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蓬莱峡(岩登り) 8月 28, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年8月27日(夜)~28日
メンバー SGY, KNS, YMU, KOD, MRN, MTU, EMR, TMI, AMT, HKY
山行地域 蓬莱峡
山行スタイル 岩登り

槇尾の岩場に引き続き、今回は蓬莱峡で岩登りです。

蓬莱峡には、新人トレーニングによく使われている小屏風と大屏風の岩場があります。
まず最初に、小屏風手前の広場で、3点支持やフィックスロープによる安全確保について講習を行いました。

 

小屏風は岩尾根になっていて、岩場での基本動作と、フィックスロープの通過方法について実践練習を行いました。
かなり高度感があって、ホールドとスタンスを確認し、バランスとりながら歩く練習ができました。
小屏風の岩尾根からは、小川をはさんだ向かい側に大屏風の岩壁が見えていて、
後半は、大屏風でリードクライミングと懸垂下降を体験しました。

 

 


夏山合宿 裏銀座縦走(槍ヶ岳登頂) 8月 16, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年8月12日(夜)~16日
メンバー SGY, YMU, KWI, KDA, KDO, TMI
山行地域 裏銀座縦走(槍ヶ岳登頂)
山行スタイル 縦走

8月13日 快晴
初めての長期合宿。槍ヶ岳を目指す裏銀座コースは前から行ってみたかった所である。
初日は日本三大急登のひとつ、烏帽子岳までのブナ立尾根は疲れるであろうと考えていた。

朝からお天気に恵まれ快晴。青空の下みんなと賑やかに写真も撮りながらの登りで快調である。
コースタイムより早くに烏帽子小屋に到着。可憐なコマクサが出迎えてくれた。

そこからのニセ烏帽子岳の風景が、またいい感じである。

 

烏帽子岳の頂上はオベリスクがあり、特徴的な岩山で、岩稜の登りもあって面白かった。

頑張って早く小屋に着くことができ、烏帽子岳に登れて良かった。
また、夜の満月は下界では見ることが出来ない、大変明るく幻想的な世界であった。

8月14日 晴れ
2日目もお天気が良く、何度見ても美しいご来光を見て出発する。

 

快晴の下、剱岳と黒部湖、白馬岳から槍ヶ岳、穂高岳まで、北アルプスの大展望である。
遥か遠くに富士山、八ヶ岳、中央、南アルプスまでも見渡せる。
どこまでも続く峰々を眺めながら、これ以上ない快適な稜線歩きだ。

やがて、長い行動時間も感じずに、野口五郎岳から鷲羽岳を経て、三俣山荘のテント場に到着した。

 

 

 

 

8月15日 曇りのち雨
三俣山荘テント場の朝。鷲羽岳からの朝日を背に受けながら出発。
早朝の空気は澄んでいて凛としている。透明な空気の向こうに広がる雲海、この時間が一番好きだ。
三俣蓮華岳の巻き道を歩く。遠くに槍ヶ岳、今日はあの穂先に登るのだ。

 

近づいてきたとはいえ、まだあんな遠くにあり、無事到着できるのだろうか?
その不安を忘れさせてくれる見事なお花畑!気持ちのいい稜線歩き。

 

 

眼下に赤い屋根の双六小屋、その向こうにはジグザクの道がみえる樅沢岳、だんだんガスがかかってきた。
もう槍の穂先は見えない。昨日正面に見えた赤い硫黄尾根が左手に広がる。
左俣岳付近で野イチゴ?を発見、思わず口に入れる。

ブナ立尾根のブルーベリー?はすっぱかったが、こちらはまだ甘い。
ザレザレの西鎌尾根、「馬の背というより象の背中って感じですね」と軽口をたたきながら、千丈沢乗越に到着。
槍の頂上はガスで見えない。上昇気流に乗って黒い蝶が何匹も風に舞っていた。

飛騨沢から槍を目指す登山者が点のように見える、みんながあのてっぺんを目指している。
最後の登りは苦しい。

 

肩のすぐ手前で雷鳥がお出迎え。
春山合宿の時は真っ白い姿だったが、今回は茶色。母鳥の後を追い、2羽の雛鳥がピィピィ鳴いていた。
私たちの槍ヶ岳山荘到着を待っていたかのように雨が降り出した。

激しい雨。目の前に一瞬、薄茶色の小動物の姿。
イタチ?いえいえ、きっとオコジョなんでしょうね。しっかり見ればよかった、残念。

登頂は翌日早朝に変更。雨は小降りになり、殺生ヒュッテまで下り始めるが、ガスで視界が悪い上にぬれた岩がすべる。
ていねいに慎重に歩く。やっと到着したテント場は思い切り岩場。
大きな一枚岩のうえにテントを張るのだ。こんな硬い岩の上で眠れるだろうか?一晩中強い風。
フライが飛んで行きそうなくらいバタバタとうるさかった。

8月16日 曇り
朝食後、最小限の荷物で出発。風がつよい。ご来光は見えるかしら?

肩まで登るとトップを歩くように言われる。一瞬ひるんだが、ヘッデンの光があちこちに見受けられ大丈夫そう。
だんだん白んできた。日の出には間に合いそうにない。3,180mでの記念撮影に備え、登りながらちょこっとコスメタイム。
岩と鎖と梯子だけど、どこもしっかりしていて怖くはない。

最後の階段を登ると、人、人、人。高さに足がすくむどころか、今度は、登頂記念撮影の渋滞だ。
待っている間にゆっくりと四方を見渡すと、昨日歩いた西鎌尾根、穂高連峰、遠くに燕岳、私にわかるのはそれくらい。
見事なパノラマ、透き通った空気が清々しく美味しい、最高!

穂先から肩まで降りたところで、リーダーとメンバーが握手。なんか嬉しい。

 

テントを撤収し、あとは一気に下るだけ。槍沢方面からはたくさんの人が登ってくる。

春山合宿の白馬乗鞍岳、夏山の唐松~五竜岳、そして今回の合宿が、
北アルプス3回目にして初めての長丁場の槍ヶ岳裏銀座縦走。
メンバーにもお天気にも恵まれ、お花畑、雄大な山々、見るもの全てがすばらしく、

れを感じる暇もなく過ぎて行った3泊4日の稜線歩き。
同じ山でも角度が変わると違う表情を見せてくれる。
リーダーにいろいろ教えてもらいながら、あの山にも登ってみたい、歩いてみたい、行ってみたいと夢が広がっていく。

<行動記録>
8/13 高瀬ダム7:15→烏帽子小屋12:15→烏帽子岳14:30→烏帽子小屋15:40
8/14 烏帽子小屋5:15→野口五郎岳9:00→水晶小屋13:00→鷲羽岳16:00→三俣山荘17:25
8/15 三俣山荘5:15→巻道ルート→双六小屋8:20→樅沢岳9:10→千丈沢乗越12:45→槍ノ肩14:10→殺生ヒュッテ15:15
8/16 殺生ヒュッテ4:15→槍ヶ岳5:20→殺生ヒュッテ7:00→横尾11:55→上高地15:10


夏山 唐松岳~五竜岳 7月 17, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年7月15日夜~17日
メンバー KNS,KWI,KDA,EMR,TMI
山行地域 唐松岳~五竜岳
山行スタイル 縦走

朝5時20分、八方尾根ゴンドラ乗り場駐車場に到着。
ゴンドラが動きだしたので、身支度を済ませ、ゴンドラに乗車。

ゴンドラを降りリフトに乗り次ぐ。
 

白馬三山をバックに、ニッコウキスゲが満開でした。
 
  
八方池からの不帰嶮です。                                             

 
急な登りの途中に綺麗な花が群生していました。                                        
 

雪渓が所々出て来て、滑落しないように慎重に歩きました。

明日登る五竜岳が顔を覗かせています。

もうすぐ唐松岳山荘。

唐松岳山荘に到着。

 
山荘からの景色。
  
 
唐松岳頂上からの景色。
 

唐松山荘出発。岩稜帯を慎重に通過。

石楠花も咲いていました。

五竜山荘に到着。

テント設営後、昨夜、寝ていないので昼寝。夕日が沈む瞬間です。とても幻想的でした。
 

夜中、満月と五竜岳頂上です。
 
 
7月17日(快晴) 
 
日の出。

五竜岳頂上の景色(鹿島槍ヶ岳方面)。

白馬岳(唐松岳方面)。

 
五竜岳頂上からの下降、3点支持で慎重に下りています。

白岳頂上より。

振り返ると昨日登って来た八方尾根、唐松岳の稜線が美しい。

五竜小屋と五竜岳。

残雪の上を何箇所も下ります。すべらないように又踏み抜かない様に慎重に歩きました。
 
 
もうすぐゴンドラ乗り場のアルプスたいら、観光している人で賑わっていました。


二上山~紀見峠(カモシカ山行) 7月 03, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年7月2日夜~3日
メンバー KNS, YMU, KDA, KDO, EMR, TMI, MRN
山行地域 二上山~紀見峠
山行スタイル カモシカ山行

7月2日
23時、二上神社口駅出発
カモシカ山行とは、夜寝ずに歩く山行です。

色々なあじさいの花に見送られ、二上山では、沢山のホタルの乱舞が見られました。
木々の間から見える夜景も綺麗でした。
夜中の3時30分にテントを設営し、仮眠を取りました。即熟睡。

7月3日 
6時30分起床。朝食を済ませて出発。

 

大和葛城山ではロープウエイの定期検査で人が疎らでした。

 

水越峠を過ぎてしばらく歩くと金剛山の水場、水を頂くと冷たくて美味しい。
顔を洗うと眠気も吹っ飛びました。

 

二上神社口から、暗い道をライト一つで歩き、金剛山を越えて紀見峠までの長距離山行でしたが、いかがでしたか。
皆さん、いつか、今回のカモシカ山行の経験が役にたつことがあると思います。

本当にお疲れ様でした。


室内壁でフリークライミング 5月 29, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年5月29日
メンバー SGY,YMU,KNS,KDA,KDO,MRN,CHR,EMR,MTT
山行地域 クラックス
山行スタイル フリークライミング

百丈岩で2回目の岩登りの予定でしたが、台風2号の接近でさすがに雨になってしまいました。
残念ですが百丈岩は中止、室内壁のクラックスに変更となりました。
トップロープによるフリークライミングを楽しみ、確保の練習にも取り組みました。
雨ということもあって、Mチームのメンバーも来ていて、Mチームとの交流もできました。

最近はクライミングジムが数多く出来ていて、気軽にクライミングが楽しめる環境が整ってきました。
外岩に比べると天候に左右されず、何回でもすぐに登れる室内壁。
難しいルートが登れないと意地になり、すぐに腕や指がパンプ。

ひとりでできるボルダリングも人気があるようですが、
終わったらすぐにアイシングしましょう。

 

      

 

 


初めてのクライミング 槇尾山 5月 15, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年5月14日夜~15日
メンバー SGY,KNS,YMU,KDA,KDO,EMR,TMI,TMZ
山行地域 槇尾の岩場
山行スタイル 岩登り

71期生にとって初めての岩登り。
当会のホームゲレンデの槙尾山で基本技術講習会です。
最初は、駐車場のフェンスや大木を使って、基本的なロープワークを確認しました。

槙尾山は、近年フリールートが拓かれた仏岩が有名ですが、
槇尾山頂上から少し下ったところに蔵岩というゲレンデがあります。
人が少なく、落ち着いてトレーニングができる岩場で、
駐車場から山道を30分ほど歩いて、蔵岩にやってきました。

クライミングシューズ、ハーネス、ヘルメットの岩登り3点セットに身を固め、
新しいカラビナやシュリンゲを身にまとった71期生。
ロープでお互いを結び合い、いよいよクライミングの始まりです。

スラブ状の岩場で基本的な確保技術、岩登り、ロープワーク、懸垂下降を体験しました。

 

 

 

午後は、さらに上部のルンゼ状を登り、岩登りのシステムを体験しました。
岩を登ったときに見えた葛城の山々はいかがでしたでしょうか?

早朝から、岩登りを満喫した一日でした。

 

 


春山合宿 白馬乗鞍岳 4月 30, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年4月28日(夜)~30日
メンバー SGY,YMU,KWI,KDO,KDA,MRN
山行地域 白馬乗鞍岳
山行スタイル 雪山

4月29日 曇り

ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ栂池平へ。そんなに寒くない。
スキーヤーやボーダーの方に交じって登り始める。

 

いつもながら登り始めはしんどいが、自分のペースで歩くように心がける。
雪に足がとられ、足元ばかり見て、まわりを見回す余裕がない。

 

白馬乗鞍岳の斜面を登ったところで、雷鳥を発見した。
岩の間でじっとしている。みんなの視線に耐えかねたのか、雷鳥が走り出した。かわいい!
「雷鳥は幸運の印」と聞き、ついていけるか不安だった気持ちと荷物が軽くなった気がした。

白馬乗鞍岳の山頂を過ぎると右手眼下に真っ白な平地が広がっていた。白馬大池だ。
しばらく雪の世界に見とれる。
凍った池の上に雪が積もったところを歩く。
なんだか嬉しくなってきた。

 

山荘の煙突と屋根の棟だけが雪の上に出ていた。
ザックを下ろし、やおらスコップで雪面を四角に切り出し、ブロックを積み上げ壁にする。
先ほどまでと全く違う動きが楽しかった。
みるみる四角い囲いが出来上がる。
トイレも作った。こんなところで用をたせるのかしら。

白馬岳へのアタックが明日になったので、滑落停止の雪上訓練をすることになった。
雪上訓練を終え、テントに入るとあたたかい。
蓬莱峡と屯鶴峯の経験を思い出し、なんとか態勢を整える。
温かいココアがすごくおいしい。テントの中は狭いのですべて協力。
みんなの動きと声に気をかけている。翌朝は3時半起床ということで就寝。

明日に備えて寝なければと思えば思うほどなかなか眠れない。
少しうつらうつらしたかと思うとビュウビュウ、ドウドウという風の音に目が覚める。
テントが飛ばされるのではないかと怖くなるが、幾方向からも聞こえてくる寝息といびきが
安心感をもたらしてくれたのか、少し眠ることが出来た。

4月30日 曇りのち雨

朝、といっても真っ黒。ヘッデンの明るさを頼りに朝食準備。
思考がはっきりしないが、これもテント泊2回の経験のおかげでなんとか動ける。
曇っていて風があるが、寒くはない。

アタック装備でアイゼンをつける。アイゼンをつけるのは3度目で雪山は初めて。
昨日は夢中で歩いてきたが、よくここまで来たなと改めて思う。

アタック装備のため、ザックが軽く昨日よりペースよく登れる。ただ風が強い。
時折、耐風姿勢をとりながら歩いて行くと、目の前に小蓮華山が見えてくる。
白くてきれい。あんなところへ行けるのかしら?

 

左側に雪庇が出ている。草木の生えているところは大丈夫との声にはげまされて歩く。
突然、目の前を歩いていたMRNさんが雪面を踏み抜いた。
よくみると割れ目になっていて、そこに落ちたのだ。気をつけて歩かねば・・・。

 

尾根の右側は斜面になっていて、こちらも落ちたらあかんと気を引き締める。
そのとき、リーダーがスッと前に出られた。
リーダー陣が何か相談されていたが、天候、雪稜の状況、私たちの技術からここで撤退とのこと。
突然で事態がうまく飲み込めない。小蓮華山が目の前にあるのに残念。
そこで記念撮影をして引き返す。

下りの緩斜面で滑落停止の練習。なかなか滑らないけど、昨日よりはましかな。
風がだんだん強くなってくる。小蓮華山の方を見ると、風が渦巻いているのが見えた。
ここでもこんなにきついのに、さえぎるもののない稜線はどんなだろう?
片足をあげた途端に、強風で何度かこけてしまった。テントに戻って休憩をとる。
あたたかい飲み物がおいしい。

テントの外に出ると雨が降っていた。
雪じゃないの?そういえば寒くない、気温が高いということか。
下りはアイゼンもなしだ。雨のせいか雪が靴にくっつかないので歩きやすい。
天狗原辺りまで下ると、スキーヤーがいっぱいだった。途中からシリセード。
斜度がキツイうえに雪がシャーベット状になりつつある。みんな子どもにかえったみたいに楽しそう。
めいわくな穴をあけまくりあっという間に下った。

ロープウェイの乗り場付近でビーコンによる捜索練習。
雨と雷が激しくなってきたので、ロープウェイ乗り場に急いだ。

<行動記録>
4/29 栂池平9:25→天狗原11:00→白馬乗鞍岳12:30→白馬大池13:20(雪上訓練 14:00~14:40)
4/30 白馬大池4:45→小蓮華山手前のコル5:50→白馬大池(8:00~9:30)→白馬乗鞍岳10:00→
    天狗原(10:40~11:25)→栂池平11:45(ビーコン捜索訓練 11:45~12:15)


屯鶴峯 4月 17, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年4月16日(夜)~17日
メンバー YMU,KWI,SGY,KDO,KDA,MRN,NKZ,MTM
山行地域 屯鶴峯
山行スタイル アイゼンワーク、担荷

凝灰岩の奇岩群で有名な屯鶴峯で、アイゼンワークのトレーニングです。

土曜日の晩に、近鉄上ノ太子から1時間ほど歩き、ダイトレの起点でもある屯鶴峯に入りました。
今回は、春合宿と同じ6人のメンバーでテント泊です。
早朝からNKZさんとMTMさんが合流し、賑やかなパーティーになりました。

アイゼンワークも2回目ということで、前回よりも急な斜面をルートに選んだり、緩傾斜のトラバースなども練習しました。
アイゼンをきっちりとフラットに置けば、そう簡単には滑らないのですが、重心を落としてバランスをとるには、脚力が必要かもわかりません。急傾斜の登りでは、前爪を使うフロントポインティングも交え、2時間くらい歩き回りました。

アイゼンワークの後は、大和葛城山まで長丁場のボッカです。
荷物を背負って長い距離を歩くことに不安を感じる方も多いかも分かりませんが、
試してみれば、結構背負えるし、歩けるものです。

日常生活ではなかなかチャレンジできないトレーニングですが、仲間がいれば大丈夫。
葛城山ロープーウェイの最終に何とか間に合い、春合宿に向けた仕上げのトレーニングは無事に終了しました。

あとは、本番を迎えるだけです。

<行動記録>
  アイゼンワーク 屯鶴峯 7:20~9:20
  担荷 屯鶴峯9:30→二上山11:00→大和葛城山16:55

 

 

 


蓬莱峡 4月 03, 2011 ( No Comments )

山行期間 2011年4月2日(夜)~3日
メンバー SGY,KWI,MTM,KDA,KDO,EMR
山行地域 蓬莱峡
山行スタイル アイゼンワーク、担荷

いよいよ4月に入り、白馬岳デビューまで1ヶ月を切りました。

宝塚から最終バスで蓬莱峡に入り、初めてのテント泊。朝食準備、春山個人装備チェック、テントのチェックと、何もかもが初めてづくしです。

豊富な雪で覆われた北アルプスで使うアイゼンといえば、前爪のある12本爪アイゼン。今日から、アイゼンを装着して歩く練習です。

4月はまだ残雪期で、北アルプスの山々は豊富な雪で覆われていますが、さすがに、近郊に雪はありません。蓬莱峡は風化した花崗岩の岩山で、アイゼンで歩いたときの感触が、凍った雪面の状態によく似ています。

午前中は、アイゼンを取り付け、ピッケルをもって、風化した岩肌に12本の爪を同時につけて歩く練習です。どんな斜面でも、フラットフッティング、フラットフッティング・・・
最初は腰が引けていましたが、すぐに慣れて、しっかりとした足取りに変わりました。

アイゼンワークのトレーニングが終わったら、春山装備一式を担いで、座頭谷から大谷乗越経由で宝塚まで歩きました。

お天気にも恵まれ、白馬岳登頂に向けて、手応えを感じた一日でした。

<行動記録>
  アイゼンワーク 蓬莱峡 7:30~10:30
  担荷 蓬莱峡11:00→大谷乗越13:05→塩尾寺14:00→宝塚15:10


金剛山 3月 27, 2011 ( No Comments )

山行期間 2010年3月27日
メンバー SGY,KNS,KWI,YMU,WKM,KDA,MRN
山行地域 金剛山
山行スタイル 担荷

2回目の山行は、少し荷物を背負って金剛山です。
いろいろなルートがありますが、紀見峠から金剛山南尾根に取り付きました。

今週は寒かったためか、3月後半にもかかわらず、雪化粧をしていました。
少し、凍っていたところもあって、みんな慎重です。

体力をつけるには、長い時間を歩く、重い荷物を担いで歩く、速く歩くなどがありますが、
今回は、それぞれのメンバーに適した重さの荷物を担ぐトレーニングです。

金剛山の正式名称は葛木岳(1,125m)ですが、最高地点は葛木神社本殿の裏にあり、神域のため立入禁止。今回は、手前の湧出岳(1,112m)で登頂としました。
下降路は、炭焼場跡を通るタカハタ谷ルートをとりました。

リーダー陣は、元気いっぱいの新人さんに押され気味。
心地良い疲れで、今夜はよく眠れそうです。

<行動記録>
  南海紀見峠8:10→行者杉10:35→中葛城山12:35→金剛山(湧出岳)14:30→タカハタ谷→登山口16:00