山行期間 | 2018.6.30(夜)~7.1 |
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メンバー | OSM, OKD, HYS, AMM, FRZ, ICK, NKG |
山行地域 | 大峰 |
山行スタイル | ピークハント |
観音峰登山口到着!テントを設営後、小宴会スタート☆
少しの時間でしたが、先輩方から、お話を聞き、一気に気持ちが高まってきました!
朝、6時に起床し、6時半に出発しました!
天気もさわやかで、涼しく気持ちのよい出発です。
前半はいきなり登りの連続で、身体が一気に熱くなりました!
尾根に出ると、風が強く、吹き飛ばされそうでした!
あれ、なんか曇ってきたぞ‥
観音峰の展望台から、目的地の稲村が岳を確認!
「あそこまで行くぞ!」と気合が入りました!
いくつかのピークを越え、どんどん山頂に向かいました!
途中、雨がパラリ‥このまま雨になるのか!?
山頂に到着!ところが、あれ!?
写真の通り、完全に曇っています!真っ白!
でも、登ってきた達成感がみんなの中にありました。
風も気持ちよく、とてもさわやかな気持ちになりました。
その後、大日山に登りました。雨でぬれていたので、恐る恐る足場を確かめながら慎重に登りました!
その後、下山に向けて、ペースをあげて、一気に下山!
途中、長いなと思いながらも、天気も回復してきました。
帰りには、登ってきた山々が見え、うれしくなりました!
諸先輩方、同期の皆様と共に上ることができ、本当に楽しい1日になりました!ありがとうございました。(NKG記)
<記録>
6:30観音峰登山口⇒7:15観音の岩屋⇒7:30観音峰展望台⇒8:15観音峰⇒9:15法力峠⇒10:30稲村ケ岳山荘⇒11:20稲村ケ岳到着
11:30出発⇒11:40大日山⇒13:30法力峠⇒14:00観音峰⇒15:05観音峰登山口到着
山行期間 | 2018年6月17日 |
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メンバー | TGA、NOG、MTU、TRN、BNB、FZN、ICK、KUS、HYS、AMM |
山行地域 | 裏六甲、百丈岩 |
山行スタイル | クライミング |
梅雨に入ってのつかの間の晴れ 早朝は少し涼しく気持ちの良い風が吹く トイレを済ませ早速岩場に到着 そびえ立つ岩を下から眺め足がすくむ。
今日は3人1組で登る 先に先輩が登り後の2人を引き上げる お互い登る前のチェック ザイルは正しくハーネスに装置されてるか、セカンド、サードのセルフビレイはOK?準備OKの確認をし先輩が登っていく ビレイするのは新人2人。 以前に山岳会の先輩がリードクライミングのビレイヤーは信頼できる人を選ぶって言ってたのを思いだす。
ビレイヤーはトップの安全を守るのはもちろんだか、トップを負担なく登らせてあげることも重要。 安全を気にしすぎてロープがピンピンに張っていてもクライミングに集中できないし、ロープがゆるゆるにたるんでいてももしもの落下時の危険が高い。緊張しながらビレイし、次は自分が登る番。 不慣れな岩登りに四苦八苦していると私のロープが少しづつ引き上がっていく。トップの先輩がタイミング良く引き上げてくれていた、凄い!
やっとの思いで初めのピッチに辿り着きセルフビレイ、そしてまたトップをビレイしてと徐々に登っていく。フーッと息をつき下を見ると少し膨らんだ岩肌で下の様子はわからない。
「登りまーす!」の声が岩場に響いている。
顔を上げあたりを見ると絶景が広がる、感激!
百丈岩は遭難対策訓練も含めて今回3回目だが実際に登るのは初めて 資料や座学で教えてもらっていたが実践になると頭の中が真っ白でほとんど何も出来なかった。
山岳会の先輩方は経験、知識も豊富で素人の私たちに根気強く教えてくれる。 本当に頭が下がります。
本日はクライミングの魅力と楽しさと次回の課題を知る有意義なそして暑い日でした。
山岳会の先輩方ありがとうございました。
AMM
山行期間 | 2018年5月20日 |
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メンバー | NKJ, ICK, FRZ, HYS, AMM, BBA, BNB, NKG, KSU, KNS, NGC, KDA, TGA |
山行地域 | 裏六甲、百丈岩 |
山行スタイル | クライミング |
今日は、第2ステージのクライミング初実践練習。
クライミング見ているだけでカッコイイ。そのクライミングを自分がするなんて3年前の自分からは想像出来ませんでした。ただただ、山に登りたいと思った3年前。色々登るうちにもっと安全にもっと色んな山を登りたい。もっと色んな事を学びたいと思う気持ちが強くなり78期生になったのが3月。今は新しく教えて頂く事が楽しく、毎回Bチームの活動を心待ちにしています。
今日は、先日ルームで教えて頂いた基本的なロープの結び方を実践し、懸垂下降とビレイの体験です。なかなか思うようにいかないロープ結び。ダブルフィッシャーマンにエイトノット、マッシャ―聞き慣れない横文字だけで頭がこんがらがりそうです。でもこれが出来ないと登れないですもんね。
今日の指導者は4名、大先輩3名はもちろんですが、1名は77期生。77期生の素早く完璧な動きに感動。78期生と「1年後、私達もあんな風になれるかな?すごいね!!」と話していると、それを聞いていた今日のリーダーTGAさんが「なってもらうよ」と。私達「が、頑張ります!!」
初の懸垂下降。色々教えて頂いたロープの結び方を実際にして、ロープにつながれ、岩を登ります。ロープを実際に使って登る事でこういう所でこの結び方を使うのかという事が分かりました。岩場登るのも難しい。何処に手を置く?何処に足を置く?岩場にも苦戦。そして登りきったら懸垂下降。懸垂下降面白い!!
そして、次は、ビレイの体験です。やぐらから77キロの荷物を落としそれをビレイして止めるという体験です。1人ずつ体験。今から落とすと分かっていてもすごい衝撃で、身体が振られそうになりビックリ。必死に止めました。
帰りに今日百丈岩で会ったMチームの先輩方が登った岩壁をみました。すごい!!あんな所登れる?垂直やん!!とBチーム。先輩方凄いな。
先輩方も昔はこたつの足にロープをかけて家でロープの練習をしたと言われていました。私達も今日教えて頂いた基本を少しずつ復習していきます。先輩方ご指導ありがとうございました。
<行動記録>
8時16分 道場駅集合
8時40~16時 百丈岩 懸垂下降とビレイ訓練
(KSU)記
山行期間 | 2018年4月27日(金)夜~29日(日) |
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メンバー | SGY, KNS, TRN, FRZ, NKJ, KSU, HYS, ICK |
山行地域 | 四国 |
山行スタイル | 縦走 |
4月27日
21:45大阪出発
2:50見ノ越駐車場にはまだ数台の車しか停まっていない。
テントと車中わかれて仮眠する事になった。直ぐに駐車場でテント設営。
思ってた以上に寒く上着を着る。テント泊訓練の成果があってか皆テキパキ設営して行く。
私はテン泊訓練が出来ていなかったが指示を受けて何とか動けている。
来るとき車中でリーダーが「少しでも横になり寝る様に」と言っていた。
テントか車中かと迷っていると、私のザックから必要装備を無造作に出され「早く寝なさい」と、テントに促される。
翌日、体を横にする事で楽になる事を知り、リーダー達に感謝した。
4月28日
6:00起床あっという間にテント撤収。各々朝食を食べ6:40出発、鶯の声を聞きながらサクサク歩く。
私はペースについて行けず徐々に距離が開き息もあがっていく。
これから先リーダーが後ろについて、励ましや、歩き方を教えてくれる事となる。
剣山入り口で先頭になるが今までのペースより遅くなり申し訳無く思っていたが、メンバーからは誰一人意見が出ず合わせてついてきてくれた。
1時間ほどで剣山本宮に着く。
ゆっくりとトイレを済まし記念品を買って少し落ち着く。
山頂は風も強くじっとしていると寒くなる。
ここから先は一時間毎10分の休憩をとるが、これが段々と自分のペースになっていく。
衣類の脱着での体温調節は体力温存に重要だと思った。ここから次郎笈へ向かうが存在感がハンパない。
自分がこれから歩く稜線が見えてテンションが上がる。
次郎笈に着くと、私の疲労感が出ていたのかメンバーが私の荷物を分担して担いでくれた。
メンバーに負担をかける申し訳なさと、担げない情けなさ、そして感謝の気持ちでいっぱいになった。
絶対に遅れないように頑張ろうと思った。
丸石~高ノ瀬とアップダウンがあり立ち枯れがあったり笹の縦走路がみれたり風景が変わっていく。
14:50白髪避難小屋、テント場は思った以上に狭かった。まだ何組かが到着したばかりだった。
しばらくすると続々と登ってきた。
まずはベストポジションに設営、そして直ぐに水を確保しに行く。
持ち寄りのオプティパスを全て出しできる限り確保した。
水場までは少し距離があった様だった。体力のある者が率先していってくれた。
そして、ティータイム。着くと必ず一杯は飲む事になっており無理矢理感があったが、この一杯が何と美味しかった事か。
飲み物の種類重要です。
しばらく雑談し、早めの夕食。スパゲティだったが、ゆで汁もスープに使用、ゴミも出さず、とても美味しくて完璧なメニューだった。
各テントに入ると、リーダーからザックの置き方使用方法を教わる。
何故そうするのか、と言う説明もあり納得、全て腑に落ちた。
「早く寝る様に」と言って横になったリーダーは、5分しないうちに寝ていた。さすがだ。
メンバーも横になると知らぬ間に寝ていた。
4月29日
3:30起床。「寝ると体の疲れが戻る」前日リーダーが言ってた通り随分楽になりスッキリしている。
すぐに片付け開始。リーダーの「早く朝食準備するぞ」の号令にテントの中は大わらわ。
リーダー手本に片付け始めると10分後にはお湯を沸かしており、今迄に無い速さで朝食作りに取りかかれた。
朝は雑炊。お腹にも優しく、思った以上に皆んなよく食べた。
テントの撤収、2回目なので段取りが早い。
4:40ヘッドランプつけて、朝日も見ながらどんどん進んで行く。
三嶺まで鎖場や、アップダウンありでなかなか面白い。
6:40頂上到着。天気も良く、360度の展望は最高だった。
山深くすごいところに来たなぁと感慨深く、今までの辛さも忘れる。
ここからは緩やかに下って行く。
自分の歩く道歩いてきた道美しい景色が見れて感動。
9:00名頃着、予定より一時間近く早くに着く。
メンバーについていけない、と思っていたのにこんなに早く着けている事に自分でもびっくりした。
バス停は、田舎な感じの嘘の様なちいささ。
見ノ越までマイクロバス級のバスに乗り込むが下山客で超満員。
見ノ越駐車場に着くと車が入りきれず路駐だらけ、警察も出動するほどの混雑だった。
今から登る人たちを横目に満足感、優越感いっぱい。
温泉に入って落ち着いた気分で帰阪の路につく。
今回の様な多人数でのテント泊は初めての経験だった。
早く行動を起こす理由や、メリットを知ることができた。
荷物を担いで登る時の必要物品や必要な量を最軽量にする事の必要性が理解できた。
休憩の取り方や歩き方を知る事ができ、個々のレベルを考えられるリーダーの力量の重要性を知った。
そして、チームワークの重要性と、皆んなで登る楽しさを知る事ができた。
学びと課題の多い合宿となった。
(NKJ記)
山行期間 | 2018年4月14日夜~15日 |
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メンバー | KNS, SGY, FRZ, KSU, HYS, AMM, NKG, ICK, BBA |
山行地域 | 金剛山 |
山行スタイル | 担荷 |
78期生、第3回目の山行は金剛山南尾根。
78期として、初めての前泊山行。そして、初めての歩荷トレーニングです。
数日前の天気予報では春の嵐が吹き荒れる大荒れ予報。
天気の回復を願うも虚しく、当日は予報通りの雨・・・
小雨の降る中、PM21:00頃、紀見峠駅より出発です。
仕事の都合などで、前泊から参加出来たのはリーダー1名とBチームより3名。
ヘッドランプの灯りを頼りにPM21:30頃紀見峠に到着。
テント設営後、ずぶ濡れの身体のままテントに潜り込みます。
テントの中での生活をご指導頂きながら、各々寝床を作り終え、リーダー自家製の梅酒を頂きながら小宴会のスタート(KNSさん馳走様でした^ ^とても美味しかったです!)
先輩の貴重なお話を聞かせて頂きながら、これから先の自分達の山行に胸を躍らせつつPM23:15頃に就寝。
PM24時頃、次第に雨足が強くなって来た模様。
雨の中のテント泊で寒くないか不安でしたが、思いの外テント内は暖かく快適に眠りにつく事が出来ました。
AM5:30起床。前日から変わらず雨は降り続いている様子でしたが、テントの外からは鳥の鳴き声が聞こえて心地良かったです。
寝床を整え、直ぐに食事の準備にかかります。
6時40分頃には撤収を終了し、トイレの軒下で暫し雑談。
AM7時半頃、紀見峠を出発し当日参加組との合流地点である山の神を目指します。
8時5分頃に当日参加組であるリーダー1名、Bチーム4名と合流。
全メンバーで雨の中、今回の目的である歩荷トレーニング用の石を探しながら歩きます。
山の神を少し越えた所で、歩荷に丁度良さそうな石がチラホラ。
未知の重さにビクビクしながら各々ザックに石を詰め込み、いよいよ歩荷トレーニングのスタートです!!
初めてという事もあり、女子は15キロ。
それに比べ男子のザックは20半ば~30キロと強者揃い!
AM8時15分歩荷トレーニングスタート。
肩にザックの重みがずしりときます。
急登が続きますが、皆黙々と足を進めてAM9時05分頃、西の行者を過ぎ、AM9時10分頃に一回目の休憩を取りました。
AM9時27分タンボ山付近に差し掛りますが、雨は依然降り続いたままで、寧ろ強くなっているような気もします。
AM9時40分杉尾峠を過ぎ、AM10時頃行者杉で2回目の休憩を挟みました。
行者杉には雨を凌げる屋根があり、テーブルとベンチもあって各々行動食を取ったり、雑談しながら休憩。
しかし、降り続く雨に濡れた身体は予想以上に冷えている様で休憩中はとても寒く、身体はガタガタと震えていました。
私以外のメンバーからも「寒い寒い」という声が聞こえます。
慣れないザックの重さと降り続ける雨で心が折れそうになりながらも、AM10時35分には神福山、AM10時50分には千早峠を過ぎ、AM11時には3回目の休憩を挟みました。
この頃には、身体は冷え切り「休憩したい」という気持ちよりも「休憩を終えて、早く動きたい」という気持ちの方が強かったです。
最後の力を振り絞り、皆んなで励まし合いながら金剛山を目指します。
AM11時55分には中葛城山を過ぎ、PM12時頃に久留野峠、PM12時40分には伏見峠に到着。
伏見峠を越えた辺りから見慣れた景色が広がり、メンバーの顔にも笑顔が戻ります。
皆んなでワイワイと話しながらPM13時20分頃、金剛山の山頂広場に到着しました。
鞄の中の石はいつ無くなるんだろう…という気持ちを抱きながら、下山はタカハタ道から。
少し歩いた所で待ちに待った石を捨てましょう!の声!背中の荷物も軽くなり、皆んなでワイワイと話しながら沢沿いの道を下ります。
最後のご褒美に腰折れ滝を眺め、PM14時30分に初めてのテント泊、歩荷トレーニングが終了しました。
今回は雨の中でのテント泊、歩荷トレーニングとなりましたが、色々と学ぶ事も多く、本当にいい経験が出来ました。
雨の中、ご指導して下さったリーダーの皆様、本当にありがとうございます。
この経験を生かしながら、78期Bチーム、力を合わせて一年間頑張って行きたいと思います。
(HYS記)
<行動記録>
4/14夜 南海紀見峠駅21:00~紀見峠21:30
4/15 紀見峠7:30~山の神8:05~行者杉10:00~久留野峠12:00~金剛山13:20~タカハタ道~登山口14:30
山行期間 | 2018年4月1日 |
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メンバー | KNS, YDA, NKG, FRZ, HYS, AMM, ICK |
山行地域 | 紀泉アルプス |
山行スタイル | ハイキング |
78期Bチームの第2回山行は、紀泉アルプスです。
リーダーも含めて7人でのハイキングとなりました。
集合場所はJR山中渓駅。天候は晴れ。
朝から気温が高く前回より薄手の服装で参加。
山中渓駅周辺の桜の木はどれも満開で、多くの観光客が下車されてました。一番良い時期にきたみたいです。
9:00にサブリーダーを先頭でスタート。
コースタイムが8時間40分と長時間の縦走となるため足が耐えられるか心配です。
気温が高いため、登り始めてすぐに他の登山客が止まって服装調節してます。私達もタイミングをみて調節。
しばらく急登が続き9:35第一パノラマ展望台へ到着。
展望台という名称の通り素晴らしい景色で気分も盛り上がり雲山峰へ向けて出発。
10:55 雲山峰へ到着。ここで飲み物や行動食をとり各々小休憩。
気温が高いため水の消費が早く、下山まで足りるかな?と思いつつゴクリ。
11:10井関峠へ向けて出発。地図と案内板を見比べながら井関峠方面へ進み11:45 井関峠に到着。
家で調べてきたルートと違うルートを歩いていたようでしたが、良く分かりませんでした。
みんなで4月末の春合宿の食事や装備、集合場所など話をしました。
一人で登る時には考えていなかった事も沢山あり、前回のルームで教えてもらったグループで歩くメリット・デメリットを思い出しながら歩きました。
付近の山々は、桜が満開でどの稜線も素敵な景観が広がっていました。
札立山~飯盛山を越えた後半は、海の景色がプラスされ気持ちが晴れ晴れとしました。
この日は一日中暑く日差しも強かったのでバテ気味でしたが何とかゴールの岬公園駅へ到着する事ができました。
リーダー、サブリーダーの方には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
(ICK記)
<行動記録>
JR山中渓駅9:00~第一パノラマ展望9:35~雲山峰11:10~大福山12:20~札立山13:40~飯盛山14:45~岬公園駅前16:20
山行期間 | 2018年3月18日 |
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メンバー | SGY, KNS, YDA, FRZ, NKJ, KSU, HYS, ICK |
山行地域 | 六甲山 |
山行スタイル | ハイキング |
楽しみにしていたBチームの山行が始まりました。
5日前に初めてルームで顔を合わせた、78期生の皆さんとの初山行です。
行き先は六甲山。
行程は阪急芦屋川の駅前に集合して、六甲山の山頂まで登って阪急宝塚駅までのハイキングコースです。
集合は9時になっていたのですが、9時前には全員が集まっており、さすが皆さんのやる気の素晴らしさが伝わってきました。
今回はリーダーの方3名、Bチーム5名の山行になりました。
歩き始めてからしばらくすると、渋滞する事が何回かありました。やはり、六甲山は人気が高いようです。大人から子供、年配のかたまで色んな年齢層の方でいっぱいです。
歩いている時や、休憩している時にリーダーの方からいろんな経験談なども聞くことが出来ました。
六甲山の山頂で記念写真を撮って下山している最中に、たまたまMチームの方々と遭遇するというハプニングにも合いました。
Mチームの方の話によると、今日は、「猿まわし」というトレーニングをしていたとのことでした。
「猿まわし」とは、アイゼンを付けてロープを使ってするトレーニング法らしいです。
冬山に行くときには、欠かせないトレーニングということでした。
自分の今の目標は、冬山に行くことなので、この先どのような山行が出来るのか?また、どのような技術を身に付けることができるのか?今からワクワクしてきました。
Bチームのみなさんとも、いろいろな人と出会うことが出来ました。もうすでに冬山を経験されている方もいましたし、クライミングジムの先生をされている方もいらっしゃいました。
Bチームの中にも、自分よりも上級者のかたが何人もいらっしゃるのでこの先、心強い思いです。
また、山行の帰りには、リーダーの方にBチームの買い物にも付き合って頂きました。
梅田のロッジで山道具について教えて頂きました。
「テント泊に必要な物」「クライミングで必要な道具」など時間をかけて丁寧に説明して下さいました。
リーダーの皆様、Bチームの皆様、これからよろしくお願いいたします。
(FRZ)
<行動記録>
阪急芦屋川駅9:05~大谷茶屋9:30~風吹岩10:25~雨ヶ峠11:15~六甲山最高峰12:30~大谷乗越14:25~塩尾寺15:15~宝塚16:00
山行期間 | 2018年1月19日(夜)~21日 |
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メンバー | 21人 |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 遭難対策訓練 |
今回がBチームにとって、初めての冬の遭難対策訓練になります。五竜のスキー場のキャビンに乗り、しばらくスキー場のなかを進みます。
10時頃、各班に別れて 弱層テスト・ビーコンによる捜索を実施。穴を少し掘るだけで弱層がすぐに分かり、手っ取り早いけれどもいちいち実施していると山に入れないのでケースバイケースだということがわかりました。その後、木の下で1人で入るための半雪洞をほりました。木の近くは暖かく、快適で5分も経たないうちにこちらも簡単に掘ることが出来ました。こういう知識は知ってるのと知らないのとで大きく違うかと思うので、この機会に教わることが出来、よかったです。
実際掘ってみると雪質が色んなものであったり、根っこが出てきたりと説明のように中々上手くいきません。そこで、スノーソーを活用したり、先輩の的確な指示の元でグループで協力しあって作り上げることができました。出口はすきま風が通ると大変なので、ツェルトで塞ぎ、さらにその上からザックで固定しました。雪洞内は風が通らないのですが意外と寒く寝れるかと心配していましたが、寝てしまえば快適そのもので朝まで1度も起きずに寝ることが出来ました。
二日目早朝、装備をつけて集合しある程度高度を稼ぎます。Bチームはそれぞれラッセルしました。少し平になったところで、先輩方に寝ていただき、ツェルト搬送の準備をします。実際今回使った程の人数、道具を確保することは難しいと思うのですが、これほど人ひとりを下ろすのにこれほど大変なのかということを実感しました。
たった2日でしたが多くの学びがあり、経験することができました。これらの知識を使い実践するような状況にはあいたくないですが、いざという時のために繰り返し練習して行ければと思います。貴重な機会を頂き、ありがとうございました。(NGC記)
山行期間 | 2018年1月5日夜~7日 |
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メンバー | KNS, SGY, NGS, YMG, ASI, YSZ, HJS, MTD, NGC, TRD, YMK, KWI, SUM |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | 雪山登山 |
1/5(金) 21:00 集合
2018年の山初めということで新年の挨拶もそこそこに、
各々の冬山装備を車に搭載し大阪を出発。
1/6(土) 未明 美濃戸口到着
赤岳山荘の駐車場に到着後すぐにテントを設営。
寒さに耐えながら細かい幕営作業は入山した後の予行演習。
同日 7:30 赤岳山荘出発
各自朝食を簡単に済ませ、ビーコンチェックしていざ出発。
まずは赤岳鉱泉を目指す。
同日 9:00前後 道中
当日は天気にも恵まれ、赤岳鉱泉までの道中は気持ち良いものだった。
多くの人が訪れていることもあり、道も安定していた。
同日 9:30 赤岳鉱泉到着
Bチームは、初めて赤岳鉱泉のアイスキャンディを観る人がほとんどで、
皆アイスクライマーたちに目が釘付けでした。
ここで、トイレ休憩と、幕営装備のデポ。
冬山活動中では限られた飲食のチャンスとのことで、皆行動食をかっこみ
これからのアタックへ向けて補給。
同日 10:00 赤岳鉱泉出発
硫黄岳へアタック開始。気が引き締まります。
同日 12:00 道中
樹林帯を抜け、ピークが見えてきた。
KNSリーダーによると、「そよ風」レベルらしいが、2000メートル越えの冬山体験が初のBチームメンバーたちにとっては、凄まじい強風に感じた人も多かった。
同日 13:00 硫黄岳登頂
途中、体調不良と疲労から登頂せずに中腹で待機の判断をしたメンバーたちもいたものの、
Bチームとしては活動の中で久々の登頂を達成。
このとき、ザックにつけていた温度計は-14度を記録していた。
樹林帯を超えた冬山の気温をまさに肌で感じた。
同日 13:00過ぎ 硫黄岳下山
下山開始。とにかく気をつけて下る。
ツェルトをかぶってビバークしている待機メンバーと合流し、赤岳鉱泉まで下る。
同日 14:00 赤岳鉱泉到着
デポした荷物を回収し、小休止を挟みつつ本日の幕営地点である行者小屋へ出発。
同日 15:30 行者小屋到着
すでに多くのテントが設営されていたが、なんとかパーティ分の3張のテントの場所を確保。
幸い幕営場所の気候は安定しており、昨晩と同様に落ちついて設営できた。
しかし、夜中に強風が吹く可能性を考慮して今回は外張りの端に雪を敷き詰めるなど準備を怠らない。
同日 夕方 野営中
テントの中で本日の感想や自由な語らいをしつつ、夕飯。
フリーズドライのカレーとスープが沁みる。嗜好品も夏山に比べて多く摂取し、
いつもよりも水分を補給。翌日の赤岳アタックに向けて就寝。
1/7(日) 6:30 赤岳鉱泉出発
チーズリゾットを朝食にとり、昨日と同様にビーコンチェックをしてからアタック装備で出発。
同日 7:00 道中
行者小屋から赤岳までは開始早々急登が続くが、空は穏やかで、雲ひとつない。
近くの山の頂明るくなってゆき、次第に足元も明るくなっていく。
同日 8:45 硫黄岳登頂
途中、前日の疲労から登頂を断念しSLと共に幕営場所まで引き返す判断をしたメンバーもいたが、CL率いる大部分のメンバーで登頂。
空は晴れているものの、強風は続く。
しばし光景に見とれながらも、帰路へ。
同日 10:00 行者小屋到着
幕営を解除し、赤岳山荘まで帰路へつく。
同日 14:00 赤岳山荘到着
途中道の凍結に足を取られるメンバーもいたが、
無事に全員で下山。
感想
今年初の山行、そして冬合宿ということで、昨年の学びの集大成となりました。
特に11月から開始した冬山に対する座学やアイゼンワーク、歩荷、ラッセルワークを
思い出しながら臨んだ合宿でした。
座学やトレーニングではわからない2000メートルを超える冬山の自然の厳しさなどは
今回の合宿でよく理解できたことと思います。
そして、登った時の達成感や絶景、今回は冬山の厳しさも楽しさもそれぞれ知れたいい機会でした。
<行動記録>
1/6(土)赤岳山荘7:20~赤岳鉱泉9:30~硫黄岳12:55~赤岳鉱泉13:55~行者小屋15:10
1/7(日)行者小屋6:30~赤岳8:30~行者小屋10:00~赤岳山荘12:45
(MTD記)
山行期間 | 2017年12月16日夜~17日 |
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メンバー | NGS, SGY, KNS, ASI, SKT, YSZ, HJS, MTD, NGC, TRD, SUM, YMK |
山行地域 | 白山山系 |
山行スタイル | ラッセワーク |
12/16(土)
21時30分 三国ヶ丘集合
明日の天気予報を持ち寄る。北陸はかなりの降雪の見込み。
テンション上がる人、どんなもんか想像もつかない人、色々な思いを胸にいざ出発。
12/17(日)
2時過ぎに、紆余曲折がありながら白川郷道の駅に到着。
早速テントを張り、実戦を想定して、全ての荷物をテントに持ち込み就寝。
5時30分 起床
1時間で出発とのご指示のもと、テキパキと準備。
朝食は鶏ぞうすいで温まった。
テントから出るまで1時間。
6時50分 道の駅出発
トヨタ自然学校前に移動。地肌は見えない。一面銀世界。
最終準備を行なって7時40分出発。
ちなみにSKDリーダーは、ダンベルを忍ばせて25kgで歩荷ラッセル!
NGSリーダーからの本日の目標
・野谷荘司山ピークを目指す
・進めないときは、12時まで登れるところまで
鶴平新道の入口のある大窪に向かって移動し始めたが、50mで除雪終了。
早速林道ラッセル。トレースがかろうじて残っているので助かる。
500mほど進むと、開けた所となり積雪が増えトレースが消えはじめた。
先頭が深雪ラッセルの洗礼を受けてスピードダウン。交代しながらズンズン進んだ。
が、はて? 鶴平新道入り口が見当たらない。行き過ぎたか? 200mほど戻って、取り付きを探す。と言うより「決める」ことになった。
SGYリーダーによる雪面遊泳の結果、取り付きを「決めて」いただくことができた。
8時10分 標高785m
ここからは雪との格闘が激しさを増すとの見込みで、ここでワカン装着。初装着で手間取る人も。
(何ごとも事前練習しておきましょうね)
8時40分 ワカン装着完了、再出発。
早速登り開始、ノートレースのがっつりラッセル。
もがく。もがく。もがく。少しずつ、少しずつ。少しずつ進む。
約5分格闘するだけで、完全燃焼。そして二番手へと交代。先頭は再充電のため、道を譲り、最後尾へ。これをひたすら繰り返す。
繰り返すうち、分かってきたこと。
・2番手も意外とツライ。(当然、先頭がダントツにツライが)
・先頭と後ろの落差。後ろの方は約10人に踏み固められたトレースなのでフツーに歩ける。
・ラッセルがきついと、どうしてもペースは上がらないので、3番手以降は運動量が少なくなる。冷えに注意する必要性を感じた。
・2~3人のパーティだと、さぞ辛いだろう。
10時45分 標高875m
取り付きから約2時間。初めての休憩。取り付きから約100m登っただけ。樹林帯の中で風もなく、皆思い思いに行動食をほおばる。
約10分の休憩の後、再スタート。
相変わらすの腰までラッセル。気持ちとは裏腹になかなか進まない。
12時00分
行動ストップの設定時間となったが、高度を全然稼いでいない。これだと下りが早いぞと言うことで、もう少し登ることとなった。
ここまでに、各自3~4回は先頭を経験して、要領を掴んできたようだ。
身体を思いっきり傾けて、足を反対側に持ち上げて横から回してくる。そして出来るだけ目の前の立て壁に蹴り混む。
12時20分 965m
そろそろ縦一列ラッセル終了。ここからは、横一列ラッセル。50m先の大きな木まで、本日学んだラッセルテクニックを復習しながら各自がそれぞれのペースでもがく、もがく、もがく。
12時40分
全員が目標地点にたどり着いたところで、二度目の休憩。疲労困憊ヘロヘロの人がチラホラ。
ふと見下ろすと、横一列ラッセルのあとがエライことになっている。まるでゴジラが行水したあとのようだ。
ここでラッセルトレ終了。
13時00分
約20分の休憩の後、下山開始。踏みあとは固く、早い、早い。
13時30分 785m
あっという間に取り付き点まで戻ってきた。
時間も早いので、NGSリーダーからツェルトトレーニングの提案。
強風下で、体温を奪われないように休憩するためのツェルトの使い方を実習した。
ツェルトの中は温かく、訓練を忘れて一瞬くつろいでしまった。
注意点
・ワカン・アイゼン・ピッケルは、外しておく
・強風でツェルトが飛ばされないよう、常に誰かが「しっかりと」ツェルトを掴んでおく
・ツェルトの床の上にザックを載せて重しとし、その上に座る。
14時00分
駐車場に帰着。登頂なきアルピニストの1日は終わった。
今回は近年まれな雪の量だそうで、腰までのラッセルを体感できた我々はラッキー(?)であった。
おまけ
入浴後は、世界遺産「白川郷」を見下ろせる展望台で記念撮影。
さすが世界遺産。絵になるなあ。
(SUM記)