| 山行期間 | 2011.7.15~18 |
|---|---|
| メンバー | KKD,NKN,WKM,NKZ |
| 山行地域 | 大峰 |
| 山行スタイル | 沢登り&縦走 |
吊り橋を渡るとはじまる中ノ川。
BIGな沢遡行の始まりだ。
いきなり泳いでます。
ここは名だたる滝が目白押し。
まずは地獄滝40m。
左岸を大きく巻き登る。
地獄の次は、極楽滝35m。
右岸を、ロープを出して安全第一。
十字峡を過ぎて、沢筋が右に曲がると淵の奥に牛鬼滝2段15m。
右岸の壁を一段上り、その後斜面をトラバース。
途中の立木でピッチを切り、続く立った岩壁は、残置のトラロープを頼りに登る。
その先は長淵。素敵なプール。
でも奥に手ごわいCS滝がゴウゴウ唸ってる。
そのまま右岸を巻いていくことに。
(上からみた長淵)
しばらく行くと、モジケ小屋。
トタン屋根が新しい。
あ~癒される~
たくさんの小滝を過ぎていきまして。
今日の幕営地はツチウチ谷。
たくさん枯木があって勢いよく燃え、今度は火に癒されました。
2日目
今日も癒されます!
ほら。
ほら。
ほーら!
水と光のコラボレーション!
カメラマンの腕もうなります。(しばし撮影ターイム!)
ウキウキ進んでいくと
ドデーーーン!!!
出た!黒滝40m。
(全部入りません)
ここは、ぐるっと右岸を大きく巻いて。
次は斜滝45m
右岸から。
上部は黒ナメ八丁とよばれる黒いナメです。
いい感じで進んでいきますと、水も涸れ・・・。
最後に涸滝8mを微妙な登りで突破。
その後は、ルンゼを落石に注意しながらひたすら登っていく。
そして最後は、きもちよく笹をかき分けて稜線の登山道へ。
登山道から10分上がれば、七面山(西峰)1616m。
ガスがかかって、東峰が時折みえる感じ。
幻想的。だーれもいません。
よーし、では、まいろう。
下山は、ここからクルッと半周して、吊り橋へと向かうLong 縦走コース。
七面尾を下辻山方面へ。
途中で地図にはない林道に出くわす。
???
だけど、忠実に尾根筋を行くことに。
急がば回れ!
いえいえ、今回だけはモジケ小屋森林軌道上部までズズッと続いていたようで。。。
2時間半後に再び出合ったときは軽い目まいが・・・(林道経由なら1時間半は時間短縮だったよう・・・)
でも、あまりヒトの入っていない感じの尾根道は、でっかい(熊の?)糞があったりしてちょっとドキドキさせてくれたり、きれいな自然林が広がっていたりで、かなり癒されました。
いやほんと。
こーんなにきれいに遡行ルートも見れたし。。。
よかったんだけど、モジケ小屋に着いたころには日没。。。
道を探してウロウロしたけど、暗い夜道はご用心。
モジケ小屋の川原でビバーグすることに。
まっくらな川面をホタルがたくさん舞って、長い一日を癒してくれました。
夜、雨。
朝、小雨。ときどきやむ。
昨夜も川をのぞくと小さな魚がたくさんなぜだか寄ってきて、いろいろお話ししたんだけど、今朝もいる。
ではカエルネ。
小屋の前に橋がかかっていて、それが吊り橋への帰り道だった。
時々雨ふる中、ズンズン歩いていく。
ふと、足元にころがってる木に、なにやらピロピロフニャフニャ踊っているのがみえた。
(((キャーーーぜったいヒルーーー!!!)))
心の中で叫んで、前にいるNKNさんに報告!
モタモタしてられない!止まってられない!スピードアーップ!
ただひたすら感知されないようタタタタタタタタと進む進む。
そしてもどってきた吊り橋。
お疲れさまの声ももどかしく、さっさと足元のヒルチェックをし、車に乗り込みました。
落ち着いた場所で、総点検。
出ました出ました。。。チュル初体験のWKMさんは、流れ続ける血に驚いていました。
(しかし確実にヒルは北上してきてるね)
こうして、Big & Longな中ノ川は、沢の要素をぜーんぶ体験して、無事終了。
みなさん、おつかれさまでした。
| 山行期間 | 2011.8.20 |
|---|---|
| メンバー | HND、MMG、TRN |
| 山行地域 | 雪彦山 |
| 山行スタイル | マルチピッチ |

「降水確率は70%」でしたが、前夜に出発。
朝の4時から6時に傘マークがついていたことを考慮し、5時起床とし、起きた時の様子を見て考えることにして近くで就寝。
夜通し雨は降り続け、時折激しい雨音がしていましたが、起床してみたら、雨はあがっていました。
土砂降りならばあきらめがつくのですが、雨も降っていないし、せっかく来たのだからと取り付きまで行くこととする。
岩は濡れていましたが、本日は人工の練習なので大丈夫かなぁということで登ることとなる。
みんな、がんばりやさんです。
場所は、
「雪彦山 地蔵岳正面壁 加古川ルート]
100m Ⅳ+ A1 3p と、とあるサイトに書いてありました。
(「登山体系」にのっているらしいのですが、持っておらず確認できないのでweb情報を参照に。)
↑
取り付きでの笑顔。
取り付きに行く道も濡れているので気をつけて慎重に。
・1p 35m Ⅳ A0
ハンガーがあるのですが、距離がフリーのような間隔なので、正直、人工では遠いと感じました。
しかも雨にぬれていたのでトップも登るのに少々難儀しておりました。
・2p 35m Ⅳ+ A0
リングボルトが連打されていて、人工ルートで1p目より快適に登れました。
・3p 40m Ⅳ+ A0
1p、2pより、壁が立っているように思います。
2p終了点から、トポと見比べたのですが、数ルートあるので正直、加古川ルートなのかは不明です。
上部で右にトラバースして、フリーで少し登り、そのまま登りきって、終了なのかもしれませんが、ヌンチャクが足りずに、左に再度トラバースしたところで3p目終了。
ロープも10メートルくらいは残っていたので、ランがとれれば、もう少し上で終了できたとのこと。
8時くらいから登り始めて、12時ぐらいに頂上に到着。
そのころから雨が降り出したので、荷物をまとめて、下山となりました。
今回もやはり蛭には遭遇しました。
靴下や靴についていました。
HND:3匹、MMG:2匹、TRN:1匹。
やはり、靴下の中にズボンを入れたことと、「蛭さがりのジョニー」を振りまいたからでしょうか、血を吸われることはなかったです。
蛭がいなければ、もっと頻繁に行きたいところです。
何より近いし、ルートもたくさんあるみたいなので。
今回もいい練習となりました。
本チャンでは晴れているときだけではないと思うので、濡れているところを登るのもまた勉強になりました。
以下、今回の名言。
「思い出とトレーニングで得た経験はプライスレス!」(by 蛭ず族)
| 山行期間 | 2011年8月12日(夜)~8月15日 |
|---|---|
| メンバー | 小門、西野、本田 |
| 山行地域 | 北アルプス 穂高周辺 |
| 山行スタイル | 継続登攀 |

<コースタイム>
| 8月13日(晴-曇) | 帝国ホテル前6:20―登山口6:35―西穂山荘8:40~9:20―西穂独標(11峰)10:10―ピラミッドピーク(6峰)10:35―チャンピオンピーク(4峰)10:50―西穂11:10~11:50―赤石岳12:30―間ノ岳13:05~13:30―天狗岳BV14:10 |
| 8月14日(晴-曇) | BV4:35―コブ尾根の頭6:05~6:30―飛騨尾根取付7:30―飛騨尾根登攀―ジャンダルム(終了点)9:40~10:45―奥穂11:40―白出しのコル12:20~12:40―涸沢岳13:00―北穂BV14:55 |
| 8月15日(曇時々晴) | BV5:10―ドームの頭5:30―ドーム中央稜取付6:25~6:45―ドーム中央稜登攀―終了点9:55―北穂TS10:45~11:00―涸沢小屋12:10~12:30―横尾14:10~14:25―徳沢15:10―上高地バスターミナル16:35 |
| 山行期間 | 2011/08/11~15 |
|---|---|
| メンバー | CL KTY、SL MSD、OOS、OKD、ARK |
| 山行地域 | 槍ヶ岳 |
| 山行スタイル | 縦走 |
記念すべき70期生対象の夏合宿の報告です。
8月11日大阪を夜半出発、あかんだな駐車場から1番バスで6時前には上高地に到着。
今回は、水俣乗越から北鎌沢に取り付きました。いつも通りのブヨの大群にまとわり付かれながら好天気に助けられて順調に登れました。
ただ、以前に比べて浮石が多かったように思うのですが、これも積雪のせいで毎年変わるのでしょうか?
北鎌ももはやメジャールート仲間入りなって以前見かけなかった山ガール、山ボーイのいでたちのお兄さんお姉さんが見受けられました。
おじさんが、ちょっと苦言を呈しますと生半可な知識での危険な行為が見受けられました。命のかかった行為ですので、きっちりとしたリーダーに指導してもらいたいものです。
* 穂高周辺の山小屋(もはや山小屋とは言えないかも?)みんな立派になっていました。
* 水俣乗越入り口、ここからは地図にはないルートです。でもこんなりっぱな道標がありました。
* 北鎌沢出合。
* 北鎌沢出合のテンバです。
* 北鎌沢のコルに到着(やはりブヨはいました)
* 独標と前穂北尾根
* 独標のアップ
* 槍はもうすぐです
* ロープなしで登りました
* いよいよ最後の登りです。
* これが全員です。
* 翌朝(日の出前)、南岳から涸沢の途中不思議な(ロケットの軌跡のような)ものを見ました。
* 北穂のテラスで大休憩。
* 涸沢の風景です。
* 屏風岩、絶対登ってやるぞ!!
* お疲れ様でした。
| 山行期間 | 2011年8月7日 |
|---|---|
| メンバー | KKD,WKM,NKZ |
| 山行地域 | 大峰 |
| 山行スタイル | 沢泳ぎ |
「ウオッ」
旭川林道終点まで行くつもりが、釈迦ヶ岳登山口との分岐に『7月31日より300m先崩落のため林道通行止め』の看板が。
まぁいってみようとダート道を進んだ。
ほんとだ。大きく崩れ岩がゴロゴロ落ちているうえに道もえぐれている。
あまごステッカーの貼られた車の隣に停めて準備を始めたら、KKDさんが声を出したのだ。
「ウオッ」と。
それはそれは大きい、KKDさんが今まで見た中で一番大きいというのがチョコンとついていた。ズボンに。
体長5cmはある。口をのばしたら。
そう、それはジャイアントヒルであった。
「えーっ?キャー!!(チェックチェックチェック)」
なんでこんなとこに!
30分歩いて沢に下りる。
打ち合わせ通り、下りたらすぐにチェック!
ふぇ~~~いませんように~と願いつつ、めくっていく。
「おったー」「おったおった」「あ~おる~~~」
ひとりに2~3ヒルついていました。。。
でももう安心。ここは沢中。
ここまでヒルも追ってはこまい。
今日の課題は泳ぎ。
しかし冷たーい。
腰までつかりながら、念のためロープを出して進んでいきます。
最初は「あっ、さかなが泳いでる」なんて余裕っぽく泳いでたのですが、沢幅が狭くなったところは水流がキツイ。
横泳ぎから平泳ぎから最後はクロールまで試みたけど、まったくダメ。おんなじとこを泳いでる。
両岸の岩を手掛かりにしようにも、つるつるでペタペタするばっかり。
だいぶがんばったが、体も冷えてきて、出る声もビブラートがかかってきた。
残念ながら戻ることにする。
あーしかし押し戻され流されている時の心地よさよ。
ガスを出してあったかい飲み物を飲むことにした。
気を取り直して、長瀞を今度は写真でアタックすることに。
2人のカメラマンが三脚を立て出した。
お日さまも時々日差しをなげかけ、沢水の緑が深まる。
穏やかな時間だ。自然からエネルギーをいただているなと感じる。
ひょこっと人が現れた。ちょっとびっくり。
滋賀県の二人組。
どうするかな?と思ったら、やっぱり泳ぎはあきらめて、なんと左岸を高巻いていった。
私達は、右岸の林道に登って戻り、先のアーチ岩をみにいくことに。
もちろんヒルちゃんに注意しつつ。
(でも日が差したため道も乾いていて被害なし!)
林道終点から沢に下りて中ノ川出合の吊り橋を過ぎるとアーチ岩。
お気に入りの写真は撮れましたか?
あっという間に時は過ぎ、そろそろ帰りましょう。
林道下の壁にはイワタバコが満開。
かわいいピンクの花です。
さあ、車まで早足早足!
おかげさまで被害少なし。
旭ダムの施設のアスファルト敷きの大きい駐車場に移動して最終チェック。
よーしよーしと緊張が解けた頃、首筋におやっ?(プチッ)
「あ”あ”-----」
ジャイアントじゃなかったけど、コヒルが。。。
2日たった今も赤くはれて丸い口の痕がカユイです。
宇無ノ川 長瀞に 押し戻されて 流されて
・・・今度は人工で突破するぞ。(ヒルちゃんのいない時にね)
| 山行期間 | 2011年7月23日~24日 |
|---|---|
| メンバー | HND、MMG、TRN |
| 山行地域 | 御在所岳 籐内前尾根 |

69期同期3人で錫杖左方カンテに行くためのトレーニングとして、御在所岳前尾根に行く。
天気予報は「晴れ」。降水確率は「0%か10%」くらいのはずでしたが、車に乗っての移動段階で雨が…。
「なぜか」でもありませんが、みんなで「判断あやまったかなぁ。明日、天気いけるかなぁ。」なんて言いながら向かう。
翌朝。天気「曇り」です。暑すぎると大変なので、ある意味、岩日和。
前尾根に向かって、3人でてこてこ歩いて向かいます。湿度が高くて、「むしっ」とします。
先日の台風で「四の渡り」の橋が流されたようで、板きれ一枚になっていたり、先々週に来た時よりも少し荒れたように思います。
籐内小屋でちょこっと休んで、わんこをみて、前尾根へ。
前尾根はいつでも大人気なので、今日も先行パーティー2パーティー3組いてはりました。
先行パーティーさんがいかはるまで、しばし待って、とりつき開始。
今日のトップ予定は、「やぐら」はリーダーが、それ以外のピッチはMMGとTRN。
あとだとへばりそうなので、元気なうちにトップをと思い挙手。
というわけで、下部はTRN。
P7 いつものごとく、独り言を言いながら登り始める。
P6 チムニーを登ろうといろいろ試したが、どう登っていいのやらわからず、リッジルートに舞い戻る。
たぶんP5 (籐内沢側ルート上部かな?)
先行パーティーの人が「こっちがおもしろいよ。」と言ってくれたほうに行く。
とんがったところに立って、向かいの壁によっと乗り移る。
「怖い、怖い。」と言いながらも、飛びつけました。
「う~ん」
↓
「よっと」
↓
「やった!」
登ったら爽快です!!
上部でMMGさんと交代。
マルチピッチデビュー。
さくさくっとのぼってはります。
ナチプロの練習を一所懸命にしていて、あっちにナッツ、こっちにカムとかけてくれてました。
若干怪しいかけ方のナッツがあったので、大爆笑してしましました。(すみません 😎 )
P2 「やぐら」
69期エースのHNDさんが、これまたサクッとナチプロをかけながら登らはりました。
さすがです。
去年2人パーティーで4時間、今回はほぼ3人で6時間かかりました。
やはり、3人だと、2人より時間がかかります。
ただ、トップが登っている間、フォローの二人が、結構ゆっくりおしゃべりができるという利点?がありました。(前尾根だからできるのかもしれませんが)
またその翌日。
「一の壁」
朝一番でとりつきに向かいトップ空身、セカンドはザックをしょって登る。
それぞれがⅣ~Ⅴのルートをリードして、下山。
今回は、3人で登る雰囲気がつかめたことが収穫だったかと思います。
それぞれがリード、支点づくり、フォローの確保等々、必要なことをしっかり練習できました。
リーダー曰く「手応えを感じた」とのこと。
私はもっと練習せんなと心新たに。
↑
ちっちゃくおまけ。
3人で登るとこんなことが。
ロープ、大混乱。
| 山行期間 | 2011.7.16~2011.7.18 |
|---|---|
| メンバー | NSN IWG KKD HND KSM |
| 山行地域 | 小川山 |
| 山行スタイル | フリークライミング |

小川山1日目 屋根岩2峰 セレクション 6P 5.8 ★★
小川山1発目は6pあるセレクションから。2パーティに分かれスタート。1P2P目はスラブ、花崗岩のおかげかフリクションがよくきく。3P目チムニーあり、4P目クラックありと楽しめる。木登りしてしまえばクラックをさけても上れるがNSNさんここはきっちりクラックをリード。5P はトラバースぎみに、最終6P目をクリアーすると屋根岩2峰の山頂へ。屋根岩3峰4峰を見渡せる景色はサイコー。この後NSN KSMは2峰の中腹あたりにあるトラバースルートのジェットストリーム へ。出だしが核心だがその後も全神経足先に集中させ、高度感あるスリルを味わいながらなんとか終了点へ。これっぽっちの余裕もなく残念ながらPHOTOなし。
| 山行期間 | 2011年7月17日~18日 |
|---|---|
| メンバー | CL.MSD,OOS |
| 山行地域 | 剱岳 |
| 山行スタイル | 岩登り |
何年ぶりかのCフェース、やはり剱はすばらしいかったです。
2日しかなかったので、この歳ではかなりきつい山行になりました。長次郎谷二股から取り付きまでOOSさんに遅れること45分、歳には勝てません。でも、岩に取り付いたらアルパイン初経験のOOSさんには負けません。すべてリードさせていただきました。OOSさんにとって初アルパインがCフェースとは一生の思い出になったのではないでしょうか。無事登れてよかったよかった。
MSD
ミクリガ池
雷鳥沢
平蔵谷
長次郎谷
ⅠⅡ間ルンゼ
六峰A、B、C、Dフェース
56のコルのラコステ?
1ピッチ目
KTYチームとお別れ
3ピッチ目
4ピッチ目
終了点に咲くイワカガミ
56のコルへは、最後は懸垂下降にて
源次郎尾根の末端に咲くニッコウキスゲ
剱沢に咲くチングルマ
地獄めぐり
| 山行期間 | 2011年7月13日 |
|---|---|
このたび40年以上お世話になった小野木ビルのルームから少し駅に近い鈴蘭ビルに引っ越ししました。
部屋も広くなり、備品も新しく買い換えましたので、たいへん快適になりました。
| 山行期間 | 2011年7月1日夜~2日 |
|---|---|
| メンバー | KKD NKZ NKN IGC WKM ゲスト2名 |
| 山行地域 | 大峰 |
| 山行スタイル | 沢登り |
| 山行期間 | 6月24日夜大阪発~25日~26日 |
|---|---|
| メンバー | Mチーム21名、Bチーム5名(男性18名、女性8名) |
| 山行地域 | 立山国立登山研修所 |
| 山行スタイル | 研修 |

一年ぶりに国立登山研修(文登研)をお借りして、遭難対策研修会を実施しました。
遭対の技術は、年に一度やっていても忘れがちです。日頃使っている技術をフルに使って仲間の命を助ける事が出来るように十分身に着けてください。新人の方もたくさん増えています。先輩は、後輩に遭対技術を継承して自分もレベルアップをはかってください。
* 目的
「知っている」技術から「使える」技術へのレベルアップをめざし、基本的なレスキュー技術の習熟をはかる。
* 研修内容
1)岩場での救助技術
① 基本技術の習得
② 自己脱出技術の習得
③ 懸垂救助 吊り上げ救助
2)確保技術・・・タイヤを落として確保姿勢、アンカーの大切さを確認。
3)渡渉技術・・・称名川で流された人を引き寄せる技術を習得。
4)登山道の搬送・・・ザイル確保によるシート搬送を行う。
5)登山道の搬送・・・ザックを利用しての搬送を行う。
6)雪崩による埋没者捜索救助技術の習得
7) GPS使用技術の習得
(資料)1.岩登りの基本技術 2.山岳遭難救助技術 3.登山道の搬送技術 4.渡渉技術
2011年6月5日(日)晴れ
創立70周年記念式典・祝賀会がホテル第一堺にて開かれました。

総勢109名のOB、元会員、現役会員が一堂に会し、盛大に70周年を祝しました。
最永年会員のNGC様は、在籍59年。
麻縄に塗った亜麻仁油で手がベトベトになりながらの岩登りの話など、歴史を感じる山の話もたくさん聞かせてもらいました。
たくさん開いた懐かしい面々とのおしゃべりの花・・・みなさん生き生きとされていました。
最後の山の歌では、どんどん歌声の輪がひろがり、参加されたみなさんの心が一つになったのでした。
| 山行期間 | 2011年5月2日夜~5日 |
|---|---|
| メンバー | MSD、KTY、KKD、OKD、OSM、ARK、NKZ |
| 山行地域 | 室堂~剣沢~奥大日岳 |
| 山行スタイル | 雪山登山&雪上訓練 |
2011年春。自然は猛威をふるった。
人知に及ばぬその力。痛感しつつ残雪多い春山へ。
5月3日(火) 晴れのちくもり
GW前半は天気も大荒れ。後半少し落ち着いてきた頃、出発。
朝、立山駅の上空は快晴。気持ちよい朝を迎えた。
天気が良いため駅前も賑やか。たくさんの人が山の方向を仰ぎみている。
バスに70分揺られて雪の世界へ。
ほんとに雪が多い。さあ出発!
室堂から雷鳥沢。ちゃんと雷鳥さんがお出迎え。
『初めてみた雷鳥』 ~感激のOSMさん撮影~
雷鳥沢から剱御前小屋へ向けての登りは、たくさんのスキーヤーとともに。
小屋を過ぎると、「あっ、剱!!」
グンと下って、剣沢。
風除けブロックを積んでテント設営。
そして雪上訓練へ。
雪上歩行と滑落停止を練習しました。
深まる闇の中、剱岳が浮かんでいました。
明日の天気などを心配しつつ、テントは静かになりました。
5月4日(水) くもりのち晴れ
夜中、風が強まった。
今日は奥大日岳にアタックの日。
起きるとガスにおおわれている。
そんな中、出発。
剱御前小屋で、しばし待機。
ストーブがあったかい。
気合を入れて出発。
グググーッと下っていくと、ガスもとれてきた。
そしてググググッと登って
奥大日岳(2605m)着!
今年も雪庇が大きくはりだしていたので、用心、用心。
さあ、きたルートをもどりましょう。
下って
登って
もいちど下る。
テント場に無事到着。
みんな達成感でいっぱい。
ニッコニコ。
そのあと、雪崩埋没者ビーコン捜索訓練へ。
その夜のテントは、にぎやかでした。
5月5日(木) 快晴
朝、剱岳が美しい。
今日は最終日。
さて、帰る前にもうひとつ訓練しておきましょう。
シート搬送です。
剱岳が見守る中、しっかり体で覚えこみました。
そして、本当に、最後の下りとなりました。
室堂へと向かいます。
昨日の奥大日岳へのルートがきれいに見えます。
室堂方面もばっちり。
サクサクサク・・・アイゼンをきかせてグググググーッと下り
最後の登り返しをふんばると・・・人がいっぱい室堂に着きました。
雪に大きく触れた3日間。
たくさんのことを吸収しました。
そして、やっぱり雪山はいいなあ。
さて次はどこにいきましょか?
| 山行期間 | 2011年4月28日(夜)~5月2日 |
|---|---|
| メンバー | YAS、KKD、HND、NSN、MEM |
| 山行地域 | 北ア、北鎌尾根 |
| 山行スタイル | アルパインクライミング |


湯俣からは昔の登山道は全て崩れ落ち、簡単には千天出合まで行かせてくれない。

この1コマだけを見れば春のアルパインとは思えない楽しいアプローチ。

雪の状態が悪く胸まで沈んでしまう。
昼過ぎより急激に天候悪化、雨と雷と風とみぞれ
天候変わらず、雨と雷と風とみぞれ
【コースタイム】
| 4月29日(晴れ-曇り) | 高瀬ダム:7時05分-名無小屋:8時30分-湯俣:9時30分-中東沢:10時50分-P2取付:15時50分-P2下部テント場:18時20分。 |
| 4月30日(曇り-雪みぞれ-雷-暴風) | 起床:3時30分-出発:5時00分-P4:7時30分-北鎌コル:11時30分-テント場:13時30分。 |
| 5月1日(雪みぞれ-雷-暴風) | 停滞 |
| 5月2日(晴れ-曇り) | 起床:3時30分-出発5:50分-独標:7時30分-槍ヶ岳:13時00分-肩の小屋:14時00分-白出沢:18時50分-新穂高温泉:21時00分。 |
| 山行期間 | 3月27日 |
|---|---|
| メンバー | MSD,OKM,YAS,OOU,IGC TKO,HND,MNM,TRN,OKD,OSM,KSM,ARK |
| 山行地域 | 北山公園 |
| 山行スタイル | ボルダリング |
西宮にある、北山緑化植物園駐車場に9時集合。
まずは、リーダーのIGCさんを先頭に、ぞろぞろとボルダリングマットを背負った異様
な集団がエレファント周辺地域に移動。
まずは初級スラブ7級で腕(足?)試し。
リーダーのIGCさんが見事な見本を見せてくれました。
初級スラブと言えども、最初の出だしから乗り込みにくく、最初は皆、冷や汗タラタラでしたが、皆がんばってゴールできました。
次のトライは、隣の岩にある、初級クラック7級。
ジャミングが決まれば、気持ちよく?登れます。
そのクラックの横には、エレファントノーズがあり、まっすぐ上まで行けば3級。
これを、YASさんは一撃。
さすが~アルパインチームのホープ![]()
途中、右に抜ければ、4級ですが、なかなか手ごわい。
そんな中、KSMさんが数回のトライ後、右に抜けてゴール![]()
やったね![]()
次は、場所を移動して、また民族大移動のように、ぞろぞろと木下フェースに向かう。
その地域にある、バーカーヘッドという大岩で、また、スラブ6級からトライ開始。
ここは、7級のスラブよりも、登りやすかったようです。
お次の課題は、スラブ面より左に回りこんだ所にある、ヒールフック5級。
これは、出だしから、乗り越すのに一苦労。(特に身長が低いと・・・)
そんな中、ARKさんが完登しました。
他には、マントル3級やトラバース初段に挑戦。やはり難しかった![]()
最後に、木下フェースに移動して、右4級の課題に有志のみトライ。
ここは、リーチがないと厳しいとのことで、敬遠者も・・・
最後の力を振り絞って、がんばって終了。
皆で楽しいひと時を過ごせました。
お疲れさまでした。
70期の皆様、これから仲間と共に、山、岩など、楽しんでいってくださいね。
ご参加いただきました先輩方、どうもありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いします。