/15 4:15高谷池ヒュッテ⇒7:10妙高山北峰⇒7:30妙高山最高峰⇒9:50高谷池ヒュッテ⇒14:10笹ヶ峰キャンプ場
| 山行期間 | 2018.6.30(夜)~7.1 |
|---|---|
| メンバー | OSM, OKD, HYS, AMM, FRZ, ICK, NKG |
| 山行地域 | 大峰 |
| 山行スタイル | ピークハント |
観音峰登山口到着!テントを設営後、小宴会スタート☆
少しの時間でしたが、先輩方から、お話を聞き、一気に気持ちが高まってきました!
朝、6時に起床し、6時半に出発しました!
天気もさわやかで、涼しく気持ちのよい出発です。
前半はいきなり登りの連続で、身体が一気に熱くなりました!
尾根に出ると、風が強く、吹き飛ばされそうでした!
あれ、なんか曇ってきたぞ‥
観音峰の展望台から、目的地の稲村が岳を確認!
「あそこまで行くぞ!」と気合が入りました!
いくつかのピークを越え、どんどん山頂に向かいました!
途中、雨がパラリ‥このまま雨になるのか!?
山頂に到着!ところが、あれ!?
写真の通り、完全に曇っています!真っ白!
でも、登ってきた達成感がみんなの中にありました。
風も気持ちよく、とてもさわやかな気持ちになりました。
その後、大日山に登りました。雨でぬれていたので、恐る恐る足場を確かめながら慎重に登りました!
その後、下山に向けて、ペースをあげて、一気に下山!
途中、長いなと思いながらも、天気も回復してきました。
帰りには、登ってきた山々が見え、うれしくなりました!
諸先輩方、同期の皆様と共に上ることができ、本当に楽しい1日になりました!ありがとうございました。(NKG記)
<記録>
6:30観音峰登山口⇒7:15観音の岩屋⇒7:30観音峰展望台⇒8:15観音峰⇒9:15法力峠⇒10:30稲村ケ岳山荘⇒11:20稲村ケ岳到着
11:30出発⇒11:40大日山⇒13:30法力峠⇒14:00観音峰⇒15:05観音峰登山口到着
| 山行期間 | 2018年6月17日 |
|---|---|
| メンバー | TGA、NOG、MTU、TRN、BNB、FZN、ICK、KUS、HYS、AMM |
| 山行地域 | 裏六甲、百丈岩 |
| 山行スタイル | クライミング |

梅雨に入ってのつかの間の晴れ 早朝は少し涼しく気持ちの良い風が吹く トイレを済ませ早速岩場に到着 そびえ立つ岩を下から眺め足がすくむ。
今日は3人1組で登る 先に先輩が登り後の2人を引き上げる お互い登る前のチェック ザイルは正しくハーネスに装置されてるか、セカンド、サードのセルフビレイはOK?準備OKの確認をし先輩が登っていく ビレイするのは新人2人。 以前に山岳会の先輩がリードクライミングのビレイヤーは信頼できる人を選ぶって言ってたのを思いだす。
ビレイヤーはトップの安全を守るのはもちろんだか、トップを負担なく登らせてあげることも重要。 安全を気にしすぎてロープがピンピンに張っていてもクライミングに集中できないし、ロープがゆるゆるにたるんでいてももしもの落下時の危険が高い。緊張しながらビレイし、次は自分が登る番。 不慣れな岩登りに四苦八苦していると私のロープが少しづつ引き上がっていく。トップの先輩がタイミング良く引き上げてくれていた、凄い!
やっとの思いで初めのピッチに辿り着きセルフビレイ、そしてまたトップをビレイしてと徐々に登っていく。フーッと息をつき下を見ると少し膨らんだ岩肌で下の様子はわからない。
「登りまーす!」の声が岩場に響いている。
顔を上げあたりを見ると絶景が広がる、感激!
百丈岩は遭難対策訓練も含めて今回3回目だが実際に登るのは初めて 資料や座学で教えてもらっていたが実践になると頭の中が真っ白でほとんど何も出来なかった。
山岳会の先輩方は経験、知識も豊富で素人の私たちに根気強く教えてくれる。 本当に頭が下がります。
本日はクライミングの魅力と楽しさと次回の課題を知る有意義なそして暑い日でした。
山岳会の先輩方ありがとうございました。
AMM
| 山行期間 | 2018年5月20日 |
|---|---|
| メンバー | NKJ, ICK, FRZ, HYS, AMM, BBA, BNB, NKG, KSU, KNS, NGC, KDA, TGA |
| 山行地域 | 裏六甲、百丈岩 |
| 山行スタイル | クライミング |

今日は、第2ステージのクライミング初実践練習。
クライミング見ているだけでカッコイイ。そのクライミングを自分がするなんて3年前の自分からは想像出来ませんでした。ただただ、山に登りたいと思った3年前。色々登るうちにもっと安全にもっと色んな山を登りたい。もっと色んな事を学びたいと思う気持ちが強くなり78期生になったのが3月。今は新しく教えて頂く事が楽しく、毎回Bチームの活動を心待ちにしています。
今日は、先日ルームで教えて頂いた基本的なロープの結び方を実践し、懸垂下降とビレイの体験です。なかなか思うようにいかないロープ結び。ダブルフィッシャーマンにエイトノット、マッシャ―聞き慣れない横文字だけで頭がこんがらがりそうです。でもこれが出来ないと登れないですもんね。
今日の指導者は4名、大先輩3名はもちろんですが、1名は77期生。77期生の素早く完璧な動きに感動。78期生と「1年後、私達もあんな風になれるかな?すごいね!!」と話していると、それを聞いていた今日のリーダーTGAさんが「なってもらうよ」と。私達「が、頑張ります!!」
初の懸垂下降。色々教えて頂いたロープの結び方を実際にして、ロープにつながれ、岩を登ります。ロープを実際に使って登る事でこういう所でこの結び方を使うのかという事が分かりました。岩場登るのも難しい。何処に手を置く?何処に足を置く?岩場にも苦戦。そして登りきったら懸垂下降。懸垂下降面白い!!
そして、次は、ビレイの体験です。やぐらから77キロの荷物を落としそれをビレイして止めるという体験です。1人ずつ体験。今から落とすと分かっていてもすごい衝撃で、身体が振られそうになりビックリ。必死に止めました。
帰りに今日百丈岩で会ったMチームの先輩方が登った岩壁をみました。すごい!!あんな所登れる?垂直やん!!とBチーム。先輩方凄いな。
先輩方も昔はこたつの足にロープをかけて家でロープの練習をしたと言われていました。私達も今日教えて頂いた基本を少しずつ復習していきます。先輩方ご指導ありがとうございました。
<行動記録>
8時16分 道場駅集合
8時40~16時 百丈岩 懸垂下降とビレイ訓練
(KSU)記
| 山行期間 | 2018年4月27日(金)夜~29日(日) |
|---|---|
| メンバー | SGY, KNS, TRN, FRZ, NKJ, KSU, HYS, ICK |
| 山行地域 | 四国 |
| 山行スタイル | 縦走 |

4月27日
21:45大阪出発
2:50見ノ越駐車場にはまだ数台の車しか停まっていない。
テントと車中わかれて仮眠する事になった。直ぐに駐車場でテント設営。
思ってた以上に寒く上着を着る。テント泊訓練の成果があってか皆テキパキ設営して行く。
私はテン泊訓練が出来ていなかったが指示を受けて何とか動けている。
来るとき車中でリーダーが「少しでも横になり寝る様に」と言っていた。
テントか車中かと迷っていると、私のザックから必要装備を無造作に出され「早く寝なさい」と、テントに促される。
翌日、体を横にする事で楽になる事を知り、リーダー達に感謝した。
4月28日
6:00起床あっという間にテント撤収。各々朝食を食べ6:40出発、鶯の声を聞きながらサクサク歩く。
私はペースについて行けず徐々に距離が開き息もあがっていく。
これから先リーダーが後ろについて、励ましや、歩き方を教えてくれる事となる。
剣山入り口で先頭になるが今までのペースより遅くなり申し訳無く思っていたが、メンバーからは誰一人意見が出ず合わせてついてきてくれた。
1時間ほどで剣山本宮に着く。
ゆっくりとトイレを済まし記念品を買って少し落ち着く。
山頂は風も強くじっとしていると寒くなる。
ここから先は一時間毎10分の休憩をとるが、これが段々と自分のペースになっていく。
衣類の脱着での体温調節は体力温存に重要だと思った。ここから次郎笈へ向かうが存在感がハンパない。
自分がこれから歩く稜線が見えてテンションが上がる。
次郎笈に着くと、私の疲労感が出ていたのかメンバーが私の荷物を分担して担いでくれた。
メンバーに負担をかける申し訳なさと、担げない情けなさ、そして感謝の気持ちでいっぱいになった。
絶対に遅れないように頑張ろうと思った。
丸石~高ノ瀬とアップダウンがあり立ち枯れがあったり笹の縦走路がみれたり風景が変わっていく。
14:50白髪避難小屋、テント場は思った以上に狭かった。まだ何組かが到着したばかりだった。
しばらくすると続々と登ってきた。
まずはベストポジションに設営、そして直ぐに水を確保しに行く。
持ち寄りのオプティパスを全て出しできる限り確保した。
水場までは少し距離があった様だった。体力のある者が率先していってくれた。
そして、ティータイム。着くと必ず一杯は飲む事になっており無理矢理感があったが、この一杯が何と美味しかった事か。
飲み物の種類重要です。
しばらく雑談し、早めの夕食。スパゲティだったが、ゆで汁もスープに使用、ゴミも出さず、とても美味しくて完璧なメニューだった。
各テントに入ると、リーダーからザックの置き方使用方法を教わる。
何故そうするのか、と言う説明もあり納得、全て腑に落ちた。
「早く寝る様に」と言って横になったリーダーは、5分しないうちに寝ていた。さすがだ。
メンバーも横になると知らぬ間に寝ていた。
4月29日
3:30起床。「寝ると体の疲れが戻る」前日リーダーが言ってた通り随分楽になりスッキリしている。
すぐに片付け開始。リーダーの「早く朝食準備するぞ」の号令にテントの中は大わらわ。
リーダー手本に片付け始めると10分後にはお湯を沸かしており、今迄に無い速さで朝食作りに取りかかれた。
朝は雑炊。お腹にも優しく、思った以上に皆んなよく食べた。
テントの撤収、2回目なので段取りが早い。
4:40ヘッドランプつけて、朝日も見ながらどんどん進んで行く。
三嶺まで鎖場や、アップダウンありでなかなか面白い。
6:40頂上到着。天気も良く、360度の展望は最高だった。
山深くすごいところに来たなぁと感慨深く、今までの辛さも忘れる。
ここからは緩やかに下って行く。
自分の歩く道歩いてきた道美しい景色が見れて感動。
9:00名頃着、予定より一時間近く早くに着く。
メンバーについていけない、と思っていたのにこんなに早く着けている事に自分でもびっくりした。
バス停は、田舎な感じの嘘の様なちいささ。
見ノ越までマイクロバス級のバスに乗り込むが下山客で超満員。
見ノ越駐車場に着くと車が入りきれず路駐だらけ、警察も出動するほどの混雑だった。
今から登る人たちを横目に満足感、優越感いっぱい。
温泉に入って落ち着いた気分で帰阪の路につく。
今回の様な多人数でのテント泊は初めての経験だった。
早く行動を起こす理由や、メリットを知ることができた。
荷物を担いで登る時の必要物品や必要な量を最軽量にする事の必要性が理解できた。
休憩の取り方や歩き方を知る事ができ、個々のレベルを考えられるリーダーの力量の重要性を知った。
そして、チームワークの重要性と、皆んなで登る楽しさを知る事ができた。
学びと課題の多い合宿となった。
(NKJ記)
| 山行期間 | 2018年4月14日夜~15日 |
|---|---|
| メンバー | KNS, SGY, FRZ, KSU, HYS, AMM, NKG, ICK, BBA |
| 山行地域 | 金剛山 |
| 山行スタイル | 担荷 |

78期生、第3回目の山行は金剛山南尾根。
78期として、初めての前泊山行。そして、初めての歩荷トレーニングです。
数日前の天気予報では春の嵐が吹き荒れる大荒れ予報。
天気の回復を願うも虚しく、当日は予報通りの雨・・・
小雨の降る中、PM21:00頃、紀見峠駅より出発です。
仕事の都合などで、前泊から参加出来たのはリーダー1名とBチームより3名。
ヘッドランプの灯りを頼りにPM21:30頃紀見峠に到着。
テント設営後、ずぶ濡れの身体のままテントに潜り込みます。
テントの中での生活をご指導頂きながら、各々寝床を作り終え、リーダー自家製の梅酒を頂きながら小宴会のスタート(KNSさん馳走様でした^ ^とても美味しかったです!)
先輩の貴重なお話を聞かせて頂きながら、これから先の自分達の山行に胸を躍らせつつPM23:15頃に就寝。
PM24時頃、次第に雨足が強くなって来た模様。
雨の中のテント泊で寒くないか不安でしたが、思いの外テント内は暖かく快適に眠りにつく事が出来ました。
AM5:30起床。前日から変わらず雨は降り続いている様子でしたが、テントの外からは鳥の鳴き声が聞こえて心地良かったです。
寝床を整え、直ぐに食事の準備にかかります。
6時40分頃には撤収を終了し、トイレの軒下で暫し雑談。
AM7時半頃、紀見峠を出発し当日参加組との合流地点である山の神を目指します。
8時5分頃に当日参加組であるリーダー1名、Bチーム4名と合流。
全メンバーで雨の中、今回の目的である歩荷トレーニング用の石を探しながら歩きます。
山の神を少し越えた所で、歩荷に丁度良さそうな石がチラホラ。
未知の重さにビクビクしながら各々ザックに石を詰め込み、いよいよ歩荷トレーニングのスタートです!!
初めてという事もあり、女子は15キロ。
それに比べ男子のザックは20半ば~30キロと強者揃い!
AM8時15分歩荷トレーニングスタート。
肩にザックの重みがずしりときます。
急登が続きますが、皆黙々と足を進めてAM9時05分頃、西の行者を過ぎ、AM9時10分頃に一回目の休憩を取りました。
AM9時27分タンボ山付近に差し掛りますが、雨は依然降り続いたままで、寧ろ強くなっているような気もします。
AM9時40分杉尾峠を過ぎ、AM10時頃行者杉で2回目の休憩を挟みました。
行者杉には雨を凌げる屋根があり、テーブルとベンチもあって各々行動食を取ったり、雑談しながら休憩。
しかし、降り続く雨に濡れた身体は予想以上に冷えている様で休憩中はとても寒く、身体はガタガタと震えていました。
私以外のメンバーからも「寒い寒い」という声が聞こえます。
慣れないザックの重さと降り続ける雨で心が折れそうになりながらも、AM10時35分には神福山、AM10時50分には千早峠を過ぎ、AM11時には3回目の休憩を挟みました。
この頃には、身体は冷え切り「休憩したい」という気持ちよりも「休憩を終えて、早く動きたい」という気持ちの方が強かったです。
最後の力を振り絞り、皆んなで励まし合いながら金剛山を目指します。
AM11時55分には中葛城山を過ぎ、PM12時頃に久留野峠、PM12時40分には伏見峠に到着。
伏見峠を越えた辺りから見慣れた景色が広がり、メンバーの顔にも笑顔が戻ります。
皆んなでワイワイと話しながらPM13時20分頃、金剛山の山頂広場に到着しました。
鞄の中の石はいつ無くなるんだろう…という気持ちを抱きながら、下山はタカハタ道から。
少し歩いた所で待ちに待った石を捨てましょう!の声!背中の荷物も軽くなり、皆んなでワイワイと話しながら沢沿いの道を下ります。
最後のご褒美に腰折れ滝を眺め、PM14時30分に初めてのテント泊、歩荷トレーニングが終了しました。
今回は雨の中でのテント泊、歩荷トレーニングとなりましたが、色々と学ぶ事も多く、本当にいい経験が出来ました。
雨の中、ご指導して下さったリーダーの皆様、本当にありがとうございます。
この経験を生かしながら、78期Bチーム、力を合わせて一年間頑張って行きたいと思います。
(HYS記)
<行動記録>
4/14夜 南海紀見峠駅21:00~紀見峠21:30
4/15 紀見峠7:30~山の神8:05~行者杉10:00~久留野峠12:00~金剛山13:20~タカハタ道~登山口14:30
| 山行期間 | 2018年4月1日 |
|---|---|
| メンバー | KNS, YDA, NKG, FRZ, HYS, AMM, ICK |
| 山行地域 | 紀泉アルプス |
| 山行スタイル | ハイキング |

78期Bチームの第2回山行は、紀泉アルプスです。
リーダーも含めて7人でのハイキングとなりました。
集合場所はJR山中渓駅。天候は晴れ。
朝から気温が高く前回より薄手の服装で参加。
山中渓駅周辺の桜の木はどれも満開で、多くの観光客が下車されてました。一番良い時期にきたみたいです。
9:00にサブリーダーを先頭でスタート。
コースタイムが8時間40分と長時間の縦走となるため足が耐えられるか心配です。
気温が高いため、登り始めてすぐに他の登山客が止まって服装調節してます。私達もタイミングをみて調節。
しばらく急登が続き9:35第一パノラマ展望台へ到着。
展望台という名称の通り素晴らしい景色で気分も盛り上がり雲山峰へ向けて出発。
10:55 雲山峰へ到着。ここで飲み物や行動食をとり各々小休憩。
気温が高いため水の消費が早く、下山まで足りるかな?と思いつつゴクリ。
11:10井関峠へ向けて出発。地図と案内板を見比べながら井関峠方面へ進み11:45 井関峠に到着。
家で調べてきたルートと違うルートを歩いていたようでしたが、良く分かりませんでした。
みんなで4月末の春合宿の食事や装備、集合場所など話をしました。
一人で登る時には考えていなかった事も沢山あり、前回のルームで教えてもらったグループで歩くメリット・デメリットを思い出しながら歩きました。
付近の山々は、桜が満開でどの稜線も素敵な景観が広がっていました。
札立山~飯盛山を越えた後半は、海の景色がプラスされ気持ちが晴れ晴れとしました。
この日は一日中暑く日差しも強かったのでバテ気味でしたが何とかゴールの岬公園駅へ到着する事ができました。
リーダー、サブリーダーの方には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
(ICK記)
<行動記録>
JR山中渓駅9:00~第一パノラマ展望9:35~雲山峰11:10~大福山12:20~札立山13:40~飯盛山14:45~岬公園駅前16:20
| 山行期間 | 2018年3月18日 |
|---|---|
| メンバー | SGY, KNS, YDA, FRZ, NKJ, KSU, HYS, ICK |
| 山行地域 | 六甲山 |
| 山行スタイル | ハイキング |

楽しみにしていたBチームの山行が始まりました。
5日前に初めてルームで顔を合わせた、78期生の皆さんとの初山行です。
行き先は六甲山。
行程は阪急芦屋川の駅前に集合して、六甲山の山頂まで登って阪急宝塚駅までのハイキングコースです。
集合は9時になっていたのですが、9時前には全員が集まっており、さすが皆さんのやる気の素晴らしさが伝わってきました。
今回はリーダーの方3名、Bチーム5名の山行になりました。
歩き始めてからしばらくすると、渋滞する事が何回かありました。やはり、六甲山は人気が高いようです。大人から子供、年配のかたまで色んな年齢層の方でいっぱいです。
歩いている時や、休憩している時にリーダーの方からいろんな経験談なども聞くことが出来ました。
六甲山の山頂で記念写真を撮って下山している最中に、たまたまMチームの方々と遭遇するというハプニングにも合いました。
Mチームの方の話によると、今日は、「猿まわし」というトレーニングをしていたとのことでした。
「猿まわし」とは、アイゼンを付けてロープを使ってするトレーニング法らしいです。
冬山に行くときには、欠かせないトレーニングということでした。
自分の今の目標は、冬山に行くことなので、この先どのような山行が出来るのか?また、どのような技術を身に付けることができるのか?今からワクワクしてきました。
Bチームのみなさんとも、いろいろな人と出会うことが出来ました。もうすでに冬山を経験されている方もいましたし、クライミングジムの先生をされている方もいらっしゃいました。
Bチームの中にも、自分よりも上級者のかたが何人もいらっしゃるのでこの先、心強い思いです。
また、山行の帰りには、リーダーの方にBチームの買い物にも付き合って頂きました。
梅田のロッジで山道具について教えて頂きました。
「テント泊に必要な物」「クライミングで必要な道具」など時間をかけて丁寧に説明して下さいました。
リーダーの皆様、Bチームの皆様、これからよろしくお願いいたします。
(FRZ)
<行動記録>
阪急芦屋川駅9:05~大谷茶屋9:30~風吹岩10:25~雨ヶ峠11:15~六甲山最高峰12:30~大谷乗越14:25~塩尾寺15:15~宝塚16:00
| 山行期間 | 2018年1月19日(夜)~21日 |
|---|---|
| メンバー | 21人 |
| 山行地域 | 北アルプス |
| 山行スタイル | 遭難対策訓練 |
今回がBチームにとって、初めての冬の遭難対策訓練になります。五竜のスキー場のキャビンに乗り、しばらくスキー場のなかを進みます。

10時頃、各班に別れて 弱層テスト・ビーコンによる捜索を実施。穴を少し掘るだけで弱層がすぐに分かり、手っ取り早いけれどもいちいち実施していると山に入れないのでケースバイケースだということがわかりました。その後、木の下で1人で入るための半雪洞をほりました。木の近くは暖かく、快適で5分も経たないうちにこちらも簡単に掘ることが出来ました。こういう知識は知ってるのと知らないのとで大きく違うかと思うので、この機会に教わることが出来、よかったです。
実際掘ってみると雪質が色んなものであったり、根っこが出てきたりと説明のように中々上手くいきません。そこで、スノーソーを活用したり、先輩の的確な指示の元でグループで協力しあって作り上げることができました。出口はすきま風が通ると大変なので、ツェルトで塞ぎ、さらにその上からザックで固定しました。雪洞内は風が通らないのですが意外と寒く寝れるかと心配していましたが、寝てしまえば快適そのもので朝まで1度も起きずに寝ることが出来ました。

二日目早朝、装備をつけて集合しある程度高度を稼ぎます。Bチームはそれぞれラッセルしました。少し平になったところで、先輩方に寝ていただき、ツェルト搬送の準備をします。実際今回使った程の人数、道具を確保することは難しいと思うのですが、これほど人ひとりを下ろすのにこれほど大変なのかということを実感しました。

たった2日でしたが多くの学びがあり、経験することができました。これらの知識を使い実践するような状況にはあいたくないですが、いざという時のために繰り返し練習して行ければと思います。貴重な機会を頂き、ありがとうございました。(NGC記)