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春山合宿 白馬乗鞍岳 4月 30, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年4月28日(夜)~30日
メンバー SGY,YMU,KWI,KDO,KDA,MRN
山行地域 白馬乗鞍岳
山行スタイル 雪山

4月29日 曇り

ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ栂池平へ。そんなに寒くない。
スキーヤーやボーダーの方に交じって登り始める。

 

いつもながら登り始めはしんどいが、自分のペースで歩くように心がける。
雪に足がとられ、足元ばかり見て、まわりを見回す余裕がない。

 

白馬乗鞍岳の斜面を登ったところで、雷鳥を発見した。
岩の間でじっとしている。みんなの視線に耐えかねたのか、雷鳥が走り出した。かわいい!
「雷鳥は幸運の印」と聞き、ついていけるか不安だった気持ちと荷物が軽くなった気がした。

白馬乗鞍岳の山頂を過ぎると右手眼下に真っ白な平地が広がっていた。白馬大池だ。
しばらく雪の世界に見とれる。
凍った池の上に雪が積もったところを歩く。
なんだか嬉しくなってきた。

 

山荘の煙突と屋根の棟だけが雪の上に出ていた。
ザックを下ろし、やおらスコップで雪面を四角に切り出し、ブロックを積み上げ壁にする。
先ほどまでと全く違う動きが楽しかった。
みるみる四角い囲いが出来上がる。
トイレも作った。こんなところで用をたせるのかしら。

白馬岳へのアタックが明日になったので、滑落停止の雪上訓練をすることになった。
雪上訓練を終え、テントに入るとあたたかい。
蓬莱峡と屯鶴峯の経験を思い出し、なんとか態勢を整える。
温かいココアがすごくおいしい。テントの中は狭いのですべて協力。
みんなの動きと声に気をかけている。翌朝は3時半起床ということで就寝。

明日に備えて寝なければと思えば思うほどなかなか眠れない。
少しうつらうつらしたかと思うとビュウビュウ、ドウドウという風の音に目が覚める。
テントが飛ばされるのではないかと怖くなるが、幾方向からも聞こえてくる寝息といびきが
安心感をもたらしてくれたのか、少し眠ることが出来た。

4月30日 曇りのち雨

朝、といっても真っ黒。ヘッデンの明るさを頼りに朝食準備。
思考がはっきりしないが、これもテント泊2回の経験のおかげでなんとか動ける。
曇っていて風があるが、寒くはない。

アタック装備でアイゼンをつける。アイゼンをつけるのは3度目で雪山は初めて。
昨日は夢中で歩いてきたが、よくここまで来たなと改めて思う。

アタック装備のため、ザックが軽く昨日よりペースよく登れる。ただ風が強い。
時折、耐風姿勢をとりながら歩いて行くと、目の前に小蓮華山が見えてくる。
白くてきれい。あんなところへ行けるのかしら?

 

左側に雪庇が出ている。草木の生えているところは大丈夫との声にはげまされて歩く。
突然、目の前を歩いていたMRNさんが雪面を踏み抜いた。
よくみると割れ目になっていて、そこに落ちたのだ。気をつけて歩かねば・・・。

 

尾根の右側は斜面になっていて、こちらも落ちたらあかんと気を引き締める。
そのとき、リーダーがスッと前に出られた。
リーダー陣が何か相談されていたが、天候、雪稜の状況、私たちの技術からここで撤退とのこと。
突然で事態がうまく飲み込めない。小蓮華山が目の前にあるのに残念。
そこで記念撮影をして引き返す。

下りの緩斜面で滑落停止の練習。なかなか滑らないけど、昨日よりはましかな。
風がだんだん強くなってくる。小蓮華山の方を見ると、風が渦巻いているのが見えた。
ここでもこんなにきついのに、さえぎるもののない稜線はどんなだろう?
片足をあげた途端に、強風で何度かこけてしまった。テントに戻って休憩をとる。
あたたかい飲み物がおいしい。

テントの外に出ると雨が降っていた。
雪じゃないの?そういえば寒くない、気温が高いということか。
下りはアイゼンもなしだ。雨のせいか雪が靴にくっつかないので歩きやすい。
天狗原辺りまで下ると、スキーヤーがいっぱいだった。途中からシリセード。
斜度がキツイうえに雪がシャーベット状になりつつある。みんな子どもにかえったみたいに楽しそう。
めいわくな穴をあけまくりあっという間に下った。

ロープウェイの乗り場付近でビーコンによる捜索練習。
雨と雷が激しくなってきたので、ロープウェイ乗り場に急いだ。

<行動記録>
4/29 栂池平9:25→天狗原11:00→白馬乗鞍岳12:30→白馬大池13:20(雪上訓練 14:00~14:40)
4/30 白馬大池4:45→小蓮華山手前のコル5:50→白馬大池(8:00~9:30)→白馬乗鞍岳10:00→
    天狗原(10:40~11:25)→栂池平11:45(ビーコン捜索訓練 11:45~12:15)


屯鶴峯 4月 17, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年4月16日(夜)~17日
メンバー YMU,KWI,SGY,KDO,KDA,MRN,NKZ,MTM
山行地域 屯鶴峯
山行スタイル アイゼンワーク、担荷

凝灰岩の奇岩群で有名な屯鶴峯で、アイゼンワークのトレーニングです。

土曜日の晩に、近鉄上ノ太子から1時間ほど歩き、ダイトレの起点でもある屯鶴峯に入りました。
今回は、春合宿と同じ6人のメンバーでテント泊です。
早朝からNKZさんとMTMさんが合流し、賑やかなパーティーになりました。

アイゼンワークも2回目ということで、前回よりも急な斜面をルートに選んだり、緩傾斜のトラバースなども練習しました。
アイゼンをきっちりとフラットに置けば、そう簡単には滑らないのですが、重心を落としてバランスをとるには、脚力が必要かもわかりません。急傾斜の登りでは、前爪を使うフロントポインティングも交え、2時間くらい歩き回りました。

アイゼンワークの後は、大和葛城山まで長丁場のボッカです。
荷物を背負って長い距離を歩くことに不安を感じる方も多いかも分かりませんが、
試してみれば、結構背負えるし、歩けるものです。

日常生活ではなかなかチャレンジできないトレーニングですが、仲間がいれば大丈夫。
葛城山ロープーウェイの最終に何とか間に合い、春合宿に向けた仕上げのトレーニングは無事に終了しました。

あとは、本番を迎えるだけです。

<行動記録>
  アイゼンワーク 屯鶴峯 7:20~9:20
  担荷 屯鶴峯9:30→二上山11:00→大和葛城山16:55

 

 

 


蓬莱峡 4月 03, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年4月2日(夜)~3日
メンバー SGY,KWI,MTM,KDA,KDO,EMR
山行地域 蓬莱峡
山行スタイル アイゼンワーク、担荷

いよいよ4月に入り、白馬岳デビューまで1ヶ月を切りました。

宝塚から最終バスで蓬莱峡に入り、初めてのテント泊。朝食準備、春山個人装備チェック、テントのチェックと、何もかもが初めてづくしです。

豊富な雪で覆われた北アルプスで使うアイゼンといえば、前爪のある12本爪アイゼン。今日から、アイゼンを装着して歩く練習です。

4月はまだ残雪期で、北アルプスの山々は豊富な雪で覆われていますが、さすがに、近郊に雪はありません。蓬莱峡は風化した花崗岩の岩山で、アイゼンで歩いたときの感触が、凍った雪面の状態によく似ています。

午前中は、アイゼンを取り付け、ピッケルをもって、風化した岩肌に12本の爪を同時につけて歩く練習です。どんな斜面でも、フラットフッティング、フラットフッティング・・・
最初は腰が引けていましたが、すぐに慣れて、しっかりとした足取りに変わりました。

アイゼンワークのトレーニングが終わったら、春山装備一式を担いで、座頭谷から大谷乗越経由で宝塚まで歩きました。

お天気にも恵まれ、白馬岳登頂に向けて、手応えを感じた一日でした。

<行動記録>
  アイゼンワーク 蓬莱峡 7:30~10:30
  担荷 蓬莱峡11:00→大谷乗越13:05→塩尾寺14:00→宝塚15:10


金剛山 3月 27, 2011 ( No Comments )

山行期間 2010年3月27日
メンバー SGY,KNS,KWI,YMU,WKM,KDA,MRN
山行地域 金剛山
山行スタイル 担荷

2回目の山行は、少し荷物を背負って金剛山です。
いろいろなルートがありますが、紀見峠から金剛山南尾根に取り付きました。

今週は寒かったためか、3月後半にもかかわらず、雪化粧をしていました。
少し、凍っていたところもあって、みんな慎重です。

体力をつけるには、長い時間を歩く、重い荷物を担いで歩く、速く歩くなどがありますが、
今回は、それぞれのメンバーに適した重さの荷物を担ぐトレーニングです。

金剛山の正式名称は葛木岳(1,125m)ですが、最高地点は葛木神社本殿の裏にあり、神域のため立入禁止。今回は、手前の湧出岳(1,112m)で登頂としました。
下降路は、炭焼場跡を通るタカハタ谷ルートをとりました。

リーダー陣は、元気いっぱいの新人さんに押され気味。
心地良い疲れで、今夜はよく眠れそうです。

<行動記録>
  南海紀見峠8:10→行者杉10:35→中葛城山12:35→金剛山(湧出岳)14:30→タカハタ谷→登山口16:00


六甲山 3月 13, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年3月13日
メンバー SGY,KNS,KWI,KDO,KDA,CHR
山行地域 六甲山
山行スタイル ハイキング

Bチーム71期の山行が、女性3名、リーダー3名で始まりました。

1回目は、芦屋川からロックガーデンを見ながら最高峰に至るゴールデンコース。芦屋川登山基地は、大勢のハイカーやクライマーで賑わっていました。晴男リーダー2名がいるためか、会心の冬晴れ。我らが新人3名も気合い十分・・・

今回は、イノシシに出会うことはありませんでしたが、ちょっとした岩場もあり、変化に富んだコース。先頭のKWIリーダーが飛ばし気味に歩いていましたが、みんな余裕の表情で最高峰に到達しました。

縦走路では六甲全山縦走の行事が行われていて人がいっぱい。トレランをやっている人も多く、本当に人であふれかえっていました。山頂からは有馬温泉に降りるルートもあるのですが、今回は宝塚までの長丁場です。1回目の山行なのでメンバーの体力が少し心配でしたが、まったく問題なく、予定の行程を踏破することができました。

これからの1年間が楽しみです。

<行動記録>
  阪急芦屋川9:05→高座の滝9:30→風吹岩10:20→六甲山12:15→塩尾寺15:10→宝塚16:00


卒業山行 2月 26, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年2月26日
メンバー SMZ,KNS,TKO,OKD,OSM,KSM,ARK,KDO
山行地域 槇尾の岩場
山行スタイル 卒業山行 岩登り

槇尾の岩場にて、70期卒業山行のクライミングを実施。

まずはリーダー陣の指導の下、今までの復習。


懸垂下降の準備中


登攀を見守るメンバー


クライミングをエンジョイ中

午前中は少し肌寒かったけれど、午後からは暖かい日差しが降り注ぎ、気持ちよくクライミングを楽しめました。

14時半頃に下山開始。次の目的地へ移動。

某所のログハウスにて、卒業宴会が執り行われる。

まずはビールで乾杯し、その後、ワイン、焼酎、日本酒とどんどん出てくる~


囲炉裏の炭火焼き

鍋もいい感じで出来上がり、徐々にお腹が一杯になる。

クライミング講習と夏合宿でお世話になったS氏とOさんをゲストとしてお迎えし、盛り上がる中、お二方からのデザートの差し入れがありました。

感謝感激して、おいしく頂く。

長いようで短かった1年間。

皆、よく頑張りました。

3月からはMチーム。

仲間と楽しく、活動していってくださいね。

お疲れさまでした。そして、卒業おめでとうございます。


武奈ヶ岳 1月 30, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年1月30日(夜)~31日
メンバー KNS,TKO,OKD,KSM,ARK,MRN,KDO
山行地域 武奈ヶ岳
山行スタイル 雪山

29日の晩に、大阪を車で出発。

坊村の某所にて、テント泊。

寝る前に小宴会を楽しむ。

翌朝は5時半起床。7時出発。

標識に従い、御殿山コースへ向かう。

ジグザグの登山道を進んでいると、だんだん滑りやすくなってきて、アイゼン装着。

トレースはばっちりあり、ひたすら前進のみ。

やがて、雪が深くなり、歩きにくくなってきたので、ワカンに履きかえる。

深く沈まなくなったので、気持ちよく歩ける。

樹林帯の中も、快適だ~

今年はやはり雪が多い。

目一杯、雪を満喫するぞー!!

御殿山を過ぎ、ワサビ峠からいよいよ西南稜へ突入。

風が冷たく、小雪も舞う中、ひたすら武奈ヶ岳山頂を目指す。

もうすぐ、山頂だ!!

山頂は、あいにくガスってて、眺望はなし。

風も強く、めちゃくちゃ寒い。

山頂の標識には、海老の尻尾がりっぱにできている。

皆で記念撮影をした後、早々に下山開始。

下山の足取りも軽やかに、皆、元気一杯。

途中、また、ワカンからアイゼンに履き換えて、急斜面を慎重に下る。

どんどん高度が下がり、下の町が見えてきたと思ったら、登山口に到着。

お疲れさまでした。

雪を堪能できた山行でした。


大峰 八経ヶ岳 1月 10, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年1月8日(夜)~10日
メンバー KNS,ARK,MRN
山行地域 大峰 八経ヶ岳
山行スタイル 雪山

1月8日(土)

21時河内長野駅を出発。
天川村に近付くと車外は雪景色。
道路は除雪してあったが、所々アイスバーンになっていて
タイヤがスリップして進んで行く。

1月9日(日)

朝7時出発。
登山口からすでに20CM以上の積雪。

栃尾辻避難小屋到着にはすでに4時間ぐらい経過していた。

交代でラッセル

大峰のモンスター

頂仙岳のトラバースでは膝上のラッセル。
時間切れで、平な所まで引き返してテント設営。
今日の行動は終了。

1月10日(祝)

目を覚ますと大量の積雪で、昨日つけたトレースが完全に消えていた。

テント撤収後、下山開始。

下山方向を確認しながら進む。

斜面のトラバースは慎重にexclamation×2

やっと役場の駐車場に到着。

残念ながら八経ヶ岳には登頂できず。
宿題ができてしまいました。
長時間のラッセル、お疲れ様でした。


冬合宿(甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳) 1月 02, 2011 ( No Comments )

山行期間 2010年12月29日(夜)~1月2日
メンバー KNS,TKO,OKD,OSM
山行地域 甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳
山行スタイル 冬山合宿

2010年12月30日(木)雪

前夜、21時に三国ケ丘駅前を出発し、戸台を目指す。夜中の2時過ぎに戸台入り。戸台の河原の駐車場に入る前が核心。坂道で一部凍結。スタッドレスタイヤではあるが4駆ではないので、進めず。停車して、チェーンを巻く。これでなんとか駐車場に到着。ほっ・・

駐車場奥にテントを張って仮眠。

6時起床。7時過ぎ出発。

今年は駐車してある車が少ない。入山者も少ないのだろうか?

すぐに河原に入って、延々と河原歩きが続く。途中、数回渡渉する。

曇り空から小雪が舞ってきた。

プラブーで河原歩きは堪える。早くちゃんとした雪の上を歩きたい!!

角平衛沢出合は、鋸岳に登る人との分岐である。
数パーティーが鋸岳方面に進む。

私達は直進。

やがて、核心の凍結した丸太橋に到着。

面倒だが、冷たい川に落ちるのを避けるため、アイゼンを装着。無事、渡る。

ここからしばらく進むと、ジグザグに斜面を登って行くことになる。
今度はここが第二の核心となる。

また、一部、凍っていて、壺脚では滑る滑る・・

結局、また、アイゼンを装着し、以後、履いたまま進む。

樹林帯の中をどんどん進み、積雪量も増えてきて、いい感じ~るんるん

大平山荘が見えてきて、ここからしばらく行くと、ようやく林道に出る。

本日のテン場は、駒仙小屋のキャンプ場。
やはり、テント数がかなり少ない。
テント受付に行くと、小屋の人に、「2つ玉低気圧が来てますから、天気悪いですよ・・。入山してる人も少ないので、先行トレースもないと思ってください」と言われ・・、着く早々、意気消沈。

テントに入って、とりあえずティータイム。

いつもは、小屋の前の水汲み場で、冬でも水が出ているのだが、今年はないようで、沢の水を汲んで、煮沸して飲んでくださいとのこと。

行動食の残りを出し合って、つまみにし、お酒もでてきて、小宴会。

時間になると、夕食も作り始めて、日が暮れていく。

さて、明日の天気はいかに?

確かに天気図を描くと、低気圧が一杯あるようだが・・

晴雄パワーに期待exclamation×2

2010年12月31日(金)晴れ

5時起床。7時過ぎ出発。

今日は甲斐駒ヶ岳を目指す。

昨日は一日中雪が降り続き、テン場もかなり雪が積もった。

仙水小屋までもトレースはバッチリ。
小屋から先もトレースがあり、ラッキーと思っていたら、先行者が見えてきた。
5人ほどのパーティーで、ラッセルに苦労している。
仙水峠で追い付き、今度は私達が先頭で行かねばと行きかけると、後続のパーティーのうちの二人が先行出発。彼らはラッセルに慣れているらしく、速いのなんのって。

必死で、後を付いて行って、交代でラッセル。
深い所では胸まで潜り、なかなか前に進まない。

新人2名は、初ラッセルに疲労困憊。

まあ、無理もない。

やがて、後から、休憩していた先行パーティーの5人組がやってきて、皆で交代でラッセルしながら進む。

ふと、2時間近く休憩してないことに気づき、私達は休憩のため離脱。
久しぶりに口にする暖かい飲み物と行動食にほっとする。

富士山が遠くに顔を出し、空はどこまでも青い。いい天気晴れ

樹林帯を抜け、駒津峰を目指す。
アイゼンを引っかけないように、慎重に進む。

風も強くなり、飛ばされないようにしながら一歩一歩確実に前進。

ようやく、駒津峰に到着。風が避けれる所で休憩。

すでに13時前で、時間切れ。これから先に進んでも、体力も持たないと判断。下山することに決定。

ここから先に進んだのは、結局、当初の先行パーティーのみ。

下りは、速い速い。トレースがしっかりあるので、楽ちん手(チョキ)

途中、登ってくるパーティーに出会ったが、彼らはどこまで行く気だろうか?

仙水峠で大休憩。摩利支天が良く見える。氷瀑化した滝も見える。
眺望を満喫して、テン場に戻る。

今日は大晦日ということで、夕食は年越しそばを頂く。

ああ、今年も終わり・・

2011年1月1日(祝)

3時起床。5時出発。今日は仙丈ヶ岳を目指す。

ヘッドランプを点けて、テン場を出発。
樹林帯の中をジグザグに進む。
とても静かで、雪を踏みしめる音だけが響く。
やがて、初日の出がお目見えぴかぴか(新しい)

昨日、仙丈ヶ岳に登った人がいたのか、トレースはバッチリ。
今日は先行者は一人だけのようだ。

4合目、5合目と順調に高度を稼ぎ、森林限界手前で、アイゼンを装着。かなり寒い。
普段は行動着は着ずに、アンダーシャツの上にヤッケだけだが、今日は行動着を着て、その上にヤッケを着る。目出帽も装着。準備万端。

森林限界を超えると、風は冷たく、頬に突き刺さる。目出帽をすっぽり被っても、目は出てるので、まつ毛が凍る。サングラスを掛けると曇って前が見えにくい。取ったり外したり・・

小仙丈ヶ岳にようやく到着。

ここからの眺望もなかなかすごい。

富士山や北岳も見え、圧巻だ。

ここで休憩し、ここから先は諸事情により、2名のみで行く。

トレースはあるが、途中、一ヶ所、急斜面では完全に無く、先行者が交代でラッセルしていた。

トラバースでは、アイゼンを引っかけないように慎重に進み、ようやく念願の仙丈ヶ岳山頂に到着。

しかし、それまで眺望が良かったのに、山頂に着く頃にはガスで眺望なし。残念。

気温-16℃。この寒さのため、デジカメが反応せず、写真撮影を断念。

慎重に、来た道を戻る。

樹林帯に入って、ほっとし、残り2名が待つ5合目まで一気に下る。

「ホーホイ」

合図して、合流。

大滝の頭で大休憩。

4人そろって、テン場に戻る。

2011年1月2日(日)

今日は下山のみ。

3時に起床し、テント撤収。

竹ペグを掘り起こすのに苦労する。

それでも、予定通りの5時に出発。

ヘッドランプを点けながら、キャンプ場を後にする。

林道をてくてくと進み、やがて樹林帯に入る。

どんどん下って行き、ジグザグに進む。

樹林帯を超えると、あとは河原歩き。

ひたすら駐車場目指して進む。

9時半前に到着。

お疲れさまでした。

仙流荘で汗を流してスッキリして、ついでに昼食も食べる。

あとはひたすら車を走らせて、帰阪。

この冬合宿で、雪山の楽しさ、辛さ、怖さ?も体験できたことでしょう。

この経験を今後の雪山に生かしてください。


越百山 12月 19, 2010 ( No Comments )

山行期間 2010年12月17日(夜)~19日
メンバー SMZ,KNS,TKO,OKD,KSM,ARK,MRN
山行地域 越百山
山行スタイル 雪山

12月18日(土)

前夜21時半に三国ケ丘を2台の車で出発。

某道の駅にて、仮眠。

車に乗り込んで、登山口駐車場まで移動。

出発準備完了で7時40分頃に出発。

途中、道の側面につららが並ぶ光景に出くわす。

福栃平から登山道になり、ジグザグに進む。

初めての雪山、ワクワクドキドキ・・・

進むにつれ、ザックの重荷が辛い・・

足取りも重くなり、プラブーの歩き辛さも応えてくる。

目の前には、まだまだ登りが続く・・

1時間ごとに休憩してはいるが、次第に疲労が増す。

雪の量も多くなる。

やがて、トラバースしながら、雪面を進む。

壺脚なので滑落しないように、靴を雪面に踏み込み慎重に前進あるのみ。

そして、とうとう小屋の屋根が見えてきた。

到着~

ゆっくりする暇なく、すぐにテント設営のための整地に取りかかる。

まずは足で雪をならし、その後、スコップで整えていく。

ようやく、テントを広げて張る。

フライに竹ペグを付けて、雪に埋める。

何もかも初めての経験。

なるほど、こうするのか!

ようやく、テント設営完了。

避難小屋が空いているので、そこでティータイム。

身体が温まったら、行ける所までトレースを付けに出発。

わかんを装着し、空身で、初めてのラッセルに挑戦。

誰もまだ足を踏み入れてない雪の上に、自分が最初にトレースをつける気持ちよさ!

最高!!

昼から晴れてきて、太陽光がキラキラと雪面に反射して、なんてきれいなんだろう。

皆で先頭を交代しながら、ラッセル三昧。

森林限界が終わる所で、本日のトレース作りは終了。

ここからの眺望も、最高!!

越百山の山頂と月がマッチング。

しばらく眺望を満喫してから、来た道を戻る。

夕方になると、さすがに寒くなってくる。

さあ、お待ちかねのディナータイム。

今夜は小屋は誰も泊まらないようなので、小屋内で夕飯を作って食べることにする。

今夜のメニューはSMZシェフの闇鍋。

雪で水を作りながら、鍋の準備も着々と進む。

キャベツ、にんじん、大根、玉ねぎと生野菜が出てくる出てくる・・

これを運んでくれたARKさん、お疲れ様&ありがとう~

乾燥椎茸、ほうれんそう、キムチ、厚揚げ、肉・・

秘密の調味料、etc.

そして、ついに完成しました。

アツアツの鍋に下鼓・・

う、うまい~~~

どんどん具を食べて、2度3度と調味料で味を変えていき、その度においしさが増す。

もう、最高に幸せな時間を皆で共有できました。

SMZさん、どうもありがとうございました。

食べ終わると、また、冷気が身に染みてくる。

新人4名とリーダーで一番年若のTKOの総勢5名がテントで寝ることになる。

雪山テント生活の極意を聞きながら、眠りにつく・・・

12月19日(日)

4時45分起床。シュラフ、シュラフカバー、マットを片付けて、小屋に移動。

小屋で朝食作り開始。

昨日の残ったスープにご飯を入れて、雑炊。

これがまた、うまい!!

たっぷりとお茶も飲んで、アタック装備で出発。

今日はワカンではなく、アイゼンを装着して、越百山を目指す。

昨日のトレースがあるので、森林限界まではスムーズに進む。

そこから先は、未知の世界。

冷たい空気が頬を刺す。

目出帽がありがたい。

山頂が見えてきた!

山頂直下は、トラバースをするので、慎重に進む。

CLのSMZさんの「しっかりアイゼンを効かせて、谷側の足は下向きで、山側の足はまっすぐで進む。アイゼントレーニングでしたことを思い出せ!」と檄が飛ぶ。

緊張が走る。

でも、大丈夫。新人達は臆せず、前進。

そして、とうとう、待望の山頂に到着。

皆で握手して、記念撮影。

快晴で、雲海もすっごくきれい。

穂高連峰、南アルプス、富士山、御嶽山、乗鞍岳と、絶景に息を飲む。

来れて、良かった~

新人達の感動はひとしおです。

山頂から少し離れた、もう一つのピークに移動。

ここからの眺望も、また、最高~

ここの岩陰で、テルモスの暖かい紅茶を頂いて、ほっこり。

皆、笑顔で、最高だね。

帰りは下りなので、慎重に来た道を戻る。

テン場に着くと、すぐに撤収作業開始。

皆で手分けして、迅速に行動。

私達だけの貸切テン場にさようなら。

昨日のトレースをたどって戻る。

途中、転んだ人もいたけど、皆、無事に下山。

お天気に恵まれ、アイゼンもわかんも実践できて、プレ冬合宿山行は終了。

さあ、次は本番。

楽しみだね~