山行期間 | 2011年1月30日(夜)~31日 |
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メンバー | KNS,TKO,OKD,KSM,ARK,MRN,KDO |
山行地域 | 武奈ヶ岳 |
山行スタイル | 雪山 |
29日の晩に、大阪を車で出発。
坊村の某所にて、テント泊。
寝る前に小宴会を楽しむ。
翌朝は5時半起床。7時出発。
標識に従い、御殿山コースへ向かう。
ジグザグの登山道を進んでいると、だんだん滑りやすくなってきて、アイゼン装着。
トレースはばっちりあり、ひたすら前進のみ。
やがて、雪が深くなり、歩きにくくなってきたので、ワカンに履きかえる。
深く沈まなくなったので、気持ちよく歩ける。
樹林帯の中も、快適だ~
今年はやはり雪が多い。
目一杯、雪を満喫するぞー!!
御殿山を過ぎ、ワサビ峠からいよいよ西南稜へ突入。
風が冷たく、小雪も舞う中、ひたすら武奈ヶ岳山頂を目指す。
もうすぐ、山頂だ!!
山頂は、あいにくガスってて、眺望はなし。
風も強く、めちゃくちゃ寒い。
山頂の標識には、海老の尻尾がりっぱにできている。
皆で記念撮影をした後、早々に下山開始。
下山の足取りも軽やかに、皆、元気一杯。
途中、また、ワカンからアイゼンに履き換えて、急斜面を慎重に下る。
どんどん高度が下がり、下の町が見えてきたと思ったら、登山口に到着。
お疲れさまでした。
雪を堪能できた山行でした。
山行期間 | 2011年1月8日(夜)~10日 |
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メンバー | KNS,ARK,MRN |
山行地域 | 大峰 八経ヶ岳 |
山行スタイル | 雪山 |
1月8日(土)
21時河内長野駅を出発。
天川村に近付くと車外は雪景色。
道路は除雪してあったが、所々アイスバーンになっていて
タイヤがスリップして進んで行く。
1月9日(日)
朝7時出発。
登山口からすでに20CM以上の積雪。
栃尾辻避難小屋到着にはすでに4時間ぐらい経過していた。
交代でラッセル
大峰のモンスター
頂仙岳のトラバースでは膝上のラッセル。
時間切れで、平な所まで引き返してテント設営。
今日の行動は終了。
1月10日(祝)
目を覚ますと大量の積雪で、昨日つけたトレースが完全に消えていた。
テント撤収後、下山開始。
下山方向を確認しながら進む。
斜面のトラバースは慎重に
やっと役場の駐車場に到着。
残念ながら八経ヶ岳には登頂できず。
宿題ができてしまいました。
長時間のラッセル、お疲れ様でした。
山行期間 | 2010年12月29日(夜)~1月2日 |
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メンバー | KNS,TKO,OKD,OSM |
山行地域 | 甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳 |
山行スタイル | 冬山合宿 |
2010年12月30日(木)雪
前夜、21時に三国ケ丘駅前を出発し、戸台を目指す。夜中の2時過ぎに戸台入り。戸台の河原の駐車場に入る前が核心。坂道で一部凍結。スタッドレスタイヤではあるが4駆ではないので、進めず。停車して、チェーンを巻く。これでなんとか駐車場に到着。ほっ・・
駐車場奥にテントを張って仮眠。
6時起床。7時過ぎ出発。
今年は駐車してある車が少ない。入山者も少ないのだろうか?
すぐに河原に入って、延々と河原歩きが続く。途中、数回渡渉する。
曇り空から小雪が舞ってきた。
プラブーで河原歩きは堪える。早くちゃんとした雪の上を歩きたい!!
角平衛沢出合は、鋸岳に登る人との分岐である。
数パーティーが鋸岳方面に進む。
私達は直進。
やがて、核心の凍結した丸太橋に到着。
面倒だが、冷たい川に落ちるのを避けるため、アイゼンを装着。無事、渡る。
ここからしばらく進むと、ジグザグに斜面を登って行くことになる。
今度はここが第二の核心となる。
また、一部、凍っていて、壺脚では滑る滑る・・
結局、また、アイゼンを装着し、以後、履いたまま進む。
樹林帯の中をどんどん進み、積雪量も増えてきて、いい感じ~
大平山荘が見えてきて、ここからしばらく行くと、ようやく林道に出る。
本日のテン場は、駒仙小屋のキャンプ場。
やはり、テント数がかなり少ない。
テント受付に行くと、小屋の人に、「2つ玉低気圧が来てますから、天気悪いですよ・・。入山してる人も少ないので、先行トレースもないと思ってください」と言われ・・、着く早々、意気消沈。
テントに入って、とりあえずティータイム。
いつもは、小屋の前の水汲み場で、冬でも水が出ているのだが、今年はないようで、沢の水を汲んで、煮沸して飲んでくださいとのこと。
行動食の残りを出し合って、つまみにし、お酒もでてきて、小宴会。
時間になると、夕食も作り始めて、日が暮れていく。
さて、明日の天気はいかに?
確かに天気図を描くと、低気圧が一杯あるようだが・・
晴雄パワーに期待
2010年12月31日(金)晴れ
5時起床。7時過ぎ出発。
今日は甲斐駒ヶ岳を目指す。
昨日は一日中雪が降り続き、テン場もかなり雪が積もった。
仙水小屋までもトレースはバッチリ。
小屋から先もトレースがあり、ラッキーと思っていたら、先行者が見えてきた。
5人ほどのパーティーで、ラッセルに苦労している。
仙水峠で追い付き、今度は私達が先頭で行かねばと行きかけると、後続のパーティーのうちの二人が先行出発。彼らはラッセルに慣れているらしく、速いのなんのって。
必死で、後を付いて行って、交代でラッセル。
深い所では胸まで潜り、なかなか前に進まない。
新人2名は、初ラッセルに疲労困憊。
まあ、無理もない。
やがて、後から、休憩していた先行パーティーの5人組がやってきて、皆で交代でラッセルしながら進む。
ふと、2時間近く休憩してないことに気づき、私達は休憩のため離脱。
久しぶりに口にする暖かい飲み物と行動食にほっとする。
富士山が遠くに顔を出し、空はどこまでも青い。いい天気
樹林帯を抜け、駒津峰を目指す。
アイゼンを引っかけないように、慎重に進む。
風も強くなり、飛ばされないようにしながら一歩一歩確実に前進。
ようやく、駒津峰に到着。風が避けれる所で休憩。
すでに13時前で、時間切れ。これから先に進んでも、体力も持たないと判断。下山することに決定。
ここから先に進んだのは、結局、当初の先行パーティーのみ。
下りは、速い速い。トレースがしっかりあるので、楽ちん
途中、登ってくるパーティーに出会ったが、彼らはどこまで行く気だろうか?
仙水峠で大休憩。摩利支天が良く見える。氷瀑化した滝も見える。
眺望を満喫して、テン場に戻る。
今日は大晦日ということで、夕食は年越しそばを頂く。
ああ、今年も終わり・・
2011年1月1日(祝)
3時起床。5時出発。今日は仙丈ヶ岳を目指す。
ヘッドランプを点けて、テン場を出発。
樹林帯の中をジグザグに進む。
とても静かで、雪を踏みしめる音だけが響く。
やがて、初日の出がお目見え
昨日、仙丈ヶ岳に登った人がいたのか、トレースはバッチリ。
今日は先行者は一人だけのようだ。
4合目、5合目と順調に高度を稼ぎ、森林限界手前で、アイゼンを装着。かなり寒い。
普段は行動着は着ずに、アンダーシャツの上にヤッケだけだが、今日は行動着を着て、その上にヤッケを着る。目出帽も装着。準備万端。
森林限界を超えると、風は冷たく、頬に突き刺さる。目出帽をすっぽり被っても、目は出てるので、まつ毛が凍る。サングラスを掛けると曇って前が見えにくい。取ったり外したり・・
小仙丈ヶ岳にようやく到着。
ここからの眺望もなかなかすごい。
富士山や北岳も見え、圧巻だ。
ここで休憩し、ここから先は諸事情により、2名のみで行く。
トレースはあるが、途中、一ヶ所、急斜面では完全に無く、先行者が交代でラッセルしていた。
トラバースでは、アイゼンを引っかけないように慎重に進み、ようやく念願の仙丈ヶ岳山頂に到着。
しかし、それまで眺望が良かったのに、山頂に着く頃にはガスで眺望なし。残念。
気温-16℃。この寒さのため、デジカメが反応せず、写真撮影を断念。
慎重に、来た道を戻る。
樹林帯に入って、ほっとし、残り2名が待つ5合目まで一気に下る。
「ホーホイ」
合図して、合流。
大滝の頭で大休憩。
4人そろって、テン場に戻る。
2011年1月2日(日)
今日は下山のみ。
3時に起床し、テント撤収。
竹ペグを掘り起こすのに苦労する。
それでも、予定通りの5時に出発。
ヘッドランプを点けながら、キャンプ場を後にする。
林道をてくてくと進み、やがて樹林帯に入る。
どんどん下って行き、ジグザグに進む。
樹林帯を超えると、あとは河原歩き。
ひたすら駐車場目指して進む。
9時半前に到着。
お疲れさまでした。
仙流荘で汗を流してスッキリして、ついでに昼食も食べる。
あとはひたすら車を走らせて、帰阪。
この冬合宿で、雪山の楽しさ、辛さ、怖さ?も体験できたことでしょう。
この経験を今後の雪山に生かしてください。
山行期間 | 2010年12月17日(夜)~19日 |
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メンバー | SMZ,KNS,TKO,OKD,KSM,ARK,MRN |
山行地域 | 越百山 |
山行スタイル | 雪山 |
12月18日(土)
某道の駅にて、仮眠。
車に乗り込んで、登山口駐車場まで移動。
出発準備完了で7時40分頃に出発。
途中、道の側面につららが並ぶ光景に出くわす。
福栃平から登山道になり、ジグザグに進む。
初めての雪山、ワクワクドキドキ・・・
進むにつれ、ザックの重荷が辛い・・
足取りも重くなり、プラブーの歩き辛さも応えてくる。
目の前には、まだまだ登りが続く・・
1時間ごとに休憩してはいるが、次第に疲労が増す。
雪の量も多くなる。
やがて、トラバースしながら、雪面を進む。
壺脚なので滑落しないように、靴を雪面に踏み込み慎重に前進あるのみ。
そして、とうとう小屋の屋根が見えてきた。
到着~
ゆっくりする暇なく、すぐにテント設営のための整地に取りかかる。
まずは足で雪をならし、その後、スコップで整えていく。
ようやく、テントを広げて張る。
フライに竹ペグを付けて、雪に埋める。
何もかも初めての経験。
なるほど、こうするのか!
ようやく、テント設営完了。
避難小屋が空いているので、そこでティータイム。
身体が温まったら、行ける所までトレースを付けに出発。
わかんを装着し、空身で、初めてのラッセルに挑戦。
誰もまだ足を踏み入れてない雪の上に、自分が最初にトレースをつける気持ちよさ!
最高!!
昼から晴れてきて、太陽光がキラキラと雪面に反射して、なんてきれいなんだろう。
皆で先頭を交代しながら、ラッセル三昧。
森林限界が終わる所で、本日のトレース作りは終了。
ここからの眺望も、最高!!
越百山の山頂と月がマッチング。
しばらく眺望を満喫してから、来た道を戻る。
夕方になると、さすがに寒くなってくる。
さあ、お待ちかねのディナータイム。
今夜は小屋は誰も泊まらないようなので、小屋内で夕飯を作って食べることにする。
今夜のメニューはSMZシェフの闇鍋。
雪で水を作りながら、鍋の準備も着々と進む。
キャベツ、にんじん、大根、玉ねぎと生野菜が出てくる出てくる・・
これを運んでくれたARKさん、お疲れ様&ありがとう~
乾燥椎茸、ほうれんそう、キムチ、厚揚げ、肉・・
秘密の調味料、etc.
そして、ついに完成しました。
アツアツの鍋に下鼓・・
う、うまい~~~
どんどん具を食べて、2度3度と調味料で味を変えていき、その度においしさが増す。
もう、最高に幸せな時間を皆で共有できました。
SMZさん、どうもありがとうございました。
食べ終わると、また、冷気が身に染みてくる。
新人4名とリーダーで一番年若のTKOの総勢5名がテントで寝ることになる。
雪山テント生活の極意を聞きながら、眠りにつく・・・
12月19日(日)
4時45分起床。シュラフ、シュラフカバー、マットを片付けて、小屋に移動。
小屋で朝食作り開始。
昨日の残ったスープにご飯を入れて、雑炊。
これがまた、うまい!!
たっぷりとお茶も飲んで、アタック装備で出発。
今日はワカンではなく、アイゼンを装着して、越百山を目指す。
昨日のトレースがあるので、森林限界まではスムーズに進む。
そこから先は、未知の世界。
冷たい空気が頬を刺す。
目出帽がありがたい。
山頂が見えてきた!
山頂直下は、トラバースをするので、慎重に進む。
CLのSMZさんの「しっかりアイゼンを効かせて、谷側の足は下向きで、山側の足はまっすぐで進む。アイゼントレーニングでしたことを思い出せ!」と檄が飛ぶ。
緊張が走る。
でも、大丈夫。新人達は臆せず、前進。
そして、とうとう、待望の山頂に到着。
皆で握手して、記念撮影。
快晴で、雲海もすっごくきれい。
穂高連峰、南アルプス、富士山、御嶽山、乗鞍岳と、絶景に息を飲む。
来れて、良かった~
新人達の感動はひとしおです。
山頂から少し離れた、もう一つのピークに移動。
ここからの眺望も、また、最高~
ここの岩陰で、テルモスの暖かい紅茶を頂いて、ほっこり。
皆、笑顔で、最高だね。
帰りは下りなので、慎重に来た道を戻る。
テン場に着くと、すぐに撤収作業開始。
皆で手分けして、迅速に行動。
私達だけの貸切テン場にさようなら。
昨日のトレースをたどって戻る。
途中、転んだ人もいたけど、皆、無事に下山。
お天気に恵まれ、アイゼンもわかんも実践できて、プレ冬合宿山行は終了。
さあ、次は本番。
楽しみだね~
山行期間 | 2010年12月5日 |
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メンバー | KNS,KMD,TKO,OSM,KSM,ARK,MRN,KDO |
山行地域 | 岩湧山 |
山行スタイル | 担荷 |
12月5日(日)晴れ
メンバー:前夜、いつもの場所で納山祭が行われ、皆で鍋を囲み、OBも交えての歓談で楽しいひと時を過ごす。
朝、その後片付けをし、当日合流の3名を交えて、合計8名でボッカに出発。
石でザック重量を20KGにしてからは、重さがズッシリ
滝畑までは下りがほとんどなので、さほど苦労せずに到着。
しかし、ここから先が正念場。
ジグザグに斜面を登って行き、時折、出現する階段では段差が合わず、重荷の身には辛い
本来、岩湧山山頂までは滝畑からはノンストップで行くのだけど、まあ、新人ということで、1時間ぐらいで休憩を取る。
そこを、MチームのOUEさんが颯爽と通り過ぎていく。
この後、またまた、階段が続き、ああ、しんど・・
鉄塔を過ぎ、樹林帯の中を進み、ようやくススキが見えてきて、また、階段が出現。
さすが
30KGを背負って、すでに山頂を踏んで折り返してきてる。
「がんばって」と励まされて、いざ、最後の苦行の階段を進む。
そして、ようやく、待望の山頂に到着。
重いザックを下ろして、まずはストレッチ。
今日は天気がいいので、たくさんのハイカーで賑わっている。
先着のOUEさん達も、くつろいでる。
行動食を食べて、しばらく眺望を楽しむ。(関空も見えました)
さあ、あと半分。槇尾までがんばらねば・・
今度はKMDさんを先頭に、下って行く。
三国山方面が良く見えました。
かなり、足にも疲労が溜まってきて、下りでも、ガクッとなることが・・
慎重に進まないと、危ない危ない
滝畑までは順調に戻る。
そして、ここからが最後の試練。
アップダウンを繰り返し、ちょうど1時間ぐらいの場所で休憩。
すると、MチームのISIさんがやってきて、滝畑まで一人でボッカとのこと。
がんばってますね~
さあ、あとは石捨て場までレッツゴー。
最後の核心、急登を終え、階段を上がり、そして、待望のゴール!
ザックから石を出して、元の場所に戻す。
ああ、羽根が生えたようにザックが軽くなる。
ここから、あとは駐車場へ。
20分ほど、テクテクと下って行く。
16時半に到着。
7時間のトレーニングが終了!
お疲れさまでした。
初めてのボッカ体験のOSMさんとMRNさん、靴のソールが剥がれるアクシデントでも歩き続けたKDOさん、すでにボッカ経験者のKSMさんとARKさん、皆、がんばりましたね。
さあ、冬山が待ってますよ~
山行期間 | 2010年11月19日(夜)~21日 |
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メンバー | KNS,SMZ,TKO,OKD |
山行地域 | 別山 |
山行スタイル | 雪山 |
11月20日(土)
19日(金)の晩に大阪を車で出発。翌日の1時半頃に市ノ瀬に到着。
車内(1名は車外)にて仮眠し、6時過ぎ起床。
眠い目をこすりつつ、出発準備。
Mチームの白山隊も出発準備中。
7時半前に駐車場を出発。
下界は全然雪がなし。
登山道を黙々と突き進む。
だんだん汗ばんできて、曇りからになり、暑い~
高度が上がるにつれ、ようやく雪が現れる。
視界も開けてきて、いい気分~
途中で共同用の水を2リットル汲み上げ、重くなったザックを物ともせず、チブリ尾根避難小屋に到着。
結構、雪が積もってる。水を汲み上げる必要はなかったみたい・・・
まあ、いいでしょ。冬山トレーニングで来てるんだから、ボッカになって
小屋はたいへんきれいで、トイレも臭いもなくきれい
アタック装備で、別山に向かう。
樹林帯の合間から、目指す別山がきれいに見える
目標物が見えてきて、俄然ファイト一発
しかし、ここからが長い・・
ジグザグに登っていくも、途中で雪が深くなり、トレースはあるものの、先頭者は辛い
時にズボッとはまる。
ようやく樹林帯を抜け、どんどん尾根を登りつめると、御舎利山に到着。
ここで、上着や帽子、手袋、アイゼンを装着して、もうすぐそこに見える別山に進む。
快晴で春山のような陽気の中、だんだん別山が間近にせまり、振り向けば白山。
そして、待望の別山山頂に到着。
皆で握手して、山頂の標識前で記念撮影。
360度の大パノラマを満喫。
やっぱり、極めつけは白山の雄姿
北アルプスの穂高連峰に、御嶽山、乗鞍岳が良く見えました。
十分に眺望を堪能してから、下山開始。
小屋目指して、まっしぐら~
小屋に到着すると、期待したとおり、誰もいない。
今夜は貸切だ
まずはお湯を沸かして、ティータイム。
ほっこりして、落ち着いてから夕食作り。
アルファ米に、SMZさんこだわりの豚汁
生のたまねぎを切り、乾燥の具材をたっぷりと入れた具だくさんの豚汁。
もう、最高~においしかったです。
皆、超満腹になりながら、お酒も飲みつつ、新人のOKDさんのために、水作りの実践練習。
20時前に、天井からツェルトを2枚垂らして、すきま風除けにして就寝。
温かく眠れました。
11月21日(日)
今日も天気が良さそう~
本日は下山のみなので、ゆっくりと起床。
雑炊の朝食を取り、パッキングと小屋の掃除。
帰る時は来た時よりもきれいに!
避難小屋利用の鉄則です。
7時半頃に出発。
昨日、喘ぎながら登った尾根をドンドンスピードアップして下って行きます。
高度が下がるにつれ、気温も上昇。
暑い・・
雪もだんだん少なくなり、樹林帯の中を落ち葉を踏みしめながら下って行きます。
やがて、駐車場が見えてきて、下山終了。
お疲れさまでした。
天気に恵まれ、充実した山行ができました。
さあ、お次は。
白峰総湯に入って、さっぱりすっきり~
高速道路も渋滞に巻き込まれずにスムーズに通れて、夕方には帰阪。
次回の冬山トレーニングでは、ラッセルの練習をしなきゃね
山行期間 | 2010年11月6日(夜)~7日 |
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メンバー | KNS,TKO,OKD,KSM,ARK |
山行地域 | 屯鶴峯、葛城山 |
山行スタイル | アイゼンワーク 担荷 |
前夜に近鉄上ノ太子駅に集合し、歩いて屯鶴峯へ。
適当な場所にテントを設営し、小宴会後就寝。
翌日、5時起床。6時からアイゼントレーニング開始。
アイゼンを付けるのが全く初めてのKSMさんとARKさん。
最初はおっかなびっくり、へっぴり腰でした。
だんだん慣れてきて、歩きがスムーズになりました。
こんな登りでも、へっちゃらだい!
2時間ほどトレーニングして、ダイトレの登山口に移動。
石を拾い集め、20KGほどにして、いざ出発。
天気は曇りで、時折吹く風が気持ちいい。
まさにボッカ日和~
最初は元気だったけど、階段が何度も続くとさすがにしんどい
しかし、今日はなんとしても葛城山まで行くのだとリーダーのKNS氏。
その強固な意志の下、皆一丸となって、黙々と葛城山を目指す。
だが、眼前に階段が現れると、またかと一同絶句。
山頂間際の階段の連続に、くじけそうになるも、迂回路の自然探究路に行きたいと思う気持ちを抑え、あえて階段を登る。
一歩一歩足を出して、階段を登る。
あと少し・・・
ようやく階段が終わり、いつもの石の捨て場所に到着。
石とはおさらばしたけど、前泊用装備もあるのでそんなに軽くなった感じがしない。
でもでも、少しは楽になったな・・
せっかくだから、山頂まで行き、ススキを拝む。
下山は北尾根コース。
下る前に、紅葉を満喫。秋だな~
下山は1時間。
グッドタイミングでバスに乗り、御所駅前へ。
車内で皆、居眠り
お疲れさまでした。よく頑張りました。
本番の冬が待ち遠しいね
山行期間 | 2010年10月24日 |
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メンバー | TKO,KJI,KSM,ARK |
山行地域 | 金剛山南尾根 |
山行スタイル | 担荷 |
朝8時半に紀見峠駅を出発。
まだ石を詰めてないので身軽でハイキング気分~
住宅街を抜け、畑の横を通り、ようやく登山口へ・・
ここはうっかりすると見落として通り過ぎてしまいそうなので、要注意。
ようやく、山らしい雰囲気になり、樹林帯の中を進む。
そして、とうとう山ノ神に到着。
ここで、石を拾い集めて、男性20kg、女性18kgにザックの重量を調整。
ずっしりと重くなったゼックを背負って、出発。
するとすぐに、目の前に階段の急登が・・・
ゆっくり登る。
しかし、だんだん苦しくなってくる。
背中の重荷がどんどん重くなってくるような気がする。
ようやく、急登を終えると、ほっとする。
階段のない登山道になると、なんかうれしくなる。
ボッカ初体験のKSMさんとARKさんは、ザックの重さにびっくりしたよう。
でも、しっかりと歩いてきてくれてる。
最初の休憩は、西ノ行者。
ここはベンチもあって、なかなかいい雰囲気の場所。
ザックを下ろして、つかの間の安らぎ?
すぐにまた出発。
誰にも会わない静かな登山道。
快適だけど、あいかわらずザックの重さが身にしみる。
西ノ行者からは、先頭をKJIさんに行ってもらう。
そして、ようやく、行者杉に到着。
ここは広くて、大休憩には持ってこいの場所。
しかし、行動食を食べるとすぐに出発。
しばらく行くと、なんと団体に遭遇。
神福山を過ぎて、千早峠に向かうも、時間切れで戻ることにする。
夕方から雨の予報なので、降る前に下山しないとね。
行者杉に戻ると、あの団体が休憩を終えて出発するところだった。
彼らが去って静かになったところで、休憩。
皆、腰や足が痛くなってきている。
手の指はむくんでパンパン。
ここでの休憩も10分足らずで終了。すぐに出発。
足に疲れが出てきてるので、転ばないように慎重に進む。
西ノ行者に着くと、また、団体が休憩中。
仕方ないので、先を進んで、静かな場所で休憩。
皆の頭には、あと少しで、この重荷ともおさらば!という考えばかり・・
休憩中に団体が追い越して行く。
しばらくして、私達も出発。
あと少し・・とそればかり念じながら、ひたすら、足を動かす。
ザックのショルダーハーネスが肩に食い込み、もう、限界が・・
と、団体が休憩中のようで、にぎやかな声が・・
その場所から、少し行けば、あの山ノ神に着く!
俄然、奮起して、最後の力を振り絞り、黙々と歩く。
そして、とうとう、看板が見えてきて、山ノ神に到着。
ザックを投げるように下ろして、石を元の場所に戻す。
羽根が生えたように軽くなったザックを背負い、今度は駅を目指す。
どうやら、雨には合わずにすみそう・・
15時過ぎには、紀見峠駅に到着。
皆、よく頑張りました。お疲れ様~
冬合宿のトレーニングでした。
山行期間 | 10月8日(夜)~11日 |
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メンバー | SMZ,KNS,TKO,KJI,OKD,OSM |
山行地域 | 甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳 |
山行スタイル | 秋山 |
10月9日(土)雨
午前2時頃に仙流荘の駐車場に到着。
車内にて仮眠し、5時起床、6時前に臨時バスに乗り込む。
7時前に北沢峠に到着。
10分程で、北沢駒仙小屋キャンプ場に到着。
テントを設営し、小雨の中、アタック装備で甲斐駒ヶ岳に向かう。
樹林帯→ガレ場→樹林帯を進み、駒津峰に到着。
天気が良ければ、ここからの眺望もいいのだが・・・
めげずに、甲斐駒ヶ岳のピークを目指す。
岩尾根直登コースを選んで、岩を乗り越えて行く。
雨で滑りやすいので慎重に・・・
どんどん高度が上がり、やがて山頂へ。
山頂で皆で記念撮影。
眺望がなくて残念。
帰りは砂礫斜面コースを行く。
これまた滑りやすいので、慎重に進む。
左手に摩利支天を見ながら、どんどん下る。
やがて岩尾根直登コースの取付に合流。
そこから駒津峰→双児山を経て、樹林帯を延々と下る。
ようやく長い下りを終えて、北沢峠に戻る。
そして、テン場に戻り、冷えた身体を温めるべくティータイム。
ほっと一息。
テントの中での語らいが続く・・・
夕食はトマト鍋で、身体も心も温まりました~
しかし、テントのフライが機能せず?
天井から雨漏りが・・・
さて、明日の朝はいかに?
10月10日(土)雨のち曇り一時晴れ
雨が一晩中降り続き、テント本体もかなり濡れている。
雨が止んだ隙に、出発。
今日は仙丈ヶ岳に向かう。
雨は次第に止み、途中でカッパを脱ぐ。
樹林帯を進み、森林限界を超えると青空が!
紅葉と青空、何とも言えない絶景だ。
やはり、眺望がいいと元気が出て、やる気が起こる。
小仙丈ヶ岳への急登も、なんのその!
やがて、山頂が見えてきて、テンションも最高になる。
あいにく、山頂に着く頃にはガスが出てきて眺望が・・・
しかし、時折、ふっとガスが切れて、甲斐駒ヶ岳が顔を見せる。
山頂で大休憩をして、帰りは仙丈小屋と馬ノ背ヒュッテを経由し、五合目へとトラバース。
樹林帯の合間から、北岳を望む。
樹林帯をどんどん下り、ようやくテン場に戻る。
晴れ間が広がり、あわてて、昨夜濡れたシュラフやシュラフカバー、ザック、カッパなどを干す。
外で乾杯をして、小宴会をしていると、また雨がパラパラと・・
あわてて干していた物を取りこんで、私達もテントの中に移動。
ティータイム→夕食へと突入。
明日は下山で、早立ちなので19時前に就寝。
テントが濡れてないので快適~
10月11日(祝)快晴
3時起床。
昨夜は雨が降らなかったのに、テント本体が濡れている。結露?どうもフライに問題があるようだ。
4時15分出発。
戸台大橋まで歩いて戻り、10時40分のバスに乗って駐車場まで戻る予定。
ヘッドランプを点けて、樹林帯に突入。
迷わないように、しっかりと周りを確認しながら進む。
どんどん下って行き、やがて戸台川に出る。
河原を歩き、対岸に渡渉を何回か繰り返す。
滑りやすい石もあって、水没しないように慎重に渡る。
途中、何人か、鋸岳に登る人に出会う。
人気のある山なんだなー。
4時間半程で、戸台大橋に到着。
バスの時間まではかなり余裕があり、SMZさんが役場の軽トラに便乗して、駐車場まで戻り、車で迎えに来てくれる。さっすがー!!
駒ヶ根に移動して、こまくさの湯で汗を流し、おいしい蕎麦と南アルプスの絶景を堪能して帰ってきました。
新人の皆さんは、かなり体力がついてきて、頼もしいかぎりです。
今回の偵察が冬合宿に生かされることを願ってます。
山行期間 | 2010年9月17日(夜)~20日 |
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メンバー | SMZ,KNS,TKO,OKD,OSM,KSM |
山行地域 | 北アルプス 赤木沢 |
山行スタイル | 沢登り |
9月18日(土)
前夜に大阪を車で出発。途中、高速道路を走行中、車の左横後の窓ガラスが割れるというハプニングに合うも、無事、有峰のゲート前に朝の3時過ぎに到着。車中にて仮眠。
6時にゲートが開き、通行料を払って、折立を目指す。
折立では、すでに満車状態で、道路脇に駐車。
登山口から、気合いを入れて出発。
樹林帯の中の急登を喘ぎながら、登って行く。
ようやく、樹林帯とお別れして、眺望を楽しみながら進む。
しかし、だんだんガスが出てきて、眺望がなくなる。
石ゴロゴロの登山道を黙々と進む。
ようやく、太郎平小屋の赤い屋根が見えてきた。
木道を歩いて行くと、小屋に到着。
テントの受付を済ませ、ここから15分程の薬師峠キャンプ場に移動。
平な所に6人用テントを設営し、休む間もなく、薬師岳登山に出発。
アタック装備で身軽になったけれども、急登続きで、疲れる疲れる・・
稜線に出て、まだまだ続く道程に、一同、ため息・・
しかし、ここで負けてたまるか、皆、黙々と進む。
14時17分に、薬師岳山頂に到着。
皆で握手をして、記念撮影。
ガスで、眺望が良くない。でも、一瞬、晴れて、北薬師岳方面が顔を出す。
20分程滞在して、出発。
下りは特に慎重に!
16時過ぎにテン場に到着。
すぐに夕食作りに励む。
メニューは、玉ねぎたっぷりのスープカレーに、きのこご飯。
めちゃうまで、おかわりしまくり~
超満腹になり、初日の疲労もあって、皆すぐに爆睡。
9月19日(日)
3時半起床。5時前出発。
ヘッドランプを点けて、いざ、薬師沢小屋へ!
途中、木道でかわいいおこじょに遭遇。
約2時間で、小屋に到着。
ここで、トイレを済ませ、沢装備を装着。
いざ、赤木沢へ出発~
奥ノ廊下を進み、まず、水の透明度にびっくり!
そして、冷たさにも・・・
やがて、ウマ沢出合へ・・
ここから、赤木沢へと入る。
次々に滝が現れ、皆、大歓声~
ナメ滝も、それはそれは美しい・・
でも、今回は水量が多いようで、水の勢いがすごい!
その水しぶきを浴びながら、登る快感。
どんどん登る。
泳ぐと、冷たい!!
そして、いよいよクライマックスの大滝。
沢の水がどんどん少なくなり、源流に来て、遡行終了。
稜線目指して、どんどん登る。
途中、沢装備を外して、登山スタイルになる。
そして、草原に出た~
ここで大休憩。
お目当てのブツを、皆、必死で探す。
しかし・・無い・・・
あったー!!
でも、非常に少ない・・
貴重なそれは、ブルーベリー!!
この甘酸っぱさが最高に美味。
自然の恵みに感謝。
北ノ股岳を経て、テン場に戻る。
天気に恵まれ、最高の遡行ができて、一同大満足。
夕食には、デザートも出て、ビールやワイン、焼酎、梅酒、日本酒と宴会モードに突入。
楽しい宴でした。
9月20日(祝)
真夜中の1時半頃から雨が降り出し、4時起床時にも降り続く。
雨の中、テント撤収。5時半出発。
ひたすら、折立目指して、黙々と雨の中を進む。
雨は降っているが、風はなく、また、小雨なので、夏合宿で嵐を経験した新人2名にとっては、なんてことない。
どんどん下って行き、2時間半で登山口に下山。
車で温泉に向かい、汚れを落としてさっぱり。
そして、富山と言えば、お寿司を食べなきゃ!ということで、キトキト寿司に直行。
新鮮なネタで、おいしかったです。
初秋の山行は、山と沢を満喫できて、言うことなし!!
さあ、次は冬山に向けて、トレーニングに励みましょう。