山行期間 | 2018.08.10(夜)~2018.08.13 |
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メンバー | OKD,KST,OSM,FRZ,KUS,AMM,NKG,ICK |
山行地域 | 北アルプス・後立山 |
山行スタイル | 縦走 |
今回の78期Bチームは夏合宿です。昨年のBチームは南アルプスを縦走されたようですが今年は北アルプスです。前回の火打・妙高の猛暑に続き今回はどのような経験ができるのか楽しみです。
8/10(金)
大阪出発組は21:30にモンベル前に集合。阪神高速の福島ICから入って、多賀SAでもう1組と待ち合わせ。その後は道の駅松川で待ち合わせし一同に扇沢へ。
8/11(土)
4:00扇沢着。お盆の影響で予定より時間がかかったため仮眠せずに出発とのこと。各自、朝食をとって出発の準備にとりかかります。山行に身体が慣れてきたのか不思議と仮眠しなくても気になりません。
出発に向けてトロリーバス扇沢駅へ移動すると、始発バスを待つ人達が結構並んでいます。始発バスは6:30みたいですけど…人気あるんですね。いつか自分もトロリーバスに乗るぞと誓い出発。日の出前の暗い中、霧の影響もあり視界が悪く道端に出てきた動物も何か確認できないまま、黙々と進みます。
大沢小屋で一休みして少し進むと雪渓が見えてきました。雪渓を歩くのを楽しみにしていたので軽アイゼンの出番かと期待が高まります。しかし、行っても行っても雪渓を迂回するルートに導かれます。数日前まで雪渓を歩いた記録がネットに出ていたのに雪渓の厚みが足りないのでしょうか。迂回ルートでも雪渓近くを歩くため冷気で身体が冷え、たまらずカッパを着込みます。
雪渓が終わり登りにくい砂のような道をひたすら登り続け針ノ木小屋へ到着。小屋の近くで雷鳥が出迎えてくれました。着いて早々テント場へ行き、4人用テント2張り分を確保。テント設営して休憩を挟みアタック装備で蓮華岳山頂へ。
今日は一日ガスやなと思いながら進んでいると、またも雷鳥と遭遇。今度はかなりの数で大家族。目の上が赤くなっているのがオスと先輩方から教えてもらいました。蓮華岳山頂付近でチーム数人から歓声があがったので振り向くと、ガスを一掃する風が吹いて晴れ間が!テント場や針木岳が一望できる絶景です!!晴れ間が出ると思っていなかったので何とも嬉しいサプライズ。
針ノ木小屋へ戻った頃にはテント場は一杯になっていました。テント場確保できてよかった。
8/12(日)
本日も混雑が予想されるためテント場確保に向けて2:00起床。出発まで1時間10分で準備でき、お褒めの言葉を頂きました。天候は霧で視界が悪く、暗がりの中、頼りのヘッドライトの光も届く範囲が狭まります。
針木岳~スバリ岳と霧の中を進みスバリ岳を過ぎた頃に晴れ間がでて黒部ダムが綺麗に見えてきました。その後は赤沢岳、鳴沢岳と山頂では霧がでて、コルでは晴れるという不思議な天候が続き10:50種池山荘へ到着。本日も無事にテント場を確保できました。山荘付近の池にオタマジャクシがいっぱい居ましたが、あとで調べたらサンショウウオの子供やったようです。
8/13(月)
皆で山頂で日の出を見ようと、起床時間を3:00に設定しました。またも天候は霧。雨に近いような霧。先頭を行く人はルートを慎重に探しながら進みます。先頭は道を間違えやすいので2番手3番手の人が注意してみてあげるようにと教えてもらいました。迷いながらも爺ヶ岳南峰へ登頂。しかし雨と霧で日の出が見れず。時間も少し早いので中峰へ。こちらでも、やっぱり霧は晴れず残念。今日は運が無いと思っていると、またも雷鳥と遭遇。今回は毎日、雷鳥と会えて何とも嬉しい。下山途中から晴れ間が広がり虹も出て良い締めくくりの山行でした。(ICK記)
行動記録:
8/10(金) 大阪~扇沢駐車場
8/11(土) 4:40扇沢駐車場~ 9:10針ノ木小屋~ 12:20蓮華岳~ 13:30針ノ木小屋
8/12(日) 3:10針ノ木小屋~5:00スバリ岳~6:55赤沢岳~7:55鳴沢岳~8:40新越山荘~9:40岩小屋岳~10:50種池山荘
8/13(月) 4:00種池山荘~ 5:05爺が岳中峰~ 6:05種池山荘~ 6:40種池山荘~9:10扇沢駐車場